JPH02294497A - クロムメッキ方法 - Google Patents

クロムメッキ方法

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JPH02294497A
JPH02294497A JP11518189A JP11518189A JPH02294497A JP H02294497 A JPH02294497 A JP H02294497A JP 11518189 A JP11518189 A JP 11518189A JP 11518189 A JP11518189 A JP 11518189A JP H02294497 A JPH02294497 A JP H02294497A
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JP
Japan
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plating
lead
electrode
bath
plating bath
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Pending
Application number
JP11518189A
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English (en)
Inventor
Kaoru Hirakata
平形 薫
Akihiko Fujii
昭彦 藤井
Koji Koma
小間 弘司
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Japan Carlit Co Ltd
Original Assignee
Japan Carlit Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D3/00Electroplating: Baths therefor
    • C25D3/02Electroplating: Baths therefor from solutions
    • C25D3/04Electroplating: Baths therefor from solutions of chromium

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、クロムメッキ方法{こ関し、貴金属電極を用
いて工業用クロムメッキを行なう方法に関する。
(従来の技術) クロムメッキに用いるメッキ浴には無水クロム酸を主成
分とし、これに少量の硫酸または硫酸塩を加えたサージ
ェン}浴、あるいはフッ化アンモニウム、7ツ酸、ホウ
7ツ酸、ケイ7ツ化ソーダなどのフッ素化合物におきか
えた7フ化物含有浴、およびサージェンY浴に非置換ア
ルキルスルフオン酸またはその塩とホウ酸またはホウ酸
塩を加えた高効率無腐食浴(特公昭63−32874号
公報、以下HEEF浴と略す)等がある。
サージェント浴を使用するメッキ方法は、液の取り扱い
が容易であるが、電流効率が低いとい)難点がある。7
ツ化物含有浴を使用するメッキ方法は、仕上が9が良好
で電流効率が比較的高いとい′)vt長があ石半面、浴
の安定性が乏しいため液管理が難しく、また、7フ化物
イオンが存在するtこめ低電流密度の操業では被メッキ
物の腐食が生じる欠点がある。HEEF浴を使用するメ
ッキ方法は、低電流密度における被メッキ物の腐食がな
く、広範囲の電流密度にわたって高い電流効率を示すこ
とから、電着速度を重視し、生産性の向上を至上とする
クロムメッキ業界で広《用いられるようになった。
一方、クロムメッキに用いられる電極としては鉛合金あ
るいは二酸化鉛等の電極が知られている。
特に、チタン等の導電性基体上に白金族金属およびそれ
らの酸化物の中v4層を介して二酸化鉛を被覆しtこ電
極は、鉛合金電極に比べ電解消耗量が少なく、スラッジ
の生成が僅かであることによりメッキ業界で広く使用さ
れている。
しかし、この鉛合金電極あるいは二酸化鉛被覆電極は重
いtこめ電極交換時の作業性が悪いこと、クロムメッキ
浴中で高い分極電位を示すため電力を多く消費すること
、また、特に鉛合金電極の場合、生成するスラッジの主
成分であるクロム酸鉛を公害規制上安全に廃液処理する
必要があるなどの欠点を有している。
一方、チタン等の導電性金属基体表面に白金、イリシウ
ム、ロジウムなどの白金族金属およびそれらの酸化物の
1種以上、あるいはこれにチタン、スズ等の酸化物を含
ませたものを熱分解法により被覆した貴金属被覆電極(
以下単に貴金属電極という)は、クロムメッキ浴中で鉛
合金電極、二酸化鉛被覆電極等の鉛系電極に比べて極め
て低い分極電位を示すことが知られている。しかし、こ
の電極は三価クロムを六価クロムに酸化する能力が低く
、初期には十分にメッ〜可能であるが、良好なクロムメ
ッキを連続して行なうことができない。
一般にクロムの電着に際し、クロムメッキ浴内には少量
の三価クロムを含有させることが重要であり、良質のメ
ッキを行なうにはこの三価クロム濃度を調整することが
必要である。クロムメッキ浴でメッキを行なうと、陰極
(被メッキ物)では三価クロムが生成し、陽極において
酸化されて再び六価クロムすなわちクロム酸になる。こ
の還元および酸化作用は用いる電極材料により一様でな
く、三価クロムはある濃度で平衡に達する。貴金属電極
は前述したように三価クロムを酸化する能力が少なく、
メッキを続けると浴中の三価クロム濃度が増大してメッ
キ不良となるのみならず、槽電圧が上昇して電流効率が
低下する問題がある。
サージェン}浴を用いたクロムメッキにおいては、前記
問題点を解決し消費電力量が小さく、スラッジの生成が
少なく、また、三価クロム濃度を頻繁に調整することな
く長期間安定したクロムメッキを行なうことのできる方
法として二酸化鉛被覆電極および二酸化イリジウム電極
を併用し、両電極の電極作用面積比を一定範囲に保も、
両電極の有する特性を有効に利用してメッ斗を行なう方
法が提案されている(特開昭63−270490>。
しかし、この方法をHEEF浴等で行なった場合には、
浴中の非置換アルキルスルフオン酸塩およびホウ酸等が
電極表面に吸着し電極電位を増大させるため消耗が激し
く短期間に寿命になるといら欠点がある。
メッキ作業はメッキ休止が頻繁に行なわれる、いわゆる
断続挽業であり、前述の理由により鉛系電極が早期に寿
命に至るためメッキ休止時は、■電極を槽外に引き上げ
ておくか、あるいは■直流電源よりIA/dm2程度の
微弱な保護電流を通ずることにより常に陽分極された状
態にする方法(特公昭56−48559)が取られてい
る。しかし■の方法では、メッキ槽の構造によっては非
常に困難であり、士数本から数十本の電極を引き上げる
には時間と人手を要する。また■の方法は比較的有効で
あるが、発生するガスにより、クロムメッキ液のミスト
が発生して工場内を汚染するために換気を必要とし、メ
ツえ用電源の池に別個に保護用電源を必要とするなどの
欠点を有している。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
、貴金属電極を陽極として使用するクロムメッキにおい
て、メッキ休止時にも電極に何等手を加えることもなく
、液中の三価クロム濃度を一定に保つことができ、かつ
良質のクロムメッキをHEEF浴を用いても行なうこと
ができる優れた方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、HEEF’浴を使用しクロムメッキを行なう
際に、メッキ浴中に微量の鉛イオンを存在させると、用
いた陽極表面に二酸化鉛の塊状結晶が発生するという知
見に基づいてなされたものである。
すなわも本発明は、クロム酸と、硫酸または硫酸塩と、
アルキルスルフオン酸またはその塩と、ホウ酸またはホ
ウ酸塩とからなるクロムメッキ浴を用いるメッ〜操作に
おいて、バルブ金属基体上に白金族金属お上び/または
それらの酸化物を含む被覆を有する貴金属電極、あるい
は前記貴金属電極と鉛系電極とを使用し、同時に鉛また
は鉛合金を前記クロムメッキ浴に浸漬してメッキするこ
とを特徴とするクロムメッキ方法である。
本発明で使用する貴金属電極は、例えば特公昭57−5
4555号公報に開示されたような水電解、金属の電解
採取用の電極を挙げることができる。すなわち白金、イ
リジウム、ロジウム等の白金族金属およびそれらの酸化
物の1種以上を熱分解、電気メッキ、プラズマ溶射、焼
結等の方法によりチタン、タンタル、二オブ、ジルコニ
ウムまたはそれらの合金基体上に被覆して得られるいわ
ゆる酸素発生用不溶性電極である。また、前記白金族金
属およびそれらの酸化物の中に物理強度の向上、被覆層
の安定化のためにスズ、コバルト、チタン、タンタル等
の卑金属酸化物を共存させた電極も使用することができ
る。これらの貴金属電極は任意に1種あるいは2種以上
組み合わせて用いられる。このような貴金属電極を陽極
としてクロムメッ〜丘作をする際、メッキ浴中に微量の
鉛イオンを添加することで、陽極上に二酸化鉛の塊状結
晶が発生し、この二酸化鉛が陰極で生成したクロムイオ
ンの王価を六価に酸化し、良好なクロムメッキを得るに
好適な三価クロム濃度(2〜8g/l)に保たれる。
また、鉛系電極を併用する場合は、鉛系電極として、た
とえば特公昭58−30957号公報及び特公昭58−
31396号公報にみられるようなチタン等のバルブ金
属基体上に白金、イリジウム等の白金族金属、およびそ
れらの酸化物の1種以上を熱分解法により薄く被覆した
中間層を設け、さらにその上に硝酸鉛浴あるいは一酸化
鉛浴などから電着した二酸化鉛被覆電極を挙げることが
できる。また銀、カルシウム、錫、アンチモン等の1種
以上を数%含む鉛合金電極あるいは鉛電極等の、金属の
電解精錬に用いられる酸素発生用電極が使用される。こ
れらの鉛系電極は任意に1種あるいは2種以上組み合わ
せて用いられる。貴金属電極と鉛系電極の併用は、両者
の活性面を一体化したいわゆる複合電極としてもよい。
メッキ浴中において上述の貴金属電極及び鉛系電極の主
反応は酸素発生反応であり、それぞれの電解電位は異な
り、鉛系電極の方が0.5〜0,8VNHE程高く、メ
ッキを休止した場合、陽分極された状態で酸素発生のあ
る雰囲気では安定性を示しtこ鉛系電極は、貴金属電極
と電池を形成し、二酸化鉛被覆が責な電位を持つtこめ
、一転して陽分極された状態で水素発生の雰囲気となり
、還元されて低級酸化物となり被膜が崩壊する。
ところで本発明のように鉛イオンを存在させたメッキ浴
からクロムメッキを行なうと、徐々に陽極表面上に微細
な二酸化鉛の塊状結晶が析出する。
塊状結晶はその粒子径が数十μIllであり、陽極表面
に層状に析出するが電流分布に依存しエツヂ効果により
電極端部に厚く析出する。この塊状結晶は前記二酸化鉛
被覆電極上の二酸化鉛層に比べかなr)脆弱であり、析
畠と剥離・脱落の平衡の中で層状を保つものと考えられ
る。
このように鉛系電極および”貴金属電極上に塊状二酸化
鉛層が形成した状態でメッキを休止した場合、両電極間
にはほとんど電位差は生しなくなる。
仮に逆電流が生じても形成された塊状二酸化鉛自身が還
元されることより鉛系電極上の二酸化鉛被覆の還元を防
止することができる。
また塊状結晶層の存在により非置換アルキルスルフオン
酸およびホウ酸等の作用による電極消耗速度を低減でき
、電極寿命を延ばすことができる。
本発明の鉛イオンを存在させる方法としては、鉛または
鉛合金をメッキ浴中に浸漬する方法が用いられ、たとえ
ばチタン製バスケットに鉛の塊片を入れ、これをメッキ
槽に浸しておく。非置換アルキルスルフオン酸およびホ
ウ酸等が添加されたHEEF浴では、鉛または鉛合金の
溶解速度はサージェント浴や7フ化物含有浴よりも太ト
く、鉛イオンが数十p p m存在する上らになる。
また、鉛合金電極または鉛電極を併用してメッキを行な
う場合には、鉛合金電極または鉛電極の消耗量が太き《
、クロム酸鉛の沈澱物が生成される。
(作   用) 本発明は微量の鉛イオンをメッキ浴に存在させることに
より塊状二酸化鉛層が電極表面上に形成するといら知見
に基づいてなされたものであり、本質的にはメッキを休
止した場合、貴金属電極表面上の塊状二酸化鉛が貴金属
電極と電池を形成し塊状二酸化鉛自身が還元されること
により見かけ上電極を保護し、また、塊状二酸化鉛の析
出によI)電極寿命が延びるものと考えられる。
(実 施 例) 以下、実施例によって本発明を説明する。
実施例1 長さ200++ua、幅15l1厚さ1mmのチタン板
をトリクレンで蒸気脱脂し、熱シュウ酸でエッチングし
て粗面化した基体に、塩化イリジウムのイソプ口ビルア
ルコール溶液を塗布し、乾燥後、大気中500゜Cで焼
成する操作を10回繰1〕返して二酸化イリジウムの被
覆を有する貴金属電極を得た。この電極(活性面;5 
0 X 1 5I+++a)を陽極とし、電流密度50
A/d+a2の条件で無水クロム酸2 50g/I,硫
酸2.0g/l!、メチルスル7才ン1!ff7g/&
、ホウ酸25g/&とからなるクロムメツえ浴中で浴温
50゜Cでクロムメツえ操作を行なった。この時、市販
の粒状鉛2gをメッキ洛中に投入しておいたところ、メ
ッキ浴中の三価クロム}農度は約5g/1!と一定であ
り、メッキ状態も良好であった。
比較のtこめ鉛を入れないでメッ〜を行なったところ、
メッキ浴中の3価クロム濃度は108/(!に上昇し、
メッ斗不良となった。
K1鮭鼾 中10c+nX艮さ1.2+oX厚み8IIIIIIの
チタン板の長さ方向1/2より下部を半径40cmにな
るよらに曲げ、Fリクレンで蒸気脱脂し、10%熱シュ
ウ酸によりエッチングして表面を粗面化した基体に、塩
化白金酸 3重量部、塩化イリジウム酸 1重量部、残
部イソブロバノールから成る液を八ヶ塗りし、自然乾燥
後大気中で500℃、1時間の焼成処理を17回行なう
熱分解法によりPt−1rOλよ9なる貴金属被覆電極
な調製した。
また、別途に前記同様のチタン板をサンドプラス1処理
し、この上に線径0.4n+m、24メッシュのチタン
製金網をスポット溶接し、周辺部を中5111mX厚み
1mmのチタン製押さえ板でさらにスボッY溶接して補
強したちのを基体とした。この基体をトリクレン脱脂し
、3%7ツ酸でエッチングをおこない、塩化イリジウム
酸のエタノール溶液を八ヶ塗りした後乾燥し、大気中4
50℃、30分間の加熱処理を3回繰り返した。その後
、硝酸鉛2 5 0g/&,硝酸銅25g/lからなる
電羞液中で陽極電流密度2.5A/dm2、液温60℃
、pH4.0の条件で14時間電着を行ない二酸化鉛被
覆電極を調製した。
これら2種類の電極を各々10体ずつ製作し、ロー゛ル
メッキ装置の給電バーに左右10体ずつ取り付け、日本
M&T社製HEEF’浴中において、塊状のスズー鉛合
金を入れたチタン製バスケッtをメッキ槽の隅に取り付
け、メッキ電流3200A1浴温50℃で、直径20c
uX長さ1.3mのグラビア製版ロールに硬質クロムメ
ッキを行なった。
鉛イオンを存在させなかった従米の操業では、二酸化鉛
被覆電極の寿命は約1年であったが、本発明の方法によ
り1.5年を経過してもなお操業でき、メッキも良好で
ある。
実施例3 中10cmX艮さ50emX厚み3τ1のチタン板をト
リクレン蒸気で脱脂し、10%シュウ酸に11)50″
Cで8時間エッチングして表面を粗面化した基体に、熱
分解法によ’)20g/m2の二酸化イリジウムを被覆
しナこ。
又、別途に幅10c+oX長さ15cmX厚さ3111
111のチタン板上に、厚さ0.5+am,l開き約1
,Smuoのチタン製エキスバンド板をスポット熔接し
たのち、トリクレンで脱脂し、10%シュウ酸にて50
℃で8時間エッチングして熱分解法で約5g/m2の白
金を全面に被覆した。このエキスバンド板上の10X1
0c+oの面積に硝酸鉛浴がら二酸化鉛を約lmnoの
厚さで電着して得た二酸化鉛被覆電極を上記の二酸化イ
リジウム電極上にチタン製ボルトで固定して複合電極を
得た。
この複合電極を陽極とし、SUS304を陰極として、
日本M&T社製HEEF’lにおいて、塊状のスズー鉛
合金を入れたチタン製バスケットをメッキ槽の隅に取I
)付け、メッキ電流150A、浴温50゜Cでクロムメ
ツえ操作を行なった。8時I1i1通電後、電源を切っ
て16時間保護電流を通じないで複合電極をメッキ浴中
に放置する断続運転を行なったところ、約1.5年闇正
常にメッキを行なえた。鉛スラッジはほとんど発生せず
、三価クロムの量は2.6g/lでほぼ一定であった。
二酸化鉛の被覆部分の表面は堅くつやのある表面であI
)、貴金属電極の表面には二酸化鉛の皮膜が璽く付着し
ていた。
比較例1 鉛合金をメッキ浴中に浸漬せず、実施例1と同一の電極
を使用して、同一の条件でクロムメッキを行なった。6
箇月後には二酸化鉛被覆部分がボロボロになり、8箇月
後には二酸化鉛被覆部分の約30%が脱落してなくなっ
ていた。三価クロムの量は4.5g/1であっtこ。
(発明の効果) 本発明一二よれば、HEEF洛中に鉛または鉛合金を浸
漬することにより、微量の鉛イオンをメッキ液中に存在
させることで貴金属電極を陽極として用いるクロムメッ
キ操作において、陽極上に二酸化鉛の塊状結晶が発生し
て、メッキ浴中の三価クロムイオン濃度が適切に維持さ
it良好なメッキが安定して得られる。また鉛系電極を
併用する場合であっても、電解停止時の逆電流による二
酸化鉛の還元が、生成した塊状二酸化鉛が還元されるこ
とにより、鉛系電極上の二酸化鉛1覆の還元が防止され
、電極の寿命を延長することが可能ができ、HEEF浴
等を用いて高速度のクロムメッキが長期に安定して可能
となった。
特許出願人 日本カーリット株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クロム酸と、硫酸または硫酸塩と、アルキルスルフオン
    酸またはその塩と、ホウ酸またはホウ酸塩とからなるク
    ロムメッキ浴を用いるメッキ操作において、バルブ金属
    基体上に白金族金属および/またはそれらの酸化物を含
    む被覆を有する貴金属電極、あるいは前記貴金属電極と
    鉛系電極とを使用し、同時に鉛または鉛合金を前記クロ
    ムメッキ浴に浸漬してメッキすることを特徴とするクロ
    ムメッキ方法。
JP11518189A 1989-05-10 1989-05-10 クロムメッキ方法 Pending JPH02294497A (ja)

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