JPH0229809Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0229809Y2 JPH0229809Y2 JP3036383U JP3036383U JPH0229809Y2 JP H0229809 Y2 JPH0229809 Y2 JP H0229809Y2 JP 3036383 U JP3036383 U JP 3036383U JP 3036383 U JP3036383 U JP 3036383U JP H0229809 Y2 JPH0229809 Y2 JP H0229809Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear housing
- brush holder
- mounting surface
- motor casing
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、主として車両ウインドワイパーや
車両窓ガラス昇降装置などに適用されるモータ装
置に係るもので、とくにモータケーシングと歯車
減速機構を収納しているギヤハウジングとのあい
だにモータのブラシホルダーを挾持して構成する
モータ装置の改良に関するものである。
車両窓ガラス昇降装置などに適用されるモータ装
置に係るもので、とくにモータケーシングと歯車
減速機構を収納しているギヤハウジングとのあい
だにモータのブラシホルダーを挾持して構成する
モータ装置の改良に関するものである。
従来、車両ウインドワイパーの駆動モータ装置
に、第1図ないし第3図に示すものが使われてい
る。すなわち、1は歯車減速機構を収納している
ギヤハウジング、1aはモータケーシング(図示
してない)への接合用フランジ、2は合成樹脂製
の板状ブラシホルダー、2aはブラシ支持子、2
bはモータ側回転子を受入れる円形開口、2cは
ホルダー取付け孔であつて、ギヤハウジング1の
接合用フランジ1aにブラシボルダー2を重ね合
わせ、取付け孔2cからフランジ側に螺合させた
ネジ2dによつて、ブラシホルダー2をギヤハウ
ジングに固定して位置決めとなし、次にそこにモ
ータケーシング(図示してない)の接合用フラン
ジを重ね合わせ、その接合用フランジからギヤハ
ウジング側の接合用フランジ1aの取付け孔1e
にネジ(図示してない)を螺合し、それによつて
ギヤハウジングとモータケーシングとのあいだに
ブラシホルダーを挾持するようにしている。
に、第1図ないし第3図に示すものが使われてい
る。すなわち、1は歯車減速機構を収納している
ギヤハウジング、1aはモータケーシング(図示
してない)への接合用フランジ、2は合成樹脂製
の板状ブラシホルダー、2aはブラシ支持子、2
bはモータ側回転子を受入れる円形開口、2cは
ホルダー取付け孔であつて、ギヤハウジング1の
接合用フランジ1aにブラシボルダー2を重ね合
わせ、取付け孔2cからフランジ側に螺合させた
ネジ2dによつて、ブラシホルダー2をギヤハウ
ジングに固定して位置決めとなし、次にそこにモ
ータケーシング(図示してない)の接合用フラン
ジを重ね合わせ、その接合用フランジからギヤハ
ウジング側の接合用フランジ1aの取付け孔1e
にネジ(図示してない)を螺合し、それによつて
ギヤハウジングとモータケーシングとのあいだに
ブラシホルダーを挾持するようにしている。
しかして上記モータ装置の構成によれば、モー
タケーシングとギヤハウジングとの連結時にブラ
シホルダーを組込めるから、ブラシホルダーをモ
ータケーシング内部に組込む構造のものに比べ、
ブラシホルダーの組付けが容易となるが、ブラシ
ホルダーを位置決めするのに、いちどネジ2dで
固定しなければならないので、部品代が余計に
かゝり、しかもネジの締付け工数が増え、全体と
してコスト高となる欠点がある。
タケーシングとギヤハウジングとの連結時にブラ
シホルダーを組込めるから、ブラシホルダーをモ
ータケーシング内部に組込む構造のものに比べ、
ブラシホルダーの組付けが容易となるが、ブラシ
ホルダーを位置決めするのに、いちどネジ2dで
固定しなければならないので、部品代が余計に
かゝり、しかもネジの締付け工数が増え、全体と
してコスト高となる欠点がある。
この考案は、上記の問題を解決するためになさ
れたものであつて、前記のブラシホルダーの取付
けが極めて簡単にでき、それのための部品代なら
びにネジ締付け作業が省けるモータ装置を提供す
ることを目的としているものである。
れたものであつて、前記のブラシホルダーの取付
けが極めて簡単にでき、それのための部品代なら
びにネジ締付け作業が省けるモータ装置を提供す
ることを目的としているものである。
この考案によるモータ装置は、モータケーシン
グと歯車減速機構を収納しているギヤハウジング
とのあいだに板状のブラシホルダーを挾持して構
成するものにおいて、前記ブラシホルダーの周縁
に係合腕が突出され、その係合腕が前記ギヤハウ
ジングの取付け面に形成された凹部に嵌め合わさ
れ、かつギヤハウジングの取付け面にネジで結合
されたモータケーシングの取付け面で挾持されて
いる構成に特徴を有するものである。
グと歯車減速機構を収納しているギヤハウジング
とのあいだに板状のブラシホルダーを挾持して構
成するものにおいて、前記ブラシホルダーの周縁
に係合腕が突出され、その係合腕が前記ギヤハウ
ジングの取付け面に形成された凹部に嵌め合わさ
れ、かつギヤハウジングの取付け面にネジで結合
されたモータケーシングの取付け面で挾持されて
いる構成に特徴を有するものである。
以下、この考案をその実施の一例を示した図面
にもとづいて詳細に説明する。
にもとづいて詳細に説明する。
第4図ないし第8図において、10はモータケ
ーシング、11はギヤハウジング、12はワイパ
ーに連結される出力軸、13は板状のブラシホル
ダーであつて、ブラシホルダー13には、ブラシ
支持子14、モータ回転子受入れ用開口15のほ
かに、直径方向に対向する周縁部位に、係合腕1
6がそれぞれ設けられている。この係合腕16
は、軸線方向に張り出す突片部16aと、その先
端から半径方向に屈曲する突出部16bとで形成
されている。
ーシング、11はギヤハウジング、12はワイパ
ーに連結される出力軸、13は板状のブラシホル
ダーであつて、ブラシホルダー13には、ブラシ
支持子14、モータ回転子受入れ用開口15のほ
かに、直径方向に対向する周縁部位に、係合腕1
6がそれぞれ設けられている。この係合腕16
は、軸線方向に張り出す突片部16aと、その先
端から半径方向に屈曲する突出部16bとで形成
されている。
前記ギヤハウジング11には、ブラシホルダー
の取付け面に環状の突壁17があり、その環状突
壁17には、直径方向に対向する部位に、前記係
合腕16を嵌め合わせるための凹部18が形成さ
れており、前記ブラシホルダー13は、その係合
腕16が凹部18に嵌め合わされた状態で、環状
突壁17に重ね合わされ、そこにモータケーシン
グ10の取付け面が接合されると、係合腕16の
突出部16bはモータケーシングの取付け面で挾
持されるようになつている。そしてモータケーシ
ング10はその取付け面の孔(図示してない)か
らギヤハウジング11の取付け面にあけられてい
るネジ孔19にネジ20を螺合することにより、
ギヤハウジングに固定されるようになつている。
の取付け面に環状の突壁17があり、その環状突
壁17には、直径方向に対向する部位に、前記係
合腕16を嵌め合わせるための凹部18が形成さ
れており、前記ブラシホルダー13は、その係合
腕16が凹部18に嵌め合わされた状態で、環状
突壁17に重ね合わされ、そこにモータケーシン
グ10の取付け面が接合されると、係合腕16の
突出部16bはモータケーシングの取付け面で挾
持されるようになつている。そしてモータケーシ
ング10はその取付け面の孔(図示してない)か
らギヤハウジング11の取付け面にあけられてい
るネジ孔19にネジ20を螺合することにより、
ギヤハウジングに固定されるようになつている。
したがつて、上記に示したモータ装置の構成に
よれば、ギヤハウジング11とモータケーシング
10とのあいだに挾持される板状のブラシホルダ
ー13の係合腕16をギヤハウジングの取付け面
に設けた凹部18に嵌め合わせたあと、モータケ
ーシングをギヤハウジングにネジで結合するだけ
で、ブラシホルダー13の位置決めと固定とを同
時に行うことができるから、ブラシホルダーのネ
ジ取付け手段は不要となり、その部品代ならびに
ネジ締付け工数を省いてコストの低減を図ること
ができる。
よれば、ギヤハウジング11とモータケーシング
10とのあいだに挾持される板状のブラシホルダ
ー13の係合腕16をギヤハウジングの取付け面
に設けた凹部18に嵌め合わせたあと、モータケ
ーシングをギヤハウジングにネジで結合するだけ
で、ブラシホルダー13の位置決めと固定とを同
時に行うことができるから、ブラシホルダーのネ
ジ取付け手段は不要となり、その部品代ならびに
ネジ締付け工数を省いてコストの低減を図ること
ができる。
以上に述べたように、この考案によれば、モー
タケーシングと歯車減速機構を収納しているギヤ
ハウジングとのあいだに板状のブラシホルダーを
挾持して構成するモータ装置において、前記ギヤ
ハウジングの周縁に係合腕が突出され、その係合
腕が前記ギヤハウジングの取付け面に形成された
凹部に嵌め合わされ、かつギヤハウジングの取付
け面にネジで結合されたモータケーシングの取付
け面で挾持されているので、ブラシホルダーの取
付けネジを不要とし、ネジの締付け工数の削減と
コスト低減を図ることができる。
タケーシングと歯車減速機構を収納しているギヤ
ハウジングとのあいだに板状のブラシホルダーを
挾持して構成するモータ装置において、前記ギヤ
ハウジングの周縁に係合腕が突出され、その係合
腕が前記ギヤハウジングの取付け面に形成された
凹部に嵌め合わされ、かつギヤハウジングの取付
け面にネジで結合されたモータケーシングの取付
け面で挾持されているので、ブラシホルダーの取
付けネジを不要とし、ネジの締付け工数の削減と
コスト低減を図ることができる。
第1図は一部を取外してみた従来のモータ装置
の端面図、第2図は従来のブラシホルダー正面
図、第3図は側面図、第4図はこの考案の一実施
例を示すモータ装置の側面図、第5図はモータケ
ーシングを取外してみた端面図、第6図はギヤハ
ウジングの取付け面部分の斜視図、第7図はブラ
シホルダーの正面図、第8図は側面図である。 10……モータケーシング、11……ギヤハウ
ジング、12……出力軸、13……ブラシホルダ
ー、14……ブラシ支持子、15……モータ回転
子受入れ用開口、16……係合腕、16a,16
b……突出片。
の端面図、第2図は従来のブラシホルダー正面
図、第3図は側面図、第4図はこの考案の一実施
例を示すモータ装置の側面図、第5図はモータケ
ーシングを取外してみた端面図、第6図はギヤハ
ウジングの取付け面部分の斜視図、第7図はブラ
シホルダーの正面図、第8図は側面図である。 10……モータケーシング、11……ギヤハウ
ジング、12……出力軸、13……ブラシホルダ
ー、14……ブラシ支持子、15……モータ回転
子受入れ用開口、16……係合腕、16a,16
b……突出片。
Claims (1)
- モータケーシングと、歯車減速機構を収納して
いるギヤハウジングとのあいだに板状のブラシホ
ルダーを挾持して構成するモータ装置において、
前記ギヤハウジングの周縁に係合腕が突出され、
その係合腕が前記ギヤハウジングの取付け面に形
成された凹部に嵌み合わされ、かつギヤハウジン
グの取付け面にネジで結合されたモータケーシン
グの取付け面で挾持されていることを特徴とする
モータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3036383U JPS59138346U (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | モ−タ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3036383U JPS59138346U (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | モ−タ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59138346U JPS59138346U (ja) | 1984-09-14 |
JPH0229809Y2 true JPH0229809Y2 (ja) | 1990-08-10 |
Family
ID=30161232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3036383U Granted JPS59138346U (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | モ−タ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59138346U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0733568Y2 (ja) * | 1990-07-24 | 1995-07-31 | 株式会社三ツ葉電機製作所 | モータにおけるホルダステーユニットの抜止め構造 |
-
1983
- 1983-03-02 JP JP3036383U patent/JPS59138346U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59138346U (ja) | 1984-09-14 |
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