JPH06325182A - グラフィックス描画方法及びその装置と計算機システム - Google Patents
グラフィックス描画方法及びその装置と計算機システムInfo
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- JPH06325182A JPH06325182A JP5108307A JP10830793A JPH06325182A JP H06325182 A JPH06325182 A JP H06325182A JP 5108307 A JP5108307 A JP 5108307A JP 10830793 A JP10830793 A JP 10830793A JP H06325182 A JPH06325182 A JP H06325182A
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T1/00—General purpose image data processing
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L9/00—Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
- H04L9/40—Network security protocols
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/14—Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
- G06F3/1454—Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units involving copying of the display data of a local workstation or window to a remote workstation or window so that an actual copy of the data is displayed simultaneously on two or more displays, e.g. teledisplay
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L67/00—Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
- H04L67/01—Protocols
- H04L67/131—Protocols for games, networked simulations or virtual reality
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- Image Generation (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 グラフィックス標準化仕様PEXを採用した
グラフィックスシステムで、クライアントとサーバが同
一マシンで動作するローカルなケースの時に高速に描画
を行なうと共に、アプリケーションにローカルなケース
とリモートなケースを意識させることなくストラクチャ
やグラフィックス属性の変更を可能にして、使い勝手を
向上させる。 【構成】 下位グラフィックスライブラリ130は、ロ
ーカルなケースでの描画コマンド時には、経路13によ
り、ジオメトリ処理ライブラリ140の関数を呼び出
し、GC制御コマンドやストラクチャ関連コマンドの時
には、経路11によりリモートアクセス処理ライブラリ
150へ通信処理でデータを送付する。そして、1つの
カレントなGCテーブル1801と、ストラクチャ16
1を設ける。
グラフィックスシステムで、クライアントとサーバが同
一マシンで動作するローカルなケースの時に高速に描画
を行なうと共に、アプリケーションにローカルなケース
とリモートなケースを意識させることなくストラクチャ
やグラフィックス属性の変更を可能にして、使い勝手を
向上させる。 【構成】 下位グラフィックスライブラリ130は、ロ
ーカルなケースでの描画コマンド時には、経路13によ
り、ジオメトリ処理ライブラリ140の関数を呼び出
し、GC制御コマンドやストラクチャ関連コマンドの時
には、経路11によりリモートアクセス処理ライブラリ
150へ通信処理でデータを送付する。そして、1つの
カレントなGCテーブル1801と、ストラクチャ16
1を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワークを意識しな
いトランスペアレント(transparent)な環境で実現さ
れるクライアントサーバモデル等の計算機システムに係
り、特に、グラフィックス標準化仕様PEXを採用した
グラフィックス描画方法及びその装置等に関する。
いトランスペアレント(transparent)な環境で実現さ
れるクライアントサーバモデル等の計算機システムに係
り、特に、グラフィックス標準化仕様PEXを採用した
グラフィックス描画方法及びその装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】クライアントサーバモデルでのグラフィ
ックスシステムとして、例えば、“Xウィンドウシステ
ム”雑誌UNIX MAGAZINE1988年3月号
pp55〜62がある。このグラフィックスシステムで
は、クライアント側でアプリケーションが多種の処理を
行い、描画すべき事象に対応したグラフィックスコマン
ドを生成する。そして、グラフィックスコマンドに対し
通信処理を行い、通信プロトコルとしてサ−バ側に送出
する。サーバ側では、その通信プロトコルを受け取り、
対応するグラフィックス処理を行い、モニタに表示す
る。このようにすることで、クライアントサーバモデル
等の様に、ネットワークに透過(transparent)な計算
機環境を実現している。
ックスシステムとして、例えば、“Xウィンドウシステ
ム”雑誌UNIX MAGAZINE1988年3月号
pp55〜62がある。このグラフィックスシステムで
は、クライアント側でアプリケーションが多種の処理を
行い、描画すべき事象に対応したグラフィックスコマン
ドを生成する。そして、グラフィックスコマンドに対し
通信処理を行い、通信プロトコルとしてサ−バ側に送出
する。サーバ側では、その通信プロトコルを受け取り、
対応するグラフィックス処理を行い、モニタに表示す
る。このようにすることで、クライアントサーバモデル
等の様に、ネットワークに透過(transparent)な計算
機環境を実現している。
【0003】グラフィックス標準化仕様の1つとして
“PEX Introductionand Over
view Version3.2”MIT Labor
atory for Computer Scienc
e Octoberー1988がある。このPEX仕様
では、一般に、アプリケーションは描画のためのグラフ
ィックスコマンドを階層的にストラクチャと呼ぶ構造で
保持する。そして、再描画の時には、このストラクチャ
をトレースすることにより、グラフィックスコマンドを
生成している。ストラクチャを編集するモードとして、
イミディエートモードと、ストラクチャモードの2種が
ある。
“PEX Introductionand Over
view Version3.2”MIT Labor
atory for Computer Scienc
e Octoberー1988がある。このPEX仕様
では、一般に、アプリケーションは描画のためのグラフ
ィックスコマンドを階層的にストラクチャと呼ぶ構造で
保持する。そして、再描画の時には、このストラクチャ
をトレースすることにより、グラフィックスコマンドを
生成している。ストラクチャを編集するモードとして、
イミディエートモードと、ストラクチャモードの2種が
ある。
【0004】イミディエートモードでは、ストラクチャ
の編集をクライアント側すなわちアプリケーションで行
い、そのストラクチャをサーバ側に保持させ、サーバ側
は、ストラクチャの再表示(編集機能はない)と描画コ
マンドに従った表示を行う。ストラクチャモードでは、
サーバ側でストラクチャを一旦保持してその編集を行
い、ストラクチャの表示のみを行う。
の編集をクライアント側すなわちアプリケーションで行
い、そのストラクチャをサーバ側に保持させ、サーバ側
は、ストラクチャの再表示(編集機能はない)と描画コ
マンドに従った表示を行う。ストラクチャモードでは、
サーバ側でストラクチャを一旦保持してその編集を行
い、ストラクチャの表示のみを行う。
【0005】イミディエートモードは、本来、クライア
ントサーバモデルではなく、スタンドアロンモデルで良
く用いられたモードである。スタンドアロンモデルは、
グラフィックスコマンドを発行するアプリケーション処
理部と、グラフィックス処理を行なうグラフィックス処
理部とが同一マシン上で動作するモデルである。このス
タンドアロンモデルでは、両処理部が同一マシン上で動
作するため、アプリケーションがグラフィックスコマン
ドを発行し、それに対しグラフィックス処理を行なうた
め、通信プロトコルの生成,解釈といった通信処理は必
要としない。
ントサーバモデルではなく、スタンドアロンモデルで良
く用いられたモードである。スタンドアロンモデルは、
グラフィックスコマンドを発行するアプリケーション処
理部と、グラフィックス処理を行なうグラフィックス処
理部とが同一マシン上で動作するモデルである。このス
タンドアロンモデルでは、両処理部が同一マシン上で動
作するため、アプリケーションがグラフィックスコマン
ドを発行し、それに対しグラフィックス処理を行なうた
め、通信プロトコルの生成,解釈といった通信処理は必
要としない。
【0006】しかし、クライアントサーバモデルでは、
アプリケーションインタフェースを同じにするため、イ
ミディエートモードにおいても、通信処理を行なう上記
方式が採用されている。
アプリケーションインタフェースを同じにするため、イ
ミディエートモードにおいても、通信処理を行なう上記
方式が採用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】クライアントサーバモ
デルの計算機環境では、ユーザは、クライアントがホス
トマシンで動作しサーバが端末マシンで動作するような
リモートなケースにおいても、また、クライアントとサ
ーバが同一マシンで動作するローカルなケースにおいて
も、両ケース共に通信処理を介する構成としているた
め、両ケースを何ら区別することなくアプリケーション
を開発することができるという利点がある。
デルの計算機環境では、ユーザは、クライアントがホス
トマシンで動作しサーバが端末マシンで動作するような
リモートなケースにおいても、また、クライアントとサ
ーバが同一マシンで動作するローカルなケースにおいて
も、両ケース共に通信処理を介する構成としているた
め、両ケースを何ら区別することなくアプリケーション
を開発することができるという利点がある。
【0008】しかし、クライアントサーバモデルは、ク
ライアントとサーバが同一端末マシンで動作するローカ
ルなケースで、本来必要無い通信プロトコルの生成やそ
れを受け取る通信処理が発生し、スタンドアロンモデル
より性能の低下を招くという問題がある。この問題は、
例えば、特開平4−142674号公報に記載されてい
るように、クライアントとサーバが同一マシン上にある
ときは通信処理を行わずに、直接、クライアントが描画
処理を行う構成とすることで解決することが可能であ
る。しかるにこの従来技術は、グラフィックス標準化仕
様PEXについて考慮しておらず、ストラクチャをどの
ように保持し、編集するかについての解決策が示されて
いない。
ライアントとサーバが同一端末マシンで動作するローカ
ルなケースで、本来必要無い通信プロトコルの生成やそ
れを受け取る通信処理が発生し、スタンドアロンモデル
より性能の低下を招くという問題がある。この問題は、
例えば、特開平4−142674号公報に記載されてい
るように、クライアントとサーバが同一マシン上にある
ときは通信処理を行わずに、直接、クライアントが描画
処理を行う構成とすることで解決することが可能であ
る。しかるにこの従来技術は、グラフィックス標準化仕
様PEXについて考慮しておらず、ストラクチャをどの
ように保持し、編集するかについての解決策が示されて
いない。
【0009】本発明の目的は、グラフィックス標準化仕
様PEXを採用するクライアントサーバモデルのグラフ
ィックスシステムにおいて、ローカルなケースでの性能
低下を回避するシステムを提供することにある。
様PEXを採用するクライアントサーバモデルのグラフ
ィックスシステムにおいて、ローカルなケースでの性能
低下を回避するシステムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ローカルな
ケースにおいては通信処理を介することなく直接グラフ
ィックス処理を行うルーチンにアクセスする構成にする
ことで、達成される。
ケースにおいては通信処理を介することなく直接グラフ
ィックス処理を行うルーチンにアクセスする構成にする
ことで、達成される。
【0011】上記目的は、上記構成に加え、定義したサ
ーバ内にあるストラクチャをローカルまたはリモートな
ケースで利用できるようにストラクチャとそのグラフィ
ックスコンテキストを同一種の情報として保持し、グラ
フィックスコマンド関数の処理の最初にローカルなケー
スかリモートなケースかの判定を行ない、ローカルなケ
ースで、且つ、ストラクチャを参照しないグラフィック
スコマンドではそのままグラフィックス処理を行ない、
それ以外のケースでは通信処理を行ない相手マシンに通
信プロトコルとして送付する構成とすることで、達成さ
れる。
ーバ内にあるストラクチャをローカルまたはリモートな
ケースで利用できるようにストラクチャとそのグラフィ
ックスコンテキストを同一種の情報として保持し、グラ
フィックスコマンド関数の処理の最初にローカルなケー
スかリモートなケースかの判定を行ない、ローカルなケ
ースで、且つ、ストラクチャを参照しないグラフィック
スコマンドではそのままグラフィックス処理を行ない、
それ以外のケースでは通信処理を行ない相手マシンに通
信プロトコルとして送付する構成とすることで、達成さ
れる。
【0012】ここで、グラフィックスコンテキストと
は、描画図形の属性や描画処理を行なう際の環境属性等
の1まとまりを示し、例えば、描画する色や描画領域な
どがある。以下、グラフィックコンテキストを“GC”
と略して示す。
は、描画図形の属性や描画処理を行なう際の環境属性等
の1まとまりを示し、例えば、描画する色や描画領域な
どがある。以下、グラフィックコンテキストを“GC”
と略して示す。
【0013】
【作用】ローカルなケースにおいては、通信処理を介す
ることなく直接グラフィックス処理を行うルーチンにア
クセスし、無駄な処理を省き、高速化を図る。リモート
なケースでグラフィックス処理を行なう場合に参照する
GCと、ローカルなケースでグラフィックス処理を行な
う場合に参照するGCとが同一のため、定義したサーバ
内にあるストラクチャを、異なったアクセス方式である
ローカルまたはリモートな両方のケースで利用できる。
ることなく直接グラフィックス処理を行うルーチンにア
クセスし、無駄な処理を省き、高速化を図る。リモート
なケースでグラフィックス処理を行なう場合に参照する
GCと、ローカルなケースでグラフィックス処理を行な
う場合に参照するGCとが同一のため、定義したサーバ
内にあるストラクチャを、異なったアクセス方式である
ローカルまたはリモートな両方のケースで利用できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、マシン10とマシン20を備えるクラ
イアントサーバモデルの本発明の一実施例に係るグラフ
ィックスシステムの概念図である。まず、マシン10の
内部構成について説明する。アプリケーション110は
グラフィックスコマンドを生成し、グラフィックスライ
ブラリの関数を発行する。グラフィックスライブラリに
は、基本関数からなる下位グラフィックスライブラリ1
30と、その基本関数に展開できる上位グラフィックス
ライブラリ120の2種がある。例えば、『塗潰し』コ
マンドは、下位グラフィックスライブラリ130であ
り、『塗潰し』コマンドに展開できる『球』や『三角
垂』コマンドは、上位グラフィックスライブラリ120
である。上位グラフィックスライブラリ120では、受
けたグラフィックス関数を基本関数に展開し、下位グラ
フィックスライブラリ130の関数を呼び出す。
明する。図1は、マシン10とマシン20を備えるクラ
イアントサーバモデルの本発明の一実施例に係るグラフ
ィックスシステムの概念図である。まず、マシン10の
内部構成について説明する。アプリケーション110は
グラフィックスコマンドを生成し、グラフィックスライ
ブラリの関数を発行する。グラフィックスライブラリに
は、基本関数からなる下位グラフィックスライブラリ1
30と、その基本関数に展開できる上位グラフィックス
ライブラリ120の2種がある。例えば、『塗潰し』コ
マンドは、下位グラフィックスライブラリ130であ
り、『塗潰し』コマンドに展開できる『球』や『三角
垂』コマンドは、上位グラフィックスライブラリ120
である。上位グラフィックスライブラリ120では、受
けたグラフィックス関数を基本関数に展開し、下位グラ
フィックスライブラリ130の関数を呼び出す。
【0015】下位グラフィックスライブラリ130で
は、そのコマンドが、直接に経路13を経由してジオメ
トリ処理ライブラリ140の関数を呼び出すか、あるい
は経路11を経由する通信処理を行ない通信プロトコル
としてリモートアクセス処理ライブラリ150へデータ
を転送するかの判定を行う。この判定処理については、
図2を用いて後述する。
は、そのコマンドが、直接に経路13を経由してジオメ
トリ処理ライブラリ140の関数を呼び出すか、あるい
は経路11を経由する通信処理を行ない通信プロトコル
としてリモートアクセス処理ライブラリ150へデータ
を転送するかの判定を行う。この判定処理については、
図2を用いて後述する。
【0016】ジオメトリ処理ライブラリ140では、グ
ラフィックス描画に必要な幾何計算を行なう。例えば、
図形の基準点に付与される位置座標の座標変換計算や、
図形基準点の法線ベクトル,光源情報と視点位置から輝
度を計算する輝度計算といった幾何計算(ジオメトリ処
理)を行なう。そして、デバイスに依存した座標系と輝
度値をグラフィックスレンダリング処理部104に送出
する。ジオメトリ処理時に必要な光源情報や視点位置と
いった属性は、カレントなGCテーブル1801に保持
してあり、ジオメトリ処理ライブラリ140はカレント
なGCテーブル1801を参照しながらジオメトリ処理
を行なう。
ラフィックス描画に必要な幾何計算を行なう。例えば、
図形の基準点に付与される位置座標の座標変換計算や、
図形基準点の法線ベクトル,光源情報と視点位置から輝
度を計算する輝度計算といった幾何計算(ジオメトリ処
理)を行なう。そして、デバイスに依存した座標系と輝
度値をグラフィックスレンダリング処理部104に送出
する。ジオメトリ処理時に必要な光源情報や視点位置と
いった属性は、カレントなGCテーブル1801に保持
してあり、ジオメトリ処理ライブラリ140はカレント
なGCテーブル1801を参照しながらジオメトリ処理
を行なう。
【0017】グラフィックスレンダリング処理部104
では、図形の基準点の座標値と輝度情報から図形の内部
の各ピクセルの位置情報と輝度値を内挿補間することに
より、1画素1画素算出してモニタに表示する。
では、図形の基準点の座標値と輝度情報から図形の内部
の各ピクセルの位置情報と輝度値を内挿補間することに
より、1画素1画素算出してモニタに表示する。
【0018】一方、下位グラフィックスライブラリ13
0から描画コマンドを受けたリモートアクセス処理ライ
ブラリ150は、通信処理により受け取った通信プロト
コルを解釈し、ストラクチャやGCへの設定や編集コマ
ンドをストラクチャ&GC管理ライブラリ160へ送付
する。ストラクチャ&GC管理ライブラリ160はスト
ラクチャや幾つかのGCを保持しており、その管理を行
なう。そして、カレントなGCの更改やストラクチャの
再描画等の時には、ジオメトリ処理ライブラリ140の
関数を呼び出す。
0から描画コマンドを受けたリモートアクセス処理ライ
ブラリ150は、通信処理により受け取った通信プロト
コルを解釈し、ストラクチャやGCへの設定や編集コマ
ンドをストラクチャ&GC管理ライブラリ160へ送付
する。ストラクチャ&GC管理ライブラリ160はスト
ラクチャや幾つかのGCを保持しており、その管理を行
なう。そして、カレントなGCの更改やストラクチャの
再描画等の時には、ジオメトリ処理ライブラリ140の
関数を呼び出す。
【0019】カレントなGCテーブル1801には、グ
ラフィックスジオメトリ処理を行なうときに参照される
グラフィックス環境の値が保持されている。例えば、描
画図形の色、座標変換に必要な変換マトリクスの係数や
描画領域などが保持されている。1つのアプリケーショ
ンに対して、カレントなGCテーブルは1つである。し
かし、幾つかのアプリケーションが時系列的に同時に動
作するマルチプロセス環境では、アプリケーション毎に
カレントなGC(1801,1802,1803)が存
在することになる。
ラフィックスジオメトリ処理を行なうときに参照される
グラフィックス環境の値が保持されている。例えば、描
画図形の色、座標変換に必要な変換マトリクスの係数や
描画領域などが保持されている。1つのアプリケーショ
ンに対して、カレントなGCテーブルは1つである。し
かし、幾つかのアプリケーションが時系列的に同時に動
作するマルチプロセス環境では、アプリケーション毎に
カレントなGC(1801,1802,1803)が存
在することになる。
【0020】ジオメトリ処理ライブラリ140は、同一
の関数であるが、カレントなGC(1801,180
2,1803)を切り換えることにより、マルチプロセ
ス環境に対応できる。プロセス切り換えが発生し、最初
の下位グラフィックスライブラリ130のアクセスする
タイミングでドライバ170に割り込みが発生する。こ
れにより、ドライバ170は、グラフィックスレンダリ
ング処理部104の属性やカレントなGCテーブル18
01を、他のカレントなGCテーブル1802へ切り換
える。
の関数であるが、カレントなGC(1801,180
2,1803)を切り換えることにより、マルチプロセ
ス環境に対応できる。プロセス切り換えが発生し、最初
の下位グラフィックスライブラリ130のアクセスする
タイミングでドライバ170に割り込みが発生する。こ
れにより、ドライバ170は、グラフィックスレンダリ
ング処理部104の属性やカレントなGCテーブル18
01を、他のカレントなGCテーブル1802へ切り換
える。
【0021】アプリケーション110,下位グラフィッ
クスライブラリ130とジオメトリ処理ライブラリ14
0は、経路13を経由するときには、各層の関数呼び出
しにより処理を行なうため、同一のプロセスで処理が行
なわれることになる。これに対し、直接的な経路11を
経由するときには、アプリケーション110と下位グラ
フィックスライブラリ130が同一のプロセスとなり、
別のプロセスでリモートアクセス処理ライブラリ15
0,ストラクチャ&GC管理ライブラリ160とジオメ
トリ処理ライブラリ140が動作することになる。
クスライブラリ130とジオメトリ処理ライブラリ14
0は、経路13を経由するときには、各層の関数呼び出
しにより処理を行なうため、同一のプロセスで処理が行
なわれることになる。これに対し、直接的な経路11を
経由するときには、アプリケーション110と下位グラ
フィックスライブラリ130が同一のプロセスとなり、
別のプロセスでリモートアクセス処理ライブラリ15
0,ストラクチャ&GC管理ライブラリ160とジオメ
トリ処理ライブラリ140が動作することになる。
【0022】この図1に示す構成で、ストラクチャを保
持する箇所は、 (1)アプリケーション110内で保持しているストラ
クチャ111 (2)上位グラフィックスライブラリ120内で保持す
るストラクチャ121 (3)ストラクチャ&GC管理ライブラリ160内で保
持するストラクチャ161 の3つのレイヤとなる。
持する箇所は、 (1)アプリケーション110内で保持しているストラ
クチャ111 (2)上位グラフィックスライブラリ120内で保持す
るストラクチャ121 (3)ストラクチャ&GC管理ライブラリ160内で保
持するストラクチャ161 の3つのレイヤとなる。
【0023】(1)と(2)のストラクチャはクライア
ント側で保持し、(3)のストラクチャはサーバ側で保
持する形態である。多種のアプリケーション、また多種
の異機種サーバマシンに対応するため、このようなバリ
エーションを持つことが必要になる。
ント側で保持し、(3)のストラクチャはサーバ側で保
持する形態である。多種のアプリケーション、また多種
の異機種サーバマシンに対応するため、このようなバリ
エーションを持つことが必要になる。
【0024】次に、リモートなケースでのデータ処理の
概略を示す。マシン20でアプリケーション210がグ
ラフィックスコマンドを発生し、下位グラフィックスラ
イブラリ230に転送する。下位グラフィックスライブ
ラリ230は、その描画ターゲットが自マシン20でな
いため、通信処理を介し、経路12を経由してマシン1
0に通信プロトコルとして転送する。
概略を示す。マシン20でアプリケーション210がグ
ラフィックスコマンドを発生し、下位グラフィックスラ
イブラリ230に転送する。下位グラフィックスライブ
ラリ230は、その描画ターゲットが自マシン20でな
いため、通信処理を介し、経路12を経由してマシン1
0に通信プロトコルとして転送する。
【0025】マシン10では、リモートアクセス処理ラ
イブラリ150が、送られてくる通信プロトコルを受け
取る。リモートアクセス処理ライブラリ150は、通信
処理により受け取った通信プロトコルを解釈し、ストラ
クチャやGCへの設定,編集のコマンドとして、ストラ
クチャ&GC管理ライブラリ160の関数を呼び出す。
また、それ以外である描画コマンドとして、直接、ジオ
メトリ処理ライブラリ140の関数を呼び出す。
イブラリ150が、送られてくる通信プロトコルを受け
取る。リモートアクセス処理ライブラリ150は、通信
処理により受け取った通信プロトコルを解釈し、ストラ
クチャやGCへの設定,編集のコマンドとして、ストラ
クチャ&GC管理ライブラリ160の関数を呼び出す。
また、それ以外である描画コマンドとして、直接、ジオ
メトリ処理ライブラリ140の関数を呼び出す。
【0026】図2は、下位グラフィックスライブラリの
概略処理手順を示すフローチャートである。下位グラフ
ィックスライブラリの関数は、リモートアクセス用関数
と、ローカルアクセス用関数の2種に分類できる。分類
の詳細については、後述する。
概略処理手順を示すフローチャートである。下位グラフ
ィックスライブラリの関数は、リモートアクセス用関数
と、ローカルアクセス用関数の2種に分類できる。分類
の詳細については、後述する。
【0027】リモートアクセス用関数の場合、まずその
命令が送出用コマンドバッファの送出命令であるか否か
を判定し(ステップ1307)、送出命令であればステ
ップ1309に進み、送出用コマンドバッファを送出す
る。ステップ1307の判定結果が否定のときは、ステ
ップ1308に進み、送出用コマンドバッファにセット
する。このとき、空き領域がないときには、一旦、送出
用コマンドバッファを送出し、空になっている送出用コ
マンドバッファにセットする。
命令が送出用コマンドバッファの送出命令であるか否か
を判定し(ステップ1307)、送出命令であればステ
ップ1309に進み、送出用コマンドバッファを送出す
る。ステップ1307の判定結果が否定のときは、ステ
ップ1308に進み、送出用コマンドバッファにセット
する。このとき、空き領域がないときには、一旦、送出
用コマンドバッファを送出し、空になっている送出用コ
マンドバッファにセットする。
【0028】ローカルアクセス用関数の場合、まず、ス
テップ1301でイミディエートモードかストラクチャ
モードかをチェックする。ストラクチャモードであれ
ば、ステップ1306で送出用コマンドバッファにセッ
トする。
テップ1301でイミディエートモードかストラクチャ
モードかをチェックする。ストラクチャモードであれ
ば、ステップ1306で送出用コマンドバッファにセッ
トする。
【0029】イミディエートモードの時には、ステップ
1301でローカルアクセスを行なってよいかチェック
する。この条件は、(1)描画ターゲットがローカルマ
シンであること、(2)送出用コマンドバッファが空で
あること。(3)同じ描画ターゲットへのリモートアク
セスのプロセスが終了していることである。これらは、
フラグでその情報を保持できるので、ステップ1302
では簡単にチェックできる。その結果、ローカルアクセ
ス可能であれば、ステップ1303でジオメトリ処理ラ
イブラリの関数を呼び出す。また、描画ターゲットがロ
ーカルアクセスマシンでないときは、ステップ1306
へ進む。
1301でローカルアクセスを行なってよいかチェック
する。この条件は、(1)描画ターゲットがローカルマ
シンであること、(2)送出用コマンドバッファが空で
あること。(3)同じ描画ターゲットへのリモートアク
セスのプロセスが終了していることである。これらは、
フラグでその情報を保持できるので、ステップ1302
では簡単にチェックできる。その結果、ローカルアクセ
ス可能であれば、ステップ1303でジオメトリ処理ラ
イブラリの関数を呼び出す。また、描画ターゲットがロ
ーカルアクセスマシンでないときは、ステップ1306
へ進む。
【0030】ステップ1302の判定で送出用コマンド
バッファが空でないときには、ステップ1304に進ん
で送出用コマンドバッファを送出し、ステップ1305
で送出用コマンドバッファの処理が終了するのをスリー
プして待つ。終了後ステップ1303に進む。ステップ
1302の判定で同じ描画ターゲットへのリモートアク
セスのプロセスが終了していないときには、ステップ1
305に進む。
バッファが空でないときには、ステップ1304に進ん
で送出用コマンドバッファを送出し、ステップ1305
で送出用コマンドバッファの処理が終了するのをスリー
プして待つ。終了後ステップ1303に進む。ステップ
1302の判定で同じ描画ターゲットへのリモートアク
セスのプロセスが終了していないときには、ステップ1
305に進む。
【0031】図3は、図1に示したグラフィックスシス
テムを実現するグラフィックスシステムのハードウェア
ブロック図である。図3に示すネットワークシステム
は、マシン10,マシン20,端末30をネットワーク
12で接続することで構成されている。
テムを実現するグラフィックスシステムのハードウェア
ブロック図である。図3に示すネットワークシステム
は、マシン10,マシン20,端末30をネットワーク
12で接続することで構成されている。
【0032】マシン10は、CPU100、MCU10
1、メモリ102、レンダリング処理部104、ネット
ワークコントローラ103から構成される。CPU10
0では、図1で示したアプリケーション110、上位グ
ラフィックスライブラリ120、下位グラフィックスラ
イブラリ130、ジオメトリ処理ライブラリ140、リ
モートアクセス処理ライブラリ150、ストラクチャ&
GC管理ライブラリ160の処理が動作する。
1、メモリ102、レンダリング処理部104、ネット
ワークコントローラ103から構成される。CPU10
0では、図1で示したアプリケーション110、上位グ
ラフィックスライブラリ120、下位グラフィックスラ
イブラリ130、ジオメトリ処理ライブラリ140、リ
モートアクセス処理ライブラリ150、ストラクチャ&
GC管理ライブラリ160の処理が動作する。
【0033】ネットワークコントローラ103は、ネッ
トワーク12を介し他のマシンとの間で通信プロトコル
を送受するときに動作する。端末30は、CPU30
1、ネットワークコントローラ303、メモリ302、
グラフィックスレンダリング処理部304から構成され
る。
トワーク12を介し他のマシンとの間で通信プロトコル
を送受するときに動作する。端末30は、CPU30
1、ネットワークコントローラ303、メモリ302、
グラフィックスレンダリング処理部304から構成され
る。
【0034】このようなグラフィックスシステムにおい
て、例えば以下のようなクライアントとサーバを担当す
る装置の組み合わせがある。
て、例えば以下のようなクライアントとサーバを担当す
る装置の組み合わせがある。
【0035】(1)マシン10がクライアントとサーバ
になる (2)マシン20がクライアント、マシン10がサーバ
となる (3)マシン10がクライアント、端末30がサーバと
なる 図4は、グラフィックスレンダリング処理部のブロック
図である。グラフィックスレンダリング処理部は、GB
C1041、JPEGchip1042、PGP104
3、FM1044、RAMDAC1045、モニタ10
46からなる。GBC1041は、レンダリング処理部
が接続されている外部バスとのインタフェース処理を行
ない、内部バスのコントロールを行なう。外部バスから
送付されるデータはGBC1041で受け取り、描画コ
マンドであればPGP1043のレジスタにデータを送
付する。PGP1043は、画素を1画素1画素生成す
るプロセッサであり、生成した画素をFM1044にセ
ットする。FM1044は、モニタに表示する画素をビ
ットマップ形式で保持するフレームメモリである。ま
た、RAMDAC1045は、FM1044の内容を読
み出し、モニタ1046のインタフェーに変換してモニ
タ1046に送出する。
になる (2)マシン20がクライアント、マシン10がサーバ
となる (3)マシン10がクライアント、端末30がサーバと
なる 図4は、グラフィックスレンダリング処理部のブロック
図である。グラフィックスレンダリング処理部は、GB
C1041、JPEGchip1042、PGP104
3、FM1044、RAMDAC1045、モニタ10
46からなる。GBC1041は、レンダリング処理部
が接続されている外部バスとのインタフェース処理を行
ない、内部バスのコントロールを行なう。外部バスから
送付されるデータはGBC1041で受け取り、描画コ
マンドであればPGP1043のレジスタにデータを送
付する。PGP1043は、画素を1画素1画素生成す
るプロセッサであり、生成した画素をFM1044にセ
ットする。FM1044は、モニタに表示する画素をビ
ットマップ形式で保持するフレームメモリである。ま
た、RAMDAC1045は、FM1044の内容を読
み出し、モニタ1046のインタフェーに変換してモニ
タ1046に送出する。
【0036】JPEGchip1042は、イメージデ
ータの圧縮伸張を行なうプロセッサであり、FM104
4のイメージデータを圧縮して外部バスに送付したり、
外部バスからの圧縮されたイメージデータを伸張してフ
レームメモリに展開する。このJPEGchip104
2は、ネットワークを介した圧縮したイメージデータの
転送(後述する表1のGSendPicturewithComp関数)に有
効なハードウェアである。
ータの圧縮伸張を行なうプロセッサであり、FM104
4のイメージデータを圧縮して外部バスに送付したり、
外部バスからの圧縮されたイメージデータを伸張してフ
レームメモリに展開する。このJPEGchip104
2は、ネットワークを介した圧縮したイメージデータの
転送(後述する表1のGSendPicturewithComp関数)に有
効なハードウェアである。
【0037】次に、具体的なグラフィックスライブラリ
の関数を用いたサンプルコーディングを用いて処理の流
れを説明する。表1に代表的な下位グラフィックスライ
ブラリの関数の分類を示す。
の関数を用いたサンプルコーディングを用いて処理の流
れを説明する。表1に代表的な下位グラフィックスライ
ブラリの関数の分類を示す。
【0038】
【表1】
【0039】ジオメトリ処理部制御関数は、ジオメトリ
処理ライブラリを動作するジオメトリ処理部を新たに作
成し、アプリケーションにマップして対応付けするGCea
teGeometryP関数、すでに定義されたジオメトリ処理部
を解放するGFreeGeometryP関数、イミディエートモード
の開始を指示するGBeginGeomettryP関数と終了を指示す
るGEndGeomtryP関数等がある。
処理ライブラリを動作するジオメトリ処理部を新たに作
成し、アプリケーションにマップして対応付けするGCea
teGeometryP関数、すでに定義されたジオメトリ処理部
を解放するGFreeGeometryP関数、イミディエートモード
の開始を指示するGBeginGeomettryP関数と終了を指示す
るGEndGeomtryP関数等がある。
【0040】図形の属性関数は、線色を指示するGSetLi
neColor関数、線幅を指示するGSetLineWidth関数等があ
る。図形の描画関数は、直線列を描画するGPolyLine関
数、塗潰し多角形を描画するGFillArea関数等がある。
ストラクチャ関数は、ストラクチャの生成の開始を指示
するGCreateStructure関数、定義済みのストラクチャを
描画するGExecStructure関数、定義済みのストラクチャ
を破棄するGDestroyStructure関数等がある。
neColor関数、線幅を指示するGSetLineWidth関数等があ
る。図形の描画関数は、直線列を描画するGPolyLine関
数、塗潰し多角形を描画するGFillArea関数等がある。
ストラクチャ関数は、ストラクチャの生成の開始を指示
するGCreateStructure関数、定義済みのストラクチャを
描画するGExecStructure関数、定義済みのストラクチャ
を破棄するGDestroyStructure関数等がある。
【0041】GC制御関数は、新たなGCを作成するGC
reateGC関数、カレントなGCを定義済みのGCと入れ
替えるGChangeGC 関数、定義済みのGCを破棄するGDes
troyGC関数、カレントなGCをプッシュするGPushGC関
数、プッシュされていたGCをポップするGPopGC関数等
がある。ピック関数は、ピックモード開始を指示するGB
iginPick関数、終了を指示するGEndPick関数等がある。
その他の関数として、通信処理を行なう際にそのデータ
を一時保持しておく送出用コマンドバッファを強制的に
サーバへの送出を指示するGFlushCommandBuf関数、また
イメージデータを送るGSendPicture関数、読みだすGGet
Picture関数、さらに圧縮したイメージを送付するGSend
PicturewithComp関数等がある。
reateGC関数、カレントなGCを定義済みのGCと入れ
替えるGChangeGC 関数、定義済みのGCを破棄するGDes
troyGC関数、カレントなGCをプッシュするGPushGC関
数、プッシュされていたGCをポップするGPopGC関数等
がある。ピック関数は、ピックモード開始を指示するGB
iginPick関数、終了を指示するGEndPick関数等がある。
その他の関数として、通信処理を行なう際にそのデータ
を一時保持しておく送出用コマンドバッファを強制的に
サーバへの送出を指示するGFlushCommandBuf関数、また
イメージデータを送るGSendPicture関数、読みだすGGet
Picture関数、さらに圧縮したイメージを送付するGSend
PicturewithComp関数等がある。
【0042】これらの関数のなかで、イミディエートモ
ード内で有効な関数は、図形の属性関数、図形の描画関
数、GC制御関数そしてストラクチャ関数のGExecStru
ctureのような既に定義したストラクチャを描画するだ
けの関数である。またローカルアクセス用関数は、図形
の属性関数と図形の描画関数であり、それ以外はリモー
トアクセス用関数となる。
ード内で有効な関数は、図形の属性関数、図形の描画関
数、GC制御関数そしてストラクチャ関数のGExecStru
ctureのような既に定義したストラクチャを描画するだ
けの関数である。またローカルアクセス用関数は、図形
の属性関数と図形の描画関数であり、それ以外はリモー
トアクセス用関数となる。
【0043】図5は、アプリケーションが発行する下位
グラフィックスコマンド列であり、ストラクチャモード
とイミディエートモードが混在したときの例を示してい
る。ライン1101、1102のGCreateGCで新たにG
Cを作成する。GCの区別は、関数の返り値のGCのI
Dで意識する。次に、ジオメトリ処理ライブラリを実行
するジオメトリ処理部と本アプリケーションのマッピン
グを行なうため、ライン1103のGCreateGeometryPを
発行する。
グラフィックスコマンド列であり、ストラクチャモード
とイミディエートモードが混在したときの例を示してい
る。ライン1101、1102のGCreateGCで新たにG
Cを作成する。GCの区別は、関数の返り値のGCのI
Dで意識する。次に、ジオメトリ処理ライブラリを実行
するジオメトリ処理部と本アプリケーションのマッピン
グを行なうため、ライン1103のGCreateGeometryPを
発行する。
【0044】次に、ライン1104でイミディエートモ
ードの開始を指示する。この関数は、図2のステップ1
301での判定が行なえるように、下位ジオメトリ処理
ライブラリ内部の状態フラグを設定することになる。ラ
イン1105の図形の属性関数は、経路13を経由して
ジオメトリ処理ライブラリの関数内でカレントなGC1
801内の線色のテーブル情報を書き換える。ライン1
106、1107の描画関数は、経路13を経由してジ
オメトリ処理ライブラリ140で幾何変換を行なって、
グラフィックスレンダリング処理部にそのデータを送出
する。ここでライン1106と1107の関数は、描画
が終了すると、下位グラフィックスライブラリ130や
ジオメトリ処理ライブラリ内には保存されない。
ードの開始を指示する。この関数は、図2のステップ1
301での判定が行なえるように、下位ジオメトリ処理
ライブラリ内部の状態フラグを設定することになる。ラ
イン1105の図形の属性関数は、経路13を経由して
ジオメトリ処理ライブラリの関数内でカレントなGC1
801内の線色のテーブル情報を書き換える。ライン1
106、1107の描画関数は、経路13を経由してジ
オメトリ処理ライブラリ140で幾何変換を行なって、
グラフィックスレンダリング処理部にそのデータを送出
する。ここでライン1106と1107の関数は、描画
が終了すると、下位グラフィックスライブラリ130や
ジオメトリ処理ライブラリ内には保存されない。
【0045】ライン1113は、ストラクチャモードを
指示する関数である。GCreateStructureは、関数の返り
値として、作成するストラクチャのIDを返す。GCreat
eStructureでは、ライン1104の関数で設定されてい
る下位グラフィックスライブラリ内にあるイミディエー
トモードをのフラグをストラクチャモードであるフラグ
に再設定する。そして、GCreateStructureのコマンドを
送出用コマンドバッファにセットする。さらにライン1
114から1116にある描画コマンドや属性コマンド
を送出用コマンドバッファにセットする。
指示する関数である。GCreateStructureは、関数の返り
値として、作成するストラクチャのIDを返す。GCreat
eStructureでは、ライン1104の関数で設定されてい
る下位グラフィックスライブラリ内にあるイミディエー
トモードをのフラグをストラクチャモードであるフラグ
に再設定する。そして、GCreateStructureのコマンドを
送出用コマンドバッファにセットする。さらにライン1
114から1116にある描画コマンドや属性コマンド
を送出用コマンドバッファにセットする。
【0046】ライン1121は、再びイミディエートモ
ードを指示する関数である。ここで再度イミディエート
モードにフラグを設定する。ライン1122は、属性関
数である。しかし、ここでは送出用コマンドバッファに
コマンドが保持されているため、まず、図2のステップ
1304に進み、送出用コマンドバッファを送出する。
そして、ストラクチャ&GC管理ライブラリ160でス
トラクチャを設定した後、カレントGCテーブル180
1の線色を変更する。ライン1123はライン1106
と同様に線を描画する。ライン1124では、すでに定
義したストラクチャの描画を指示するコマンドであるた
め、送出用コマンドバッファにそのコマンドをセットす
る。ライン1125の関数が実行されるときには送出用
コマンドバッファにデータがあるため、送出用コマンド
バッファを送出することになる。
ードを指示する関数である。ここで再度イミディエート
モードにフラグを設定する。ライン1122は、属性関
数である。しかし、ここでは送出用コマンドバッファに
コマンドが保持されているため、まず、図2のステップ
1304に進み、送出用コマンドバッファを送出する。
そして、ストラクチャ&GC管理ライブラリ160でス
トラクチャを設定した後、カレントGCテーブル180
1の線色を変更する。ライン1123はライン1106
と同様に線を描画する。ライン1124では、すでに定
義したストラクチャの描画を指示するコマンドであるた
め、送出用コマンドバッファにそのコマンドをセットす
る。ライン1125の関数が実行されるときには送出用
コマンドバッファにデータがあるため、送出用コマンド
バッファを送出することになる。
【0047】GExecStructureを受けたストラクチャ&G
C管理ライブラリは、まず、カレントなGCテーブル1
801の内容を全てストラクチャ&GC管理ライブラリ
内に保存し、カレントなGCテーブル1801を初期化
する。次に既に登録してあるストラクチャを探索し、該
当ストラクチャを1コマンドずつジオメトリ処理ライブ
ラリ140の関数を呼び出す。本ストラクチャがライン
1113で定義したストラクチャであるとすると、ジオ
メトリ処理ライブラリ内でカレントなGCテーブル18
01の線色を変更し、次にLine,FillAreaを描画する。
一連のストラクチャの描画が終了するとカレントなGC
テーブル1801にストラクチャ描画の最初に退避した
GCをセットする。このようにしてリモートアクセス処
理が終了した後、ライン1125の関数が実行される。
C管理ライブラリは、まず、カレントなGCテーブル1
801の内容を全てストラクチャ&GC管理ライブラリ
内に保存し、カレントなGCテーブル1801を初期化
する。次に既に登録してあるストラクチャを探索し、該
当ストラクチャを1コマンドずつジオメトリ処理ライブ
ラリ140の関数を呼び出す。本ストラクチャがライン
1113で定義したストラクチャであるとすると、ジオ
メトリ処理ライブラリ内でカレントなGCテーブル18
01の線色を変更し、次にLine,FillAreaを描画する。
一連のストラクチャの描画が終了するとカレントなGC
テーブル1801にストラクチャ描画の最初に退避した
GCをセットする。このようにしてリモートアクセス処
理が終了した後、ライン1125の関数が実行される。
【0048】ライン1131、ライン1132の関数
は、リモートアクセス用関数であるため、経路11を経
由してストラクチャ&GC管理ライブラリ160を経由
してジオメトリ処理ライブラリ140で処理される。ラ
イン1142は、イミディエートモードの終了を指示
し、ライン1143で指示されたIDのジオメトリ処理
ライブラリ140を解放する。ライン1144、114
5で、定義しているGCを解放する。GDestroyGCは、経
路11を経由して、ストラクチャ&GC管理ライブラリ
がその内部に保持している該当GCを解放することで実
現される。
は、リモートアクセス用関数であるため、経路11を経
由してストラクチャ&GC管理ライブラリ160を経由
してジオメトリ処理ライブラリ140で処理される。ラ
イン1142は、イミディエートモードの終了を指示
し、ライン1143で指示されたIDのジオメトリ処理
ライブラリ140を解放する。ライン1144、114
5で、定義しているGCを解放する。GDestroyGCは、経
路11を経由して、ストラクチャ&GC管理ライブラリ
がその内部に保持している該当GCを解放することで実
現される。
【0049】以上述べた実施例によれば、クライアント
サーバモデルの計算機環境のなかで、特にローカルな同
一マシン上でクライアントとサーバが動作するときに
は、通信処理の発生による性能低下を招くことなく、ス
タンドアロンモデルのように高速に描画することが可能
となる。また、GCやストラクチャを1箇所に保持する
構成としたので、異なるアクセス方式であるローカルな
ケースやリモートなケースのいずれからでも異なるアプ
リケーションがGCやストラクチャを互いに使用するこ
とが可能となり、更に、アプリケーションはローカルな
ケースかリモートなケースかを意識することなくGCや
ストラクチャの内容をいつでも変更することが可能とな
る。
サーバモデルの計算機環境のなかで、特にローカルな同
一マシン上でクライアントとサーバが動作するときに
は、通信処理の発生による性能低下を招くことなく、ス
タンドアロンモデルのように高速に描画することが可能
となる。また、GCやストラクチャを1箇所に保持する
構成としたので、異なるアクセス方式であるローカルな
ケースやリモートなケースのいずれからでも異なるアプ
リケーションがGCやストラクチャを互いに使用するこ
とが可能となり、更に、アプリケーションはローカルな
ケースかリモートなケースかを意識することなくGCや
ストラクチャの内容をいつでも変更することが可能とな
る。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、グラフィックス標準化
仕様PEXを採用したシステムにおいて、ローカルな同
一マシン上でクライアントとサーバが動作するときには
スタンドアロンモデルのように高速描画が可能となり、
しかも、アプリケーションはローカルなケースかリモー
トなケースかを意識せずにGCテーブルやストラクチャ
の変更が可能となり、グラフィックシステムの使い勝手
が向上する。
仕様PEXを採用したシステムにおいて、ローカルな同
一マシン上でクライアントとサーバが動作するときには
スタンドアロンモデルのように高速描画が可能となり、
しかも、アプリケーションはローカルなケースかリモー
トなケースかを意識せずにGCテーブルやストラクチャ
の変更が可能となり、グラフィックシステムの使い勝手
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るクライアントサーバモ
デルにおけるグラフィックスシステムの概念図である。
デルにおけるグラフィックスシステムの概念図である。
【図2】図1に示す下位グラフィックスライブラリの概
略処理手順を示すフローチャートである。
略処理手順を示すフローチャートである。
【図3】図1に示すグラフィックスシステムのハードウ
ェアブロック図である。
ェアブロック図である。
【図4】図3に示すグラフィックスレンダリング処理部
のブロック図である。
のブロック図である。
【図5】下位グラフィックスライブラリへの発行コマン
ド列の例を示す図である。
ド列の例を示す図である。
10,20…マシン、104…グラフィックスレンダリ
ング処理部、110,210…アプリケーション、12
0,220…上位グラフィックスライブラリ、130,
230…下位グラフィックスライブラリ、140…ジオ
メトリ処理ライブラリ、150…リモートアクセス処理
ライブラリ、160…ストラクチャ&管理ライブラリ、
170…ドライバ、1801〜1803…GC(グラフ
ィックスコンテキストテーブル。
ング処理部、110,210…アプリケーション、12
0,220…上位グラフィックスライブラリ、130,
230…下位グラフィックスライブラリ、140…ジオ
メトリ処理ライブラリ、150…リモートアクセス処理
ライブラリ、160…ストラクチャ&管理ライブラリ、
170…ドライバ、1801〜1803…GC(グラフ
ィックスコンテキストテーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 昭次 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099 株式会 社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 桑名 利幸 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 藤井 秀樹 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内
Claims (12)
- 【請求項1】 グラフィックスコマンドを階層的に保持
する構造体のストラクチャへの編集や再描画コマンド
と、グラフィックス属性や環境の1まとまりを保持する
グラフィックスコンテキストへの制御描画コマンドと、
直接の描画コマンドとからなるクライアントサーバモデ
ルのグラフィックス描画方法において、他マシンまたは
他プロセスからの描画コマンドの通信処理を行なうリモ
ートアクセス処理ライブラリと、グラフィックスコンテ
キスト制御やストラクチャ制御を行なうストラクチャ&
グラフィックスコンテキスト管理ライブラリと、グラフ
ィックス処理を行なうジオメトリ処理ライブラリと、自
マシンへの描画コマンド時にはジオメトリ処理ライブラ
リの関数を呼び出しグラフィックスコンテキスト制御コ
マンドやストラクチャ関連コマンドの時にはリモートア
クセス処理ライブラリへデータを送付するグラフィック
スライブラリとを備え、クライアントとサーバが同一マ
シンで動作するローカルなケースで直接描画する描画コ
マンド時にはグラフィックスライブラリからジオメトリ
処理ライブラリの関数を呼び出し、通信処理を省き高速
に描画を行なうことを特徴とするグラフィックス描画方
法。 - 【請求項2】 請求項1において、グラフィックスコン
テキストとストラクチャを保持する領域を一箇所にした
ことを特徴とするグラフィックス描画方法。 - 【請求項3】 請求項1において、グラフィックスライ
ブラリからジオメトリ処理ライブラリの関数を呼び出す
時に、同一描画ターゲットに対する他の処理が終了して
いることを確認することを特徴とするグラフィックス描
画方法。 - 【請求項4】 グラフィックス標準化仕様PEXを採用
するクライアントサーバモデルのグラフィックス描画方
法において、クライアントとサーバが同一マシンで動作
するローカルなケースで描画する描画コマンド時にグラ
フィックスライブラリからジオメトリ処理ライブラリの
関数を直接呼び出し、通信処理を省き高速に描画を行な
うことを特徴とするグラフィックス描画方法。 - 【請求項5】 請求項4において、PEX仕様で用いる
グラフィックスコンテキストとストラクチャを保持する
領域を一箇所にしたことを特徴とするグラフィックス描
画方法。 - 【請求項6】 請求項4において、グラフィックスライ
ブラリからジオメトリ処理ライブラリの関数を直接呼び
出す時に、同一描画ターゲットに対する他の処理が終了
していることを確認することを特徴とするグラフィック
ス描画方法。 - 【請求項7】 グラフィックス標準化仕様PEXを採用
するクライアントサーバモデルの計算機システムにおい
て、クライアントとサーバが同一マシンで動作するロー
カルなケースで描画する描画コマンド時にグラフィック
スライブラリからジオメトリ処理ライブラリの関数を直
接呼び出し通信処理を省き高速に描画を行なう手段を備
えることを特徴とするグラフィックス描画装置。 - 【請求項8】 請求項7において、PEX仕様で用いる
グラフィックスコンテキストとストラクチャを保持する
領域を一箇所にしたことを特徴とするグラフィックス描
画装置。 - 【請求項9】 請求項7において、グラフィックスライ
ブラリからジオメトリ処理ライブラリの関数を直接呼び
出す時に同一描画ターゲットに対する他の処理が終了し
ていることを確認する手段を設けたことを特徴とするグ
ラフィックス描画装置。 - 【請求項10】 グラフィックスコマンドを階層的に保
持する構造体のストラクチャへの編集や再描画コマンド
と、グラフィックス属性や環境の1まとまりを保持する
グラフィックスコンテキストへの制御描画コマンドと、
直接の描画コマンドとを備えるクライアントサーバモデ
ルを採用した計算機システムにおいて、他マシンまたは
他プロセスからの描画コマンドの通信処理を行なうリモ
ートアクセス処理ライブラリと、グラフィックスコンテ
キスト制御やストラクチャ制御を行なうストラクチャ&
グラフィックスコンテキスト管理ライブラリと、グラフ
ィックス処理を行なうジオメトリ処理ライブラリと、自
マシンへの描画コマンド時にはジオメトリ処理ライブラ
リの関数を呼び出しグラフィックスコンテキスト制御コ
マンドやストラクチャ関連コマンドの時にはリモートア
クセス処理ライブラリへデータを送付するグラフィック
スライブラリと、クライアントとサーバが同一マシンで
動作するローカルなケースで直接描画する描画コマンド
時にはグラフィックスライブラリからジオメトリ処理ラ
イブラリの関数を直接呼び出す手段とを備えることを特
徴とする計算機システム。 - 【請求項11】 請求項10において、グラフィックス
コンテキストとストラクチャを保持する領域を一箇所に
したことを特徴とする計算機システム。 - 【請求項12】 請求項10において、グラフィックス
ライブラリからジオメトリ処理ライブラリの関数を直接
呼び出す時に同一描画ターゲットに対する他の処理が終
了していることを確認する手段を備えることを特徴とす
る計算機システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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