JPH0229352A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH0229352A
JPH0229352A JP63179838A JP17983888A JPH0229352A JP H0229352 A JPH0229352 A JP H0229352A JP 63179838 A JP63179838 A JP 63179838A JP 17983888 A JP17983888 A JP 17983888A JP H0229352 A JPH0229352 A JP H0229352A
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data
pulse
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Tokuo Iriyama
徳夫 入山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ファクシミリ装置や、サーマルプリンタに
内蔵された記録手段などに適用して好適な印字装置に関
する。
[発明の背景] ファクシミリ装置においては、これに内蔵された記録手
段によって、伝送された画像情報信号を可視像に変換し
、画像情報・を記録するようにしている。
この記録手段特にその記録部としては、通常サーマルヘ
ッドが使用される。
第6図はこのような記録手段に使用されるサーマルヘッ
ドの駆動回路30の一例を示す。
駆動回路30はシフトレジスタ32、ラッチ回路35及
びサーマルヘッド40で構成され、サーマルヘッド40
はライン状に配置された複数個の抵抗発熱体40a 〜
40n (n=2048)を有する。
従って、シフトレジスタ32としては2048ビツトの
シフトレジスタが使用され、端子34に加えられた転送
りロックCKによって、端子33に供給された印字デー
タが順次転送される。
2048ビツトまで印字データを転送した後はこのシフ
トレジスタ32に格納された印字データがラッチ回路3
5にラッチされる。その後対応する抵抗発熱体40a〜
40nに印字データが同時に供給されることにより1行
分の印字が実行される。
ところで、この抵抗発熱体は相当の電力を消費するもの
であるから、電源容量との関係で通常は2048個の抵
抗発熱体の全てを同時に駆動するのではなく、1行を複
数の区間に分割し、各分割区間ごとに順次印字するよう
にした分4割印字方式を採用している。
例えば、分割数をmとした場合、n / mごとに区分
され、それらn / m個の抵抗発熱体を1つのブロッ
クとし、夫々のブロックが時分割駆動される。これによ
って、1ラインの画像情報が分割印字きれることになる
分割印字を行なうため、サーマルヘッド40のブロック
には、夫々ストローブパルス31〜S4が供給され、こ
れらストローブパルス81〜S4が対応するブロックに
供給されたときのみそのブロックの抵抗発熱体が駆動さ
れる。
ところで、このように抵抗発熱体を複数のブロックに分
けて分割印字するようにした場合においても、発熱によ
る印字濃度の変動を免れることはできない。
そのため、従来ではこのような問題をも解決するため、
サーマルヘッド40に温度センサを配し、この温度セン
サからの出力に応じてストローブパルスのパルス幅を制
御するようにしている。
ストローブパルスのパルス幅を制御する手段として、従
来から以下のような手段が知られている。
第1は、特公昭6L−285L6号などにおいて開示き
れているように、センサ出力をA/D変換(アナログ・
ディジタル変換)し、その変換出力でパルス幅制御用の
補正テーブルを参照し、参照されたデータに基づいてス
トローブパルスのパルス幅を制御する場合である。
第2は、特開昭62−255165号に開示ざレテイル
ヨウニ、この種補正テーブルの他に、演算回路が設けら
れ、テーブルを参照して得たデータを演算回路で補間演
算処理し、補間されたデータに基づいてストローブパル
スのパルス幅を割部する場合である。
いずれの場合においても、ストローブパルスのパルス幅
が所定値に制御されて、印字濃度が補正される。
[発明が解決しようとする課題] 上述した第1及び第2の手段を使用すれば、いずれも印
字濃度を夫々所定値に制御することができるが、第1の
手段では、テーブルにストアされる補正データ量によっ
ては、きめの粗いパルス幅制御となり、テーブルの参照
するアドレスが変化するような境界の温度において、不
連続な補正曲線となってしまう。そのため、このような
温度下では濃度のムラが生じ易い欠点がある。
補正曲線の不連続性を無くすには、それだけ参照できる
補正データ量を増やせばよいが、そうするとテーブルの
メモリ容量が多くなってしまう。
メモリ容量を増やすにしても限界がある。
第2の手段では、メモリ容量をあまり増やきないでもよ
い。しかし、その分捕間演算処理によってパルス幅制御
用のデータを形成しなければならないため、補間演算の
ための処理時間がかかる問題がある。
そこで、この発明ではこのような従来の課題を解決した
ものであって、テーブルを参照したり、補間処理をしな
いでも、ストローブパルスのパルス幅を精度よく制御で
きるようにした印字装置を提案するものである。
[課題を解決するための手段] 上述した課題を解決するため、この発明においては、複
数の発熱抵抗体で構成されたサーマルヘッドと、このサ
ーマルヘッドを駆動するために使用されるストローブパ
ルスの発生手段と、このストローブパルスのパルス幅を
サーマルヘッドの温度変動に伴なって制御する制御手段
と、サーマルヘッドの温度を検出する温度センサとを有
する。
パルス幅81111手段にはA/D変換器が設けられ、
温度センサより得られた検出出力がこのA/D変換器に
おいてA/D変換されると共に、このA/D変換出力に
よって形成された所定の一次変換出力に基づいてストロ
ーブパルスのパルス幅が制御されるようになされたこと
を特徴とするものである。
[作 用] この構成において、ストローブパルスのパルス幅は、A
/D変換出力によって形成された所定の一次変換出力W
に応じて制御される。例えば、−次変換出力Wの値をタ
イマにセットすれば、そのタイマ出力がストローブパル
スのパルス幅となる。
−次変換出力Wは以下の式に基づいて算出される。
W=  (A※D)C・ α+β ここに、(A※D)Cは温度変動に対応した検出電圧を
デジタル化した値である。
α、βは共に補正係数であって、これらの値を適当に選
定することによって、温度変動による理想的なパルス幅
#都を達成できる。補正係数α、βは固定値としてもよ
ければ、温度に依存した可変値としてもよい。本例は、
後者の例である。可変値とすることによって、より理想
的なパルス幅制御となる。
[実 施 例] 続いて、この発明に係る印字装置の一例をファクシミリ
装置などの記録手段に適用した場合につき、第1図以下
を参照して詳細に説明する。
以下説明する例では、分割印字方式による場合を例示す
るが、この分割印字方式を採用する場合、印字駆動され
た抵抗発熱体とそうでない抵抗発熱体とでは、その発熱
量が相違するため1行の印字でも濃度むらが発生する場
合がある。
このような濃度むらを改善するため、通常予熱印字が行
なわれているが、本例では従来にない新しい予熱印字を
行なって上述した濃度むらを改善するようにしている。
これは、従来の予熱印字方式でq1第7図C〜Fに示す
ように全ての抵抗発熱体に対する予熱印字が終了した段
階で、初めて各抵抗発熱体に本印字データを順次加える
゛ようにしている。
そのため、ブロックごとの抵抗発熱体(以下分割ヘッド
という)H1〜H4によっては、予熱印字から本印字に
至るまでの期間TI、T4が相違してしまう。オフして
いる期間の長いヘッドに対しては、熱履歴制御による効
果が充分発揮できないという問題点があるからである。
従って、まず発明に適用できるこの新規な予熱印字につ
いて第2図以下を参照して説明する。
この新規な分割印字とは、1行を複数の区間(ブロック
)に分割し、各分割区間ごとに順次印字処理を行なう場
合、各分割区間ごとに予熱印字と本印字を行なうことを
いう。
そのためには、画像データ(複合印字データ)から予熱
印字用のデータと本印字用のデータとを形成する必要が
ある。第2図はそのために使用されるデータ処理回路6
0の一例である。
画像データは一旦、並列直列変換回路61において、シ
リアルデータに変換される。
シリアルデータに変換された画像データはこれより現ラ
インLnと直前のラインL n−1の各画像・データが
夫々出力される。直前のラインL n−1の画像データ
はインバータ62によって反転された後、現ラインLn
の画像データと共にアンド回路63に供給きれる。
このアンド出力が予備印字データとして使用され、この
予備印字データと現ラインLnの画像データがスイッチ
ング回路65に供給されて、各分割ヘッド毎に所望のス
イッチングfaJallがなされて、複合印字データが
構成される。66はその出力端子を示す。
端子67には第1図のシーケンス制御手段(CPU構成
)71から得られたスイッチング信号が供給され、この
スイッチング信号に基づいて第3図Hに示すような転送
印字データが形成されることになる。
ところで、この第2図に示すデータ処理回路60におい
ては、第3図Hに示すような転送印字データが形成され
ると共に、この転送印字データがヘッド駆動図ii@3
0に供給されて必要な熱履歴制御を伴う印字処理が実行
きれる(第3図F)。
第3図を参照しながら熱履歴制御を伴う分割印字処理の
動作の一例を説明する。
上述したように、1行を複数の期間に分割し、各分割区
間ごとに順次印字するに際し、各分割区間毎に予熱印字
と本印字が行なわれる。
すなわち、第3図に示すように予熱印字区間(予熱印字
用のパルス幅)Wlの経過直後に所定の期間W2をおい
て直ちに本印字期間(本印字用のパルス幅)W3となさ
れる。予熱印字と本印字が実行きれた後に、次の分割区
間における予熱印字と本印字が実行きれる。これが順次
所定の周期Tをもって繰り返されることになる。
従って、第3図に示すように分割数mを4とした場合、
同図A−Dに示すように1行の分割期間Tは各分割ヘッ
ドH1〜H4とも一定となる。その結果、各分割区間毎
に予熱区間が相違することがなくなる。
具体例を次に説明しよう。
まず、各分割印字区間における予熱印字データは、直前
の分割印字区間においてラッチされたデータが使用され
る。そして、その分割印字区間における本印字データは
、その分割印字区間においてラッチされたデータが使用
される。
そのため、ストローブパルス81〜S4は予備印字区間
W1と本印字区間W3との間に所定の空白区間W2が設
けられ、この区間においてデータのラッチ動作が行なわ
れる。つまり、第3図Eに示すように区間W2に相当す
る期間にラッチパルスRPが得られる。
このラッチパルスRPによって、その分割印字区間にお
ける本印字データと次の分割印字区間の予備印字データ
とが共にラッチされることになる。
従って、転送印字データとしては、同図Hに示すような
データとなる。これに伴ってシフトレジスタ32に印加
される転送りロックCKは同図Gニ示すように、各分割
印字区間によってそのクロック長が相違する。
ここで予熱印字データをa n−d nとし、本印字デ
ータをAn−S−Dnとした場合、シフトレジスタ32
に供給される転送印字データの数と内容は、次に何番目
の分割ヘッドが駆動されるかによって相違する。
すなわち、ストローブパルスS1によって分割ヘッドH
1が駆動され、ストローブパルスS2によって分割ヘッ
ドH2が駆動され、ストローブパルスS3によって分割
ヘッドH3が駆動されることになるから、ストローブパ
ルスS3が得られるタイミングでは、すべての分割ヘッ
ドH1〜H4に対する印字データを更新しないと、次の
ストローブパルスS4によって、対応する分割ヘッドH
4を、対応する印字データで印字することかでとな(な
ってしまうからである。
従って、シフトレジスタ32に対する転送印字データの
内容と、そのとき分割ヘッドH1〜H4に加えられる印
字データの内容は、第3図H,Iに示すような関係にな
る。
このように、予熱印字データは直前の予熱状態によって
相違するから、第2図に示すようにデータ処理回路60
においては、現印字データLnと直前の印字データL 
n−1との内容に応じて予熱印字データの内容が相違す
ることになる。
なお、空白区間W2としてはラッチパルスRPの幅より
も若干太き目に選定され、この例では10μsec程度
に選ばれている。
ざて、第1図はこの発明に係る印字装置10の一例を示
す系統図である。
同図において、端子11に供給された印字用の画像デー
タはラインバッファ12を経てデータ処理回路60に供
給される。データ処理回路6oは第2図のように構成さ
れ、ここにおいて上述したような複合印字データが形成
される。
ラインメモリとして機能するラインバッファ12は制御
回路70内に設けられたメモリ制擲部72によって制御
される。また、データ処理回路60のスイッチング手段
65はシーケンス制御手段71から得られるスイッチン
グ信号に基づいて制御I!される。
複合印字データはヘッド駆動回路30(第6図参照)に
供給される。
サーマルヘッド40には例えばその中央部付近の表面に
温度センサ38が貼着され、サーマルヘッド40の温度
変化が検出される。
温度センサ38はサーミスタなどの感温素子が使用され
、これと固定抵抗器39が直列接続されて、温度検出手
段が構成される。
温度センサ38と固定抵抗器39の接続中点に得られる
検出電圧(分圧電圧)はサーマルヘッド40の温度変動
に追従して変化する。この検出電圧がパルス幅制御手段
75に供給される。
パルス幅制御手段75はA/D変換器76とパルス幅演
算手段77とで構成され、検出電圧がまずA/D変換さ
れる。A/D変換器76としては分解能が8ビツトの変
換藷が使用され、A/D変換出力がパルス幅演算手段7
7に供給される。
パルス幅演算手段77では後述する一次換算式に基づい
て演算されて、ストa−ブバルスのパルス幅(説明の便
宜上、Wとして示す)、特に予備印字データのパルス幅
(同様にWlとして示す)と、本印字データのパルス幅
(同様に、W3として示す)に夫々関連した制御データ
が作成きれる。
算出されたパルス幅を示すデータはストローブパルス発
生手段73に供給されて、所定のパルス幅を有するスト
ローブパルス81〜S4が形成される。
そのため、ストローブパルス発生手段73は、何れも図
示はしないが、(タイマ設定値スタイマクロック周期)
によって決まるパルス幅を出力するタイマと、各ブロッ
クの何れにストローブパルスを出力するかを決めるスイ
ッチング手段とで構成される。上述したパルス幅を示す
データがタイマ設定値となる。
なお、このストローブパルス発生手段73はシーケンス
制御手段71によって起動され、また設定長のパルスを
出力した後、パルス終了を示す信号が制御手段71に送
出される。
制御回路70は、実際にはA/D変換器、タイマ内蔵の
1チツプマイコンとDMAコントローラとで構成された
IIJ御系が使用される。
ざて、サーマルヘッド40の温度に関連した検出電圧か
らその温度に最も適合したストローブパルスのパルス幅
Wを形成するには、以下のような一次換算式に基づいて
算出すればよい。
W= (A※D)C・α+β・・・・ (1)ここに、
(A※D)Cは温度変動に対応した検出電圧をデジタル
化した値である。
α、βは共に補正係数であって、これらの値を適当に選
定することによって、温度変動による理想的なパルス幅
制御となる。
補正係数α、βは固定値としてもよいが、温度に依存し
た可変値とした方がより好士しい。本例は、後者の例で
ある。
上述した温度センサ38は非線形特性であるため、検出
電圧を単純にA/D変換したのでは、A/D変換出力と
温度とが対応しない。
そこで、A/D変換出力(A※D)Cと温度T1)とは
、温度センサ38の非線形な温度特性を考慮して以下の
式を満足するように定められる。
ただし、温度センサ38としては、そのB定数が400
0に、25℃での抵抗値が30にΩのサーミスタを使用
した場合である。そして、固定抵抗器39は30にΩの
抵抗値を有するものとする。
(A※D)C=256X R(t)/ (R(t)+R
c )”(2)ここに、 R(t)=30Xexp[4000(1/(t+273
)−1/298)]・・・ (3) Rc=30          ・・・ (4)(2)
式によって求められた温度TとA/D変換出力(A※D
)Cとの関係は(表−1)のようになる。ただし、A/
D変換出力(A※D)Cは16進表示である。以下も同
様である。
(表−1) 温度(℃)   0 10 20 30 40 50 
60 70(A※D)CC(5AB  8E  71 
58 42 32 25これらの関係を図示すれば、第
4図のようになる。
補正係数α、βと温度との関係は以下のように設定する
ことができる。ただし、その数値は一例である。
(表−2) 温度(℃)0〜3030〜5050〜70α     
   88      A5      Flβ   
    5F      53     3F(1)式
の演算のうち、補正係数αとA/D変換出力(A※D)
Cは何れも1バイトのデータが使用され、2バイトの乗
算結果を得、そのうちの上位1バイトが、補正係数β(
1バイト)に加算され、その演算結果のうち、上位1バ
イトがストローブパルスS1〜S4に対するパルス幅制
御用のデータWとして使用される。
このデータWは後述するように、本印字パルス幅W1の
約2倍の値をとるが、その温度特性を説明するために、
今、仮にWをそのままストローブパルス発生手段73に
設けられたタイマにセットしたとすると、タイマのクロ
ック周期を8μsecとしたときには、上述した温度T
 l)でのパルス幅W (msec)は、(表−3)の
ようになる。
(表−3) 温   度   0   10   20   30パ
ルス幅 1,60 1,48 1.36 1.24温 
  度   40   50   60   70パル
ス幅 1.112 1.00 0.88 0.776(
表−3)の実測値を図示すると、第5図の概直線La(
−点鎖線)のようになる。直線Lnを理想値とすると、
理想値からのずれはほぼ2℃以内に収まっている。従っ
て、上述したような温度領域によって相違する補正係数
α、βを使用することにより、はぼ理想値通りのパルス
幅を得ることができる。
上述したように分割印字方式によってサーマルヘッド4
0を駆動する場合には、ストローブパルスは予備印字用
のパルス(パルス幅Wl)と、本印字用のパルス(パル
ス幅W3)の双方を形成する必要がある。その場合にお
いても、夫々のパルス幅W1.W3は一次変換式によっ
て算出されたパルス幅つまりWに基づいて算出される。
まず、本印字用のパルス幅W3はほぼパルス幅Wの1/
2である。したがって、(5)式のようになる。ただし
、この(5)式はサーマルヘッド40の抵抗値R)Iの
標準値ROからのバラツキをも考慮された修正パルス幅
である。
W3= (80)IXRH/RO)XW・・・ (5)
ここで、(80HX RH/RO)で1バイトが、パル
ス幅Wで1バイトが夫々使用され、演算結果の2バイト
のうち上位1バイトが、修正パルス幅W3として使用さ
れる。
次に、予備印字用のパルス幅W1は(6)式によって算
出される。
W1=WX7−δ  ・・・ (6) ここに、原データであるパルス幅W及び補正係数γは何
れも1バイトが使用され、その乗算結果2バイト中上位
1バイトが乗算出力として利用される。補正係数δも1
バイトが使用される。
補正係数7及びδば一例として以下の値(16進表示)
を採り得る。
γ=40 δ=IE δの値は予備印字を必要としない温度でのパルス幅Wの
計算値である。wlが負のときには、W1=0 にする。
(5)式及び(6)式に基づいて算出したパルス幅W1
と温度Tとの関係を第5図直線Lcに、パルス幅W3と
温度Tとの関係を同図直線Ldに夫々示す。
なお、以上のような演算処理は制御回路70として、乗
算機能を備えた8ピッl−CP Uを使用すれば容易に
行なうことができるし、その演算処理時間も差程ではな
い。乗算の前後でシフト演算を組合せたり、それに応じ
てクロックの周期を変えたりすれば、乗算できる範囲が
拡張され、オーバーフローやアンダーフローが避けられ
る。これによって、演算結果の精度が向上する。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明においては、サーマルヘ
ッドの温度変化に関連したA/D変換出力を使用した一
次換算出力に基づいて、ストローブないRAML、かな
い1チツプマイコンをスレーブパルスのパルス幅を算出
するように・したものである。
これによれば、A/D変換変換値対パルス−テーブルい
たり、内分点計算などによる補間演算することなしに、
短時間にパルス幅を算出でとる特徴を有する。
また、温度変化に対して、パルス幅をA/D変換器の分
解能に応じて追従きせることができるので、A/D変換
変換値対パルス−テーブルいる以上のきめ細かい制御を
、少ないメモリ容量によって実現できる。
そして、温度センサや記録感度などの変更があったとき
も、上述した補正係数を僅かに変更するだけで済むので
、対応が容易である。
これらの補正係数を制御回路(スレニブCPU)のRA
M上にマスクCPUからダウンロードして、スレーブC
PUで上述したパルス幅の@御を行なうことも可能であ
る。これは、補正係数の数が少ないからである。そのた
め、400バイトに満たCPUとして使用することも可
能である。
以上のことから、この発明に係る印字装置は上述したよ
うなファクシミリ装置やサーマルプリンタなどに内蔵さ
れた記録手段などに適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る印字装置の一例を示す系統図、
第2図はデータ処理回路の一例を示す系統図、第3図は
その動作説明に供する波形図、第4図及び第5図は夫々
ストローブパルスのパルス幅と温度との関係を示す特性
図、第6図はノ\ツド駆動回路の一例を示す系統図、第
7図はその動作説明に供する波形図である。 30・・・ヘッド駆動回路 32ψ・・シフトレジスタ 35・・・ラッチ回路 38ψ・・温度センサ 40 ・ 60 ・ 70 ・ 71 争 73 ・ 75 ・ 76 ・ 77 ・ H1〜H4・ ・サーマルヘッド ・データ処理回路 ・制御回路 ・シーケンス制御手段 ・ストローブパルス形成手段 ・パルス幅制御手段 ・A/D変換器 ・パルス幅演算手段 ・分割ヘッド (抵抗発熱体)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の発熱抵抗体で構成されたサーマルヘッドと
    、 このサーマルヘッドを駆動するために使用されるストロ
    ーブパルスの発生手段と、 このストローブパルスのパルス幅を上記サーマルヘッド
    の温度変動に伴なって制御する制御手段と、 上記サーマルヘッドの温度を検出する温度センサとを有
    し、 上記パルス幅制御手段にはA/D変換器が設けられ、温
    度センサより得られた検出出力がこのA/D変換器にお
    いてA/D変換されると共に、このA/D変換出力によ
    って形成された所定の一次変換出力に基づいて上記スト
    ローブパルスのパルス幅が制御されるようになされたこ
    とを特徴とする印字装置。
JP63179838A 1988-07-19 1988-07-19 印字装置 Pending JPH0229352A (ja)

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JP63179838A JPH0229352A (ja) 1988-07-19 1988-07-19 印字装置

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