JPS632784A - 重量物搭載装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、重量物搭載ステーションに搬入された被搭載
体に対し重量物を搭載する装置の改良に関する。

（従来の技術） 従来、このような重量物搭載装置として、例えば特開昭
５９−２０６２６６号公報に開示されているように、自
動車の車体に組付は搭載すべきエンジンを重量物搭載ス
テーションに設けられたリフター装はのテーブル上に載
置支持せしめ、該テーブルを車体搬送方向およびそれと
直交する方向にスライド移動させるとともに、上記リフ
ター装置を上昇作動させることにより、ハンガに懸吊支
持されて上記重量物搭載ステーションに搬入された車体
に対するエンジンの配置関係を適正に設定し、その後、
エンジンを車体に自動釣に組付（プ搭載するようにした
ものが知られている。

（発明が解決しようとする問題点） そして、上述の如く重量物搭載ステーションに搬入され
た車体に対しエンジンを自動搭載する場合、上記リフタ
ー装置側に設けられたナツトランナ等自動締付手段によ
り、エンジンを車体に締付は固定することが考えられる
。

ところで、上述の如くリフター装置側に自動締付手段を
設ける場合には、該自動締付手段にボルトやナツト等の
締付部材を供給する締付部材供給手段を近接配置せしめ
ることが必要になってくる。

しかし、このように１締付部材供給手段を近接配置せし
めた場合、上記締付部材がその供給過程で何らかの原因
で傾き、この状態で自動１啼で」手段に供給されると、
車体に対しエンジンを適正に締付は固定することができ
なくなる。したがってこの場合は重量物搭載のための自
動化の全ラインを停止して上記締付部材供給手段による
締付部材の供給再開を待たねばならない。

本発明はかかる点に鑑みてなされたものでおり、その目
的とするところは、上述の如く重量物搭載ステーション
に搬入された車体等被搭載体に対しエンジン等重量物を
自動的に締付は固定する場合、締付部材を上記従来例の
如く自動締付手段に直接供給するのではなく間接的に供
給する手段を講することにより、上述の如く締付部材が
その供給過程で傾いてもその段階で締付部材の傾きをβ
正しくｑ、よってｆｆ１ｆｆｉ物搭載のための自動化の
全ラインを停止することなく自動締付手段により被搭載
体に対する重量物の締付は固定作業を確実に行い（７る
ようにすることにある。

（問題点を解決するための手段） 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、重量
物搭載ステーションにｌｆ＆人された被搭載体に対し重
量物を搭載する装置として、上記重量物をパレット上に
載置位置決めして被搭載体の組付は位置に対応配置せし
めるリフター手段を上記重量物搭載ステーションに設け
るとともに、上記重量物を被搭載体に締付は固定する自
動締付手段を上記リフター手段側に設ける。ざらに、重
量物をパレット上に載置位置決めして上記リフター手段
に搬送供給する重量物搬送供給手段を設ける一方、該重
量物搬送供給手段側に重量物をパレット上に搬送脱荷せ
しめる重量物脱荷ステーションを設ける。また、該重量
物脱荷ステーション近傍に上記パレットに締付部材を供
給する締付部材供給手段を設ける構成とする。

（作用） 上記の構成により、本発明では、重量物搭載ステーショ
ンに搬入された重量物は、重量物脱荷ステーションでパ
レット上に脱荷位置決めされたのち重量物搬送供給手段
により重量物搭載ステーションのりフタ−手段に搬送供
給され、該リフター手段の上昇作動により上方移動せし
められてその上方で待芸中の被搭載体に自動締付手段の
作動により締付は固定される。

この場合、上記重量物脱荷ステーション近傍には締付部
材供給手段が設けられ、該締付部材供給手段により締付
部材が上記パレットに供給されるようになされているこ
とから、締付部材供給手段により供給される締付部材が
何らかの原因で傾いてもその段階でつまり１１物搭載の
ための自動化ラインの外で締付部材の傾きを修正し得、
これにより自動化の全ラインを停止することなく被搭載
体に対する重量物の自動締付は固定作業が確実に行われ
ることとなる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は自動車の車輌組立ラインにおＣブる重量物搭載
ステーションＳに設けられ、該１物搭載ステーシヨンＳ
に搬入された被搭載体としての車体Ａに対し重量物とし
てのエンジンＢおよびサスペンションＣを組付は搭載す
る本発明の実施例に係る重量物搭載装置を示し、１，２
は上記型は物搭載ステーションＳのピット３内に所定間
隔をあけて並設され、上記エンジンＢおよびサスペンシ
ョンＣを載置支持して上記車体Ａの組付は位置に対応配
置せしめるリフター手段としての２台の第１および第２
リフター装置、４は上記エンジンＢをパレット５上に載
置位置決めして上記第１リフター装置１に搬送供給する
重量物搬送供給手段としての矩形環状の第１搬送コンベ
ア、６は上記サスペンションＣを別のパレット５上に載
置位置決めして上記第２ソフタ−装置２に搬送供給する
同じく重り物搬送供給手段としての矩形環状の第２搬送
コンベアである。

上記第２リフター装置２は、第２図に一部拡大して仮想
線にて示すように、昇降シリンダ７の上下方向に延びる
ピストンロッド７ａ先端に水平に支持されたテーブル８
を備えてなり、該テーブル８にはパレット５上のサスペ
ンションＣを車体ＡにボルトＤ（第３図に表われる）で
もって締付は固定する自８締付装置９，９．・・・が配
置され、上記テーブル８上にパレット５を介して位置決
め支持されたリスペンションＣを車体Ａに締付は固定す
るようにされている。−方、上記第１リフター装置１も
自動締付装置９，９がナツト締イ」け用のものであるほ
かは上記第２リフター装置２と同様に構成されている。

また、上記第１および第２リフター装置１，２の各テー
ブル８は、図示省略したが数値制御により少なくとも水
平面内の２次元位置を自！１７１割出し可能に支持され
ており、これにより重量物搭載ステーションＳに搬入さ
れた車体Ａに対しエンジン８およびサスペンションＣを
正規の位置決め位置にλ・Ｊ応して配置するようになさ
れている。

また、上記各パレット５は、サスペンションＣを載置位
置決めする第２図に拡大詳示したパレット５に代表され
る如く、偏平板状のパレット本体１０上面に一対の支持
台１１．１１が所定間隔をあけて立設され、該各支持台
１１にはサスペンションＣのサスペンションアームＣ１
に形成された位置決め用孔部に係合可能な上下方向に延
びる位置決めピン１２が突設されている一方、該各位首
状めピン１２の外側方には、車体ＡにサスペンションＣ
を締付は固定するために上端にボルトを係合収納するソ
ケット１３．１３がその下方に延びる回動操作用ロッド
１４．１４を上記各リフター装置１，２側の自動締付装
置９に対応するようブラケット１５を介して回動可能に
支持されている。

−方、上記第１および第２Ｗ１送コンベア４，６の所定
位置には、図示しない搬送コンベアにより搬送されたエ
ンジンＢおよびサスペンションＣをそれぞれ上記パレッ
ト５，５上に搬送脱荷せしめる重量物脱荷ステーション
Ｓｌ　、ｓｔが設けられ、かつ該両重量物脱荷ステーシ
ョン５１　、ｓ＋近傍には、上記第１および第２Ｗ１送
コンベア４，６のパレット５，５にボルトＤおよびナツ
トを供給する締付部材供給ステーションｓ２　、ｓ２が
設けられている。

該各線付部材供給ステーションＳ２には、ボルトＤ（ナ
ツト）を１個づつ順送りするパーツフィーダ１６と、該
パーツフィーダ１６より送り出されたボルトＤ（ナツト
）を、第３図に拡大詳ホするように、アーム先端側に設
けられたクランプ装置１８によりクランプ保持して、上
記各搬送コンベア４，６を搬送されてきたパレット５の
ソケット１３．１３に自動供給するパーツ供給ロボット
１７とを備えた締付部材供給手段１つが配置されている
。そして、咳締付部材供給手段１９によりボルトＤおよ
びナツトを供給された上記両パレット５．５を各々締付
部材供給ステーションｓ２゜Ｓ２と第１および第２リフ
タ装置４，６との間に設けられたサブアッシステーショ
ンＳ３　、Ｓ３に搬送することにより、各々のパレット
５．５に載置支持されたエンジンＢおよびサスペンショ
ンＣに対しそれぞれパイピングや部品等の組付作業を行
い、その後、該エンジンＢおよびサスペンションＣを上
記第１および第２リフター装置１，２位置まで搬送し、
その各々のテーブル８，８上に図示しない移載装置の作
動によりパレット５，５ごと移載するようになされてい
る。

次に、このように構成された本実施例の重量物搭載装置
により車体Ａに対しエンジンＢおよびサスペンションＣ
を組付は搭載する要領を説明する。

（１）まず、エンジンＢおよびサスペンションＣは、各
々搬送コンベアにより重量物脱荷ステーションＳ、、Ｓ
ｌに搬送され、該重分物説荷ステーションＳｌ　、ｓｔ
で脱荷されてパレット５，５上に位置決めされた後、第
１および第２搬送コンベア４，６によって締付部材供給
ステーションＳ２゜Ｓ２に搬送される。

（２）次に、該両線付部材供給ステーションＳ２゜Ｓ２
にて、パーツ供給ロボット１７．１７の作動によりパー
ツフィーダ１６．１６から受は取ったボルトＤおよびナ
ツトが、上記エンジン８ｔ＞よびサスペンションＣを代
置支持する両パレット５゜５のソケット１３，１３．・
・・に供給される。

（３）その後、上記パレット５，５は第１および第２Ｗ
Ｉ送コンベア４，６によりサブアツシステーションＳ３
．Ｓ３に搬送され、該サブアツシステーションＳ３．Ｓ
３で上記エンジンＢおよびサスペンションＣに対し各種
部品等の組付作業が行われ、しかる後、第１および第２
リフター装置１゜２位置に搬送される。

（４）そして、該第１および第２リフタ装置１゜２位置
に搬送された上記エンジンＢおよびサスペンションＣは
、各々移載装置の作動によりエンジンＢは第１リフタ装
置１に、サスペンションＣは第２リフタ装置２にそれぞ
れパレット５，５ごと移載され、そのテーブル８，８上
に位置決め支持される。

（５）−方、その間に上記第１および第２リフター装置
１，２上方には重体へがハンガに懸吊支持されて搬送さ
れ、該車体へに対し上記エンジンＢおよびサスペンショ
ンＣが第１および第２９フタ装置１，２の上昇作動によ
り上方移動せしめられ、各々組付は搭載位置に対応配置
される。

（６）その後、自動締付装置９，９．・・・の作動によ
り各ロッド１４が軸心回りに回動させられ、各ソケット
１３に収納されたボルトＤ（ナツト）でもって車体へに
エンジンＢおよびサスペンションＣが締付は固定される
。

なお、上述の如く車体Ａに対しエンジンＢおよびサスペ
ンションＣを組付は搭載した後の空パレット５，５は再
び上記重量物脱荷ステーションＳ】、Ｓｌに送り返され
て次のエンジンＢおよびサスペンションＣの脱荷に備え
、以後は上記（１）〜（６）の要領にて上記と同様に車
体Ａに対しエンジンＢおよびサスペンションＣの組付は
搭載が行われる。

このように本実施例では、車体Ａに対してエンジン８お
よびサスペンションＣを自動釣に締付は固定する際、ボ
ルトＤおよびナツトの供給を第１および第２リフター装
置１，２側に設けられた自動締付装置９，９．・・・に
直接供給するのではなく、この自動化ラインから外れた
第１および第２搬送コンベア４，６の締付部材供給ステ
ーション５２１Ｓ２で上記パレット５，５の各ソケット
１３に対して供給するようにすることから、パーツフィ
ーダ１６．１６によりボルトＤおよびナツトが傾いた状
態で供給されても上記第１および第２リフター装置１，
２側の自動化の全ラインを停止することなくこのトラブ
ルに対応でき、よって自動締付装置９，９．・・・によ
る車体Ａに対するエンジンＢおよびサスペンションＤの
締付は固定作業を確実に行うことができる。

なお、上記実施例では、自動車の車体Ａに対しエンジン
ＢおよびサスペンションＣを組付は搭載する場合を示し
たが、これに限らず、他の車輌の車体やその他あらゆる
重量物の組付は搭載にも適用することができることはい
うまでもない。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、ｆｆ１ｆｆｉ物
の組付は位置から離れた位置の重量物脱荷ステーション
近傍に締付部材供給手段を設け、該締付部材供給手段に
より締付部材を、上記重量物搬送供給手段によりリフタ
ー手段側に移動するパレットに供給するようにしたので
、上記締付部材供給手段による締付部材供給にトラブル
が発生してもリフター手段側の自動化の全ラインを停止
することなくこのトラブルに対応でき、よって自動締付
手段による被搭載体に対する重は物の締付は固定作業を
確実に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る重量物搭載装置の概Ｉ８
構成を示す全体図、第２図はサスペンション組付は搭載
位置に搬入されたパレットを一部破断して示す拡大正面
図、第３図はパーツ供給ロボットのクランプ装置部分を
一部破断して示す拡大正面図である。 １・・・第１リフタ装置、２・・・第２リフタ装置、４
・・・第１Ｗ１送コンベア、５・・・パレット、６・・
・第２搬送コンベア、９・・・自動締付装置、１６・・
・パーツフイータ、１７・・・パーツ供給ロボット、１
９・・・締付部材供給手段、△・・・車体、Ｂ・・・エ
ンジン、Ｃ・・・サスペンション、Ｓ・・・重量物搭載
ステーション、Ｓｌ・・・Ｕｉ物脱荷ステーション、Ｓ
２・・・締付部材供給ステーション。 特　許　出　願　人　　マツダ株式会社　−。 代　理　人　前１）弘

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）重量物搭載ステーションに搬入された被搭載体に
   対し重量物を搭載する装置であつて、上記重量物搭載ス
   テーションに設けられ、上記重量物をパレット上に載置
   位置決めして被搭載体の組付け位置に対応配置せしめる
   リフター手段と、該リフター手段側に設けられ、上記パ
   レット上の重量物を被搭載体に締付け固定する自動締付
   手段と、重量物をパレット上に載置位置決めして上記リ
   フター手段に搬送供給する重量物搬送供給手段と、該重
   量物搬送供給手段側に設けられ、重量物を上記パレット
   上に搬送脱荷せしめる重量物脱荷ステーションと、該重
   量物脱荷ステーション近傍に設けられ、上記パレットに
   締付部材を供給する締付部材供給手段とを備えたことを
   特徴とする重量物搭載装置。