JPH02288859A - 殺虫性ニトロ化合物 - Google Patents

殺虫性ニトロ化合物

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JPH02288859A
JPH02288859A JP1238398A JP23839889A JPH02288859A JP H02288859 A JPH02288859 A JP H02288859A JP 1238398 A JP1238398 A JP 1238398A JP 23839889 A JP23839889 A JP 23839889A JP H02288859 A JPH02288859 A JP H02288859A
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JP
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formula
group
chloro
compound
pyridyl
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JP1238398A
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English (en)
Inventor
Kozo Shiokawa
塩川 紘三
Shinichi Tsuboi
坪井 真一
Koichi Moriie
盛家 晃一
Yumi Hattori
服部 ゆみ
Katsuhiko Shibuya
克彦 渋谷
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Bayer CropScience KK
Original Assignee
Nihon Tokushu Noyaku Seizo KK
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/01Chemical elements
    • H01L2924/01006Carbon [C]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L2924/01Chemical elements
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  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ニトロ化合物、その製法及び殺虫剤としての
用途に関する。
本願出願日前公知の特開昭62−234064号には、
ある種のN−シアノイソチオウレア誘導体が抗潰瘍作用
を有する旨記載され、同じく特開昭63233903号
には、特開昭62−234064号記載のN−シアノイ
ソチオウレア誘導体が昆虫及び植物損傷性線虫防除作用
を有する旨、記載されている。
また、特開昭59−65047号には、ある種の2−ニ
トロ−1,1−エテノジアミン類が急性及び慢性の貧血
心臓病の予防、高血圧の治療、及び脳及び末梢系の血流
の変調の処置剤として有用である旨、記載されている。
この度、本発明者等は、下記式(1)のニトロ化合物を
見いだした。
式: 〔ここでR4はCl−4アルキル基を示し、R5及びR
6は、夫々、水素原子、C1−4アルキル基、C3−4
アルケニル基、C3−4アルキニル基、−CH2−Z又
はZを示しくここでZは後記定義と同義を示す)〕 Zは、少なくとも1ケの窒素原子を含む、任意にハロゲ
ン置換、Cl−4アルキル置換またはC1−4ハロアル
キル置換されていてもよい5〜6員のへテロ環式基を示
す。
本発明式(1)の化合物は、例えば、下記の方法により
合成できる。
製法a):(R3が−3−R’を示す場合)式; 式中、R+はシアノ基又はCl−4アルキル基を示す、 R2は、水素原子又はCl−4アルキル基を示す、式中
R4は前記と同じ、 で表わされる化合物と、 式: %式% 式中R1,R2及びZは前記と同じ、 で表わされる化合物とを反応させることを特徴とする、 式: 式中R1、R2、R4及びZは前記と同じ、で表わされ
るニトロ化合物の製造方法。
する、 式: %式%() 式中、R1、RE 、 R5、R6及びZは前記と同じ
、 で表わされるニトロ化合物の製造方法。
製法c)  : (R”が−N R6を示す場合) 式: 前記式(I a)の化合物と、 式: 式中、R5及びR6は前記と同じ、 で表わされる化合物とを反応させることを特徴と式中R
4、R5及びR6は前記と同じ で表わされる化合物と前記式(III)とを反応させる
ことを特徴とする、前記式(I b)のニトロ化合物の
製造方法。
本発明式(1)のニトロ化合物は、強力な殺虫作用を示
す。
本発明によれば、式(I)のニトロ化合物は、特開昭5
9−65047号に、その一部が概念上包含されるが、
該出願明細書中には、本発明で開示される具体的化合物
は一切記載されておらず、本発明式(1)は新規化合物
を包含する。
そして、本発明式(1)のニトロ化合物は、意外にも驚
くべきことには、例えば、前記の特開昭63−2339
03号記載の化合物並びに特開昭59−65047号に
具体的に開示された化合物と比較し、実質的に極めて卓
越した殺虫作用を現わす。
本発明式(1)の化合物に於いて、好ましくは、R1は
メチル基を示し、 R2は水素原子又はメチル基を示し、 〔ここでR4はメチル基を示し、 R5及びR6は、夫々、水素原子、メチル基、アリル基
、プロパルギル基、2−クロロ−5−ピリジル基、2−
クロロ−5−ピリジルメチル基を示し〕、 Zは、任意にフッ素置換、塩素置換、臭素置換、メチル
置換又はトリフルオロメチル置換されてもよい、3−ピ
リジル、5−チアゾリル、1.2.3−チアジアゾール
−5−イル又はオギサゾリルを示す。
更には、式(I)に於いて特に好ましくは、R1はメチ
ル基を示し、 R2は水素原子又はメチル基を示し、 R3は−N−R6を示し〔ここで、 R5及びR6は、夫々、水素原子又はメチル基を示し〕
、 Zは、2−クロロ−5−ピリジルまたは、2クロロ−5
−チアゾリルを示す。
そして、本発明式(1)の化合物の具体例としては、特
には下記の化合物をあげることができる。
1−(1−(2−クロロ−5−ピリジル)エチルアミノ
)−1−ジメチルアミノ−2−二トロエチレン、 1− (1−(2−クロロ−5−ピリジル)エチルアミ
ノ)−1−メチルアミノ−2−二トロエチレン、 1− (1−(2−クロロ−5−ピリジル)エチルアミ
ノ)−1−メチルチオ−2−二トロエチレン、1−アミ
ノ−1−(1−(2−クロロ−5−ピリジル)エチルア
ミノコ−2−二トロエチレン、及び 1− (N−[1−(2−クロロ−5−ピリジル)エチ
ル)−N−メチルアミノ)−1−ジメチルアミノ−2−
二トロエチレン。
製法a)に於いて、原料として、例えば、1,1ビス−
メチルチオ−2−ニトロメチレンと1(2−クロロ−5
−ピリジル)エチルアミンとを用いると下記の反応式で
表わされる。
製法b)に於いて、原料として、例えば、1(1−(2
−クロロ−5−ピリジル)コニチルアミノ〕−1−メチ
ルチオ−2−ニトロエチレンとメチルアミンとを用いる
と下記の反応式で表わされる。
製法C)に於いて、原料として、例えば、1(2−クロ
ロ−5−ピリジル)エチルアミンと1アミノ−1−メチ
ルチオ−2−ニトロエチレンとを用いると下記の反応式
で表わされる。
上記製法a)に於いて、原料の式(II)の化合物は前
記R4の定義に基づいたものを意味する。
式(II)に於いて、R4は好ましくは、前記の好まし
い定義と同義を示す。
式(n)の化合物は、例えば、Chem、Ber、  
(ケミフェ・ベリヒテ)、100巻、591〜604頁
、1967年に記載される公知化合物であり、その代表
例として、1,1−ビスメチルチ第2−二トロエチレン
を例示できる。
同様に原料の式(1)の化合物は前記R1、R2及びZ
の定義に基づいたものを意味する。
式(lI[)に於いて、R1、R2及びZは好ましくは
前記好ましい定義と同義を示す。
式(III)の化合物は、日本化学雑誌83巻、218
〜222頁、1962年、J、Chem、Soc、Pe
rkin。
■(ジャーナル オブ ケミカル ソサエティーパーキ
ンI ) 、 1979年、2364〜2368頁に記
載される公知化合物を一部包含し、そして、例えば、前
記J、Chem、Soc+Perkin  I記載の方
法に従ッテ、製造できる。
式(III)に於いて、R2が水素原子の場合は、式: 式中、Zは前記と同じ、R7はC1−4アルキル基を示
す、 で表わされる化合物を加水分解することにより得られる
式(Vl)の化合物は、例えば、 式: 式中Zは前記と同じ、 で表わされるシッフ塩基を、触媒量のブチルリチラムの
存在下で 式: %式%() 式中、R7は前記と同じ、Hal はハロゲン原子を示
す、 で表わされる化合物とを反応させることにより得られる
式(■)で表わされる化合物は、例えば、式: %式%() 式中Zは前記と同じ、 で表わされる化合物とメシトアルデヒドとを反応させる
ことにより得られる。
式(IX)で表わされる化合物は、米国特許4.499
,097号及び日本化学雑誌83巻、218〜222頁
、1962年等に記載される公知の化合物であり、その
代表例としては、5−アミノメチル2−クロロピリジン
を例示できる。
上記製法b)に於いて、原料の式(Ia)の化合物は、
製法a)により合成される本発明化合物である。
また式(IV)の化合物は、前記R5及びR6の定義に
基づいたものを意味する。
式(IV)に於いて、R5及びR6は好ましくは、前記
の好ましい定義と同義を示す。
式(IV)の化合物は有機化学の分野でよく知られたも
のであり、その代表例としては、メチルアミン、ジメチ
ルアミン等を例示できる。
上記製法C)に於いて、原料の式(V)の化合物は前記
R4、R5及びR6の定義に基づいたものを意味する。
式(V)に於いて、R4、R5及びR6は好ましくは、
前記の好ましい定義と同義を示す。
式(V)の化合物は、一般には、前記式(n)の化合物
と前記式(IV)の化合物とを反応させることにより、
容易に得られる。
式(V)の化合物の具体例としては例えば、1アミノ−
1−メチルチオ−2−ニトロエチレン1−メチルアミノ
−1−メチルチオ−2−二トロエチレン、1−ジメチル
アミノ−1−メチルチオー2−二トロエチレン−1−エ
チルアミノ−1メチルチオ−2−二トロエチレン等を例
示できる。
上記製法a)の実施に際しては、適当な希釈剤として、
すべての不活性な溶媒を挙げることができる。
斯かる希釈剤の例としては、水;脂肪族、環脂肪族およ
び芳香族炭化水素類(場合によっては塩素化されてもよ
い)例えば、ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテル
、リグロイン、ベンゼン、トルエン、キシレン、メチレ
ンクロライド、クロロホルム、四塩化炭素、エチレンク
ロライド、クロルベンゼン;その他、エーテル類例えば
、ジエチルエーテル、メチルエチルエーテル、ジーis
プロピルエーテル、ジブチルエーテル、プロピレンオキ
サイド、ジオキサン、テトラヒドロフラン;ケトン例え
ばアセトン、メチルエチルケトンメチル−iso−プロ
ピルケトン、メチル−iso −ブチルケトン;ニトリ
ル類例えば、アセトニトリル、プロピオニトリル、アク
リロニトリル;アルコール類例えば、メタノール、エタ
ノール、is。
プロパツール、ブタノール、エチレングリコール;エス
テル類例えば、酢酸エチル、酢酸アミル;酸アミド類例
えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド;
スルホン、スルホキシド類例えば、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン;および塩基例えば、ピリジン等をあげ
ることができる。
製法a)は、実質的に広い温度範囲内において実施する
ことができる。一般には、約0〜約150°C、好まし
くは、約20〜約90°Cの間で実施できる。また、諸
反応は常圧の下で行うことが望ましいが、加圧または減
圧下で操作することもできる。
製法a)を実施するに当っては、例えば式(n)の化合
物1モルに対し、式(I[[)の化合物を0.9モル量
乃至少過剰、不活性溶媒中で、メルカプタンの発生が止
むまで加熱還流することによって、目的の式(1)の化
合物を得ることができる。
上記製法b)の実施に際しては、適当な希釈剤として、
製法a)で例示したのと同様の不活性な溶媒を挙げるこ
とができる。
製法b)は、実質的に広い温度範囲内において実施する
ことができる。一般には、約0〜約150°C1好まし
くは、約20〜約90°Cの間で実施できる。また、諸
反応は常圧の下で行うことが望ましいが、加圧または減
圧下で操作することもできる。
製法b)を実施するに当っては、例えば式(Ia)の化
合物1モルに対し、式(IV)の化合物を等モル量乃至
少過剰、不活性溶媒中で、反応させる1ことによって、
目的の式(I)の化合物を得ることができる。
上記製法C)の実施に際しては、適当な希釈剤として、
製法a)で例示したのと同様の不活性な溶媒を挙げるこ
とができる。
製法C)は、実質的に広い温度範囲内において実施する
ことができる。一般には、約O〜約150°C1好まし
くは、約20〜約90°Cの間で実施できる。また、諸
反応は常圧の下で行うことが望ましいが、加圧または減
圧下で操作することもてきる。
製法C)を実施するに当っては、例えば式(V)の化合
物1モルに対し、式(I[[)の化合物を0.9モル量
乃至少過剰、不活性溶媒中で、加熱還流することによっ
て、目的の式(1)の化合物を得ることができる。
本発明の式(1)化合物は、強力な殺虫作用を現わす。
従って、それらは、殺虫剤として、使用することができ
る。そして、本発明の式(I)活性化合物は、栽培植物
に対し、薬害を与えることなく、有害昆虫、ダニ、及び
センチュウ類に対し、的確な防除効果を発揮する。また
本発明化合物は広範な種々の害虫、有害な吸液昆虫、か
む昆虫およびその他の植物寄生害虫、貯蔵害虫、衛生害
虫等の防除のために使用でき、それらの駆除撲滅のため
に適用できる。
そのような害虫類の例としては、以下の如き害虫類を例
示することができる。昆虫類として、鞘翅目害虫、例え
ば アズキゾウムシ(Callosobruchus ch
inensis)、コクゾウムシ(Sitophilu
s zeamais)、コクヌストモドキ(Tribo
lium castaneum) 、オオニジュウヤホ
シテントウ(Epilachna vigintioc
tomaculata)、トビイロムナボソコメッキ(
^griotes fuscicollis)、ヒメコ
ガネ(Anomala rufocuprea) 、コ
ロラドボテドビートル(Leptinotarsa d
ecemlineata) 、ジアブロテイカ(Dia
brotica spp、) 、マツノマダラカミキリ
(Monochamus alternatus) 、
イネミズゾウムシ(Lissorhoptrus or
yzophtlua) 、ヒラタキクイムシ(Lyct
us bruneus) ;鱗翅目土、例えば、 マイマイガ(Lymantria dispar)、ウ
メケムシ(Malacosoma neustria)
 、アオムシ(Pierisrapae)、ハスモンヨ
トウ(Spodoptera 1itura)、ヨトウ
(Mamestra brassicae)、ニカメイ
チュウ(Chilo 5uppressalis)、ア
ワツメイガ(Pyraus tanubilalis)
、コナマダラメイガ(Ephestia cautel
la)、コカクモンハマキ(八doxophyes o
rana)、コドリンガ(Carpocapsa po
monella)、カブラヤガ(八grotis fu
cosa)、ハチミ゛ンガ(Galleriamel 
Ionela)、コガナ(Plutella macu
lipennis)、へりオティス(Heliothi
s virescens) 、ミカンハモグリガ(Ph
yllocnistis citrella);半翅目
、例えば、 ツマグロヨコバイ(Nephotettix cinc
ticeps)、トビイロウンカ(Nilaparva
ta lugens)、クヮコナヵイガラムシ(Pse
udococcus comtocki) 、ヤノネカ
イガラムシ(Unaspis yanonensis)
、モモアカアブラムシ(Myzus persicae
)、リンゴアブラムシ(Aphis pon+i)、ワ
タアブラムシ(Aphis gossypii)、ニセ
ダイコンアブラムシ(Rhopalosiphum p
seud。
brass 1cas)、ナシグンバイ(Stepha
nitis nashi)、アオカメムシ(Nazar
a 31)I)、)%  )−7ジラミ(CimexI
ectularius)、オンシツコナジラミ(Tri
aleurodes vaporariorum) 、
キジラミ(Psulla spp、);直翅目虫、例え
ば、 チャバネゴキブリ(Blatella germani
ca)、ワモンゴキブリ(Periplaneta a
mericana)、ケラ(Gryllotalpa 
africana)、バッタ(、Locustamig
ratoria migratoriodes);等翅
目虫、例えば、 ヤマトシロアリ(Deucotermes 5pera
tus)、イエシロアリ(Coptotermes f
ormosanus);双翅目虫、例えば、 イエバエ(Musca domestica)、ネック
イシマカ(Aedes aegypti)、タネバエ(
Hylemia platura)、アカイエカ(Cu
lex pipiens)、’シナハマダラ力(Ano
pheles 5lnensisi)、コガタアカイエ
カ(Culex tritaeniorhynchus
)、等を挙げることができる。
また、ダニ類としては例えば、 ニセナミハダ−(Tetranychus telar
ius)、ナミハダニ(Tetranychus ur
ticae)、ミカンハダニ(Panonychus 
citri)、ミカンサビダニ(Aculopspel
ekassi)、ホコリダニ(Tarsonemus 
spp、)等を挙げることができる。
またセンチュウ類としては例えば、 サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne
 inc。
gnita)、マツノザイセンチュウ(Bursaph
elenchuslignicolus Mamiya
 et Kiyohara)、イネシンガレセンチュウ
(八phelenchoides besseyi)、
ダイズシストセンチュウ(Heterodera gl
ycines)ミネグサレセンチュウ(Pratyle
nchus spp、)、等を挙げることができる。
更に、獣医学の医薬分野においては、本発明の新規化合
物を種々の有害な動物寄生虫(内部および外部寄生虫)
、例えば、昆虫類およびぜん虫に対して使用して有効で
ある。このような動物寄生虫の例としては、以下の如き
害虫を例示することができる。
昆虫類としては例えば、 ウマバエ(Gastrophilus spp、) 、
サシバエ(Stom。
xys spp、) 、ハジラミ(Trichodec
tes spp、) 、サシガス(Rhodnius 
spp、) 、イヌノミ(Ctenocephalid
es cants)等を挙げることができる。
ダニ類としては、例えば、 カズキダニ(Ornithodoros spp、) 
、マダニ(Ixodesspp、) 、オウシマダニ(
Boophilus spp、)等を挙げることができ
る。
本発明ではこれらすべてを包含する土類に対する殺虫作
用を有する物質として殺虫剤と呼ぶことがある。
本発明の式(I)活性化合物は通常の製剤形態にするこ
とができる。そして斯る形態としては、液剤、エマルジ
ョン、懸濁剤、水和剤、粉剤、泡沫剤、ペースト、粒剤
、エアゾール、活性化合物浸潤−天然及び合成物、マイ
クロカプセル、種子用被覆剤、燃焼装置を備えた製剤(
例えば燃焼装置としては、くん蒸及び煙霧カートリッジ
、がん並びにコイル)、そしてULV (コールドミス
ト(cold m1st)、ウオームミスト(warm
 m1st)]を挙げることができる。
これらの製剤は、公知の方法で製造することができる。
斯る方法は、例えば、活性化合物を、展開剤、即ち、液
体希釈剤;液化ガス希釈剤;固体希釈剤又は担体、場合
によっては界面活性剤、即ち、乳化剤及び/又は分散剤
及び/又は泡沫形成剤を用いて、混合することによって
行なわれる。
展開剤として水を用いる場合には、例えば、有機溶媒は
また補助溶媒として使用されることができる。
液体希釈剤又は担体としては、概して、芳香族炭化水素
類(例えば、キシレン、トルエン、アルキルナフタレン
等)、クロル化芳香族又はクロル化脂肪族炭化水素類(
例えば、クロロベンゼン類、塩化エチレン類、塩化メチ
レン等)、脂肪族炭化水素類〔例えば、シクロヘキサン
等、パラフィン類(例えば鉱油留分等)〕、アルコール
類(例えば、ブタノール、グリコール及びそれらのエー
テル、エステル等)、ケトン類(例えば、アセトン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン又はシクロ
ヘキサノン等)、強極性溶媒(例えば、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド等)そして水も挙げるこ
とができる。
液化ガス希釈剤又は担体は、常温常圧でガスであり、そ
の例としては、例えば、ブタン、プロパン、窒素ガス、
二酸化炭素、そしてハロゲン化炭化水素類のようなエア
ゾール噴射剤を挙げることができる。
固体希釈剤としては、土壌天然鉱物(例えば、カオリン
、クレー、タルク、チョーク、石英、アタパルガイド、
モンモリロナイト又は珪藻土等)、土壌合成鉱物(例え
ば、高分散ケイ酸、アルミナ、ケイ酸塩等)を挙げるこ
とができる。
粒剤のための固体担体としては、粉砕且つ分別された岩
石(例えば、方解石、大理石、軽石、海泡石、白雲面等
)、無機及び有機物物の合成杭、そして有機物質(例え
ば、おがくず、ココやしの実のから、とうもろこしの穂
軸そしてタバコの茎等)の細粒体を挙げることができる
乳化剤及び/又は泡沫剤としては、非イオン及び陰イオ
ン乳化剤〔例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル
、ポリオキシエチレン脂肪酸アルコールエーテル(例え
ば、アルキルアリールポリグリコールエーテル、アルキ
ルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アリールスルホン酸
塩等)〕、アルブミン加水分解生成物を挙げることがで
きる。
分散剤としては、例えば、リグニンサルファイド廃液、
そしてメチルセルロースを包含する。
固着剤も、製剤(粉剤、粒剤、乳剤)番こ使用すること
かでき、斯る固着剤としては、カルボキシメチルセルロ
ースそして天然及び合成ポリマー(例えば、アラビアゴ
ム、ポリビニルアルコールそしてポリビニルアセテート
等)を挙げることができる。
着色剤を使用することもでき、斯る着色剤としては、無
機顔料(例えば酸化鉄、酸化チタンそしてプルシアンブ
ルー)、そしてアリザリン染料、アゾ染料又は金属フタ
ロシアニン染料のような有機染料そして更に、鉄、マン
ガン、ボロン、銅、コバルト、モリブデン、亜鉛のそれ
らの塩のような微量要素を挙げることができる。
該製剤は、一般には、前記活性成分を0.1〜95重量
%、好ましくは0.5〜90重量%含有することができ
る。
本発明の式(I)活性化合物は、それらの商業上、有用
な製剤及び、それらの製剤によって調製された使用形態
で、他の活性化合物、例えば、殺虫剤、毒餌、殺菌剤、
殺ダニ剤、殺センチュウ剤、殺カビ剤、成長調整剤又は
除草剤との混合剤として、存在することもできる。ここ
で、上記殺虫剤としては、例えば、有機リン荊、カーバ
メート剤、カーボキシレート系薬剤、クロル化炭化水素
系薬剤、微生物より生産される殺虫性物質を挙げること
ができる。
更に、本発明の式(I)活性化合物は、共力剤との混合
剤としても、存在することができ、斯る製剤及び、使用
形態は、商業上有用なものを挙げることができる。該共
力剤は、それ自体、活性である必要はなく、活性化合物
の作用を増幅する化合物である 本発明の式(1)活性化合物の商業上有用な使用形態に
おける含有量は、広い範囲内で、変えることができる。
本発明の式(1)活性化合物の使用上の濃度は、例えば
0.0000001〜100重量%であって、好ましく
は、0.00001〜1重量%である。
本発明式(I)化合物は、使用形態に適合した通常の方
法で使用することができる。
衛生害虫、貯蔵物に対する害虫に使用される際には活性
化合物は、石灰物質上のアルカリに対する良好な安定性
はもちろんのこと、木材及び土壌における優れた残効性
によって、きわだたされている。
次に実施例により本発明の内容を具体的に説明するが、
本発明はこれのみに限定されるべきものではない。
製造例 実施例1 l−(2−クロロ−5−ピリジル)エチルアミン(4,
7g) 、1.1−ビスメチルチオ−2−二トロエチレ
ン(5,0g)、エタノール(50+1)の混合物をメ
ルカプタンの発生の止むまで加熱還流する。次いで、減
圧下にエタノールを留去し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(エタノール・クロロホルム混合溶出
液)で精製し、目的の1− (1−(2−クロロ−5−
ピリジル)工チルアミノ)−1−メチルチオ レン(3,3g)を得る。
mp、  136〜140°C ニトロエチ できる化合物を、実施例1及び2で製造した化合物と共
に示す。
(以下余白) 実施例2 l−(1−(2−クロロ−5−ピリジル)エチルアミノ
)−1−メチルチオ−2−二トロエチレン(2,7g)
のエタノール(50ml)溶液に、メチルアミン水溶液
(40%、3g)を50°Cで滴下し、続いて、同温度
で2時間攪拌する。室温に冷却すると、目的物は結晶と
なって析出するので、これを濾取し、エタノールで洗え
ば、目的の1(1−(2−クロロ−5−ピリジル)エチ
ルアミノ)−1−メチルアミノ−2−二トロエチレン(
1,5g)が得られる。
mp、  183〜186°C 第1表に、上記製造例と同様の方法により製造中間体の
製造: 実施例3 N−(2,4,6−)リメチルベンジリデン)−2クロ
ロ−5−ピリジルメチルアミン(10,9g)のTHF
  (テトラヒドロフラン)(150d)溶液を窒素気
流下、ドライアイスアセトン浴で一70°Cに冷却し、
その中ヘプチルリチウムヘキサン?容液(10w/v%
)26dを滴下する。ここで反応溶液は濃紺色になる。
反応溶液を、−70°Cにて30分攪拌後、ヨウ化メチ
ル(5,7g)を滴下し、ドライアイスアセトン浴をは
ずして3時間攪拌する。
反応終了後、溶媒を減圧下に留去し、得られる残渣にエ
タノール(50d)と2規定塩酸(50Id)を加え、
1時間加熱還流する。反応液を氷水(100mjりに注
ぎ、塩化メチレン(50ml×2)で洗う。次いで水層
を2規定水酸化ナトリウム水溶液で中和し、塩化メチレ
ン(50mffix2)で抽出する。
有機層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、塩化メチレン
を減圧下に留去すれば1−(2−クロロピリジル)エチ
ルアミン(4g)が得られる。
n”  1.5440 実施例4 2−クロロ−5−アミノメチルピリミジン(14,52
g)とメシトアルデヒド(14,8g)をトルエン(L
oom)中で3時間加熱還流する。
反応中生成する水を、ゾーンスタークトラップにて反応
系外に留去する。反応終了後トルエンを減圧下に留去す
れば、目的のN−(2,4,6−)リメチルベンジリデ
ン)−2−クロロ−ピリジルメチルアミン(27g)が
得られる。
mp、  47〜48°C 生物試験: 比較E−1: (特開昭63−233903号) 実施例5 有機リン剤抵抗性ツマグロヨコバイに対する試験供試薬
液の調製 溶 剤:キシロール3重量部 乳化剤:ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
1重量部 適当な活性化合物の調合物を作るために活性化合物1重
量部を前記量の乳化剤を含有する前記量の溶剤と混合し
、その混合物を水で所定濃度まで希釈した。
試験方法: 直径12cmのポットに植えた草丈10cm位の稲に、
上記のように調製した活性化合物の所定濃度の水希釈液
を1ポット当り10戚散布した。散布薬液を乾燥後、直
径7cm、高さ14cmの金網をかぶせ、その中に有機
リン剤に抵抗性を示す系統のツマグロヨコバイの雌成虫
を30頭放ち、恒温室に置き2日後に死生数を調べ殺虫
率を算出した。
その結果を第2表に示す。
第2表 実施例6 ウンカ類に対する試験 試験方法: 直径12cmのポットに植えた草丈10cm位の稲に、
前記実施例5と同様に調製した活性化合物の所定濃度の
水希釈液を1ポット当り10m散布した。散布薬液を乾
燥後、直径7cm、高さ14cmの金網をかぶせ、その
中に有機リン剤に抵抗性を示す系統のトビイロウンカの
雌成虫を30頭放ち、恒温室に置き2日後に死生数を調
べ殺虫率を算出した。
上記方法と同様にして、セジロウンカ、及び有機リン剤
抵抗性ヒメトビウンカに対する殺虫率を算出した。それ
らの結果を第3表に示す。
第3表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、R^1はシアノ基又はC_1_−_4アルキル基
    を示す、 R^2は、水素原子又はC_1_−_4アルキル基を示
    す、R^3は、−S−R^4又は▲数式、化学式、表等
    があります▼を示し、〔ここでR^4はC_1_−_4
    アルキル基を示し、R^5及びR^6は、夫々、水素原
    子、C_1_−_4アルキル基、C_3_−_4アルケ
    ニル基、C_3_−_4アルキニル基、−CH_2−Z
    又はZを示し(ここでZは後記定義と同義を示す)〕 Zは、少なくとも1ケの窒素原子を含む、任意にハロゲ
    ン置換、C_1_−_4アルキル置換またはC_1_−
    _4ハロアルキル置換されていてもよい5〜6員のヘテ
    ロ環式基を示す、 で表わされる化合物。 2)R^1がメチル基を示し、 R^2が水素原子又はメチル基を示し、 R^3が、−S−R^4又は▲数式、化学式、表等があ
    ります▼を示し、〔ここでR^4がメチル基を示し、 R^5及びR^6が、夫々、水素原子、メチル基、アリ
    ル基、プロパルギル基、2−クロロ−5−ピリジル基、
    2−クロロ−5−ピリジルメチル基を示し〕、 Zが、任意にフッ素置換、塩素置換、臭素置換、メチル
    置換又はトリフルオロメチル置換されていてもよい、3
    −ピリジル、5−チアゾリル、1,2,3−チアジアゾ
    ール−5−イル又はオキサゾリルを示す、 請求項(1)記載の化合物。 3)R^1がメチル基を示し、 R^2が水素原子又はメチル基を示し、 R^3が▲数式、化学式、表等があります▼を示し、 〔ここでR^5及びR^6は、夫々、水素原子又はメチ
    ル基を示し、〕 Zが2−クロロ−5−ピリジルまたは、2−クロロ−5
    −チアゾリルを示す、 請求項(1)記載の化合物。 4)1−{1−(2−クロロ−5−ピリジル)エチルア
    ミノ}−1−ジメチルアミノ−2−ニトロエチレン、 1−{1−(2−クロロ−5−ピリジル)エチルアミノ
    }−1−メチルアミノ−2−ニトロエチレン又は 1−{1−(2−クロロ−5−ピリジル)エチルアミノ
    }−1−メチルチオ−2−ニトロエチレン、で表わされ
    る請求項(1)記載の化合物。 5)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、R^1はシアノ基又はC_1_−_4アルキル基
    を示す、 R^2は、水素原子又はC_1_−_4アルキル基を示
    す、R^3は、−S−R^6又は▲数式、化学式、表等
    があります▼を示し、〔ここでR^4はC_1_−_4
    アルキル基を示し、R^5及びR^6は、夫々、水素原
    子、C_1_−_4アルキル基、C_3_−_4アルケ
    ニル基、C_3_−_4アルキニル基、−CH_2−Z
    又はZを示し(ここでZは後記定義と同義を示す)〕 Zは、少なくとも1ケの窒素原子を含み、任意にハロゲ
    ン置換、C_1_−_4アルキル置換又はC_1_−_
    4ハロアルキル置換されていてもよい5〜6員のヘテロ
    環式基を示す、 で表わされるニトロ化合物を有効成分として含有する殺
    虫剤。
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