JPH02286952A - トランスミッション - Google Patents
トランスミッションInfo
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- JPH02286952A JPH02286952A JP1110711A JP11071189A JPH02286952A JP H02286952 A JPH02286952 A JP H02286952A JP 1110711 A JP1110711 A JP 1110711A JP 11071189 A JP11071189 A JP 11071189A JP H02286952 A JPH02286952 A JP H02286952A
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- gear
- main shaft
- low speed
- extremely low
- shaft
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Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 43
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims abstract description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 150000004756 silanes Chemical class 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/02—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
- F16H3/08—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
- F16H3/087—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears
- F16H3/089—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears all of the meshing gears being supported by a pair of parallel shafts, one being the input shaft and the other the output shaft, there being no countershaft involved
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はトランスミッションに係り、動力伝達径路を
減少して減速の効率を向上するとともに、ギヤ列を少な
くしてコンパクトとし、しがも極低連用歯車機構のギヤ
の支持軸を省略して部品点数を低減して構成の簡素化を
図り得るトランスミッションに関する。
減少して減速の効率を向上するとともに、ギヤ列を少な
くしてコンパクトとし、しがも極低連用歯車機構のギヤ
の支持軸を省略して部品点数を低減して構成の簡素化を
図り得るトランスミッションに関する。
車両にあっては、原動機として搭載した内燃機関の発生
する駆動力を走行条件に応じて所要に変換取出すために
、トランスミッション(変速機)を備えている。トラン
スミッションには、歯車式のトランスミッションやベル
ト式のトランスミッション等があり、駆動力の伝達損失
の少ない歯車式のトランスミツ、シランが多用されてい
る。
する駆動力を走行条件に応じて所要に変換取出すために
、トランスミッション(変速機)を備えている。トラン
スミッションには、歯車式のトランスミッションやベル
ト式のトランスミッション等があり、駆動力の伝達損失
の少ない歯車式のトランスミツ、シランが多用されてい
る。
トランスミッションにおいては、第3図に示す如く、内
燃機関(図示せず)から駆動力を入力する入力軸となる
メイン軸102と、このメイン軸102に所定に配設さ
れたメイン軸第1速ギヤ104とメイン軸第2連用ギヤ
106とメイン軸第3連用ギヤ108とメイン軸第4連
用ギヤ110とメイン軸第5連用ギヤ112と、前記メ
イン軸102に平行に配設されたカウンタ軸114と、
このカウンタ軸114に所定に配設されたカウンタ軸第
1連用ギヤ116とカウンタ軸第2速用ギヤ118とカ
ウンタ軸第3速用ギヤ120とカウンタ軸第4速用ギヤ
122とカウンタ軸第5速用ギヤ124と、このカウン
タ軸114に設けられた減速歯車機構を構成するファイ
ナルドライブギヤ126と、このファイナルドライブギ
ヤ126に噛合させたファイナルドリブンギヤ128と
、後側差動部130とを組付けたものがある。
燃機関(図示せず)から駆動力を入力する入力軸となる
メイン軸102と、このメイン軸102に所定に配設さ
れたメイン軸第1速ギヤ104とメイン軸第2連用ギヤ
106とメイン軸第3連用ギヤ108とメイン軸第4連
用ギヤ110とメイン軸第5連用ギヤ112と、前記メ
イン軸102に平行に配設されたカウンタ軸114と、
このカウンタ軸114に所定に配設されたカウンタ軸第
1連用ギヤ116とカウンタ軸第2速用ギヤ118とカ
ウンタ軸第3速用ギヤ120とカウンタ軸第4速用ギヤ
122とカウンタ軸第5速用ギヤ124と、このカウン
タ軸114に設けられた減速歯車機構を構成するファイ
ナルドライブギヤ126と、このファイナルドライブギ
ヤ126に噛合させたファイナルドリブンギヤ128と
、後側差動部130とを組付けたものがある。
また、このトランスミッションにおいては、内燃機関側
からA位置において機関側ケースであるライトケース1
32と、B位置においてこのライトケース132に連設
した中間ケースであるレフトケース134と、C位置に
おいてこのレフトケース134に連設した端部側ケース
であるサイドケース136とにより被包されて構成され
、しかも、メイン軸第5連用ギヤ112及びカウンタ軸
第5連用ギヤ124がサイドケース136内に配置され
ている。
からA位置において機関側ケースであるライトケース1
32と、B位置においてこのライトケース132に連設
した中間ケースであるレフトケース134と、C位置に
おいてこのレフトケース134に連設した端部側ケース
であるサイドケース136とにより被包されて構成され
、しかも、メイン軸第5連用ギヤ112及びカウンタ軸
第5連用ギヤ124がサイドケース136内に配置され
ている。
更に、トランスミッションにおいては、車両が四輪駆動
可能な場合に、極低連用レンジを得るべく、第4図に示
す如く、メイン軸102の先端側に固定されたメイン軸
極低速用ドライブギヤ142と、このメイン軸極低速用
ギヤ142に噛合すべくアイドル軸144に固定された
アイドルドリブンギヤ146と、前記アイドラ軸144
に固定されたアイドルドライブギヤ148と、このドラ
イブアイドルギヤ148に噛合すべくメイン軸102に
回転可能に支持されたメイン軸アイドルギヤ150と、
このメイン軸アイドルギヤ150に噛合すべくカウンタ
軸114に回転可能に支持されたカウンタ軸極低速用ド
リブンギヤ152と、コノカウンタ軸極低速用ドリブン
ギヤ152に連結したカウンタ軸アイドルギヤ154と
、極低連用レンジの際にこのカウンタ軸アイドルギヤ1
54に連結すべく移動されるスリーブ156と、このス
リーブ156を支持するスリーブ支持体158とを有す
る構成のものがある。
可能な場合に、極低連用レンジを得るべく、第4図に示
す如く、メイン軸102の先端側に固定されたメイン軸
極低速用ドライブギヤ142と、このメイン軸極低速用
ギヤ142に噛合すべくアイドル軸144に固定された
アイドルドリブンギヤ146と、前記アイドラ軸144
に固定されたアイドルドライブギヤ148と、このドラ
イブアイドルギヤ148に噛合すべくメイン軸102に
回転可能に支持されたメイン軸アイドルギヤ150と、
このメイン軸アイドルギヤ150に噛合すべくカウンタ
軸114に回転可能に支持されたカウンタ軸極低速用ド
リブンギヤ152と、コノカウンタ軸極低速用ドリブン
ギヤ152に連結したカウンタ軸アイドルギヤ154と
、極低連用レンジの際にこのカウンタ軸アイドルギヤ1
54に連結すべく移動されるスリーブ156と、このス
リーブ156を支持するスリーブ支持体158とを有す
る構成のものがある。
更に、このようなトランスミッションの構造としては、
例えば特公昭63−54569号公報に開示されている
。この公報に記載のものは、内燃機関側から第1変速機
と第2変速機と第3変速機とを順次に配設するとともに
、各変速機を各ケース内に互いに区別して収容させるこ
とにより、既存の部品の大幅な変更を不要として、量産
性を向上させるとともに廉価とするものである。
例えば特公昭63−54569号公報に開示されている
。この公報に記載のものは、内燃機関側から第1変速機
と第2変速機と第3変速機とを順次に配設するとともに
、各変速機を各ケース内に互いに区別して収容させるこ
とにより、既存の部品の大幅な変更を不要として、量産
性を向上させるとともに廉価とするものである。
ところが、第4図に示す従来のトランスミッションにお
いては、動力伝達径路が多く、ギヤの噛合数が3ケ所と
なり、このようにギヤの噛合数が多くなると減速の効率
が悪くなるとともに、第3.4図に示す横方向Yにギヤ
が多く並列するために、幅が大きくなって大型化になる
という不都合があった。
いては、動力伝達径路が多く、ギヤの噛合数が3ケ所と
なり、このようにギヤの噛合数が多くなると減速の効率
が悪くなるとともに、第3.4図に示す横方向Yにギヤ
が多く並列するために、幅が大きくなって大型化になる
という不都合があった。
また、極低連用ギヤを設けるために、メイン軸やカウン
タ軸とは別異のアイドル軸を必要とし、このため、部品
点数が増加して構造が複雑になるという不都合があった
。
タ軸とは別異のアイドル軸を必要とし、このため、部品
点数が増加して構造が複雑になるという不都合があった
。
そこでこの発明の目的は、上述の不都合を除去すべく、
メイン軸に固定したサンギヤを有する遊星歯車機構を設
けるとともに遊星歯車機構のキャリヤにはメイン軸に回
転可能に支持させたメイン軸極低速用ドライブギヤを連
設し、メイン軸極低速用ドライブギヤに噛合すべくカウ
ンタ軸にはカウンタ軸極低速用ドリブンギヤを固設し、
遊星歯車機構とメイン軸極低速用ドライブギヤとカウン
タ軸極低速用ドリブンギヤとを端部側ケースに設けるこ
とにより、動力伝達径路を減少してギヤの噛合数を少な
くし、減速の効率を向上するとともに、ギヤ列を少なく
して幅を小さくすることによりコンパクトとし、しかも
極低連用歯車機構のための支持軸を省略して構成の簡素
化を図り得るトランスミッションを実現するにある。
メイン軸に固定したサンギヤを有する遊星歯車機構を設
けるとともに遊星歯車機構のキャリヤにはメイン軸に回
転可能に支持させたメイン軸極低速用ドライブギヤを連
設し、メイン軸極低速用ドライブギヤに噛合すべくカウ
ンタ軸にはカウンタ軸極低速用ドリブンギヤを固設し、
遊星歯車機構とメイン軸極低速用ドライブギヤとカウン
タ軸極低速用ドリブンギヤとを端部側ケースに設けるこ
とにより、動力伝達径路を減少してギヤの噛合数を少な
くし、減速の効率を向上するとともに、ギヤ列を少なく
して幅を小さくすることによりコンパクトとし、しかも
極低連用歯車機構のための支持軸を省略して構成の簡素
化を図り得るトランスミッションを実現するにある。
この目的を達成するためにこの発明は、メイン軸に設け
たメイン軸側ギヤ列とカウンタ軸に設けたカウンタ軸側
ギヤ列との噛合状態により変速比を変えるとともに、前
記内燃機関側から機関側ケースと中間ケースと端部側ケ
ースとからなるトランスミッションケースにより前記メ
イン軸側ギヤ列と前記カウンタ軸側ギヤ列とを被包して
構成されたトランスミッションにおいて、前記メイン軸
に固定したサンギヤを有する遊星歯車機構を設けるとと
もにこの遊星歯車機構のキャリヤには前記メイン軸に回
転可能に支持させたメイン軸極低速用ドライブギヤを連
設し、このメイン軸極低速用ドライブギヤに噛合すべく
前記カウンタ軸にはカウンタ軸極低速用ドリブンギヤを
固設し、前記遊星歯車機構と前記メイン軸極低速用ドラ
イブギヤと前記カウンタ軸極低速用ドリブンギヤとを前
記端部側ケースに設けたことを特徴とする。
たメイン軸側ギヤ列とカウンタ軸に設けたカウンタ軸側
ギヤ列との噛合状態により変速比を変えるとともに、前
記内燃機関側から機関側ケースと中間ケースと端部側ケ
ースとからなるトランスミッションケースにより前記メ
イン軸側ギヤ列と前記カウンタ軸側ギヤ列とを被包して
構成されたトランスミッションにおいて、前記メイン軸
に固定したサンギヤを有する遊星歯車機構を設けるとと
もにこの遊星歯車機構のキャリヤには前記メイン軸に回
転可能に支持させたメイン軸極低速用ドライブギヤを連
設し、このメイン軸極低速用ドライブギヤに噛合すべく
前記カウンタ軸にはカウンタ軸極低速用ドリブンギヤを
固設し、前記遊星歯車機構と前記メイン軸極低速用ドラ
イブギヤと前記カウンタ軸極低速用ドリブンギヤとを前
記端部側ケースに設けたことを特徴とする。
この発明の構成によれば、メイン軸の回転に伴ってサン
ギヤが回転し、このサンギヤの回転によってビニオンが
サンギヤを公転しつつ自転してキャリヤが回転し、これ
により、減速が行われる。
ギヤが回転し、このサンギヤの回転によってビニオンが
サンギヤを公転しつつ自転してキャリヤが回転し、これ
により、減速が行われる。
このキャリヤの回転によってメイン軸極低速用ドライブ
ギヤが回転し、さらに、このメイン軸極低速用ドライブ
ギヤの回転によってカウンタ軸極低速用ドリブンギヤが
回転し、駆動力がカウンタ軸に伝達される。
ギヤが回転し、さらに、このメイン軸極低速用ドライブ
ギヤの回転によってカウンタ軸極低速用ドリブンギヤが
回転し、駆動力がカウンタ軸に伝達される。
ところで、極低速レンジにおいて減速を行わせるために
、遊星歯車機構を設けたので、動力伝達径路を減少して
ギヤ噛合数が少なくなり、減速の効率を向上するととも
に、ギヤ列を少なくして幅が小となってコンパクトとな
り、しかも、極低連用歯車機構のための支持軸等を省略
して構成の簡素化を図ることができる。
、遊星歯車機構を設けたので、動力伝達径路を減少して
ギヤ噛合数が少なくなり、減速の効率を向上するととも
に、ギヤ列を少なくして幅が小となってコンパクトとな
り、しかも、極低連用歯車機構のための支持軸等を省略
して構成の簡素化を図ることができる。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的
に説明する。
に説明する。
第1.2図は、この発明の実施例を示すものである。図
において、2は車両、4はこの車両2の後側に横向きに
設置された内燃機関、6はトランスミッション(トラン
スアクスル)、8は前側差動部、10−10は前車輪、
12・12は前側車軸、14はトランスミッション6と
前側差動部8とを連結するプロペラ軸、16・16は後
車輪、18・18は後側車軸である。
において、2は車両、4はこの車両2の後側に横向きに
設置された内燃機関、6はトランスミッション(トラン
スアクスル)、8は前側差動部、10−10は前車輪、
12・12は前側車軸、14はトランスミッション6と
前側差動部8とを連結するプロペラ軸、16・16は後
車輪、18・18は後側車軸である。
前記トランスミッション6には、第2図に示す如く、内
燃機関4からの駆動力を入力する入力軸となるメイン軸
20と、このメイン軸20と略平行に配設されたカウン
タ軸22と、このカウンタ軸22に連絡する後側差動部
24とが組込まれている。
燃機関4からの駆動力を入力する入力軸となるメイン軸
20と、このメイン軸20と略平行に配設されたカウン
タ軸22と、このカウンタ軸22に連絡する後側差動部
24とが組込まれている。
前記メイン軸20には、内燃機関4側から順次に、メイ
ン軸第1連用ギヤ26とメイン軸第2連用ギヤ28とメ
イン軸第3連用ギヤ30とメイン軸第4連用ギヤ32と
が固定して取付けられている。また、このメイン軸20
は、第1、第2メイン軸用軸受34.36によって回転
可能に支持されている。
ン軸第1連用ギヤ26とメイン軸第2連用ギヤ28とメ
イン軸第3連用ギヤ30とメイン軸第4連用ギヤ32と
が固定して取付けられている。また、このメイン軸20
は、第1、第2メイン軸用軸受34.36によって回転
可能に支持されている。
前記カウンタ軸22には、内燃機関4側から順次に、カ
ウンタ軸第1連用ギヤ38とカウンタ軸第2速用ギヤ4
0とカウンタ軸第3連用ギヤ42とカウンタ軸第4連用
ギヤ44とが固定して取付けられている。このカウンタ
軸22は、第1、第2カウンタ軸用軸受46.48によ
って回転可能に支持されている。
ウンタ軸第1連用ギヤ38とカウンタ軸第2速用ギヤ4
0とカウンタ軸第3連用ギヤ42とカウンタ軸第4連用
ギヤ44とが固定して取付けられている。このカウンタ
軸22は、第1、第2カウンタ軸用軸受46.48によ
って回転可能に支持されている。
前記メイン軸20及びカウンタ軸22の内燃機関4から
離間した端部側には、極低速レンジの際に作動させる遊
星歯車機構50を設ける。即ち、メイン軸20に遊星歯
車機構50のサンギヤ52を固定して取付けるとともに
、このサンギヤ52にはキャリヤ54に固定した複数の
ビニオン56を噛合させる。また、このビニオン56に
は、後述する端部側ケースであるサイドケース72に固
定したリングギヤ58を噛合させる。
離間した端部側には、極低速レンジの際に作動させる遊
星歯車機構50を設ける。即ち、メイン軸20に遊星歯
車機構50のサンギヤ52を固定して取付けるとともに
、このサンギヤ52にはキャリヤ54に固定した複数の
ビニオン56を噛合させる。また、このビニオン56に
は、後述する端部側ケースであるサイドケース72に固
定したリングギヤ58を噛合させる。
また、前記キャリヤ54には、メイン軸20に回転可能
に支持させたメイン軸極低速用ドライブギヤ60を連設
する。
に支持させたメイン軸極低速用ドライブギヤ60を連設
する。
一方、カウンタ軸22には、前記メイン軸極低速用ドラ
イブギヤ60に噛合すべくカウンタ軸極低速用ドリブン
ギヤ62を固定して取付ける。
イブギヤ60に噛合すべくカウンタ軸極低速用ドリブン
ギヤ62を固定して取付ける。
このカウンタ軸極低速用ドリブンギヤ62の径は、減速
を行わせるために、メイン軸極低速用ドライブギヤ60
の径よりも大に形成されている。
を行わせるために、メイン軸極低速用ドライブギヤ60
の径よりも大に形成されている。
また、カウンタ軸22には、内燃機関4側端部に減速歯
車機構63を構成するファイナルドライブギヤである減
速用ドライブギヤ64が固定して取付けられている。
車機構63を構成するファイナルドライブギヤである減
速用ドライブギヤ64が固定して取付けられている。
この減速用ドライブ64は、後側車軸18に回転可能に
支持されたファイナルドリブンギヤである減速用ドリブ
ンギヤ66に噛合している。
支持されたファイナルドリブンギヤである減速用ドリブ
ンギヤ66に噛合している。
減速用ドリブンギヤ66は、後側差動部24のデフハウ
ジング67に連結している。後側差動部24には、後側
車軸18・18が連結している。
ジング67に連結している。後側差動部24には、後側
車軸18・18が連結している。
トランスミッション6においては、内燃機関4側からの
A位置が機関側ケースであるライトケース68によって
被包され、また、このライトケース68に連設してB位
置において前記メイン軸・カウンタ軸第1速用ギヤ26
・38と前記メイン軸・カウンタ軸第2連用ギヤ28・
40と前記メイン軸・カウンタ軸第3連用ギヤ30・4
2と前記メイン軸・カウンタ軸第4連用ギヤ32・44
とが中間ケースであるレフトケース70によって被包さ
れ、更に、このレフトケース70に連設してC位置にお
いてメイン軸極低速用ドライブギヤ60とカウンタ軸極
低速用ドリブンギヤ62と遊星歯車機構50とがサイド
ケース72によって被包されている。
A位置が機関側ケースであるライトケース68によって
被包され、また、このライトケース68に連設してB位
置において前記メイン軸・カウンタ軸第1速用ギヤ26
・38と前記メイン軸・カウンタ軸第2連用ギヤ28・
40と前記メイン軸・カウンタ軸第3連用ギヤ30・4
2と前記メイン軸・カウンタ軸第4連用ギヤ32・44
とが中間ケースであるレフトケース70によって被包さ
れ、更に、このレフトケース70に連設してC位置にお
いてメイン軸極低速用ドライブギヤ60とカウンタ軸極
低速用ドリブンギヤ62と遊星歯車機構50とがサイド
ケース72によって被包されている。
このサイドケース72内においては、極低連用レンジの
際に、遊星歯車機構50によって先ず減速が行われる。
際に、遊星歯車機構50によって先ず減速が行われる。
即ち、遊星歯車機構50においては、
Zr:リングギヤ58の歯数
Za:サンギヤ52の歯数
とすると、
減速比iは、 i = l + Z r / Z a
となる。
となる。
また、キャリヤ54に連設したメイン軸極低速用ドライ
ブギヤ60とこのメイン軸極低速用ドライブギヤ60よ
りも大径のカウンタ軸極低速用ドリブンギヤ62とによ
ってさらに減速を行って、減速比を大きく得る構成であ
る。
ブギヤ60とこのメイン軸極低速用ドライブギヤ60よ
りも大径のカウンタ軸極低速用ドリブンギヤ62とによ
ってさらに減速を行って、減速比を大きく得る構成であ
る。
次に、この実施例の作用を説明する。
内燃機関4からの駆動力は、トランスミッション6内の
メイン軸20に伝達される。
メイン軸20に伝達される。
そして、所望によってメイン軸20のギヤ列とカウンタ
軸22のギヤ列との噛合状態によって減速状態を変更し
、そして、駆動力が、カウンタ軸22、減速歯車機構6
3を経て後側差動部24から後側車軸18・18に伝達
されるとともに、プロペラ軸14側に伝達される。
軸22のギヤ列との噛合状態によって減速状態を変更し
、そして、駆動力が、カウンタ軸22、減速歯車機構6
3を経て後側差動部24から後側車軸18・18に伝達
されるとともに、プロペラ軸14側に伝達される。
ところで、4輪駆動時等において、極低連用レンジにし
た際に、サンギヤ52の回転に伴ってピニオン56がこ
のサンギヤ52を公転しつつ自転し、このピニオン56
の回転によってキャリヤ54が回転する。このとき、こ
の遊星歯車機構50によって第1段目の減速が行われる
。
た際に、サンギヤ52の回転に伴ってピニオン56がこ
のサンギヤ52を公転しつつ自転し、このピニオン56
の回転によってキャリヤ54が回転する。このとき、こ
の遊星歯車機構50によって第1段目の減速が行われる
。
そして、キャリヤ54の回転に伴ってメイン軸極低速用
ドライブギヤ60が回転し、このメイン軸極低速用ドラ
イブギヤ60の回転によってカウンタ軸極低速用ドリブ
ンギヤ62が回転し、従ってカウンタ軸22が回転され
ることになる。ごのとき、カウンタ軸極低速用ドリブン
ギヤ62の径がメイン軸極低速用ドライブギヤ60の径
よりも大きく形成されていることにより、第2段目の減
速が行われる。
ドライブギヤ60が回転し、このメイン軸極低速用ドラ
イブギヤ60の回転によってカウンタ軸極低速用ドリブ
ンギヤ62が回転し、従ってカウンタ軸22が回転され
ることになる。ごのとき、カウンタ軸極低速用ドリブン
ギヤ62の径がメイン軸極低速用ドライブギヤ60の径
よりも大きく形成されていることにより、第2段目の減
速が行われる。
従って、カウンタ軸22の回転速度がメイン軸20の回
転速度よりも遅くなって減速が行われ、結果として、極
低連用レンジの際に減速比が大となり、そして、内燃機
関4の駆動力がカウンタ軸22、減速歯車機構63及び
後側差動部24を経て後車軸18・18及びプロペラ軸
14側に伝達される。
転速度よりも遅くなって減速が行われ、結果として、極
低連用レンジの際に減速比が大となり、そして、内燃機
関4の駆動力がカウンタ軸22、減速歯車機構63及び
後側差動部24を経て後車軸18・18及びプロペラ軸
14側に伝達される。
この結果、この実施例の構成によれば、極低連用レンジ
の際に、遊星歯車機構50を作動させるだけなので、動
力伝達径路を減少してギヤ噛合数を少なくすることがで
き、これにより、回転速度の減速をより効率よく行わせ
ることが可能となる。
の際に、遊星歯車機構50を作動させるだけなので、動
力伝達径路を減少してギヤ噛合数を少なくすることがで
き、これにより、回転速度の減速をより効率よく行わせ
ることが可能となる。
また、遊星歯車機構50において減速比を大きくするこ
とができるので、メイン軸極低速用ドライブギヤ60と
カウンタ軸極低速用ドリブンギヤ62との減速比を小さ
(することも可能である。
とができるので、メイン軸極低速用ドライブギヤ60と
カウンタ軸極低速用ドリブンギヤ62との減速比を小さ
(することも可能である。
更に、トランスミッション6の横力向Yには、2列のギ
ヤ列、つまりメイン軸極低速用ドライブギヤ60とカウ
ンタ軸極低速用ドリブンギヤ62とが位置するギヤ列と
、遊星歯車機構50のサンギヤ52等のギヤ列との2列
なので、横方向Yへの幅が小となり、コンパクトにする
ことができる。
ヤ列、つまりメイン軸極低速用ドライブギヤ60とカウ
ンタ軸極低速用ドリブンギヤ62とが位置するギヤ列と
、遊星歯車機構50のサンギヤ52等のギヤ列との2列
なので、横方向Yへの幅が小となり、コンパクトにする
ことができる。
更にまた、極低連用歯車機構を取付けるのに別異の支持
軸を不要とするので、部品点数を低減するとともに、構
成の簡素化を図り、組付性・製作性を向上し、しかも廉
価とすることができる。
軸を不要とするので、部品点数を低減するとともに、構
成の簡素化を図り、組付性・製作性を向上し、しかも廉
価とすることができる。
また、ライトケース68やレフトケース70を変更せず
に、サイドケース72のみの変更によって極低連用歯車
の組付けを容易に果すことができる。
に、サイドケース72のみの変更によって極低連用歯車
の組付けを容易に果すことができる。
なお、この発明は、上述の実施例に限定されず、種々応
用改変が可能であることは勿論である例えば、内燃機関
を後側に搭載した車両において説明したが、この実施例
のトランスミッションを内燃機関が前側に搭載された車
両にも設けることが可能である。
用改変が可能であることは勿論である例えば、内燃機関
を後側に搭載した車両において説明したが、この実施例
のトランスミッションを内燃機関が前側に搭載された車
両にも設けることが可能である。
また、メイン軸極低速用ドライブギヤの径とカウンタ軸
極低速用ドリブンギヤの径との比を、所望により異なら
しめることにより所望の減速比を得ることが可能である
。
極低速用ドリブンギヤの径との比を、所望により異なら
しめることにより所望の減速比を得ることが可能である
。
以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、
メイン軸に固定したサンギヤを有する遊星歯車機構を設
けるとともに遊星歯車機構のキャリヤにはメイン軸に回
転可能に支持させたメイン軸極低速用ドライブギヤを連
設し、メイン軸極低速用ドライブギヤに噛合すべくカウ
ンタ軸にはカウンタ軸極低速用ドリブンギヤを固設し、
遊星歯車機構とメイン軸極低速用ドライブギヤとカウン
タ軸極低速用ドリブンギヤとを端部側ケースに設けたこ
とにより、動力伝達径路を減少してギヤ噛合数を少なく
し、減速の効率を向上し得る。
メイン軸に固定したサンギヤを有する遊星歯車機構を設
けるとともに遊星歯車機構のキャリヤにはメイン軸に回
転可能に支持させたメイン軸極低速用ドライブギヤを連
設し、メイン軸極低速用ドライブギヤに噛合すべくカウ
ンタ軸にはカウンタ軸極低速用ドリブンギヤを固設し、
遊星歯車機構とメイン軸極低速用ドライブギヤとカウン
タ軸極低速用ドリブンギヤとを端部側ケースに設けたこ
とにより、動力伝達径路を減少してギヤ噛合数を少なく
し、減速の効率を向上し得る。
また、ギヤ列を少なくして幅を小とすることができるの
で、全体としてコンパクトとし得る。
で、全体としてコンパクトとし得る。
更に、極低連用歯車機構のギヤのための支持軸等を省略
することができるので、部品点数を低減し、構成の簡素
化を図り得る。
することができるので、部品点数を低減し、構成の簡素
化を図り得る。
更にまた、端部側ケースに極低連用歯車機構を設けたの
で、既存の部品の変更を少な(し、組付性・製作性を向
上し得る。
で、既存の部品の変更を少な(し、組付性・製作性を向
上し得る。
第1.2図はこの発明の実施例を示し、第1図は車両の
概略図、第2図はトランスミッションの概略説明図であ
る。 第3図は従来のトランスミッションの概略説明図である
。 第4図は従来におけるトランスミッションのサイドケー
ス内の概略説明図である。 図において、2は車両、4は内燃機関、6はトランスミ
ツシロン、20はメイン軸、22はカウンタ軸、50は
遊星歯車機構、52はサンギヤ、54はキャリヤ、60
はメイン軸極低速用ドライブギヤ、62はカウンタ軸極
低速用ドリブンギヤ、68はライトケース、70はレフ
トケース、そして72はサイドケースである。 第3図 普 第4図
概略図、第2図はトランスミッションの概略説明図であ
る。 第3図は従来のトランスミッションの概略説明図である
。 第4図は従来におけるトランスミッションのサイドケー
ス内の概略説明図である。 図において、2は車両、4は内燃機関、6はトランスミ
ツシロン、20はメイン軸、22はカウンタ軸、50は
遊星歯車機構、52はサンギヤ、54はキャリヤ、60
はメイン軸極低速用ドライブギヤ、62はカウンタ軸極
低速用ドリブンギヤ、68はライトケース、70はレフ
トケース、そして72はサイドケースである。 第3図 普 第4図
Claims (1)
- 1、メイン軸に設けたメイン軸側ギヤ列とカウンタ軸に
設けたカウンタ軸側ギヤ列との噛合状態により変速比を
変えるとともに、前記内燃機関側から機関側ケースと中
間ケースと端部側ケースとからなるトランスミッション
ケースにより前記メイン軸側ギヤ列と前記カウンタ軸側
ギヤ列とを被包して構成されたトランスミッションにお
いて、前記メイン軸に固定したサンギヤを有する遊星歯
車機構を設けるとともにこの遊星歯車機構のキャリヤに
は前記メイン軸に回転可能に支持させたメイン軸極低速
用ドライブギヤを連設し、このメイン軸極低速用ドライ
ブギヤに噛合すべく前記カウンタ軸にはカウンタ軸極低
速用ドリブンギヤを固設し、前記遊星歯車機構と前記メ
イン軸極低速用ドライブギヤと前記カウンタ軸極低速用
ドリブンギヤとを前記端部側ケースに設けたことを特徴
とするトランスミッション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1110711A JPH02286952A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | トランスミッション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1110711A JPH02286952A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | トランスミッション |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02286952A true JPH02286952A (ja) | 1990-11-27 |
Family
ID=14542526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1110711A Pending JPH02286952A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | トランスミッション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02286952A (ja) |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP1110711A patent/JPH02286952A/ja active Pending
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