JPH02294523A - 制振構造付エンジン - Google Patents

制振構造付エンジン

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JPH02294523A
JPH02294523A JP11678389A JP11678389A JPH02294523A JP H02294523 A JPH02294523 A JP H02294523A JP 11678389 A JP11678389 A JP 11678389A JP 11678389 A JP11678389 A JP 11678389A JP H02294523 A JPH02294523 A JP H02294523A
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JP
Japan
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damping
oil pan
damping material
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JP11678389A
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Takeshi Kinoshita
武 木下
Hiroshi Tanaka
洋 田中
Motoyuki Yokota
横田 素行
Masashi Fujimura
藤村 全志
Taido Ogawa
泰道 小川
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Marugo Rubber Industries Ltd
Mitsubishi Motors Corp
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Marugo Rubber Industries Ltd
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は,例えばオイルパンやロッカカバー等の板状部
材を装着されるエンジンに関し,特に板状部材を制振構
造としてエンジンの振動を緩和できるようにした,制f
IA44造付エンジンに関する。
[従来の技術] 従来より、エンジンのオイルパン(板状部材)として樹
脂入り制振鋼板を用いて制振機能をもたせるものが程供
されている。
[発明が解決しようとする課題コ しかしながら,このような従来の制振横造付エンジンに
よる場合には,次のような問題点がある.■従来の樹脂
入り制振鋼板は,深絞りに限界があり、自山な形状を採
用できない. ■従来の制振鋼板は,樹脂の肉厚が0 .1” 0 .
2omのため透過音に対する透過損失が期待できない。
(■従来の樹脂入り制振鋼板製オイルオパンは深絞りの
場合2枚の鋼板間の相対的ずれがダンピング層(樹脂層
)にせん断変形を与え,一部に接着不良を生じやすく、
このため騒音低減効果が減じられる。
本発明はこのような課題を解決しようとするもので、制
振鋼板に対応する部材の自山な深絞りを行なえるととも
に,その樹脂届の肉厚を十分にとることができ、さらに
樹脂層と鋼板との接7′0不良も防止できるようにして
十分な制振効果を得られるようにした、制振構造付エン
ジンを提供することを11的とする. [!l題を解決するための手段コ このため、本発明の制振楕造付エンジンは、板状部材を
装着されるエンジンにおいて、該板状部材が、互いに所
要の間隔をあけて配設された内側部材及び外側部材と、
該内側部材と該外側部材との間の空間の端蒜部に介装さ
れたシール材と、該内側部材と該外側部材との間の空間
に充填された制振材とからなる制振枯造として措成され
ていることを特徴としている. [作 用] 上述の本発明の制振構造付エンジンでは,制振材が内側
部材と外側部材との間に充填されているので、制振材と
内側部材および割振材と外側部材の双方がそれぞれ強固
に接着され,不均一・な接若が防止されて,十分な制振
が行なわわる。
[実施例コ 以下、図面により本発明の一実施例としての制振構造付
エンジンについて説明すると、第1図はその要部を模式
的に示す断面図、第2図は第1図のI1部拡大断面図、
第3図は第1図の■部拡大断面図,第4図は第1図のI
V部拡大断面図である。
第1〜4図に示すように、エンジンに装着される板状部
材としてのオイルパンフが,図示しないエンジン下部に
取り付けられている. このオイルパンAは,その内側に配設された内側部材と
してのオイルパン本体2と、このオイルパン本体2の外
側に装着される外側部材3とをそなえている。外側部材
3は,オイルバン本体2とほぼ同形状でオイルパン本体
2の外面よりもやや大きく形成されており、この外側部
材3は,オイルパン本体2と所要の間隙をもつと共にオ
イルパン本体2の外側全面にわたって延設されている。
また、オイルパン本体2と外側部材3とのflffに形
成される空17jl4の端縁部には,全周に亘りほぼ隙
間なくシール材1が介装されている.これにより,オイ
ルパン本体2と外側部材3との間の空間4はシール材1
により密閉される(第2図参照).そして、この空間4
内に,制振材11が充填されている。
なお、この割振材11は、液状の未加硫状粘弾性高分子
材料を、上記のシール材1により予め密閉された空間4
内に流し込み、この後材料を加熱して加硫することによ
り充填されている.また,シール材1としては.ゴム,
熱可塑性プラスチック,液状ゴム等が用いられている。
ところで.制振材11の充填に際し、その注入を行なえ
るよう、第1,4図に示すように、外側部材3に注入口
部材6が取り付けられ、注入口部材6には注入口6aが
形成されている。
また、オイルパン本体2内のオイル抜きのために、排浦
口12が第3図に示すように排油口部材12aをオイル
パン本体2の所要の位置に嵌装することにより形成され
ている。
排油口部材12aにはグロメット5が嵌め込まれ,グロ
メット5は,外側部材3にも嵌め込まれて,排油口12
部分における空間4のシール材として機能するようにな
っている。
本発明の制振楕造付エンジンは上述のように靖成されて
いるので、エンジンの外形を形成するカバーとしてのオ
イルパン本体2の製造は次のようにして行なわれる. まず、オイルパン本体2の端縁部全周亘ってにシール材
1をあらかじめ塗布し,ついで外側部材3をオイルパン
本体2に対し、所要の間隙を有するようにセットする, さらに,徘油口12の位置において,排油口部材12a
および外C一部材3にグロメット5を嵌め込む。
これにより,オイルバン本体2と外側部材3との間に密
閉された空間4が形成されることとなる.そして,外側
部材3に取り付けられた注入口部材6に射出ノズル10
を当接させ,制振材11(液状ポリマー)を射出ノズル
を通じて注入口6aから空間4内へ流入させる. これにより.空間4内には液状の制振材11で満たされ
る.この後、加熱して化学反応を行なわせ、制振材11
はオイルパン本体2および外側部材3に強固に接着され
た弾性体となる.なお.制振材11の注入に際しては,
真空引きを行なってもよい. このように、深絞り作業による制約を受けない自由な形
状をそなえたオイルパン本体2、外側部材3および制振
材1lの3R1からなる制振楕造が形成される. この楕造において,オイルパン本体2と制振材11およ
び制振材11と外側部材3の接着面はそれぞれ全く同じ
形状で強固に接着されるため,部接着されない面が残る
ようなことはない。
そして、2枚の鋼板間の相対的ずれがダンピング層(樹
脂R)にせん断変形を与えることがなく、一部に接着不
良が起こるようなことはない。
また、2枚の鋼板間に粘弾性高分子をはさみ、しかも鋼
板と強固に接着したことにより、エンジンの振動に対し
ては,粘弾性高分子のずり変形により振動エネルギーが
吸収される。
さらに、鋼板を2枚にすることにより,遮音効果も増す すなわち,鋼板による振動の透過損失は、透過損失(d
B) =201og m+201og f−23m二単
位面積当りの重量(g) f:周波数 で求められるが、鋼板が2枚になることによりmの値が
大幅に増加し,遮音効果が増大する。
なお,この実施例では、シール材1を空間4の端蒜部の
全周に亘りほぼ隙間なく介装されているが,制振材11
の注入時に空間4内の空気が制振材11の進入を妨げな
いように,シール材1の適当な箇所に空気抜け穴を設け
て、制振材11の注入時に空間4内の空気が外部に排出
されるような構造にすることも考えらJしる.ただし,
この場合,例えば,空間4内で制振材11の進入が最も
遅い箇所に空気抜け穴を設けるようにして,注入した制
振材11が外部に漏れないように配慮する必要がある。
また,制振材11が外部に漏れた場合には,これを適宜
排除する必要もある. 上述のような制振摺造は、エンジンに装着される他の板
状部材としてのロツカカバーやタイミングベルト力バー
等に採用することができる.[発明の効果] 以上詳述したように,本発明の制振構造付エンジンによ
れば、板状部材を装着されるエンジンにおいて、該板状
部材が,互いに所要の間隔をあけて配設された内側部材
及び外側部材と,該内側部材と該外側部材との間の空間
の端縁部に介装されたシール材と,該内側部材と該外側
部材との間の空間に充填された制振材とからなる制振構
造として構成されるという簡素な枯成で,次のような効
果ないし利点が得られる。
Φ制振構造をそなえる部分の形状の深絞りによる制限が
なくなり、自由に形状を設定できるようになる. ■制振材としての樹脂の肉厚を十分にとれるようになり
,制振効果および騒音低減効果が高まる.■鋼板と制振
用の樹脂材との接着不良が生じないため、割振効果が高
まる。
■鋼板の厚みを増すことができるため遮音効果が高まる
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明の一実施例としてのク1振構造付エ
ンジンを示すもので,第1図はその要部を模式的に示す
断面図,第2図は第1図の■部拡大断面図、第3図は第
1図の■部拡大断面図、第4図は第1図の■部拡大断面
図である。 1−シール材,2一内側部材としてのオイルパン本体、
3・・一外側部材,4−空間、5−グロメット,6・一
汁入口部材.6a一注入口,7・・・板状部材としての
オイルパン,io・・一射出ノズル,11・・一制振材
,12・・・Jjt,+b口、12a・・・排油口部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 板状部材を装着されるエンジンにおいて、該板状部材が
    、互いに所要の間隔をあけて配設された内側部材及び外
    側部材と、該内側部材と該外側部材との間の空間の端縁
    部に介装されたシール材と、該内側部材と該外側部材と
    の間の空間に充填された制振材とからなる制振構造とし
    て構成されていることを特徴とする、制振構造付エンジ
    ン。
JP1116783A 1989-05-10 1989-05-10 エンジン制振用部材の制振構造 Expired - Fee Related JP2903160B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0387936U (ja) * 1989-12-26 1991-09-09
JP2009154742A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Yamaha Motor Co Ltd 車体用振動減衰装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57129940U (ja) * 1981-02-10 1982-08-13
JPS58165240U (ja) * 1982-04-30 1983-11-02 三菱自動車工業株式会社 エンジンのオイルパン構造

Patent Citations (2)

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