JPH02293544A - 蓄熱床暖房制御システム - Google Patents

蓄熱床暖房制御システム

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JPH02293544A
JPH02293544A JP11485189A JP11485189A JPH02293544A JP H02293544 A JPH02293544 A JP H02293544A JP 11485189 A JP11485189 A JP 11485189A JP 11485189 A JP11485189 A JP 11485189A JP H02293544 A JPH02293544 A JP H02293544A
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heat
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temperature
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Masayuki Naruo
正之 鳴尾
Hiroyuki Saito
裕之 斉藤
Kenji Kaneoka
金岡 賢司
Mikio Sei
三喜男 清
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、深夜電力時間帯に給電される発熱体で蓄熱ボ
ードを加熱して蓄熱させる蓄熱暖房ユニットを床下に配
設し、深夜電力時間帯終了後に蓄熱暖房ユニットから放
熱させて室内暖房を行うようにした蓄熱床暖房制御シス
テムに関するものである. [従来の技術] 一般に、この種の蓄熱床暖房制御システムの床構造は、
第11図に示すように、2枚の蓄熱ボード2で発熱体1
を挟んだ蓄熱ユニット3を断熱材4上に載置し、蓄熱ユ
ニット3上にフローリング仕上げFを施して構成されて
おり、深夜電力時間帯に給電される発熱体1で両蓄熱ボ
ード2を加熱して蓄熱させ、深夜電力時間帯終了後に両
蓄熱ボード2から放熱させて室内暖房を行うようにして
いる.ここに、通常の深夜電力の供給時間は、午後11
時から翌日の午前7時までの8時間が一般的であり、こ
の深夜電力時間帯に大量の熱量を蓄熱暖房ユニット3に
蓄熱しておき、翌日の午前7時から午f&11時までの
放熱時間帯(16時間)に、蓄熱時間帯において蓄熱暖
房ユニット3に蓄熱された熱量を逐次放熱させて所望の
暖房用熱量が賄えるようにする必要がある.この場合、
蓄熱暖房ユニット3の蓄熱容量は、深夜電力時間帯にお
ける発熱体1への通電《8時間》により、冬場の外気温
が最も低いときに十分な暖房が行える熱量を蓄熱暖房ユ
ニット3に蓄えることができるように設計されている.
しかしながら、外気温があまり低くない秋口(10月,
11月》や初春(3月.4月)においては、深夜電力時
間帯に蓄熱暖房ユニット3に蓄えられる熱量が大き過ぎ
ることになり、必要以上の暖房が行われて暖かすぎる過
剰暖房となって、暖房効率が悪くなるという問題があっ
た. そこで、従来、上述のような過剰暖房を防止するために
、第10図に示すように、発熱体1への電力供給時間を
設定する蓄熱制御用のタイマー5をリレーユニット6内
に設けたものがあり、深夜電力時間帯の発熱体1への通
電時間をタイマー5によってユーザーが適当に設定でき
るようにし、外気温に応じて蓄熱暖房ユニット3に蓄え
られる熱量を適当に調整して過剰暖房を防止するように
したものがあった.なお、リレーユニット6は、深夜電
力電源をオン、オフするパワーリレー6aと、漏電プレ
ーカ7とを一体化している.[発明が解決しようとする
課題] しかしながら、上述の蓄熱制御用のタイマー5を設けた
従来例にあっては、ユーザーが日々の外気温の変動ある
いは暖房感に応じてタイマー5の設定時間を変更して蓄
熱暖房ユニット3に蓄熱される熱量を調整する必要があ
るので、設定操作が煩わしいという問題があり、しかも
、外気温とタイマー5の設定時間との関係が分かり難く
、設定操作が難しいという問題があった. 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、秋口、初春の過剰暖房を防止でき、
しかも操作が簡単な蓄熱床暖房制御システムを提供する
ことにある. [課題を解決するための手段] 本発明の蓄熱床暖房制御システムは、深夜電力時間帯に
給電される発熱体で蓄熱延一ドを加熱して蓄熱させる蓄
熱暖房ユニットを床下に配設し、深夜電力時間帯終了後
に蓄熱暖房ユニットから放熱させて室内暖房を行うよう
にした蓄熱床暖房制御システムにおいて、カレンダー機
能を有する時計部と、暖房所要月毎に基準となる1日当
なりの必要蓄熱量に対応する蓄熱暖房ユニットの運転条
件データが予め記憶されたデータメモリと、時計部から
出力される日付データおよびデータメモリから読み出さ
れた運転条件データに基づいて発熱体への給電を制御す
る給電制御手段とを設け、蓄熱暖房ユニットの運転条件
を自動的に変更するようにしたものである. また、請求項2のものは、地域、住宅種別を考慮した複
数の運転モードに対応して設定された運転条件データを
データメモリに記憶させ、地域選択スイッチ、住宅種別
選択スイッチにて運転モードを選択することにより該運
転モードに対応した運転条件データをデータメモリから
読み出すように給電制御手段を形成したものである.さ
らにまた、請求項3のものは、蓄熱暖房ユニットが配置
された室内の温度を検出する室温センサと、蓄熱暖房ユ
ニットからの放熱により暖房が行われている暖房期間中
に室温センサで検出された室温および予め設定された暖
房設定温度に基づいて当日の蓄熱量の過不足を判定する
過不足判定手段と、過不足判定手段の判定結果に基づい
て運転条件データを補正して翌日の蓄熱暖房ユニットの
運転条件を設定する蓄熱量補正手段とを給電制御手段に
設けたものである. さらにまた、請求項4のものは、上記暖房設定温度を変
更自在にする暖房温度変更手段を設けたものである。
さらにまた、請求項5のものは,電源供給時間と、蓄熱
ボードの温度設定値とを運転条件とし、過不足判定手段
出力に基づいて電源供給時間データあるいは温度設定値
データを補正するようにしたものである. さらにまた、請求項6のものは、深夜電力時間帯の室温
が予め設定された最低歯止め温度よりも下がったときに
、補正された運転条件に関係なく最大能力で蓄熱ユニッ
トへの蓄熱を行う強制蓄熱手段を設けたものである. さらにまた、請求項7のものは、深夜電力時間帯の室温
が予め設定された最高歯止め温度よりも上昇したときに
、補正された運転条件に関係なく蓄熱ユニットへの蓄熱
を停止する強制蓄熱停止手段を設けたものである. さらにまた、請求項8のものは、深夜電力時間帯の終了
時刻を基準として蓄熱暖房ユニットの運転開始時刻を設
定する運転開始時刻設定手段を設けたものである. [作 用] 本発明は上述のように構成されており、深夜電力時問帯
に蓄熱される蓄熱暖房ユニットを床下に配設し、深夜電
力時間帯終了後に蓄熱暖房ユニットから放熱させて室内
暖房を行うようにした蓄熱床暖房制御システムにおいて
、カレンダー機能を有する時計部と、暖房所要月毎に基
準となる1日当たりの必要蓄熱量に対応する蓄熱暖房ユ
ニットの運転条件データが予め記憶されたデータメモリ
と、時計部から出力される日付データおよびデータメモ
リから読み出された運転条件データに基づいて発熱体へ
の給電を制御する給電制御手段とを設け、蓄熱暖房ユニ
ットの運転条件を自動的に変更するようにしたものであ
り、日付に応じた最適な運転条件で蓄熱暖房ユニットが
運転され、秋口、初春の過剰暖房を防止でき、しかも操
作が簡単な蓄熱床暖房制御システムを提供することがで
きるようになっている. また、地域、住宅種別を考慮した複数の運転モードに対
応して設定された運転条件データをデータメモリに記憶
させ、地域選択スイッチ、住宅種別選択スイッチにて運
転モードを選択することにより該運転モードに対応した
運転条件データをデータメモリから読み出すように給電
制御手段を形成すれば、蓄熱暖房ユニットの運転条件を
より最適に設定することができ、熱負荷条件(地域的な
気温の高低、建物構造など)の違いがあっても効率的で
快適な暖房を行うことができる。
さらにまた、室温センサにより蓄熱暖房ユニットが配置
された室内の温度を検出し、暖房期間中に室温センサで
検出された室温および予め設定された暖房設定温度に基
づいて当日の蓄熱量の過不足を過不足判定手段にて判定
し、過不足判定手段の判定結果に基づいて運転条件デー
タを補正して翌日の蓄熱暖房ユニットの運転条件を設定
する蓄熱量補正手段を給電制御手段に設けることにより
、日々の環境変化に応じて蓄熱暖房ユニットの運転条件
を補正することができ、効率的で快適な暖房を行うこと
ができる. さらにまた、上記暖房設定温度を変更自在にする暖房温
度変更手段を設けることにより、ユーザーの好みの暖房
効果を容易に実現できる.さらにまた、電源供給時間と
、蓄熱ボードの温度設定値とを運転条件とし、過不足判
定手段出力に基づいて電源供給時間データあるいは温度
設定値データを補正することにより、効果的に蓄熱暖房
ユニットの蓄熱量を制御することができる.さらにまた
、深夜電力時間帯の室温が予め設定された最低歯止め温
度よりも下がったときに、補正された運転条件に関係な
く最大能力で蓄熱ユニットへの蓄熱を行う強制蓄熱手段
を設けることにより、大幅な環境変化による蓄熱不足を
防止することができ、さらにまた、深夜電力時間帯の室
温が予め設定された最高歯止め温度よりも上昇したとき
に、補正された運転条件に関係なく蓄熱ユニットへの蓄
熱を停止する強制蓄熱停止手段を設けることにより、大
幅な環境変化による過剰蓄熱を防止することができ、効
率的な運転を行うことができる. さらにまた、深夜電力時間帯の終了時刻を基準として蓄
熱暖房ユニットの運転開始時刻を設定する運転開始時刻
設定手段を設けることにより、夜明け前のより低価格の
深夜電力を使用することができ、運転コストを低減する
ことができる.[実施例] 第1図乃至第4図は本発明一実施例を示すもので、深夜
電力時間帯に蓄熱される蓄熱暖房ユニツト3を床下に配
設し、深夜電力時間帯終了後に蓄熱暖房ユニット3から
放熱させて室内暖房を行うようにした従来例と同様の蓄
熱床暖房制御システムにおいて、カレンダー機能を有す
る時計部10と、暖房所要月毎(1〜12月)に基準と
なる1日当たりの必要蓄熱量に対応する蓄熱暖房ユニッ
ト3の運転条件データが予め記憶されたデータメモリ1
1と、時計部10から出力される日付データおよびデー
タメモリ11から読み出された運転条件データに基づい
て発熱体1への給電を制御する給電制御手段12とを設
け、蓄熱暖房ユニット3の運転条件を自動的に変更する
ようにしたものであり、時計部10、データメモリ11
および給電制御手段12は、マイクロコンピュータ8a
を用いて形成され、室温センサS,、選択、設定スイッ
チ手段および表示手段を含めて制御ユニット8として一
体化されている. ここに、実施例にあっては、地域(温暖地域、寒冷地域
》、住宅種別(戸建住宅、集合住宅)を考慮した複数の
運転モードに対応して設定された運転条件データ《例え
ば、第6図に示すような、4運転モードの基準電源供給
時間データ》をデータメモリ11に記憶させ、制御ユニ
ット8の背面に設けた地域選択スイッチS W 1 a
、住宅種別選択スイッチsw,bにて運転モードを選択
することにより該運転モードに対応した運転条件データ
をデータメモリ11から読み出すように給電制御手段1
2が形成されている.なお、補助選択スイッチS W 
+ c SS W 1 6は、よりきめ細かく暖房を行
うために運転モードを増やす場合に利用されるモード増
設用のスイッチである. また、給電制御手段12には、蓄熱暖房ユニット3が配
置された室内の温度を検出する室温センサS1と、蓄熱
暖房ユニット3からの放熱により暖房が行われている暖
房期間中に室温センサSで検声された室温および予め設
定された暖房設定温度(実施例では、後述する好み温度
設定スイッチSWsにて設定》に・基づいて当日の蓄熱
量の過不足を判定する比較部16よりなる過不足判定手
段と、過不足判定手段の判定結果(比較部16から出力
される温度差データ)に基づいてデータメモリ11の運
転条件データ(電源供給時間データ、蓄熱ボード2の得
度設定データ)を補正部19にて補正し、電源供給時間
設定部20および蓄熱ボード温設定部21に翌日の蓄熱
暖房ユニット3の運転条件を設定する蓄熱量補正手段と
が設けられている.ここに、実施例にあっては、上記暖
房設定温度は、温度設定スイッチSW,にて段階的に変
更自在(スイッチを押圧操作する毎に暖房設定温度が循
環的に変化)となっており、この暖房温度変更手段によ
り放熱期間中(生活時間帯)の暖房温度を「暖か目」『
標準」 「控え目」の3段階(例えば、22℃,19℃
,16℃》の温度に容易に設定でき、温度設定状態が温
度設定表示部DP2の発光ダイオードの点灯にてそれぞ
れ表示されるようになっている.また、好み温度設定ス
イッチSW,にて設定される暖房設定温度は、好み温度
設定部13にて暖房設定温度データに変換され、比較部
16の比較入力端子に入力されるようになっている. 一方、室温センサS1出力はA/D変換部14にてデジ
タルデータに変換され、温度変換部15にて室温データ
に変換(温度割り付け)されて比較部16の比較入力端
子に入力されるようになっている.ここに、実施例では
、上記室温データは、夕食前後の適当な時間帯における
温度を適当にサンプリングして、その平均値を当日の代
表データとして採用したものである.なお、室温データ
として、他の時間帯における室温の平均値あるいは所定
時刻の室温を採用しても良いことは言うまでもない.比
較部16では、室温データと暖房設定温度データとを比
較して温度差データを出力するようになっている. また、蓄熱ボード2の温度を検出する温度センサS2出
力は、蓄熱ボード温入力部25を介して入力され、A/
D変換部によりデジタルデータに変換されるとともに、
温度変換部18にて蓄熱ボード温データに変換(温度割
り付け)され、比較部22に入力されており、比較部2
2では、蓄熱ボード温設定部20から出力される設定温
度デー夕と温度センサS2にて実測された蓄熱ボード温
データとを比教して、蓄熱ボード2の温度が設定温度よ
りも高くなったときに過昇防止信号を出力するようにな
っている.パワーリレー6aの励磁コイルへの通電を制
御するリレーRYは、電源供給時間設定部20出力およ
び比較部22出力に基づいてリレー制御出力部23を介
して制御され、深夜電力時間帯において電源供給時間設
定部20にて設定された時間だけリレー接点がオンされ
るとともに、比較部22からオフ信号が出力されたとき
に、リレー接点をオフさせるようになっている. また、運転/スタンバイスイッチSW.は、押す毎に蓄
熱暖房が行われる「運転」状態、運転再開を待つ「スタ
ンバイ』状態にセットされ、「運転」状態にセットされ
たときに運転表示部DP.の発光ダイオードが点灯する
ようになっている.セットキーSW.a、戻りキーsw
.b、送りキ− S W 4cは、カレンダー機能付き
時計部10の西暦《下2桁》、日付、時刻を設定する時
計設定スイッチであり、液晶表示部DP,には常時、現
在時刻が表示されており、データセット時には、入力さ
れたセットデータが表示されるようになっている. また、電源回路部24は、商用電源ACIOOVから回
路電源■。Dおよびリレー電源を形成するようになって
おり、商用電源入力端子T0、深夜電源入力端子T,、
パヮーリレー6aのリレーコイル接続端子T2および蓄
熱ボード2の温度センサS2が接続される温度センサ接
続端子T,は、制御ユニット8の背面に設けられている
第5図は、制御ユニット8のマイクロコンピュータ8a
の動作を示す基本フローチャートであり、まず最初に、
マイクロコンピュータ8aは、室温センサS,の出力電
圧を読み込んでA/D変換部14によりA/D変換し、
変換された値に基づいて温度変換部15にて室温割り付
けを行うとともに、放熱期間中の予め設定された時間帯
の平均室温TAを割り出す. 次に、時計部10から日付データを読み込むとともに、
両選択スイッチS W , a , S W . bに
よる地域および住宅種別の選択状態を読み込み、これら
の選択状態に基づいてデータメモリ11がら次の運転時
間を定める基準となる基準電源供給時間(第6図に暖房
所要月毎の基準電源供給時間の割り付け例を示す)を読
み出す.例えば、現在の日付が4月15日で、地域選択
スイッチSW.aが寒冷地域ポジション、住宅種別選択
スイッチswbが戸建住宅ポジションの場合には、デー
タメモリ11から読み出される4月1日の基準電源供給
時間は6時間であり、5月1日の基準電源供給時間は3
時間であるので、比例配分《補開演算)によって4月1
5日の基準電源供給時間は4.5時間(=6− (6−
3)Xi 5/30)となる.次に、好み温度設定スイ
ッチSWsにて設定された暖房設定温度T.℃が設定さ
れる. 次に、前回の運転条件を呼び出し、前回の電源供給時間
と、蓄熱ボード2の設定温度をメモリにセットするとと
もに、前に求めた平均室温TAと、暖房設定温度T.と
を比較し、TA>T.ならば、前回の運転条件による供
給熱量が過剰であると判断して通電量減少補正を行い、
TAくTllならば、前回の運転条件による供給熱量が
不足であると判断して通電量増大補正を行い、今回の新
しい運転条件として電源供給時間HAおよび蓄熱ボード
2の設定温度Tcが設定される. 次に、深夜電力の給電が開始されると、電源供給継続時
間H.がHA>H.の期間中、蓄熱ボード温入力部25
の電圧を読み込み、A/D変換部17にてA/D変換さ
れた値に基づいて温度変換部18にて蓄熱ボード温度の
割り付けをし、蓄熱ボード温度T0を割り出す.次に、
設定温度Tcと蓄熱ボード温度Toとを比較し、’re
>’roの場合には、パワーリレー6aをオンし、T 
c < T oの場合には、パワーリレー6aをオフす
る.一方、H.<H.になった場合には、蓄熱運転を終
了してパワーリレー6aをオフして放熱状態へ移行し、
最初の室温読み込み処理に戻る. 次に、第7図は、室温と暖房設定温度との温度差によっ
て電源供給時問および蓄熱ボード2の設定温度を補正し
て蓄熱量を最適に制御する補正動作を示すフローチャー
トであり、前回の運転条件を呼び出し、電源供給時間T
Aおよび蓄熱ボード2の設定温度T.に対して補正の有
無を判定するとともに、以下に示すような補正処理を行
って新しい運転条件を設定する。いま、補正係数として
時間補正係数αH r / 1 d e gおよび温度
補正係数βd e g / 1 d e gがメモリに
セットされており、好み温度設定値T.と、前回の運転
条件で蓄熱された後の放熱期間の平均室温TAとの温度
差が判定される。T s =TA− T−> Oのとき
には、電力供給過剰と判定して電源供給時間の削減補正
を考える.すなわち、前回の運転条件における電源供給
時間H0と、日付により設定される基準電源供給時間H
cとの時間差H s = Ho  H c > 0のと
きは、電源供給時間の削減補正が可能で、補正しなけれ
ばならない温度差Tsに補正係数αをかけて補正時間α
Tsに対してH t = H s−αTS≧0ならば、
電源供給時間のみで補正しても基準電源供給時間以上確
保されるので、新たな運転条件は、電源供給時間HA=
H.一αTs、蓄熱ボード2の設定温度T c = T
 tが設定される.一方H t = H s−αTs<
Oの場合には、時間補正だけで対応すると、基準電源供
給時間以下になるので、まず、電源供給時間を基準電源
供給時間まで短縮し、不足分Ts −H s/αに対し
て蓄熱ボード2の設定温度でβ( T s − H s
 /α》の補正を行う。この場合、新しい運転条件は、
電源供給時間HA=HC,Tc=Tt一β( T s 
− H s / a )となる. 次に、H s = Hfl−Hc= Oの場合すなわち
前回お運転条件の電源供給時間H。が基準電源供給時間
と同一値の場合には、蓄熱ボード2の設定温度Tcで補
正を行い、新しい運転条件は、HA=H.、T c =
 T I−βTsとなる. 次に、Ts=Oの場合には、補正の必要がなく、新しい
運転条件は、H A=H o、Tc=T.となる.次に
、T s < Oの場合には、電源供給不足と判定して
蓄熱ボード2の設定温度の上昇補正を考える.なお、こ
の場合、安全性を考慮して上限値を70℃としている.
 T F” 7 0 − T t> Oの場合には、設
定温度の上昇補正が可能で、補正しなければならない温
度差Tsに補正係数βをかけた補正必要温度βTsに対
して、T.=T,−βTsならば、設定温度のみで補正
しても上限値(70℃)以下となるので、新しい運転条
件は、H A=H o、7’ c = T t+βTs
となる。T0く0の場合には、設定温度だけで対応する
と、上限値(70℃)を越えることになるので、まず設
定温度を70℃まで上昇させ、不足分Ts  Tr/β
に対して電源供給時間α(Ts  Tt/β》で補正す
る.この場合の新しい運転条件の電源供給時間はHA=
H.+α(Ts  ’rr/β)となる. ここで、深夜電力の受電時間は8時間であるので、HA
〉8のときには、8時間で上限をカットし、新たな運転
条件の設定は、HA=8、T.=70となる.また、H
Aが8時間以内であるときには、新たな運転条件は、H
 A= H o+ a ( T *  T v/β),
Tc=70となる. またTF=70のときには、電源供給時間で補?を行い
、HA=Ho+αTsとなる.HA≧8のときには、H
A=8、Tc=70となる,HA<8のときには、新た
な運転条件は、H A”’ H o+αT8、Tc=7
0となる. 以上の各種条件判定によって前回の運転条件の補正を行
い、新しい運転条件が設定されることになる. 第8図は他の実施例の動作を示すフローチャートであり
、深夜電力時間帯の室温Tiが予め設定された最低歯止
め温度T L O wよりも下がったときに、補正され
た運転条件に関係なく最大能力で蓄熱暖房ユニット3へ
の蓄熱を行う強制蓄熱手段を設けるとともに、深夜電力
時間帯の室温Tiが予め設定された最高歯止め温度T■
よりも上昇したときに、補正された運転条件に関係なく
蓄熱暖房ユニット3への蓄熱を停止する強制蓄熱停止手
段を設けたものである. いま、実施例では、室温センサS,出力が深夜電力時間
帯においても取り込まれるようになっており、室温Ti
の割り付けが行われた後、最低歯?め温度TLOIIと
比較され、T i < T Lowの場合には、運転条
件を最大能力であるTA=8、Tc=70に設定するよ
うになっている.したがって、深夜電力時間帯において
室温Tiが異常に低くなり、翌日の暖房不足が生じる恐
れがある場合には、直ちに最大能力で蓄熱動作を行って
十分な蓄熱量を確保できるようになっている. 一方、T i > T Lollの場合、上記室iTi
と最高歯止め温度T■とが比較され、T i <TRI
の場合には、運転を終了してパワーリレー6aをオフし
、蓄熱動作を直ちに停止するようになっている.したが
って、深夜電力時間帯に室温Tiが異常に上昇して翌日
の過剰暖房が生じる恐れがある場合には、直ちに蓄熱動
作を停止して蓄熱量を少なくし、効率的で快適な暖房が
行えることになる.なお、室温Tiが最低歯止め温度T
 LOII+よりも高く、最高歯止め温度T■よりも低
い場合には通常の補正処理が行われる. 第9図はさらに他の実施例の動作を示すフローチャート
であり,深夜電力時間帯の終了時刻を基準として蓄熱暖
房ユニット3の運転開始時刻を設定する運転開始時刻設
定手段を設けたものである.いま,深夜電力時間帯は、
一般的に午fall時より翌日の午前7時までの8時間
となっており、この場合の動作について以下に説明する
.まず、深夜電力の受電開始が午f&11時に検出され
ると、深夜電力の受電時間HLのカウントが開始される
.次に、電源供給時間HAに基づいて深夜電力時間帯の
終了時刻である翌日の午前7時に電源供給時間HAの終
了が一致するように電源供給時間HAの開始時刻が設定
される.この場合、深夜電力の受電開始時刻からの遅延
時間H0は、H.=8−HAに設定される.例えば、電
源供給時間HAが6時間の場合には、遅延時間H.は2
時間に設定され、翌日の午前1時から蓄熱暖房ユニット
3への電源供給が開始される. 次に、深夜電力時間帯の室温Tiと最低歯止め温度T.
.。1とが比較されており、T i > T Loll
の場合、深夜電力の受電開始からの経過時間HLが電源
供給時間T。に達していないときには、深夜電?の受電
時間のカウント動作を継続する.一方、’r i <T
t.owになった場合、運転条件を最大能力が得られる
状態にセットし、深夜電力時間帯の終了時刻まで電源供
給を行う.この場合、電源供給時間HAは、深夜電力の
受電開始からT i < T Lowが検出されるまで
の時間をHLとしてHA=8−H,に設定され、蓄熱ボ
ード2の設定温度Tcは70℃に設定され、電源供給時
間H.がカウントされる. 次に、室温Tiが最高歯止め温度T■以上のときは、深
夜電力時間帯の終了時刻以前であっても、パワーリレー
6aをオフして直ちに蓄熱運転を停止する. [発明の効果] 本発明は上述のように構成されており、深夜電力時間帯
に蓄熱される蓄熱暖房ユニットを床下に配設し、深夜電
力時間帯終了後に蓄熱暖房ユニットから放熱させて室内
暖房を行うようにした蓄熱床暖房制御システムにおいて
、カレンダー機能を有する時計部と、暖房所要月毎に基
準となる1日当たりの必要蓄熱量に対応する蓄熱暖房ユ
ニットの運転条件データが予め記憶されたデータメモリ
と、時計部から出力される日付データおよびデータメモ
リから読み出された運転条件データに基づいて発熱体へ
の給電を制御する給電制御手段とを設け、蓄熱暖房ユニ
ットの運転条件を自動的に変更するようにしたものであ
り、日付に応じた最適な運転条件で蓄熱暖房ユニットが
運転され、秋口、初春の過剰暖房が防止でき、しかも操
作が簡単な蓄熱床暖房制御システムを提供できるという
効果がある. また、地域、住宅種別を考慮した複数の運転モードに対
応して設定された運転条件データをデータメモリに記憶
させ、地域選択スイッチ、住宅種別選択スイッチにて運
転モードを選択することにより該運転モードに対応した
運転条件データをデータメモリから読み出すように給電
制御手段を形成すれば、蓄熱暖房ユニットの運転条件を
より最適に設定することができ、熱負荷条件(地域的な
気温の高低、建物構造など)の違いがあっても効率的で
快適な暖房を行うことができるという効果がある. さらにまた、室温センサにより蓄熱暖房ユニットが配置
された室内の温度を検出し、暖房期間中に室温センサで
検出された室温および予め設定された暖房設定温度に基
づいて当日の蓄熱量の過不足を過不足判定手段にて判定
し、過不足判定手段の判定結果に基づいて運転条件デー
タを補正して翌日の蓄熱暖房ユニットの運転条件を設定
する蓄熱量補正手段を給電制御手段に設けることにより
、日々の環境変化に応じて蓄熱暖房ユニットの運転条件
を補正することができ、効率的で快適な暖房を行うこと
ができるという効果がある.さらにまた、上記暖房設定
温度を変更自在にする暖房温度変更手段を設けること番
こより、ユーザーの好みの暖房効果を容易に実現できる
という効果がある. さらにまた、電源供給時間と、蓄熱ボードの温度設定値
とを運転条件とし、過不足判定手段出力に基づいて電源
供給時間データあるいは温度設定値データを補正するこ
とにより、効果的に蓄熱暖房ユニットの蓄熱量を制御す
ることができるという効果がある. さらにまた、深夜電力時間帯の室温が予め設定された最
低歯止め温度よりも下がったときに、補正された運転条
件に関係なく最大能力で蓄熱ユニットへの蓄熱を行う強
制蓄熱手段を設けることにより、大幅な環境変化による
蓄熱不足を防止することができ、さらにまた、深夜電力
時間帯の室温が予め設定された最高歯止め温度よりも上
昇したときに、補正された運転条件に関係なく蓄熱ユニ
ットへの蓄熱を停止する強制蓄熱停止手段を設けること
により、大幅な環境変化による過剰蓄熱を防止すること
ができ、効率的な運転を行うことができるという効果が
ある. さらにまた、深夜電力時間帯の終了時刻を基準として蓄
熱暖房ユニットの運転開始時刻を設定する運転開始時刻
設定手段を設けることにより、夜明け前のより低価格の
深夜電力を使用することができ、運転コストを低減する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の概略構成図、第2図は同上の
要部正面図、第3図は同上の要部背面図、第4図は同上
のブロック回路図、第5図乃至第7図は同上の動作説明
図、第8図は他の実施例の動作説明図、第9図はさらに
他の実施例の動作説明図、第10図は従来例の概略構成
図、第11図は同上の要部断面図である. 1は残熱体、2は蓄熱ボード、3は蓄熱暖房ユニット、
4は断熱材、6はリレーユニット、8は制御ユニット、
10は時計部、11はデータメモリ、12は給電制御手
段、S1は室温センサ、SW,a,Sw1bは選択スイ
ッチ、SW,は好み温度設定スイッチである。 代理人 弁理士 石 田 長 七 第2図 第3 図 第1図 第6図 第8図 第9図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)深夜電力時間帯に給電される発熱体で蓄熱ボード
    を加熱して蓄熱させる蓄熱暖房ユニットを床下に配設し
    、深夜電力時間帯終了後に蓄熱暖房ユニットから放熱さ
    せて室内暖房を行うようにした蓄熱床暖房制御システム
    において、カレンダー機能を有する時計部と、暖房所要
    月毎に基準となる1日当たりの必要蓄熱量に対応する蓄
    熱暖房ユニットの運転条件データが予め記憶されたデー
    タメモリと、時計部から出力される日付データおよびデ
    ータメモリから読み出された運転条件データに基づいて
    発熱体への給電を制御する給電制御手段とを設け、蓄熱
    暖房ユニットの運転条件を自動的に変更するようにした
    ことを特徴とする蓄熱床暖房制御システム。
  2. (2)地域、住宅種別を考慮した複数の運転モードに対
    応して設定された運転条件データをデータメモリに記憶
    させ、地域選択スイッチ、住宅種別選択スイッチにて運
    転モードを選択することにより該運転モードに対応した
    運転条件データをデータメモリから読み出すように給電
    制御手段を形成したことを特徴とする請求項1記載の蓄
    熱床暖房制御システム。
  3. (3)蓄熱暖房ユニットが配置された室内の温度を検出
    する室温センサと、蓄熱暖房ユニットからの放熱により
    暖房が行われている暖房期間中に室温センサで検出され
    た室温および予め設定された暖房設定温度に基づいて当
    日の蓄熱量の過不足を判定する過不足判定手段と、過不
    足判定手段の判定結果に基づいて運転条件データを補正
    して翌日の蓄熱暖房ユニットの運転条件を設定する蓄熱
    量補正手段とを給電制御手段に設けたことを特徴とする
    請求項1および請求項2記載の蓄熱床暖房制御システム
  4. (4)上記暖房設定温度を変更自在にする暖房温度変更
    手段を設けたことを特徴とする請求項3記載の蓄熱床暖
    房制御システム。
  5. (5)電源供給時間と、蓄熱ボードの温度設定値とを運
    転条件とし、過不足判定手段出力に基づいて電源供給時
    間データあるいは温度設定値データを補正するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の蓄熱床暖房制御シス
    テム。
  6. (6)深夜電力時間帯の室温が予め設定された最低歯止
    め温度よりも下がつたときに、補正された運転条件に関
    係なく最大能力で蓄熱暖房ユニットへの蓄熱を行う強制
    蓄熱手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の蓄熱
    床暖房制御システム。
  7. (7)深夜電力時間帯の室温が予め設定された最高歯止
    め温度よりも上昇したときに、補正された運転条件に関
    係なく蓄熱暖房ユニットへの蓄熱を停止する強制蓄熱停
    止手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の蓄熱床
    暖房制御システム。
  8. (8)深夜電力時間帯の終了時刻を基準として蓄熱暖房
    ユニットの運転開始時刻を設定する運転開始時刻設定手
    段を設けたことを特徴とする請求項1記載の蓄熱床暖房
    制御システム。
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