JPH02291265A - 水―不溶性グルコースイソメラーゼ結晶およびその製造法 - Google Patents

水―不溶性グルコースイソメラーゼ結晶およびその製造法

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JPH02291265A
JPH02291265A JP1120220A JP12022089A JPH02291265A JP H02291265 A JPH02291265 A JP H02291265A JP 1120220 A JP1120220 A JP 1120220A JP 12022089 A JP12022089 A JP 12022089A JP H02291265 A JPH02291265 A JP H02291265A
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isomerase
glucose
enzyme
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は結晶酵素の架橋結合により形成する新規水一不
溶性グルコースイソメラーゼに関する。
本発明は不溶性、架橋結合グルコースイノメラーゼの製
造方法にも関する。
〔従来の技術および発明が解決しよう.とする課題〕連
続操作反応器で固定化酵素、すなわち固体キャリアに結
合した酵素の使用はますます好ましい技術である。何故
なら酵素のコストおよび最終生成物の精製で節約できる
からである。固定化グルコースイソメラーゼによるグル
コースのフラクトースへの転換は通常このような手順金
利用する方法である。
一般に、酵素は水溶性であり、従って連続方法において
固定化技術全使用することが必要になる。
酵素が水性相に溶解することを防止し、一方その活性金
維持できる方法により固体相に結合させなければならな
い。酵素を吸収させ、共有結合させ、架橋結合させ又は
ミクロカプセル化する各種技術が酵素を固体キャリアと
提携させるために提案された。別法では、酵素を産生ず
る微生物全体全固体相に結合できる。これらの技術のす
ぐれた要約4例えば、Moo − Young , M
. ( ad. )Comprehensive Bi
otechnology,  2,  Pergamo
nPress, London,  1 9859 p
. 1 9 1 〜2 1 1に提示される。
先行方法では、酵素は別に製造したキャリア材科に結合
する。これ扛そのままで化学的動力学に対し、又は基質
の流動技術に対し有利である。しかし、キャリア材料は
糖産業で使用されるような、特に大規模大量生産方法で
は、大部分の場合触媒として作用する酵素より一層コス
トがかかる。別法では、酵素はゼラチンのような不活性
成分と架橋結合により固定化することができる。いずれ
にしても、先行技術において触媒として作用する酵素框
、各特別の方法で使用する材料の重量および容積の一般
には5チよジ少ない、通例は1〜2憾の画分を形成する
に過ぎない。
技術的に、ダルタルアルデヒドとの架橋結合な例エば、
グルコースイソメラーゼの固定化では非常に重要なもの
であった。既知のように、グルタルアルデヒドは食料品
の加工において酵素の固定化に使用することはFDAK
よク承認されている。
適用された他の技術はイオン交換体への結合および固体
キャリアへの吸収を含む。このような適用の例は米国特
許第4.6 9 9,8 8 2号明細書( K.Vi
guri  :  8tabilized gluco
se isomerase )に見出すことができる。
しかし、この先行技術に使用したキャリアは比較的高価
であシ、この技術な大きな反応器を必要とする。
工業的使用に対する酵素の間定化は必ずしも使用酵素と
連合しないコストを伴なう。これらμ加工装置の建造お
よび工場敷地により生ずるコスト、キャリア材料の取得
(再取得)コスト、失活酵素材科の処分コスト、反応器
を空にし、?Rだ丁ことにより(又はキャリアの再生に
よ少)生ずる労務コスト、反応体の緩慢さKよク生ずる
第二次コスト金含む。永い保有時間の結果として、非一
酵素性の不利な副反応が、特にフラクトースの製造でし
ばしば起こりつる。
科学文献はグルタルアルデヒドによる結晶酵素の架橋結
合の数例を含む。これらの研究で、酵素結晶は基本的研
究目的に対し架橋結合でれた。酵素結晶の構造はしばし
ば非常に弱いので、結晶はX一線回折研究で使用する線
ビームに耐えられない。しかし、グルグルアルデヒドκ
よクこれらはしばしばこれらの目的に対し安定化できる
。さらK1結晶は安定性および触媒動力学を研究する目
的によジ架橋結合された。結晶の架橋結合が成功した場
合、グルタルアルデヒドのみを使用し、媒体線各特別の
酵素全結晶形で維持する溶液から成った。不溶性結晶は
グルタルアルデヒドおよヒ酵素たん白間の反応により直
接形成するらしい。
QuiochoおよびRichards ( Proc
. Nat]. Acad.8ci. ( USA )
 5 2 ( 1 9 6 4 ) I)− 8 3 
5およびB10chemistry 5 ( 1 9 
6 6 ) p− 4 0 6 2 )がカルボキシペ
プチダーゼの架橋結合にグルタルアルデヒドを使用した
ことが最初のことであった。
Bi shopおよびRichards ( J. M
ol. Biol. 5 3(1968)p.415〜
421)μ室温で結晶ベータラクトグロプリンと1%グ
ルタルアルデヒド水溶液を架橋結合した。結晶は酵素の
電気的性質全研究するために使用した。HaJs ( 
Biophysic.Journ. 8 ( 1 9 
6 8 ) p−5 4 9〜555)は12チのグル
タルアルデヒド濃度を使用して、4チ硝酸塩溶液(−8
)の存在で、リゾチーム結晶を栗橋結合した。
Dyer , PhillipjおよびTownsen
d( Thermochimica Acta 8 (
 1 9 7 4 ) p. 4 5 6〜464)は
グルタルアルデヒドにより架橋結合した結晶力ルポキシ
ベプチダーゼの熱安定性全研究した。彼らは架橋結合は
安定性の増加に導《こと金発見した。Tuechsen
およびOttesen( Charlsberg Re
s. Commun. 4 2 ( 1 9 7 7 
)p. 4 0 7〜420)は硫酸ナトリウム溶液中
でグルタルアルデヒドにより架橋結合した結晶サブチリ
シンの動力学性?研究した。低分子基質では、結晶の活
性線高いが、たん自分子又はポリペプチド(結晶中に拡
散することができない)のような高分子基質では些細な
ものであった。
Wongら( Biochem. and Bioph
ysic. ResearchCommunicati
ons 8 0 ( 1 9 7 8 ) 1)− 8
 8 6 〜89a)は硫酸アンモニウム溶液中で微生
物起源の酸性グロテアーゼとグルタルアルデヒドを架橋
結合した。架橋結合では、硫酸アンモニウムの存在は技
術的忙不利と見做されていた。
MorozovおよびMorozova ( Biop
olymers ’l Q(1981)p.451〜4
67)は2〜6俤グルタルアルデヒド溶液および室温で
2〜10日の反応時間を使用して結晶リゾチーム、ヘモ
グロビンおよびミオグロビン全架橋結合した。Leeら
(阻oorganic Chemistry 1 4 
( 1 9 8 6 ) p−202〜210)は2−
メチル−2,4−ペンタンジオール(25%)の存在で
アルコールデヒドロゲナーゼの結晶とグルグルアルデヒ
ドを架橋結合した。
グルタルアルデヒドにょク不溶性酵素を製造することは
、特にたん白が比較してほとんどリジンを含まない場合
、しばしば困難であることは知られている。この問題は
酵素中に、架橋結合して不溶形を生成できるアルブメン
のようなたん白を混合することによりしばしば回避でき
る( G. B.Broun , Methods i
n Enzymology # 4 4 ( 1976
)p− 2 6 3 )。しかし、このような不活性異
種たん白の添加は、架橋結合すべき酵素が結晶である場
合不可能である。現在まで、グルタルアルデヒドのみに
よシ不溶形に結晶を架橋結合できない場タルアルデヒド
により固定化することは既知である。こうしてイソメラ
ーゼは支持体に架橋結合される。このような方法は工業
的に完全に利用される。グルコースイソメラーゼ結晶を
不溶形に架橋結合する試みは文献に記載されていない。
初めの結晶状態を維持し、一方酵素の酵素活性は非常に
高《残こすような方法でグルコースイソメラーぜ結晶を
架橋結合できることがわかった。
最善の処理は初めの酵素と同じ活性を有する酵素を与え
ることである。本発明κよる生成物は酵素を工業的に使
用する場合、存在できる任意の溶媒に溶解しない。架橋
結合結晶酵素に工業的異性化方法でそのままの状態で異
性化カラムに満たし使用することができる。新規架橋結
合結晶酵素にょシ、以前のものよりはるかに小さ《、一
層効率的なカラムで連続的異性化方法七行なうことがで
きる。本発明によりしばしばカラムの大部分の空間全占
有し、コストの大部分の原因となる不活性材料K結合し
た酵素よりむしろ、純粋酵素を満たしたカラムを使用で
きることは当業者線認めるであろう。
本発明方法では、グルコースイソメラーゼ結晶にグルタ
ルアルデヒドのようなジアルデヒド、アンモニウム化合
物、アミン又はアミノ酸、好まし《はアンモニ9ム塩又
にリジンのような少な《とも1個のアミノ基金含有する
化合物により架橋結合する。いくつかのアミンおよびア
ミノ酸は使用に適する。グルタルアルデヒドの他忙多数
の他のアルデヒドおよび架橋結合剤として既知の、アミ
ノ基と反応する物質は本方法で使用できることは同様K
明らかである。
本発明方法により製造した固体結晶酵素の活性に非常に
高いか又は遊離酵素のものと実際に同一である。固体結
晶酵素は連続方法でカラム充填剤としてそのまま使用で
きる。非常に安定で、機械的応力に十分に耐える。
所望する場合、架橋結合結晶は化学物理的方法で、例え
ば球形、シート状形、帯状形などの一層大きいボディt
形成するためにさらに結合できる〇こうして得九酵素標
品は各種機械的処理κ耐えることができる。
当業者はここに開示した架橋結合方法は、一般にそのア
ミノ酸組成のために、従来架橋結合に貢献することが分
らなかった任意の結晶酵素の不溶性標品の製造に実際に
使用できること金認めるであろう。
以下に、本発明方法を一層詳細に記載する。
ゼの裏造 硫酸アンモニウム(約10ilt量チ)をグルコースイ
ソメラーゼ溶液(乾燥たん白として測定して1〜101
jL量チのイソメラーゼ)に溶解する。溶液はたえず撹
拌しながら約1〜2℃にゆっくり冷却する。こうして本
質的に完全なイソメラーゼの結晶化が起こる(95チよ
ク多《)。硫酸アンモニウムの代シに、例えば硫酸マグ
ネシウム又は硫酸ナ} IJウムを結晶化剤として使用
できる。使用塩の濃度は広い限度内、例えば5〜25i
量係内で変化できる。結晶化方法K必要な時間も広い限
度内、例えば1時間〜数日内で変化する。大結晶の鯛造
には、徐々に冷却することが好まし《、イソメラーゼは
できるだけ精製すべきである。結晶化は米国特許第4,
6 9 9,8 8 2号明細書( Viauri )
に記載される。参考のためここ忙挿入する。
結晶化後、結晶マス扛母液から沈澱法又に遠心分離Kよ
り分離する。必要の場合、結晶マスは硫酸アンモニウム
、硫酸マグネシウム又は結晶化に適する他の物質の純粋
溶液により洗滌する。架橋結合扛過剰の遊離母液を含ま
ない、高密度形に沈澱又に遠心分離しだ結晶マスで行な
う。これらの結晶マスの代表的活性に1 [],0 0
 0 GIU /gである。乾物として測定して20〜
60重量チの純粋酵素たん白を含有する。酵素結晶に乾
燥する場合、その構造金失なうことを注目すべきである
架橋結合 結晶マスは結晶がその中に溶解しないように塩溶液にサ
スペンドする。溶液の酵素結晶濃度な例えば、乾物で2
〜17iiji%と広《変化できる。
アンモニウム塩は、塩溶液がアンモニウム、又ハ適当な
アミン、又はリジンのようなアミノ酸を初めK含有しな
い場合、塩溶液κ添加する。混合物の一は、例えば苛性
ソーダ溶液ヶ添加することKよク5〜9、好ましくは6
〜8の値に調整する。
酸度にリン酸塩パツファ、例えば0.05MIJン酸ナ
トリウムにより、又はアルカリ浴液(苛性ソーダのよう
な)Kよる自動的一調整により調整する。
添加アミン又探アミノ酸の有用な濃度に広い限度内で変
化し、他の成分の濃度による。本発明による生成物は混
合物の最終重量の1〜15チのアミン又扛アミノ酸濃度
により高収敞で製造した。
その後グルタルアルデヒドを架橋結合反応を開始するた
めに混合切に添加する。グルタルアルデヒド量は湿潤酵
素結晶マス基準で1〜45重量チの広い限度内で変化t
きる。好ましい量に例えば混合物に含有されるアミン濃
度による。一般に、好ましい濃度は乾燥酵素として計算
して3gのイソメラーゼにつき6〜4.5gのグルタル
アルデヒドに変化する。反応中、溶液はたえず撹拌する
温度は2〜25°Cの範囲である。温度は臨界的である
とは思わないが、低温は有利である。反応は、特に高温
では非常に急速に、数分以内に起こる。
低温における反応時間a2o$”までである。
反応後、不溶性結晶は混合物から沈澱又は遠心分離によ
り分離する。結晶マスは水又は適当な塩溶液Kサスペン
ドし、再遠心分離することにより洗滌する。洗滌は結晶
マスが触媒として使用するのに十分に精製されるまで数
回反復する。洗滌に関連して微細粒状沈澱は水により洗
滌することが好ましい。
酵素方法で触謀として使用する場合、得た結晶マス全乾
燥することは得策ではない。湿潤結晶マスは何ら特別の
処置することな《少な《とも6ケ月間その活性を十分に
保有する。
最終生成物の特徴 本発明により製造した架橋結合結晶は外観および大きさ
が初めの原科結晶と同じである。結晶の大きさは臨界的
でにない。100〜200マイクロメータ又はそれよク
大きい、1#I1までの直径を有する結晶は特に工業的
使用K適する。
本発明による結晶のもつともM要な性質にこれらが水、
塩浴液および塘溶液に溶解しないことである。イソメラ
ーゼ結晶が高温でさえグルコースおよびフラクトースの
濃厚溶液K溶解しないことは特に重要なことである。工
業的方法では、60℃の温度および45重量係の塘濃度
を使用することは慣例的である。架橋結合結晶はこのよ
うな条件下で、そして任意の他の糖濃度および高温(1
00°Cまで)で不溶性である。架橋結合結晶の活性は
初めの酵素の活性と同じオーダである。
工業的には、これらの活性が不活性キャリア上に固定し
た酵素の活性より何倍も高いことは有利であり、重要で
ある。
酵素を結晶形で架橋結合すると、結晶中で作用し、結晶
を天然に保有する力により酵素は著しい程度まで安定化
することで一層の利益を得る。
出発物質および最終生成物の特徴化に対し使用する方法 イソメラーゼの活性は乾燥酵素標品1gにつき国際的グ
ルコースイソメラーゼユニットとして、GIUと客記し
て測定ちれた。1ユニット( GIU )は次の条件下
で1マイクロモル/分の割合でグルコース全フラクトー
スに転換できる酵素量全表わ丁:グルコース濃度2.0
モル/!、−7.0および温度600Co 活性測定に対し、0.1〜1gの酵素標品(初めの結晶
マス又は完全に洗滌した架橋結合結晶マス)全上記のよ
うな基質浴液(100rrLt)中に混合した。適当な
時間後、例えば10分後に溶液のフラクトース含危k測
定し、活性全計算し上記ユニットで表わした。酵素量お
よび反応時間は、測定結果が反応の初めの割合に関連で
きろように形成フラクトース含tを全糖含場の5チより
少ないように選択した。出発物質および生成物の乾物含
量は試料を105°Cで恒iまで乾燥することにより通
例方法により測定した。
異性化方法 結晶架橋結合酵素は通例方法でパッチ異性化方法で使用
するのに適する。その場合使用酵素は反応後、例えば濾
過により分離し、所望の場合再使用できる。
しかし、工業的規模では、連続方法として異性化を行な
うことが好ましい。それによって異性化丁ぺき糖溶液は
酵素カラムを通して流丁ことができる。反応時間および
/又は温度を変えることにより、異性化方法は調整が容
易である。酵素は凍結点から100°Ct−超える温度
まで、広い範囲の温度内で活性である。低温では、反応
が遅《、塘(グルコースおよびフラクトース)水和物が
結晶化することが欠点であるが、高畠では酵素およびフ
ラクトース双方の分解がかなり急速に起こることが欠点
である。
連続異性化に代表的には、カラムに1口0〜300マイ
クロメータの架橋結合酵素結晶七満だ丁ような方法で行
なう。カラムの大きさおよび高さに各特別の場合に必要
な容量に従って変えることができる。小カラムでは遺当
な層の高さは5〜50cRである。温度も広い限度内で
変えることができる。室温は容易に実現できる。微生物
学的汚染が問題となる場合、少なくとも約60℃に温度
金上げることによりこれらは排除できる。
方法μ線流速を変えることにより調整は容易である。小
カラムでは、線流速Fs.2〜30口/分の範囲である
。新鮮酵素に適する保留時間は1〜2分である。圧力に
大気圧である。圧力ロスμ些細である(50口の層の高
さにつき<0.2バール)保留時間はカラムの層の高さ
金変えることにより、および流速KよV調整する。異性
化反応は温度會上げることにより加速することができる
通例の工業的方法では、大部分の場合、糖の40〜45
q6がフラクトースである糖溶液を得ることが目的であ
る。酵素の活性はカラムの老化につれて減少する場合、
所望レベルに流速全減少することにより維持する。
次例は本発明を一層厳密に例示する。
例  1 米国特許第4,6 9 9.8 8 2号明細書に記載
のように10%硫酸アンモニウム溶液中で結晶させた8
50gのグルコースイソメラーゼ結晶を秤債し、この結
晶vcPH7.4 (Z) 1 0 0 0 Tnl硫
酸塩gl(0.5Mリン酸ナトリウムによ夛緩衝した)
を添加した。
混合物は10℃に冷却した。形成混合物は結晶の損傷を
軽減するために低速(200〜4 0 0 rpm)を
使用するプロペラ攪拌機によシたえず攪拌した。
25%グルタルアルデビドの16〇一試料全混合物に添
加した。1時間後、20−eの純水を混合物中に添加す
ることによシ反応を阻止した。攪拌は即座に終結させ、
結晶は2時間容器の底部に沈降させた。母液はデカント
し、別に結晶は流出しないように注意した。20ノの純
水を再び結晶マス中に混合し、洗滌水はデカントして除
去した。尚別の水忙よる洗滌を行なった。水によ勺6回
洗滌して得た湿潤イソメラーゼ結晶マスはそのまま異性
化試験活性測定および他の試験に使用した。
こうして製造した架橋結合グルコースイソメラーゼは結
晶状態(顕微鏡観察)であった。結晶は水、各橿塩の稀
薄爵液(2〜90一範囲)、稀酸(1モル/ffl)、
100°Cまでの熱水および熱塩m液、および100℃
までの濃厚グルコース、フラクトースおよびm溶液に不
溶性であった。結晶の外観はすべての上記条件下で無変
化のままであったが、架橋結合しなかつえ結晶イソメラ
ーゼは溶解するか、又は無定形沈澱として沈澱した。架
橋結合イソメラーゼの酵素活性は架橋結合しなかった初
めのイソメラーゼ活性の52%であった。
すなわち初めのイソメラーゼの活性は4 0,0 0 
0GHJ / f/である場合、架橋結合結晶の活性は
乾燥酵素たん白について計算して相当して2 0,0 
0 0GIU / Iよク高かった。
例 2 例10ようK%次の反応混合物を25°Cで表遺した: 純粋酵素たん白として計算して14gのイソメラーゼ、 10.fの硫酸アンモニウム、 1.5gのグルメルアルデヒド(約8mlの25%溶液
)、 0.0 5 Mリン酸ナトリウムバツファ(溶液の一7
.4) 1 0 0 rnlの水。
1時間の反応時間後、遊離m液は実験室遠心分離機によ
シ1 0 0 0 rpmで5分遠心分離することによ
り混合物から除去した。得た結晶マスは200mlの純
水にサスペントし、上記のように再び遠心分離した。水
による洗滌は上記のようにもう一度反復した。湿潤洗滌
結晶マスを回収し、それ以上の研究に使用した。こうし
て製造した結晶マスの活性は初めの結晶マスの活性の4
9%であった。
例6〜8 例2と同じ初めの組成を有する反応混合物を10°Cで
例1のように製造した。各種長さの反応時間後、反応を
終結させ、結晶マスを洗滌し、その後各結晶マスの活性
を測定した。結果は次の第工責に示す。
第  1 表 例6   10分   45 例4   60分   46 例5   60分    49 例6   90分    48 例7   2時間    40 例8   6時間    40 反応は非常に急速K完了し、活性は反応時間が増加した
場合でもほとんど増加しないCとが結果からわかる。
例9〜16 例1のように、次の初めの組成を有する反応混合物を1
0℃で製造した: 14gのグルコースイソメラーゼたん白(結晶形の)、 10gの硫酸アンモニウム、 90dの0.5Mリン酸ナトリウム溶液(第ff表に示
すように…6.0 、7.0 , 8,0 、又は8.
4)グルタルアルデヒド0.12、0.5、2.0 、
3.5又は4.1 2 g(第■表に示すように)。
反応時間は1時間であった。各形成結晶マス(結晶マス
の初めの活性基準の%)は第■表に示す。
例  9     6.0    0。5     2
 2例10   6.0  5.5   24例11 
    7.0    0.12    60例12 
  7.0  2.0   65例15     7.
0    4.i−2    59例14   8.0
  0.5   41例15   8.0  5.5 
  44例16   8.4  2.0   59グル
タルアルデヒr量はかなク広い限度内で変化でき、それ
にも拘らず高活性を得ることができることが結果から明
らかである。酸度は非常に結果に影響する。好ましい一
値は7.0であるが有用な標品は試験した全一範囲内で
、すなわち一6.0〜8.4で得ることができる。
上記例と同じ試験シリーズを行なった。しかし温度は2
°Cで、反応時間は18時間であった。反応混合物の組
成は次の通りであった: 乾燥たん白として計算して6gのイソメラーゼ結晶、 媒体として5.01の水、 7.5gの塩(硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウムおよ
び/又は硫酸アンモニウム、第1表参照)、7.0 K
 Pi−I E整用の苛性ソーダ(2ミリ当量より多く
ない、すなわち80rn9)、 0.1 2 5〜2.5gのグルタルアルデヒド(第I
表参照)。
第    厘     ♂吐 塩 (/i)       ,/,,ヤー 活性(NH
4)2804  MgSO4  Na2SO4 アルデ
ヒド け)例17     7.5  0.5  0例
1B         7.5  2.5   0例1
9      7.5     0.125   0例
20      7.5      0.5    0
例21      7.5      0.75   
0例22      7.5      1.25  
 0例25  0.45  7.05     0.7
5   20例24  0.90  6.6     
 0.75   19例25  1.8  5.7  
 0.75  28例26  3.75  5.75 
    0.75   40例27  7.5    
     0.75   60架橋結合をアンモニウム
塩を使用せずに行なう場合、不溶性結晶は得られない。
グルタルアルデヒrO高濃度によってさえ得られない。
少量のアンモニウム塩でも不昇性結晶の形成を促進する
例28〜68 不溶性イソメラーゼ結晶を次の一般的方法に従って各種
窒素化合物を使用して製造した:乾燥たん白として計算
して6gの結晶イソメラーゼ、 7.5gの硫酸マグネシウム、 10ミリモルの窒素化合物(第IV表参照)、2.5g
のグルタルアルデヒド(100%として計算)、 温度2°C1および 反応時間18時間。
第  ■ 例28 例29 例60 例51 例62 例65 例64 例65 例66 例57 例68 窒素化合物 リジン アルギニン とスチジン グルタミン ロイシン インロイシン プロリン メチオニン フエニルアラニン トリプトファン ベタイン 表 址(g)   活性(%) 1.83      80 1.74      17 1.55      26 1.46      18 1.31      21 1.31      18 1.15      10 1.49      27 1.65      17 2.04      44 1.17     25 多数の異るアミンは架橋結合方法に関し同じ効果を有す
ることが結果からわかる。
不溶性イソメラーゼ結晶を次の一般的教示に従って異る
用量のグルタルアルデヒドおよびリジンによシ製造した
: 乾燥たん白として計算して6gの結晶イソメラーゼ、 7.5gの硫酸マグネシウム、 0.47〜2.64 gのリゾン(第V表参照)、苛性
ソーダ溶液により8.0に…調整、0.5〜1.2 5
 gのグルタルアルデヒド(100チ、第V表参照)。
溶液は18時間2℃で反応させた。
第  V 表 例59   0.5     0.47   67例4
0   0.5     0.94   77例41 
    0,5        L40    60例
42     0.75       0.47   
 72同46   0.75     0.94   
83列44     0.75       1.40
    92例45     0.75       
1.87    81例46     0.75   
    2.64    75例47     1.2
5       0.47    68例48    
 1.25       0.94    78例49
    1.25     1.40   90例50
     1,25       1.87    1
0291J5 1     1.25       2
.54    100リジンおよびグルタルアルデヒr
の用量間の比は不溶性結晶の形成に影響する、すなわち
、最適リジン用量レベルは各グルタルアルデヒド用量レ
ベルで知り得ることが結果からわかる。
例52〜57 イソメラーゼ結晶は次の一般的教示に従って硫酸アンモ
ニウムおよびリジン溶液中で架橋結合した: 10%硫酸アンモニウム中の10gのイソメラーゼ結晶
(すなわち、乾物として計算して6.72yの精製イソ
メラーゼたん白、0.6.5gの硫酸アンモニウム、お
よび5.6 5 gの水)、5gの硫酸アンモニウム、 45gの水、 1.2 5 gのグルタルアルデヒド、100%として
計算、 O〜6gのリジン(第■茂参照)。
すべての反応成分の一は攪拌前に苛性ソーダによI)8
.0に調整した。
混合物は6℃で18時間攪拌した。
例52 例56 例54 例55 例56 例57 第■表 リジン(g) 0.6 0.6 1.2 1.8 6.0 リジンは架橋結合の収量に非常κ有利に影響することが
結果からわかる。硫酸アンモニウムは、たとえ硫酸アン
モニウム単独で満足できる結果を得るとしても、りA利
用できる場合の結果より大きい効果を有しない。
イソメラーゼおよびリジンの量は一定に保持し、他の成
分は第■表に示すように変動した二乾燥形で計算して6
gのグルコースイソメラーゼ、 1gのリジン、 0.0 1 gの苛性ソーダ(溶液の−8)。
反応時間は18時間で、温度は2℃であった。
例58 例59 例60 例61 例62 例66 例64 例65 例66 例67 例68 例69 グルタル−   MgSO4 アルデヒド<9>  <I) 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 1.25 1.25 1.25 1.25 1.25 1.25 2.1 2.7 4.2 5.6 10.2 16.2 2.1 2.7 4.2 5.6 10,2 16.2 水 <g> ?1.9 15.6 26.8 32.7 57.8 91.8 11.9 15.6 26.8 52.7 57■8 91.8 反応溶液 計(g) 18.5 22.5 62.5 42.5 72.5 112.5 19.25 25.25 55.25 43.25 75.25 113.25 活性 (%) 反応混合物の濃度は最終結果にほとんど効果を有しない
ことが結果からわかる。反応成分〔酵素、リジン(又は
アミン)およびグルタルアルデヒr〕間の重量比は非常
に犬さい効果を有する。
例70 水によシ洗滌した1gの架橋結合グルコースイソメラー
ゼマス(例56からのもの、0.4 !i乾物)を−7
.0に調整した100yの40%グルコース高液中に混
合した。混合物は60°Cでたえず攪拌した。試料は周
期的〈混合物から採取し、試料のフラクトース含量は偏
光計により測定し、グルコース含量はへキソキナーゼに
より酵素的に測定した。溶液のフラクトース含量は6時
間中に溶液の全糖含量(グルコース+フラクトース=1
00%)に対し42%に上昇した。試験後、架橋結合イ
ソメラーゼを混合物から濾過によシ分離し、水で洗滌し
た。回収した結晶マスはその活性および乾燥含債に対し
試験し、活性酵素は全く溶解しないか又は試験で消失し
ないことがわかった。試験は同じ酵素バッチについて数
回反復することができた。
例71 例1記載のように裂遺した結晶マスは微粒状沈澱を除去
するために洗滌し、結晶物質は水にサスペンドしデカン
ト(6回)することによシ処理中に微細に圧砕した。平
均粒度100マイクロメータのこうして得た大結晶画分
は直径2.6 nおよび高さ5cjj1を有する円筒状
反応器に充填した。次の組成を有するグルコース溶液を
60°Cでポンプによシカラムを通した: 582gのグルコース1水和物 590gの水 0.5 7 9のMgE30,・7H200.1 9 
gのNaHSO3 p[l 6−9 ( I M NaOH , 1―以下
の消費)。
試験の初めには流速は11プ/分であった。それによシ
カラムから排出するm液のフラクトース含菫は全糖含量
基準で42%に上った。試験は200時間継続し、その
後流速は初めの転換(フラクトース含!42%)を維持
するために9mll分に低減しなければならなかった。
従って酵素の活性はこの期間中初めの値から81%に低
下した。
結晶マスの減少又はm解は試験中観察できなかつだ。
水によシ洗滌した4 5.4 2 gの湿潤活性イソメ
ラーゼマス(例67の方法によシ製造、乾物基準でi 
o.o gの酵素)を秤量した。
例71に記載のように製造した200dのグルコースm
ff.を結晶マス上に注いだ。混合物は600Cで異る
時間振盪し、次に濾紙ディスクを通して混合物を濾過し
た。濾紙上に残る結晶マスは水で注意深く洗滌し、すべ
ての可溶性物質を除去した。
結晶マスは105℃でインキュベータ中で乾燥し、秤菅
した。観察によシ次の第Vl表を得た:第■表 攪拌時間 例72   10分 例73    2時間 例74    4時間 f!AJ75     6時間 例76   21時間 試験後の結晶マスの 乾燥重量  (g) 9.9 11.0 10.9 10.7 10.4 本発明方法により製造した架橋結合結晶イソメラーゼは
通例の工業的操作条件下で基質に峙解しないことが結果
からわかる。
例77 架橋結合結晶イソメラーゼ、DgAEセルロースに結合
したイソメラーゼおよび初めの遊離可溶性イソメラーゼ
を同じ化学的および物理的条件下に保持することによシ
相互に比較した。各酵素試料は適度の短時間すなわち1
0〜60時間に測定町能な程度にその活性を失なうよう
に条件を選択した。各酵素標品の5g部分を1 5 0
 mlの0.0 5 Mリン酸ナトリウムバツファ(p
H6.0)中に混合し、これはさらに1.5ミリモル/
 1MgSO,および2ミリモル/−eNaHSOSを
含有した。混合物は70゜Cで数時間振盪した。試料は
周期的に混合物から採取し、残留イソメラーゼの活性を
試料から測定した。各酵素試料の半減期(すなわち酵素
活性が初めの値のV2に低下する時間)を活性減少を基
準κして測定した。結果は次の第■表に示す。
第■表 酵素試料             半減期(時間)初
めの可溶性イソメラーゼ      !・2DEAEセ
ルロースに結合したイソメラーゼ  6.6架橋結合結
晶イソメラーゼ         19.0架橋結合結
晶は遊離酵素又は既知方法で固定した酵素よシ実質的に
すぐれた酵素活性を保有することが結果からわかる。
例78 架橋結合結晶イソメラーゼおよびDigセルロースに結
合したイソメラーゼは例71記載と同様に円筒状力ラム
反応器に充填した。グルコース溶液は連続的にポンプで
カラムを通して送った。グルコース溶液は一を6.0に
調整したことを除いて例71と同じ組成を有した。カラ
ムの温度は試験中60°Cであった。カラムに含まれる
酵素活性は流速および流れる溶液のフラクトース含量を
基準にして計算した。結果は次の第X表に示す。
第 X  表 架倫結合イソメラーゼ結晶マス     120DEA
Rセルロースに結合したイソメラーゼ 66架僑結合結
晶は顕著に酵素活性を保有することが結果からわかる。
架橋結合結晶と先行技術の固定化イソメラーゼのカラム
法における比較 代表的工業的に使用するイソメラーゼの試料および本発
明の架橋結合結晶を垂直の実験室力ラム中に充填した。
結晶の架橋結合は例51記載のように行なった。円筒状
カラムの内径は2.711で、高さは50Cmであった
。カラムは6 0 ’Cに温度調節した水ジャケットを
有した。カラムの下端は酵素顆粒をカラムに保持し、糖
溶液を流過させるためにスクリーンを有した。乾物で各
酵素の20gを個々・のカラムに注いだ。例71の組成
金有するダルコース基質をカラムを通1,2て調整可能
な実験室ポンプによりポンプ輸送した。基質の温度は6
0°OK調整した。カラムを通して出る生成物をフラク
トースおよびグルコースについて分析した。
基質bIL速が同じである場合、各異る酵素標品は異る
フラクトース含鎗を生成することを観察した。
各カラムの流速は各生成物のフラクトース含雷が全糖(
グルコース+フラクトース)の45%1じになるまで試
行錯誤によシ個々1に調整した。次表は45%フラクト
ースを生成するために酵素および相当する流速を表示す
る。
第X【表 81  架橋結合イソメラーゼ結晶、      10
98直径900〜1100マイクロメータ 市販酵素を含むカラムの流速は本工業的実施で認められ
るきわめて代表的なものを表わす。架橋結合イソメラー
ゼ結晶を含むカラムの流速は実質的に一層高い。工業的
実際では、架橋結合結晶の高活性は本質的に一層小さい
酵素力ラム使用の結果となう、このように投資および加
工コストを節約できる。
COの市販裏品 (組成物) SWEE’rZYME T , NovO
 Coデ7−q−ク 197の市販製品 (4且成屠汐)TAKASWEET,  Miles−
KaliChem1eの市販製品 架橋結合イソメラーゼ結晶、直径 100〜200マイクロメータ 架債結合イソメラーゼ結晶、 直径500〜600マイクロメータ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可溶性グルコースイソメラーゼ結晶を架橋結合に
    より水−不溶形に転換することを特徴とする、グルコー
    スイソメラーゼ結晶。
  2. (2)1〜10のpH範囲内で稀酸およびアルカリ性溶
    液に不溶性である、請求項1記載のグルコースイソメラ
    ーゼ。
  3. (3)グルコース、フラクトースおよび他の糖の水溶液
    に不溶性である、請求項1又は2記載のグルコースイソ
    メラーゼ。
  4. (4)結晶は高温においてさえ糖溶液に不溶性である、
    請求項3記載のグルコースイソメラーゼ。
  5. (5)その天然基質、グルコース、フラクトースおよび
    キシロースの異性化を、これらの糖の濃厚溶液において
    さえ触媒する、請求項1記載のグルコースイソメラーゼ
  6. (6)結晶は化学的又は物理的に一層大きいボディ、球
    状、シート状、帯状又は同様の組み合せに結合させる、
    請求項1〜5記載のグルコースイソメラーゼ。
  7. (7)水−不溶性の、実質的に純粋の、架橋結合結晶グ
    ルコースイソメラーゼを含有することを特徴とする、フ
    ラクトースの連続生産に有用な反応器。
  8. (8)水−不溶性架橋結合結晶酵素の製造方法において
    、 (a)結晶イソメラーゼサスペンションにジアルデヒド
    を添加し、その場合ジアルデヒドの添加前又は架橋結合
    反応中、アンモニウム塩、アミン又はアミノ酸のような
    少なくとも1個のアミノ基を含有する化合物をそこに添
    加し、そして (b)架橋結合結晶を水又は何か他の液体により洗滌し
    て試薬残留物を除去することを特徴とする、上記水−不
    溶性架橋結合結晶酵素の製造方法。
  9. (9)酵素はグルコースイソメラーゼである、請求項8
    記載の方法。
  10. (10)ジアルデヒドはグルタルアルデヒドである、請
    求項8記載の方法。
  11. (11)グルタルアルデヒド量は0.4〜8重量%であ
    る、請求項8又に9記載の方法。
  12. (12)架橋結合結晶イソメラーゼは基質のその異性体
    への転換を触媒するために使用することを特徴とする、
    基質の異性化方法。
  13. (13)基質はグルコース、フラクトース又はキシロー
    スであり、イソメラーゼはグルコースイソメラーゼであ
    る、請求項12記載の方法。
  14. (14)グルコース含有溶液を水−不溶性架橋結合結晶
    グルコースイソメラーゼを含有する反応器を流過させる
    ことを特徴とする、フラクトースの連続製造方法。
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