JPH0297671A - 膜形成装置および侵食装置 - Google Patents

膜形成装置および侵食装置

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JPH0297671A
JPH0297671A JP24744488A JP24744488A JPH0297671A JP H0297671 A JPH0297671 A JP H0297671A JP 24744488 A JP24744488 A JP 24744488A JP 24744488 A JP24744488 A JP 24744488A JP H0297671 A JPH0297671 A JP H0297671A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は試料に膜を形成する膜形成装置および試料の
表面を侵食する侵食装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の膜形成装置としては、特公昭63−9585号公
報に示されるように、スパッタリング粒子を試料に付着
させて膜を形成するものがある。
また、従来の侵食装置としては、特開昭63−1790
84号公報に示されるように、スパッタリング粒子によ
って試料の表面を侵食するものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような膜形成装置、侵食装置においては、
ハンドリング性が良好ではない。
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので
、ハンドリング性が良好な膜形成装置および侵食装置に
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この発明においては、試料に
膜を形成する膜形成装置において、スパッタリング室と
、上記スパッタリング室に接続された柄部と、上記スパ
ッタリング室内に設けられた中空状の陽極と、上記陽極
の両側にかつ上記陽極の中心線とほぼ直角に設けられた
一対の対向陰極と、上記スパッタリング室内に設けられ
かつ磁力線が上記陽極の中心線とほぼ平行な磁場を形成
する磁石と、上記対向陰極の一方に設けられかつ中心線
が上記陽極の縁端部近傍より外側を通る透過孔と、上記
スパッタリング室に設けられかつ中心線が上記透過孔の
中心線とほぼ一致している開口と、一端が上記スパッタ
リング室に連通されたガス導入管とを設ける。
また、上記目的を達成するため、この発明においては、
試料の表面を侵食する侵食装置において、スパッタリン
グ室と、上記スパッタリング室に接続された柄部と、上
記スパッタリング室内に設けられた中空状の陽極と、上
記陽極の両側にかつ上記陽極の中心線とほぼ直角に設け
られた一対の対向陰極と、上記スパッタリング室内に設
けられかつ磁力線が上記陽極の中心線とほぼ平行な磁場
を形成する磁石と、上記対向陰極の一方に設けられかつ
中心線が上記陽極の縁端部近傍より内側を通る透過孔と
、上記スパッタリング室に設けられかつ中心線が上記透
過孔の中心線とほぼ一致している開口と、一端が上記ス
パッタリング室に連通されたガス導入管とを設ける。
〔作用〕
上記の膜形成装置においては、スパッタリング室内を適
切な圧力のガス雰囲気としたのち、陽極と対向陰極との
間に電圧を印加すると、陽極と対向陰極との間に冷陰極
放電が生じ、これによって生成されるガスの正イオンが
対向陰極の表面を衝撃し、対向陰極を構成する原子がス
パッタリングされ、スパッタリングされた原子が透過孔
、開口を透過して、試料の表面に付着する。
また、上記の侵食装置においては、スパッタリング室内
を適切な圧力のガス雰囲気としたのち、陽極と対向陰極
との間に電圧を印加すると、陽極と対向陰極との間に冷
陰極放電が生じ、これによって生成されるガスの正イオ
ンが対向陰極の表面を衝撃し、対向陰極を構成する原子
がスパッタリングされ、スパッタリングされた原子、ガ
スの正イオンが透過孔、開口を透過して、試料の表面を
衝撃し、侵食する。
〔実施例〕
第1図はこの発明に係る膜形成装置を示す断面図である
。図において、1は1m厚の軟鉄からなる円筒状のスパ
ッタリング室で、スパッタリング室1の外径は24rm
、高さは23nnである。3はスパッタリング室1に接
続された柄部で、柄部3はSUSからなり、柄部3の外
径は14nn、内径は12r@であり、柄部3は5(N
2/sの排気速度の分子ポンプ真空排気系(図示せず)
に接続されている。7は柄部3内に固定された陽極支持
具で、陽極支持具7はテフロンからなる。9は陽極支持
具7に取り付けられた陽極リード、8は直流高電圧電源
(図示せず)と陽極リード9とを接続する陽極電圧給電
線で、陽極電圧給電線8は絶縁材13を介して柄部3を
貫通している。4は陽極リード9に取り付けられかつス
パッタリング室1内に位置している円筒状の陽極で、陽
極4はSUSからなり、陽極4の外径は8m、内径は7
mm、長さは4rrnである。5a、5bは陽極4の両
側に設けられた一対の円板状の対向陰極で、対向陰極5
a、5bは金からなり、対向陰極5a、5bは陽極4の
中心線とほぼ直角に設けられており、対向陰極5a。
5bはアース電位であり、対向陰極5a、5bの直径は
22a++、厚さは0.5mである。6a、6bはスパ
ッタリング室1内に設けられかつ磁力線が陽極4の中心
線とほぼ平行な磁場を形成するネオマックス(NEOM
AX ;商品名)永久磁石で、永久磁石6a、6bの直
径は18aa、厚さは3mであって、スパッタリング室
1の中央部の磁場の強さは0.13Tである。10は一
方の対向陰極5bに設けられた透過孔で、透過孔10の
中心線は陽極4の縁端部近傍より外側を通る。14は永
久磁石6bに設けられた透過孔で、透過孔14の中心線
は透過孔10の中心線とほぼ一致している。15はスパ
ッタリング室1に設けられた開口で、開口15の中心線
は透過孔10の中心線とほぼ一致しており、開口15の
内径は2閣1mlである。2は柄部3を貫通したガス導
入管で、ガス導入管2はSUSからなり、ガス導入管2
の外径は3mw、内径は2IIaであり、ガス導入管2
は不活性ガス供給装置(図示せず)に接続されている。
12はガラスからなる試料、11は開口15と試料12
との間に設けられた真空シール材である。
この膜形成装置においては、分子ポンプ真空排気系によ
りスパッタリング室1内をI X 1O−4Paの真空
に排気したうえで、スパッタリング室1内に不活性ガス
供給装置からガス導入管2を介してアルゴンガスを導入
することにより、スパッタリング室1内を2 X 10
−’ 〜3 X 10−”Paのアルゴンガス雰囲気と
したのち、直流高電圧電源により陽極4に2kVの正電
位を与えると、陽極4と対向陰極5a、5bとの間に冷
陰極放電が生じ、これによって生成されるアルゴンガス
の正イオンが対向陰極5a、5bの表面を衝撃し、対向
陰極5a、5bから金原子がスパッタリングされ、スパ
ッタリングされた金原子の一部が透過孔10.14、開
口15を透過して、試料124)表面に付着する。そし
て、この場合の膜の形成速度は500人/+++inで
あった。
このように、この膜形成装置においては、スパッタリン
グ室1に柄部3が接続されているので。
操作者が柄部3を持って操作すれば、ハンドリング性が
良好である。また、スパッタリング室1が軟鉄からなり
、永久磁石6a、6bがスパッタリング室1内に設けら
れているから、永久磁石6a、6bの磁力線がスパッタ
リング室1の外に洩れることはない、さらに、スパッタ
リング室1等の寸法が小さいので、スパッタリング室1
を口腔内に挿入して歯に膜を形成することができる。
第2図はこの発明に係る侵食装置を示す断面図である0
図において、16は陽極リード9に取り付けられかつス
パッタリング室1内に位置している円筒状の陽極で、陽
極16はSUSからなり、陽極16の外径は8閣、内径
は7IIN11、長さは41Wllであって、透過孔1
0の中心線は陽極16の縁端部近傍の内側を通る。そし
て、他の構成は第1図に示した膜形成装置の構成と同様
である。
この侵食装置においては1分子ポンプ真空排気系により
スパッタリング室1内をI X 1G−’Paの真空に
排気したうえで、スパッタリング室1内に不活性ガス供
給装置からガス導入管2を介してアルゴンガスを導入す
ることにより、スパッタリング室1内を2X10−2〜
3X10−”Paのアルゴンガス雰囲気としたのち、直
流高電圧電源により陽極16に2kVの正電位を与える
と、陽極16と対向陰極5a、5bとの間に冷陰極放電
が生じ、これによって生成されるアルゴンガスの正イオ
ンが対向陰極5a、5bの表面を衝撃し、対向陰極5a
、5bから金原子がスパッタリングされ、スパッタリン
グされた金原子の一部、アルゴンガスの正イオンが透過
孔10.14、開口15を透過して、試料12の表面を
衝撃し、試料12の表面が侵食される。そして、この場
合の侵食速度は40人/Sであった。
このように、この侵食装置においては、スパッタリング
室1に柄部3が接続されているので、操作者が柄部3を
持って操作すれば、ハンドリング性が良好である。また
、スパッタリング室1が軟鉄からなり、永久磁石6a、
6bがスパッタリング室1内に設けられているから、永
久磁石6a、6bの磁力線がスパッタリング室1の外に
洩れることはない、さらに、スパッタリング室1等の寸
法が小さいので、スパッタリング室1を口腔内に挿入し
て歯の表面を侵食することができる。
第3図はこの発明に係る膜形成、侵食装置を示す断面図
である。図において、17は柄部3内に柄部3の中心線
の方向に移動可能に取り付けられた移動部材で、移動部
材17は鉄からなり、移動部材17にはテフロンからな
る陽極支持具7aが固定されており、陽極支持具7aに
は陽極リード9が取り付けられている。18.19は柄
部3に固定されたストッパである。そして、他の構成は
第1図に示した膜形成装置の構成と同様である。
この膜形成、侵食装置においては、磁石(図示せず)を
用いることにより、移動部材17がストッパ18に接触
した状態すなわち透過孔10の中心線が陽極4の縁端部
近傍の外側を通る状態と、移動部材17がストッパ19
に接触した状態すなわち透過孔10の中心線が陽極4の
縁端部近傍の内側を通る状態とにすることができ、移動
部材17がストッパ18に接触した状態にすれば、試料
12に膜を形成することができ、また移動部材17をス
トッパ19に接触させれば、試料12の表面を侵食する
ことができる。したがって、試料12を侵食したのち、
試料12の侵食した位置に金の膜を形成することにより
、試料12に金を象嵌することができる。
第4図はこの発明に係る他の膜形成、侵食装置を示す断
面図、第5図は第4図のB−B断面図である。図におい
て、31はスパッタリング室1に接続された柄部で、柄
部31はSUSからなり。
柄部31は分子ポンプ真空排気系(図示せず)に接続さ
れている。32はスパッタリング室1に接続されたガス
導入管で、ガス導入管32はSOSからなり、ガス導入
管32は不活性ガス供給装置(図示せず)に接続されて
いる。33は柄部31に固定された基台、34は基台3
3に回転可能に取り付けられたネジ軸、35はネジ軸3
4の一端に固定されたツマミ、36は基台33にネジ軸
34の中心線の方向に移動可能に取り付けられた移動部
材で、移動部材36には雌ネジが設けられており、その
雌ネジはネジ軸34と螺合している。
37は移動部材36に固定された陽極取付部材、38は
スパッタリング室1と陽極取付部材37との間に設けら
れたベロー、39は陽極取付部材37、ベロー38内を
貫通した陽極リードで、陽極リード39の一端にはスパ
ッタリング室1内に位置する陽極4が取り付けられてお
り、陽極り−ド39の他端は絶縁材を介して陽極取付部
材37に気密に取り付けられかつ直流高電圧電源(図示
せず)に接続されている。40は柄部31およびガス導
入管32に取り付けられたカバーである6そして、他の
構成は第1図に示した膜形成装置の構成と同様である。
この膜形成、侵食装置においては、ツマミ35によりネ
ジ軸34を回転すると、移動部材36、陽極取付部材3
7が移動するから、陽極リード39、陽極4が移動する
。したがって、透過孔10の中心線に対する陽極4の位
置を任意に定めることができるから、試料12に膜を形
成することができ、また試料12の表面を侵食すること
ができる°。
第7図はこの発明に係る膜形成装置、侵食装置の作用の
実験装置の一部を示す断面図、第8図は第7図のA矢視
図である。図において、26は真空排気管、ガス導入管
を有する真空容器内に設けられた陽極リード、22は陽
極リード26に取り付けられた円筒状の陽極で、陽極2
2の外径は15m、内径は14mmである。28.29
は陽極22の両側に設けられた一対の対向陰極で、対向
陰極28.29は金からなり、対向陰極28.29は陽
極22の中心線とほぼ直角に設けられており、対向陰極
28.29はアース電位であり、対向陰極28.29の
寸法は25X25X0.2mである。
23は対向陰極28に設けられたスリット、21は対向
陰極28に当接して設けられた基板であり、永久磁石(
図示せず)により陽極22の中心線とほぼ平行な磁場が
形成されている。
第9図は第7図、第8図に示す実験装置において、ガラ
スからなる基板21を用い、真空容器内をI X 10
−’Paの真空に排気したうえで、真空容器内にアルゴ
ンガスを導入することにより、真空容器内を2 X 1
0−”Paのアルゴンガス雰囲気としだのち、直流高電
圧電源により陽極22に2kVの正電位を与えて、放電
電流を5mAとして12分間スパッタリングを続けたの
ち、高感度触針弐表面解析器によって基板21の表面の
侵食状態等を調べた結果を示すグラフで、陽極22の中
心線からの距離と基板21の表面に堆積した金薄膜24
の膜厚。
基板21に形成された凹所25aの侵食深さとの関係を
示すものである。このグラフから明らかなように、陽極
22のほぼ外側に対応する部分には膜厚が約2000人
の金薄膜24が形成されており。
また陽極22のほぼ内側に対応する部分に凹所25aが
形成されており、凹所25aは陽極22の縁端部に対応
する部分の近傍で最も深く、その深さは約4000人で
ある。このように、陽極22の縁端部に対応する部分の
近傍で最も深い凹所25aが形成されるのは、基板21
の表面はアルゴンガスの正イオンによって衝撃されるが
、基板21がガラスのように非金属の場合には、基板2
1の表面がアルゴンガスの正イオンによってWI撃され
ると1表面に帯電するため、以後アルゴンガスの正イオ
ンによる衝撃が行なわれなくなり、また基板21の表面
の陽極22の縁端部に対応する部分の近傍では、基板2
1の表面の陽極22の外側に対応する部分に到達する中
性金原子よりも高エネルギーの中性金原子による衝撃が
行なわれているためであると考えられる。したがって、
第2図に示した侵食装置において、試料が非金属の場合
には、透過孔10の中心線が陽極16の縁端部の近傍を
通るようにするのが望ましい、なお、電界、磁界を変化
させると、金薄vA24と凹所25aとの境界の位置が
変化するので、それに応じて陽極16の位置を設定する
のが望ましい。
第10図は第7図、第8図に示す実験装置において、金
属からなる基板21を用い、上述と同様に基板21の表
面を調べた結果を示すグラフで、陽極22の中心線から
の距離と基板21の表面に堆積した金薄rlA24の膜
厚、基板21に形成された凹所25bの侵食深さとの関
係を示すものである。このグラフから明らかなように、
陽極22のほぼ外側に対応する部分には金薄膜24が形
成されており、また陽極22のほぼ内側に対応する部分
に凹所25bが形成されていて、凹所25bは陽極22
の中央部に対応する部分が最も深くなっている。このよ
うに、凹所25′bが陽極22の中央部に対応する部分
で最も深くなるのは、基板21の表面はアルゴンガスの
正イオンによって衝撃され、基板21が金属からなる場
合には、アルゴンガスの正イオンによって衝撃されても
1表面に帯電することがなく、シかもアルゴンガスの正
イオンは陽極22の中心線に対応する部分に向かって強
くなっており、また基板21の表面の縁端部に対応する
部分の近傍では、中性金原子による衝撃が行なわれてい
るが、アルゴンガスの正イオンによる衝撃の方が中性金
原子による衝撃よりも強いためであると考えられる。し
たがって、第2図に示した侵食装置において、試料が金
属の場合には、透過孔10の中心線が陽極16の中央部
を通るようにするのが望ましい。
なお、上述実施例においては、中空状の陽極として円筒
状の陽極4.16を用いたが、角筒状等の陽極、中心線
と平行な切欠きを有する筒状の陽極、2つのリングを数
本の棒体で連結した陽極等を用いてもよい、また、上述
実施例においては、金からなる対向陰極5a、5bを用
いたが、Ag、Pt、Ni、Cr等の金属、Si、Ge
等の半導体からなる対向陰極を用いてもよい、さらに、
上述実施例においては、スパッタリング室1内をアルゴ
ンガス雰囲気としたが、スパッタリング室内を他の不活
性ガス雰囲気としてもよく、対向陰極が金のように不活
性物質からなるときには、スパッタリング室内を活性ガ
ス雰囲気としてもよい。
また、上述実施例においては、試料12がガラスからな
る場合について説明したが、試料がAg。
Ni、Cr、Ti、A1等の金属、Si。
GaAs5等の半導体、ダイヤモンド、サファイヤ。
セラミック等の絶縁体などの場合にもこの発明を適用す
ることができる。さらに、開口15部に番号、図形等の
任意の形状の穴を有するマスクを取り付ければ、試料1
2に任意の形状の膜を形成することができ、また試料1
2を任意の形状に侵食することができ、さらに試料12
に任意の形状に象嵌することができる。また、第3図に
示した実施例においては、磁石により陽極4を移動し、
第4図、第5図に示した実施例においては、ネジ軸34
等により陽極4を移動したが、他の手段により陽極4を
移動してもよい、さらに、第1図〜第3図に示した実施
例においては、柄部3を陽極4゜16の中心線と直角な
面に平行に設けたが、第6図に示すように、柄部3aを
陽極4.16の中心線と直角な面に対して傾斜して設け
てもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明に係る膜形成装置、侵食
装置においては、スパッタリング室に柄部が接続されて
いるので、ハンドリング性が良好である。このように、
この発明の効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る膜形成装置を示す断面図、第2
図はこの発明に係る侵食装置を示す断面図、第3図はこ
の発明に係る膜形成、侵食装置を示す断面図、第4図は
この発明に係る他の膜形成。 侵食装置を示す断面図、第5図は第4図のB−B断面図
、第6図はこの発明に係る他の膜形成装置、侵食装置、
膜形成、侵食装置の外観を示す図、第7図はこの発明に
係る膜形成装置、侵食装置の作用の実験装置の一部を示
す断面図、第8図は第7図のA矢視図、第9図、第10
図はそれぞれ第7図、第8図に示した実験装置によって
処理した基板の表面を調べた結果を示すグラフである。 1・・・スパッタリング室 2・・・ガス導入管3.3
a・・・柄部    4・・・陽極5a、5b・・・対
向陰極 6a、6b・・・永久磁石10・・・透過孔 
    12・・・試料15・・・開口      1
6・・・陽極31・・・柄部      32・・・ガ
ス導入管代理人  弁理士 中 村 純之助 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、試料に膜を形成する膜形成装置において、スパッタ
    リング室と、上記スパッタリング室に接続された柄部と
    、上記スパッタリング室内に設けられた中空状の陽極と
    、上記陽極の両側にかつ上記陽極の中心線とほぼ直角に
    設けられた一対の対向陰極と、上記スパッタリング室内
    に設けられかつ磁力線が上記陽極の中心線とほぼ平行な
    磁場を形成する磁石と、上記対向陰極の一方に設けられ
    かつ中心線が上記陽極の縁端部近傍より外側を通る透過
    孔と、上記スパッタリング室に設けられかつ中心線が上
    記透過孔の中心線とほぼ一致している開口と、一端が上
    記スパッタリング室に連通されたガス導入管とを具備す
    ることを特徴とする膜形成装置。 2、試料の表面を侵食する侵食装置において、スパッタ
    リング室と、上記スパッタリング室に接続された柄部と
    、上記スパッタリング室内に設けられた中空状の陽極と
    、上記陽極の両側にかつ上記陽極の中心線とほぼ直角に
    設けられた一対の対向陰極と、上記スパッタリング室内
    に設けられかつ磁力線が上記陽極の中心線とほぼ平行な
    磁場を形成する磁石と、上記対向陰極の一方に設けられ
    かつ中心線が上記陽極の縁端部近傍より内側を通る透過
    孔と、上記スパッタリング室に設けられかつ中心線が上
    記透過孔の中心線とほぼ一致している開口と、一端が上
    記スパッタリング室に連通されたガス導入管とを具備す
    ることを特徴とする侵食装置。
JP24744488A 1988-10-03 1988-10-03 膜形成装置および侵食装置 Granted JPH0297671A (ja)

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JPH0325509B2 JPH0325509B2 (ja) 1991-04-08

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04202661A (ja) * 1990-11-30 1992-07-23 Toshio Sugita 超伝導体薄膜形成装置
US5208633A (en) * 1991-12-23 1993-05-04 Xerox Corporation Belt position sensing for image registration
US7635943B2 (en) * 2004-08-27 2009-12-22 Canon Kabushiki Kaisha Image display device having an ion pump with reduced leakage

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