JPH02292209A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH02292209A
JPH02292209A JP11447089A JP11447089A JPH02292209A JP H02292209 A JPH02292209 A JP H02292209A JP 11447089 A JP11447089 A JP 11447089A JP 11447089 A JP11447089 A JP 11447089A JP H02292209 A JPH02292209 A JP H02292209A
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JP
Japan
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ferrite
particles
fatty acid
manganese
cosmetic
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JP11447089A
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Inventor
Hideo Ono
日出男 大野
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SIGMA HAI CHEM KK
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SIGMA HAI CHEM KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は超微粒子顔料を配合した化粧料に関するもので
、分敗性に優れ透明感ある色彩効果を有する化粧料を提
供せんとするものである。
(従来の技術) 従来化粧科に用いられる有色無機顔料としては赤酸化鉄
、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、紺青、酸化クロム、カー
ボンブラック等があった。これらの顔料は目的とする色
彩に応じて適当に混合され、分散剤を含む他成分と共に
ヘンシェルミキサー、ホモジナイザーあるいは三本ロー
ラー等の高ぜん断力撹拌装置によって混合もしくは混練
されて一方、本発明で化粧料に配合せんとする共沈法に
よるフェライトについてはよく知られており、その中で
もマグネタイトF e O−F e 2 03がFe2
+:Fe3+の比を1:2になるように調製した水溶液
とアルカリを混合することによって得られることは従来
より知られていた。フェライトを一般式MO − Fe
20B (Mは2価金属)で表したときMには種々の2
価の金属が入り得るが、共沈法によるものに関しては例
えば1962年に佐藤らは上記のMがMn,Co、Ni
,Mg,Cd,Cu、Ca,Znの何れかである単純フ
ェライトおよび上記のMがNi−Zn,Cu−Zn,M
n−Zn、Mn−Fe,Mn−Co,Mn−Cd,Ni
−Cu,Co−Feの何れかの組合せである複合フェラ
イトを共沈法で生成させたと発表している(工業化学雑
誌65巻11号)。
(発明が解決しようとする課題》 従来化粧料に用いられてきた有色無機顔料は、化粧料に
配合する際に顔料表面を化粧料基剤と十分に馴染ませる
ために強力なせん断力による混合を必要とし、大型の機
械を用いなければならなかった。
また従来用いられてきた有色無機顔料は、ほとんどのも
のが乾燥工程を経たものであるために一次粒子が微細で
あっても容易に粉砕されない二次粒子を形成しており、
その多くが分敗後の製品中にそのままの形で存在し、そ
のため透明感のある色彩効果を得るのが困難であるとい
う問題点もあった。
さらに、黒色顔料として多用されてきたカーボンブラッ
クは微量の発ガン性物質含有の危険が指摘され化粧料に
は使用されない動向にあり、また従来用いられてきた黒
色のマグネタイトは強磁性で粒径が大きいため粒子同士
が磁気力により引き合って凝集し色分かれが起こり易い
という問題点があってこれらに代わるべき黒色顔料の開
発が強く求められていた。
一方、共沈法フェライトについての従来よりのfiJf
究はほとんどすべてが磁性材料としてのフェライトの磁
気的特性に注目して行われたもので、着色顔料としての
特性についての研究はけほとんどみられず応用について
も顧みられることがなかった。
(課題を解決するための技術的手段) こうした課題を解決すべく種々の検討を重ねた結果、本
願発明者は共沈法によって湿式合成したフェライト超微
粒子を水相中で処理して表面を飽和脂肪酸基で被覆した
後に基剤中に配合すると優れた分散性と色彩効果を有す
る化粧料となることを見いだしたのである。
以下本発明につき詳細に説明する。ます共沈法によるマ
グネタイト超微粒子は例えば次の方法で合成される。モ
ル比で2価の鉄イオンFe2+1に対し3価の鉄イオン
Fe”2を含む水溶lαと水酸化ナトリウム等の強塩基
水溶iαを混合してpHをII以上にし3 0 ’C以
上に保って撹拌し熟成を11つとマグネタイトの極めて
it綱な結晶が析出してくる。この方法で作られたマグ
ネタイトは黒色で粒子径は5〜30nm程度の超微粒子
である。
次にマンガンフェライト超微粒子は例えば次の方法で合
成される。モル比で2価のマンガンイオンMn”1に対
し31i1[iの鉄イオンFe”2を含む水溶液と水酸
化ナトリウム等の強塩基水溶液を混合してpH12、温
度100″Cに保って撹拌し熟成を行うとマンガンフェ
ライトの極めて微細な結晶が析出してくる。この方法で
作られたマンガンフェライトは黒褐色で、粒子径は5〜
30nm程度の超微粒子である。
上記のマンガンフェライトの製法におけるマンガンイオ
ン水溶液に換えて例えばモル比でマンガンイオンMn”
0.5および亜鉛イオンZn2+0.5を含む水溶液を
用いて同様の操作を行うと3成分系のマンガンー亜鉛フ
ェライトが得られる。このときマンガンと亜鉛の比を変
化させ亜鉛を多くすると褐色の強いフェライトが得られ
、マンガンを多くすると黒色に近いフェライトが得られ
る。またマンガンと亜鉛の比を一定にして鉄を増加させ
ても黒色の強いフェライトが帰られる。こうした方法で
作ったフェライトは何れも粒子径がおよそ5〜30nm
の超微粒子である。
マンガンー亜鉛フェライトと同様に2f重の2{IIイ
オンを組み合わせることによってニッケルー亜釦、銅一
亜鉛、マグネシウムー亜鉛等の3成分系のフェライトを
得ることができる。これらは何れも赤味の強い褐色フェ
ライトである。
さらにマグネシウムフェライト超微粒子は例えば次の方
法で合成される。モル比で2f11iのマグネシウムン
イオンMg2+1に対し3価の鉄イオンFe”2を含む
水溶液と水酸化ナトリウム等の強塩基水溶液を混合して
pH12以上にした後オートクレープに移し、温度18
0゜Cに保って撹拌し熟成を行うとマグネシウムフェラ
イトの極めて微細な結晶が析出してくる。この方法で作
られたマグネシウムフェライトは黄褐色で、粒子径は5
〜30nm程度の超微粒子である。ニッケルフェライト
、銅フェライト、カルシウムフェライト等もマグネシウ
ムフェライトと同様に100゜C以上の高温の熟成を必
要とする。
こうして作成したフェライト超微粒子の凝集を防き一次
粒子のままで分散させるために脂肪0亥基による表面被
覆を行う。脂肪酸による表面被覆処理は気相中で行うこ
とも可能であるが、気相処f里を行うためにはコストの
かかる乾燥工程を経なければならない上に完全な被覆を
行うのも困難である。フェライトが水相中で生成し水ス
ラリーとして帰られるのであるから脂肪酸被覆処理は水
相中で行うのが工業的見地から有利である。このような
事情を考慮し種々の処理法を検討した結果、本発明者は
以下に記載した方法により水相中で極めて良好に脂肪酸
基による被覆が行われることを見いだした。
本発明において脂肪酸は分岐鎖または直鎖の飽和脂肪酸
を用いる。不飽和脂肪酸基による被覆も可能であるが、
化粧料として配合したときの酸敗による経時的変質が問
題となり好ましくなレA0また脂環式脂肪酸による被覆
も可能であるが不快な臭気を有し化粧料として好ましい
ものではなレ)。
好ましい分岐鎖または直鎖の飽和脂肪酸としては炭素数
10から18の第一級脂肪酸、及び炭素数が12から2
2の第二級脂肪酸、更に炭素数12から24の第三級脂
肪酸が挙げられる。更に具体的に例示すると第一級のラ
ウリン酸、ミリスチン酸、バルミチン酸、ステアリン酸
、第二級のイソステアリン酸、第三級脂肪酸(商品名バ
ーサチックアシッド、シェル石油製等)等が有効であり
、特に第二級脂肪酸または第三級脂肪酸を用いたときは
分散性流動性ともに優れ、耐酸化変質性も優れた着色顔
料が得られる。
脂肪酸による表面被覆は具体的には次のように行う。8
0〜100℃に加熱したフェライトスラリーを激しく撹
拌しながらフェライト重量に対し10〜100%の飽和
脂肪酸またはその塩を添加し10〜60介間加熱撹拌を
続けるとフェライト粒子の表面は完全に脂肪酸基で被覆
される。脂肪酸によって被覆されたことは、粒子が極め
て強い疎水性を示すことによって確認できる。こうして
表面を脂肪酸基で被覆されたフェライト粒子は炭化水素
等の無極性溶剤で容易に抽出されるためヘキサン、ヘブ
タン或はナフサ等を加えてよ< ti拌した佳に油層と
水層を分離させ油中分散質として取り出すことができる
。別の方法として表面7皮覆柊了1&の液のpHを7〜
8程度に調整しフェライト粒子の凝集体を形成させ、こ
れを遠l已・分高k或(よろ過などの手段により分離し
脱水してもよt)。
こうして得られたフェライト粒子は油性のイし粧料には
そのまま配合することができる力{、油性基剤に高濃度
で分散させて中間体として力λら西己合してもよい。水
性の化粧料の場合は逍当な界面活性剤と共に配合する。
(作用) 本発明に用いた共沈法のフェライトの粒子?lGよ、組
成、作成温度、pH等の条件を制御することにより5〜
30nm程度の範囲のものを1得ることができるが、こ
れは従来化粧料に使用されてきた顔料より遥かに小さい
ものである。さら番こ、粒度の分布幅が狭いために極め
て均一な分散状態力4られるのである。
また化粧料に於で重要な意味を持つ色相番二つ1鳥ては
、マグネタイトで黒、マグネシウムフェライトで黄褐色
、ニッケルフェライトで赤褐色、マンガンフェライトで
黒褐色というように構成イオンの種類によりによって変
化させることができ、組成比を変化させることによって
さらに微妙な変化をさせることができるのである。
このようなフェライト粒子を前述のような方法により脂
肪酸基で被覆すると、粒子同士が接近したときに互いの
被覆層の重なりが生じる結果粒子間に反発力が働いて凝
集を妨げ基剤中での分敗が容易になる。そのため化粧料
としたときの基剤との分離が起こりにくく他の着色剤と
の混合性にも優れ、さらに使用時の色の延びが極めてよ
くなるまたこのようにして作成したフェライトは、可視
光の波長に比べて十分に小さいために化粧料に配合し皮
膚に塗布した際に極めて透明感のある色彩効果を発拝す
る。
以下実施例に従い詳しく説明する。
(実施例1)アイライナーの製造 操作l 疏酸第1鉄1 m o 1 / k g水溶i
r’i 1 k gと硫酸第2鉄1 m o l / 
k g水溶液1kgを混合しこれに30wt%の水酸化
ナトリウム水溶液をp Hが11〜13になるまで加え
激しく撹拌した。反応のため上昇した液温を50゜Cに
保ち30分間撹拌を続けた。初期に生成した共沈水酸化
物ゲルは完全に黒色化しマグネタイト超微粒子のスラリ
ーが得られた。このスラリーを傾斜洗浄により水洗し、
洗浄水に硫酸イオンが検出されなくなるまて繰り返した
操作2 イソステアリン酸50gと精製水450gを8
0゜Cに加温し撹拌しながら30wt%の水酸化ナトリ
ウム水溶液を添加しp Hを10とじた操作3 操作1
で得たマグネタイトスラリーから固型分100gを含む
量を分取し、操作2で得た液に加えて80〜9 0 ’
Cに保ち40分間撹拌を続けた。放冷後塩酸でpHを7
〜8に調整し、ろ紙(No.2)で吸引ろ過し十分に水
洗した後に脱水してろ過ケーキを得た。
操作4 操作3で得たろ過ケーキとポリオキシエチレン
ノニルフェニルエーテル(ボリオキシエチレン付加モル
910)40g及び精製水を加えて合計200gとし二
一ダーでよく練って着色料を得た。
操作5 下記の配合により製造を行った。
ポリ酢酸ビニルエマルション  5.0wt%ボリアク
リル酸エマルション 45.Oボリブロピレングリコー
ル   4.0着色科(操作4で製造)    12.
0メチルパラペン        0.2精製水   
         残 部上記配合物を4枚羽根の撹拌
機で撹拌混合し製品とした。
(実施例2)アイシャドウの製造 操作1 疏酸マンガン1mO1/kg水溶液 1kgお
よび塩化第2鉄2 m o l / k g水溶液 1
kgを混合し約8 0 ’Cに加温した後に30wt%
の水酸化ナトリウム水溶液をpHが11〜13になるま
て加え激しく撹拌した。反応のため上昇した)α温を1
00゜Cに保ち30分間撹拌を続けた。
初期に生成した共沈水酸化物ゲルは完全に黒色化し、マ
ンガンフェライト超微粒子のスラリーが得られた。この
スラリーを傾斜洗浄により水洗し、洗浄水に硫酸イオン
が検出されなくなるまで繰り返した。
操作2 操作1で得たマンガンフェライトスラリーから
固型分100gを含む量を分取し、イソステアリン酸4
0gと精製水を加えて合計1kgとし8 0 ’Cに加
温した。次に30wt%の水酸化ナトリウム水溶液を滴
下しpH10とした後に80〜9 0 ’Cに保ち30
分間激しく撹拌した。
操作3 操作2で得た液を放冷後分液ロートに移しn−
ヘキサン200mlを加えて十分に振とうした。静置す
ると2層に分離し、上層は透明な水層に下層はマンガン
フェライトを抽出した黒褐色のn−ヘキサン層となった
。n−ヘキサン層を流動パラフィン150mlを入れた
ナス型フラスコに取り、ロータリーエバボレータでn−
ヘキサン分のみを蒸発させ流動バラフィン中にマンガン
フェライトが均一に分散した着色科を肖た。
操作4 下記の配合により製造を行った。
ラノリン            6.0wt%マイク
ロクリスタリンワックス15.0着色料く操作3で製造
’)    55.0酸化チタン(ルチル型)    
 15.0タルク            9.9メチ
ルバラベン        0.1上記組成物を80″
Cに加熱し3本ローラーでよく練った佳に注型、冷却し
製品とした。
(実施例3)ファンデーションの製造 操作1 疏酸マグネシウム1 m o 1 / k g
水溶液0.6kg、疏酸亜鉛 1 m o 1 / k
 g  水溶}α0.2kgおよび硫酸第2鉄1 m 
o 1 / k g水溶液1.2kgを混合しこれに3
0wt%の水酸化ナトリウム水溶液をpHが約12にな
るまで加え激しく撹拌しゲル状共洗物を得た。この液を
直ちにオートクレープに移し1 8 0 ’Cに保ち9
0分間撹拌した後冷却し取り出した。水酸化物ケルは黄
赤褐色化し、超微粒子のマグネシウム亜鉛フェライトス
ラリーが得られた。このスラリーを傾斜洗浄により水洗
し、洗浄水に硫酸イオンが検出されなくなるまで繰り返
した。
操作2 操作1で得たマグネシウム亜鉛フェライトスラ
リーから固型分100gを含む量を分取し、バーサチッ
クアシッド1516 (シェル石油製)40gと精製水
を加えて合計1kgとし80℃に加温した。次に30w
t%の水酸化ナトリウム水溶液を滴下しpH8とした後
に80〜90゜Cに保ち30分間激しく撹拌した。
操作3 操作2で得た液を放冷後分液ロートに移しn−
ヘキサン200mlを加えて十分に振とうした。静置す
ると2層に分離し、上層は透明な水府に下層はマグネシ
ウム亜鉛フェライトを抽出した黄赤褐色のn−ヘキサン
層となった。n−ヘキサン層を流動イソパラフィン(パ
ールリーム6、日本油脂製)150mlを入れたナス型
フラスコに取り、ロータリーエバボレータでn−ヘキサ
ン分のみを蒸発させ流動イソパラフィン中にマグネシウ
ム亜鉛フェライトが均一に分nkした着色料を得た。
操作4 次の配合により製造を行った。
マイクロクリスタリンワックス 5.0wt%セレシン
            4・0ワセリン      
      9.0オクタン酸セチル      20
.0オクチルドデカノール    10.0流動イソパ
ラフィン     11,9着色科(操作3で製造) 
   IQ.0二酸化チタン(ルチル型)   25.
0タルク            5.0プチルパラベ
ン        0.1香料           
  適 量香料を除く上記組成物を80゜Cに加熱し3
本ローラーでよく練った後に香料を添加し注型、冷却し
製品とした。
(実施例4)ファンデーションの製造 操作1[酸マンガン 1 m o 1 / k g  
水溶液0.7kg、硫酸亜鉛 1 m o 1 / k
 g  水溶液0.3kgおよび硫酸第2鉄1 m O
 1 7 k g水溶液1.0kgを混合しこれに30
wt%の水酸化ナトリウム水溶液をpHが約12になる
まで加え激しく撹拌しゲル状共沈物を得た。反応のため
上昇した液温を1 0 0 ’Cに保って30分間撹拌
を続けた。水酸化物ゲルは黒褐色化し、超微粒子のマン
ガン亜鉛フェライトスラリーが得られた。このスラリー
を傾斜洗浄により水洗し、洗浄水に硫酸イオンが検出さ
れなくなるまで繰り返した。
操作2 操作1で得たマンガン亜鉛フェライトスラリー
から固型分i 00gを含む量を分取し、ラウリン酸2
0g及びバルミチン#20gと精製水を加えて合計1k
gとし80℃に加温した。次に30Wt%の水酸化ナト
リウム水溶液を滴下しp I−I 1 0とした後に8
0〜90℃に保ち30分間激しく撹拌した。
操作3 操作2で得た液を放冷後分液ロートに移しn−
ヘキサン200mlを加えて十分に振とうした。静置す
ると2層に分離し、上層は透明な水層に下層はマンガン
亜鉛フェライトを抽出.した黒褐色のn−ヘキサン層と
なった。n−ヘキサン層を流動バラフィン1 50ml
を入れたナス型フラスコに取り、ロータリーエバボレー
タでn−ヘキサン分のみを蒸発させ流動パラフィン中に
マンガン亜鉛フェライトが均一に分敗した着色石を得た
操作4 次の配合により製造を行った。
マイクロクリスタリンワックス 5.0wt%セレシン
            4.0ワセリン      
      9,0オクタン酸セチル      20
.0オクチルドデカノール    10.0流動パラフ
ィン       11.9着色料(操作3で製造)5
.0 黄酸化鉄          10.0二酸化チタン(
ルチル型)   20.0タルク          
   5.0プチルパラペン        0.1香
料             3Ii  量香料を除く
上記組成物を80゜Cに加熱し3本ローラーでよく練っ
た後に香料を添加し注!−1!、冷却し製品とした。
(効果) 本発明により製造した着色料は極めて分散性が優れ、化
粧料の製造に当たって従来の無機顔料と比較すると分散
が容易でむしろ染料の溶解に近い挙動を示した。従って
、実施例1のように他の無機顔料を配合しない化粧科の
製造は極めて容易となり、小型の撹拌機で十分な分散を
得ることができた。
次に実施例1〜3の各化粧料について10名の女性パネ
ラーの皮膚に塗布して行った官能試験の結果をまとめた
総合評価を第1表に示す。
以上の結果より本発明の化粧料は、皮膚に塗布した場合
の色の延びと色彩の透明感に優れていることが判る。
但し △ : やや劣る 0 : 良い ■ = 非常に良い

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 共沈法により湿式合成したフェライト超微粒子を水相中
    で処理して飽和脂肪酸基で表面被覆してなる着色顔料を
    配合したことを特徴とする化粧料
JP11447089A 1989-05-08 1989-05-08 化粧料 Pending JPH02292209A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10324615A (ja) * 1997-05-21 1998-12-08 Pola Chem Ind Inc 花粉症用の化粧料の鑑別法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10324615A (ja) * 1997-05-21 1998-12-08 Pola Chem Ind Inc 花粉症用の化粧料の鑑別法

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