JPH0229105Y2 - - Google Patents

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JPH0229105Y2
JPH0229105Y2 JP1985030733U JP3073385U JPH0229105Y2 JP H0229105 Y2 JPH0229105 Y2 JP H0229105Y2 JP 1985030733 U JP1985030733 U JP 1985030733U JP 3073385 U JP3073385 U JP 3073385U JP H0229105 Y2 JPH0229105 Y2 JP H0229105Y2
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JP
Japan
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workpiece
hole
suction cup
holes
receiver
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JP1985030733U
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JPS61148878U (ja
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は吸盤式搬送装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、自動車のルーフパネルを搬送する場合に
はルーフパネルの種類が多いことから、吸盤式搬
送装置が使用されている。そして同一組立てライ
ンにおいて通常の車両のルーフパネルと、サンル
ーフ車のルーフパネルとが共に搬送の対象物とな
ることがある。
第4図で示されているようにサンルーフ車のル
ーフパネル4には、その平面内の偏つた箇所に比
較的大きな孔4aが設けられている。この孔4a
は補強部材8の溶接によつて補強され、かつハウ
ジングスライデイングルーフ9がボルト締めによ
つて固定される。
(考案が解決しようとする課題) サンルーフ車のルーフパネル4は前記補強部材
8及びハウジングスライデイングルーフ9によつ
てその重量が大きくなり、吸盤式搬送装置でルー
フパネル4を吊り上げたとき、前記孔4aの縁部
のうち大きな重量がかかる側の縁部周辺(第4図
の斜線部分)に歪みが発生する場合がある。
これを避けるにはルーフパネル4の曲率を変え
てもよいが、これは車両の全体的なデザインから
決定されているため変更できない場合が多く、ま
たハウジングスライデイングルーフ9を軽量化す
ることも車両構造の強度上から限界がある。
本考案はサンルーフ車のルーフパネルのよう
に、その平面内の偏つた箇所に比較的大きな孔が
存在するワークの搬送に適し、かつ孔の無いタイ
プのワーク搬送も可能な吸盤式搬送装置の提供を
その目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するために、この考案の吸盤式
搬送装置は次のように構成されている。
すなわち搬送装置は、自動車のルーフパネルで
代表されるような板状でその平面内の偏つた箇所
に比較的大きな孔が存在するタイプとこの孔が無
いタイプとを含むワークを吸着して搬送するもの
で、このワーク表面の所定箇所を吸着可能な複数
個の吸盤を備えている。また孔を有するタイプの
ワークを対象とする場合には、この孔の縁部のう
ち、大きな重量がかかる側の縁部をその下面から
支持する位置へ作動可能なワーク受けを備えてい
る。さらにワークの孔の有無を識別して孔がある
ときにのみ前記ワーク受けを前記支持状態に作動
させるための信号を出力する検出器を備えてい
る。
(作用) 前記構成によれば、ワークに孔が存在するとき
には前記ワーク受けにより、大きな重量がかかる
側の孔の縁部が下面から支持される。したがつて
ワークは前記吸盤及びワーク受けにより保持され
て次の工程に搬送される。
(実施例の説明) 以下実施例を示す図面によりこの考案を説明す
る。第1〜3図において吸盤式搬送装置1はその
枠体7に4個の吸盤2と4個のハンガー3とを有
している。枠体7は図示しない搬送機に上下動可
能に取りつけられている。ハンガー3はシリンダ
10によりスイングしルーフパネル(ワーク)4
の対向する2縁を下方から支持する機能を持つて
いる。枠体7には更にシリンダ10と直角の方向
にシリンダ11が取り付けられていて枠体7に取
り付けたワーク受け5をハンガー3に対し直角の
方向にスイングさせる。ワーク受け5はワーク4
の孔4aの縁部の下面に係合しハウジングスライ
デイングルーフ9を下方から支持する機能を持つ
ている。枠体7には検出器6が取り付けられてい
る。検出器6は吸盤式搬送装置1に搬送されて来
るワーク4に孔4aが有るか否かを検出して孔4
aが存在する時はシリンダ11に信号を出し常に
は上方に位置しているワーク受け5を下方にスイ
ングさせワーク4の孔4aの縁部の下面に係合さ
せる。ワーク4に孔4aが存在しない時は検出器
6はシリンダ11に信号を出さない。
上記の構成において吸盤式搬送装置1の下方に
ワーク4が送られて来ると枠体7は下降し吸盤2
がワークに対し吸引を開始する。同時に検出器6
がワーク4の孔4aの有無を検出する。ワーク4
に孔4aが存在する時には前述のように検出器6
が信号を出してシリンダ11を介してワーク受け
5を下方にスイングさせ孔4aの縁部の下面に係
合させる。これでワーク4に対する持ち上げのセ
ツテイングが完了する。この際ワーク受け5によ
り従来ワーク4のウイークポイントに発生した歪
はまつたく発生しない。次いで枠体7は上昇し上
昇端でワーク4の落下防止の為シリンダ10によ
りハンガー3が閉じ、ワーク4の保持が完了す
る。次いでワーク4は図示しない搬送機により搬
送される。
ワーク4に孔4aが無い時にはシリンダ11従
つてワーク受け5は作動しないからワーク4は吸
盤2のみにより持ち上げられ、上昇端でハンガー
3により落下を防止される。
(考案の効果) 本考案は、その平面内において偏つた部分に孔
が存在しているワークを対象とするときにのみ、
大きな重量のかかる側の孔の縁部をその下面から
ワーク受けで支持するため、複数個の吸盤のみに
よつてワークを吊り上げていた場合に孔の縁部近
くに生じていた歪みの発生を抑制あるいは防止で
き、また孔が存在しないワークの搬送にも対処す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の平面図を示し、
第2図は正面図を示す。第3図は側面図を示す。
第4図はルーフパネルの斜視図を示す。 1……吸盤式搬送装置、2……吸盤、4……ル
ーフパネル(ワーク)、4a……孔、5……ワー
ク受け、6……検出器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 板状でその平面内の偏つた箇所に比較的大きな
    孔が存在するタイプとこの孔が無いタイプとを含
    むワークを吸着して搬送する吸盤式搬送装置にお
    いて、 前記ワーク表面の所定箇所を吸着可能な複数個
    の吸盤と、 前記ワークの孔の縁部のうち大きい重量がかか
    る側の縁部をその下面から支持する位置へ作動可
    能なワーク受けと、 ワークの孔の有無を識別して孔があるときにの
    み前記ワーク受けを前記支持状態に作動させるた
    めの信号を出力する検出器とを備えた吸盤式搬送
    装置。
JP1985030733U 1985-03-04 1985-03-04 Expired JPH0229105Y2 (ja)

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JP1985030733U JPH0229105Y2 (ja) 1985-03-04 1985-03-04

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JPS61148878U JPS61148878U (ja) 1986-09-13
JPH0229105Y2 true JPH0229105Y2 (ja) 1990-08-03

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ID=30530694

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WO2003039941A1 (fr) * 2001-11-08 2003-05-15 Daihatsu Motor Co., Ltd. Procede d'assemblage d'un corps de vehicule

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JPS61148878U (ja) 1986-09-13

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