JPH0229705A - 光ファイバ融着接続部の被覆方法及び装置 - Google Patents

光ファイバ融着接続部の被覆方法及び装置

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JPH0229705A
JPH0229705A JP18216088A JP18216088A JPH0229705A JP H0229705 A JPH0229705 A JP H0229705A JP 18216088 A JP18216088 A JP 18216088A JP 18216088 A JP18216088 A JP 18216088A JP H0229705 A JPH0229705 A JP H0229705A
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optical fiber
cavity
coating
resin
ultraviolet
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JP18216088A
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Fumio Otake
文雄 大竹
Mikio Yoshinuma
吉沼 幹夫
Koji Kobuchi
小渕 孝司
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、・光ファイバの融着接続部を被覆する方法
及びその方法に用いる装置に関する。
【従来の技術】
2本の光ファイバ同士を融着接続するにあたっては、両
方の光ファイバの端部において被覆を剥離し、その上で
両者を突き合わせ融着接続するようにしている。そのた
め、融着接続後、その被覆が剥離されている接続部を被
覆することが必要である。 従来では、元の被覆と外形が等しい被覆を形成するため
、射出成形法を用いて融着接続部を樹脂で覆うようにし
ている。すなわち、射出成形用の型として、元の被覆と
断面が同じ形状の空洞部をつくるような2分割された型
を用い、その空洞に融着接続部をセットした後これらの
型を結合し、その型に設けた注入孔より紫外線硬化型樹
脂を注入する。そして型を紫外線透過性の材質で作って
おいて、樹脂注入後、型の外部から紫外線を照射して樹
脂を硬化させる。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の被覆方法では、空洞部につながる
注入孔に満たされた紫外線硬化型樹脂も、紫外線照射に
よって硬化し、型を取り外した後、いわゆるパリとなっ
て突起状に残ってしまう。そのため、このパリを除去す
る作業が必要となるばかりか、パリ取り工程により被覆
部の形状が大きく損なわれ、元の被覆と同じ形状に仕上
げることが難しくなり、さらに、パリ取り工程で光ファ
イバのコアにダメージを与え後の伝送損失の増加につな
がるという問題がある。 この発明は、パリが生じないようにして融着接続部を被
覆することができ、これによりパリ取り作業をなくし、
パリ取り工程での問題を解消することができる、光ファ
イバ融着接続部の被覆方法及び装置を提供することを目
的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明による光ファイバ融
着接続部の被覆方法においては、型を、それらが合わせ
られたときに形成される空洞部内に、被覆の除去された
光ファイバ融着接続部が位置するようにして、合わせ、
その後、上記型の紫外線非透過性部材でつくられた部分
に設けられた樹脂注入孔より紫外線硬化型樹脂を注入し
て上記空洞部内に充満させて上記被覆の除去された光フ
ァイバ融着接続部の周囲に満たし、つぎに上記型を該光
ファイバの長さ方向に、該光ファイバに対して相対的に
移動させて上記融着接続部の被覆が剥離された部分がす
べて、上記型の紫外線透過性部材で囲まれるようにし、
しかる後、紫外線を照射して上記空洞部内の紫外線硬化
型樹脂を硬化させるようにしている。 また、この被覆方法に用いる装置は、それらが合わせら
れたときに元の光ファイバの被覆の外形に相当する形状
の空洞部を形成するような、分割された、紫外線に対す
る非透過性部材と透過性部材とでなる型と、上記の空洞
部に通じる、非透過性部材に設けられた樹脂注入孔と、
上記型を、上記空洞部に被覆の除去された光ファイバ融
着接続部が位置するようにして合わせた状態で、該光フ
ァイバの長さ方向に、該光ファイバに対して相対的に移
動させる機構と、上記型の紫外線透過性部材を通じて上
記空洞部に紫外線を照射する光源とからなる。
【作  用】
予め樹脂射出成形用の型をつくっておく。この型は、分
割されており、それらが合わされたときに空洞部が形成
され、この空洞部に光ファイバ融着接続部をセットして
樹脂を充填し、それを硬化させると空洞部の形状と同じ
形状の樹脂が融着接続部の周囲に形成される。融着接続
部は被覆が剥離されているので、空洞部の形状を元の被
覆の外形と同じにしておくことにより、この剥離された
部分を外形が元の被覆と同じ形状の樹脂が覆うことにな
る。 この型は、紫外線に対して非透過な部材と透過な部材と
でつくり、非透過な部材中に、上記の空洞部に通じる樹
脂注入孔を設けておく。 そして、まず、空洞部に融着接続部が位置するようにし
て型を合わせ、上記の樹脂注入孔から紫外線硬化型樹脂
を注入して空洞部内に満たすことにより、被覆の剥離さ
れた融着接続部周囲に紫外線硬化型樹脂を充満させる。 つぎに、この状態で、この型を、光ファイバの長さ方向
に、該光ファイバに対して相対的に移動させる。すなわ
ち、型に対してはその空洞部中を光ファイバが長さ方向
に移動することになる。そこで、この光ファイバの被覆
が剥離された融着接続部がすべて、上記型の紫外線透過
性部材に覆われるまで、この移動を行なう。 融着接続部がすべて紫外線透過性部材で覆われた状態と
なったとき、上記の移動を停止し、この紫外線透過性部
材を通じて紫外線を照射する。すると、この、被覆が剥
離され、その代わりに硬化前の樹脂で充満されている融
着接続部が紫外線で照射されることになり、この部分の
樹脂が硬化する。 樹脂注入孔は紫外線非透過性部材に設けられているため
、融着接続部がすべて紫外線透過性部材で囲まれた状態
とすることにより、該注入孔は光ファイバの被覆がある
部分に接することになって、注入孔に満たされている樹
脂と融着接続部周囲に満たされている樹脂とは切り離さ
れることになる。 その結果、紫外線照射によって硬化するのは、融着接続
部周囲の樹脂だけであり、この部分の樹脂は注入孔の樹
脂とはつながっていないため、硬化後に型を取り外した
ときパリが残ることはない。
【実 施 例】
つぎにこの発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。第1図はこの発明の一実施例にかかる被覆方
法を実施する際に用いる装置の一例であり、この図に示
すように、主フレーム1に光ファイバを縦方向に保持す
るためのホルダ11.12が固定されており、さらにこ
の主フレーム1には、ホルダ11.12によって保持さ
れる光ファイバの長手方向つまりこの例では上下方向に
できるように移動基板2が保持されている。この移動基
板2は図示しないモーター等によって上下に強制的に移
動させられる。そして、この移動基板2にはそれぞれ左
右にスライド可能なスライドベース21.22が取り付
けられており、つまみ23.24を回すと適宜な歯車機
構等を介してスライドベース21.22が左右に移動し
、これにより左右方向での位置が微調整できるようにさ
れる。 このスライドベース21.22にはそれぞれ射出成形用
・の型3.4が固定されるとともに、紫外線光源5.6
が図示しないアームにより固定されている。 この型3.4は、2分割された射出成形用の型の各々で
あり、それぞれ紫外線非透過部材31.41と紫外線透
過部材32.42とを接着剤あるいはねじ等により結合
し一体化したもので、対面側の対向する位置に溝33.
43が形成されている。この溝33.43は、型3.4
がぴったり密着させられたときに紫外線硬化型樹脂が充
満する空洞部をなし、この実施例では後述のように光フ
ァイバの断面が円形であるため、その外形の半径に等し
い半径を持つ半円形の断面の溝となっている。そして、
この実施例、では型3側において溝33につながるよう
な注入孔34が紫外線非透過部材31に設けられている
。 このような被覆装置において、第2図に示すように、ま
ず、互いに融着接続された光ファイバ7.8をホルダ1
1.12で保持する。融着接続部72は被覆が剥離され
ており、この部分72の上端つまり光ファイバ7の被覆
の下端71が注入孔34の位置よりもやや上方に位置す
るように、移動基板2を移動させる。つぎにこの保持さ
れた光ファイバ7.8の中心軸が溝33.43の中心軸
に一致するようにつまみ23.24を回してスライドベ
ース21.22の位置を微調整し、型3.4を密着させ
る。すると、溝33.43がつくる空洞部は融着接続部
72の部分を残して上下において光ファイバ7.8の被
覆により閉塞され、外部には注入孔34を通じてのみ開
くことになる。そこで、注入孔34より上記の空洞部に
紫外線硬化型樹脂を注入し、被覆が剥離されている融着
接続部72の周囲に充満させる(第2図参照)。 つぎに、樹脂に注入圧力を加えながら移動基板2を上方
へ移動させる。すると、型3.4がホルダ11.12に
よって保持されている光ファイバ7.8に対して相対的
に上方に移動していく、つまり、光ファイバ7.8は溝
33.43の中を滑って型3.4に対してその下方に向
かう、そして、第3図に示すように、型3.4の紫外線
非透過部材31.41と紫外線透過部材32.42の境
界35.45が、融着接続部72の上端71よりも上に
なるまで、この移動基板2の移動を行なう。 このとき、樹脂は注入圧力がかけちれているため、型3
.4によりつくられる空洞部の内部には常に樹脂が所定
の圧力で充満しており、そのため、この移動によって空
気が混入したり、あるいは樹脂不足になるというような
心配はない。 このような第3図の状態とされたとき、光源5.6から
紫外線を発する。すると、この紫外線は紫外線透過部材
32.42を通って融着接続部72に照射され、この部
分に充満している樹脂を硬化させる。注入孔34は紫外
線非透過部材31に設けられており、しかも融着接続部
72の上端が紫外線非透過部材31.41と紫外線透過
部材32.42との境界35.45よりも下側となって
、融着接続部72に充満した樹脂と注入孔34に充満し
た樹脂とが完全に断ち切られているため、注入孔34に
充満した樹脂には紫外線があたらずこの部分の樹脂は硬
化しない。そこで、融着接続部72の樹脂が十分に硬化
した後、型3.4を開き、光ファイバ7.8をホルダ1
1.12から取り外せば、融着接続部72が他の部分の
被覆と同じ外形となるように被覆されたものが実現でき
、パリなどはできない、そのため、取り外したままの状
態で、元の光ファイバ7.8の被覆と同じ外形の被覆が
形成されたことになり、パリ取り作業は不要となり、作
業時間を短縮できるとともに、パリ取り工程に起因する
変形や伝送損失の問題を解決でき、融着接続部の信頼性
を高めることができる。
【発明の効果】
この発明の光ファイバ融着接続部の被覆方法及び装置に
よれば、型から外したままの状態で融着接続部に元の被
覆と同じ外形の被覆を形成することができ、パリ取り作
業は不要となるので、作業時間を短縮でき、しかも、パ
リ取り工程に起因する変形や伝送損失の問題を解決でき
、融着接続部の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の概略的な斜視図、第2図
及び第3図は各工程をそれぞれ示す断面図である。 1・・・主フレーム、11.12・・・光ファイバのホ
ルダ、2・・・移動基板、21.22・・・スライドベ
ース、23.24・・・位置微調整用つまみ、3.4・
・・射出成形用の2分割された型、31.41・・・紫
外線非透過部材、32.42・・・紫外線透過部材、3
3.43・・・溝、34・・・注入孔、7.8・・・光
ファイバ、72・・・融着接続部。 喜2自

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)型を、それらが合わせられたときに形成される空
    洞部内に、被覆の除去された光ファイバ融着接続部が位
    置するようにして、合わせ、その後、上記型の紫外線非
    透過性部材でつくられた部分に設けられた樹脂注入孔よ
    り紫外線硬化型樹脂を注入して上記空洞部内に充満させ
    て上記被覆の除去された光ファイバ融着接続部の周囲に
    満たし、つぎに上記型を該光ファイバの長さ方向に、該
    光ファイバに対して相対的に移動させて上記融着接続部
    の被覆が剥離された部分がすべて、上記型の紫外線透過
    性部材で囲まれるようにし、しかる後、紫外線を照射し
    て上記空洞部内の紫外線硬化型樹脂を硬化させるように
    した光ファイバ融着接続部の被覆方法。
  2. (2)それらが合わせられたときに元の光ファイバの被
    覆の外形に相当する形状の空洞部を形成するような、分
    割された、紫外線に対する非透過性部材と透過性部材と
    でなる型と、上記の空洞部に通じる、非透過性部材に設
    けられた樹脂注入孔と、上記型を、上記空洞部に被覆の
    除去された光ファイバ融着接続部が位置するようにして
    合わせた状態で、該光ファイバの長さ方向に、該光ファ
    イバに対して相対的に移動させる機構と、上記型の紫外
    線透過性部材を通じて上記空洞部に紫外線を照射する光
    源とからなる光ファイバ融着接続部の被覆装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02187707A (ja) * 1989-01-14 1990-07-23 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ融着接続部のモールド成形補強方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61277907A (ja) * 1985-05-31 1986-12-08 コ−ニング グラス ワ−クス 光導波路フアイバの再被覆方法および装置

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