JPH02298547A - 防蟻性発泡樹脂断熱材 - Google Patents
防蟻性発泡樹脂断熱材Info
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- JPH02298547A JPH02298547A JP11855089A JP11855089A JPH02298547A JP H02298547 A JPH02298547 A JP H02298547A JP 11855089 A JP11855089 A JP 11855089A JP 11855089 A JP11855089 A JP 11855089A JP H02298547 A JPH02298547 A JP H02298547A
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- polyurethane
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- Pending
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、防蟻性に優れた発泡樹脂断熱材に関する。
(従来の技術)
発砲ポリウレタンは断熱効果が高く、比較的に低価で加
工し易いなどの特徴を有するため、建築物の断熱材や充
填材として広く大量に使用されている。
工し易いなどの特徴を有するため、建築物の断熱材や充
填材として広く大量に使用されている。
ところが、近年これら発泡ポリウレタン材料は、シロア
リが最も嗜好するマツ材よりも好んで加害することが明
らかになり、テレビ、新聞、雑誌等でも採り上げられ、
社会問題の一つとして注目されている。
リが最も嗜好するマツ材よりも好んで加害することが明
らかになり、テレビ、新聞、雑誌等でも採り上げられ、
社会問題の一つとして注目されている。
そこで、耐蟻性の高い発泡ポリウレタン4Aが開発され
ると、建築物の断熱制を始め、建築・土木工事における
充填材や防水材、更には梱包材料などとして広範囲な利
用が可能である。
ると、建築物の断熱制を始め、建築・土木工事における
充填材や防水材、更には梱包材料などとして広範囲な利
用が可能である。
(発明が解決しようどする課題)
しかし乍ら、発泡ポリウレタン断熱洞の製造過程におい
て、発泡時に130℃以上に発熱するため、現在シロア
リ防除剤として使用されているものは、殆んどが熱分解
すると共に添加した薬剤が樹脂中に包み込まれた形とな
って、防蟻効果が消失あるいは低下する。
て、発泡時に130℃以上に発熱するため、現在シロア
リ防除剤として使用されているものは、殆んどが熱分解
すると共に添加した薬剤が樹脂中に包み込まれた形とな
って、防蟻効果が消失あるいは低下する。
従って現在のところ、発泡ポリウレタン中に混入使用で
きる大切な薬剤がなく、多くのものが困惑し、且つ検討
・模索しているところである。
きる大切な薬剤がなく、多くのものが困惑し、且つ検討
・模索しているところである。
本発明は、防蟻性を有する発泡樹脂断熱材を開発するた
めに、ポリウレタン材料中に添加する防蟻剤として適切
なものを探究し、その添加量についても研究、検討した
ものである。
めに、ポリウレタン材料中に添加する防蟻剤として適切
なものを探究し、その添加量についても研究、検討した
ものである。
本発明における添加薬剤としては、人畜に対して比較的
安全性が高く、取扱いが容易であり、旧つ製造工程にお
いて特に高温によって分解して防蟻効果を失わず、しか
も薬剤を添加することによって発砲ポリウレタン材の発
泡性、強度その他の性能を損なわないものでなければな
らない。
安全性が高く、取扱いが容易であり、旧つ製造工程にお
いて特に高温によって分解して防蟻効果を失わず、しか
も薬剤を添加することによって発砲ポリウレタン材の発
泡性、強度その他の性能を損なわないものでなければな
らない。
(課題を解決するための手段)
このため本発明は、多くの薬剤について実験的な検討を
行った結果、人畜に対して比較的安全で、しかも発泡ポ
リウレタン中に添加しても防蟻効力を失わない薬剤とし
て硼素系化合物を見い出したもので、その特徴とすると
ころは、ポリウレタンに硼素化合物Na、Jt60□、
・4H20を3〜5%重量添加したことにある。
行った結果、人畜に対して比較的安全で、しかも発泡ポ
リウレタン中に添加しても防蟻効力を失わない薬剤とし
て硼素系化合物を見い出したもので、その特徴とすると
ころは、ポリウレタンに硼素化合物Na、Jt60□、
・4H20を3〜5%重量添加したことにある。
(作 用)
本発明が用いた硼素系殺虫剤は、シロアリの口から侵入
して作用する消化中毒剤であって、接触毒または呼吸前
としての作用は殆んど認められない。
して作用する消化中毒剤であって、接触毒または呼吸前
としての作用は殆んど認められない。
従って、発泡ポリウレタン断熱材に添加した場1
合も全く食害されないというものではなく、極く
微量食害することによって致死または食害を中止させる
作用を有するものである。
合も全く食害されないというものではなく、極く
微量食害することによって致死または食害を中止させる
作用を有するものである。
(実施例
以下、本発明の詳細な説明すると、硼素化合物(粉末)
NazBeO+a・4I−IP、0(99,4%)を
ポリウレタン樹脂粉末(原体)に1.3.5%(重量)
添加したものと、有機塩素系殺虫剤のクロルデン(粉末
又はアメ状)を1.3.5%、テレピン?lll 3.
5%添加したものと無処理試料についてイエシロアリに
よる食害試験を行った。試験片の大きさは5X5X2X
cmで、シロアリの最も嗜好するマツ材片(5X5X0
.5an)2枚でサン1〜ウイツチ状に針金で束ねたも
のを実験に供した。それら試験片を各10個ずつ鹿児島
県吹」二浜の松林にあるイエシロアリの巣の周りに63
年5月240〜11月14日の間埋設してシロアリに食
害させた。
NazBeO+a・4I−IP、0(99,4%)を
ポリウレタン樹脂粉末(原体)に1.3.5%(重量)
添加したものと、有機塩素系殺虫剤のクロルデン(粉末
又はアメ状)を1.3.5%、テレピン?lll 3.
5%添加したものと無処理試料についてイエシロアリに
よる食害試験を行った。試験片の大きさは5X5X2X
cmで、シロアリの最も嗜好するマツ材片(5X5X0
.5an)2枚でサン1〜ウイツチ状に針金で束ねたも
のを実験に供した。それら試験片を各10個ずつ鹿児島
県吹」二浜の松林にあるイエシロアリの巣の周りに63
年5月240〜11月14日の間埋設してシロアリに食
害させた。
シロアリ食害試験の結果は表1の通りである。
−、j−
× ・・・・・被害甚大
Δ ・・・・・被害軽少
O・・・・被害なし
表1から明らかなように、硼素化合物を添加した試験片
はきわめて高い耐蟻性を示した。これに対して、一般に
シロアリに対して殺虫力が強いといわれているテレピン
油とクロルデンを添加したものはかなりひどく食害され
た。特にシロアリ防除剤として優れた殺蟻力と残効性を
有するクロルデンは発泡ポリウレタン材中に混入される
と防蟻効力が余りないことが分かった。本実験の結果か
ら、本発明による硼素化合物を3・〜5%添加すること
により防蟻性が著しく向−ヒすることが判明した。
はきわめて高い耐蟻性を示した。これに対して、一般に
シロアリに対して殺虫力が強いといわれているテレピン
油とクロルデンを添加したものはかなりひどく食害され
た。特にシロアリ防除剤として優れた殺蟻力と残効性を
有するクロルデンは発泡ポリウレタン材中に混入される
と防蟻効力が余りないことが分かった。本実験の結果か
ら、本発明による硼素化合物を3・〜5%添加すること
により防蟻性が著しく向−ヒすることが判明した。
(発明の効果)
本発明によると、主として建築物の壁体内、その他に現
在大量に使用されている発泡ポリウレタン断熱材の優れ
た耐蟻性を付加することにより、シロアリがマツ材より
好んで加害する断熱材のシロアリ被害を防止でき、建築
、土木分野にもたらす技術的及び経済的貢献は極めて太
きい。
在大量に使用されている発泡ポリウレタン断熱材の優れ
た耐蟻性を付加することにより、シロアリがマツ材より
好んで加害する断熱材のシロアリ被害を防止でき、建築
、土木分野にもたらす技術的及び経済的貢献は極めて太
きい。
Claims (1)
- ポリウレタンに硼素化合物Na_2B_8O_1_3・
4H_2Oを3〜5%重量添加して成る防蟻性発泡樹脂
断熱材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11855089A JPH02298547A (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 防蟻性発泡樹脂断熱材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11855089A JPH02298547A (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 防蟻性発泡樹脂断熱材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02298547A true JPH02298547A (ja) | 1990-12-10 |
Family
ID=14739362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11855089A Pending JPH02298547A (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 防蟻性発泡樹脂断熱材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02298547A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001106609A (ja) * | 1999-10-04 | 2001-04-17 | Nippon Eisei Center:Kk | シロアリ殺虫剤及びシロアリ殺虫性材料 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63264670A (ja) * | 1987-04-21 | 1988-11-01 | Hachiro Mori | 防虫処理樹脂断熱材料 |
-
1989
- 1989-05-15 JP JP11855089A patent/JPH02298547A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63264670A (ja) * | 1987-04-21 | 1988-11-01 | Hachiro Mori | 防虫処理樹脂断熱材料 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001106609A (ja) * | 1999-10-04 | 2001-04-17 | Nippon Eisei Center:Kk | シロアリ殺虫剤及びシロアリ殺虫性材料 |
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