JPH02296406A - 微小電流源 - Google Patents

微小電流源

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JPH02296406A
JPH02296406A JP1117893A JP11789389A JPH02296406A JP H02296406 A JPH02296406 A JP H02296406A JP 1117893 A JP1117893 A JP 1117893A JP 11789389 A JP11789389 A JP 11789389A JP H02296406 A JPH02296406 A JP H02296406A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば数nA〜数百nA程度の微小電流を作
成する微小電流源に関する。
〔発明の概要] 本発明は、例えば数nA〜数百nA程度の微小電流を作
成する微小型2it源において、差動接続されたpnp
型の第1及び第2のトランジスタのベース間に熱電圧に
比例する所定の電位差を発生させて、両トランジスタの
エミッタに共通に供給される入力端子を所定の比率で配
分することにより、第2のトランジスタのコレクタから
低電圧までも利用可能な高精度の微小電流を得るように
したものである。
〔従来の技術] 従来、例えば映像機器内の各回路に使用する長時定数を
持ったフィルタを構成する場合、数nA〜数百n A程
度の微小電流を供給する必要があった。この微小電流は
、各回路が搭載される集積回路内で、いわゆるカレント
ミラー回路により電源電流を所定比率に逓減して作成し
ている(米国特許第3,320.439号及び第3.3
91.311号等参照)。
従来のこの種の微小電流源は、例えば第2図A及びBに
示す如く、第1の端子(1)をnpn型のトランジスタ
(2N)のコレクタに接続し、このトランジスタ(2N
)のベース・コレクタ間を接続する。そして、トランジ
スタ(2N)のベースをnpn型のトランジスタ(3)
のベースに接続し、このトランジスタ(3〕のコレクタ
を第2の端子(4)に接続する。第2図Aの例では、両
トランジスタ(2N)及び(3)のエミッタを直接に接
地し、第2図Bの例では、それぞれ抵抗器(5)及び(
6)を介して接地する。抵抗器(5)及び(6)の抵抗
値をR,−R,/Nと設定する。トランジスタ(2N)
とトランジスタ(3)とのエミッタサイズの比をN:1
に設定し、第1の端子(1)の電流値を11N+ 第2
の端子(4)の電流値を1゜とすると、Io=lIN/
Nとなり、第2の端子(4)に第1の端子(1)の電流
値の1/Nの電流が得られ、微小電流が作成される。
また、第2図C及びDに示す例では、第1の端子(1)
をnpn型のトランジスタ(2)のコレクタに接続し、
このトランジスタ(2)のエミッタを接地すると共に、
ベース・コレクタ間を接続する。そして、トランジスタ
(2)のベースをnpn型のトランジスタ(3)または
(3N)のベースに接続し、このトランジスタ(3)ま
たは(3N)のエミッタを抵抗器(7)または(8)を
介して接地すると共に、コレクタを第2の端子(4)に
接続する。このようにすることで、第1の端子(1)の
電流値の所定比率の電流信号が第2の端子(4)に得ら
れる。
一般に、トランジスタのベース・エミッタ間電圧VIE
とコレクタ電流1cとの間には、よく知られているよう
に、次の(1)式または(2)式に示すような関係が成
立する。
Ic= Is e x p (q VIE/ kT) 
 ”(1)Vst” (kT/q)ln (Ic/l5
)= V t l n (] c/ I s)    
  ・・・・(2)ここに 13;飽和電流 q ;電子の電荷 k :ボルツマン常数 T :絶対温度 ■−二熟熱電圧常温で約26mV) この(2)式を第2図Cの両トランジスタ(2)及び(
3)に適用すれば、抵抗器(7)の抵抗値をR1として
、次の(3)式が成立する。
Vvffin (I IN/ I 5z)=Vrln 
(IQ/IS:l)+ IOR?  ”(3)!、、=
N・1oなる関係を用いて(3)式を整理すれば、トラ
ンジスタ(3)のコレクタ電流I。は次の(4)式のよ
うに表わされる。
Jo−(Vt−1,nN)/R7”(4)第2図りの場
合も、抵抗値をR8に置換えて、全く同様に表わされる
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、このような従来の回路構成では、種々の問題
があった。即ら、第2図A及びBに示した回路構成の場
合、トランジスタのエミッタサイズ化がそのまま電流比
になるため、例えば入力端子の1%以下の微小電流を集
積回路内で作成するようにすると、入力側のトランジス
タ(2N)のために非常に大きな面積を必要とし、集積
回路構成の点から現実的ではない。また、第2図C及び
Dに示した回路構成の場合、出力側のトランジスタ(3
)または(3N)に接続した抵抗器(7)または(8)
が数Ω程度のものを必要とし、この抵抗器の温度変動に
よる特性変化や特性自体の不均一のため、得られる微小
電流を一定に保つのが困難であった。
かかる問題を解消するために、本出願人は、特願平1−
66988号において、npn型の第1及び第2のトラ
ンジスタの各ベースを第1の抵抗器を介して接続し、各
エミッタを外付けの第2の抵抗器を介して接地すると共
に、第2のトランジスタのベースに電流源を接続し、こ
の電流源により第1の抵抗器の両端間に、熱電圧に・比
例する所望の電位差を設け、第1のトランジスタのエミ
ッタに得られる電流の所定比率の微小電流を第2のトラ
ンジスタのコレクタに得るようにして、温度変化や電源
電圧の変動等に影響されない安定な微小電流源を既に提
案している。
次に、第3図を参照しながら、既提案による微小電流源
についで説明する。
既提案の構成例を第3図に示す。
第3図において、(10)は電流源であって、いずれも
pnp型のトランジスタ(11)及び(12)のエミッ
タを抵抗器(13)及び(14)を介して電源V cc
に接続し、トランジスタ(11)及び(12)のベース
を接続すると共に、トランジスタ(12)のコレクタ及
びベースを接続して、トランジスタ(11)及び(12
)でカレントミラー回路を構成する。
トランジスタ(11)のコレクタを、抵抗H(22)を
介してnpn型のトランジスタ(15)のコレクタ及び
ベースに接続すると共に、トランジスタ(12)のコレ
クタとnpn型のトランジスタ(16)のコレクタを接
続する。そして、トランジスタ(15) 、 (16)
及び(17)のベースを接続し、トランジスタ(15)
のエミッタを直接接地すると共に、トランジスタ(16
)及び(17)のエミッタを抵抗器(18)及び(19
)を介して接地する。この場合、トランジスタ(16)
とトランジスタ(17)とのエミッタサイズをいずれも
トランジスタ(15)のN倍に設定し、トランジスタ(
15)及び(16)並びにトランジスタ(15)及び(
17)でそれぞれカレントミラー回路を構成する。また
、抵抗器(18)及び(19)の抵抗値を等しくする。
なお、この電流源(10)のスタートアップ回路(20
)を構成するために、npn型のトランジスタ(21)
のコレクタを電源Vccに接続し、このトランジスタ(
21)のエミッタをpnp トランジスタ(11)のコ
レクタに接続すると共に、トランジスタ(21)のベー
スを電源Vccとアースの間に直列接続した抵抗器(2
3)及び(24)の接続中点に接続する。
このように構成したことで、この回路の電源オン時にト
ランジスタ(21)をオンにさせ、安定状態になるとト
ランジスタ(21)がオフになるスタートアップ回路と
して機能する。
演算増幅器(31)の非反転入力端子に基準電圧源(3
2)を接続し、この演算増幅器(31)の出力端子にn
pn型のトランジスタ(33)のベースを接続し、この
トランジスタ(33)のエミッタを演算増幅器(31)
の反転入力端子と外部端子(34)とに接続する。この
外部端子(34)とアースの間に外付けの抵抗器(35
)を接続する。さらに、トランジスタ(33)のベース
を抵抗i?1i(36)を介してn p n型のトラン
ジスタ(37)のベースに接続し、トランジスタ(33
)及び(37)のエミッタを接続する。
また、電源VCCをトランジスタ(33)のコレクタに
接続し、必要とする微小電流!。が得られる端子(38
)をトランジスタ(37)のコレクタに接続する。
そして本例においては、トランジスタ(37)のベース
に、電?AWfi(10)のトランジスタ(17)のコ
レクタを接続する。
次に、既提案例の動作を説明する。
第3図の回路は端子(38)に微小な電流l。を得るも
ので、この端子(38)が接続されたトランジスタ(3
7)のベース・エミッタ間電位を■。とじ、トランジス
タ(33)のベース・エミッタ間電位をVINとし、こ
のトランジスタ(33)のエミッタの電流をl、とする
。また、基準電圧a’;t(32)の出力電圧をVre
fとし、外付けの抵抗器(35)の抵抗値をR3Sとす
れば、この抵抗器(35)に流れる入力電流fi11は
、10<1111の関係にあるので、1+H=Vref
/R35=Iz+ Io ′、IE  ”・・(5)の
ように表わされる。
また、抵抗器(18)及び(19)の抵抗値をR,8=
R,。
=R,。とし、電流源(10)により得られる電流であ
るトランジスタ(17)のコレクタの電流値を11゜と
すれば、この電流値11゜は、前出(4)式に従って、
次式で示される。
I ro= (Vtff1nN) / R+o    
・・・’(4a)そして、抵抗器(36)の抵抗値をR
+16とすれば、この抵抗器(36)の両端間に生ずる
電位差は■1゜Rj&で示されるため、トランジスタ(
33)のベース・エミッタ間電位VINは、上述の(4
a)式より、V  IH=  I  IORzi、+ 
 V。
= (R:16/RIG)Vtj!nN+V。
=mVyffnN+Vo      −・・・(e)と
して示される。
この(6)式において、mと1!、nNとは予め定めら
れた値なので、 V IN= K Vt+vO” ” (6a)とするこ
とができる。但し、Kは定数である。
また、前出(2)式を適用すると、トランジスタ(33
)及び(37)のベース・エミッタ間電位VIN及び■
は、次式のようにも示される。
V、=VT/!n (FIN/Is)    ””(7
)Vo= Vrj!n (I o/ I g)    
  ” ”(8)そして、この(6)、 (7)及び(
8)式により、電流I。
は次式のように示される。
I o = I I N/ N ”         
” ” (9)ここで、例えばトランジスタ(15)と
トランジスタ(16)及び(17)とのエミッタサイズ
比をN=lO。
抵抗器(36)と抵抗器(1B) 、 (20)との抵
抗比をm =Rj&/ R++>= 3とすると、N 
’ = 1000となり、(9)式に代入すると、1o
=11H/1000となる。
このように既提案例によると、上述の(9)式により端
子(38)の電流値I0が決定するので、電流源(10
)のトランジスタ(15)とトランジスタ(17)との
エミッタサイズ比を小さくしても、数nA程度の微小電
流が得られる。
この場合、(6a)式に示される如く、この微小電流を
得る端子(38)と接続されたトランジスタ(37)の
ベース・エミッタ間電位■。と、入力端のトランジスタ
(33)のベース・エミッタ間電位■1Nとの間に、熱
電圧■7に比例した電位差KV、を電流源(10)と抵
抗器(36)とにより設定すればよく、この定数には抵
抗器(36〉と抵抗器(18) 、 (19)との抵抗
比m = R3h/ R+。及びトランジスタ(15)
とトランジスタ(16)及び(17)のエミッタサイズ
比とにより定まるようにしたので、集積回路内の抵抗器
等の各素子の絶対値に不均一があっても比は一定に保た
れ、安定した高い精度で電流I0が得られる。
また、抵抗器(35)を集積回路外の外付は部品とする
と共に、例えば2.1■の基準電圧Vrefを集積回路
内の基準電圧R(32)で作成するようにしたので、(
5)式に示される如く、電流I。は電源電圧vceの変
動及び周囲温度の変化に全く影響を受けない。
ところが、第3図の既提案例では、出力側のトランジス
タ(37)のエミッタが、演算増幅器(31)の反転入
力端子に接続されて、基準電圧Vrefと同じ電位にあ
るため、トランジスタ(37)のコレクタ電圧が Vref十VcE(sat)以上でないと動作せず、対
象となる回路が制約されるという問題があった。
本発明の目的は、かかる点に鑑み、高精度で、低電圧ま
で使用することができる微小電流源を提供するところに
ある。
〔課題を解決するための手段] 本発明は、熱電圧vTに比例する特性の電流源(10)
と抵抗器(42)とを接続し、この抵抗器の両端をpn
p型の第1及び第2のトランジスタ(47)及び(48
)の各ベースにそれぞれ接続すると共に、第1及び第2
のトランジスタの各エミッタに共通に入力電流118を
供給し、抵抗器の両端間に発生する電位差に基づいて入
力端子を所定の比率で第1及び第2のトランジスタに配
分し、第2のトランジスタのコレクタから所要の微小電
流l。を得るようにした微小電流源である。
〔作用〕
斯る回路構成によると、集積回路化に適した比較的簡単
な構成で、低電圧まで利用可能な所要の微小電流値が高
い精度で安定に得られる。
〔実施例〕
以下、本発明による微小電流源の一実施例を、第1図を
参照して説明しよう。
本発明の一実施例の構成を第1図に示す。
この第1図の実施例は集積回路内に構成されたもので、
前出第3図に対応する部分には同一の符号を付けて、重
複説明を省略する。
第1図において、電流源(10)のpnp トランジス
タ(11)のコレクタと、npn )ランジスタ(15
)のコレクタ及びベースとが直接に接続されて、スター
トアップ回路の図示が省略される。
演算増幅器(31)の非反転入力端子と、n p n 
l−ランジスタ(41)のベースとが接続され、このト
ランジスタ(41)のエミッタが、抵抗器(42)を介
して、電流源(10)のトランジスタ(17)のコレク
タにtl blされ、トランジスタ(41)のコレクタ
が電源Vccに接続される。
演算増幅器(31)の出力端子及び反転入力端子にベー
ス及びエミッタが接続されたトランジスタ(33L)の
コレクタと、pnp)ランジスタ(43)のコレクタ及
びベースと、p n p lランジスタ(44)のベー
スとが接続され、両トランジスタ(43)及び(44)
のエミッタが、それぞれ抵抗3(45)及び(46)を
介して電源Vccに接続されて、両トランジスタ(43
)及び(44)によりカレントミラー回路が構成される
pnρトランジスタ(44)のコレクタが1対のPnp
トランジスタ(47)及び(48)のエミッタに共通に
接続され、一方のトランジスタ(47)のベースが抵抗
器(42)の低電位側の一端に接続されると共に、他方
のトランジスタ(48)のベースが抵抗器(42)の高
電位側の他端に接続される。
一方のp n p トランジスタ(47)のコレクタと
アースとの間にダイオード接続のnpn )ランジスタ
(51)及び(52)が順方向に直列に接続される。他
方のpnp)ランジスタ(48)のコレクタにはいずれ
もnpn型のトランジスタ(53)のコレクタとトラン
ジスタ(54)のベースとが接続され、トランジスタ(
54)のエミッタとトランジスタ(53)のベースとが
接続されると共に、このトランジスタ(53)のベース
が複数のnpn トランジスタ(55□)〜(55j)
の各ベースに共通に接続されて、ベース電流の影響を除
去した、良好な整合性のカレントミラー回路が構成され
る。
なお、前述のカレントミラー回路のトランジスタ(15
)及び(43)のコレクタ・ベース間に別のトランジス
タのベース・エミッタを介挿して整合性を良くすること
もできる。
トランジスタ(53) 、 (54) 、 (55,)
〜(55j)のエミッタとアースとの間に抵抗器(54
3) 、 (57) 、 (58υ〜(58j)がそれ
ぞれ接続され、トランジスタ(54)のコレクタが電f
) V ccに接続される。トランジスタ(55,)〜
(55j)のコレクタはそれぞれ対応する端子(59,
)〜(59j)に接続されてj個の電流源が並列に形成
される。
本実施例の動作は次のとおりである。
トランジスタ(47)及び(48)の各ベースは電流源
(10)により得られる電流+10が流れる抵抗器(4
2)の両端に接続されており、抵抗器(42)の抵抗値
をR42とすれば、前出(4a)式を参照して、次の(
10)式で表わされる抵);c Wg (42)の両端
間の電位差が両トランジスタ(47)及び(48)のベ
ース間に加えられる。
1 =、・ R42=  (R42/R1o)Vlff
nNn VoffinN       ・=・(10)
一方、トランジスタ(33L)のエミッタには前出(5
)弐に示した入力端子IIHが流れ、この入力端子11
Nが、カレントミラー接続のprIpトランジスタ(4
3)及び(44)を介して、差動接続されたpnpトラ
ンジスタ(47)及び(48)のエミッタに共通に供給
される。
両トランジスタ(47)及び(48)のコレクタ電流を
それぞれI、及び1゜とすると、入力端子IINとの間
に次の(11)式が成立する。
1 +5−Vref/ R35−IC+ l o:、I
c  ・・・・(11)1o<[+N 前述と同様に、トランジスタ(47)及び(48)のベ
ース・エミッタ間電圧をそれぞれVIN及び■。とじて
、それぞれに前出(2)式を適用すると、次の(12)
式が得られる。
Vtj2n (I IN/ I s) = n Vyf
nN十Vrffn (Io/ Is)    ”(12
)この(12)式を整理すると、トランジスタ(48)
のコレクタ電流I。は前出(9)式と同形の次の(13
)式のように表わされる。
1 o= I IN/ N’          ” 
” (13)ここにn = R42/ Rt。
この電流r。が、カレントミラー接続のnpnトランジ
スタ(53) 、 (54) 、 (55、)〜(55
j)を介して、複数の端子(59,)〜(59Nにそれ
ぞれ出力されて、複数の電流源が並列に形成される。
第1図から明らかなように、本実施例では出力側のトラ
ンジスタ(55,)〜(55j)の各エミッタがほぼア
ース電位にあるので、各コレクタの電圧がVc!(sa
t)まで低下しても充分軌作し、対象となる回路の電圧
条件が緩和される。
また、外付は抵抗器(35)に接続されるトランジスタ
(33L)のエミッタ面積が大きいため、静電エネルギ
耐力が増大する。
なお、本発明は上述の実施例に限らず、本発明の要旨を
逸脱することなく、その他種々の構成を取り得ることは
勿論である。
構成例を示す結線図、第3図は既提案の微小電流源の構
成例を示す結線図である。
(10)は電流源、(42)は抵抗器、(47) 、 
(48)はpnpトランジスタ、FINは入力電流、i
oは所要の微小電流である。
〔発明の効果〕
以上詳述のように、本発明によると、差動接続されたp
np型の第1及び第2のトランジスタのベース間に熱電
圧に比例する所定の電位差を発生させて、両トランジス
タのエミッタに共通に供給される入力電流を所定の比率
で配分するようにしたので、第2のトランジスタのコレ
クタから低電圧までも利用可能な高精度の微小電流を得
ることができる微小電流源が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 熱電圧に比例する特性の電流源と抵抗器とを接続し、 この抵抗器の両端をpnp型の第1及び第2のトランジ
    スタの各ベースにそれぞれ接続すると共に、 上記第1及び第2のトランジスタの各エミッタに共通に
    入力電流を供給し、 上記抵抗器の両端間に発生する電位差に基づいて上記入
    力電流を所定の比率で上記第1及び第2のトランジスタ
    に配分し、 上記第2のトランジスタのコレクタから所要の微小電流
    を得るようにしたことを特徴とする微小電流源。
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