JPH02299454A - ボイスコイルモータ - Google Patents
ボイスコイルモータInfo
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- JPH02299454A JPH02299454A JP11964389A JP11964389A JPH02299454A JP H02299454 A JPH02299454 A JP H02299454A JP 11964389 A JP11964389 A JP 11964389A JP 11964389 A JP11964389 A JP 11964389A JP H02299454 A JPH02299454 A JP H02299454A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- permanent magnet
- magnetic circuit
- center
- curvature
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 8
- 238000013459 approach Methods 0.000 abstract description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 8
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 235000010724 Wisteria floribunda Nutrition 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
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- 239000004927 clay Substances 0.000 description 1
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
- Moving Of Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野J
本発明は、ボイスコイル型のモータに関し、更に詳しく
は、その磁気回路を構成する永久磁石の形状を両端側が
幅広で且つ最大振角位置にあるコイル内に収まるように
して小型化を図ったボイスコイルモータに関するもので
ある。
は、その磁気回路を構成する永久磁石の形状を両端側が
幅広で且つ最大振角位置にあるコイル内に収まるように
して小型化を図ったボイスコイルモータに関するもので
ある。
このボイスコイルモータは、例えば固定磁気ディスク駆
動装置の磁気ヘッド位置決め用アクチェエータ等に好適
である。
動装置の磁気ヘッド位置決め用アクチェエータ等に好適
である。
[従来の技術]
磁気回路と可動コイルを組み合わせて位置決め駆動を行
うボイスコイルモータは従来公知であり、磁気回路の構
造、使用する永久磁石の磁気特性、可動コイルの形状等
により種々のタイプが開発されている。その一つに、中
央極となる板状の中央ヨークと、その両面に対してそれ
ぞれギャップを介して対向し外極となる永久磁石と、そ
れらの外側を囲むヨークとからなる磁気回路を使用し、
その中央ヨークを取り囲むようにソレノイド状のコイル
を配置して該中央ヨ−りに沿って揺動自在に軸支する構
造がある。
うボイスコイルモータは従来公知であり、磁気回路の構
造、使用する永久磁石の磁気特性、可動コイルの形状等
により種々のタイプが開発されている。その一つに、中
央極となる板状の中央ヨークと、その両面に対してそれ
ぞれギャップを介して対向し外極となる永久磁石と、そ
れらの外側を囲むヨークとからなる磁気回路を使用し、
その中央ヨークを取り囲むようにソレノイド状のコイル
を配置して該中央ヨ−りに沿って揺動自在に軸支する構
造がある。
この構造はヨーク及び中央ヨークの形状から、通常、「
日の字型」ボイスコイルモータと呼ばれている。
日の字型」ボイスコイルモータと呼ばれている。
従来技術では、使用する永久磁石の形状については特に
考慮が払われていない。
考慮が払われていない。
[発明が解決しようとする!1題〕
近年、固定磁気ディスク駆動装置の大容量化、高速化、
小型化の要求に伴い、高推力、推力−変位特性の平坦化
、小型化が望まれている。推力が小さいとアクセスタイ
ムが大きくなり、変位に対して推力が一定でないとアク
セスタイムにバラツキが生じる。高推力は粘土l!磁石
によって実現できた。しかしながら推力−変位特性の平
坦化と小型化には相反する面があるため、この二つの問
題を同時に解決する手法が求められてし)る。
小型化の要求に伴い、高推力、推力−変位特性の平坦化
、小型化が望まれている。推力が小さいとアクセスタイ
ムが大きくなり、変位に対して推力が一定でないとアク
セスタイムにバラツキが生じる。高推力は粘土l!磁石
によって実現できた。しかしながら推力−変位特性の平
坦化と小型化には相反する面があるため、この二つの問
題を同時に解決する手法が求められてし)る。
従来技術では、永久磁石両端近傍で磁界の強さが低下す
るのに伴う推力低下を次の対策で解決しようとしてきた
。それはボイスコイルモータの駆動回路に推力の低下を
考慮した回路を設ける方式(補償回路方式)と、永久磁
石をコイルの必要揺動領域よりも外側まで張り出して必
要揺動領域内での磁界の低下を防ぐ方式(T!1石拡大
方式)である。
るのに伴う推力低下を次の対策で解決しようとしてきた
。それはボイスコイルモータの駆動回路に推力の低下を
考慮した回路を設ける方式(補償回路方式)と、永久磁
石をコイルの必要揺動領域よりも外側まで張り出して必
要揺動領域内での磁界の低下を防ぐ方式(T!1石拡大
方式)である。
しかし前者の補償回路方式では、補償回路の分だけ回路
が?l!雑化する欠点があり、後者の磁石拡大方式では
、磁気回路自身が大きくなる問題がある。
が?l!雑化する欠点があり、後者の磁石拡大方式では
、磁気回路自身が大きくなる問題がある。
本発明の目的は、上記のような補償回路や大きな磁石を
使用することなく、変位に対する推力の変動が少なく、
且つ磁石の寸法を最少比に抑え小型化できるボイスコイ
ルモータを提供することにある。
使用することなく、変位に対する推力の変動が少なく、
且つ磁石の寸法を最少比に抑え小型化できるボイスコイ
ルモータを提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明に係るボイスコイルモータ夕は、基本的には従来
同様、磁気回路と可動部材との組み合わせからなる。磁
気回路は中央極となる板状の中央ヨークと、その両面に
対してそれぞれギャップを介して対向し外極となる永久
磁石と、それらの外側を囲むヨークとからなり、可動部
材は前記中央ヨークを取り囲むソレノイド状のコイルが
該中央ヨークに沿って揺動自在に軸支されている構造で
ある。
同様、磁気回路と可動部材との組み合わせからなる。磁
気回路は中央極となる板状の中央ヨークと、その両面に
対してそれぞれギャップを介して対向し外極となる永久
磁石と、それらの外側を囲むヨークとからなり、可動部
材は前記中央ヨークを取り囲むソレノイド状のコイルが
該中央ヨークに沿って揺動自在に軸支されている構造で
ある。
そして上記の目的を達成するため本発明では、永久磁石
の形状として、コイルと永久磁石とが重なる面積が、永
久磁石の中央から両端に近づくに従い増加し、且つコイ
ルが必要揺動8N!域で左右の最大振角位置のときに、
永久磁石の左右の端部がそれぞれコイル内に収まるよう
になっており、この点に特徴がある。
の形状として、コイルと永久磁石とが重なる面積が、永
久磁石の中央から両端に近づくに従い増加し、且つコイ
ルが必要揺動8N!域で左右の最大振角位置のときに、
永久磁石の左右の端部がそれぞれコイル内に収まるよう
になっており、この点に特徴がある。
[作用コ
上記のように永久磁石の形状として、コイルと永久磁石
とが重なる面積が、永久磁石の中央から両端に近づくに
従い増加すると、コイルに作用する推力はコイルが永久
磁石の端部に近づいても低下し難い。通常、永久磁石端
部近傍で磁界の強さが低下するのが、永久磁石とコイル
とが重なる面積の増大で補償され、永久磁石端部での推
力低下を抑制できる。
とが重なる面積が、永久磁石の中央から両端に近づくに
従い増加すると、コイルに作用する推力はコイルが永久
磁石の端部に近づいても低下し難い。通常、永久磁石端
部近傍で磁界の強さが低下するのが、永久磁石とコイル
とが重なる面積の増大で補償され、永久磁石端部での推
力低下を抑制できる。
また、上記のことからコイルの必要揺動領域内に永久磁
石が収まるようにでき、それによって永久磁石は小さく
なり、磁気回路の小型化が可能となる。
石が収まるようにでき、それによって永久磁石は小さく
なり、磁気回路の小型化が可能となる。
本発明に係るボイスコイルモータの全体構成を第3図に
示す。基本的には従来同様、磁気回路10と可動部材1
2との組み合わせからなる。
示す。基本的には従来同様、磁気回路10と可動部材1
2との組み合わせからなる。
磁気回路IOは、中央極となる板状の中央ヨーク14と
、その両面に対してそれぞれギャップを介して対向し外
極となる永久磁石16と、それらの外側を囲むヨーク1
8とから構成される。
、その両面に対してそれぞれギャップを介して対向し外
極となる永久磁石16と、それらの外側を囲むヨーク1
8とから構成される。
また可動部材12は、前記中央ヨーク14を取り囲むソ
レノイド状のコイル20が該中央ヨーク14に沿って揺
動自在に回転軸22で軸支されている構造である。
レノイド状のコイル20が該中央ヨーク14に沿って揺
動自在に回転軸22で軸支されている構造である。
本発明の特徴は、特に永久磁石16の形状である。第3
図のY方向からの投影図を第1図に示す。これはコイル
20の1位置と永久磁石16の形状との関係を示してい
る。
図のY方向からの投影図を第1図に示す。これはコイル
20の1位置と永久磁石16の形状との関係を示してい
る。
永久磁石16の形状は、コイル20と永久磁石16とが
重なる面積(第1図で斜線を付した部分)が、永久磁石
16の中央Scから両端Seに近づくに従い増加しくS
e>SC)、且つコイル20の必要揺動領域で左右の最
大振角位置のとき永久磁石I6の左右の端部Meがそれ
ぞれコイル20内におさまるようになっている。ここで
は、コイル20の揺動円弧軌跡Cに沿った内側と外側の
縁部Mi、Moが、共に可動部材の軸支点OC側に湾曲
中心Of、Ooをもち、且つ内側の縁部Miの曲率半径
R4が外側の縁部Moの曲率半径ROより小さく設定さ
れている(即ち、Rr < RO) mこのようにする
と、コイル20の揺動円弧軌跡Cに対して直角方向の永
久磁石16の長さは、コイル20が永久磁石16の中央
に位置するとき(Lc)は短(、端部に位置するとき(
Le)は長くなる( L c < L e ) *この
ため、上記のようにコイル20と永久磁石16とが重な
る面積Sc、Seは、永久磁石I6の端部に近づくほど
増加する(Sc<Se)。
重なる面積(第1図で斜線を付した部分)が、永久磁石
16の中央Scから両端Seに近づくに従い増加しくS
e>SC)、且つコイル20の必要揺動領域で左右の最
大振角位置のとき永久磁石I6の左右の端部Meがそれ
ぞれコイル20内におさまるようになっている。ここで
は、コイル20の揺動円弧軌跡Cに沿った内側と外側の
縁部Mi、Moが、共に可動部材の軸支点OC側に湾曲
中心Of、Ooをもち、且つ内側の縁部Miの曲率半径
R4が外側の縁部Moの曲率半径ROより小さく設定さ
れている(即ち、Rr < RO) mこのようにする
と、コイル20の揺動円弧軌跡Cに対して直角方向の永
久磁石16の長さは、コイル20が永久磁石16の中央
に位置するとき(Lc)は短(、端部に位置するとき(
Le)は長くなる( L c < L e ) *この
ため、上記のようにコイル20と永久磁石16とが重な
る面積Sc、Seは、永久磁石I6の端部に近づくほど
増加する(Sc<Se)。
コイル20が中央から揺動するのに従い、磁界の強さが
低下するのに対して、コイル20と永久磁石16とが重
なる面積が増加することで推力Fの低下が補われる。こ
こでボイスコイルモータの推力FはF=B I Lで与
えられる(但し、■は電流、Lはコイルの実効長さ、B
は電流の方向に対して垂直の磁界の強さのコイル長さし
に沿った積分である)。つまり永久磁石16の端部近傍
での磁界の強さの低下分を、コイル20の実効長さをL
cからLeに、積分する面積をScからSeに増加させ
ることで補い、コイルの変位に伴う推力Fの変動が抑制
される。
低下するのに対して、コイル20と永久磁石16とが重
なる面積が増加することで推力Fの低下が補われる。こ
こでボイスコイルモータの推力FはF=B I Lで与
えられる(但し、■は電流、Lはコイルの実効長さ、B
は電流の方向に対して垂直の磁界の強さのコイル長さし
に沿った積分である)。つまり永久磁石16の端部近傍
での磁界の強さの低下分を、コイル20の実効長さをL
cからLeに、積分する面積をScからSeに増加させ
ることで補い、コイルの変位に伴う推力Fの変動が抑制
される。
また永久磁石16の端部でコイル20とが重なる面積が
増大するため、永久磁石16の端部Meがコイル20の
必要揺動領域から張り出さなくてもコイル20が中央に
位置している場合と同様の推力を発生させることができ
る。このように永久磁石16の形状を決定する。
増大するため、永久磁石16の端部Meがコイル20の
必要揺動領域から張り出さなくてもコイル20が中央に
位置している場合と同様の推力を発生させることができ
る。このように永久磁石16の形状を決定する。
第2図A−Fはそれぞれ本発明の実施例を示している。
への例はコイル2oの揺動円弧軌跡に沿った内側と外側
の縁部Mi、Moが、共に可動部材の軸支点Ocに対し
て反対側に湾曲中心Of、00をもち、且つ内側の縁部
Mlの曲率半径Riが外側の縁部Moの曲率半径Roよ
り大きく設定されている(即ち、Ri>Ro)。
の縁部Mi、Moが、共に可動部材の軸支点Ocに対し
て反対側に湾曲中心Of、00をもち、且つ内側の縁部
Mlの曲率半径Riが外側の縁部Moの曲率半径Roよ
り大きく設定されている(即ち、Ri>Ro)。
Bに示す例は、コイル20の揺動円弧軌跡に沿った内側
と外側の縁部Mi、Moが、共に直線状になってる。こ
れは上記Aの例で永久磁石の両縁部の曲率が最大になっ
た場合の極限とみることができる。
と外側の縁部Mi、Moが、共に直線状になってる。こ
れは上記Aの例で永久磁石の両縁部の曲率が最大になっ
た場合の極限とみることができる。
Cの例は、コイル20の揺動円弧軌跡に沿った内側と外
側の縁部Mi、Moが、共に可動部材の軸支点Oc側に
湾曲中心O1,Ooをもち、且つ内側の縁部M+の曲率
半径Riが外側の縁部Moの曲率半径Roより小さく設
定されている(即ち、Ri<Ro)。
側の縁部Mi、Moが、共に可動部材の軸支点Oc側に
湾曲中心O1,Ooをもち、且つ内側の縁部M+の曲率
半径Riが外側の縁部Moの曲率半径Roより小さく設
定されている(即ち、Ri<Ro)。
Dの例はコイル20の揺動円弧軌跡に沿った内側と外側
9縁部Mi、Moのうち、外側の縁部Moが可動部材の
軸支点Ocに対して反対側に湾曲中心Ooをもち、内側
の縁部Miは直線状になっている。
9縁部Mi、Moのうち、外側の縁部Moが可動部材の
軸支点Ocに対して反対側に湾曲中心Ooをもち、内側
の縁部Miは直線状になっている。
Eの例はコイル20の揺動円弧軌跡に沿った内側と外側
の縁部Mi、Moのうち、外側の縁部Moが可動部材の
軸支点Ocに対して反対側に湾曲中心00をもち、内側
の縁部Miは可動部材の軸支点Oc側に湾曲中心Ooを
もつようになっている。
の縁部Mi、Moのうち、外側の縁部Moが可動部材の
軸支点Ocに対して反対側に湾曲中心00をもち、内側
の縁部Miは可動部材の軸支点Oc側に湾曲中心Ooを
もつようになっている。
Fの例はコイル20の揺動円弧軌跡に沿った内側と外側
の縁部Mi、Moのうち、内側の縁部Miが可動部材の
軸支点Oc側に湾曲中心00をもち、外側の縁部MOは
直線状になっている。
の縁部Mi、Moのうち、内側の縁部Miが可動部材の
軸支点Oc側に湾曲中心00をもち、外側の縁部MOは
直線状になっている。
次に第1図において破線で示す永久磁石形状の場合(比
較例)との推力Fの比較結果を第4図に示す、第4図に
おいて実線は本発明品、破線は比較例を示している。コ
イルの必要揺動領域の全体にわたって、本発明品は比較
例に比べて推力Fが平坦化する。比較例の場合、これを
改善するためにはコイルの必要揺動範囲に対して永久磁
石を大きくしなければならない、その様子を第5図に示
す、実線で示した永久磁石16は本発明品である。それ
に対して仮想線で示した永久磁石16aは比較例の場合
である。
較例)との推力Fの比較結果を第4図に示す、第4図に
おいて実線は本発明品、破線は比較例を示している。コ
イルの必要揺動領域の全体にわたって、本発明品は比較
例に比べて推力Fが平坦化する。比較例の場合、これを
改善するためにはコイルの必要揺動範囲に対して永久磁
石を大きくしなければならない、その様子を第5図に示
す、実線で示した永久磁石16は本発明品である。それ
に対して仮想線で示した永久磁石16aは比較例の場合
である。
このように外側と内側の縁部が、共に同じ曲率中心を持
つ構造では必然的に永久磁石16aが大きくならざるを
得す、それに対応して中央ヨークや外側のヨークも仮想
線で示すように大きくなってしまう。
つ構造では必然的に永久磁石16aが大きくならざるを
得す、それに対応して中央ヨークや外側のヨークも仮想
線で示すように大きくなってしまう。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本
発明はこのような構成のみに限定されるものではない。
発明はこのような構成のみに限定されるものではない。
永久磁石の両縁部の湾曲面は必ずしも完全な円弧である
必要はなく、円弧に近い形状、例えば楕円の一部、複数
の線分を連ねて円弧のようにしたものでもよい。
必要はなく、円弧に近い形状、例えば楕円の一部、複数
の線分を連ねて円弧のようにしたものでもよい。
[発明の効果]
本発明に係るボイスコイルモータは、上記のように、永
久磁石の形状として、コイルと永久磁石とが重なる面積
が、永久磁石の中央から両端に近づくに従い増加し、且
つコイルが必要揺動領域で左右の最大振角位置のとき永
久磁石の左右の端部がそれぞれコイル内に収まるように
なっているから、従来技術のような補償回路を使用しな
くても推力−変位特性を平坦化でき、且つ永久磁石の寸
法を必要最小限に抑えて磁気回路を小型化できる効果が
ある。
久磁石の形状として、コイルと永久磁石とが重なる面積
が、永久磁石の中央から両端に近づくに従い増加し、且
つコイルが必要揺動領域で左右の最大振角位置のとき永
久磁石の左右の端部がそれぞれコイル内に収まるように
なっているから、従来技術のような補償回路を使用しな
くても推力−変位特性を平坦化でき、且つ永久磁石の寸
法を必要最小限に抑えて磁気回路を小型化できる効果が
ある。
また本発明は中央ヨークを有し、その両側がヨークによ
って閉じた磁気回路を有しているため、漏洩磁束が少な
く、外部に対して磁気的悪影響を与え難く、その点から
みても小型化に適している。
って閉じた磁気回路を有しているため、漏洩磁束が少な
く、外部に対して磁気的悪影響を与え難く、その点から
みても小型化に適している。
従って本発明によってアクセススピードが速く、且つそ
のバラツキの少ない小型軽量の磁気ヘッド位置決め用ア
クチュエータが得られる。
のバラツキの少ない小型軽量の磁気ヘッド位置決め用ア
クチュエータが得られる。
第1図は本発明に係るボイスコイルモータの永久磁石の
形状とコイルの位置関係を示す説明図、第2図A−Fは
それぞれ本発明の実施例でのコイルと永久磁石との重な
りの関係を示す説明図、第3図はボイスコイルモータの
概略構成図、第4図は本発明品と比較例とのコイル必要
揺動領域と推力の関係を示すグラフ、第5図は本発明品
と比較例との磁気回路寸法を示す説明図である。 10・・・磁気回路、12・・・可動部材、14・・・
中央ヨーク、16・・・永久磁石、1B・・・ヨーク、
20・・・コイル、C・・・コイルの揺動円弧軌跡、M
+・・・永久磁石の内側の縁部、MO・・・永久磁石の
外側の縁部、Me・・・永久磁石の端部、oi・・・内
側の縁部の湾曲中心、Oo・・・外側の縁部の湾曲中心
、Oc・・・コイルの軸支点、Sc・・・中央でコイル
と永久磁石とが重なる面積、Ss・・・端部でコイルと
永久磁石とが重なる面積。 特許出願人 富士電気化学株式会社 代 理 人 茂 見 穣第 1
図 第2図 A C[)
E 第3図 第4図
形状とコイルの位置関係を示す説明図、第2図A−Fは
それぞれ本発明の実施例でのコイルと永久磁石との重な
りの関係を示す説明図、第3図はボイスコイルモータの
概略構成図、第4図は本発明品と比較例とのコイル必要
揺動領域と推力の関係を示すグラフ、第5図は本発明品
と比較例との磁気回路寸法を示す説明図である。 10・・・磁気回路、12・・・可動部材、14・・・
中央ヨーク、16・・・永久磁石、1B・・・ヨーク、
20・・・コイル、C・・・コイルの揺動円弧軌跡、M
+・・・永久磁石の内側の縁部、MO・・・永久磁石の
外側の縁部、Me・・・永久磁石の端部、oi・・・内
側の縁部の湾曲中心、Oo・・・外側の縁部の湾曲中心
、Oc・・・コイルの軸支点、Sc・・・中央でコイル
と永久磁石とが重なる面積、Ss・・・端部でコイルと
永久磁石とが重なる面積。 特許出願人 富士電気化学株式会社 代 理 人 茂 見 穣第 1
図 第2図 A C[)
E 第3図 第4図
Claims (1)
- 1、磁気回路と可動部材との組み合わせからなり、該磁
気回路は中央極となる板状の中央ヨークと、その両面に
対してそれぞれギャップを介して対向し外極となる永久
磁石と、それらの外側を囲むヨークとからなり、可動部
材は前記中央ヨークを取り囲むソレノイド状のコイルが
該中央ヨークに沿って揺動自在に軸支されている構造の
ボイスコイルモータにおいて、前記永久磁石の形状は、
コイルと永久磁石とが重なる面積が、永久磁石の中央か
ら両端に近づくに従い増加し、且つコイルが必要揺動領
域で左右の最大振角位置のときに永久磁石の左右の端部
がそれぞれコイル内に収まるようにしたことを特徴とす
るボイスコイルモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11964389A JPH02299454A (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | ボイスコイルモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11964389A JPH02299454A (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | ボイスコイルモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02299454A true JPH02299454A (ja) | 1990-12-11 |
Family
ID=14766527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11964389A Pending JPH02299454A (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | ボイスコイルモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02299454A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0613579A1 (en) * | 1991-11-22 | 1994-09-07 | Conner Peripherals, Inc. | Small size constant torque voice coil motor |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5930619U (ja) * | 1982-08-19 | 1984-02-25 | 未来工業株式会社 | 可撓電線管斜め立上部保持具 |
JPS6354863A (ja) * | 1986-08-25 | 1988-03-09 | Fujitsu Ltd | フアクシミリ原稿送信方式 |
JPS63140655A (ja) * | 1986-12-01 | 1988-06-13 | Seiko Epson Corp | ヘツド位置決め装置 |
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1989
- 1989-05-12 JP JP11964389A patent/JPH02299454A/ja active Pending
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