JPH02297893A - エレクトロルミネセンス素子 - Google Patents

エレクトロルミネセンス素子

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JPH02297893A
JPH02297893A JP1120062A JP12006289A JPH02297893A JP H02297893 A JPH02297893 A JP H02297893A JP 1120062 A JP1120062 A JP 1120062A JP 12006289 A JP12006289 A JP 12006289A JP H02297893 A JPH02297893 A JP H02297893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
element body
ultraviolet
film
moisture
ray absorbing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1120062A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Ishino
石野 敏昭
Yoshifumi Okamoto
岡本 宜文
Norikane Nahata
名畑 憲兼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
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Publication of JPH02297893A publication Critical patent/JPH02297893A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエレクトロルミネセンス素子(以下。
EL素子と称す)の改良に関する。
(従来の技術) EL素子としては、透明電極とそれに対向する背面電極
を有し、こnら両電極間に発光体層および絶縁層が配置
されt素子本体を接着剤層付き防湿フィルムで被覆した
ものが知られている(実開昭57−128798号公報
)。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来品は素子本体を防湿フィルムで被覆してあり、
外部からの水分の浸透を阻止できるので。
屋内での開用に関する限り、長寿命であり好ましいもの
である。
ところが、これを屋外で開用すると紫外線により素子本
体(特に発光体層)が短時間で劣化し。
発光輝度を減することがめった。
紫外線による素子本体の劣化を防止する几めの手段とし
て、素子本体にアクリル系樹脂フィルムのような紫外線
吸収フィルムを重ね合わせ、こ九らを防湿フィルムで被
覆することが提案さnている(実公昭63−17199
号公報)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、かような紫外線吸収フィルムの使用はE
L素子の薄膜化、軽量化の観点から好ましいものではな
い。
従って1本発明は薄膜化、軽量化の要望に応えつつ、!
外線に対する抵抗性を有するEL素子を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明に係るEL素子は、少なくとも一方が透明な互に
対向する電極と1両電極間に配置された発光体層を有す
る素子本体が接着剤層付き防湿フィルムで被覆されてお
り、且つ該接胃剤が紫外線吸収剤を含有していることを
特徴とするものである。
以下1図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。図
面に示すEL素子は、透明電極1とそれに対向する背面
電極2(アルミニウム箔、銅箔等の不透明材料で構成し
てもよく、或いは透明電極と同じく透明としてもよい)
を有し、これら両電極間に発光体層32よび絶縁層4が
配置さAfcm造の素子本体が、Wc着剤層5.6を有
する防湿フィルム7.8により被覆されている。
接着剤層5.6はポリエチレン、変性ポリオレフィン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体(以下。
ホ・ットメルト接着剤、或いはシリコ−y 系、−f 
ム系。
アクリル系等の感圧性接着剤を用い得る。
そして、この接着剤には紫外線吸収剤が含有せしめらn
る。紫外線吸収剤は特に限されず種々のものが使用され
、その具体例としては、2−ヒドロキシ−4−オクトキ
シベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メト牛ジベン
ゾフェノン等ノペンゾフエノン系紫外線吸収剤、2−(
2−ヒドロキン−5’−t−オクチルフェニル)−ベン
ゾトリアゾール、2(2’−ヒドロキシ−3′5′−ジ
ーt−ク プテルフェニル)ペンツトリアゾール等のベンゾトリア
ゾール系紫外線吸収剤を挙げることができる。
接着剤中への紫外線吸収剤の混入量は1、紫外線吸収剤
の種類等によって変わり得、るが1通常、約0.03〜
1重童%である。
このように接層剤層中に紫外fi!吸収剤を混入してお
くことにより、素子外部から到達する紫外線は紫外線吸
収剤によって吸収でき、素子本体に到達する紫外線を微
量に抑制でき、素子本体の紫外線劣化を阻止できるので
ある。
防湿フィルム7.8としてはPCTFEフィルムを用い
ることができるが、この他金属箔とプラスチックフィル
ムとの積層フィルムを用いることもできる。
上記透明電極lとしてはガラス板4グラスチツクフイル
ム等の透明基材9の片面に、可視光線頭載で透明であり
且つ導電性を有する厚さが通常約50〜1ooo Xの
透明導電層10を形成したものを用い得る。透明導電層
は金、銀、パッジ9ム等の金属、酸化インジウム、酸化
スズ等の金属酸化物等から形成できる。
発光体I4Iは電圧の印加により発光するもので。
例えば螢光体とバインダーとしての高分子誘電体の混合
物により形成でき、その厚さは通常約20〜100μ−
である。
螢光体としては、硫化亜鉛、セレン化亜鉛、硫化亜鉛と
硫化カドミウムの混晶等の主剤に活性剤としての銅、銀
、金、マンガン等の金属粉末および付活性剤としての塩
素、臭素、ヨウ素等のノ10ゲン或いはアルミニウム、
カリウム等の金属粉末を添加し次混合物を用いることが
できる。この場合、主剤、活性剤および付活性剤の混合
割合は。
通常、主剤100重量部に対し、活性剤0.01〜0.
1電量部、付活性剤1〜3重量部である。
ま几、バインダーとしての高分子誘電体としてハ、シア
ノエチルセルロース等のセルロース系樹脂、ポリフッ化
ビニリデン、フッ化ビニリデンを含む共重合体等のフッ
X樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、有機
ケイ素樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、ポリウレタン樹
脂等を用いることができる。
発光体層形成収分としての螢光体と高分子誘電体の混合
割合は1種々の条件によって変わり得るが通常は高分子
誘電体100重量部に対し、螢光体50〜600 tt
部である。
発光体NIは1例えば高分子−電体粉末をアセトン、メ
チルエチルクトン、ジメチルフォルムアミド、ジメチル
アセトアミド、ジメチルスルフォキサイド等の有機溶媒
に醪解せしめ、この溶液中に螢光体粉末を分散せしめ、
この液を透明電極とに塗4(スクリーン印刷、スピンコ
ード法等〕、乾燥する方法により形成できる。
また、絶縁層は発光体層形成に用いたのと同様の高分子
誘電体(所望によりチタン酸バリウム。
酸化チタン等の高誘電率粉体を混入)により形成できる
。この絶縁層は省略も可能である。
(実施例) 以下、実施力により本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 〔防湿フィルムの製造〕 EVA(酢酸ビニル含t18重量%)100重量部に対
し、紫外線吸収剤としての2−ヒドロキシ−4−オクチ
ルベンゾフェノン0.2重量部訃よび2−(2′−ヒド
ロキシ−5′−t−オクトキシフェニル)−ベンゾトリ
アゾール0.1重量部を均一に混合し、この混合物をT
ダイ押出機によシ押出し。
厚さ50μ喝のフィルム状物を得る。
次に、このフィルム状物と厚さ200μ鴫の透明なPC
TFEフィルムの各々1枚を温度150℃、圧力5 k
g/14の条件で3分曲加熱加圧し、ホットメルト接着
剤M(EVAから戊り、紫外線吸収剤を含む)付き防湿
フィルムを得る。
[EL素子本体の製造] 厚さ75μmの透明なポリエチレンテレフタレートフィ
ルム(透明基材)の片面上に、 Sn含有量が10g量
%であるIn−Sn合金をターゲットとして用い、酸素
との反応性マグネトロンス′ゞツタリング法により、厚
さ200Aの透明導電層を形成する。
その後、バインダーとしてのシアンエチルセルロースの
アセトン溶液に、螢光体粉末を分散させ。
仁の液を透明導電層とにスクリーン印刷法により塗布し
、60℃で120分間710熱し、更に温度を150℃
に上昇せしめ2分子!]、vo熱することにより、厚さ
60μ溝の発光体層を形成する。なお、上記螢光体粉末
としては硫化亜鉛を主成分とする粉末を用い。
核粉末とシアノエチルセルロースとの配合比(重量比)
は84:16とした。
次いで1発光体層上に前記と同じシアノエチルセルロー
スのアセトン溶液にチタン酸バリウム粉末を分散せしめ
て塗布する。なお、チタン酸バリウムと71ノエチルセ
ルロースとの配合比(重量比)はl:lとした。
その後、!度60℃で120分1!11711J熱しア
セトンの大部分を除去し、厚さ200μ惰のアルミニウ
ム箔を載置し、温度を150℃に上昇せしめ、2分間加
熱することにより1発光体層上に絶縁層を形成せしめる
と共に、該絶縁層上にアルミニウム箔(背面砿極)を密
着させEL素子本体を得る。
(EL:A子の製造〕 EL索子本体のポリエチレンテレフタレートフィルムお
よびアルミ箔上に防湿フィルムのホットメルト接着剤層
を内側にして配置せしめ、温度120℃、圧カフに9/
e4の条件で4分間加熱加圧し。
EL素子本体を防湿フィルムで彼覆封止し0図面と同構
造のELX子を得た。
実施例2 〔防湿フィルムの製造〕 ジメチルシロキサンを主成分とするシリコーン系wcm
剤溶液(固形分濃度40重量%のトルエン溶液)に、紫
外線吸収剤2− (2’−ヒドロキシ−5−t−オクチ
ルフェニル)−ベンゾトリアゾールを上記固形分100
重量部に対し0.3重量部添加し1次いでこの溶液を厚
さ200μ惰の透明なPCTFEフィルムの片面に塗布
し、150℃の温度で3分間加熱乾燥し、厚さ70μ蟻
の7リコ一ン系感圧性接着剤層(紫外線吸収剤を含む〕
付き防湿フィルムを得る。
(IL素子本体の製造〕 実施例1と同様に作業する。
[EL素子の製造] EL素子本体のポリエチレンテレフタレートフィルムお
よびアルミ箔とに防湿フィルムの感圧性接着剤層を内側
にして配置し、防湿フィルムの端縁部相互を感圧性接着
剤により貼り合わせ1図面と同構造のEL索子を得t0 比較例 紫外線吸収剤を用いないこと以外は実施例1と同様にし
てEL素子を得た。
上記実施例および比較例によって得られたEL累子を紫
外線照射装置中で3日間紫外線を連続照射して取り出し
、輝度保持率を測定したところ。
実施例1rj97%、実施例2は95%、比較省は84
%で6つ九〇 なお、輝度保持率は下記式により算出し比。
(発明の効果) 本発明は上記のように構成さnてお9.接着剤層中に紫
外線吸収剤を含有せしめたので、EL累子の薄膜化、軽
量化を達成すると共に素子を長寿命化できる特徴を有す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るFILL素子の実例を示す断面図で
ある。 l・・・透明電極   2・・・背面電極   3・・
・発光体層   5.6・・・接着剤層   7.8・
・・防湿フィルム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  少なくとも一方が透明な互に対向する電極と、両電極
    間に配置された発光体層を有する素子本体が接着剤層付
    き防湿フイルムで被覆されており、且つ該接着剤が紫外
    線吸収剤を含有していることを特徴とするエレクトロル
    ミネセンス素子。
JP1120062A 1989-05-11 1989-05-11 エレクトロルミネセンス素子 Pending JPH02297893A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005529172A (ja) * 2002-06-06 2005-09-29 チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド エレクトロルミネセンス素子

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005529172A (ja) * 2002-06-06 2005-09-29 チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド エレクトロルミネセンス素子
JP4916661B2 (ja) * 2002-06-06 2012-04-18 チバ ホールディング インコーポレーテッド エレクトロルミネセンス素子

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