JPH02297632A - 画像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、マルチタスクシステム内の各タスク間の通信
方法に関する。

従来の技術 従来の技術について、連続画像転送処理を行う場合のマ
ルチタスクシステム内のタスク間通信方法を第４図〜第
６図を用いて説明する。

第４図はタスク構成図で第５図、第６図は第３図のタス
ク間の通信方法を示す図である。

第４図において、１はアプリケーション・プログラムで
あり連続画像コマンド１７を指令する。２はコントロー
ルタスクでアプリケーション・プログラム１の指令を解
析しコントロール指令およびそのレスポンスを受ける。

３は圧縮画像のり−ド／ライトを制御するタスクで以降
５Ｃ８Ｉと称する。４は画像情報の圧縮、伸長を制御す
るタスクで以降ＵＣＤＡと称す。５は画像情報の表示を
制御するタスクで以降ＧＳＰと称す。６は画像情報のス
キャン、プリントを制御するタスクで以降ＩＯＣと称す
。

７〜１０はドライバであシ、７は、光ディスク１１およ
びハードディスク１２の圧縮画像情報をリ−ド／ライト
するドライバ、８は画像情報の圧縮、伸長を行うドライ
バ、９は画像表示装置１３に画像情報を表示するドライ
バ、ＩＯはスキャナ１４．プリンタ１５を使用しスキャ
ン、プリント処理するドライバである。１６はマルチタ
スクシステム環境である。

次に光ディスク１１又はハードディスク１２に格納され
ている圧縮画像情報を画像表示装置１３に表示する場合
の動作を第４図、第５図を用いて説明する。まずアプリ
ケーション・プログラム１よ多連続画像転送コマンド１
７がコントロールタスク２に発行され、コントロールタ
スク２はこれを受信して解析し、１画像（以降１ページ
と称する）に対応するコマンド１８を５Ｃ８Ｉタスク３
に発行する。

５Ｃ８Ｉタスク３はこのコマンド１８を受信するとドラ
イバ７によシ光ディスク１１又はハードディスク１２よ
シ圧縮画像情報をリードし、コントロールタスク２にレ
スポンス信号１９を発行する。コントロールタスク２は
このレスポンス信号１９を受信すると次にＵＣＤＡタス
ク４にコマンド加を発行する。ＵＣＤＡタスク４はこの
コマンド加を受信するとドライバ８によりドライバ７で
リードした圧縮画像情報を伸長し、コントロールタスク
２にレスポンス信号２１を発行する。コントロールタス
ク２はレスポンス信号２１を受信すると、次にＧＳＰタ
スク５にコマンドｎを発行する。ＧＳＰタスク５はこの
コマンドｎを受信するとドライバ９によりドライバ８で
伸長した画像情報を画像表示装置１３に表示シ、コント
ロールタスク２にレスポンス信号ｎを発行する。コント
ロールタスク２はレスポンス信号乙を受信すると、次に
２ページの画像を表示するコマンドを上述と同様に発行
２６シてゆく。これを繰り返して連続画像転送を行う。

第６図はコントロールタスク２が下位タスク３〜６から
のレスポンス信号１９．２１．２３．２５を受信するし
ないにかかわらず指定された画像数（ページ数）分のコ
マンドを発行する場合である。各タスクハオベレーテイ
ンクシステムの一機能である受信メツセージの待ち行列
（Ｑｕｅｕｅ）処理によシ受信したメッセージ順に待ち
行列とし、前に受けたメツセージを飛び越えて処理をす
ることなく、順次処理してゆく。この場合、第５図の場
合とは異な広告タスク３〜５は待ち時間がなく、次々と
コマンドを処理してゆくので効束がよい。例えば５ｃｓ
ｒタスク３は１ページの処理が終われば直チに２ページ
、３ページと休みなく連続作業が可能となる。

発明が解決しようとする課題 しかし、かかる構成によれば、コントロールタスクは各
下位タスクからのレスポンスを受信した後、次のタスク
にコマンドを発行するため、レスポンスの時間がかかる
とともに下位タスクからのレスポンスを管理するコント
ロール・テーブルが必要となり、さらに各タスクとの送
受信メンセージ増加に伴うタスクの切シ換えの増加など
によりコントロールタスクのスケジューラのオーバベッ
ドが起こり連続画像転送の処理時間が全体として増加す
るという問題があった。

すなわち、第５図に示す場合は、アプリケーション・プ
ログラム１からの連続画像転送処理コマンド１７を受信
したコントロールタスク２は処理コマンド１７を解析し
て下位タスク３〜６の使用順を定め最初に光ディスク１
１又はハードディスク１２よシ圧縮画像情報を得るため
、５Ｃ８Ｉタスク３にコマンド１８を発行し、対応する
レスポンス信号１９を受信する。次に５Ｃ８Ｉタスク３
でリードした圧縮画像情報を伸長処理するためコマンド
加をＵＣＤＡタスク４に発行する。このようにコントロ
ールタスク２は１つのタスクのレスポンス信号を受信後
に次の処理を行うタスクにコマンドを発行する。このた
めレスポンス信号を受信するための時間がかかる上、コ
ントロールタスク２と各タスク３〜６とが直接コマンド
とレスポンス信号をやりとりするためレスポンスを管理
するコントロール・テーブルが必要となる。またこの場
合は、１つの下位タスクが作動中は他の下位タスクは遊
んでおり全体としての処理時間が長くなる。

第６図の場合は、第５図の処理時間が長くなるという欠
点を除いたもので、コントロールタスク２はまず５Ｃ８
Ｉタスク３には、そのレスポンス信号を待つことなく次
々に処理コマンドを発行してゆく。しかし次のＵＣＤＡ
タスク４には、５Ｃ８Ｉタスク３からの最初のレスポン
ス信号１′を受信した後にコマンド１を発行してゆく。

このため、コントロールタスク２が発行したコマンドと
ページ数を管理するためにコントロールテーブルが必要
となり、次々に行う送受信するメツセージに応じてタス
クの切υ換えを行うため、コントロールタスク２の負担
が大きくなり、オーバヘッドが起こシ画像転送の処理時
間が全体として増加することになる。

本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、コン
トロールタスクは各下位タスクからのレスポンスを受け
ることなく下位タスクに順次メツセージを次々と伝達し
て下位タスクの処理待ち時間およびコントロールタスク
の送受信メツセージを減少させることによりコントロー
ルタスクからのメツセージを迅速に処理するタスク間の
通信方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、コントロールタスクは制御す
るすべての下位タスクに対するコマンドと、そのコマン
ドを伝送する順序を含むタスク指令を最初の下位タスク
に発行するようにすればよく、本発明のマルチタスクシ
ステムのタスク間通信方法は、コントロールタスクと、
該コントロールタスクに制御される複数の下位タスクよ
りなり、前記コントロールタスクが、タスクに対する作
業指令と該タスクの次に作業を行うタスクを示すポイン
タとを含むタスク指令を制御する下位タスクの数に応じ
て第１の下位タスクに伝送し、前記第１の下位タスクが
前記ポインタに示す第２の下位タスクに前記タスク指令
を伝送し、以下、前記ポインタに示すタスクに順次前記
タスク指令を伝送することを特徴とする。

作用 コントロールタスクが発行するタスク指令には、制御対
象となる全ての下位タスクに対するコマンドと、各下位
タスクのコマンドには、次にそのタスク指令を伝送すべ
きタスクへのポインタが含まれているので、コントロー
ルタスクはタスク指令を最初の下位タスクへ伝送すれば
、タスク指令はポインタに従い次々と下位タスクに伝達
され、最後の下位タスクに対するコマンドにコントロー
ルタスクへ戻るポインタを含めることによシ、制御対象
となる全ての下位タスクがタスク指令を実施したことを
コントロールタスクは確認できる。

またコントロールタスクは、最終下位タスクよシのレス
ポンスを待つことなく、次々とタスク指令を発行するこ
とにより各下位タスクは待ち時間をとることなく連続し
て処理を実施することができる。

以上によりコントロールタスクが送受信するメツセージ
は減少し、コントロールテーブルを作成する必要もなく
、コントロールタスクの負担も少なくなり、マルチタス
クシステム全体の処理時間を減少させることができる。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図〜第３図を用いて説明す
る。

第１図はタスク構成図であり、従来の技術で説明した第
４図と同じ構成で、同一符号は同じ内容を表す。タスク
構成は同一であるがタスク指令の伝送方法（ａ〜ｄ）が
異なる。

第２図は本実施例において、タスク間の通信を行うタス
ク指令のフォーマットである。ｒは圧縮画像情報のり一
ド／ライトを実行するドライバ７を制御する５ＣＳＩタ
スク３へのタスク指令を表すパラメータ・ブロックで、
５Ｃ８Ｉタスク３が実施すべき処理のコマンドを示す処
理パラメータ２７１とこの処理パラメータ２７１に従っ
て処理を実施後タスク指令を伝送すべき次のタスク番号
２７２つまり、ＵＣＤＡタスク４のタスク番号が記載さ
れている。あは画像情報を圧縮、伸長するドライバ８を
制御するＵＣＤＡタスクのタスク指令を表すパラメータ
・ブロックで、その構成内容２８１゜２８２はＳＣ８Ｉ
タスク３用の場合と同様である。

四は画像情報の表示を行うドライバ９を制御するＧＳＰ
タスク５へのタスク指令である。この場合処理パラメー
タ２９１はＧＳＰタスク５が実施すべき処理のコマンド
等であるが、次のタスク番号２９２はコントロールタス
ク２番号となる。

なお、本実施例ではスキャナ１４．プリンタ１５を使用
しない場合を示すが、これらを使用するときは、タスク
指令に上述に倣ってＩＯＣタスク６用のタスク指令を追
加すればよい。

次に第３図を用いて動作を説明する。

アプリケーション・プログラム１より連続画像転送表示
コマンド１７が発行されるとコントロールタスク２は転
送表示すべき画像ページ数がわかり、最初のページの画
像転送のパラメータをセットする。このパラメータのセ
ットは第２図に示すようにＳＣ３Ｉタスク３に対しては
光ディバイス１１゜ハードディスク１２から圧縮画像を
リードする５Ｃ８Ｉタスクパラメータ２７１とＳＣ８Ｉ
タスク処理後次の処理タスクとなるＵＣＤＡタスク４に
送信する為のＵＣＤＡタスク番号２７２をセットし、Ｕ
ＣＤＡタスク４に対しては伸長処理をするＵＣＤＡタス
クパラメータ２８１とＵＣＤＡタスク処理後次の処理タ
スクとなるＧＳＰタスク５に送信する為のＧＳＰタスク
番号２８２をセットし、ＧＳＰタスク５に対しては伸長
した画像情報を表示するＧＳＰタスクパラメータ２９１
とＧＳＰタスク処理後コントロールタスク２にレスポン
スとして送信するためのコントロールタスク番号２９２
をセットする。

コントロールタスク２／′ｉ、全パラメータをセクトし
た後最初に処理する５Ｃ８Ｉタスク３に対し、作成した
コマンドメツセージａ。を送信する。コントロールタス
ク２は、さらに転送すべき画像ページ分だけ同様にパラ
メータをセットし、作成したコマンドメソセージａＩ＋
８２を順次５Ｃ８Ｉタスク３へ送信する。コントロール
タスク２より連続して発行したコマンドメツセージａ。

＋　ａｌ　ｌ　８２を受信する５Ｃ８Ｉタスク３は、マ
ルチタスクシステムに備わる機能である待ち行列処理に
より、後に発行されたコマンドメツセージの処理を先に
実行する事はせず、コントロールタスク２が発行した順
序で処理してゆく。１回目のコマンドメツセージａ。を
受信した５Ｃ８Ｉタスク３は、受信メツセージ内の５Ｃ
ＳＩタスクパラメータブロツクｒを参照し、そのパラメ
ータが示す画像のリード処理Ａ。を実行する。その処理
を終了した後、５Ｃ８Ｉタスク３は次のタスク番号２７
２が示すＵＣＤＡタスク４に５Ｃ８Ｉタスクが受信した
コマンドメツセージａ。をす。とじて送信する。送信後
、コントロールタスク２からの次ページ以降のコマンド
メソセージａｌｒａ２も同様にＡ、、Ａ２として実行す
る。

一方ＵＣＤＡタスク４はＳＣ８Ｉタスク３から受信した
コマンドメソセージｂ。内のＵＣＤＡタスクパラメータ
ブロック路を参照し、その処理パラメータ２８１が示す
伸長処理Ｂ。を実行する。処理終了後、５Ｃ８Ｉタスク
３と同様に次のタスク番号２８２が示すＧＳＰタスク５
にコマンドメツセージＣ８を送信し、次ページ以降の受
信コマンドメツセージｂｌ、ｂ２も同様にＢ、、Ｂ２と
して実行する。

次に、ＧＳＰタスク５も５Ｃ８Ｉタスク３．　ＵＣＤＡ
タスク４と同様に受信したコマンドメツセージＣ８内の
自己タスクパラメータブロック四を参照し、その処理パ
ラメータ２９１が示す画像表示処理Ｃ６を実行する。処
理終了後、次のタスク番号２９２が示すコントロールタ
スク２に１ペ一ジ分の処理レスポンス信号ｄ。を発行し
、１ペ一ジ分の画像転送処理を終了する。次ページ以降
の受信コマンドメツセージｃｌ、ｃ２も同様にＣ，、Ｃ
２として実行する。

以上によシ明らかなように、コントロールタスク２が１
画像転送に必要な送受信は１回で済むことになり、各下
位タスクはそれぞれコマンドに基づく処理に専心でき、
かつコマンドが連続的に伝送されてくるため、処理に空
き時間が生ずることなく一連の連続画像転送処理時間も
最小となる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明に於いて、コン
トロールタスクは制御する全ての下位タスクに対するコ
マンドとそのコマンドを伝送する順序とを含むタスク指
令を最初の下位タスクに発行すればコマンドは順次各下
位タスクに伝達されてゆくので、各下位タスクの処理が
終了する度にコントロールタスクと下位タスクとの交信
の必要がなくなシコントロールタスクの負担および送受
信メツセージが減少し、各下位タスクのコマンド処理に
かかる時間を大幅に短縮することができるという効果を
奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のタスク構成図、第２図は本実
施例のタスク指令のフォーマントを示す図、第３図は本
実施例のタスク間通信方法を示す図、第４図は従来例の
タスク構成図、第５図、第６図は従来のタスク間通信方
法を示す図である。 ■・・・アプリケーション・プログラム、２・・・コン
トロールタスク、３・・・５Ｃ８Ｉタスク、４・・・Ｕ
ＣＤＡタスク、５・・・ＧＳＰタスク、６・・・ＩＯＣ
タスク、７〜１０・・・ドライバ、１１・・・光ディス
ク、１２・・・ハードディスク、１３・・・画像表示装
置、１４・・・スキャナ、１５・・・プリンタ、υ・・
・５Ｃ３Ｉタスクパラメータブロツク、２７１・・・５
ＣＳＩタスク処理パラメータ、２７２・・・次のタスク
番号、路・・・ＵＣＤＡタスクパラメータブロック、２
８１・・・ＵＣＤＡタスク処理パラメータ、２８２・・
・次のタスク番号、四・・・ＧＳＰタスクパラメータブ
ロック、２９１・・・ＧＳＰタスク処理パラメータ、２
９２・・・次のタスク番号。 代理人の氏名　弁理士　粟野　重孝　ほか１名第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コントロールタスクと、該コントロールタスクに制御さ
   れる複数の下位タスクよりなり、前記コントロールタス
   クが、タスクに対する作業指令と該タスクの次に作業を
   行うタスクを示すポインタとを含むタスク指令を制御す
   る下位タスクの数に応じて第１の下位タスクに伝送し、
   前記第１の下位タスクが前記ポインタに示す第２の下位
   タスクに前記タスク指令を伝送し、以下、前記ポインタ
   に示すタスクに順次前記タスク指令を伝送することを特
   徴とするマルチタスクシステムのタスク間通信方法。