JPH02286923A - 負荷切換可能なフリーホイールクラツチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は負荷切換可能なフリーホイールクラッチであっ
て、互いに同心的に内外に配置された締付はリングが設
けられていて、両締付はリングが互いに向かい合って位
置する締付は面を備えており、両締付は面の間にスプラ
グが配置されており、この場合、直径可変に構成されて
いる方の締付はリングに、楔形面の作用を利用して、同
締付はリングに対して同軸的に配置された切換要素が作
用し、直径可変の前記両締付はリングに対する前記切換
要素の相対回動が、前記両締付は面の間隔変化を生ぜし
める形式のものに関す、る。

［従来の技術１ 負荷切換可能なフリーホイールクラッチは、特別な運転
条件により締付は方向での自由回転を許す方向に切り換
える、つまり一時的に内側の締付はリングと外側の締付
はリングとの間の相対回動を可能にすることが必要とさ
れるような場所ではどこでも使用される。このような切
換えは一般にケージを介して行なわれ、この場合このケ
ージは締付はリングに対して相対的に回転させられ、こ
れによってローラ状スプラグ式フリーホイールクラッチ
の場合では前記ケージが傾斜面の締付は範囲からローラ
状スプラグをシフトし、またスプラグ式フリーホイール
クラッチの場合ではスプラグを自由回転位置に旋回させ
る。このとき、回転トルクが比較的大きいと重大な問題
が起こる。それというのは、スプラグが締付は位置にお
いて弾性的に変形されているので、前記切換え時に個々
のスプラグが締付は位置から跳び出して、切換衝撃を生
ぜしめるからである。したがって欧州特許出願公開第０
１８２９９４号明細書によって提案された構成では、ス
プラグ式フリーホイールクラッチにおいて締付はリング
のうちの１つが極めて肉薄に構成されていて、楔形面作
用を利用して切換要素と連結されており、この場合前記
締付はリングと切換要素との相対回動時に前記締付はリ
ングが弾性的にその直径を変化させ、ひいては両締付は
面の間隔を広げるか、もしくは狭める。これにより、前
記切換え時に締付はリングの半径方向運動に基づき、締
付は位置におけるスプラグの弾性的な変形を減少させる
ことができるので、引き続きケージを介して前記切換え
を行なう際にもはや切換衝撃が起こらなくなるしかしな
がら、やはり締付はリングの弾性的な変形はフリーホイ
ールクラッチの全寿命を縮め、許容し得る直径変化の量
を制限し、かつ比較的長い切換距離を必要とするので好
ましくない。

［発明が解決しようとする課題１ 本発明の課題は冒頭で述べた形式の負荷切換可能なフリ
ーホイールクラッチを改良して、前記切換えが締付はリ
ングの直径変化を介して可能になり、長い寿命が得られ
、かつ短い切換距離で作業されるようなフリーホイール
クラッチを提供することである。

［課題を解決するための手段１ この課題を課題するために本発明の構成では、直径可変
の締付はリングが軸方向の少なくとも１つのスリットに
よって分割されていて、少なくとも１つのばねによって
、切換要素によって生ぜしめられる両締付は面の間隔変
化に抗してプレロードをかけられているようにした。

［発明の効果］ 本発明のように構成されていると、前記切換え時にもは
や衝撃が起こらず、しかも締付はリングが弾性的に変形
されないので長い寿命が得られる。さらに、切換距離も
相応に短かくなる本発明の特に有利な構成では、互いに
独立して半径方向に可動な少なくとも２つのセグメント
が、直径可変の締付はリングを形成しており、該締付は
リングが両締付は面の間隔を広げる方向で半径方向にば
ね弾性的にプレロードをかけられている。

この場合、直径変化はセグメントの半径方向シフトによ
ってのみ行なわれ、しかもこれらのセグメントは変形さ
れない。このようなセグメントは所定の角度だけ回動可
能に切換要素に支承されていると有利であり、この場合
それぞれ回動角度の終端範囲に、前記切換要素によって
前記セグメントを各回転方向に形状嵌合的に連行するた
めのストッパが設けられている。

切換要素によるセグメントの半径方向シフトに関しては
、種々の構成が考えられる。

第１の構成においては、セグメントが、周方向に傾けら
れた少なくとも各１つの楔形面を有しており、この楔形
面に沿って、切換要素と結合された作動要素が移動する
。セグメントが切換要素に対して同心的に配置されてい
る場合、作動要素とルで、前記切換要素と結合された突
起が設けられているか、または摩擦を減少させる目的で
、作動要素がローラとして構成されており、そ°の場合
これらのローラは切換要素と固く結合された作動要素ケ
ージのポケット内に配置されている。切換要素とセグメ
ントとが同軸的または同心的に配置されている場合には
、各１つのセグメントを少なくとも１つのトグルレバー
ジヨイントによって切換要素と連結することが可能であ
る。

製作技術的に簡単な、つまり廉価な別の構成においては
、各セグメントが軸方向に傾けられた少なくとも１つの
円錐形面を有しており、この円錐形面に沿って、切換要
素自体の円錐形面または前記切換要素と結合された円錐
形リングの円錐形面が移動する。セグメントと切換要素
の円錐形面とは軸方向に相対摺動可能であり、この場合
このような相対摺動は、セグメントと切換要素との相応
する連結によって行なわれるこのような連結とは、たと
えばセグメントが、螺旋に続く軸方向の端面を有してお
り、この端面に沿って、切換要素と結合された少なくと
も１つの作動要素が移動することである。別の構造変化
形は、両締付は面の間にセグメント作動装置を配置する
ことにあるが、しかしこの場合には、セグメントが両締
付は面の間隔を狭める方向でプレロードをかけられてい
て、切換要素によるセグメント作動が両締付は面の間隔
を広げる方向で作用することが必要である。

セグメントの半径方向シフトのための上で述べたような
作動装置は原理的に、外側の締付はリングがセグメント
から構成されているのか、または内側の締付はリングが
セグメントから構成されているのか、ローラ状スプラグ
式フリーホイールが使用されるのか、またはスプラグ式
フリーホイールが使用されるのかに関係なく使用され得
る。しかしながら構成スペースを最小にするという点で
は、内側の締付はリングが複数のセグメントから形成さ
れ、かつ切換要素として、内側の締付はリング内に同心
的に配置された軸が使用されるようなローラ状スプラグ
式フリーホイールを用いる方が有利である。

比較的負荷の少ない構造のために、ローラ状スプラグ式
フリーホイールの傾斜締付は面を外側の締付はリングの
締付は面に設けることが回旋であり、この場合セグメン
トから組み立てられた内側の締付はリングの外面は平ら
である。

この場合にローラ状スプラグがセグメントに対して相対
的に転動するので、比較的大きい負荷に対しては、セグ
メントの外面に各１つの傾斜締付は面を設ける方が有利
であると思われる。

その場合、前記傾斜締付は面と合致するローラ状スプラ
グはケージ内に配置されており、この・ケージは周方向
でのセグメントの延びを越えるローラ状スプラグの相対
運動を阻止している。

したがってこのようなローラ状スプラグケージは軸と固
く結合されているか、または作動要素ケージ内に配置さ
れたローラを介してセグメントを作動させる場合にはこ
の作動要素ケージと一体に結合されている。

上記構造のローラ状スプラグ式フリーホイールクラッチ
においては、原理的にセグメントに半径方向外側のプレ
ロードをかけ、セグメントの外面に楔形面を設け、かつ
ケージ自体を切換要素として構成することが考えられ、
その場合、前記切換要素には、前記楔形面に沿って移動
する突起が備えられる。

上記のフリーホイールクラッチの可能な使用に関しては
、切換要素として構成された軸が駆動機構と結合されて
おり、セグメントから組み立てられた内側の締付はリン
グが被駆動機構と結合されており、それに対して外側の
締付はリングは支持構造体に回動不能に配置されている
さらに、このフリーホイールクラッチは２方向に切換可
能なフリーホイールクラッチとして構成されていてもよ
い。

［実施例］ 以下に、本発明によるフリーホイールクラッチの６つの
実施例を図面につき詳しく説明する第１図に横断面を示
された第１実施例による負荷切換可能なフリーホイール
クラッチｌにおいて、外側の締付はリング２と内側の締
付はリング３とは互いに同心的に内外に配置されていて
、互いに向かい合って位置する締付は面４゜５を有して
いる。これらの締付は面の間にはローラ状スプラグ６が
配置されており、これらのローラ状スプラグはポケット
７内で、ばね８によって締付は準備位置に保持されてロ
ーラ状スプラグケージ９に収納されている。外側の締付
は面５は周方向に傾けられた傾斜締付は面１０を有して
いる。ローラ状スプラグ６は前記傾斜締付は面と合致し
ており、この場合ローラ状スプラグケージ９の突起１１
は同じく傾斜締付は面１０の軸方向に延びる面に係合し
ていて、したがって外側の締付はリング２に対してロー
ラ状スプラグケージ９を位置固定している。内側の締付
はリング３は直径可変であって、セグメント１２から組
み立てられており、これらのセグメントの外面は同心的
に位置していて、それぞれ締付は面４の一部を形成して
いる。セグメン）１２自体はばね１３により、両締付は
面４５の間隔を大きくする方向で半径方向内側にプレロ
ードをかけられていて、同心的に軸１４を取り囲むよう
に配置されている。軸Ｉ４に向いた前記セグメントの内
面は周方向に傾けられた各１つの楔形面１５を有してお
り、これらの楔形面に、軸■４と結合された各１つの突
起１６が当接する。楔形面Ｌ５の端部には、それぞれス
トッパ面１７．１８が設けられており、これらのストッ
パ面は、楔形面１５の延びによって周方向に設けられた
回動範囲の終端部において、各回転方向での軸１４によ
るセグメント１２の形状嵌合的な連行を可能にする。第
２図に示したこのようなローラ状スプラグ式フリーホイ
ールクラッチの縦断面図から、それぞれ個々の構成部材
の軸方向での延びを知ることができこの場合、セグメン
ト１．２に設けられた半径方向に延びる溝１９はセグメ
ント１２を被駆動機構（図示しない）に接続するｔ；め
に役立ち、軸１４はた。とえば締り嵌めによって駆動機
構と結合することができ、外側の締付はリングは支持構
造体に挿入されている。

このようなフリーホイールクラッチでは、次のような機
能が得られる： 第１図に示した位置から出発して、軸１４における逆時
計回り方向での駆動トルクはセグメント１２を、ストッ
パ面１７に接触した突起１６によって連行させるので、
この駆動トルクはセグメント１２と溝１９とを介して直
接に被駆動機構に伝達される。ローラ状スプラグ６はこ
の場合にばね８によって実際に締付は準備位置に保持さ
れるが、しかし内側の締付はリング３の自由な回転を許
す。軸１４における時計回り方向での駆動トルクにおい
ては、まず突起１６が当接面１８に当接するまで、軸１
４が前記楔形面１５の長さに基づいて規定された量だけ
回動する。この場合セグメント１２はばね１３の作用を
受けて半径方向内側に移動して、両締付は面４，５の間
隔を広げる。この場合にローラ状スプラグ６は、内側の
締付はリング３が締付は方向に回転しているにもかかわ
らず、フリーホイールをロックすることができないので
、軸１４の回転運動は被駆動機構に伝達される。次に、
被駆動機構において溝１９を介してトルクが時計回り方
向で内側の締付はリング３に加えられると、まず軸１４
はセグメント１２に対して相対的に回動し、これらのセ
グメントは突起１６と楔形面１５との相対運動に基づき
半径方向外側に移動する。したがって再締付は面４゜５
の間隔が再び小さくなることに基づき、ローラ状スプラ
グ６はこの場合に締付は位置に位置して、外側の締付は
リング２に対する内側の締付はリング３の相対的な回動
をロックする。このような装置をたとえば自動車におけ
る窓ガラスをシフトするための駆動装置として使用する
ことができ、その場合たとえばクランクハンドルが軸１
４と、内側の締付けりング３が昇降機構とそれぞれ結合
される。クランクハンドルを介して窓を昇降いずれの方
向にも作動させることができる。のに対して、窓自体に
たとえば窓の開放万両でトルクが導入されると、このロ
ーラ状スプラグ式フリーホイールがロックして、窓の不
法な押し下げを阻止する。

第３図および第４図には、第２実施例による類似のロー
ラ状スプラグ式フリーホイールクラッチが示されている
。この構造の上記第１実施例と異なる点は、各１つの傾
斜締付は面１０がセグメント１２の外面の配置されてい
て、ローラ状スプラグケージ９が規定の角度だけ回動可
能に内側の締付はリング３のセグメント１２と結合され
ていることである。セグメント作動は、軸１４と固く結
合された作動要素ケージ２０に配置された作動ローラ２
１を介して行なわれこれらの作動ローラは周方向に傾け
られたセグメント１２の楔形面１５に当接する。回動角
度の各終端範囲における軸１４によるセグメント１２の
形状底金的な連行は、この第２実施例では軸方向で作動
ローラ２１の長さの半分にまで延びてかつ軸に達するま
で下方に延びるセグメント面２２によって確実に行なわ
れる。セグメント１２を被駆動要素２３と連結するため
に、半径方向溝２４には被駆動要素２３に設けられた突
起２５が係合する。作動要素ケージ２０とローラ状スプ
ラグケージ９とは調整板２６を用イて互いに一体に結合
されていて、かつ軸１４と結合されている。第３図およ
び第４図に示した構成では、ローラ状スプラグケージ９
が軸１４と連結されていることに基づき、次のような利
点が得られる。すなわち、セグメント１２の降下による
ローラ状スゲラグ式フリーホイールの締付は解除と同時
に、ローラ状スプラグケージ９の相対回動によってロー
ラ状スプラグ６が傾斜締付は面ＩＯの締付は範囲から押
し出され、これによって極端に短い切換距離が得られる
。セグメント１つに当たり各２つの作動ローラ２１を配
属することによって、周方向で傾斜安定のセグメント位
置が得られる。

第５図には、第３実施例として、セグメント１２と軸１
４との間のトグルレバー結合装置２７の形でセグメント
を作動させるための変化実施例が示されている。

第６図には、第４実施例として、旋回セグメントとして
働くセグメント１２の特別な構成が示されており、この
場合これらのセグメントはピン２８を用いて旋回可能に
板状の被駆動要素２９に支承されている。

第７図、第８図および第９図には、円錐形面３０．３１
を介してセグメント作動が行なわれるような第５実施例
によるローラ状スプラグ式フリーホイールクラッチの縦
断面図、横断面図および部分図が示されている。外側の
締付はリング２とローラ状スプラグ６とセグメント１２
とを備えたこのローラ状スプラグ式フリーホイールクラ
ッチの本質的な構成はほぼ第３図に示したものに相当し
ているが、しかしセグメント１２は軸１４に向いた局面
に、軸方向に傾けられた円錐形面３０を有しており、こ
の面に切換要素３２の円錐形面３１が接触している。セ
グメント１２と切換要素３２とは互いに長手方向摺動可
能であり、この場合各セグメント１２は螺旋に続く端面
３３を有しており、この端面に沿って、切換要素３２に
設けられた軸方向の作動突子３４が移動する。セグメン
ト１２は半径方向に制限された量で摺動可能に被駆動要
素３５と結合されている。前記セグメントはばね１３に
よって互いに結合されて、コイルばね３６によって軸方
向に負荷されており、この場合プレロードは両締付は面
４．５の間隔を狭める方向に生ぜしめられる。切換要素
３２とセグメント１２との相対回動時に、図示の位置に
おいて作動突子３４と端面３３とを介して前記セグメン
トは軸方向に切換要素３２に対して相対的に、両締付は
面４．５の間隔を広げる方向でシフトされる。セグメン
ト１２は同じく切換要素３２に回転可能に支承されてお
り、この場合、端面３３の端部に設けられたストッパ３
７．３８は切換要素３２によるセグメント１２の形状嵌
合的な連行を生ぜしめる。

第１０図および第１１図に示した第６実施例によるロー
ラ状スプラグ式フリーホイールクラッチでは、セグメン
ト１２がやはり内側の締付はリング３を形成しているが
、しかしこの締付はリングは、この場合拡張ばねとして
構成されたばね１３によって両締付は面４，５０間隔を
狭める方向でプレロードをかけられている。セグメン１
−１２の外面には傾斜締付は面１０が設けられており、
これらの傾斜締付は面はローラ状スプラグケージ９に配
置されたローラ状スプラグ６と合致する。周方向で傾斜
締付は面ＩＯと並んで、周方向に傾けられた楔形面１５
が設けられており、この楔形面に沿って、ローラ状スプ
ラグケージ９と固く結合された作動突起３９が移動する
ので、ローラ状スプラグケージ９とセグメント１２との
相対回動時にこのセグメントが半径方向にシフトされる
。この第６実施例においては、ローラ状スプラグケージ
９が同時に切換要素として構成されていて、軸■４と固
く結合されている。軸１４によるセグメント１２の形状
嵌合的な連行はストッパ４０．４１を介して行なわれ、
この場合これらのストッパにはそれぞれ作動突起３９が
当接し得る。

図示しＩ；これらの実施例の他に、セグメントの配置形
式のおいても、外側および内側の締付はリングの配置形
式においても、同じ作用を有する類似のセグメント作動
変化形が考えられる。使用領域としては、たとえば既に
述べたように自動車における窓ガラスを作動させるため
の駆動装置ならびに四輪駆動自動車の自動式のギアが挙
げられる。さらに、１つの傾斜締付は面の代わりに、互
いに反対方向に傾けられた、ローラ状スプラグと合致す
る各２つの傾斜締付は面が設けられていると、２方向に
切換可能なフリーホイールクラッチにおける使用も考え
られる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の６つの実施例を示すものであって、第１
図は第１実施例によるフリーホイールクラッチの横断面
図、第２図は第１図のフリーホイールクラツチを部分的
に断面した縦断面図、第３図は第２実施例によるフリー
ホイールクラッチを部分的に断面して示す図、第４図は
第３図に示したフリーホイールクラッチの縦断面図、第
５図は第３実施例によるフリーホイールクラッチを部分
的に断面して示す図、第６図は第４実施例によるフリー
ホイールクラッチを部分的ｌこ断面して示す図、第７図
は第５実施例によるフリーホイールクラツチを第８ＶＩ
Ｊの■線に沿って断面して示す図、第８図は第７図に示
したフリーホイールクラッチの縦断面図、第９図は第８
図の■に沿って断面した平面図、第１θ図は第６実施例
によるフリーホイールクラッチを部分的に断面して示す
図、第１１図は第１０図に示したフリーホイールクラッ
チの縦断面図である。 ■・・・フリーホイールクラッチ、２．３・・・締付は
リング、４，５・・・締付は面、６・・・ローラ状スプ
ラグ、７・・・ポケット、８・・・ばね、９・・・ロー
ラ状スプラグケージ、１０・・・傾斜締付は面、１１・
・・突起、１２・・・セグメント、１３・・・ばね、１
４・・・軸、１５・・・楔形面、１６・・・突起、１７
．１８・・・ストッパ面、１９・・・溝、２０・・・作
動要素ケージ、２１・・・作動ローラ、２２・・・セグ
メント面、２３・・・被駆動要素、２４・・・半径方向
溝、２５・・・突起、２６・・・調整板、２７・・・ト
グルレノ（−結合装置、２８・・・ピン、２９・・・被
駆動要素、３０゜３１・・・円錐形面、３２・・・切換
要素、３３・・・端面３４・・・作動突子、３５・・・
被駆動要素、３６・・・コイルばね、３７．３８・・・
ストツノく、３９・・・作動突起、４０．４１・・・ス
トツパ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、負荷切換可能なフリーホイールクラッチであって、
   互いに同心的に内外に配置された締付けリング（２，３
   ）が設けられていて、両締付けリングが互いに向かい合
   って位置する締付け面（４，５）を備えており、両締付
   け面の間にスプラグ（６）が配置されており、この場合
   、直径可変に構成されている方の締付けリングに、楔形
   面（１５）の作用を利用して、同締付けリングに対して
   同軸的に配置された切換要素（１４，３２）が作用し、
   直径可変の前記締付けリング（３）に対する前記切換要
   素（１４，３２）の相対回動が、前記両締付け面（４，
   ５）の間隔変化を生ぜしめる形式のものにおいて、直径
   可変の締付けリング（３）が軸方向の少なくとも１つの
   スリットによって分割されていて、少なくとも１つのば
   ね（１３）によって、切換要素（１４，３２）によって
   生ぜしめられる両締付け面（４，５）の間隔変化に抗し
   てプレロードをかけられていることを特徴とする、負荷
   切換可能なフリーホイールクラッチ。 ２、互いに独立して半径方向に可動な複数のセグメント
   （１２）が、直径可変の締付けリング（３）を形成して
   いる、請求項１記載のフリーホイールクラッチ。 ３、前記セグメント（１２）が所定の角度だけ回動可能
   に切換要素（１４，３２）に支承されており、回動角度
   の各終端範囲に、前記切換要素（１４，３２）によって
   前記セグメント（１２）を各回転方向に形状嵌合的に連
   行するためのストッパ（１７，１８，３７，３８，４０
   ，４１，２２）が設けられている、請求項２記載のフリ
   ーホイールクラッチ。 ４、前記セグメント（１２）が周方向に傾けられた少な
   くとも１つの楔形面（１５）を有しており、該楔形面に
   沿って、切換要素（１４）と結合された作動要素（１６
   ，２１，３９）が移動する、請求項３記載のフリーホイ
   ールクラツチ。 ５、前記セグメント（１２）が切換要素（１４）に対し
   て同心的に配置されている、請求項４記載のフリーホイ
   ールクラッチ。 ６、作動要素（１６，２１，３９）が切換要素（１４，
   ３２）と結合された突起（１６）として構成されている
   、請求項５記載のフリーホイールクラッチ。 ７、作動要素がローラ（２１）として構成されており、
   該ローラが前記切換要素と固く結合された作動要素ケー
   ジ（２０）のポケット内に配置されている、請求項５記
   載のフリーホイールクラッチ。 ８、セグメント（１２）と切換要素（１４）との間にそ
   れぞれ少なくとも１つのトグルレバージョイント（２７
   ）が設けられている、請求項３記載のフリーホイールク
   ラッチ。 ９、セグメント（１２）が少なくとも１つのばね（１３
   ）によって、両締付け面（４，５）の間隔を広げる方向
   で半径方向にプレロードをかけられている、請求項１か
   ら８までのいずれか１項記載のフリーホイールクラッチ
   。 １０、セグメント（１２）が軸方向に傾けられた少なく
   とも１つの円錐形面（３０）を有しており、該円錐形面
   に沿って、前記セグメント（１２）に対して相対的に長
   手方向摺動可能な切換要素（３２）が移動する、請求項
   ３記載のフリーホイールクラッチ。 １１、前記セグメントが互いに反対方向の傾斜を有する
   各２つの円錐形面を有しており、該円錐形面に沿って、
   切換要素と連結された各１つの円錐形リングが移動する
   、請求項１０記載のフリーホイールクラッチ。 １２、セグメント（１２）が切換要素（３２）と連結さ
   れており、この場合、前記セグメントが前記切換要素（
   ３２）と同セグメント（１２）との相対回動時に軸方向
   に移動する、請求項１０または１１記載のフリーホイー
   ルクラッチ。 １３、セグメント（１２）が、螺旋に続く軸方向の端面
   （３３）を有しており、該端面に沿って、切換要素（３
   ２）と連結された少なくとも１つの作動突子（３４）が
   移動する、請求項１０から１２までのいずれか１項記載
   のフリーホイールクラッチ。 １４、セグメント（１２）が少なくとも１つのばね（３
   ６）によって、両締付け面（４，５）の間隔を狭める方
   向で半径方向にプレロードをかけられている、請求項１
   ０から１３までのいずれか１項記載のフリーホイールク
   ラッチ。 １５、ローラ状スプラグ（６）が、ローラ状スプラグケ
   ージ（９）に締付け方向でばね負荷されて収納されたス
   プラグとして設けられており、両締付け面（４，５）の
   うちの１つが、前記ローラ状スプラグ（６）と協働する
   傾斜締付け面（１０）を有しており、セグメント（１２
   ）が内側の締付けリング（３）を形成しており、この場
   合切換要素（１４）が、内側の前記締付けリング（３）
   内に同心的に配置された軸（１４）として構成されてい
   る、請求項１から１４までのいずれか１項記載のフリー
   ホイールクラッチ。 １６、前記傾斜締付け面（１０）が外側の締付けリング
   （２）の締付け面（５）に配置されている、請求項１５
   記載のフリーホイールクラッチ。 １７、前記傾斜締付け面（１０）がセグメント（１２）
   の外面に配置されている、請求項１５記載のフリーホイ
   ールクラッチ。 １８、ローラ状スプラグケージ（９）が切換要素（１４
   ）と固く結合されている、請求項１７記載のフリーホイ
   ールクラッチ。 １９、スプラグ（６）が、切換要素（３２）として構成
   されたケージ（９）に収納されている、請求項１４記載
   のフリーホイールクラッチ。 ２０、切換要素が駆動機構と、内側の締付けリングが被
   駆動機構とそれぞれ結合されており、外側の締付けリン
   グが回動不能に支持構造体と結合されている、請求項１
   ５から１８までのいずれか１項記載のフリーホイールク
   ラッチ。