JPH02296165A - Icデバイステスト装置 - Google Patents

Icデバイステスト装置

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JPH02296165A
JPH02296165A JP1116480A JP11648089A JPH02296165A JP H02296165 A JPH02296165 A JP H02296165A JP 1116480 A JP1116480 A JP 1116480A JP 11648089 A JP11648089 A JP 11648089A JP H02296165 A JPH02296165 A JP H02296165A
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逢坂 宏
Hirotsugu Harima
針間 博嗣
Teruaki Jo
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はICデバイステスト装置、特に複数のICデバ
イスについて同時にテストを行うことのできるICデバ
イステスト装置に関する。
〔従来の技術〕
集積回路製造技術の飛躍的な向上により、種々のICデ
バイスが実用化されてきている。最近では、ICカード
の大幅な需要も見込まれている。
このようなICカードをはじめとするICデバイスは、
非常に1Mmな機能をもった製品であるため、出荷する
前に厳格なテストを行う必要がある。従来の一般的なテ
スト方法としては、デバイスに入力信号として所定の論
理パターンからなるテストデータを与え、このテストデ
ータに応じてデバイスから出力されるデータを、論理的
に期待されるパターンデータと比較する方法が採られて
いる。
比較の結果、雨音が一致していればテスト合格、不一致
であれば不合格と判定することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のICデバイステスト装置には、−
度に1つのデバイスに対するテストしか行えないという
問題がある。これは、複数のデバイスを同時にテストし
ようとしても、デバイスからの応答出力のタイミングが
、デバイスごとに異なるため、複数のデバイスを同時に
テストする装置を開発することが困難であるという原因
に基づく。ICカードをはじめとするデバイスには、容
量性の素子からなるメモリが多数形成されており、同一
のクロックで複数のデバイスを動作させても、これらの
メモリをアクセスする時間にはデバイスごとに差が生じ
てしまうのである。
このように、従来のICデバイステスト装置では、1つ
のデバイスごとにテストを行っているが、これは大量生
産によるコストダウンを図ることを要求されるICカー
ド等の製造工程では大きな障害となる。
そこで本発明は、複数のデバイスに対して同時にテスト
を行うことのできるICデバイステスト装置を提供する
ことを1的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本願第1の発明は、ICデバイステスト装置において、 複数n個のICデバイスにテストデータを与えるデータ
供給部と、 各ICデバイスから、テストデータに応じたデータが出
力されたことを検出するn個の出力検出部と、 各ICデバイスから出力される各デバイスごとのデータ
を、それぞれデバイスごとに独立して記憶するためのメ
モリと、 このメモリにλ−fL、各デバイスごとのデータをアク
セスするn個のアドレス部と、 メモリから読出した各デバイスごとのデータが、所定の
期待データと一致しているか否かを確認するn個の比較
部と、 を設け、更に、 対応する出力検出部が出力を検出した時点から所定の周
期で計数を開始する書込カウンタと、n個の出力検出部
のすべてか出力を検出した時点から所定の周期で計数を
行う読出カウンタと、を各アドレス部に設け、対応する
ICデバイスからの出力データを、所定周期で、書込カ
ウンタが示すアドレスによってメモリに書き込む書込機
能と、所定周期で、読出カウンタが示すアドレスによっ
てメモリからデータを読み出す読出機能と、を行いうる
ようにしたものである。
本願節2の発明は、上述のICデバイステスト装置にお
いて、 テストデータを入力するデータ入力部と、入力したテス
トデータに付加すべきチェックコードを生成するチェッ
クコード生成部と、入力したテストデータをバイナリコ
ードからなるシリアルデータに変換し、これに生成した
チェックコードを付加して出力するパラレル/シリアル
変換部と、によってデータ供給部を構成するようにした
ものである。
本願節3の発明は、上述のICデバイステスト装置にお
いて、 データ供給部に、n個のデータ展開領域を有するメモリ
を設け、このうちの1データ展開領域にテストデータを
入力し、このテストデータを他のデータ展開領域に複写
する機能を与え、n個のデータ展開領域のそれぞれから
、n個のICデバイスにテストデータを与えることがで
きるように構成したものである。
〔作 用〕
本願節1の発明によれば、各ICデバイスから出力され
るデータは、それぞれ独立してメモリに一時的に記憶さ
れる。すなわち、ICデノ(イスからデータが出力され
ると、そのデバイスに対応した書込カウンタが計数を開
始し、この書込カウンタのカウント値に対応するアドレ
スに出力データが順次書き込まれてゆく。そして、すべ
てのICデバイスからデータが出力されたら、すべての
読出カウンタが計数を開始し、この読出カウンタのカウ
ント値に対応するアドレスからデータが読み出される。
結局、各ICデバイスごとにデータを出力し始めるタイ
ミングが異なっても、早く出力を開始したデバイスから
のデータはメモリに一時的に記憶され、一番遅いデバイ
スが出力を開始した時点から一斉に読出しが行われるこ
とになる。
このため、複数のデバイスについての同時テストが可能
になる。
また、本願節2の発明によれば、上述のテスト装置のデ
ータ供給部が、テストデータへのチエ・ンクコードを付
加する機能と、テストデータをバイナリコードからなる
シリアルデータに変換する機能と、をもつようになる。
このため、ICデバイスがテストデータとしてシリアル
データを要求するような場合にも対処できるようになる
更に、本願節3の発明によれば、上述のテスト装置のデ
ータ供給部に、n個のデータ展開領域を有するメモリを
設けている。しかも、1データ展開領域に入力されたテ
ストデータは、他のデータ展開領域に複写される。した
がって、オペレータが1組のテストデータを入力するだ
けで、n個のICデバイスに対して同じテストデータを
一斉に与えることができるようになる。
〔実施例〕
以下本発明を図示する実施例に基づいて詳述する。第1
図は本発明の一実施例に係るICデバイステスト装置の
構成を示すブロック図である。この実施例は、具体的に
はICカードについてのテストを行う装置である。ここ
では、説明の便宜上、3枚のICカードについてのテス
トを同時に行い得る装置について述べるが、実際には8
枚あるいはそれ以上の枚数のICカードについてのテス
トを同時に行えるようにするのが効率的である。
この装置は、データ供給部10、デバイス装着部20、
出力データ処理部30、の3つの大きなブロックから構
成されている。データ供給部10は、オペレータから与
えられるデータを入力するデータ入力部11、入力した
データを変換するデータ変換部12、変換後のデータを
3つのデバイス用データに展開するデータ展開部13か
ら構成されている。デバイス装着部20には、3枚のI
CカードA、B、Cが装着され、各ICカードには、デ
ータ展開部13で展開されたテストデータが与えられる
。この各ICカードからの応答出力は、出力データ処理
部30内で各デバイスごとに処理される。このため、出
力データ処理部30内には、3つの処理系統が用意され
ている。1つの処理系統は、出力検出部31、アドレス
部32、記憶部33、および比較部34から構成されて
おり、図ではこれらの各構成要素の符号に、処理系統ご
とにA、B、Cを付加して示しである。また、このほか
に、出力検出部31A、31B、31Cからの出力を論
理入力とするANDゲート35が設けられている。
以上、このICデバイステスト装置の基本構成を説明し
たが、続いてこの装置の各構成要素の詳細を説明すると
ともに、その動作を合わせて説明する。この装置は、前
述のように3枚のICカードについてのテストを同時に
行う機能を有する。
まず、テストを始める前に、デバイス装着部20に3枚
のICカードをセットする必要がある。デバイス装着部
20は、3枚のICカードを所定位置に支持固定しなが
ら、この各ICカードの外部端子に入出力用電極を接続
する機能を有する。この入出力用電極は、データ展開部
13および出力検出部31に接続されており、データ展
開部13から与えられたテストデータをICカードに入
力させ、これに応答してICカードから出力されたデー
タを出力検出部31に与える機能を果たす。
なお、このデバイス装着部20に搬送機構を設けておけ
ば、多数のICカードを搬送しながら、3枚ごとにテス
トを行ってゆくことができる。
オペレータはデータ入力部11から、テストデータおよ
び期待データを入力する。ここで、テストデータとは、
ICカードに与えるテストパターンのデータであり、期
待データとは、このテストパターンをICカードに与え
たときに、ICカードが正常である場合に期待される出
カバターンである。たとえば、第2図に示すように、こ
れらのデータは16進数で与えられる。この例では、テ
ストデータとして“81”をICカードに与えると、I
Cカードは正常であれば“B4”を出力することになる
このように、データ入力部11で入力されたテストデー
タおよび期待データは、データ変換部で変換される。こ
のようなデータ変換が必要な理由は、ICカードが入出
力用のデータ線を1本しか持たず、バイナリコードから
なるシリアルデータによるデータのやりとりしかできな
いためである。
これに対して、オペレータは入力に便利なパラレルデー
タ(この例の場合は、第2図に示すような16進数)と
して、各データを与えることになる。
したがって、パラレルデータ(16進数)をシリアルデ
ータ(2進数)に変換する必要がある。第3図は、デー
タ変換部12の内部構成を示すブロック図である。デー
タ入力部11からのパラレルデータは、チェックコード
生成部121に与えられ、ここでチェックコードが生成
される。続いて、このパラレルデータは、パラレル/シ
リアル変換部122において、シリアルデータに変換さ
れる。
すなわち、第2図に示すような16進数が2進数に変換
されることになる。更にここでは、変換後のデータに、
生成されたチェックコードが付加される。このようにし
て、チェックコード付きのシリアルデータが出力される
。なお、変換情報設定部123には、変換に必要な情報
が設定され、チェックコードの生成作業およびパラレル
/シリアル変換作業は、ここで設定された情報に基づい
て行われる。たとえば、各ビットのクロック数、データ
の送出順序(MSBから送るか、LSBから送るか)、
垂直パリティの選択、チェックコード生成法(CRC1
水平パリティなど)といった情報が設定されることにな
る。
続く、データ展開部13では、3枚のICカードのため
のデータ展開が行われる。このデータ展開部13には、
3つのデータ展開領域を有するメモリが設けられており
、データ変換部12から出力されたシリアルデータは、
このうちの1つのデータ展開領域に入力された後、他の
データ展開領域に複写される。この作業を具体的に説明
すると、第4図のようになる。図で13A、13B、1
3Cは、各データ展開領域を示す。いまたとえば、オペ
レータから与えられた“B1”なるパラレルデータが、
“10110001”なるシリアルデータに変換された
とすると、このシリアルデータは、データ展開部13内
のデータ展開領域13Aに入力され、−時記憶される。
このあと、これと全く同じデータが、他のデータ展開領
域13B。
13Cに複写され、単一のデータが3系統に展開される
ことになる。データ展開が完了すると、各系統ごとのそ
れぞれのICカードに、同一のテストデータが一斉に与
えられることになる。なお、オペレータが入力した期待
データも、同じようにデータ変換部12でシリアルデー
タに変換された後、データ展開部13で3系統に展開さ
れる。この展開された期待データは、それぞれ比較部3
4A、34B、34Cに与えられる。
さて、ICカードA、B、Cは、展開されたテストデー
タを同時に入力し、所定の論理に従って演算処理を開始
し、その結果書られるデータを出力する。このデータが
出力されるタイミングが、各ICカードごとに異なるこ
とは既に述べたとおりである。出力検出部31は、この
ICカードからデータが出力されたことを検出する機能
を有する。この実施例のICカードでは、演算処理中に
ICカードの出力端子は高インピーダンス状態となり、
出力検出部31の検出する電圧はハイレベルとローレベ
ルとの間の中間電圧になる。また、このICカードがデ
ータの出力を開始する場合には、かならずスタートビッ
トとしてローレベルのデータを1ビツト目に出力するよ
うに設計されている。したがって、出力検出部31は、
ローレベルのデータを検出することにより、そのICカ
ードが出力を開始したことを知ることができる。たとえ
ば、第5図のような電圧がICカードから出力された場
合、矢印Sで示す瞬間に、ICカードがデータ出力を開
始したことが検出される。1ビツト目のスタートビット
に続くビットが、出力データ(この例の場合、“110
10100・・・“)となる。
出力検出部31が、対応するICカードからのデータ出
力を検出すると、ANDゲート35にその旨を示す信号
を与える。ANDゲート35では、すべての出力検出部
31A〜31Cがデータ出力を検出したときに、AND
条件が成立することになる。AND条件が成立すると、
その旨を示す信号がすべてのアドレス部32A〜32C
に与えられるが、この場合の動作については後述するこ
とにする。
さて、ICカードから出力されたデータは、出力検出部
31を通って、アドレス部32に与えられる。すなわち
、第5図に示すような信号が、アドレス部32に入って
くることになる。アドレス部32には、書込カウンタお
よび読出カウンタが設けられている。書込カウンタは、
ICカードからの出力データが与えられたときから計数
を開始する。そして、この計数値に基づいて記憶部33
への書き込みが行われる。この書込カウンタの計数は所
定の周期で行われる。−収約には、第5図に示す出力デ
ータの1ビツトの周期をDとした場合、D1512程度
の周期で計数を行うとよい。
この場合は、1ビツトのデータについて、512回のテ
ストが行われることになる。ただ、ここでは説明の便宜
上、カウンタの計数周期が1ビツトの周期りと等しい場
合を例にとって以下の動作を説明する。すなわち、1ビ
ツトのデータについて1回のテストのみを行うことにな
る。したがって、第5図のような出力データが得られた
場合、書込カウンタの計数ごとに、“11010100
・・・というデータが1ビツトずつ記憶部33に書き込
まれてゆくことになる。
それでは、説明をより簡単にするために、ICカードA
からの出力が最初に得られ、それから時間りだけ経過し
たときにICカードBからの出力が得られ、更にそれか
ら時間りだけ経過したときにICカードCからの出力が
得られた場合の動作を考える。結局、ICカードAの出
力データに比べ、ICカードBの出力データは1ビツト
分(時間D)遅れ、ICカードCの出力データは2ビツ
ト分(時間2D)遅れていることになる。ここで、各I
Cカードの出力は、いずれも第5図に示すようなデータ
であったとする。はじめに、出力検出部31AがICカ
ードAからの出力を検出すると、データ“1°がアドレ
ス部32Aに与えられ、書込カウンタWAが計数を開始
する。そして、このデータ“1′が記憶部33Aに書き
込まれることになる。ここで、記憶部33A〜33C内
のデータの状態を第6図(a)〜(「)のよ・うな表で
示すことにする。表の縦欄のA、B、Cは、それぞれ記
憶部−53A、33B、33Cに対応し、横開の1〜6
は各記憶部におけるアドレスに対応するものとする。書
込カウンタが1から計数を開始するとすれば、ICカー
ドAからの最初のデータ“ビは、記憶部33A内の書込
カウンタWAが示すアドレス1に書き込まれる。第6図
(a)はこの状態を示す。書き込まれたデータ“1”の
右肩の符号“Woは、このデータがいま書き込まれたば
かりであることを示す。他のICカードB、 Cは、ま
だデータを出力していないので、表のB欄やC欄はまだ
空白である。
さて、時間りが経過すると、今度はICカードBがデー
タを出力し始める。したがって、アドレス部32B内の
書込カウンタWBが1から計数を開始する。このため、
ICカードBからの最初のデータ“1″は、記憶部33
B内の書込カウンタWBが示すアドレス1に書き込まれ
る。一方、ICカードAは2番目のビットa11を出力
しており、アドレス部32A内の書込カウンタWAの計
数値は2になっている。このため、ICカードAの2番
目のビット“ビは、アドレス2に書き込まれる。この状
態を、第6図(1))に示す。
更に、時間りが経過すると、今度はICカードCがデー
タを出力し始める。したがって、アドレス部32C内の
書込カウンタWCが1から4数を開始する。このため、
ICカードCからの最初のデータ“1”は、記憶部33
C内の書込カウンタWCが示すアドレス1に書き込まれ
る。一方、ICカードBは2番1]のビット″1″を出
力しており、アドレス部32B内の書込カウンタWBの
計数値は2になっている。このため、ICカードBの2
番日のビット“1”は、アドレス2に書き込まれる。ま
た、ICカードAは3番目のビット“O“を出力してお
り、アドレス部32A内の書込カウンタWAの11数値
は3になっている。このため、ICカードAの3番目の
ビット“O”は、アドレス3に書き込まれる。この状態
を、第6図(c)に示す。
ところで、この時点てすべてのICカードがデータを出
力し始めているので、ANDゲート35のAND条件が
成立することになる。アドレス部32A〜32Cに、こ
のAND条件成立が知らされると、読出カウンタRA、
RB、RCが一斉に1から計数を始め、読出し作業が開
始する。実際には、この読出し作業は、前述の書き込み
作業の後に続いて行われる。すなわち、アドレス部32
は、前半の半サイクルで書き込み作業を行い、後半の半
サイクルで読出し作業を行うのである。読出カウンタR
A、RB、RCの計数値はいずれも1であるから、記憶
部33A、33B、33Cのアドレス1に記憶されてい
るデータが一斉に読み出され、比較部34A、34B、
34Cに与えられる。この状態を、第6図(d)に示す
。ここで、アドレス1に記憶されているデータ“1°の
右肩の符号“R2は、このデータがいま読み出されたデ
ータであることを示す。結局、前半の半サイクルで第6
図(e)のような書き込みが行われ、続く後半の半サイ
クルで同図(d)のような読出しが行われることになる
さて、更に時間りが経過したときを考えると、前半の半
サイクルで第6図(e)のような書き込みが行われ、続
く後半の半サイクルで同図(1’)のような読出しが行
われることが容易に理解できよう。
結局、比較部34には、それぞれビットごとに同期して
出力データが与えられることになる。前述のように、比
較部34には、データ展開部13で展開された期待デー
タが与えられるので、ICカードからの出力データをこ
の期待データと比較する作業が行われる。この比較作業
の結果、両者が一致していれば、このICカードは合格
、不一致であれば不合格という判定を下すことができる
以上、本発明を図示する一実施例について説明したが、
本発明はこの実施例に限定されるものではない。前述し
たように、この実施例は3枚のICカードを同時にテス
トする装置であるが、実際には8枚、16枚といった任
意の枚数のICカードについての同時テストを行う装置
が実現可能である。また、カウンタの計数周期は、出力
データの1ビット周期りより短くシ(たとえば、前述し
たようにD1512)、より厳格なテストを行うように
するのが好ましい。ここでは、ICカードのテスト装置
として実施例を述べたが、ICカード以外のデバイスに
も適用することも可能である。
〔発明の効果〕
以上のとおり本発明によれば、ICデバイステスト装置
において、複数のICデバイスにテストデータを与え、
これに対する出力を最も遅いデバイスに合わせて検出す
るようにしたため、複数のデバイスについての同時テス
トが可能になる。
また、テストデータをバイナリコードからなるシリアル
データに変換する機能を設けたため、ICデバイスがテ
ストデータとしてシリアルデータを要求するような場合
にも対処できるようになる。
更に、テストデータ供給部に、n個のデータ展開領域を
有するメモリを設け、データ展開を行うようにしたため
、オペレータが1組のテストデータを入力するだけて、
複数のICデバイスに対して同じテストデータを一斉に
与えることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るICカードテスト装置
の基本構成を示すブロック図、第2図は第1図の装置に
りえるテストデータおよび期待データの一例を示す図、
第3図は第1図の装置のデータ変換部の構成を示すブロ
ック図、第4図は第1図の装置のデータ展開部内のメモ
リにおけるデータ展開領域の構成を示す図、第5図は第
1図の装置において検出されるICカードからの出力信
号を示す図、第6図は第1図に示す装置の出力データ処
理部の動作を説明する図である。 10・・・データ供給部、20・・・デバイス装6部、
30・・・出力データ処理部、35・・・ANDゲート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数n個のICデバイスにテストデータを与える
    データ供給部と、 前記各ICデバイスから、前記テストデータに応じたデ
    ータが出力されたことを検出するn個の出力検出部と、 前記各ICデバイスから出力される各デバイスごとのデ
    ータを、それぞれデバイスごとに独立して記憶するため
    のメモリと、 前記メモリに対し、各デバイスごとのデータをアクセス
    するn個のアドレス部と、 前記メモリから読出した各デバイスごとのデータが、所
    定の期待データと一致しているか否かを確認するn個の
    比較部と、 を備え、 前記各アドレス部が、対応する出力検出部が出力を検出
    した時点から所定の周期で計数を開始する書込カウンタ
    と、前記n個の出力検出部のすべてが出力を検出した時
    点から前記所定の周期で計数を行う読出カウンタと、を
    有し、対応するICデバイスからの出力データを、前記
    所定周期で、前記書込カウンタが示すアドレスによって
    前記メモリに書き込む書込機能と、前記所定周期で、前
    記読出カウンタが示すアドレスによって前記メモリから
    データを読み出す読出機能と、を行うように構成したこ
    とを特徴とするICデバイステスト装置。
  2. (2)請求項1に記載のICデバイステスト装置におい
    て、 テストデータを入力するデータ入力部と、入力したテス
    トデータに付加すべきチェックコードを生成するチェッ
    クコード生成部と、入力したテストデータをバイナリコ
    ードからなるシリアルデータに変換し、これに前記チェ
    ックコード生成部で生成したチェックコードを付加して
    出力するパラレル/シリアル変換部と、によってデータ
    供給部を構成したことを特徴とするICデバイステスト
    装置。
  3. (3)請求項1に記載のICデバイステスト装置におい
    て、 データ供給部が、n個のデータ展開領域を有するメモリ
    を備え、このうちの1データ展開領域にテストデータを
    入力し、このテストデータを他のデータ展開領域に複写
    する機能を有し、n個のデータ展開領域のそれぞれから
    、n個のICデバイスにテストデータを与えることがで
    きるように構成したことを特徴とするICデバイステス
    ト装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000200336A (ja) * 1998-12-17 2000-07-18 Giesecke & Devrient Gmbh 個別化されたチップカ―ドの作成方法および装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000200336A (ja) * 1998-12-17 2000-07-18 Giesecke & Devrient Gmbh 個別化されたチップカ―ドの作成方法および装置

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