JPH02295969A - 光学活性なアミノアルコール誘導体の製造法 - Google Patents

光学活性なアミノアルコール誘導体の製造法

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JPH02295969A
JPH02295969A JP1115038A JP11503889A JPH02295969A JP H02295969 A JPH02295969 A JP H02295969A JP 1115038 A JP1115038 A JP 1115038A JP 11503889 A JP11503889 A JP 11503889A JP H02295969 A JPH02295969 A JP H02295969A
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JP
Japan
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benzyloxycarbonyl
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JP1115038A
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Kazumasa Otsubo
一政 大坪
Tetsuo Saito
斉藤 哲郎
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、次式(If) OHR,CH3 (R,は任意に置換し得るフェニル基、ナフチル基また
はインドール基、R2は部分置換されたヘンシルオキシ
カルボニル基または置換されないベンジルオキシカルボ
ニル基を表す、) で示される光学活性なアミノアルコール誘導体の製造方
法に関する。
すなわち、次式(1) (R4,Riは前記と同じ。) で示されるプロパン−2−オン誘導体の脂肪族ケトiを
所望の立体配置のヒドロキシ基に還元する能力を有する
微生物またはその酵素調製物を式(1)の化合物に作用
せしめ、式(It)の化合物を得る方法である。得られ
た式(n)の化合物は、ベータアドレナリン遮断活性を
有する医薬として有用な次式(II[) OHL;tl z (R1は前記と同じ。) で示される光学活性な化合物に容易に導くことができる
(従来の技術) 多くの生理活性化合物が光学異性体の混合物、すなわち
、ラセミ体として存在することが知られている。これら
の混合物は、その大半がそのままで医薬品や農薬として
用いられる。その大きな理由として、光学異性体の混合
物から一方の活性体を分離するコストが、生理活性増加
という利点を上回ることがある。
近年の分析化学の進歩により、光学異性体の分離定量が
容易となり、生体内での挙動が異なることが明らかにさ
れてきた。すなわち、生理活性は、一方の光学活性体の
みにあり、他方は副作用の原因となる好ましくない生理
的作用を持ちうる不純物であるとの考え方が台頭してき
た。
本発明に関わるベータアドレナリン遮断剤においても、
一方の光学活性体に活性があることが報告されている。
例えば、5(−)−メトプロロールがイソプロテレノー
ル(ベータアドレルセプター刺激物)に対するウサギ房
室および気管筋肉の応答を低下させる活性において、R
(+)−メトプロロールより270〜380倍強いこと
を報告している(J、Pharmacol、 Exp、
 Ther、 270.311(197B) )。した
がって、光学活性体特に左旋性の3体ベータ遮断剤のみ
を治療薬として用いることは、投与量が少なくてすむこ
と、および副作用の低減といった点から、非常に好まし
いことと考える。従来の5体のベータ遮断剤の製造方法
としては、光学活性の原料を用いた合成法(例えば特開
昭57−32254号)や、ラセミ体のベータ遮断剤か
ら、その酒石酸モノエステルジアステレオマーを合成し
、分割する方法(特開昭60−48954号)、さらに
、ラセミ体をセルローストリ置換フェニルカルバメート
を用いて光学分割する方法(特開昭62−135450
号)が知られている。
また、本発明は、微生物的還元力を利用するものである
が、有機ケトン類の立体選択的微生物的還元について記
載されている報文、特許に番よ、次のようなものがある
。例えば、アグリカルチュラル・アンド・バイオロジカ
ル・ケミストIJ −47巻、P453 (1983年
)、特開昭63−32492号である。
(発明が解決しようとする課題) 上記の従来の製造方法は、高価な光学活性物質を多量に
必要としたり、煩雑な合成操作や精製繰作を必要とした
り、誘導体化のために工程が長(なるという問題点があ
り、工業的実施に耐えない技術である。
また、従来の微生物由来の還元酵素は、例えば、反応基
質の10倍以上の重量に及ぶ大量の酵素が必要であった
り、補酵素の添加が必要であること等の問題があった。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、上記の問題点を解決するため鋭意研究の
結果、光学活性なベータ遮断剤に容易に変換できる製造
中間体を、微生物的還元力を利用して製造する新規な方
法を見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、次式(1) 本発明で得られる式(II)で示される光学活性なアミ
ノアルコール誘導体の置換基R8は、フェニル基、ナフ
チル基およびインドール基であり、これらの基の炭素に
結合した水素は、各種の置換基で置換されていてもよく
、例えば、以下のものが例示される。
(R1,Rzは前記と同じ。) で示されるプロパン−2−オン誘導体の脂肪族ケト基を
所望の立体配置のヒドロキシ基に還元する能力を有する
微生物またはその酵素調製物により還元し、次式(II
) (式中、R,、R,は前記と同じ。) で示される光学活性なアミノアルコール誘導体を得るこ
とを特徴とする光学活性なアミノアルコール誘導体の製
造法である。
R2はベンゼン核に置換基を有していてもよいヘンシル
オキシカルボニル基であり、例えば、ベンジルオキシカ
ルボニル基、2,4.6−ドリメチルベンジルオキシカ
ルボニル基、バラメトキシベンジルオキシカルボニル基
、バラニトロベンジルオキシカルボニル基等が挙げられ
る。これらの置換基は、例えば、Pd/C触媒を用いて
接触還元することにより容易に脱離することができ、す
なわち、この操作によって光学活性を保持させたまま光
学活性なベータ遮断剤〔式(III)の化合物〕に変換
させることができる。このようにして得られた式(I[
[)の化合物は、通常95重量%以上の5(−)体であ
る。
次に、式(II)の化合物の製造方法について説明する
。本発明に使用する原料、すなわち、式(1)の化合物
の製造方法は次のとおりである。
次式(IV) CH。
/ (R2は前記と同じ。) で示される化合物に、次式(V) R,−OH(V) (R,は前記と同じ。) で示される化合物を加え、アルカリ条件下でフェノキシ
化し、次式(Vl) CH3 / (R+、 Rzは前記と同じ。) で示される化合物を得る。
次いで亜硫酸水素ナトリウムを加え、エタノール還流下
で反応させ脱オキシム化を行い、式(■)の化合物を得
ることができる。
フェノキシ化においては、反応温度5〜80 ’C1望
ましくは20〜40°C1用いる塩基としては、トリエ
チルアミン、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、ナトリ
ウムアミド、好ましくは水酸化ナトリウムである。脱オ
キシム化における反応温度は10〜90°C2好ましく
は40〜65°cであり、使用する亜硫酸水素ナトリウ
ムの量は、式(Vl)の化合物に対し0.6〜10倍モ
ル、望ましくは1.0〜4.0倍モルである。以上の方
法で得られた式(1)の化合物は化学的に安定であるの
で、酵素反応の原料としても非常に好ましいものである
本発明に用いられる微生物としては、キャンディダ属、
サツカロマイセス属、ビヒア属、[・ルロブシス属、デ
バリオマイセス属、ロドトルラ属、プレタノマイセス属
、ムコール属、コルデイセプス属、ブラケスリア属、コ
アネフォーラ属、リゾプス属、アルターナリア属、フザ
リウム属、ペニシリウム属、トリコデルマ属、アスペル
ギルス属、クラドスポリウム属、ロゼリニア属、コリネ
バクテリウム属、ロドコッカス属に属する微生物の中か
ら選ばれる。
具体的菌株を次に例示する。サツカロマイセスサケ協会
7号、サツカロマイセス セレビシェATCC2025
2、キャンディダ トロピカリスATCC20006、
キ+7デイダ トロピカリスIFO0007、ピヒア 
ミソIFO0193、トルロプシス キシリナスIFO
0454、デバリオマイセス ハンゼニ−IF0002
3、ロドトルラ エスピーATCC20254、プレタ
ノマイセス アノマラスIFO0642、ブラケスリア
 トリスボラNRRL 2895 、コアネフォーラ 
トリスボラNI?I?L 5989 、アルターナリア
 キクチアナrAM 5005、フザリウム ロゼラム
IAM 5010.ペニシリウム クリゾゲナムIFO
4626、トリコデルマ ビリデIF04847、タラ
トスポリウム レシネ−IFO6367、コリネバクテ
リウム ニトリロフィラスATCC21419、ロドコ
ッカス エスピーAK 32(微工研栗寄8269号)
、これらの菌株の菌学的性質は公知である。
本発明で使用される微生物の培養は、公知の方法に準じ
て行うことができる。使用する培地は、一般微生物の栄
養源として公知のものが利用でき、グルコース、エタノ
ール、グリセリン、シュークロース等の炭素源、硫酸ア
ンモニウムまたは尿素等の窒素源、酵母エキス、麦芽エ
キス、ペプトン、肉エキス等の有機栄養源、リン酸、マ
グネシウム、カリウム、鉄、マンガン等の無機栄養源を
適宜組み合わせて使用できる。培地のpuは、5.5〜
10の範囲で選べばよ(、培養温度は18〜4゜C5好
ましくは27〜32°Cである。培養日数は1〜10日
の範囲で活性が最大になるまで培養すればよい。
本発明における反応方法は、具体的に前記微生物を培養
した培養物、そこから集めた菌体または菌体処理物を(
例えば、菌体の破砕物または菌体より分離抽出した酵素
)と式(1)で示される基質を接触することにより行わ
れる。この際、シュークロース等の11類あるいは補酵
素類を加えてもさしつかえない。また、菌体または菌体
処理物を適当な方法により担体に固定したものを用いて
もよい。
反応条件として、反応媒体は水、緩衝液等の水性媒体、
水−クロロホルム等の2相系媒体も使用できる0式(I
)で示される基質は、粉末または液体のままで、あるい
は適当な溶媒にとかして添加する。式(1)で示される
基質の添加濃度は0゜01〜10重量%程度がよく、反
応媒体中に完全溶解しなくてもよい。反応に菌体を使用
する場合の菌体の濃度は、通常0.05〜5重量%の範
囲でよい。反応温度は5〜50℃、好ましくは20〜3
7°C1反応pHは4〜11、好ましくは6゜5〜8.
0である。反応は通常1〜100時間の範囲で適当な時
間を選べばよい。通常、反応率は10〜100%であり
、光学選択率は95%以上である。消費される式(1)
で示される基質は、連続的にまたは間歇的に補充して、
反応液中の濃度が上記の範囲内に維持されるように添加
してもよい。
本発明における目的生成物、すなわち、式(■)の化合
物の回収は、次のようにして行われる。
反応終了液より菌体等の不溶物を除去した後、クロロホ
ルム等の溶媒により抽出を行う。次いで、シリカゲルを
用いたカラムクロマトグラフィーによって、式(n)の
化合物を精製することができる。得られた式(II)の
化合物は、IR,NMRlTLCにより構造決定すると
ともに、HPLC分析、比旋光度測定を行うことにより
、光学純度を決定することができる。
(発明の効果) 本発明により医薬品として有用な光学活性べ−夕遮断剤
に容易に変換ができる光学活性な中間体を、常温常圧の
反応条件下で、しかも、光学不活性な物質を原料として
、極めて高純度に生産することができる。
(実施例) 本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、実施例
によって本発明が何ら限定されるものではない。
実施例1 前記式(TV)の化合物(Rtはベンジルオキシカルボ
ニル基)で表されるオキシム化合物600■をエタノー
ル10dに溶解する。次いで、P(2−メトキシエチル
)フェノール300mg(エタノール−INNaOH溶
液10dに溶解)を加え、30℃で2時間反応を行う。
反応終了後、抽出操作、シリカゲルカラムクロマトによ
り精製し、弐(VI)の化合物618■を得た。(R1
はP(2−メトキシエチル)フェニル基、R1はベンジ
ルオキシカルボニル基)。次いで、式(Vl)の化合物
に亜硫酸水素ナトリウム570mgを加え、エタノール
中で8時間還流した。反応終了後、抽出操作、カラムク
ロマトにより精製し、オイル状のN−ベンジルオキシカ
ルボニル−1−イソプロピルアミノ−3(P−(2−メ
トキシエチル)フェノキシ〕−2−プロパノン420 
mgを得た。
IR,NMRは構造を指示した。
IR(NACffi) 1740cm−’ (C=O) 1700  〃(C=O) N M R(CD Cl x 、  δ(ppm) )
1 、 12 (d、68.CH3)、2、 83 (
t、2)1.c、i、cll□0C1h)、3 、 3
3 (s、3H,0C1l+)、3 、 57 (t、
 2H,CHX、OCH3>、4 、 17 (s、2
1L CC!LLN)、7、 33  (s、5H,p
h) 実施例2 P−(2−メトキシエチル)フェノールの代わりにP−
ハイドロキシフェニルアセトアミドを用いる以外は、実
施例1と同様の操作を行い、N−ベンジルオキシカルボ
ニル−1−イソプロピルアミノ−3−CP−(アセトア
ミド)フェノキシ]−2−プロパノンを得た。
融点 121〜123°C IR,NMRは構造を指示した。
IR(NACf) 1740cm−’ (C=O) 1680  〃(C=O) N M R(CD Cl s 、  δ(ppm) )
1、 07 (d、6H,C11,)、3、 43  
(S、2M、CLLCNH2)  、4、 11  (
S、2H,CCLLN)、CH。
/ 4、 50  (Ill、3H,CLI    、 0
CHt  )  、\。H3 5、07(s、2H,C,LLph)  、5、60〜
6. 30  (2H,N)lx)  、7、 23 
 (s、5H,ph) 実施例3 グルコース2.0%、酵母エキス0.3%、リン酸2ア
ンモニウム1.3%、リン酸1カリウム0.2%、塩化
ナトリウム0.01%、硫酸亜鉛0.006%、硫酸第
一鉄0.009%を含み、pHを7.0とした殺菌培地
1000−に、あらかじめ同培地で培養したロドトルラ
 エスピーATCC20254を2%植菌し、32゛C
で48時間振盪培養した。培養後、遠”心分離にて菌体
を集め、これを0.01Mリン酸バッファーCpH1,
0)200+dを含む三角フラスコ中に懸濁させた後、
N−ベンジルオキシカルボニル−1−イソプロピルアミ
ノ−3(P−(2−メトキシエチル)フエノキシ]−2
−プロパノン200■加え、32゛cで24時間反応さ
せた。反応終了後、遠心分離により菌体を除去し、上清
を濃縮し、クロロホルムにより抽出後、シリカゲルカラ
ムにより精製し、オイル状(+)−N−ベンジルオキシ
カルボニル1−イソプロピルアミノ−3(P−(2−メ
トキシエチル)フェノキシゴー2−プロパツール161
■を得た。
比旋光度〔α)”=+6.O。
(C=1.O,メタノール) IR,NMRは構造を指示した。
[R(NACf) 3600〜3200cm−’ (OH)1700  〃
(C−〇) NMRCCDCl、、  δ(ppm) )1、 23
 (d、6H,CHs)、 2、 83 (t、2H,ChClhOCll:+)、
3、−33 (s、341,0CIh)、3.57  
(t、 2H,C1OCH5)  、CH。
/ lh 7、 33  (s、5H,ph) さらに、保護基を脱離するためにメタノールに溶解し、
触媒としてPd/Cを添加し、水素ガスをバブリングさ
せて約1時間反応させた。反応終了後、抽出、濃縮を行
い、S−(−)−1−(イソプロピルアミノ)−3(P
−(2−メトキシエチル)フェノキシ)−2−プロパツ
ール115■を得た。(S−(−)−メトプロロールと
称す)融点 44.5〜46゛C (C=1.0. エタノール) IR,NMRは構造を指示した。
JR(KBr) 3300cm−’ (NH) N M R(CD Cl 3 、  δ(ppm) )
1 、 07 (d、611.CHs)、2゜83 (
t、2H,CHLCH2OC)13)、3、 33 (
s、3H,QC)lz)、なお、光学純度は、以下に示
すHP L C分析により99.5%と決定した。
カラム、 CHIRALCEL 0O−L(4,6X2
50mm) 移動相;ヘキサン/イソプロパツール/ジエチルアミン
=80/2010.1 流速; 0 、7 d/grin 検 出;UV280nm 実施例4 実施例3と同様に殺菌培地100dに、あらかじめ同培
地で培養した微生物を2%植菌し、32°Cで48時間
培養した。培養後、遠心分離にて菌体を集め、これを0
.01Mリン酸バッファー(pH7,’  0)10d
を含む三角フラスコc= :9濁させた後、基質として
N−ベンジルオキシカルボニル−1−イソプロピルアミ
ノ−3(P−(2−メトキシエチル)フェノキシゴー2
−プロパノン10■を加え、48時間32゛Cで反応を
行った。
反応終了後、HPLC分析によりN−ベンジルオキシカ
ルボニル−1−イソプロピルアミノ−5(P−(2−メ
トキシエチル)フヱノキシ〕−2−プロパツールの生成
率を求めた。この結果を表1に示す。
男 ■ 実施例5 実施例3と同様に殺菌培地1000−に、あらかじめ培
養したサツカロマイセス サケ協会7号を2%植菌し、
32°Cで60時間培養した。培養後、遠心分離にて菌
体を集め、これを150mfの蒸留水に懸濁させた後、
基質としてN−ベンジルオキシカルボニル−1−イソプ
ロピルアミノ−5−(P−(2−アセトアミド)フェノ
キシ〕−2プロパノン150■を加え、30°Cで48
時間反応させた。以下、実施例3と同様の操作により、
(+) −N−ベンジルオキシカルボニル−1−イソプ
ロピルアミノ−3−(P−(2−アセトアミド)フェノ
キシクー2−プロパツール124mgを得た。
融点 110〜111°C IR,NMRは構造を指示した。
IR(KBr) 3400.3200C11〜’ (NH)1660CI
I−’  (CmO) NMR(CD(43、δ(ppm)  ]1、 20 
 (d、6)1.CHz)  、3 、50 (S、4
H1(jjtcNl(!、CHAN)、3、 83〜4
. 50 Cm、5H,OCH,C)I、 Olj。
Olj / CH)、 \ CHz 5.17  (s、2H,CHtph)  、融点 1
48〜152°C 光学純度はHPLC分析により98゜ 定した。
IR,NMRは構造を指示した。
IR(KBr) 3350、 3150cm−’ (NH)1640c+
r’ (CmO) NMR(DMSOdb 、  δ(ppm) )1 、
 04 (d、6H,CH3)、1%と決 7、 30  (s、5H,ph) また、実施例3に示したHPLC分析により、本島の光
学純度は98.4%と決定した。
さらに、本島を実施例3にしたがい脱保護したところ、
S−(−)−1−イソプロピルアミノ3− (P−(ア
セトアミド)フェノキシ]−2プロパツール(S−(−
)−アテノロールト称す)を得た。
3、 30  (S、2H,CHiCN)lx)3゜ 3〜3゜ (IIIIFIIcEI 3゜ (s、2H。
0Cji、CH) OH OH OH。
/ 実施例6 実施例3と同様に殺菌培地50dに、あらかじめ同培地
で培養した微生物を2%植菌し、32°Cで48時間培
養した。培養後、遠心分離にて2菌体を集め、これを0
.01Mリン酸バッファー(pH7,0)10d!を含
む三角フラスコに懸濁させた後、基質としてN−ベンジ
ルオキシカルボニル−1−イソプロピルアミノ−3(P
−(アセトアミド)フェノキシ〕−2−プロパノン5■
を加え、48時間32°Cで反応を行った。反応終了後
、N−ベンジルオキシカルボニル−1−イソプロピルア
ミノ−3(P−(アセトアミド)フェノキシ]−2−プ
ロパツールの生成率は、逆相カラムによるHPLC分析
(カラム;UnicilQ−018,57zm、移動相
;メタノール/水=80/20、流速; 1 、  O
、d/sin 、検出、UV2BOn+m)により算出
し、光学純度は実施例3に示したHPLC法により求め
た。その結果を表2に示す。
表2 実施例7 実施例3と同様に培養し集菌したロドトルラエスピーA
TCC20254を、0.01Mリン酸バッファー(p
H7,0)100!Id1.を含む三角フラスコに懸濁
させた後、N−ベンジルオキシカルボニル1−(インド
ール−4−イルオキシ)−3−イソプロピルアミノ−2
−プロパノン50II1gを加え、32°Cで48時間
反応させた。以下、実施例3と同様の操作でN−ベンジ
ルオキシカルボニル−1(インドール−4−イルオキシ
)−3−イソプロピルアミノ−2−プロパツール25■
を得た。
さらに、これをPd/C,H2で脱保護し、5(−) 
−(インドール−4−イルオキシ)−3イソプロピルア
ミノ−2−プロパツールを得た。
(S−(−)−ピンドロール) 融点 93.5〜95.5°C 比旋光度〔α)zs= 4.2゜ (C=2、メタノール) 光学純度は実施例3のHPLC分析により98゜0%で
あった。
また、IR,NMRは構造を指示した。
1:885)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (R_1は任意に置換し得るフェニル基、ナフチル基ま
    たはインドール基、R_2は部分置換されたベンジルオ
    キシカルボニル基または置換されないベンジルオキシカ
    ルボニル基を表す。) で示されるプロパン−2−オン誘導体の脂肪族ケト基を
    所望の立体配置のヒドロキシ基に還元する能力を有する
    微生物またはその酵素調製物により還元し、次式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (R_1、R_2は前記と同じ。) で示される光学活性なアミノアルコール誘導体を得るこ
    とを特徴とする光学活性なアミノアルコール誘導体の製
    造法。
  2. (2)次式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (R_1は任意に置換し得るフェニル基、ナフチル基ま
    たはインドール基、R_2は部分置換されたベンジルオ
    キシカルボニル基または置換されないベンジルオキシカ
    ルボニル基を表す。) で示されるプロパン−2−オン誘導体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000037666A1 (fr) * 1998-12-18 2000-06-29 Kaneka Corporation Procede de production de derive (r)-2-hydroxy-1-phenoxypropane
US7083973B2 (en) 2000-08-16 2006-08-01 Bristol-Myers Squibb Company Stereoselective reduction of substituted oxo-butanes

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