JPH0229884Y2 - - Google Patents
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- JPH0229884Y2 JPH0229884Y2 JP12807182U JP12807182U JPH0229884Y2 JP H0229884 Y2 JPH0229884 Y2 JP H0229884Y2 JP 12807182 U JP12807182 U JP 12807182U JP 12807182 U JP12807182 U JP 12807182U JP H0229884 Y2 JPH0229884 Y2 JP H0229884Y2
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- clutch
- threshing device
- grain
- threshing
- tank
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Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、脱穀装置の点検・清掃を容易にする
ために、脱穀装置の横一側部に設けたグレンタン
クを、前記脱穀装置横側部を開放する位置に移動
可能に構成したコンバインに関する。
ために、脱穀装置の横一側部に設けたグレンタン
クを、前記脱穀装置横側部を開放する位置に移動
可能に構成したコンバインに関する。
従来、上記コンバインの駆動構造を構成する
に、第6図に示すように、エンジン16からの動
力を脱穀クラツチ17を介して唐箕軸15aの一
端に伝達し、その唐箕軸15aの一端とグレンタ
ンク5の穀粒排出装置8,10とを連動連結する
と共に、唐箕軸15aの他端と脱穀装置3におけ
る各搬送装置11,24,25,26とを連動連
結していたのであるが、グレンタンク5の穀粒排
出装置8,10のみを単独で駆動することが出来
ないものであるために、脱穀装置3における各搬
送装置11,24,25,26が詰りグレンタン
ク5を移動して点検・修理を行なう場合に、タン
ク5内穀粒を排出することが出来ず、そのために
タンク5が重くてタンク5移動が行なえず、点
検・修理作業の能率が低下する問題があつた。
に、第6図に示すように、エンジン16からの動
力を脱穀クラツチ17を介して唐箕軸15aの一
端に伝達し、その唐箕軸15aの一端とグレンタ
ンク5の穀粒排出装置8,10とを連動連結する
と共に、唐箕軸15aの他端と脱穀装置3におけ
る各搬送装置11,24,25,26とを連動連
結していたのであるが、グレンタンク5の穀粒排
出装置8,10のみを単独で駆動することが出来
ないものであるために、脱穀装置3における各搬
送装置11,24,25,26が詰りグレンタン
ク5を移動して点検・修理を行なう場合に、タン
ク5内穀粒を排出することが出来ず、そのために
タンク5が重くてタンク5移動が行なえず、点
検・修理作業の能率が低下する問題があつた。
そこで、単にエンジン16からの動力系統を脱
穀装置3系統とタンクの穀粒排出装置8,10系
統との2系統で構成することも考えられるが、動
力伝達構造が複雑となつたり、また、それら伝達
構造の配設スペースが大となる等、製作面及び経
済面において改善の余地があつた。
穀装置3系統とタンクの穀粒排出装置8,10系
統との2系統で構成することも考えられるが、動
力伝達構造が複雑となつたり、また、それら伝達
構造の配設スペースが大となる等、製作面及び経
済面において改善の余地があつた。
本考案の目的は、上述従来の実情に鑑みて、脱
穀装置への動力伝達構造に対する簡単な改良だけ
で、グレンタンクの穀粒排出装置を単独駆動でき
るようにして、脱穀装置の詰りに対する点検・修
理に際して容易にグレンタンクを移動できるよう
にし、その点検・修理作業能率を向上すると共
に、点検修理作業完了後、作業者の操作忘れに起
因して、脱穀装置の停止状態のまま刈取収穫作業
が再開され、脱穀装置にトラブルが生じることを
確実に防止する点にある。
穀装置への動力伝達構造に対する簡単な改良だけ
で、グレンタンクの穀粒排出装置を単独駆動でき
るようにして、脱穀装置の詰りに対する点検・修
理に際して容易にグレンタンクを移動できるよう
にし、その点検・修理作業能率を向上すると共
に、点検修理作業完了後、作業者の操作忘れに起
因して、脱穀装置の停止状態のまま刈取収穫作業
が再開され、脱穀装置にトラブルが生じることを
確実に防止する点にある。
本考案の特徴構成は、冒記コンバインにおい
て、搭載エンジンの動力を脱穀クラツチを介して
の唐箕軸の一端に伝達すべく構成するとともに、
この唐箕軸の一端と前記グレンタンクに装備した
穀粒搬出装置を連動連結し、前記唐箕軸の他端と
脱穀装置とを連動連結する伝動系にクラツチを介
装するとともに、このクラツチが切り状態にある
ことを検出して警報機構を作動させるためのセン
サーを設けてあることにある。
て、搭載エンジンの動力を脱穀クラツチを介して
の唐箕軸の一端に伝達すべく構成するとともに、
この唐箕軸の一端と前記グレンタンクに装備した
穀粒搬出装置を連動連結し、前記唐箕軸の他端と
脱穀装置とを連動連結する伝動系にクラツチを介
装するとともに、このクラツチが切り状態にある
ことを検出して警報機構を作動させるためのセン
サーを設けてあることにある。
つまり、唐箕軸の他端と脱穀装置とを連動連結
する伝動系に介装したクラツチを切り状態にする
ことにより、グレンタンクの穀粒排出装置のみを
単独に駆動することができるので、脱穀装置が詰
つた場合に、脱穀装置の搬出装置等は停止した状
態でグレンタンク内の穀粒を速やかに排出してタ
ンクを軽い状態で容易に移動することができ、グ
レンタンク側からの脱穀装置の点検・修理の作業
能率を大巾に向上し得るに至り、しかも、唐箕軸
の他端と脱穀装置とを連動連結する伝動系にクラ
ツチを介装するだけの極めて簡単な改良であるか
ら、例えば、エンジンからの動力系統を脱穀装置
系統とグレンタンク系統との並列2系統で構成す
るに比して、動力伝達構造を大巾に簡略化するこ
とができ、また、その伝達構造の配設スペースも
極めて小にすることができるに至つた。また、脱
穀装置に対する伝達動力を断続する前記クラツチ
が切り状態にあることを検出して警報機構を作動
させるセンサーを設けたことにより、クラツチを
切つた状態での脱穀装置点検・修理作業終了後刈
取り収穫作業を再開するに、クラツチの入り状態
への復帰操作忘れを確実に防止することができ
て、その復帰操作忘れに起因した刈取り収穫作業
再開時の脱穀装置のトラブルを回避でき、全体と
して、点検・修理作業性に優れたコンバインを、
製作面及び経済面においても極めて有利に提供し
得るに至つた。
する伝動系に介装したクラツチを切り状態にする
ことにより、グレンタンクの穀粒排出装置のみを
単独に駆動することができるので、脱穀装置が詰
つた場合に、脱穀装置の搬出装置等は停止した状
態でグレンタンク内の穀粒を速やかに排出してタ
ンクを軽い状態で容易に移動することができ、グ
レンタンク側からの脱穀装置の点検・修理の作業
能率を大巾に向上し得るに至り、しかも、唐箕軸
の他端と脱穀装置とを連動連結する伝動系にクラ
ツチを介装するだけの極めて簡単な改良であるか
ら、例えば、エンジンからの動力系統を脱穀装置
系統とグレンタンク系統との並列2系統で構成す
るに比して、動力伝達構造を大巾に簡略化するこ
とができ、また、その伝達構造の配設スペースも
極めて小にすることができるに至つた。また、脱
穀装置に対する伝達動力を断続する前記クラツチ
が切り状態にあることを検出して警報機構を作動
させるセンサーを設けたことにより、クラツチを
切つた状態での脱穀装置点検・修理作業終了後刈
取り収穫作業を再開するに、クラツチの入り状態
への復帰操作忘れを確実に防止することができ
て、その復帰操作忘れに起因した刈取り収穫作業
再開時の脱穀装置のトラブルを回避でき、全体と
して、点検・修理作業性に優れたコンバインを、
製作面及び経済面においても極めて有利に提供し
得るに至つた。
次に、本考案の実施例を例示図に基づいて詳述
する。
する。
第1図及び第2図に示すように、左右一対のク
ローラ走行装置1を備えた機体フレーム2に、自
動脱穀装置3を搭載すると共に、搭乗運転部4を
前端部横一側寄りに配置して設け、かつ、自動脱
穀装置3からの脱穀穀粒を回収貯留するグレンタ
ンク5を、搭乗運転部4の後方で脱穀装置3の横
側に配置して設け、一方、圃場の植立穀稈を引き
起し刈取り、刈取られた穀稈を横倒れ姿勢にして
脱穀フイードチエーン6に搬送供給する前部刈取
部7を、機体フレーム2の前端に駆動昇降操作自
在に取付け、もつて、機体の走行に伴ない圃場の
植立穀稈を刈取り脱穀し、脱穀穀粒を回収貯留す
るコンバインを構成してある。
ローラ走行装置1を備えた機体フレーム2に、自
動脱穀装置3を搭載すると共に、搭乗運転部4を
前端部横一側寄りに配置して設け、かつ、自動脱
穀装置3からの脱穀穀粒を回収貯留するグレンタ
ンク5を、搭乗運転部4の後方で脱穀装置3の横
側に配置して設け、一方、圃場の植立穀稈を引き
起し刈取り、刈取られた穀稈を横倒れ姿勢にして
脱穀フイードチエーン6に搬送供給する前部刈取
部7を、機体フレーム2の前端に駆動昇降操作自
在に取付け、もつて、機体の走行に伴ない圃場の
植立穀稈を刈取り脱穀し、脱穀穀粒を回収貯留す
るコンバインを構成してある。
前記グレンタンク5を構成するに、タンク5内
底部にその略全長に亘る状態で穀粒排出用横送り
スクリユウコンベア8を設け、かつ、その横送り
スクリユウコンベア8からの穀粒を揚送し穀粒排
出筒9を介して機外に放出するスロワー10を、
その回転軸を横送りスクリユウコンベア8の回転
軸8aと一体兼用した状態でグレンタンク5の後
壁外面に取付けると共に、脱穀装置3から縦送り
スクリユウコンベア11によりタンク5内に放出
供給される穀粒をタンク5内前後方向に均一に拡
散する均平スクリユウ12を、タンク5内上部
に、その略全長に亘る状態で、かつ、脱穀粒放出
供給口13付近を境としてその搬送方向がグレン
タンク5前後外側向きとなる状態で設けてある。
底部にその略全長に亘る状態で穀粒排出用横送り
スクリユウコンベア8を設け、かつ、その横送り
スクリユウコンベア8からの穀粒を揚送し穀粒排
出筒9を介して機外に放出するスロワー10を、
その回転軸を横送りスクリユウコンベア8の回転
軸8aと一体兼用した状態でグレンタンク5の後
壁外面に取付けると共に、脱穀装置3から縦送り
スクリユウコンベア11によりタンク5内に放出
供給される穀粒をタンク5内前後方向に均一に拡
散する均平スクリユウ12を、タンク5内上部
に、その略全長に亘る状態で、かつ、脱穀粒放出
供給口13付近を境としてその搬送方向がグレン
タンク5前後外側向きとなる状態で設けてある。
更に、グレンタンク5本体を、その後端側縦軸
芯P周りで機体外側方に回動位置変更操作自在
に、機体フレーム2に連結支持し、タンク5を機
体外側方に位置変更し脱穀装置3の横側部を開放
した状態で脱穀装置3の点検・修理並びに清掃等
をタンク5側横側から容易に行なえるように構成
してある。
芯P周りで機体外側方に回動位置変更操作自在
に、機体フレーム2に連結支持し、タンク5を機
体外側方に位置変更し脱穀装置3の横側部を開放
した状態で脱穀装置3の点検・修理並びに清掃等
をタンク5側横側から容易に行なえるように構成
してある。
前記穀粒排出用スロワー10について更に詳述
すると、第3図に示すように、スロワー10との
連結部において上下揺動操作自在に、かつ、先端
屈曲部が旋回操作自在に構成され、運搬車荷台A
への穀粒排出時に荷台Aの上方に臨ませた状態に
配置操作される穀粒排出筒9の下方向き放出口9
部分に、荷台A部分照明用ライト33を取付ける
と共に、垂下型の揺動リミツトスイツチ式センサ
ー34を、その対穀粒接当作用面34aが放出口
9a近くにおいて放出口9aからの穀粒放出軌跡
外周面に沿つて近接する状態で排出筒9先端屈曲
部の円弧形状内方側に配置して取付け、かつ、そ
のリミツトスイツチ式センサー34と照明用ライ
ト33自動点滅用制御装置33a、及び、警報ブ
ザー35とを連動連結し、荷台A上の盛り上がり
穀粒の上端が放出口9aに接近した際には、盛り
上がり穀粒の上端に沿つて流下する放出穀粒の流
動圧によりセンサー34を揺動入り操作させて照
明用ライト33を自動点滅させ、かつ、警報ブザ
ー35を作動させ、もつて、盛り上がり穀粒が放
出口9aを塞ぐことに起因して、スロワー10の
移送機能が停止しスロワー10が詰まることを未
然に防止するように構成してある。
すると、第3図に示すように、スロワー10との
連結部において上下揺動操作自在に、かつ、先端
屈曲部が旋回操作自在に構成され、運搬車荷台A
への穀粒排出時に荷台Aの上方に臨ませた状態に
配置操作される穀粒排出筒9の下方向き放出口9
部分に、荷台A部分照明用ライト33を取付ける
と共に、垂下型の揺動リミツトスイツチ式センサ
ー34を、その対穀粒接当作用面34aが放出口
9a近くにおいて放出口9aからの穀粒放出軌跡
外周面に沿つて近接する状態で排出筒9先端屈曲
部の円弧形状内方側に配置して取付け、かつ、そ
のリミツトスイツチ式センサー34と照明用ライ
ト33自動点滅用制御装置33a、及び、警報ブ
ザー35とを連動連結し、荷台A上の盛り上がり
穀粒の上端が放出口9aに接近した際には、盛り
上がり穀粒の上端に沿つて流下する放出穀粒の流
動圧によりセンサー34を揺動入り操作させて照
明用ライト33を自動点滅させ、かつ、警報ブザ
ー35を作動させ、もつて、盛り上がり穀粒が放
出口9aを塞ぐことに起因して、スロワー10の
移送機能が停止しスロワー10が詰まることを未
然に防止するように構成してある。
尚、盛り上がり穀粒検出センサー34を構成す
るに、揺動タイプに代えて、第4図に示すよう
に、チエーン式の接触センサーを用いる等各種の
構成変更が可能であり、また、それと連動させる
警報機構35,35も各種型式のものを適用する
ことができる。
るに、揺動タイプに代えて、第4図に示すよう
に、チエーン式の接触センサーを用いる等各種の
構成変更が可能であり、また、それと連動させる
警報機構35,35も各種型式のものを適用する
ことができる。
前記脱穀装置3の各部、及び、グレンタンク5
の各搬送装置8,10,12に対する駆動構造を
構成するに、第5図に示すように、脱穀装置3の
前端部下部に配設され扱胴14の回転脱穀作用に
より脱穀処理された処理物を風選別するための選
別風を供給する唐箕15の回転軸15aの機体内
方側端部と、運転部4の下方に配設されたエンジ
ン16の駆動軸16aとを、テンシヨンプーリー
式の脱穀クラツチ17を付設したベルト式伝動機
構18により連動連結し、かつ、その唐箕回転軸
15a端部と、グレンタンク5前壁から突設した
穀粒排出用横送りスクリユウコンベア8の回転軸
8a、及び、均平スクリユウ12の回転軸12a
とを、チエーン式伝動機構19、ベベルギア機構
20、及び、夫々テンシヨンペーリー式のクラツ
チ21a,22aを付設した2つのベルト式伝動
機構21,22を介して連動連結し、もつて、脱
穀クラツチ17を入り操作した状態で各クラツチ
21a,22aを操作することにより、刈取収穫
機においては、均平スクリユウ12のみを駆動
し、また、穀粒排出時においては均平スクリユウ
12を停止した状態で穀粒排出用横送りスクリユ
ウコンベア8をスロワー10と共に一体駆動する
ように構成してある。
の各搬送装置8,10,12に対する駆動構造を
構成するに、第5図に示すように、脱穀装置3の
前端部下部に配設され扱胴14の回転脱穀作用に
より脱穀処理された処理物を風選別するための選
別風を供給する唐箕15の回転軸15aの機体内
方側端部と、運転部4の下方に配設されたエンジ
ン16の駆動軸16aとを、テンシヨンプーリー
式の脱穀クラツチ17を付設したベルト式伝動機
構18により連動連結し、かつ、その唐箕回転軸
15a端部と、グレンタンク5前壁から突設した
穀粒排出用横送りスクリユウコンベア8の回転軸
8a、及び、均平スクリユウ12の回転軸12a
とを、チエーン式伝動機構19、ベベルギア機構
20、及び、夫々テンシヨンペーリー式のクラツ
チ21a,22aを付設した2つのベルト式伝動
機構21,22を介して連動連結し、もつて、脱
穀クラツチ17を入り操作した状態で各クラツチ
21a,22aを操作することにより、刈取収穫
機においては、均平スクリユウ12のみを駆動
し、また、穀粒排出時においては均平スクリユウ
12を停止した状態で穀粒排出用横送りスクリユ
ウコンベア8をスロワー10と共に一体駆動する
ように構成してある。
更に、前記脱穀装置3に関しては、扱胴14に
より脱穀処理された処理物に対して比重選別を行
なう揺動選別装置23、グレンタンク5に脱穀穀
粒を放出供給する前記縦送りスクリユウコンベア
11に連動連結され、かつ、風選別及び比重選別
後の一番物をその縦送りスクリユウコンベア11
に横送り供給する一番物横送りスクノユウコンベ
ア24、選別二番物を扱室14aに還元供給する
スロワー25に連動連結され、かつ、それに選別
二番物を横送り供給する二番物横送りスクリユウ
コンベア26、及び、搬送終端部において脱穀排
ワラ搬送装置27に連動連結された前記脱穀フイ
ードチエーン6等の低速駆動系諸装置、そして、
選別処理後のワラ屑を機外に放出する排塵フアン
28、及び、排ワラ搬送装置27から供給される
排ワラを細断処理する排ワラカツター29等の高
速駆動系諸装置、以上低・高速各駆動系諸装置に
対する2系統のベルト式動力伝達機構30,31
の大小プーリー30a,31aを、それらを一体
連結した状態で前記唐箕回転軸15aの他端部に
遊転自在に支承すると共に、両駆動プーリー30
a,31aと唐箕回転軸15aと一体回転させる
状態と、両駆動プーリー30a,31aの遊転を
許容する状態とに亘つて切換操作自在な咬合クラ
ツチ32を設け、もつて、そのクラツチ32操作
により脱穀装置3における各搬送装置への動力伝
達を一体的に断続操作するように構成してある。
より脱穀処理された処理物に対して比重選別を行
なう揺動選別装置23、グレンタンク5に脱穀穀
粒を放出供給する前記縦送りスクリユウコンベア
11に連動連結され、かつ、風選別及び比重選別
後の一番物をその縦送りスクリユウコンベア11
に横送り供給する一番物横送りスクノユウコンベ
ア24、選別二番物を扱室14aに還元供給する
スロワー25に連動連結され、かつ、それに選別
二番物を横送り供給する二番物横送りスクリユウ
コンベア26、及び、搬送終端部において脱穀排
ワラ搬送装置27に連動連結された前記脱穀フイ
ードチエーン6等の低速駆動系諸装置、そして、
選別処理後のワラ屑を機外に放出する排塵フアン
28、及び、排ワラ搬送装置27から供給される
排ワラを細断処理する排ワラカツター29等の高
速駆動系諸装置、以上低・高速各駆動系諸装置に
対する2系統のベルト式動力伝達機構30,31
の大小プーリー30a,31aを、それらを一体
連結した状態で前記唐箕回転軸15aの他端部に
遊転自在に支承すると共に、両駆動プーリー30
a,31aと唐箕回転軸15aと一体回転させる
状態と、両駆動プーリー30a,31aの遊転を
許容する状態とに亘つて切換操作自在な咬合クラ
ツチ32を設け、もつて、そのクラツチ32操作
により脱穀装置3における各搬送装置への動力伝
達を一体的に断続操作するように構成してある。
つまり、脱穀装置3の一番及び二番物横送りス
クリユウコンベア24,26や、それらに連動さ
れた縦送りスクリユウコンベア11及び二番物還
元用スロワー25の刈取脱穀作業中における詰ま
りを点検・補修するに際して、前記脱穀装置搬送
系クラツチ32を切り操作しそれら各搬送装置を
停止した状態でグレンタンク5の穀粒排出用横送
りスクリユウコンベア8及びスロワー10のみを
回転駆動してタンク5内穀粒を速やかに排出でき
るようにし、脱穀装置3のグレンタンク5側横側
からの点検・補修のためのタンク5回動操作を軽
く容易に行なえるようにして、点検・補修作業の
能率を向上するように構成してある。
クリユウコンベア24,26や、それらに連動さ
れた縦送りスクリユウコンベア11及び二番物還
元用スロワー25の刈取脱穀作業中における詰ま
りを点検・補修するに際して、前記脱穀装置搬送
系クラツチ32を切り操作しそれら各搬送装置を
停止した状態でグレンタンク5の穀粒排出用横送
りスクリユウコンベア8及びスロワー10のみを
回転駆動してタンク5内穀粒を速やかに排出でき
るようにし、脱穀装置3のグレンタンク5側横側
からの点検・補修のためのタンク5回動操作を軽
く容易に行なえるようにして、点検・補修作業の
能率を向上するように構成してある。
また、第2図及び第5図に示すように、前記脱
穀装置搬送系クラツチ32に、それが切り状態に
あることを検出するリミツトスイツチ式センサー
36を付設し、かつ、前記グレンタンク5に、そ
れが脱穀装置3横一側部の所定セツト位置にある
ことを検出するリミツトスイツチ式センサー37
を付設すると共に、運転部4に設けた警報ブザー
38とそれら両センサー36,37とを、脱穀装
置搬送系クラツチ32が切り状態で、かつ、グレ
ンタンク5が前記所定セツト位置にあると時のみ
ブザー38が作動するように連動連結し、もつ
て、脱穀装置搬送系クラツチ32を切り操作し、
かつ、タンク5を回動した状態での点検・修理作
業後、タンク5を所定セツト位置に復帰回動操作
した時点でブザー38を自動的に作動させ、作業
者の作業位置とは機体反対側に位置する脱穀装置
搬送系クラツチ32の復帰操作忘れを防止するよ
うに構成してある。
穀装置搬送系クラツチ32に、それが切り状態に
あることを検出するリミツトスイツチ式センサー
36を付設し、かつ、前記グレンタンク5に、そ
れが脱穀装置3横一側部の所定セツト位置にある
ことを検出するリミツトスイツチ式センサー37
を付設すると共に、運転部4に設けた警報ブザー
38とそれら両センサー36,37とを、脱穀装
置搬送系クラツチ32が切り状態で、かつ、グレ
ンタンク5が前記所定セツト位置にあると時のみ
ブザー38が作動するように連動連結し、もつ
て、脱穀装置搬送系クラツチ32を切り操作し、
かつ、タンク5を回動した状態での点検・修理作
業後、タンク5を所定セツト位置に復帰回動操作
した時点でブザー38を自動的に作動させ、作業
者の作業位置とは機体反対側に位置する脱穀装置
搬送系クラツチ32の復帰操作忘れを防止するよ
うに構成してある。
尚、エンジン16から唐箕回転軸15a端部へ
の脱穀クラツチ17を介装した動力伝達系、及
び、その唐箕回転軸15a端部からグレンタンク
5の穀粒搬出装置8,10への動力伝達系、さら
には、唐箕回転軸15a他端から脱穀装置3各部
へのクラツチ32を介装した動力伝達系、それら
各動力伝達系の具体的動力伝達形態及び伝達構造
は各種の構成変更が可能である。
の脱穀クラツチ17を介装した動力伝達系、及
び、その唐箕回転軸15a端部からグレンタンク
5の穀粒搬出装置8,10への動力伝達系、さら
には、唐箕回転軸15a他端から脱穀装置3各部
へのクラツチ32を介装した動力伝達系、それら
各動力伝達系の具体的動力伝達形態及び伝達構造
は各種の構成変更が可能である。
また、唐箕回転軸15a他端から脱穀装置3各
部への動力伝達系に介装されるクラツチ32も、
従来周知の各種形式のクラツチ装置を用いること
が可能である。
部への動力伝達系に介装されるクラツチ32も、
従来周知の各種形式のクラツチ装置を用いること
が可能である。
更に、前記クラツチ32の入り状態への復帰操
作忘れを防止するための警報機構38はブザーや
ランプ等各種のものを適用することが可能であ
り、また、クラツチ32の切り状態のみを各種形
式のセンサー36により検出して警報機構38を
作動させるように構成する等、クラツチ32切り
状態検出機構、並びに、それからの情報に基づい
て警報機構38を作動するための機構は各種の構
成変更が可能である。
作忘れを防止するための警報機構38はブザーや
ランプ等各種のものを適用することが可能であ
り、また、クラツチ32の切り状態のみを各種形
式のセンサー36により検出して警報機構38を
作動させるように構成する等、クラツチ32切り
状態検出機構、並びに、それからの情報に基づい
て警報機構38を作動するための機構は各種の構
成変更が可能である。
本考案は、移動式グレンタンクを備えた各種型
式のコンバインを対象とするものである。
式のコンバインを対象とするものである。
第1図はコンバインの一部を切欠いた全体側面
図、第2図は同全体平面図、第3図は穀粒搬出状
態を示す一部省略図、第4図は荷台上盛り上がり
穀粒検出センサーの変形例を示す拡大図、第5図
は駆動構造を示す概略系統図、第6図は従来の駆
動構造を示す概略系統図である。 3……脱穀装置、5……グレンタンク、8,1
0……穀粒搬出装置、15a……唐箕軸、16…
…エンジン、17……脱穀クラツチ、32……ク
ラツチ、36……センサー、38……警報機構。
図、第2図は同全体平面図、第3図は穀粒搬出状
態を示す一部省略図、第4図は荷台上盛り上がり
穀粒検出センサーの変形例を示す拡大図、第5図
は駆動構造を示す概略系統図、第6図は従来の駆
動構造を示す概略系統図である。 3……脱穀装置、5……グレンタンク、8,1
0……穀粒搬出装置、15a……唐箕軸、16…
…エンジン、17……脱穀クラツチ、32……ク
ラツチ、36……センサー、38……警報機構。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 脱穀装置3の横一側部に設けたグレンタンク
5を、前記脱穀装置3横側部を開放する位置に
移動可能に構成したコンバインであつて、搭載
エンジン16の動力を脱穀クラツチ17を介し
ての唐箕軸15aの一端に伝達すべく構成する
とともに、この唐箕軸15aの一端と前記グレ
ンタンク5に装備した穀粒搬出装置8,10を
連動連結し、前記唐箕軸15aの他端と脱穀装
置3とを連動連結する伝動系にクラツチ32を
介装するとともに、このクラツチ32が切り状
態にあることを検出して警報機構38を作動さ
せるためのセンサー36を設けてあることを特
徴とするコンバイン。 前記警報機構38を、前記センサー36がク
ラツチ32切り状態を検出し、且つ前記グレン
タンク5が前記脱穀装置3の横一側部の所定セ
ツト位置にあることが検出されたときのみ作動
するよう構成してあることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第項に記載のコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12807182U JPS5931840U (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12807182U JPS5931840U (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5931840U JPS5931840U (ja) | 1984-02-28 |
JPH0229884Y2 true JPH0229884Y2 (ja) | 1990-08-10 |
Family
ID=30290655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12807182U Granted JPS5931840U (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931840U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2526994B2 (ja) * | 1988-06-24 | 1996-08-21 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
JP5840012B2 (ja) * | 2012-01-30 | 2016-01-06 | 株式会社クボタ | コンバイン |
-
1982
- 1982-08-24 JP JP12807182U patent/JPS5931840U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5931840U (ja) | 1984-02-28 |
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