JPH10500514A - コンピュータ・ワークステーション - Google Patents

コンピュータ・ワークステーション

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JPH10500514A JP8518389A JP51838996A JPH10500514A JP H10500514 A JPH10500514 A JP H10500514A JP 8518389 A JP8518389 A JP 8518389A JP 51838996 A JP51838996 A JP 51838996A JP H10500514 A JPH10500514 A JP H10500514A
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Abstract

(57)【要約】 2つのコンピュータ・ワークステーションが通信リンク300によって共に接続される。一方の(ローカル)ワークステーション)100は、他方の(リモート)ワークステーション200のスクリーン上に現在表示されているもののコピーを表示するために使用されるウインドウ610を含む。リモート・ワークステーションのスクリーンに対する更新が行われる度に、その更新はローカル・ワークステーションに伝送されなければならない。更新によって変更されるそのスクリーンの領域に対する境界矩形920が決定される。境界矩形が所定サイズよりも大きい場合、実際の更新自体の伝送前に、第1パケットがリモート・ワークステーションからローカル・ワークステーションに伝送される。この第1パケットはスクリーンの更新された領域に対する境界矩形を表す。ローカル・ワークステーションは第1パケットに応答して遠隔スクリーンのコピーを含むそのウインドウの対応する領域925をグレイ化し(影付きにし)、それによって、更新がすぐに生じることをローカル・スクリーンのユーザに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】 コンピュータ・ワークステーション 技術分野 本発明は、第1コンピュータ・ワークステーションのスクリーンに対して行わ れた更新が第2コンピュータ・ワークステーションに伝送され、その更新のコピ ーが第2コンピュータ・ワークステーションのスクリーン上に表示されるシステ ムに関するものである。 背景技術 近年、コンピュータ・ワークステーション同士がデータを交換することを可能 にするために、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)において、 或いは、統合サービス・ディジタル・ネットワーク(ISDN)接続によってコ ンピュータ・ワークステーションをリンクすることが益々一般的になっている。 これは、一般に、連携作業(collaborative−working)と よく呼ばれるコンピュータ・テクノロジの新しい分野を生じさせた。連携作業の 特定の例の2つがアプリケーション共用及び遠隔制御である。前者では、1つの アプリケーションが2つの機械において実行され、一方の機械においてそのアプ リケーションになされた更新が他方の機械に伝送され、そして他方の機械におい て ミラーリングされる。明らかに、この技法は3つ以上の機械にも拡張可能である 。遠隔制御では、一方の機械において実行中のアプリケーションが他方の機械に おいてユーザにより効果的に制御される。連携作業システムの例は、ヨーロッパ 特許出願EPA−475581及び国際特許出願WO89/12859において 見ることができる。 連携作業における1つの問題は、通信リンクを通してデータを伝送する必要が あるために応答時間が遅いことがあるということである。これは、例えば、遠隔 制御において、ローカルの機械のユーザがマウス・ボタンのクリックのような何 らかのアクションを行うが、遠隔制御されている機械とコミュニケートするため に必要な時間のために如何なる即時応答も得られない時、特に欲求不満を生じさ せることがある。この遅れの間、ユーザは、自分のマウス・アクションがシステ ムによって受け入れられなかったと勘違いしてそのアクションを繰り返すことが ある。しかし、これによって、最終的には、当初の意図に反してそのアクション が2回行われるという結果になるであろう。 機械がデータを処理しようとしているという何らかの表示を行うことは、勿論 、通常の独立型ワークステーションにおいては知られている。例えば、IBM社 から入手可能なOS/2オペレーティング・システムでは、システムが現在リク エストされたアクションを実行していることを表すために、カーソルが時計の形 に変化する。別の方法として、リクエス トされたアクションが進行中であることを記述したテキスト・メッセージを表示 することも可能である。 所定のHTMLフォーマットを持った情報ページを与える情報を、クライアン トの端末が遠隔のサーバから検索することもワールド・ワイド・ウェブに関連し て知られている。或ページが、そのページに含まれるべきイメージを表す別のグ ラフィックス・ファイルの引用を含むことも可能である。クライアントがそのよ うなページを検索する時、クライアントは、そのイメージを検索するためにはそ のグラフィックス・ファイルをアクセスすべきであることを知る。クライアント は、イメージを位置付けるべきスクリーンの特定の領域を決定することができる ように、先ず、イメージ自体よりも前にそのイメージに対するヘッダ情報を与え るようにサーバにリクエストすることができる。一旦そのイメージ・データ自体 が検索されてしまうと、そのイメージが満たすべきボックス又は領域をそのまま にして、クライアントはそのページに対するテキストをスクリーンに書くことが できる。この方法はクライアント及びサーバの明確なサポートを必要とし、基本 的にはクライアント(即ち、受信)端末によって駆動される。それは連携作業環 境に直接に適用し得るものではない。 Computer Practices,Communications of the ACM 誌の Vol.30,No.1,Jan. 1987 の pp.32-47 における M.Stefik,G.Foster,D.Bobrow,K.Kahn,S.Lannin g 及び L.Suchman 氏による「黒板を越えて:会議における連携及び問題解決の た めのコンピュータ・サポート(Beyond the Chalkboard: Computer Support for C ollaboration and Problem Solving in Meetings)」と題した論文は連携作業シ ステム(しかし、それは遠隔制御を述べてはいない)を開示している。2人以上 のユーザが共用オブジェクトを同時に編集しようとする問題を克服するために、 一方のユーザが現在作業している項目はグレイ・アウト(grey out)さ れる。この方法は、特別に適応されたアプリケーション(例えば、どの項目が編 集されようとしているかを監視するための)を必要とする。しかし、更に最近の 連携作業システムに対する重要な目的は、それらが既存の(独立した)アプリケ ーション(例えば、遠隔制御を行うための)を働かせることができなければなら ないことである。 発明の開示 従って、本発明は、ディスプレイ・スクリーンを有し、ローカル・ワークステ ーションにリンクされたリモート・コンピュータ・ワークステーションを操作す る方法を提供するものであり、その方法は、 前記リモート・ワークステーションのスクリーンに対する更新を発生するステ ップと、 前記リモート・ワークステーションの更新されようとしている領域を決定する ステップと、 前記更新されようとしている領域の指示を前記ローカル・ ワークステーションに伝送するステップと、 前記更新を表すデータを前記ローカル・ワークステーションに別に伝送するス テップと、 を含んでいる。 それに対応して、本発明は、リモート・ワークステーションにリンクされたロ ーカル・ワークステーションを操作する方法も提供するものである。前記ローカ ル・ワークステーションのスクリーンの少なくとも一部分は前記リモート・ワー クステーションのスクリーンの少なくとも一部分に対応するように配列される。 その方法は、 更新が施されようとしているリモート・ワークステーションのスクリーンの領 域を表す第1メッセージを前記リモート・ワークステーションから受信するステ ップと、 前記更新が施されようとしている前記リモート・ワークステーションのスクリ ーンの部分に対応した前記ローカル・ワークステーションの領域を視覚的に指示 するステップと、 前記リモート・ワークステーションに対して行われた更新を含む第2メッセー ジを前記リモート・ワークステーションから受信するステップと、 前記ローカル・ワークステーションにおける前記更新を、前記指示された前記 スクリーンの領域に施すステップと、 を含むものである。 従って、一方のコンピュータ(リモート・ワークステーション)において行わ れた更新が他方のコンピュータ(ローカ ル・ワークステーション)のスクリーン上にミラーリングされる(即ち、表示さ れる)べき状況において、本発明は、その更新が処理及び伝送されようとしてい ることの表示をローカル・ワークステーションのユーザに与えることが重要であ るということを認識している。これは、始めに更新を行うこと及びローカル・ワ ークステーションにおいてそれを表示できることの間の遅延は、その更新を処理 及び伝送するための必要な時間のために意味あることであるが、それによって、 ローカル・ワークステーションにおけるユーザが正しい制御オペレーションを行 うことを困難にしているためである。従って、本発明によれば、実際の更新自体 の伝送の前に、その更新によって影響を受けたスクリーン領域の指示を含むメッ セージがリモート・ワークステーションからローカル・ワークステーションに伝 送される。そのメッセージは、更新データ自体ではなく更新された領域の指示を 含むだけなので、この更新領域メッセージは比較的小さく、従って、更新データ 自体よりもずっと速く処理及び伝送することが可能である。事実、その領域に対 する境界矩形によって更新領域を表すことが都合がよく、従って、更新された領 域の表示は、ちょうど2対の座標(例えば、左上隅及び右下隅)によって与えら れる。 そこで、更新領域の指示は、すぐ後に生じる更新が施される領域をローカル・ ワークステーションにおけるスクリーン上に視覚的に示すために使用される。こ れは、更新されるべ き領域を実際にマークすることに関連するということに留意して欲しい。これは 幾つかの利点を有する。先ず、更新自体がその後施される時、それは自動的に上 書きされるので、そのマーキングを後で明示的に削除する必要がない。第2に、 それはユーザがすぐ後に生じる更新のサイズを知ることを可能にし、従って、更 新自体が受信される前に、予想される遅延の概略の見積を行うことを可能にする (大きい領域に対する遅延は、明らかに、処理及び伝送に長く時間かかり易いの で)。又、それは、すぐ後に生じる更新の性質に関する何らかの情報をユーザに 与える(例えば、ユーザは、更新が影響を与えないスクリーンの部分を直ちに知 ることができる)。 更なるメッセージがその伝送されるべき更新領域を含むことを必要とすること によって、本発明の方法は、実際には、更新自体を送ることの遅れをわずかに増 大するであろう。しかし、実際には、この余分な遅延によって生じる損失は、ロ ーカル・ワークステーションにおいてすぐにユーザに利用され、正確な制御オペ レーションを遂行する能力を大いに強化するその更新領域に関する初期情報によ って補償されるものではない。これに対する唯一の例外は、更新自体がほとんど その更新領域を表すメッセージのように速く受信されるように、その更新が非常 に速く処理及び伝送される時である。これに関しては、更新が少なければ少ない ほど、更新領域メッセージに起因する伝送及び処理要件の増加は比例的に大きく なることは留意すべきである。それは、更新領域メッセージ のサイズが一般には更新自体の範囲に関係ないためである(しかし、これは特に 大きな効果ではない)。 従って、好適な実施例では、その方法は、更に、その更新を所定の基準と比較 するステップを含み、それによって、そのような基準が合致する場合、その更新 は、更新された領域の表示の事前伝送なしに直接に伝送される。その更新された 基準は、その更新が処理され、そしてローカル・ワークステーションへ伝送され る速度に関連する。これが非常に速く行われる場合、その更新された領域のメッ セージを送ることにおける利点は比較的小さいものである(事実、上述のように 、実際には、それはわずかな損失を表すだけである)。 一般に、所定の基準は、更新された領域のサイズ、即ち、更新されたピクセル の数に関連する。本実施例では、更新されるピクセルの数が一定の閾値を超えた 場合、更新領域メッセージが送られる。一般に、明らかに大幅な更新は伝送に長 い時間を取り、リモート・ワークステーション及びローカル・ワークステーショ ンの両方において処理に長い時間を取るので、この簡単なテストは効果的である 。しかし、この方法の拡張を予測することは容易であり、それによって、その閾 値は、例えば、ローカル・ワークステーション及びリモート・ワークステーショ ンの間の通信リンクの帯域幅及びそのリンクにおける現在のトラフィック量に従 って、或いはプロセッサ・ローディングに従って変更されてもよい。1つの可能 性は、リモート・ワークステーションにおける更新の発生及 びローカル・ワークステーションにおけるそれの表示の間の遅れを周期的に測定 し、それに従って閾値を変更することである。例えば、所定の基準に含まれても よいもう1つの要素は、更新データに関して遂行されるべきデータ圧縮(それが ある場合)の効果である。それは、これが処理及び伝送時間にも影響を与えるた めである。 非常に小さい更新領域メッセージの処理効率を改良するための1つの方法は、 複数の更新に対するその更新された領域の指示を1つのメッセージで伝送するこ とである。ほとんどの通信システムは、1つのメッセージ当たり、ある程度の一 定のオーバヘッドを有するので、幾つかの非常に小さい更新領域メッセージを個 々に送ることは比較的非効率的であるため、これは有益である。従って、複数の 更新のための領域の指示を結合して1つのメッセージにすることは、ローカル・ ワークステーションにおける更新領域情報の最終的な到着にわずかな遅れ(それ があったとしても)を加えるだけで、システム及びネットワークのパフォーマン スを助けることができる。 1つの領域を視覚的に指示するステップは、その領域におけるオリジナルのイ メージ(即ち、テキスト、図形、或いは如何なるものでも)が実質的に可視状態 のままであることを妨げず、従って、更新自体が到着した時に上書きされるまで 、それはユーザにとって識別可能のままであることが望ましい。これを行う速く 且つ効率的な方法は、関連する領域をグレイ ・アウト(網目模様に)することであるが、多くの他の代替方法(例えば、縞模 様、関連領域の背景色の変更、或いは色付けされた枠による関連領域の縁取り) も使用可能である。 本発明は、先ず、ローカル・ワークステーションにおけるユーザからのコマン ドがリモート・ワークステーションにおいて受信され、そしてこのコマンドの結 果として更新が発生されるという状況において特に有益である。これは、そのコ マンドに対する応答を知るのに遅れがあって、そのコマンドが受領されたかどう か確信がない場合、ローカル・ワークステーションにおけるユーザが性急になる ためである。これは、ユーザがそのコマンドを反復することに通じ、思いも寄ら ない(及び望ましくない)結果をもたらすかもしれない。この問題は、更新領域 メッセージを送ることによって回避される。それは、可視的な応答がローカル・ ワークステーションにおけるユーザに速く表示されることをこれが可能にし、そ れによって、そのコマンドがアクティブに処理されることをユーザに再保証する ためである。事実、ユーザは、その更新が既にそのコマンドに応答して発生され ている(即ち、そのコマンドは受領され、伝送され、更新を発生するように実行 されている)ことを知る。更に、上述のように、指示された領域のサイズは、更 新自体がローカル・ワークステーションにおける表示のために処理及び伝送され るまでの時間をユーザが粗く見積もることを可能にする。その指示された領域は 、ユーザのコマンドの結果として変更されようとしているスクリ ーンの領域を、勿論、そのユーザにも知らせる。 次に、ローカル・ワークステーション及びリモート・ワークステーションの考 察に話を進めると、本発明はディスプレイ・スクリーンの少なくとも一部分をリ モート・ワークステーションからローカル・ワークステーションのディスプレイ ・スクリーン上にミラーリングする方法を提供し、それによって、リモート・ワ ークステーションのスクリーンに施された更新は、それに対応してローカル・ワ ークステーションにも施される。その方法は、 リモート・ワークステーションのスクリーンに更新を施すステップと、 更新されようとしているリモート・ワークステーションのスクリーンの領域を 決定するステップと、 更新されようとしている領域の指示をリモート・ワークステーションからロー カル・ワークステーションに伝送するステップと、 前記指示をローカル・ワークステーションにおいて受信するステップと、 前記更新が施されたリモート・ワークステーションのスクリーンの指示された 領域に対応するローカル・ワークステーションのスクリーンの領域を視覚的に表 すステップと、 スクリーンに施された更新を表すデータをリモート・ワークステーションから ローカル・ワークステーションに別々に伝送するステップと、 前記更新をローカル・ワークステーションにおいて受信するステップと、 ローカル・ワークステーションにおけるスクリーンの前記指示された領域に前 記更新を施すステップと、 を含んでいる。 本発明は、2つのワークステーションしか持たないシステムに限定されるので はなく、オリジナルの更新が複数の他のスクリーンにコピーされるシステムに等 しく適用可能であることにも留意して欲しい。そのような場合、更新領域の指示 は、一般に、複数の他のスクリーンに与えられるであろうが、或端末に対するリ ンクが他の端末に対するリンクよりもずっと遅い場合、その遅いリンクによって 接続される端末だけが実際の更新自体の前に更新領域メッセージを受信すること は理解されるであろう。 本発明は、更に、上記の方法を実施するための装置を提供する。 図面の簡単な説明 次の図面に関連して、本発明の実施例を詳細に説明することにする。 第1図は、代表的なコンピュータ・ワークステーションの簡略化した図である 。 第2図は、本発明を実施する場合に利用される主要なソフトウエア・コンポー ネントの概略図である。 第3A図及び第3B図は、遠隔制御の一般的なオペレーションを示すフローチ ャートである。 第4図は、遠隔制御を行おうとするコンピュータ・ワークステーションのスク リーンの概略図である。 第5図は、遠隔端末装置における更新の処理を表すフローチャートである。 第6図は、遠隔制御を行おうとしているコンピュータ・ワークステーションに おける更新の処理を表すフローチャートである。 第7図は、遠隔制御オペレーションの例を示す図である。 発明を実施するための最良の形態 第1図は、システム・ユニット10、ディスプレイ・スクリーン12、キーボ ード14、及びマウス16を持ったコンピュータ・システムの簡略化した概略図 である。システム・ユニット10はマイクロプロセッサ22、半導体メモリ(R OM/RAM)24、及びデータを転送するバス26を含んでいる。第1図のコ ンピュータは、IBM社から入手可能なPS/2コンピュータのような任意の通 常のワークステーションであってもよい。第1図のコンピュータはネットワーク ・アダプタ・カード30を備えている。このカードは、付属のソフトウエアと一 緒になって、メッセージがそのコンピュータ・ワークステーションから伝送され ること及びそのコンピュータ・ワークステーションによって受信されることを可 能にする。トークン・リング、イーサネット、ISDN等のような種々のネット ワークによる使用のために、種々の形式のネットワーク・アダプタ・カードが利 用可能である。そのネットワーク・アダプタ・カードのオペレーションは周知で あり、従って、詳細には説明しないことにする。 第2図は、遠隔制御セッションに関連した2つの端末A及びBにおける主要な ソフトウエア・コンポーネントを示す。各端末は、第1図に示されたようなコン ピュータ・ワークステーション100、200を含み、マイクロソフト社から入 手可能なWindowsオペレーティング・システム130、230を実行する (厳密に云えば、勿論、そのオペレーティング・システムはWindowsがそ の上で走るDOSであるが、この区別は本発明には関係ない)。Windows オペレーティング・システムに関する更なる詳細は、Microsoft Press 発行の C hatjes Petzold 著の「プログラミングWindows(Programming Windows) 」において見ることができる。 そのオペレーティング・システムの下で動作するデバイス・ドライバ150、 250は、そのオペレーティング・システムとそのコンピュータに取り付けられ た外部装置との間の相互接続を制御する。各ワークステーションに対して、3つ の特定のデバイス・ドライバが示されている。第1のものはマウス・デバイス・ ドライバ155、255であり、それは、マウス16から受け取ったそのマウス のロケーションに関す る情報及びどのボタンが押されているかに関する情報をオペレーティング・シス テムに送る。スクリーン・デバイス・ドライバ156、256は、ディスプレイ ・スクリーン12上にイメージを表示するためにオペレーティング・システムに よって使用される。最後に、通信デバイス・ドライバ157、257は、オペレ ーティング・システムとネットワーク・アダプタ・カード30の間のインターフ ェースとして使用される。デバイス・ドライバはその分野では周知であることは 認められており、従って、更に詳しくそれを説明することはしない。同様に、他 のデバイス・ドライバ(例えば、キーボード14に関するもの)でもよいが、こ れらは本発明を理解するために直接関連するものではないので省略した。 各端末は通信ソフトウエア120、220も含んでおり、それらはコンピュー タ相互間のリンク300を介して(通信デバイス・ドライバを介して)メッセー ジを伝送することを可能にする。又、そのようなメッセージング・ソフトウエア はその分野では周知であり、従って、更にそれを説明することはしない。最後に 、各ワークステーションにおいて走るアプリケーション110、210がある。 RC116、216として示された特定のアプリケーションは遠隔制御機能を与 え、それによって、第2図における一方のコンピュータ・ワークステーションが 他方のワークステーションを遠隔操作又は制御するために使用可能である。その 目的のために、ユーザは端末Bにあり且つ端末Aを遠隔制御しようとしているも のと仮定する。更に詳しく云えば、端末Bにおけるユーザは端末Aにおける残り のアプリケーション(RCではない)を制御しようとしている。説明を簡単にす るために、端末Aでは1つのアプリケーションだけが示されているが、実際には 、その遠隔制御機能は端末Aにおける複数のアプリケーションを処理することが できる。端末BにはアクティブなRC以外にもアプリケーション(Apps)1 15が存在するが、これらは本発明を理解するに当たって直接に関連するもので はない。 遠隔制御の一般的な動作が第3A図及び第3B図に示され、それらは、それぞ れ、端末A及びBにおける発生事項を示している。両方のロケーションにおける 第1のアクションは遠隔制御アプリケーションを開始することである(ステップ 410、510)。これは、それらの2つの端末等の間に通信チャネルを設定す ることに関連する。この初期設定の一部分として、端末Aのスクリーン全体が端 末Aから端末Bへ伝送され(ステップ520)、端末Bにおいて、それは、一般 には、遠隔制御ウインドウに表示される(ステップ420)。今や、ユーザが端 末Bにおいて遠隔制御に入ることによって、遠隔制御が開始可能である(ステッ プ430)。そこで、これは端末Aに伝送され(ステップ440)、端末Aにお いて、それは受信され(ステップ530)、その遠隔制御アプリケーションにい て適当に遂行される(ステップ540)。この結果、端末Aのスクリーンに対す る更新の発生が生じるもの と仮定すると(ステップ550)、この更新は端末Aから端末Bに伝送され(ス テップ560)、端末Bにおいて、それは型どおり受信され(ステップ450) 、端末Aにおけるスクリーンを表す遠隔制御ウインドウがそれに従って更新され る(ステップ460)。 端末Bからの如何なる特定のアクションを必要とすることなく、端末Aにおい て更新が発生可能であることに注意して欲しい。これの代表的な例は、APP1 が端末Aにおけるスクリーン上に時計を表示する場合であろう。従って、時計の 針が動く時には、いつも、端末Aにおいて更新が自動的に発生され(ステップ5 50)、しかる後、端末Bに送られる。端末Bにおいて、それは受信されそして 表示される(ステップ450、460)。従って、端末Aでは、更新の発生及び 端末Bへのそれらの伝送は、端末Bからの遠隔制御アクションの受信に関して非 同期的に生じ得る。同様に、端末Bにおける更新の受信及び表示は、端末Aへの 遠隔制御コマンドの伝送に関して非同期的に生じ得る。 第4図は端末Bにおけるスクリーン600を示し、それは遠隔制御ウインドウ 610を含んでいる。Windowsオペレーティング・システムはこのウイン ドウのロケーションを知っており、或ユーザ・アクションはそのWindows オペレーティング・システムによって自動的に処理される。例えば、アクション ・バー620におけるクリックの結果、メニューが表示される。しかし、端末A からのウインドウ6 50が端末Bにおいて(遠隔制御ウインドウ610内に)表示される時、端末B におけるWindowsオペレーティング・システムはそれがウインドウである ことを知らず、遠隔制御ウインドウ内に表示されたビット・マップの一部分とし てそれを見なすだけである。 端末Bが端末Aからのスクリーン全体をウインドウ610に表示する時、何ら かのサイズの縮小が必要であることは明らかであろう。2つの方法が可能である 。即ち、スクリーン全体がその使用可能なウインドウ・サイズに適合するように 縮小される(Windowsオペレーティング・システムはこの機能を直接に遂 行することができる)か、或いは端末Bにおけるウインドウが端末Aからのスク リーンの一部分だけを表示する。しかる後、そのスクリーンの他の部分へのアク セスを可能にするために、このウインドウ内でスクロール・アクションを行うこ とが可能である。いずれの場合も、前述のように、端末Aからのスクリーンは単 にビット・マップとして表示される。 遠隔制御オペレーションに進むと、端末Bにおけるユーザは何らかのマウス・ アクションを行うこと、例えば、ウインドウ650におけるアクション・バー6 60においてマウス・ボタンをクリックすることを決定する。前段で述べたよう に、端末BにおけるWindowsオペレーティング・システムはアクション・ バー660の存在を知らないので、それは、単に、ウインドウ610と関連して そのマウス・クリッ クのロケーションを表すマウス・クリック事象を遠隔制御アプリケーション11 6に報告するだけである。そこで、遠隔制御アプリケーションは、そのマウス・ クリックのロケーションを含むメッセージを発生し、そしてそのメッセージは、 標準的な通信手順を使用して、端末Aにおける遠隔制御アプリケーションに送ら れる。 そこで、端末Aにおける遠隔制御アプリケーション216は、このメッセージ の受信時に、端末Aで生じる同等の事象をシミュレートする。それは、Wind owsオペレーティング・システム及びマウス・デバイス・ドライバの間のイン ターフェースを使用することによってこれを行う。従って、その遠隔制御アプリ ケーションは、マウス事象が生じたことをマウス・デバイス・ドライバがWin dowsオペレーティング・システムに知らせるために通常使用するそのWin dowsオペレーティング・システムに対するエントリ・ポイントを呼び出す。 換言すれば、遠隔制御アプリケーションは、マウス・デバイス・ドライバである ように効果的に装う。従って、それは、マウス・アクションが生じたことを、そ のマウス・アクションの性質と端末Bにおける遠隔制御ウインドウ内のそのユー ザにより遂行されたアクションに対応するそのマウス・アクションのロケーショ ンとをWindowsオペレーティング・システムに知らせる。そこで、Win dowsオペレーティング・システムはウインドウ650に責任のあるアプリケ ーションAPP1にこのマウス事象を送る (勿論、それがアクション・バー事象又は同様のものでない場合、それは、前述 のように、端末AにおけるWindowsオペレーティング・システムによって 直接に処理される)。 次に、端末Aにおける更新の処理に話題を変えると、第3A図に示されるよう に、スクリーン更新は端末Bから遠隔制御を通して受信したコマンドに応答して 生じるか、又は、単に端末Aにおける処理(端末Aにおけるクロックの操作のよ うな)によって生じることが可能である。そこで、スクリーンのどの領域が更新 されたかを決定することが必要である。その使用される技法は、ヨーロッパ特許 出願EPA−590817に開示されたものと本質的に同じであるので、単に概 説するに留める。その方法は、第2図においてグラフィカル・デバイス・インタ ーフェース(GDI)135、235として概略的に表されたオペレーティング ・システム及びスクリーン・デバイス・ドライバの間のインターフェースを活用 する。Windowsオペレーティング・システムはスクリーンに書き込むため にGDIコールを使用する(WindowsにおけるGDIコールは上記特許出 願におけるOS/2用のGPIコールと同じである)。現に、遠隔制御アプリケ ーションはこれらのGDIコールを代行受信し、それらを使用してそのスクリー ンのうちの更新されようとしている領域を決定する。そのコールはデバイス・ド ライバに送られ、そのリクエストされた更新が遂行されるのを可能にし、一方、 遠隔制御アプリケーションはその更新によって変更されるス クリーンのレコードを得る。現在の実施方法では、この領域は、EPA−590 817に示されるように、ほとんどのアプリケーションに対して非常に有効であ ることがわかっている境界矩形としていつも説明される(しかし、円又は多角形 、凸面、或いは凹面のような更新領域のより複雑な説明を、それが望ましい場合 には使用可能である)。 更新領域を決定するための上記の技法の利点は、それがアプリケーション及び オペレーティング・システムに対して透明であり、従って、一般的な使用に適し ていることである。しかし、代わりの方法は、アプリケーション自体が更新領域 を計算しそして遠隔制御アプリケーションにこの情報を直接に供給するためのも のであるが、これが特別に適用されたアプリケーションを必要とすることは明ら かである。 端末Aにおける更新処理が第5図に示される。更新が遠隔制御コマンドに応答 して或いは単にAPP1自体によって発生された後(ステップ710)、それは 端末Bへの伝送を待っている更新の待ち行列に加えられる(ステップ715)。 肯定応答されるべき何らかの未決の更新伝送があるかどうかを表す「CAN_S END」フラッグのステータスを決定するためのテストが行われる(ステップ7 20)。「CAN_SEND」フラッグがセットされている場合、伝送が行われ る(下記参照)。それがセットされていない場合、プロセスは前の伝送からの肯 定応答の受信を待たなければならない。そのような肯定応答の受信はステップ7 30として示され、 現在、待ち行列において何らかの更新があるかどうかを決定するためのテスト( ステップ735)がこれに続く。更新がない場合、「CAN_SEND」フラッ グがセットされ(ステップ740)、それによって、何らかの将来の更新が発生 される場合のその更新の伝送を可能にする。 待ち行列からの実際の更新の伝送がステップ750乃至785において示され 、その伝送が新しい更新の発生によって(即ち、ステップ710を介して)トリ ガされても、或いは肯定応答の受信によって(ステップ730)トリガされても 本質的には同じである(注意:肯定応答の受信及び更新の発生は相互に関して非 同期的に生じる)。待ち行列は2つのバッファに分けられ、それらの1つは、如 何なる特定の時間においても「アクティブ」バッファとして指定される(当面の 目的のために、もう1つのバッファは「送信」バッファと呼ばれる)。現在アク ティブであるどちらのバッファにも新しい更新が加えられる(ステップ715) 。伝送プロセスは、アクティブ・バッファを変更する(スワップする)ことによ って開始し(ステップ750)、従って、前のアクティブバッファは送信バッフ ァとなり、一方、他のバッファは、新しい更新が加えられるアクティブ・バッフ ァとなる。又、「CAN_SEND」フラッグは、伝送が進行中であることをこ とを表すためにリセット(アンセット)される(ステップ760)(注意:それ は既にリセットされていることもある)。端末Aから端末Bに更新を伝送するた めに如何に長い時間を 要するかに関する所定の基準にその更新が合致するかどうかを決定するためのテ ストが送信バッファにおける各更新に対して行われる。比較的長い時間を必要と しそうな更新に対して、初期メッセージ(「グレイリスト」メッセージ)が先ず 端末Bに送られる(ステップ780)。グレイリスト・メッセージは、スクリー ンのどの領域に更新が施されるかを単に表すだけである。上述のように、すべて の更新がそれらの境界矩形によって処理され、従って、グレイリスト・メッセー ジは2つの座標(この実施例では、矩形の左上隅及び右下隅)を含む必要がある だけである。従って、グレイリスト・メッセージのサイズが実際の更新のサイズ に無関係であることは明らかである。それはいつも非常に小さく、従って、速く 伝送可能である。この実施例では、所定の基準に合致しない送信バッファにおけ るすべての更新に対して境界矩形を含む単一のグレイリスト・メッセージが送ら れる。それは、これが多くの非常に小さいグレイリスト・メッセージを別々に送 るよりも更に効率的であるためである(しかし、すべてのグレイリスト・メッセ ージを個々に送ることは確かに可能であろう)。たとえ、グレイリスト・メッセ ージが複数の更新に関連するとしても、それは依然として非常に小さいサイズで あることに留意して欲しい。 一旦、グレイリスト・メッセージが伝送されると(或いは、送るべきグレイリ スト・メッセージがない場合、ステップ775のテストの直後に)、更新自体が 端末Bに伝送可能であ る(ステップ785)。その更新を送るステップは、送信バッファからすべての 更新を除去すること及びそれらを通信ソフトウエアに送ることを表す。それらは 比較的速く行われる。そこで通信ソフトウエアは端末Bへのそれらの実際の伝送 の責任を負う。グレイリスト・メッセージとは違って、送信バッファからの更新 は送るために個々のメッセージに維持される(これは単純なFIFOに基づいて 行うことができるが、それに関係なく、更新はグレイリスト・パケットに含まれ ている)。しかし、別の方法として、送信バッファにおけるすべての更新を集め て1つのメッセージにすることも考えられることである。 待ち行列への更新の付加(ステップ715)がその更新によって変更された領 域をその待ち行列における他のものに関してチェックすることを含むことは明ら かであろう。他の更新の中に完全に含まれる更新は除去され、一方、重畳又は近 接する更新は1つの更新によって置換される。実際に、この作用は送るべき更新 の数をかなり減少させる。待ち行列に記憶された更新は更新されてしまったスク リーンの領域を単に表すだけであることも理解されよう。本実施例では、更新の ための境界矩形の左上隅及び右下隅が記憶される。更新と関連する実際のスクリ ーン・データは、その更新が伝送の準備をされるまでは(Windowsオペレ ーティング・システムへのリクエストを介して)得られることはない。これは大 量のデータを待ち行列に記憶する必要をなくし、しかも、待 ち行列における更新の削除又はマージングをずっと簡単にする。 特定の更新に対するグレイリスト・メッセージを送るべきかどうかに関する所 定の基準は、更新の処理及び伝送に起因する遅延に関連する。本実施例では、更 新の領域に基づくテストは非常に簡単である。例えば、200ピクセルの閾値よ りも大きい領域を有する更新は、すべて、その更新自体の伝送前にグレイリスト ・メッセージを送られる。しかし、例えば、遂行されるべきすべてのデータ圧縮 を考慮して、ずっと複雑なテストが使用可能である。考慮される他の局面はプロ セッサ・ローディング(更新の任意のフォーマットの変換又は圧縮に必要な時間 に影響する)、及びネットワーク帯域幅及び現在のネットワーク・トラフィック (伝送時間に影響する)を含んでいる。例えば、そのネットワークが比較的低い 帯域幅を有する場合、上記の閾値を更に小さいピクセル数まで減少させることが 望ましい。 端末Bにおいて受信された更新メッセージの処理が第6図に示される。更新が 端末Bに到達した(ステップ810)後、それがグレイリスト・メッセージであ る(即ち、更新されたスクリーン・データ自体ではなく、更新されるべき領域の 指示だけを含む)か否かを知るためにそれは調べられる(ステップ820)。そ れが肯定される場合、更新された領域の範囲を表す情報が、その更新された領域 を視覚的にマークするために、Windowsオペレーティング・システムに対 す るpatBltコールによって利用される(patBltは前述の Petzold 氏 による文献に詳しく開示されている)。このコールは、スクリーンの指定された 領域、即ち、更新されるべき遠隔制御ウインドウの領域をアプリケーション供給 のパターンでもって満たす(ステップ830)(そのパターンは指定された領域 を満たすために必要な回数だけ繰り返される)。本実施例では、そのパターンは グレイ・ドットの配列を含む。このオペレーションは非常に高速であり、その結 果、指定された領域における選択されたピクセルがグレイ・ドットによって上書 きされ、全体的な効果はその指定された領域のグレイ化(クロス・ハッチング) である。この方法では、ユーザは、スクリーンのグレイ化された領域がその更新 されつつあるプロセスにあることを知らされる。なお、如何なる遅延も、主とし て、データを処理しそしてそれを遠隔の機械(端末A)からローカルの機械(端 末B)に伝送するために必要な時間による。PatBltコールのパラメータは 、グレイ・ドットのパターンがオリジナルのスクリーン・データに重畳されるよ うに指定される。この結果、そのオリジナルのデータは、依然として、それらの ドットの間では実質的に可視的である。 前述のように、グレイリスト・パケットは、実際に、幾つかの更新に関連した 情報(座標のセット)を含むことができる。この場合、各更新に対して、Pat Bltコールが行われてその更新に対する適当な領域をグレイ・アウトする。 一方、受信されたメッセージが実際の更新データを表す場合、肯定応答が端末 Aに戻される(ステップ840)。グレイリスト・メッセージに対しては、詳し く後述するように、肯定応答が要求されないので、肯定応答は送られないことに 注意して欲しい。そこで、その更新はスクリーンへの適用に対して待ち行列化さ れる(複数の更新が集められて1つのメッセージにされていた場合、ここでは、 それらは待ち行列への挿入のために分解されるであろう。しかし、前述のように 、本実施例では、更新は個々に送られる)。各更新がそれを端末における表示に 適した形式に変換するためには、一定の量の処理が必要である(ステップ850 )。従って、本実施例では、更新データは伝送端末においてデバイス独立ビット ・マップ(DIB)フォーマットに変換され、しかる後、受信端末において適当 な表示フォーマットに戻される(しかし、DIBフォーマットを直接に表示する ことは、実際には可能であろう)。DIBフォーマットを使用する理由は、それ が端末A及びBの間の如何なるハードウエア上の相異(例えば、サポートされる カラーの数に関する)も克服するということである。同様に、その更新を圧縮解 除することも必要であろう(しかし、通信ソフトウエアは既にこれを行っている かもしれない)。本願では、実際の更新は、英国特許出願9422856.6号 において開示された技法を使用してリモート端末とローカル端末との間の伝送の ために圧縮される。しかし、他の多くのデータ圧縮アルゴリズムが適するであろ う(状況 によっては、如何なる圧縮も全く使用しない方が適当であるものもある)。 一旦、更新が適当なフォーマットに変換されてしまうと、それは、BitBl tコマンド(前述の Petzold の文献において更に説明されているWindow sオペレーティング・システムにおけるもう1つの標準的コマンド)を使用して スクリーンに与えられる(ステップ860)。BitBltオペレーションは単 にそのコマンドをスクリーンの関連領域に上書きするだけなので、更新自体の到 着前にその更新領域を表すために使用されるすべてのグレイ・パターンを明確に 除去する必要はない。 BitBltオペレーション及びPatBltオペレーションの両方とも、端 末Aの座標から端末Bのウインドウの座標に変換することが必要であるは明らか であろう。例えば、端末Bから端末Aに遠隔制御アクションをレポートするため には、明らかに逆変換が必要である。実際に、これは非常に簡単である。それは 、端末Bにおける遠隔制御ウインドウ(即ち、第4図におけるウインドウ610 に対応する)が一般には左上隅にそれの起点を有し、これが端末Aにおけるスク リーン座標と直接に対応するように作られているためである。 前述の肯定応答の使用は、単に、端末Bが処理及び表示のために更新によって 過負荷にならないようにするための制御機構として作用するだけである。換言す れば、肯定応答は、端末Bが前の更新の処理を終了したこと、従って、他の更新 伝送を受容する準備ができていることを表すように、端末Aにおいて「CAN_ SEND」フラッグを制御するために有効に使用される。しかし、第6図に示さ れるように、如何なるグレイリスト・メッセージに関しても肯定応答は発生され ないことに注意してほしい。肯定応答は伝送端末のリクエスト時に発生される。 グレイリスト・メッセージに対して、そのようなリクエストは行われない。これ は、グレイリスト・メッセージが端末Bにおいて非常に速く処理され、従って、 システムにおける大きな負荷を表さない。 簡単な遠隔制御コマンドの例が第7図に示される。先ず、端末Aにおけるアプ リケーションが面900を表示する(第7図のa)。端末Aは端末Bから遠隔制 御されるので、同じ面のイメージが端末Bにおける遠隔制御ウインドウ910内 にも表示される。(Windowsオペレーティング・システムは、ウインドウ 910内に適合するように面イメージのサイズの縮小を処理する)。端末Bにお けるポイント915には、カーソル位置が表される。端末Bにおけるユーザがボ タンのクリックのような何らかのマウス・アクションを行うものと仮定すると、 前述のように、これは端末Aに送り戻され、そして使用される。 そのマウス・アクションの結果、端末Aにおけるアプリケーションは、口の形 を悲しい形から笑顔に変更するものと仮定する。その結果、端末Aにおけるスク リーン・イメージは、第7図のbに示されるように更新される。又、第7図のb に は、この更新に対する境界矩形920が示される(勿論、その境界矩形は、実際 には、端末Aにおけるスクリーン上には現れない)。この段階では、端末Bは更 新されていない。 端末Aに対する更新の結果、前述のように、境界矩形のサイズが所定の閾値を 超えるかどうか決定するためのテストがその境界矩形に関して行われ、この結果 、先ず、端末Aから端末Bへのグレイリスト・パケットの伝送が生じ、次に実際 の更新データの伝送が生じるものと仮定する。第7図のcの端末Bはグレイリス ト・パケットの到着後で且つ更新データの到着前における状況を示す。境界矩形 920に対応するウインドウ910の領域925はグレイ化されている(表示を 容易にするために、第7図のcでは影付きとして示される)。これは、端末Bに おけるユーザに、それらのアクションが受信されそして処理されつつあることを 保証し、又、そのアクションが終了する前の遅延の可能性があるという粗い表示 を与える。(影付き領域が大きければ大きいほど、送られるべき更新は大きくな り、その起こりそうな遅延は長くなる)。最後に、第7図のdに示されるように 、すべての更新が到着しそして端末Bにおけるスクリーンに与えられたので、端 末Bにおける面930は再び端末Aと同じになる。一般に、第7図のaと第7図 のcとの間のタイム・インターバルは比較的短く、それによってユーザへの速い フィードバックを与え、一方、第7図のcと第7図のdとの間のインターバルは 、関連する更新の大きさ次第で極めて大きくなることがあること に留意して欲しい。例えば、一般的な環境では、更新自体が端末Bに与えられる ためには、最初のコマンドから2秒を必要とし、一方、グレイ化は数分の一秒内 に実行可能である。 実際に、更新の発生は一般にクラスタ化されることがわかっているので、一般 には、1つ又は複数のユーザ・アクションによって多数の更新が発生され、これ の後に、ユーザが思案のために休止する時、ほとんど更新のない一時的休止が生 じる。他の端末への更新の伝送は、それらの更新が速く発生される時には遅れる ことが多いが、その一時休止中に遅れを取り戻すことが可能である。 受信端末はスクリーンの関連部分をグレイ・アウトするので、更新の範囲に関 する情報は「グレイリスト」メッセージと呼ばれたけれども、実際には、スクリ ーンの関連部分の明瞭な視覚的表示を行うための他の任意の技法が使用可能であ る。例えば、或可能性は、更新されるべき領域を斜めの縞でもってマークするこ と、更新されるべき領域を高輝度フレームでもって囲むこと、或いは更新される べき領域の背景カラーを変更することであろう。これらの提案はすべてスクリー ンに描くのが速いこと、及び更新されたデータの到着まで、基礎となるスクリー ン表示をユーザがそのまま(少なくとも部分的に)見ることができるという利点 をすべてが保持していることに留意して欲しい。更に、そのマーキングが更新の 領域内に含まれるので、それは、更新自体が到着する時、自動的に上書きされ、 従って、そのマーキングを特別に削除す る必要がない。 上記のメッセージが、伝送遠隔制御アプリケーションから通信ソフトウエアに 送られるメッセージを表すことは明らかである。ネットワーク特性、メッセージ ・サイズ等次第で、通信ソフトウエアは、何れのメッセージも小さいコンポーネ ントに分割すること、又は伝送のためにそのメッセージを他のメッセージと結合 して1つのパケットにすることを決定することが可能である。そこで、受信の通 信ソフトウエアは、その受信したメッセージを受信遠隔制御アプリケーションに 別々に送るために逆の動作を遂行する。従って、メッセージ伝送のために通信ソ フトウエアによって選択されたフォーマットは遠隔制御アプリケーションにとっ て透明であり、本発明に直接関係するものではない。 産業上の利用可能性 理解を容易にするために2つの端末(「ポイント・ツー・ポイント」として知 られている)に関して遠隔制御機能を説明したけれども、本実施例は、実際に、 遠隔制御されたスクリーンを複数の他の端末(「マルチポイント」として知られ ている)から見ることを可能にする。ポイント・ツー・ポイントからマルチポイ ントへの拡張は、主として、グレイリスト・パケット及び更新をすべての関連端 末に送る通信ソフトウエアによって行われる。更新の処理を制御するために使用 される肯定応答(第5図参照)は、現在、更新を受信するた めに第1の端末からの肯定応答に基づいているが、それは、或環境では、更新を 受信するために最後の端末からの肯定応答を待つ方がよいかもしれない。更に、 本発明は、主として、遠隔制御機能に関連して説明されたけれども、例えば、1 つの機械からの選択されたアプリケーション又はウインドウが単に他の端末にお いて表示される(ミラーリングされる)べき場合のような他の多くの状況におい ても同様に適用可能である。
【手続補正書】 【提出日】1997年6月11日 【補正内容】 明細書 コンピュータ・ワークステーション 技術分野 本発明は、第1コンピュータ・ワークステーションのスクリーンに対して行わ れた更新が第2コンピュータ・ワークステーションに伝送され、その更新のコピ ーが第2コンピュータ・ワークステーションのスクリーン上に表示されるシステ ムに関するものである。 背景技術 近年、コンピュータ・ワークステーション同士がデータを交換することを可能 にするために、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)において、 或いは、統合サービス・ディジタル・ネットワーク(ISDN)接続によってコ ンピュータ・ワークステーションをリンクすることが益々一般的になっている。 これは、一般に、連携作業(collaborative−working)と よく呼ばれるコンピュータ・テクノロジの新しい分野を生じさせた。連携作業の 特定の例の2つがアプリケーション共用及び遠隔制御である。前者では、1つの アプリケーションが2つの機械において実行され、一方の機械においてそのアプ リケーションになされた更新が他方の機械に伝送され、そして他方の機械におい て ミラーリングされる。国際特許出願WO91/09378及びヨーロッパ特許出 願EPA−590817はミラーリングの例を開示している。その例では、更新 によって影響されるスクリーンの領域は、リモート・ノードに伝送される更新及 び適当な位置情報によって決定される。明らかに、この技法は3つ以上の機械に も拡張可能である。遠隔制御では、一方の機械において実行中のアプリケーショ ンが他方の機械においてユーザにより効果的に制御される。連携作業システムの 例は、ヨーロッパ特許出願EPA−475581及び国際特許出願WO89/1 2859において見ることができる。 連携作業における1つの問題は、通信リンクを通してデータを伝送する必要が あるために応答時間が遅いことがあるということである。これは、例えば、遠隔 制御において、ローカルの機械のユーザがマウス・ボタンのクリックのような何 らかのアクションを行うが、遠隔制御されている機械とコミュニケートするため に必要な時間のために如何なる即時応答も得られない時、特に欲求不満を生じさ せることがある。この遅れの間、ユーザは、自分のマウス・アクションがシステ ムによって受け入れられなかったと勘違いしてそのアクションを繰り返すことが ある。しかし、これによって、最終的には、当初の意図に反してそのアクション が2回行われるという結果になるであろう。 機械がデータを処理しようとしているという何らかの表示を行うことは、勿論 、通常の独立型ワークステーションにお いては知られている。例えば、IBM社から入手可能なOS/2オペレーティン グ・システムでは、システムが現在リクエストされたアクションを実行している ことを表すために、カーソルが時計の形に変化する。別の方法として、リクエス トされたアクションが進行中であることを記述したテキスト・メッセージを表示 することも可能である。 所定のHTMLフォーマットを持った情報ページを与える情報を、クライアン トの端末が遠隔のサーバから検索することもワールド・ワイド・ウェブに関連し て知られている。或ページが、そのページに含まれるべきイメージを表す別のグ ラフィックス・ファイルの引用を含むことも可能である。クライアントがそのよ うなページを検索する時、クライアントは、そのイメージを検索するためにはそ のグラフィックス・ファイルをアクセスすべきであることを知る。クライアント は、イメージを位置付けるべきスクリーンの特定の領域を決定することができる ように、先ず、イメージ自体よりも前にそのイメージに対するヘッダ情報を与え るようにサーバにリクエストすることができる。一旦そのイメージ・データ自体 が検索されてしまうと、そのイメージが満たすべきボックス又は領域をそのまま にして、クライアントはそのページに対するテキストをスクリーンに書くことが できる。この方法はクライアント及びサーバの明確なサポートを必要とし、基本 的にはクライアント(即ち、受信)端末によって駆動される。それは連携作業環 境に直接に適用し得るものではない。 Computer Practices,Communications of the ACM 誌の Vol.30,No.1,Jan. 1987 の pp.32-47 における M.Stefik,G.Foster,D.Bobrow,K.Kahn,S.Lannin g 及び L.Suchman 氏による「黒板を越えて:会議における連携及び問題解決の ためのコンピュータ・サポート(Beyond the Chalkboard: Computer Support for Collaboration and Problem Solving in Meetings)」と題した論文は連携作業 システム(しかし、それは遠隔制御を述べてはいない)を開示している。2人以 上のユーザが共用オブジェクトを同時に編集しようとする問題を克服するために 、一方のユーザが現在作業している項目はグレイ・アウト(grey out) される。この方法は、特別に適応されたアプリケーション(例えば、どの項目が 編集されようとしているかを監視するための)を必要とする。しかし、更に最近 の連携作業システムに対する重要な目的は、それらが既存の(独立した)アプリ ケーション(例えば、遠隔制御を行うための)を働かせることができなければな らないことである。 発明の開示 従って、本発明は、ディスプレイ・スクリーンを有し、リモート・ワークステ ーション(200)にリンクされたコンピュータ・ワークステーション(100 )を操作する方法を提供するものであり、その方法は、 前記ワークステーションのスクリーンに対する更新を発生 するステップと、 前記ワークステーションのスクリーンの更新されようとしている領域を決定す るステップと、 前記更新されようとしている領域の指示を前記リモート・ワークステーション に伝送するステップと、 前記更新されようとしている領域の指示の前記伝送の後に、前記更新を表すデ ータを前記リモート・ワークステーションに別に伝送するステップと、 を含んでいる。 請求の範囲 1.ディスプレイ・スクリーンを有し、リモート・ワークステーション(200 )にリンクされたコンピュータ・ワークステーション(100)を操作する方法 であって、 前記コンピュータ・ワークステーションのスクリーンに対する更新を発生する ステップと、 前記コンピュータ・ワークステーションのスクリーンにおける更新されようと している領域を決定するステップと、 前記更新されようとしている領域の指示を前記リモート・ワークステーション に伝送するステップと、 前記更新されようとしている領域の指示の前記伝送の後に、前記更新を表すデ ータを前記リモート・ワークステーションに別に伝送するステップと、 を含む方法。 2.前記更新を所定の基準と比較するステップを含み、それによって、そのよう な基準と合致した場合、前記更新は更新された領域を表す指示を事前伝送するこ となく直接に伝送されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 3.前記所定の基準は前記更新された領域のサイズに関連することを特徴とする 請求の範囲第2項に記載の方法。 4.各更新はそれの境界矩形によって処理されることを特徴とする請求の範囲第 1項乃至第3項の1つに記載の方法。 5.複数の更新に対する更新された領域の指示が1つのメッ セージで伝送されることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第4項の1つに記載 の方法。 6.先ず前記リモート・ワークステーションからコマンドを受信するステップ( 530)、及び前記コマンドを前記コンピュータ・ワークステーションにおいて 実行して前記更新を発生するステップ(540)を含むことを特徴とする請求の 範囲第1項乃至第5項の1つに記載の方法。 7.ディスプレイ・スクリーンを有し、リモート・ワークステーション(200 )にリンクされたコンピュータ・ワークステーション(100)であって、 前記コンピュータ・ワークステーションのディスプレイ・スクリーンに対する 更新を発生するための手段と、 前記コンピュータ・ワークステーションのディスプレイ・スクリーンの更新さ れようとしている領域を決定するための手段と、 前記更新されようとしている領域の指示を前記リモート・ワークステーション に伝送するための手段と、 前記更新されようとしている領域の指示の前記伝送の後に、前記更新を表すデ ータを前記リモート・ワークステーションに別に伝送するための手段と、 を含むコンピュータ・ワークステーション。 8.リモート・ワークステーション(200)にリンクされたコンピュータ・ワ ークステーション(100)を操作する方法であって、前記コンピュータ・ワー クステーションのス クリーンの少なくとも一部分が前記リモート・ワークステーションのスクリーン の少なくとも一部分に対応するように配列されているものにおいて、 更新が施されようとしている前記リモート・ワークステーションのスクリーン の領域を表す第1メッセージを前記リモート・ワークステーションから受信する ステップと、 前記更新が施されようとしている前記リモート・ワークステーションの部分に 対応する前記コンピュータ・ワークステーションのスクリーンの領域を視覚的に 指示するステップと、 前記リモート・ワークステーションに対して行われた更新を含む第2メッセー ジを前記リモート・ワークステーションから受信するステップと、 前記コンピュータ・ワークステーションにおいて前記更新を前記スクリーンの 前記指示された領域に施すステップと、 を含む方法。 9.前記領域を視覚的に指示するステップは当該領域におけるオリジナルのイメ ージが実質的に可視的なままであることを妨げないことを特徴とする請求の範囲 第8項に記載の方法。 10.前記領域を視覚的に指示するステップは、関連する領域をグレイ・アウト することを含むことを特徴とする請求の範囲第8項又は第9項に記載の方法。 11.前記領域を視覚的に指示するステップは、背景カラーを反転すること又は 関連する領域を縞模様にすることを含むことを特徴とする請求の範囲第8項又は 第9項に記載の方法。 12.各更新はそれの境界矩形によって処理されることを特徴とする請求の範囲 第8項乃至第11項の1つに記載の方法。 13.先ず前記リモート・ワークステーションにコマンドを送るステップ(44 0)を含み、それによって、前記更新が前記コマンドに応答して前記リモート・ ワークステーションにおいて施されることを特徴とする請求の範囲第8項乃至第 12項の1つに記載の方法。 14.リモート・ワークステーション(200)にリンクされたコンピュータ・ ワークステーション(100)であって、前記コンピュータ・ワークステーショ ンのスクリーンの少なくとも一部分が前記リモート・ワークステーションのスク リーンの少なくとも一部分に対応するように配列されているものにおいて、 更新が施されようとしている前記リモート・ワークステーションのスクリーン の領域を表す第1メッセージを前記リモート・ワークステーションから受信する ための手段と、 前記更新が施されようとしている前記リモート・ワークステーションの部分に 対応する前記コンピュータ・ワークステーションのスクリーンの領域を視覚的に 指示するための手段と、 前記リモート・ワークステーションに対して行われた更新を含む第2メッセー ジを前記リモート・ワークステーションから受信するための手段と、 前記コンピュータ・ワークステーションにおける前記更新 を、前記指示された前記スクリーンの領域に施すための手段と、 を含むコンピュータ・ワークステーション。 15.リモート・ワークステーション(200)からのディスプレイ・スクリー ンの少なくとも一部分をローカル・ワークステーション(100)のディスプレ イ・スクリーン上にミラーリングし、それによって、前記リモート・ワークステ ーションのスクリーンに施された更新が前記ローカル・ワークステーションに対 応して施される方法であって、 前記リモート・ワークステーションのスクリーンに更新を施すステップと、 前記リモート・ワークステーションの更新されようとしている領域を決定する ステップと、 前記更新されようとしている領域の指示を前記リモート・ワークステーション から前記ローカル・ワークステーションに伝送するステップと、 前記指示を前記ローカル・ワークステーションにおいて受信するステップと、 前記更新が施された前記リモート・ワークステーションの指示された領域に対 応する前記ローカル・ワークステーションの領域を視覚的に指示するステップと 、 前記スクリーンに施された更新を表すデータを前記リモート・ワークステーシ ョンから前記ローカル・ワークステーションに別に伝送するステップと、 前記更新を前記ローカル・ワークステーションにおいて受信するステップと、 前記更新を前記ローカル・ワークステーションにおけるスクリーンの前記指示 された領域に施すステップと、 を含む方法。 16.前記更新を前記リモート・ワークステーションにおける所定の基準と比較 するステップ(775)を含み、それによって、そのような基準が合致する場合 、前記更新された領域の指示を事前伝送することなく前記更新が直接に伝送され 、及びそのような基準が合致しない場合、前記更新された領域の指示が前記更新 を表すデータの電送前に伝送されることを特徴とする請求の範囲第15項に記載 の方法。 17.前記所定の基準は前記更新された領域のサイズに関連することを特徴とす る請求の範囲第16項に記載の方法。 18.各更新はそれの境界矩形によって処理されることを特徴とする請求の範囲 第15項乃至第17項の1つに記載の方法。 19.前記領域を視覚的に指示するステップは当該領域におけるオリジナルのイ メージが実質的に可視的なまま残ることを妨げないことを特徴とする請求の範囲 第15項乃至第18項の1つに記載の方法。 20.前記領域を視覚的に指示するステップは、関連の領域をグレイ・アウトす ることを含むことを特徴とする請求の範囲第15項乃至第19項の1つに記載の 方法。 21.前記領域を視覚的に指示するステップは、背景カラーを反転すること又は 関連領域を縞模様にすることを含むことを特徴とする請求の範囲第15項乃至第 19項の1つに記載の方法。 22.先ず前記ローカル・ワークステーションから前記リモート・ワークステー ションにコマンドを送るステップを含み、それによって、前記更新が前記コマン ドに応答して前記リモート・ワークステーションにおいて施されることを特徴と する請求の範囲第15項乃至第21項の1つに記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グラッドウィン、ベネデイクト、ダニエル イギリス国ハンツ、ウインチェスター、リ ットルトン、デイーン・ダウン・ドローブ チェストナッツ(番地なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ディスプレイ・スクリーンを有し、リモート・ワークステーションにリンク されたコンピュータ・ワークステーションを操作する方法であって、 前記コンピュータ・ワークステーションのスクリーンに対する更新を発生する ステップと、 前記コンピュータ・ワークステーションのスクリーンにおける更新されようと している領域を決定するステップと、 前記更新されようとしている領域の指示を前記リモート・ワークステーション に伝送するステップと、 前記更新を表すデータを前記リモート・ワークステーションに別に伝送するス テップと、 を含む方法。 2.前記更新を所定の基準と比較するステップを含み、それによって、そのよう な基準と合致した場合、前記更新は更新された領域を表す指示を事前伝送するこ となく直接に伝送されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 3.前記所定の基準は前記更新された領域のサイズに関連することを特徴とする 請求の範囲第2項に記載の方法。 4.各更新はそれの境界矩形によって処理されることを特徴とする請求の範囲第 1項乃至第3項の1つに記載の方法。 5.複数の更新に対する更新された領域の指示が1つのメッセージで伝送される ことを特徴とする請求の範囲第1項乃至 第4項の1つに記載の方法。 6.先ず前記リモート・ワークステーションからコマンドを受信し、そして前記 コマンドを前記コンピュータ・ワークステーションにおいて実行して前記更新を 発生するステップを含むことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第5項の1つに 記載の方法。 7.ディスプレイ・スクリーンを有し、リモート・ワークステーションにリンク されたコンピュータ・ワークステーションであって、 前記コンピュータ・ワークステーションのディスプレイ・スクリーンに対する 更新を発生するための手段と、 前記コンピュータ・ワークステーションのディスプレイ・スクリーンの更新さ れようとしている領域を決定するための手段と、 前記更新されようとしている領域の指示を前記リモート・ワークステーション に伝送するための手段と、 前記更新を表すデータを前記リモート・ワークステーションに別に伝送するた めの手段と、 を含むコンピュータ・ワークステーション。 8.リモート・ワークステーションにリンクされたコンピュータ・ワークステー ションを操作する方法であって、前記コンピュータ・ワークステーションのスク リーンの少なくとも一部分が前記リモート・ワークステーションのスクリーンの 少なくとも一部分に対応するように配列されているものにお いて、 更新が施されようとしている前記リモート・ワークステーションのスクリーン の領域を表す第1メッセージを前記リモート・ワークステーションから受信する ステップと、 前記更新が施されようとしている前記リモート・ワークステーションの部分に 対応する前記コンピュータ・ワークステーションのスクリーンの領域を視覚的に 指示するステップと、 前記リモート・ワークステーションに対して行われた更新を含む第2メッセー ジを前記リモート・ワークステーションから受信するステップと、 前記コンピュータ・ワークステーションにおいて前記更新を前記スクリーンの 前記指示された領域に施すステップと、 を含む方法。 9.前記領域を視覚的に指示するステップは当該領域におけるオリジナルのイメ ージが実質的に可視的なままであることを妨げないことを特徴とする請求の範囲 第8項に記載の方法。 10.前記領域を視覚的に指示するステップは、関連する領域をグレイ・アウト することを含むことを特徴とする請求の範囲第8項又は第9項に記載の方法。 11.前記領域を視覚的に指示するステップは、背景カラーを反転すること又は 関連する領域を縞模様にすることを含むことを特徴とする請求の範囲第8項又は 第9項に記載の方法。 12.各更新はそれの境界矩形によって処理されることを特徴とする請求の範囲 第8項乃至第11項の1つに記載の方法。 13.先ず前記リモート・ワークステーションにコマンドを送るステップを含み 、それによって、前記更新が前記コマンドに応答して前記リモート・ワークステ ーションにおいて施されることを特徴とする請求の範囲第8項乃至第12項の1 つに記載の方法。 14.リモート・ワークステーションにリンクされたコンピュータ・ワークステ ーションであって、前記コンピュータ・ワークステーションのスクリーンの少な くとも一部分が前記リモート・ワークステーションのスクリーンの少なくとも一 部分に対応するように配列されているものにおいて、 更新が施されようとしている前記リモート・ワークステーションのスクリーン の領域を表す第1メッセージを前記リモート・ワークステーションから受信する ための手段と、 前記更新が施されようとしている前記リモート・ワークステーションの部分に 対応する前記コンピュータ・ワークステーションのスクリーンの領域を視覚的に 指示するための手段と、 前記リモート・ワークステーションに対して行われた更新を含む第2メッセー ジを前記リモート・ワークステーションから受信するための手段と、 前記コンピュータ・ワークステーションにおける前記更新を、前記指示された 前記スクリーンの領域に施すための手段と、 を含むコンピュータ・ワークステーション。 15.リモート・ワークステーションからのディスプレイ・スクリーンの少なく とも一部分をローカル・ワークステーションのディスプレイ・スクリーン上にミ ラーリングし、それによって、前記リモート・ワークステーションのスクリーン に施された更新が前記ローカル・ワークステーションに対応して施される方法で あって、 前記リモート・ワークステーションのスクリーンに更新を施すステップと、 前記リモート・ワークステーションの更新されようとしている領域を決定する ステップと、 前記更新されようとしている領域の指示を前記リモート・ワークステーション から前記ローカル・ワークステーションに伝送するステップと、 前記指示を前記ローカル・ワークステーションにおいて受信するステップと、 前記更新が施された前記リモート・ワークステーションの指示された領域に対 応する前記ローカル・ワークステーションの領域を視覚的に指示するステップと 、 前記スクリーンに施された更新を表すデータを前記リモート・ワークステーシ ョンから前記ローカル・ワークステーションに別に伝送するステップと、 前記更新を前記ローカル・ワークステーションにおいて受信するステップと、 前記更新を前記ローカル・ワークステーションにおけるス クリーンの前記指示された領域に施すステップと、 を含む方法。 16.前記更新を前記リモート・ワークステーションにおける所定の基準と比較 するステップを含み、それによって、そのような基準が合致する場合、前記更新 された領域の指示を事前伝送することなく前記更新が直接に伝送されることを特 徴とする請求の範囲第15項に記載の方法。 17.前記所定の基準は前記更新された領域のサイズに関連することを特徴とす る請求の範囲第16項に記載の方法。 18.各更新はそれの境界矩形によって処理されることを特徴とする請求の範囲 第15項乃至第17項の1つに記載の方法。 19.前記領域を視覚的に指示するステップは当該領域におけるオリジナルのイ メージが実質的に可視的なまま残ることを妨げないことを特徴とする請求の範囲 第15項乃至第18項の1つに記載の方法。 20.前記領域を視覚的に指示するステップは、関連の領域をグレイ・アウトす ることを含むことを特徴とする請求の範囲第15項乃至第19項の1つに記載の 方法。 21.前記領域を視覚的に指示するステップは、背景カラーを反転すること又は 関連領域を縞模様にすることを含むことを特徴とする請求の範囲第15項乃至第 19項の1つに記載の方法。 22.先ず前記ローカル・ワークステーションから前記リモ ート・ワークステーションにコマンドを送るステップを含み、それによって、前 記更新が前記コマンドに応答して前記リモート・ワークステーションにおいて施 されることを特徴とする請求の範囲第15項乃至第21項の1つに記載の方法。
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