JPH02287391A - グラフィックディスプレイ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、表示器の画像表示空間より大きな画像記憶
空間を持つグラフィックディスプレイ装置に関する。

（従来の技術） 一般に、図形処理機能を有する情報処理装置に適用され
るグラフィックディスプレイ装置では、オペレータ操作
によって座標入力装置から指示人力される座標（指示座
標）は、十字カーソルや矢印カーソル等で代表される座
標指示カーソルを表示器の画像表示空間の該当位置に表
示することにより、オペレータが認識できるようになっ
ている。

しかし、処理対象画像の記憶に供される画像記憶メモリ
の記憶空間、即ち画像記憶空間が画像表示空間より大き
いグラフィックディスプレイ装置では、座標入力装置に
より画像表示空間外の座標が指示されている場合には座
標指示カーソルが表示されないため、オペレータは座標
入力装置による現在の指示座標を認識できないことにな
る。

（発明が解決しようとする課題） 上記したように従来は、座標入力装置の指示する座標が
画像表示空間の外にある場合には座標指示カーソルが表
示されないことから、オペレータは現在の指示座標を認
識することができず、座標入力装置を操作して画像表示
空間内に指示座標を移動することが困難であるという問
題があった。

したがってこの発明の解決すべき課題は、座標人力装置
の指示する座標が画像表示空間の外にある場合に、現在
の指示座標の存在する方向をオペレータが認識でき、も
って同指示座標を画像表示空間内に簡単に移動できるよ
うにすることである。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） この発明は、座標入力手段により指示入力された座標が
画像表示空間から外れて座標指示カーソルを表示できな
い場合には、同画像表示空間の四隅と上記指示人力され
た座標とを結ぶ線分のうちの同画像表示空間内の部分を
表示するようにしたことを特徴とするものである。

（作用） 上記の構成によれば、座標入力手段の指示する座標が画
像表示空間から外れると、同画像表示空間の四隅と指示
座標とを結ぶ線分のうちの同画像表示空間内の部分が表
示されるので、オペレータは、その表示された線分から
、現在の指示座標の存在する方向を認識することができ
る。

（実施例） 第１図はこの発明の一実施例に係るグラフィックディス
プレイ装置のブロック構成を示す。同図において、１１
は装置全体を制御する主制御部、１２は座標を相対座標
形式で指示人力するためのマウス等の座標人力部、１３
は座標入力部１２からの座標入力を検出してその旨を主
制御部に通知する座標人力検出部である。１４は図形等
の画像を表示するための表示器、１５は表示器１４に対
する画像の表示制御を行う表示制御部である。表示制御
部１５は、画像を記憶するための画像記憶メモリ１５ａ
を有している。この画像記憶メモリ１５ａの画像記憶空
間は、表示器１４の表示両面に対応する矩形の画像表示
空間より十分に大きく、表示器１４の表示画面より大き
い画像が取扱えるようになっている。ｔｅは座標入力部
１２から人力された座標が上記画像表示空間内に入って
いるか否かを判別する入力座標判別部、１７は入力座標
判別部１Ｇの判別結果に応じて特殊なカーソル（以下、
ラバーバンド・カーソルと称する）を発生して表示制御
部１５に出力するするラバーバンド・カーソル発生部で
ある。このラバーバンド・カーソルは、画像表示空間の
四隅と座標人力部１２からの人力座標とを結ぶ線分によ
り構成される。

次に、第１図の構成の動作を説明する。

まず、オペレータによって座標入力部１２が操作され、
座標入力部１２から座標が入力されると、座標入力検出
部１３はその状態を検出し、主制御部１１に対して座標
入力があることを通知する。これにより主制御部１１は
、座標入力部１２から入力された座標を座標入力検出部
１３を介して受取り、表示制御部１５および入力座標判
別部１Ｇに渡す。

表示制御部１５は、主制御部１１から渡された座標の示
す画像記憶メモリ１５ａ内の位置に座標指示カーソルを
書込む。そして表示制御部１５は、画像表示空間に対応
する画像記憶メモリ１５ａ内の領域の記憶内容を表示器
１４に出力して、両面表示させる。したがって、座標指
示カーソルの書込み位置が画像表示空間内にあれば、座
標表示カーソルは表示器［４の表示画面の対応位置に表
示される。これに対し、座標指示カーソルの書込み位置
が画像表示空間内になければ、座標表示カーソルは表示
されない。

一方、入力座標判別部１Ｇは、主制御部１１から座標を
渡されると、この座標（入力座標）が画像表示空間内じ
あるか否かの判別を行う。そして入力座標判別部１Ｇは
、人力座標が画像表示空間内にあれば何もせず、画像表
示空間内になければその旨をラバーバンド・カーソル発
生部１７に通知して人力座標を渡す。ラバーバンド・カ
ーソル発生部１７は、人力座標判別部１６からの通知を
受取ると、画像表示空間の四隅と人力座標の位置とを結
ぶ線分をラバーバンド・カーソルとして発生して表示制
御部１５内の画像記憶メモリ１５ａの対応領域に書込む
。表示制御部１５は、画像記憶メモリ１５ａの記憶内容
のうち、画像表示空間に対応する領域の記憶内容を表示
器［４に出力して表示させる。これにより、ラバーバン
ド・カーソル発生部１７によって発生されたラバーバン
ド・カーソルのうちの画像表示空間内の部分が、第２図
に示すように表示される。なお、画面表示されない画像
表示空間外のラバーバンド・カーソル部分は、第２図に
おいて破線で示されている。

オペレータは、ラバーバンド・カーソルの表示部分から
現在の入力座標の存在する方向を認識することができる
。したがって、オペレータは座標人力部１２を操作して
、容易に人力座標を画像表示空間内に移動することがで
きる。またラバーバンド・カーソルの表示部分が第２図
に示すように２本の線分となっている場合には、この２
本の線分の延長線を考えることにり、その交点である入
力座標の位置を推測することもできる。

［発明の効果］ 以上詳述したようにこの発明によれば、座標人力手段に
より指示入力された座標が画像表示空間から外れて座標
指示カーソルを表示できない場合には、同画像表示空間
の四隅と上記指示入力された座標とを結ぶ線分のうちの
同画像表示空間内の部分を表示するようにしたので、オ
ペレータはその表示された線分から、現在の指示座標の
存在する方向を認識することができる。したがってオペ
レータは、画像表示空間外の指示座標を画像表示空間内
に容易に移動することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係るグラフィックディス
プレイ装置のブロック構成図、第２図は同実施例におけ
るラバーバンド・カーソル表示例を示す図である。 １１・・・主制御部、１２・・・座標入力部、１４・・
・表示器、１５・・・表示制御部、１５ａ・・・画像記
憶メモリ、１Ｂ・・・入力座標判別部、１７・・・ラバ
ーバンド・カーソル発生部。 第１図 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 一一−−−−」 第２　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）表示器の画像表示空間より大きな画像記憶空間を
   持つグラフィックディスプレイ装置において、 座標を指示入力するための座標入力手段と、この座標入
   力手段から指示入力された座標が上記画像表示空間から
   外れている場合に上記画像表示空間の四隅と上記指示入
   力された座標とを結ぶ線分のうちの上記画像表示空間内
   の部分を表示させる表示制御手段とを具備することを特
   徴とするグラフィックディスプレイ装置。
2. （２）上記座標入力手段から指示入力された座標が上記
   画像表示空間から外れているか否かを判別する入力座標
   判別手段と、この入力座標判別手段の判別結果に応じて
   上記画像表示空間の四隅と上記指示入力された座標とを
   結ぶ線分から成る特殊カーソルを発生して上記画像記憶
   空間に書込む特殊カーソル発生手段とを更に具備し、上
   記表示制御手段は上記画像記憶空間内の上記画像表示空
   間に相当する部分の記憶内容を表示させることを特徴と
   する第１請求項記載のグラフィックディスプレイ装置。