JPH08137662A - データ送信方法及びデータ送信装置 - Google Patents

データ送信方法及びデータ送信装置

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JPH08137662A
JPH08137662A JP29364194A JP29364194A JPH08137662A JP H08137662 A JPH08137662 A JP H08137662A JP 29364194 A JP29364194 A JP 29364194A JP 29364194 A JP29364194 A JP 29364194A JP H08137662 A JPH08137662 A JP H08137662A
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JP
Japan
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JP29364194A
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English (en)
Inventor
Kyoko Muraishi
恭子 村石
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Kokusai Electric Corp
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Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データを正常に送信することができ、高速且
つ効率的にデータ送信を行うことができるデータ送信方
法及びデータ送信装置を提供する。 【構成】 転送元記憶装置20から転送先記憶装置30
にデータを送信するデータ送信装置であって、制御部1
3が転送元記憶装置20からのデータを入力し、フラグ
1,2を参照してバッファ11,12のいずれか一方の
バッファにデータ書き込みを、他方のバッファにデータ
読み出しを同じタイミングで行わせ、フラグ1,2の状
態を監視して両動作の終了を待って、書き込みを行った
バッファにデータ読み出しを、読み出しを行ったバッフ
ァにデータ書き込みを同じタイミングで行わせ、更にデ
ータ読み出しはデータ転送手段14が制御部13からの
転送指示信号を受けて行うデータ送信方法及びデータ送
信装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ送信方法に係
り、特に高速で効率的にデータを送信できるデータ送信
方法及びデータ送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ送信方法について図7を使
って説明する。図7は、従来のデータ送信方法の概略を
示した説明図である。従来のデータ送信方法は、多量の
データを二つの記憶装置間で転送を行う時などに用いら
れるものであり、図7に示すように、データ送信方法を
実現するデータ送信装置は、リングバッファ21と、ラ
イトポインタ22と、リードポインタ23とから構成さ
れている。
【0003】次に、従来のデータ送信装置の各部につい
て説明する。リングバッファ21は、データを記憶する
バッファで構成されており、バッファ上にいくつかのポ
インタを置いてデータの入出力を行うアドレスを示すよ
うにしているものである。そして、リングバッファ21
の動作は、バッファ上の各ポインタを制御して、バッフ
ァの最終アドレスの次のアドレスが先頭アドレスになる
ようにして、バッファを仮想的にリング状として使用す
るものである。
【0004】ライトポインタ22は、リングバッファ2
1上でデータを書き込むアドレスを示すポインタであ
り、データがその位置に書き込まれると次のアドレス位
置に進むものである。リードポインタ23は、リングバ
ッファ21上でデータを読み出すアドレスを示すポイン
タであり、データがその位置から読み出されると次のア
ドレス位置に進むものである。
【0005】次に、上記従来のデータ送信装置でのデー
タ送信方法を説明すると、転送元の記憶装置から読み出
されたデータが、リングバッファ21上のライトポイン
タ22が示すアドレス位置に書き込まれ、一方、リング
バッファ21上のリードポインタ23が示すアドレス位
置からデータが読み出され、転送先の記憶装置に送信さ
れるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
データ送信方法及びデータ送信装置では、転送元の記憶
装置の読み出し速度と転送先の記憶装置の書き込み速度
が極端に違う場合に、ライトポインタ22の示す位置が
リードポインタ23の示す位置を追い越してしまい、読
み出しが完了していないデータを上書きして消してしま
ったり、逆にリードポインタ23の示す位置がライトポ
インタ22の示す位置を追い越してしまい、同じデータ
を二重に送信してしまうということがあり、正常なデー
タ送信が行われないという問題点があった。
【0007】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、データを常に正常に送信することができ、高速且つ
効率的にデータ送信を行うことができるデータ送信方法
及びデータ送信装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、転送元の記憶装置
からのデータを入力して転送先の記憶装置に前記データ
を出力するデータ送信方法であって、第1のバッファに
入力されるデータの書き込み動作を、第2のバッファか
ら出力されるデータの読み出し動作を同じタイミングで
開始し、前記データの書き込み動作と前記データの読み
出し動作の両方の動作が終了したら前記第1のバッファ
から出力されるデータの読み出し動作を、前記第2のバ
ッファに入力されるデータの書き込み動作を同じタイミ
ングで開始することを特徴としている。
【0009】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、転送元の記憶装置からのデータを入
力して転送先の記憶装置に前記データを出力してデータ
送信を行うデータ送信装置において、データの書き込み
と読み出しが行われる第1のバッファ,第2のバッファ
と、前記第1のバッファ又は前記第2のバッファの一方
のバッファにデータの書き込み動作を、他方のバッファ
にデータの読み出し動作を同じタイミングで開始させ、
前記両方の動作が終了すると前記一方のバッファにデー
タの書き込み動作を、前記他方のバッファにデータの読
み出し動作を同じタイミングで開始させる制御部とを有
することを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、第1のバッファ
にデータの書き込み動作を、第2のバッファにデータの
読み出し動作を同じタイミングで開始し、データの書き
込みと読み出しの両方の動作が終了すると、次に第1の
バッファにデータの読み出し動作を、第2のバッファに
データの書き込み動作を同じタイミングで開始するデー
タ送信方法としているので、1つのバッファにデータの
書き込みと読み出しが同時に行われることがないため、
データ送信を正常に行うことができ、更に2つのバッフ
ァに同じタイミングでデータの書き込みと読み出しの動
作を行うため、高速且つ効率的にデータ送信を行うこと
ができる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、制御部が、
第1のバッファ又は第2のバッファのいずれか一方にデ
ータの書き込み動作を、他方にデータの読み込み動作を
同じタイミングで開始させ、両方の動作が終了すると書
き込みを行ったバッファにデータの読み出し動作を、読
み出しを行ったバッファにデータの書き込み動作を同じ
タイミングで開始させるデータ送信装置としているの
で、1つのバッファにデータの書き込みと読み出しが同
時に行われることがないため、データ送信を正常に行う
ことができ、更に2つのバッファに同じタイミングでデ
ータの書き込みと読み出しの動作を行うため、高速且つ
効率的にデータ送信を行うことができる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。本発明の一実施例に係るデータ送信方法
は、2つのバッファにそれぞれデータの書き込みと読み
出しの動作を同じタイミングで開始させ、一方の動作が
終了した場合に他方の動作が終了するまで待って、次
は、データを書き込んだバッファからデータの読み出し
動作を、またデータを読み出したバッファにデータの書
き込み動作を同じタイミングで開始させるようにして、
2つのバッファに対してデータの書き込みと読み出しを
交互に行ってデータ送信を高速且つ効率的に実現するも
のであり、また、1つのバッファにデータの書き込みと
読み出しの動作を同時に行わせないようにしてデータ送
信を正常に行わせるものであり、本発明の一実施例に係
るデータ送信装置は、本発明のデータ送信方法を実現す
るための装置である。
【0013】まず、本発明の一実施例に係るデータ送信
装置について図1を使って説明する。図1は、本発明の
一実施例に係るデータ送信装置の構成ブロック図であ
る。本実施例のデータ送信装置は、基本的には従来と同
様に、多量のデータを二つの記憶装置間(転送元記憶装
置20と転送先記憶装置30との間)で転送する時など
に用いられるものであり、図1に示すように、2つのバ
ッファ11,12と、制御部13と、データ転送手段1
4とから構成されている。
【0014】次に、本実施例のデータ送信装置の各部に
ついて具体的に図2を使って説明する。図2は、本実施
例のデータ送信方法でのデータの動きを示した説明図で
ある。本実施例のデータ送信装置におけるバッファ1
1,12は、図2に示すように、書き込みと読み出しが
一つのバッファで交互に行われるものであり、更に、書
き込みと読み出しは各バッファでそれぞれ同時に開始さ
れるが、一つのバッファへの書き込みと読み出しが同時
に起こることはないように制御している。
【0015】例えば、バッファ11に書き込みが行われ
ている時には、バッファ11からは読み出しは行われず
に、バッファ12からのみ読み出しが行われる。その
後、バッファ11の書き込みとバッファ12の読み出し
が終了すると、バッファ11からデータが読み出され、
バッファ12にデータが書き込まれるものである。尚、
バッファ11,12へ書き込まれるデータ及びバッファ
11,12から読み出されるデータの位置は、各バッフ
ァに備えられたポインタでアドレスを特定するものであ
る。
【0016】制御部13は、バッファ11の状態を表わ
す2ビットのフラグ1とバッファ12の状態を表わす2
ビットのフラグ2とを保持し、バッファ11,12への
データの読み出し及び書き込み状態の変化に従ってそれ
ぞれのフラグを変化させ、そのフラグの変化によってバ
ッファからのデータ読み出しを制御し、バッファへのデ
ータの書き込みを制御するものである。つまり、フラグ
1がバッファ11の状態を管理し、フラグ2がバッファ
12の状態を管理しており、バッファの状態変化に連動
させてフラグを変化させ、そのフラグの状態で更にバッ
ファへの書き込み及びバッファからの読み出しを制御す
るものである。また、制御部13は、転送元の記憶装置
20からデータを入力してバッファ11又はバッファ1
2のいずれかに書き込みを行うが、データの読み出し
は、データ転送手段14に転送指示信号を出力すること
でデータ転送手段14に直接行わせるものである。
【0017】データ転送手段14は、DMAC(Direct
Memory Access Controller)又はSCI(Serial Comm
unication Interface)によって構成され、バッファ1
1,12に書き込まれたデータを制御部13を介さずに
転送先の記憶装置30に転送するものである。具体的に
は、制御部13からの転送指示信号により、バッファ1
1又はバッファ12のいずれかからデータを読み出して
転送先の記憶装置30に送信し、送信が終了すると制御
部13に対して送信終了割込み信号を出力するものであ
る。つまり、データ転送手段14は、制御部13からの
転送指示信号を受け取ると、バッファ11,12に対し
て交互にアクセスを行い、バッファ11,12に示され
たポインタのアドレス部分からデータを読み出すよう動
作し、読み出し終了後に送信終了割込み信号を制御部1
3に出力するものである。
【0018】次に、本実施例のデータ送信装置の制御方
法を図3,4と図5,6を使って説明する。図3,4
は、制御部13におけるバッファ11,12の状態を表
わす2ビットのフラグ1,2の変化を示した説明図であ
り、図5,6は、本実施例のデータ送信装置の制御方法
を示すフローチャート図である。ここで、図3は、バッ
ファ11におけるデータ書き込みが開始され、バッファ
12におけるデータ読み出しが開始された状態からのフ
ラグの変化を示しており、図4は、バッファ11におけ
るデータ読み出しが開始され、バッファ12におけるデ
ータ書き込みが開始された状態からのフラグの変化を示
している。
【0019】まず、制御部13は、バッファ11が書き
込み可能な状態にあるかどうかをフラグ1を使って調べ
る(図5の処理S1)。ここで、図3のパターン1又は
パターン2に示すように、フラグ1が「10」(書き込
み可能状態)であれば、制御部13は、データ転送元の
記憶装置20からデータを読み出してバッファ11に書
き込みを開始する(図5の処理S2)。
【0020】また、処理S1でフラグが「10」でなけ
れば、つまり、図4のパターン3又はパターン4に示す
ように、バッファ11が「01」(読み出し可能状態)
であれば、制御部13は、バッファ12が書き込み可能
な状態にあるかどうかをフラグ2を使って調べる(図5
の処理S3)。ここで、フラグ2が「10」(書き込み
可能状態)であれば、制御部13は、データ転送元の記
憶装置20からデータを読み込んで、バッファ12に書
き込みを開始する(図5の処理S4)。
【0021】尚、バッファ12が書き込み可能な状態に
なければ、処理S3を繰り返して、制御部13は、フラ
グ2が「10」(書き込み可能状態)になるまで待ち、
フラグ2が「10」(書き込み可能状態)に変化してか
らバッファ12に書き込みを行う。
【0022】次に、バッファ11又はバッファ12への
データの書き込みが終了したかどうか判断し(図5の処
理S5)、書き込みが終了すると、制御部13は、書き
込みが終了したバッファの状態を示すフラグを「11」
(書き込み完了状態)に変える(図5の処理S6)。
【0023】そして、他方のバッファの状態を表わすフ
ラグを調べ、もし、図3のパターン2のように、他方の
フラグのフラグ2が「00」(読み出し完了状態[読み
出してデータ転送先の記憶装置30にデータを送信終了
した状態])にあれば、制御部13は、フラグ1の「1
1」(書き込み完了状態)のフラグを「01」(読み出
し可能状態)にし、フラグ2の「00」(読み出し完了
状態)のフラグを「10」(書き込み可能状態)にす
る。
【0024】逆に、もし、図3のパターン1のように、
他方のフラグのフラグ2がまだ「01」(読み出し可能
状態[読み出してデータ転送先の記憶装置30にデータ
を送信未終了の状態])であれば、制御部13は、この
フラグが「00」(読み出し完了状態[送信終了状
態])になるまで待つ。
【0025】そして、2つのフラグがそれぞれ、「1
1」(書き込み完了状態)と「00」(読み出し完了状
態)になると、制御部13は、「11」(書き込み完了
状態)のフラグを「01」(読み出し可能状態)に、
「00」(読み出し完了状態)のフラグを「10」(書
き込み可能状態)に変える。
【0026】バッファの状態を表わすフラグを「01」
(読み出し可能状態)に変化させると、制御部13は、
転送指示信号を出力してデータ転送手段14を起動し、
データ転送手段14は、制御部13を介さずに、データ
をバッファから転送先の記憶装置30に転送(送信)す
る(図5の処理S7)。そして、データ転送手段14
は、バッファからの読み出し(転送)が終了すると、制
御部13に送信終了割込み信号を送出する。
【0027】制御部13は、データ転送手段14から送
信終了割込み信号を受け取ると、このバッファの状態を
表わすフラグを「00」(読み出し完了状態)に変え、
他方のバッファの状態を表わすフラグを調べる。もし、
図4のパターン4のように、この他方のフラグが「1
1」(書き込み完了状態)にあれば、制御部13は、
「00」(読み出し完了状態)のフラグを「10」(書
き込み可能状態)にし、「11」(書き込み完了状態)
のフラグを「01」(読み出し可能状態)にする。
【0028】逆に、もし、図4のパターン3のように、
他方のフラグが「10」(書き込み可能状態)であれ
ば、制御部13は、このフラグが「11」(書き込み完
了状態)になるまで待つ。
【0029】2つのフラグがそれぞれ、「11」(書き
込み完了状態)と「00」(読み出し完了状態)になる
と、制御部13は、「11」(書き込み完了状態)のフ
ラグを「01」(読み出し可能状態)に、「00」(読
み出し完了状態)のフラグを「10」(書き込み可能状
態)に変える。
【0030】具体的には、例えば、バッファ12からの
読み出しが終了してデータ転送手段14からの送信終了
割込み信号を受信すると(図6の処理S8)、制御部1
3は、読み出し終了のフラグである、フラグ2を「0
0」(読み出し完了状態)に変え(図6の処理S9)、
フラグ1の状態を調べる(図6の処理S10)。ここで
バッファ11の書き込みが終了して、フラグ1が「1
1」(書き込み完了状態)になっていれば(YESの場
合)、制御部13は、フラグ2の状態が「00」である
ことを確認し(図6の処理S11)、「00」であれば
フラグの更新を行う(図6の処理S11)。具体的に
は、フラグ2を「10」(書き込み可能状態)にし、フ
ラグ1を「01」(読み出し可能状態)にする。そし
て、処理を終了する(図6の処理20)。
【0031】また、バッファ11からの読み出しが終了
すると、制御部13は、フラグ1を「00」(読み出し
完了状態)に変え(図6の処理S9)、処理S10でフ
ラグ1が「11」(書き込み完了状態)でないので(N
Oの場合)、次にバッファ12への書き込みが終了した
がどうか、つまりフラグ2が「11」(書き込み完了状
態)であるかどうか判断し(図6の処理13)、フラグ
2が「11」でなければ処理S10に戻り、フラグ2が
「11」であれば(YESの場合)、バッファ11の読
み出しが終了したかどうか、つまりフラグ1が「00」
(読み出し完了状態)であるかどうかを判断し(図6の
処理S14)、フラグ1が「00」であれば(YESの
場合)、フラグの更新を行う(図6の処理S15)。具
体的には、フラグ1を「10」(書き込み可能状態)に
し、フラグ2を「01」(読み出し可能状態)にするも
のである。そして、処理を終了する(図6の処理S2
0)。
【0032】本実施例のバッファへの書き込み及びバッ
ファからの読み出し、更にフラグ状態について図3,4
を使ってまとめると、バッファ11にデータが書き込ま
れ(フラグ1が「10」)、バッファ12からデータが
読み出され(フラグ2が「01」)ている状態で、バッ
ファ11の書き込みが終了(フラグ1が「11」)する
と、制御部13がフラグ2をチェックし、図3のパター
ン2のように、バッファ12が送信終了(フラグ2が
「00」)であれば、フラグを更新してバッファ11か
らデータを読み出し(フラグ1が「01」)、バッファ
12へデータを書き込む(フラグ2が「10」)。
【0033】また、制御部13がフラグ2をチェックし
て、図3のパターン1のように、バッファ12からデー
タの読み出しが終了していない(フラグ2が「01」)
場合は、バッファ12からデータの読み出しが終了した
時(フラグ2が「00」)に、制御部13がフラグ1を
チェックし、バッファ11がデータ書き込み終了状態
(フラグ1が「11」)であれば、フラグを更新してバ
ッファ11からデータを読み出し(フラグ1が「0
1」)、バッファ12へデータを書き込む(フラグ2が
「10」)。
【0034】そして、バッファ11からデータが読み出
され(フラグ1が「01」)、バッファ12にデータが
書き込まれ(フラグ2が「10」)ている状態で、バッ
ファ11の読み出しが終了(フラグ1が「00」)する
と、制御部13がフラグ2をチェックし、図4のパター
ン4のように、バッファ12が書き込み終了(フラグ2
が「11」)であれば、フラグを更新してバッファ11
へデータを書き込み(フラグ1が「10」)、バッファ
12からデータを読み出す(フラグ2が「01」)。
【0035】また、制御部13がフラグ2をチェックし
て、図4のパターン3のように、バッファ12へデータ
の書き込みが終了していない(フラグ2が「10」)場
合は、バッファ12へデータの書き込みが終了した時
(フラグ2が「11」)に、制御部13がフラグ1をチ
ェックし、バッファ11がデータ読み出し終了状態(フ
ラグ1が「00」)であれば、フラグを更新してバッフ
ァ11へデータを書き込み(フラグ1が「10」)、バ
ッファ12からデータを読み出す(フラグ2が「0
1」)。
【0036】本実施例のデータ送信方法及びデータ送信
装置によれば、書き込みを行うバッファと読み出しを行
うバッファを分離してあるので、読み出していないデー
タに上書きをしてしまうことがなく、かつ、まだ正確な
データの書き込みが行われていない部分を読み出してし
まうこともないので、データ送信を正確にできる効果が
ある。
【0037】また、本実施例のデータ送信方法及びデー
タ送信装置によれば、それぞれのバッファで読み出しと
書き込みが同時に行われ、かつ、制御部13を介さずに
データ転送手段を用いて高速に且つ効率的にデータを転
送することができるため、データ送信を高速化すること
ができる効果がある。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第1のバ
ッファにデータの書き込み動作を、第2のバッファにデ
ータの読み出し動作を同じタイミングで開始し、データ
の書き込みと読み出しの両方の動作が終了すると、次に
第1のバッファにデータの読み出し動作を、第2のバッ
ファにデータの書き込み動作を同じタイミングで開始す
るデータ送信方法としているので、1つのバッファにデ
ータの書き込みと読み出しが同時に行われることがない
ため、データ送信を正常に行うことができ、更に2つの
バッファに同じタイミングでデータの書き込みと読み出
しの動作を行うため、高速且つ効率的にデータ送信を行
うことができる効果がある。
【0039】請求項2記載の発明によれば、制御部が、
第1のバッファ又は第2のバッファのいずれか一方にデ
ータの書き込み動作を、他方にデータの読み込み動作を
同じタイミングで開始させ、両方の動作が終了すると書
き込みを行ったバッファにデータの読み出し動作を、読
み出しを行ったバッファにデータの書き込み動作を同じ
タイミングで開始させるデータ送信装置としているの
で、1つのバッファにデータの書き込みと読み出しが同
時に行われることがないため、データ送信を正常に行う
ことができ、更に2つのバッファに同じタイミングでデ
ータの書き込みと読み出しの動作を行うため、高速且つ
効率的にデータ送信を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るデータ送信装置の構成
ブロック図である。
【図2】本実施例のデータ送信方法でのデータの動きを
示した説明図である。
【図3】本実施例のバッファの状態を表わすフラグの変
化を示した説明図である。
【図4】本実施例のバッファの状態を表わすフラグの変
化を示した説明図である。
【図5】本実施例のデータ送信装置の制御方法を示すフ
ローチャート図である。
【図6】本実施例のデータ送信装置の制御方法を示すフ
ローチャート図である。
【図7】従来のデータ送信方法の概略を示した説明図で
ある。
【符号の説明】
1,2…フラグ、 11,12…バッファ、 13…制
御部、 14…データ転送手段、 21…リングバッフ
ァ、 22…ライトポインタ、 23…リードポインタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転送元の記憶装置からのデータを入力し
    て転送先の記憶装置に前記データを出力するデータ送信
    方法であって、第1のバッファに入力されるデータの書
    き込み動作を、第2のバッファから出力されるデータの
    読み出し動作を同じタイミングで開始し、前記データの
    書き込み動作と前記データの読み出し動作の両方の動作
    が終了したら前記第1のバッファから出力されるデータ
    の読み出し動作を、前記第2のバッファに入力されるデ
    ータの書き込み動作を同じタイミングで開始することを
    特徴とするデータ送信方法。
  2. 【請求項2】 転送元の記憶装置からのデータを入力し
    て転送先の記憶装置に前記データを出力してデータ送信
    を行うデータ送信装置において、データの書き込みと読
    み出しが行われる第1のバッファ,第2のバッファと、
    前記第1のバッファ又は前記第2のバッファの一方のバ
    ッファにデータの書き込み動作を、他方のバッファにデ
    ータの読み出し動作を同じタイミングで開始させ、前記
    両方の動作が終了すると前記一方のバッファにデータの
    書き込み動作を、前記他方のバッファにデータの読み出
    し動作を同じタイミングで開始させる制御部とを有する
    ことを特徴とするデータ送信装置。
JP29364194A 1994-11-04 1994-11-04 データ送信方法及びデータ送信装置 Pending JPH08137662A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010061618A (ja) * 2008-09-08 2010-03-18 Mega Chips Corp メモリシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010061618A (ja) * 2008-09-08 2010-03-18 Mega Chips Corp メモリシステム

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