JPH02297398A - ドライクリーナ - Google Patents

ドライクリーナ

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JPH02297398A
JPH02297398A JP11803289A JP11803289A JPH02297398A JP H02297398 A JPH02297398 A JP H02297398A JP 11803289 A JP11803289 A JP 11803289A JP 11803289 A JP11803289 A JP 11803289A JP H02297398 A JPH02297398 A JP H02297398A
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JP
Japan
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condenser
water separator
solvent
program
cleaning
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Application number
JP11803289A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kariya
狩谷 弘
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は1.1.1)リクロルエタンやパークロルエチ
レン等の有機溶剤を使用するドライクリーナに関する。
(ロ)従来の技術 従来例として、洗浄室からの排液を蒸留する蒸留器と、
該蒸留器からの溶剤ガスを凝縮する凝縮器と、該凝縮器
からの凝縮液を水と溶剤とに比重分離する水分離器と、
該水分離器からの分離溶剤を貯留するタンクとを備えた
ドライクリーナが、実公昭64−6794号公報(D0
6F43108)に示されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 従来例にあっては、凝縮器と水分離器とを夫々個別に設
けているので、組立作業に手間を要していた。
また、前記タンクの他に、洗浄液として再利用するため
の、ソープが混入された溶剤を貯留するタンクを設けて
おり、その分根器が大型化する上に、コスト高である。
一方、タンクを一つにすればこのような問題はないが、
洗浄液の再利用の度に、ソープを投入する必要があり、
結局コスト高である。
本発明は、ドライクリーナの改良に関し、斯かる問題点
を解決するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明のドライクリーナは、凝縮器と水分離器の器体を
隔壁を介して一体化し、前記凝縮器の器体の容量を、前
記洗浄室内での洗浄液量以上の所定量の凝縮液が収容で
きるような大きさにすると共に、前記所定量を越えた凝
縮液を、前記水分離器に導入するよう構成し、更に、前
記凝縮器内で比重分離した分離溶剤を、前記洗浄室に選
択的に導びく導入経路を設けたものである。
(ホ)作用 即ち、凝縮器と水分離器とをユニット化することにより
、取付作業が簡略化される。
また、すすぎ液として清浄な溶剤を使用したい場合には
、;凝縮器内に貯留されている分離溶剤を洗浄室に導入
することにより利用できる。
(へ)実施例 本発明の実施例を各図面に基づいて説明する。
第1図に於いて、(1)は溶剤タンク(内容積約100
9)であり、1,1.1)リクロルエタンやパークロル
エチレン等の溶剤が収容されている。(2)は前記タン
ク(1)の上方に配設された洗浄槽であり、この洗浄槽
(2)内に、周囲に多数の脱液孔を有する洗浄ドラム(
3)が回転自在に配設されている。前記タンク(1)内
の溶剤は、主給液路(4)を通って前記洗浄槽(2)内
に供給され、また前記洗浄槽(2)内の溶剤は、主排液
路(5)を通って前記タンク(1)に回収される 前記主給液路(4)は、給液ポンプ(6)、弁A(7)
、カートリッジ式のフィルター(8)、三方弁B(9)
を経て前記洗浄槽(2)に至る。また、前記フィルター
(8)を使用しない場合には、弁C(10)を開放して
フィルター(8)をバイパスさせる。
前記主排液路(5)は、前記洗浄槽(2)の底部に連通
するボタントラップ(11)、排液ポンプ(12)、弁
D (13)、前記フィルター(8)、前記三方弁(9
)を経て前記タンク(1)に至る。前記ボタントラップ
(11)内には、目の粗いストレーナ(14)が配設さ
れ、これにより溶剤中の砂利等が除去される。(15)
は前記ボタントラップ(11)内に配設された液位検知
装置であり、低液位レベルと上限液位レベルに夫々配設
されたリードスイッチ(16)(17)と、このリード
スイッチ(16)(17)間を上下動するフロート式の
マグネッ) (18)とで構成される。
即ち、前記洗浄槽(2)内に液が無い状態では前記マグ
ネット(18)は自重で下動し、前記リードスイッチ(
16)をOFFさせている。また、前記リードスイッチ
(17)もOFF状態にある。そして、槽内の液位が上
昇し、低液位を越えると、前記マグネット(18)が上
動して前記リードスイッチ(16)から離間し、前記リ
ードスイッチ(16)がONする。
更に、液位が上昇し、上限液位に達すると、前記マグネ
ット(18)が前記リードスイッチ(17)に近接して
、前記リードスイッチ(17)をONさせる。
前記リードスイッチ(16)(17)のON、OFF信
号は、後述するマイクロコンピュータに入力されて、リ
ードスイッチ(16)がON、リードスイッチ(17)
がOFF状態になった時に低液位を、両り−ドスイッチ
(16)(17)がON状態になった時に上限液位を夫
々検出する。
(19)は再生路で、前記フィルター(8)の手前から
分岐して、弁E (20)、蒸留器(21)、凝縮器(
22)、水分離器(23)を経て前記タンク(1)に至
る。
前記蒸留器(21)は溶剤を加熱してガス化し、前記凝
縮器(22)に導入する。前記凝縮器(22)は冷却管
(24)を内蔵し、前記蒸留器(21)からの溶剤ガス
を冷却して液化し、前記水分離器(23)に導入する。
前記水分離器(23)は、前記凝縮器(22)からの液
化溶剤を比重分離して、清浄な溶剤を前記タンク(1)
に戻す。尚、この水分離!(23)内にも冷却管が配設
されている。
ここで、前記凝縮器(22)及び水分離器(23)の構
造を第2図に基づいて説明する。
(25)は前記凝縮器(22)の器体、 (26)は前
記水分離器(23)の器体であり、共にステンレスで形
成され、一方を他方に爆接することにより一体化されて
いる。(27)は前記凝縮器(22)内に配設された溢
液管であり、その濡出口部(27a)が前記水分離器(
23)内の上方に配置されている。前記凝縮器(22)
の容積は50I!、で、澄液レベルまでの容積が40象
である。従って、40p、を越えた液化溶剤は、前記温
液管(27)の導入1」部(27b)から前記水分離器
(23)内に導入される。(28)は前記凝縮器(22
)の底部と前記洗浄槽(2)とを連通する連通管であり
弁F (29)により開閉制御される。(30)は前記
凝縮器(22)内に貯留された液化溶剤の下限液位を検
出するフロートスイッチ、(31)は同じく上限(温液
)液位を検出するフロートスイッチで、これらフロート
スイッチ(30)(31)の検知信号は、後述するマイ
クロコンピュータに入力される。(32)は前記凝縮器
(22)内の液化溶剤を手動で排出するためのドレンバ
ルブである。
前記水分離器(23)内には、従来周知の如く、溶剤回
収筒(33)と溶剤回収パイプ(34)が立設され、比
重差により下方に沈んだ分離溶剤を前記タンク(1)に
戻す。(35)は前記水分離器(23)内の水抜き弁、
(36)は同じく手動排液弁、(37)は後述する乾燥
機構からの液化溶剤を導入するための導入管である。
さて、第1図に於いて、(38)は乾燥工程時に前記洗
浄槽(2)内に乾燥風を循環させるための乾燥機構であ
り、送風装置(39)、冷却用クーラー(40)、加熱
用ヒータ(41)から構成される。即ち、洗濯物と熱交
換後の風が、クーラー(40)で冷却されて除湿され、
再びヒータ(41)で加熱されて洗浄槽(2)内に導入
される。そして、除湿時に生じる液化溶剤が前記水分離
器(23)内に導入される。(42)はリントフィルタ
である。
而して、斯かるドライクリーナは、洗浄、すすぎ、脱液
、乾燥の各工程からなるプログラムを逐次実行する。
前記タンク(1)内では、図示しないソープ供給装置に
よりソープが供給され、且つ常時濃度が一定に保たれて
いる。
洗浄工程では、前記タンク(1)がら前記主給液路(4
)を通って前記洗浄槽(2)内に設定液位(標準(高液
位)で約35N)まで溶剤が供給され、前記ドラム(3
)の反転により所謂たたき洗いが行なわれる。洗浄方式
としては、前記洗浄槽(2)内に液を溜めてから洗うバ
ッチ洗浄や前記主給液路(4)及び主排液路(5)を循
環させながら洗う循環洗浄等がある。
洗浄工程が終了すると、前記再生路(19)に溶剤が供
給される。この再生路(19)では前記蒸留器(21)
からの溶剤ガスが前記凝縮器(22)内で液化されて、
この凝縮器(22)内に貯留される。尚、この時の洗浄
液量(約35りは、凝縮器(22)の貯留容量(約4O
N)よりも少ないので、前記温液管(27)から前記水
分離器(23)へ温液することなく、凝縮器(22)内
に貯留されて、比重分離する。
すすぎ工程は洗浄工程と同様である。但し、前記凝縮器
(22)内には既に液化溶剤が貯留されているので、新
たな液化溶剤は、前記温液管(27)がら前記水分離器
(23)へ供給されて、純度の高い溶剤が前記タンク(
1)へ回収される。
また、衣類を特殊加工したり、衣類に輪じみが生じた時
、又は白系統の衣類の時等は、ソープの混じっていない
純度の高い溶剤ですすぐ必要があるが、この時は、前記
凝縮器(22)内に貯留している分離溶剤を前記連通管
(28)を介して前記洗浄槽(2)に供給する。
第3図は本実施例のドライクリーナの操作面に於ける表
示部を示し、(43)は時間表示部であり、運転前には
設定時間が、運転中は残り時間が表示される。(44)
は温度表示部であり、運転前には設定温度が、運転中は
測定温度が表示される。
第4図は前記操作面に於ける操作キ一群を示し、(45
)はプログラムキーで、このキーの操作後に0〜9のテ
ンキー(46)を操作することにより、10個の固定プ
ログラムの内の1つを指定できる。各固定プログラムは
、プログラムNo1l〜20に対応づけられ、例えば、
プログラムキー(45)+ 11と操作することにより
、プログラムN。
11の固定プログラムを指定でき、スタート兼一時停止
キー(47)の操作によりプログラムを開始できる。(
48)〜(51)はプログラムスタートキーであり、工
程内容や工程時間が夫々異なる4つのプログラム(A、
B、C,D)に対応し、選択操作するだけで直ちにプロ
グラムをスタートできる。また、前記各固定プログラム
の内、No1lとプログラムA、No12とプログラム
B、No13とプログラム(、No14とプログラムD
は、夫々互いに同一内容か又はよく似た(工程時間が若
干具なる等)内容になるよう対応づけられている。
(52)は自動呼出しキーであり、指定したプログラム
の工程内容を変更する場合に、工程内容変更後このキー
を操作することにより、次工程に移行できる。(53)
は工程時間の変更キーであり、例えば乾燥時間を変更し
たい場合、前記自動呼出しキー(52)を操作して乾燥
工程を指定し、この時間キー(53)を操作した後にテ
ンキーで変更時間を入力する。この変更時間は、前記時
間表示部(43)に、例えば10分30秒ならば10:
30と表示される。(54)は乾燥工程中の排気温度を
設定するための温度設定キーであり、この設定温度は前
記温度表示部(44)に表示される。(55)は液位設
定キーであり、下限液位(低液位)を含めて3段階(低
、中、高)の液位が設定できる。(56)は再給液キー
であり、後述するが洗浄液を補給したい場合に操作する
第5図に於いて、(57)は制御の中心となるマイクロ
コンピュータ(例えば日本電気株式会社製/1PD78
10HCW型、以下マイコンと称す)で、各種レジスタ
(58)、演算装置(59)、ROM(Read 0n
ly Memory)(60’)、ワーキングRA M
 (Rand。
m Access Memory)(61)等で構成さ
れる。(62)は前記マイコン(57)に外付けされた
RAMで、メモリ内容が電池(63)によりバックアッ
プされている。
第6図は前記マイコン(57)を中心としたドライクリ
ーナの制御機構を示し、前記マイコン(57)は、前記
各種操作キ一群から構成される入力キー回路(64)、
前記フロートスイッチ(30)(31)、前記リードス
イッチ(16)(17)、排気温度検知回路(65)、
異常状態を検出するための各種異常検知スイッチ群(6
6)等からの情報に基づいて、前記各種弁、ポンプ、モ
ータ、ファン等の負荷(67)や表示装置(68)等の
動作を制御する。
さて、第5図に於いて、前記ROM (60)に前記プ
ログラムN o 11〜N014のプログラムデータが
記憶され、前記RA M (62)には、前記プログラ
ムA−Dのプログラムデータが記憶されている。
第7図は、各記憶装置のアドレス関係を示し、アドレス
0OOOH〜アドレス6999Hが前記ROM (60
)の領域で、この内、アドレス0000H〜5999H
に、基本的なドライ機運転制御プログラムが格納され、
アドレス6000H〜6999Hに、前記プログラムN
o11〜No14のプログラムデータが格納されている
。また、アドレス7000H〜7999Hは、前記ワー
キングRAM(61)の領域で、このワーキングRAM
(61)には、前記ROM (60)やRAM(62)
から指定されたプログラムが転送されるため、アドレス
7000H〜7099Hにデータ領域が、アドレス71
00H〜7999Hにプログラム領域が用意されている
。また、アドレス8000H以降は、前記RAM(62
)の領域で、前記プログラムA−Dの各データが格納さ
れている。
第8図は、前記RA M (62)に記憶されているプ
ログラムAの具体的なデータ格納形式を示している。即
ち、アドレス8000Hにプログラム開始データ、アド
レス8001H〜8043Hにプログラム実行データ、
アドレス8044Hに排他的論理和データ、アドレス8
045Hにプログラム終了データが夫々格納されている
尚、図示していないが、前記ROM(60)には、プロ
グラムNo15〜N、o20のデータも記憶され、前記
RA M (62)には、プログラムNo5−No10
として、使用者自身が作成したプログラムを書き込むた
めの白紙のデータ領域が5つ用意されている。
斯かる構成に基づく動作を、第9図乃至第12図に従っ
て説明する。尚、以下の説明では、プログラムAが指定
されたと仮定する。
第9図に於いて、プログラムAが指定されると、前記マ
イコン(57)はアドレス8000Hのプログラム開始
データを読み込んで、データが55Hか否かを判別しく
S−1)(S−2)、55Hでなければプログラム異常
と判定し、55Hであれば次にアドレス8001 H〜
ルアドレス8043のデータの排他的論理和を計算する
(S−3)。具体的には、第8図に於いて、まずアドレ
ス8001Hと8002Hのデータの排他的論理和を計
算し、この結果にアドレス8003Hのデータを演算し
、以下アドレス8043Hまで順次計算する。
アドレス8044Hに記憶されている排他的論理和デー
タは、アドレス80 Q I H〜8045Hが正常で
あった場合の値であり、次に、前記フィン(57)は、
(S−3)で演算したデータとアドレス8044Hのデ
ータとを比較しく5−4)、一致していなければプログ
ラム異常と判定し、一致していればアドレス8045H
のプログラム終了データを読み込む(S−5)。そして
、このデータがAAHか否かを判別しく5−6)、AA
Hでなければプログラム異常と判定し、AAHであれば
プログラムAの内容は正常と判定して、このプログラム
Aを前記ワーキングRA M (61)に転送し、順次
クリーニング工程を実行する。
さて、前述の説明中、(S−2)又は(S−4)又は(
S−6)でプログラム異常と判別した場合には、プログ
ラムAをキャンセルし、第10図の制御を行なう。
即ち、プログラムAに対しては、同一内容か又は最も近
似するプログラムとして、プログラムNo11が対応づ
けられているので、前記RAM(62)のプログラムA
が格納されていた領域に、まずアドレス8000Hにプ
ログラム開始データ55Hを書き込み(S−10)、次
に、アドレス8001H〜8043HにプログラムNo
1lのデータを書き込んで(S−11)、アドレス80
01H〜8043Hの排他的論理和を計算しくS−12
)、この演算結果を排他的論理和データとしてアドレス
8044Hに書き込み(S−13)、最後にプログラム
終了データAAHをアドレス8045Hに書き込んで(
S−14)、転送を終了すると共に、このプログラムN
011を前記ワーキングRA M (61)に転送して
、順次クリーニングニ程を実行する。
従って、以降はプログラムAを指定すると、実質的にプ
ログラムNo1lの内容が実行されることになる。尚、
プログラムB、C,Dを指定した場合にも第9図及び第
10図と同様の制御が行なわれ、プログラム異常の場合
に、夫々対応するプログラムNo12.13.14の内
容が代わりに転送される。
次に、前記タンク(1)から洗浄槽(2)への給液動作
を第11図に基づいて説明する。
前記マイコン(57)は、カウンタの初期値を1に設定
する(S−20)と共に、設定液位を判別し、低液位な
らば識別値Aを1に、中液位ならば識別値Aを2に、高
液位ならば識別値Aを3に設定しくS−21)(S−2
2)(S−23)、給液を開始する(S−24)。そし
て、低液位は、前記リードスイッチ(16)で検知でき
るから、低液位が設定されている場合には、直ちに給液
を終了する(S−25)。また、中液位設定の場合は低
液位から10秒後に給液を終了し、高液位設定の場合に
は低液位から20秒後に給液を終了する。
さて、本実施例のドライクリーナにあっては、前記給液
動作の他に、補助給液機能を有する。
即ち、洗浄工程やすすぎ工程中に、前記再給液キー(5
6)を操作すると、10秒間給液動作が行なわれる。こ
の間、工程動作は中断してもよいし並行してもよい。
そして、この補助給液機能を利用すれば、細かな給液動
作が実行できる。即ち、高液位まで給液したい場合に、
とりあえず低液位まで給液させ、後は前記再給液キー(
56)を操作して高液位まで給液する。こうすることに
より、例えば前記タンク(1)内の溶剤が低液位レベル
相当の量しかない場合、通常の給液動作では、低液位か
ら高液位までの最大20秒間前記ポンプ(6)が空気を
吸い込み続けることになるが、補助給液機能を利用すれ
ば、最大10秒間で阻止できる。
尚、前記給液動作及び補助給液動作の間、前記上限液位
を検知した場合には、直ちに給液を終了する。
最後に、乾燥工程の動作を、第12図に基づいて説明す
る。
本実施例では、乾燥工程中前記洗浄槽(2)からの排気
温度を、前記排気温度検知回路(65)からの入力に基
づいて検出している。前記排気温度検知回路(65)は
、第6図の通り、抵抗(69)と負特性サーミスタ(7
0)とで分圧された電圧を、A/D変換器(71)を通
して前記マイコン(57)に入力する。
前記負特性サーミスタ(70)は、前記洗浄槽(2)の
排気出口に設けられ、排気温度が高くなる程前記サーミ
スタ(70)の抵抗値が小さくなるから、前記マイコン
(57)には低い値の信号が入力される。
一方、前記マイコン(57)は、前記温度設定キー(5
4)で設定された温度に対応する基準値を夫々有し、前
記排気温度設定回路(65)からの入力と基準値とが一
致した時に設定温度に達したことを検知する。
また、前記温度設定キー(54)では、30℃〜50℃
の排気温度の設定(又は変更)が可能であるが、通常は
、プログラムを設定した場合に45℃に自動的に設定さ
れる。
而して、第12図に於いて、前記マイコン(57)は、
乾燥動作を排気温度が設定温度に達し且つ乾燥時間が経
過するまで実行する。
尚、本実施例は、少なくとも排気温度が設定温度に達す
るまで乾燥を行なうようにして、最低限の乾燥効果を得
るものであるが、設定温度として、ヒータ出口の温度で
あってもよいし、ヒータ出口と排気の温度差であっても
よい。
(ト)発明の効果 本発明のドライクリーナにあっては、凝縮器と水分離器
とをユニット化し且つ凝縮器に凝縮液を貯留できる構造
であるので、組立が簡単でしかも省スペース化を実現で
き、総じてコストの低いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に於けるドライクリーナの配管系統図、
第2図は凝縮器及び水分離器の断面図、第3図は表示部
の正面図、第4図は操作キ一群の正面図、第5図はマイ
コン及び記憶装置の概略構成因、第6図は制御機構のブ
ロック回路図、第7図は各記憶装置内のアドレス関係図
、第8図はRAM内のプログラムデータ格納形式を示す
説明図、第9図はプログラムデータの検査動作を示すフ
ローチャート、第10図はプログラム異常時のデータ転
送動作を示すフローチャート、第11図は給液動作を示
すフローチャート、第12図は乾燥動作を示すフローチ
ャートである。 (1)・・・タンク、(2)・・・洗浄槽(洗浄室)、
(21)・・・蒸留器、(22)・・・凝縮器、(23
)・・・水分離器、(28)・・・連通管(導入経路)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)洗浄室からの排液を蒸留する蒸留器と、該蒸留器
    からの溶剤ガスを凝縮する凝縮器と、該凝縮器からの凝
    縮液を水と溶剤とに比重分離する水分離器と、該水分離
    器からの分離溶剤を貯留するタンクとを備え、前記凝縮
    器と水分離器の器体を隔壁を介して一体化し、前記凝縮
    器の器体の容量を、前記洗浄室内での洗浄液量以上の所
    定量の凝縮液が収容できるような大きさにすると共に、
    前記所定量を越えた凝縮液を、前記水分離器に導入する
    よう構成し、更に、前記凝縮器内で比重分離した分離溶
    剤を、前記洗浄室に選択的に導びく導入経路を設けたこ
    とを特徴とするドライクリーナ。
JP11803289A 1989-05-11 1989-05-11 ドライクリーナ Pending JPH02297398A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006087899A1 (ja) * 2005-02-16 2006-08-24 Sanyo Electric Co., Ltd. ドライクリーニング装置
TWI642490B (zh) * 2017-06-30 2018-12-01 楊婇琳 Shoe cleaning and drying device

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