JPH02290243A - 硬質薄膜材料の平坦加工方法 - Google Patents

硬質薄膜材料の平坦加工方法

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JPH02290243A
JPH02290243A JP1107317A JP10731789A JPH02290243A JP H02290243 A JPH02290243 A JP H02290243A JP 1107317 A JP1107317 A JP 1107317A JP 10731789 A JP10731789 A JP 10731789A JP H02290243 A JPH02290243 A JP H02290243A
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JP
Japan
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anode
hard film
thin film
vacuum container
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JP1107317A
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Toshio Sugita
利男 杉田
Osamu Koseki
修 小関
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TOKYO RIKA UNIV
Seiko Instruments Inc
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TOKYO RIKA UNIV
Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はダイヤモンド膜、TiNIFu、T i C
膜等の硬質薄膜材料の表面を平坦に加工する方法に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来の硬質薄膜材料等の硬質薄膜材料の平坦加工方法と
しては、ダイヤモンド砥粒による方法がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、ダイヤモンド砥粒による方法においては、加工
速度が小さいから,多大な時間を要し、またダイヤモン
ド砥粒は高価でありかつ消費量が多いため、コストが非
常に大きくなり、さらに微細で複雑な形状の部分のみを
平坦に加工することができない。
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので
、短時間に加工することができ、コス1〜が安価であり
、微細で複雑な形状の部分のみを平坦に加工することが
できる硬質薄膜材料の平坦加工方法を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕         一こ
の目的を達成するため、この発明においては,真空容器
内で発生した冷陰曝放電により生じた粒子、ガスイオン
を硬質薄膜材料に衝突させて、上記硬rR薄膜材料の表
面を平坦に加工する。
〔作用〕
上記の硬質薄膜材料の平坦加工方法においては、粒子、
ガスイオンを硬質薄膜材料に衝突させて、硬質薄膜材料
の表面を平坦に加工するから、加工速度が大きく、また
実施に使用する装置が非常に安価であり、さらにアパー
チャの形状に応じた形状の部分のみを平坦に加工するこ
とができる。
〔実施例〕
第1図はこの発明に係る硬質薄膜材料の平坦加工方法を
実施するための装=を示す概略断面図、第2図は第1図
に示した装置により加工すべき試料を示す断面図である
。図において、1は真空容器、2は真空容器1に設けら
れた真空排気管で5真空排気管2は真空排気装置(図示
せず)に接続されている。3は真空容器1に設けられた
ガス導入管で、ガス導入管3は不活性ガス供給装ii2
1(図示せず)に接続されている。4は真空容器1内に
設けられた円筒状の陽極で、陽極4はSUSからなる。
5は陽極4に取り付けられた陽極リードで、陽極リード
5は直流高電圧i源(図示せず)に接続されている。6
は陽極リード5を真空容器lに固定する絶縁体,7、8
は真空容器1に取り付けられた一対の平板状対向陰極で
、対向陰極7、8は陽極4の両側に位置しており、対向
陰極7,8は陽極4の中心線と直角であり、また対向陰
極7,8はアース電位であり、さらに対向陰極7、8は
Auからなる。9は対向陰極7に設けられた透過孔で、
透過孔9の中心線は陽極4の内側を通る。
10は対向陰極7の裏側に設けられた穴明板、11は穴
明板10に設けられた円形のアパーチャで、アパーチャ
11の直径は2mであり、アパーチャ11の中心線は透
過孔9の中心線とほぼ一致している。12は真空容器1
の外側に設けられた磁石で、磁石12の磁力線の方向は
陽極4の中心線と平行であり、磁石12の磁束密度は0
.1Tである。20は大きさが10nnXIOlml、
厚さが0.5mn+のSi基板,21はSi基板20の
片面にマイクロ波プラズ7CVD法(特開昭58−11
0494号公報)により形成されたダイヤモンド膜で、
ダイヤモンド膜21の厚さは3ノ屑、ダイヤモンド膜2
1の表面の平均粗さは約0.5−で、Si基板20とダ
イヤモンド膜21とで試料22を構成している。
そして,この発明に係るダイヤモンド膜の平坦加工方法
においては、ダイヤモンド膜21の加工部分をアパーチ
ャ11に対応したところに位置させたのち、真空排気装
置により真空容器1内を1 X 10−’Paの真空に
排気したうえで,真空容器1内に不活性ガス供給装置か
らガス導入管3を介してArガスを導入することにより
,真空容器1内を2 X 1.0−2PaのArガス雰
囲気とし、直流高電圧電源により陽極4に1.5kVの
正電位を与えると、陽極4と対向陰極7、8との間に冷
陰極放電が生じ、これによって生成されるArガスの正
イオンが対向陰極7、8の表面を衝撃し、対向陰極7,
8からAu原子がスパッタリングされ、スパッタリング
されたAuM子の一部、Arガスの正イオンが透過孔9
、アパーチャ11を透過し、ダイヤモンド膜21の表面
を衝撃して,ダイヤモンド膜21の表面が侵食される。
そして、陽極4に1.5kVの正電圧を10分印加した
ところ、第3図に示すように、ダイヤモンド膜21に直
径が2mで、深さが1pの円形の四所が形成され,この
凹所の表面の平均粗さは0.02−であった。
また、第1図に示した装置の穴明板1oの代わりに.S
OSからなり、厚さが0.In+++であり、直径が5
一の円形のアパーチャが設けられた穴明坂を用いて、第
1図に示した装置で試料22のダイヤモンド膜21を平
坦加工したところ、アパーチャと対応した部分すなわち
直径が5一の円形の部分を平坦に加工をすることができ
た. さらに、第1図に示した装置の穴明板10の代わりに、
第4図に示すような、SOSからなり、幅がIO虜でか
つほぼS字状のアパーチャを有する穴明板を用いて,第
1図に示した装置で試料22のダイヤモンド膜21に平
坦加工をしたところ,アパーチャと対応した部分を平坦
に加工をすることができた。
また、第1図に示した装置のアパーチャ11に対応した
ところにTiN膜,TiC膜を位置させたのち、陽極4
に1.5kVの正電圧を5分印加したトコロ、TiN膜
、TiCIii4:直径が2lIIlテ、深さが1.5
−の円形の四所が形成され,この凹所の部分を平坦に加
工することができた。さらに,第1図に示した装置の穴
明板10の代わりに、S tJSからなり、厚さが0.
1mmであり、直径が5−の円形の7パーチャが設けら
れた穴明板を用いて、第1図に示した装置でTiN膜、
TiC膜に平坦加工したところ、直径が51Mの円形の
部分を平坦に加工することができた。また、第1図に示
した装置の穴明板10の代わりに、第4図に示す穴明板
を用いて,第1図に示した装置でTiN膜、TiC膜に
平坦加工したところ、アバーチャと対応した部分を平坦
に加工することができた。
このように、この発明に係る硬質薄膜材料の平坦加工方
向においては、短時間で平坦加工を行なうことができ,
また実施に使用する装置が非常に安価であり、さらにア
パーチャの形状に応じた形状の部分のみを平坦に加工す
ることができる。
なお、上述実施例においては、陽極として円筒状の陽極
4を用いたが,角筒状等のI!横、中心線と平行な切欠
きを有する筒状の陽極、2つのリングを数本の捧体で連
結した中空状の陽極等を用いてもよい。また、上述実施
例においては,真空容器1内をArガス雰囲気としたが
、真空容器内を他の不活性ガス雰囲気としてもよく、対
向陰極がAuのように不活性物質からなるときには、真
空容器内を活性ガス雰囲気としてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明に係る硬1膜材料の平坦
加工方法においては、加工速度が大きいから、短時間に
加工することができ,また実施に使用する装置が非常に
安価であるから、コストが安価であり,さらにアバーチ
ャの形状に応じた形状の部分のみを平坦に加工すること
ができるから、微細で複雑な形状の部分のみを平坦に加
工することができる。このように、この発明の効果は顕
著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る硬質薄膜材料の平坦加工方法を
実施するための装置を示す概略断面図,第2図は第1図
に示した装置により加工すべき試料を示す断面図,第3
図は試料に平坦加工をした状態を示す断面図、第4図は
穴明板を示す斜視図である。 1・・・真空容器     4・・・陽極7、8・・・
対向陰極 11・・・アパーチャ 10・・・穴明板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、真空容器内で発生した冷陰極放電により生じた粒子
    、ガスイオンを硬質薄膜材料に衝突させて、上記硬質薄
    膜材料の表面を平坦に加工することを特徴とする硬質薄
    膜材料の平坦加工方法。
JP1107317A 1989-04-28 1989-04-28 硬質薄膜材料の平坦加工方法 Expired - Lifetime JPH0779962B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1107317A JPH0779962B2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 硬質薄膜材料の平坦加工方法

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JP1107317A JPH0779962B2 (ja) 1989-04-28 1989-04-28 硬質薄膜材料の平坦加工方法

Publications (2)

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JPH02290243A true JPH02290243A (ja) 1990-11-30
JPH0779962B2 JPH0779962B2 (ja) 1995-08-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007116523A1 (ja) * 2006-04-10 2007-10-18 Osg Corporation 硬質被膜の脱膜方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5145435A (en) * 1974-10-16 1976-04-17 Toyota Auto Body Co Ltd Shatsutaano boshinbosuisochi

Patent Citations (1)

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WO2007116523A1 (ja) * 2006-04-10 2007-10-18 Osg Corporation 硬質被膜の脱膜方法

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JPH0779962B2 (ja) 1995-08-30

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