JPH0229913A - 加工量検知用マーカー及び該マーカーを用いた薄膜磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

加工量検知用マーカー及び該マーカーを用いた薄膜磁気ヘッドの製造方法

Info

Publication number
JPH0229913A
JPH0229913A JP8655189A JP8655189A JPH0229913A JP H0229913 A JPH0229913 A JP H0229913A JP 8655189 A JP8655189 A JP 8655189A JP 8655189 A JP8655189 A JP 8655189A JP H0229913 A JPH0229913 A JP H0229913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
marker
layer
thin film
processing
contour
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8655189A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07101486B2 (ja
Inventor
Naoto Matono
直人 的野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP1086551A priority Critical patent/JPH07101486B2/ja
Publication of JPH0229913A publication Critical patent/JPH0229913A/ja
Publication of JPH07101486B2 publication Critical patent/JPH07101486B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、高密度の磁気記録或は再生に好適な薄膜磁気
ヘッドの構造及び製造方法に関し、更に具体的には、磁
気ヘッドの磁気記録媒体との対向部を所定形状に研磨加
工する過程で、加工量を検知する為のマーカーと、該検
知用マーカーを利用した磁気ヘッド製造方法に関するも
のである。
(ロ)従来の技術 薄膜磁気ヘッドは、真空蒸着或いはスパッタリング法、
7オトリソグラフイー等の薄膜形成技術を利用して、基
板上に磁気回路、導体コイル、電極等を構成する薄膜を
、絶縁層を介して積層したものであり、従来のバルク型
磁気ヘッドに比べて、小形化、高密度化を容易である利
点を有している。
しかし薄膜磁気ヘッドに於いては、磁気ギャップ部の磁
気記録媒体面と直交する方向の深さ寸法(ギャップデプ
ス)がバルク型磁気へ・ソドに比べて極めて小さいから
、磁気記録媒体との対向面を研磨加工する際には、例え
ば1μm以下という高い加工精度が必要である。
そこで、実公昭62−35133号公報(GlIB5/
31)に於いて、第8図の如く磁性コア(5)、コイル
導体(2)(3)等を設けた基板(1)の上面に、加工
量を検知する為の一対のマーカー(4)(4)を薄膜に
よって形成した磁気ヘッドが提案されている。
両マーカー(4)(4)は、外形が夫々直角二等辺三角
形を呈し、該三角形の頂点の位置が、各磁気ギャップ部
のギャップデプス方向の終端位置(5a)(5a)を結
ぶA−A線の上に一致し、且つ該三角形の底辺が加工進
行方向に直交している。
該磁気ヘッドの製造工程に於いては、例えば図中のB−
B線の位置まで研磨加工が進んだとき、両マーカー膜の
幅Wa、Wbを測定することにより、マーカーの三角形
の相似を利用して、そのときのギャップデプスDgを算
出することが出来る。=又、角測定値Wa、Wbに差が
生じているときは、その偏差によって、加工面のA−A
線に対する傾き角度を知ることが出来る。
ところが上記薄膜磁気ヘッドに於いては、マーカーの幅
Wa、Wbの測定値にのみ基づきギャップデプスを算出
し、所定のギャップデプスが得られた時点で加工を終了
するから、研磨加工の際にマーカーの三角形がマーカー
自体のカケや塑性変形等によって崩れた場合、幅Wa、
Wbの測定値とギャップデプスとの比例関係が失われ、
加工終了後のギャップデプスに大きな誤差が生じること
になる。
この問題を解決せんとして、マーカーを多数設けること
は、磁気ヘッドの大形化を招来する。
一方、特開昭62−232718号公報(GlIB5/
31)には、基板上に一対のマーカー膜を上下の位置関
係で形成し、研磨加工面に現れた一方のマーカー膜の幅
を測定することによって、ギャップデプスを算出するこ
とが出来る薄膜磁気ヘッドが提案されている。しかし、
該磁気ヘッドに於いては、加工途中に於ける加工残余量
を知ることが出来ない問題がある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は上記従来例の欠点に鑑み為されたものであり、
たとえ加工時の変形等によって形状が多少筋れても、加
工が所定量に達していない状態、加工が所定位置まで進
んだ時点、及び加工が所定位置を超えて進んだ状態の夫
々を、容易且つ正確に検知することが出来る加工量検知
用マーカーと、これを用いた薄膜磁気ヘッドの製造方法
を提供することを目的とするものである。
また、本発明は加工工程における加工残余量或は加工超
過量を高精度で測定出来る検知用マーカーと、これを用
いた薄膜磁気ヘッドの製造方法を提供することを目的と
するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明の加工量検知用マーカーは、基板上面に夫々所定
の平面形状を有する第1及び第2のマーカー層を前記第
1のマーカー層のみからなる第1検知部と、前記第2の
マーカー層のみからなる第2検知部と、前記第1、第2
のマーカー層が重なっている第3検知部とが形成される
ように積層し、前記両マーカー層の外形を形成する輪郭
辺のうち第2検知部と第3検知部との境界線を形成する
輪郭辺(7d)と、第1検知部と第3検知部との境界線
を形成する輪郭辺(8d)とは互いに交叉し、これらの
輪郭辺の内、少な(とも一方の輪郭辺は加工進行方向に
対して所定角度だけ傾斜すると共に、これらの輪郭辺の
交叉点は、所定の加工終了位置に配置されていることを
特徴とする。
更に、本発明の加工量検知用マーカーは、前記輪郭辺(
7d)(8d)が共に加工進行方向に対して傾斜してお
り、前記輪郭辺(7d)(8d)の交叉によって形成さ
れる4つの領域のうち前記加工進行方向の前後に位置す
る2つの領域のどちらか一方に前記第3検知部を配置し
ていることを特徴とする。
更に、本発明の加工量検知用マーカーは、前記第1のマ
ーカー層と前記第2のマーカー層とが互いに、前記輪郭
辺(7d)(8d)の交叉点を通り加工進行方向と平行
である仮想線に対して線対称であることを特徴とする。
更に、本発明の加工量検知用マーカーは、前記第1のマ
ーカー層及び第2のマーカー層が導電資材から形成され
、両マーカー層の間には絶縁層が介装されていることを
特徴とする。
また、本発明の薄膜磁気ヘッドの製造方法は、記録媒体
との対向部を形成する研磨加工が加工面に現れる上記加
工量検知用マーカーの端面形状を観察しつつ進められる
ことを特徴とする。
(ホ)作用 上記構成の加工量検知用マーカー及び該マーカーを用い
た薄膜磁気ヘッド製造方法に依れば、加工が所定位置に
達する前の状態、或は所定位置を超えて行なわれた場合
には、加工面に現れる一対のマーカー層の重複部分の有
無に基づいて、何れの加工進行状態であるかを視覚的に
判断出来ると共に、加工進行方向に対して傾斜する辺を
有する少なくとも一方のマーカー層の幅を測定すること
により、そのときのギャップデプスや加工残余量を高精
度で算出することが出来る。
加工が所定位置まで進むと、加工面に現れる両、マーカ
ー層の端面が、加工終了位置を表わす前記交叉点を接点
として、互いに突き合った状態となり、この状態は視覚
的に正確に検知することが出来る。
又、加工に伴ってマーカーが多少変形したとしても、上
記の3つの加工進行段階に於ける一対のマーカー層の重
複状態に変化は生じないがら、各加工進行段階を正確に
知ることが出来る。
(へ)実施例 以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を詳細に説明
する。
本実施例の薄膜磁気ヘッドは、第1図の如く第1及び第
2導体コイル層(2)(3)、上部磁性コア(5)等を
具えた複数の磁気ヘッド部を、トラ・7り幅方向(図中
の左右方向)に配列したマルチトラック型磁気ヘッドで
あって、図中の2方向にD−D線の位置まで研磨加工を
施すことによって、各ヘッド部のギャップデプスDgが
所定値に規定される。
第7図は研磨加工終了後の磁気ヘッド部の構造を示して
おり、磁性或は非磁性の基板(1)上に、センダスト製
の下部磁性コア(51)、ギャップスペーサ(9)を形
成すべき5ins製の第1絶縁層(91)、Cu製の第
1導体コイル層(2)、5ift製の第2絶縁層(92
)、Cu製の第2導体コイル層(3)、S r Oを製
の第3絶縁層(93)、及びセンダスト製の上部磁性コ
ア(5)が順次積層されている。
更に前記積層体の上面には、ガラス或は合成樹脂からな
る接合層(95)を介して、非磁性セラミ・ツク製の保
護板(11)を配備している。
研磨加工によって形成された媒体対向面(12)には、
上部磁性コア(5)及び下部磁性コア(51)によって
挟まれたギャツプスペーサ(9)が露出し、所定のギャ
ップデプスDgを有する磁気ギャップ部を構成している
第1図の如く基板(1)の左右両端部に、Cu製の一対
の加工量検知用マーカーΩ、)(6)が形成される。
各マーカー工は、図示の如く互いに左右対称の関係にあ
る台形の外形を有する第1マーカー層(7)と第2マー
カー層(8)とを積層して構成され、第3図(a)及び
第3図(b)に示す様に、第1マーカー層(7)は下部
磁性コア(51)の上面に形成され、第2マーカー層(
8)は、第2絶縁層(92)を介して第1マーカー層(
7)の上に重ねて形成されている。尚、第3図(a)は
第1図のI−I[面図、第3図(b)は第1図のII 
−II断面図である。
両マーカー層(7)(8)の外形は、第1図及び第2図
に示す様に、ギャップデプス方向、即ち加工進行方向Z
と直交する第1輪郭辺(7a)(8a)と、該第1輪郭
辺の両端から直交する方向へ伸び且つ互いに長さが異な
る第2輪郭辺(7b)(8b)及び第3輪郭辺(7c)
(7c)と、ギャップデプス方向に対して所定角度類い
た第4輪郭辺(7d)(8d)とから構成される台形で
あって、両マーカー層の第1輪郭辺(7a)(8a)を
同一線上に揃え、且つ第4輪郭辺(7d)((d)を互
いに交叉させて配置されている。
従って、各検知用マーカーΩ」には、第1マーカー層(
7)のみからなる第1検知部(6a)と、第2マーカー
層(8)のみからなる第2検知部(6b)と、両マーカ
ー層が重なり合っている第3検知部(6C)とが形成さ
れる。
即ち、前記第3検知部(6C)は、前記第4輪郭辺(7
d)(8d)の交叉によって形成される4つの領域のう
ち加工進行方向Zの前方に位置している。また、前記第
1検知部(6a)と第2検知部(6b)との境界線は前
記第27−カー層(8)の第4輪郭辺(8d)の一部分
により構成され、前記第2検知部(6b)と第3検知部
(6C)との境界線は前記第1マーカー層(7)の第4
輪郭辺(7d)の一部分により構成される。
第1マーカー層(7)の第2輪郭辺(7b)と第4輪郭
辺(7d)の交点P及び、第2マーカー層(8)の第2
輪郭辺(8b)と第4輪郭辺(8d)の交点P°は、第
1図の如く各磁気ギャップ部のギャップデプスエンド(
5a)(5a)を結ぶ直線F−F’線上に一致させ、且
つ第4輪郭辺(7d)(8d)の交点Qは、第2図中の
研磨終了位置を表わすD−D線上に一致させて配置され
ている。尚、前記第1マーカー層(7)と第27−゛カ
ー層(8)とは互いに、前記交点Qを通り加工進行方向
Zと平行である仮想線(図示せず)に対して線対称であ
る。
又、後述のギャップデプス算出の便宜を考慮して、第4
輪郭辺(7d)(8d)の傾斜角度θは、前記Q点から
第2輪郭辺(7b)(8b)までの垂直距離LpがQ点
からP点までのZ方向に沿う距離Lsの2倍となる様、
略63度に規定されている。
次に、上記薄膜磁気ヘッドの製造方法につき、第1図及
び第7図を参照しつつ説明する。
先ず、結晶化ガラス等の非磁性材料或はフェライト等の
磁性材料からなる基板(1)の上面全域に、真空蒸着或
はスパッタリングによって、センダスト等よりなる強磁
性金属薄膜を被着形成し、その後該薄膜をホトエツチン
グにより所定の形状に加工を施して強磁性資材からなる
下部磁性コア(51)を形成し、更に該下部磁性コア(
51)の上面全域に、Sin、からなる第1絶縁層(9
1)を形成する。
第1絶縁層(91)の上面全域に、厚さの2μmのCu
膜を蒸着し、その後、該Cu膜にイオンビームエツチン
グを施すことにより、第1導体コイル層(2)及び第1
マーカー層(7)を同時に形成する。
次に、前記基板表面の全域に5insからなる第2絶縁
層(92)を厚さ1μmに形成した後、その全表面に厚
さ2μのCu膜を蒸着し、該Cu膜にイオンビームエツ
チングを施すことにより、第2導体コイル層(3)及び
第2マーカー層(8)を同時に形成する。
その後、前記基板表面に、周知の如<Sin。
からなる第3絶縁層(93)、上部磁性コア(5)を形
成し、その表面に接合層(95)を介して保護板(11
)を接合することにより、磁気ヘッド組立体を作製する
最後に前記磁気ヘッド組立体の端面(10)に対し、公
知のテープ状研磨工具を用いて研磨加工を施して、磁気
記録媒体との対向面(12)を形成すれば、所定のギャ
ップデプスDgを有する薄膜磁気ヘッドが完成する。
前記研磨工程は、後述の如く加工面に現れる検知用マー
カー(6)(6)の端面形状を、拡大鏡などで観察しな
がら進められる。
即ち、第2図のC−C線まで研磨が進むと、第4図(a
)に示す様に、加工面には、第1マーカー層(7)のみ
の第1検知部(6a)、第1及び第27−カー層(7)
(8)が互いに重なり合った第3検知部(6c)、及び
第2マーカー層(8)のみの第2検知部(6b)が観察
され、−見して所定の加工深さまで研摩が達していない
ことが判る。
この時点における研磨開始からの加工量は、第1マーカ
ー層(7)の幅Sa及び第2マーカー層(8)の幅Ta
を測定することによって算出することが出来、この際、
両側定値Sa、Taの平均をとることによって、マーカ
ー膜(7)(8)の変形による測定誤差を相殺すること
が出来る。又、第3検知部(6C)の幅Fを測定するこ
とによって、第2図に示す残研摩量gを、g=F/4の
関係より容易に求めることが出来る。
更に又、加工面に傾きが生じているときは、両側定値S
a、Ta間に偏差が生じるから、該偏差に基づいて加工
面の傾きを補正することが出来る。
その後、第2図のD−D線まで研摩が進むと、第4図(
b)の如く、加工面から前記第3検知部(6C)が消失
し、第1検知部(6a)と第2検知部(6b)とが互い
に一点で突きあった状態が観察され、−見して所定のギ
ャップデプスが得られていることが判る。この際、マー
カー層(7)(8)に加工による変形が生じていても、
両マーカー層が突き合った状態は維持されるから、加工
終了時点は正確に検知することが可能である。
このときのギャップデプスDgは、第1検知部(6a)
及び第2検知部(6b)の幅の測定値Sb、Tbから算
出することが出来、例えば両側定値に差がない場合は、
D g = S b / 2の関係によって求めること
が出来る。
この時点で研摩は終了するが、研磨条件等によって更に
第2図のE−E線まで加工が進んだ場合、或は完成した
磁気ヘッドを記録再生装置に装備して長時間使用するこ
とによって媒体対向面が摩耗した場合、加工面或は媒体
対向面には、第4図(c)の如く第1検知部(6a)と
第2検知部(6b)とが互いに離間した状態が観察され
、−見してギャップデプスが所定値を下回ったことが判
る。
又、第1検知部(6a)と第2検知部(6b)の幅Sc
、Tc或は両検知部の離間距離Hの測定値に基づいて、
加工超過量或はヘッド摩耗量を算出することが出来る。
例えば第2図に示す加工超過量りは、h=H/4の関係
によって求めることが出来る。
第5図は、マーカー層の他の構成例を示しており、第1
マーカー層(7)及び第2マーカー層(,8)の加工進
行方向と向き合った端面に、夫々第4輪郭辺(7d)(
8d)と平行な第5輪郭辺(7e)(8e)を形成して
、各マーカー層の外形を5角形としたものである。該検
知用マーカー(6)の各部寸法を図中に示す。
第5図の検知用マーカーΩユによれば、加工初期の段階
、即ち加工が第5輪郭辺(7e)(8e)と交叉する深
さまで進んだ段階での残研摩量を算出することが出来る
又、第6図(a )(b )に示す如く、第3検知部(
6C)は、加工進行方向に沿ってQ点の手前側、或は後
方側の何れの位置に形成しても同様の効果が得られる。
上述の如く、加工面に現れるマーカーの端面のパターン
のみに基づいて加工の進行段階を検知出来ることは、目
視による研磨方法の場合のみならず、パターン認識機能
を具えた自動研磨装置の実現が可能となる等、優れた効
果を生み出す。
(ト)発明の効果 本発明に依れば、加工時の変形等によって形状が多少筋
れても加工位置を容易且つ正確に検知することが出来る
加工量検知用マーカー及び該マーカーを用いた薄膜磁気
ヘッドの製造方法を提供し得る。
また、本発明に依れば、加工工程における加工残余量或
いは加工超過量を高精度で測定出来る加工量検知用マー
カー及び該マーカーを用いた薄膜磁気ヘッドの製造方法
を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明に係り、第1図は加工量検知
用マーカーが形成された基板の上面図、第2図は加工量
検知用マーカーの上面図、第3図は第1図の要部断面図
、第4図は加工量検知用マーカーの端面を示す図、第5
図は加工量検知用マーカーの他の実施例を示す図、第6
図は加工量検知用マーカーの配置を示す図、第7図は薄
膜磁気ヘッドの要部断面図である。第8図は従来の加工
量検知用マーカーが形成された基板の上面図である。 (1)・・・基板 (2)・・・第1導体コイル層 (
3)・・・第2導体コイル層 (6)・・・加工量検知
用マーカー(6a)・・・第1検知部 (6b)・・・
第2検知部 (6c)・・・第3検知部 (7)・・・
第1マーカー層 (8)・・・第2マーカー層 (7d
)(8d)・・・第4輪郭辺 (92)・・・第2絶縁
層 (12)・・・媒体対向面 Q・・・交点 Z・・
・加工進行方向

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薄膜磁気ヘッドの磁気記録媒体との対向部を研磨
    加工する際の加工量を検知する為のマーカーに於いて、
    夫々所定の平面形状を有する第1及び第2のマーカー層
    を前記第1のマーカー層のみからなる第1検知部と、前
    記第2のマーカー層のみからなる第2検知部と、前記第
    1、第2のマーカー層が重なっている第3検知部とが形
    成されるように積層し、前記両マーカー層の外形を形成
    する輪郭辺のうち第2検知部と第3検知部との境界線を
    形成する輪郭辺(7d)と、第1検知部と第3検知部と
    の境界線を形成する輪郭辺(8d)とは互いに交叉し、
    これらの輪郭辺の内、少なくとも一方の輪郭辺は加工進
    行方向に対して所定角度だけ傾斜すると共に、これらの
    輪郭辺の交叉点は、所定の加工終了位置に配置されてい
    ることを特徴とする加工量検知用マーカー。
  2. (2)前記輪郭辺(7d)(8d)は共に加工進行方向
    に対して傾斜しており、前記輪郭辺(7d)(8d)の
    交叉によって形成される4つの領域のうち前記加工進行
    方向の前後に位置する2つの領域のどちらか一方に前記
    第3検知部を配置していることを特徴とする請求項(1
    )記載の加工量検知用マーカー。
  3. (3)前記第1のマーカー層と前記第2のマーカー層と
    は互いに、前記輪郭辺(7d)(8d)の交叉点を通り
    加工進行方向と平行である仮想線に対して線対称である
    ことを特徴とする請求項(2)記載の加工量検知用マー
    カー。
  4. (4)前記第1マーカー層及び第2マーカー層は導電資
    材から形成され、両マーカー層の間には絶縁層が介装さ
    れていることを特徴とする請求項(1)記載の加工量検
    知用マーカー。
  5. (5)基板上に下部磁性コア、コイル導体及び上部磁性
    コアを絶縁層を介して積層する薄膜形成工程と、該工程
    を経て得られた磁気ヘッド組立体に、磁気記録媒体との
    対向部を形成する加工工程とを有する薄膜磁気ヘッドの
    製造方法に於いて、薄膜形成工程にて、加工工程での加
    工量を検知する為のマーカーを形成し、該マーカーは、
    夫々所定の平面形状を有する第1及び第2のマーカー層
    を前記第1のマーカー層のみからなる第1検知部と、前
    記第2のマーカー層のみからなる第2検知部と、前記第
    1、第2のマーカー層が重なっている第3検知部とが形
    成されるように積層し、前記両マーカー層の外形を形成
    する輪郭辺のうち第2検知部と第3検知部との境界線を
    形成する輪郭辺(7d)と、第1検知部と第3検知部と
    の境界線を形成する輪郭辺(8d)とは互いに交叉し、
    これらの輪郭辺の内、少なくとも一方の輪郭辺は加工進
    行方向に対して所定角度だけ傾斜すると共に、これらの
    輪郭辺の交叉点は、所定の加工終了位置に配置されてお
    り、加工工程は、加工面に現れるマーカーの端面形状を
    観察しつつ、前記交叉点が検知されるまで進めることを
    特徴とする薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  6. (6)前記薄膜形成工程は、第1マーカー層及び第1導
    体コイル層を同時に同一資材にて形成する第1工程と、
    第1マーカー層及び第1導体コイル層の上面に絶縁層を
    形成する第2工程と、該絶縁層の上面に第2マーカー層
    及び第2導体コイル層を同時に同一資材にて形成する第
    3工程とを具え、第1及び第2導体コイル層によってコ
    イル導体が形成されることを特徴とする請求項(5)記
    載の薄膜磁気ヘッドの製造方法。
JP1086551A 1988-04-06 1989-04-05 加工量検知用マーカー及び該マーカーを用いた薄膜磁気ヘッドの製造方法 Expired - Fee Related JPH07101486B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1086551A JPH07101486B2 (ja) 1988-04-06 1989-04-05 加工量検知用マーカー及び該マーカーを用いた薄膜磁気ヘッドの製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-84436 1988-04-06
JP8443688 1988-04-06
JP1086551A JPH07101486B2 (ja) 1988-04-06 1989-04-05 加工量検知用マーカー及び該マーカーを用いた薄膜磁気ヘッドの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0229913A true JPH0229913A (ja) 1990-01-31
JPH07101486B2 JPH07101486B2 (ja) 1995-11-01

Family

ID=26425481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1086551A Expired - Fee Related JPH07101486B2 (ja) 1988-04-06 1989-04-05 加工量検知用マーカー及び該マーカーを用いた薄膜磁気ヘッドの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07101486B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5314254A (en) * 1992-11-03 1994-05-24 Digital Instruments Stiffness enhancer for movable stage assembly
DE4443922C2 (de) * 1993-12-09 2000-07-06 Honda Motor Co Ltd Auspuffanlage
JP2009237326A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Furukawa Electric Co Ltd:The 光集積回路モジュール、このモジュールに用いる光学ベンチ、及び光集積回路モジュールの作製方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5314254A (en) * 1992-11-03 1994-05-24 Digital Instruments Stiffness enhancer for movable stage assembly
DE4443922C2 (de) * 1993-12-09 2000-07-06 Honda Motor Co Ltd Auspuffanlage
JP2009237326A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Furukawa Electric Co Ltd:The 光集積回路モジュール、このモジュールに用いる光学ベンチ、及び光集積回路モジュールの作製方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07101486B2 (ja) 1995-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6003361A (en) System for predicting accurate MR sensor height
US5056353A (en) Marker for detecting amount of working and process for producing thin film magnetic head
US5579717A (en) Method of grinding thin-film magnetic heads using optical grinding markers
JPH0229913A (ja) 加工量検知用マーカー及び該マーカーを用いた薄膜磁気ヘッドの製造方法
JP2540268B2 (ja) 磁気ヘッド用コア形成材の研磨方法
JP3205679B2 (ja) 薄膜磁気ヘッドの浮上面加工方法及び薄膜磁気ヘッドの浮上面加工位置測定用加工検知素子
JP2572213B2 (ja) 薄膜磁気ヘツド
JP2511868B2 (ja) 薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法
JPS6337811A (ja) ヨ−クタイプ磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘツド
JPH0249212A (ja) 薄膜磁気ヘッド
JPS6117048B2 (ja)
JP2510574B2 (ja) 薄膜磁気ヘツド
JPS6222219A (ja) 薄膜磁気ヘツド
JPS62159306A (ja) 磁気ヘツド
JPH07121830A (ja) 薄膜磁気ヘッド
JPS58128014A (ja) 薄膜磁気ヘツド素体
JPS61240420A (ja) 磁気ヘツドの研磨装置
JPS61284818A (ja) 薄膜磁気ヘツドウエハ−
JPS6226618A (ja) 薄膜磁気ヘツド
JPH04368605A (ja) 薄膜磁気ヘッドの製造方法
JPH02236811A (ja) 薄膜磁気ヘッドの製造方法
JPS6212912A (ja) 薄膜磁気ヘツドウエハ−
JPH09147323A (ja) 薄膜磁気ヘッドとその製造方法
JPS62145525A (ja) 薄膜磁気ヘツドの製造方法
JPS6226616A (ja) 薄膜磁気ヘツド

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees