JPH0228685B2 - - Google Patents
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- JPH0228685B2 JPH0228685B2 JP57045532A JP4553282A JPH0228685B2 JP H0228685 B2 JPH0228685 B2 JP H0228685B2 JP 57045532 A JP57045532 A JP 57045532A JP 4553282 A JP4553282 A JP 4553282A JP H0228685 B2 JPH0228685 B2 JP H0228685B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- adjuster
- lash adjuster
- latch
- rocker arm
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 34
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 34
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 9
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 4
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 8
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/20—Adjusting or compensating clearance
- F01L1/22—Adjusting or compensating clearance automatically, e.g. mechanically
- F01L1/24—Adjusting or compensating clearance automatically, e.g. mechanically by fluid means, e.g. hydraulically
- F01L1/2405—Adjusting or compensating clearance automatically, e.g. mechanically by fluid means, e.g. hydraulically by means of a hydraulic adjusting device located between the cylinder head and rocker arm
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/12—Transmitting gear between valve drive and valve
- F01L1/18—Rocking arms or levers
- F01L2001/188—Fulcrums at upper surface
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、内燃機関の動弁装置のロツカーアー
ムの支持部分に用いられるラツシユアジヤスタに
関するものである。
ムの支持部分に用いられるラツシユアジヤスタに
関するものである。
従来技術
従来の頭上弁式動弁機構においては、ロツカー
アームはシリンダヘツドに揺動自在に枢支されて
おり、通常の運転状態にて吸排気弁とロツカーア
ームとの間に弁の突上げを生じさせないようにす
るために、各シリンダの各吸排気弁全てについ
て、ロツカーアームの先端に螺着された調整螺子
を適宜螺回し、前記クリアランスを適当なものに
調整しなければならず、その結果組立、整備に手
間と時間を要した。
アームはシリンダヘツドに揺動自在に枢支されて
おり、通常の運転状態にて吸排気弁とロツカーア
ームとの間に弁の突上げを生じさせないようにす
るために、各シリンダの各吸排気弁全てについ
て、ロツカーアームの先端に螺着された調整螺子
を適宜螺回し、前記クリアランスを適当なものに
調整しなければならず、その結果組立、整備に手
間と時間を要した。
解決しようとする課題
この手間と時間とを省略するためにラツシユア
ジヤスタが用いられていたが、ラツシユアジヤス
タに供給されるオイルに空気が混入すると、この
混入空気によりラツシユアジヤスタが弾性を帯び
て剛性を失ない、ロツカーアームを適切な位置で
支持することができなかつた。
ジヤスタが用いられていたが、ラツシユアジヤス
タに供給されるオイルに空気が混入すると、この
混入空気によりラツシユアジヤスタが弾性を帯び
て剛性を失ない、ロツカーアームを適切な位置で
支持することができなかつた。
また特開昭58−135309号公報に記載されたもの
では、保守、点検のために挿入筒から抜出された
ラツシユアジヤスタを再び挿入筒に挿入する際
に、このラツシユアジヤスタで閉塞された挿入筒
内の空気が外部へ排出されずに残留してしまい、
エンジン運転時にこの残留空気によつてラツシユ
アジヤスタの適正な自動調整が不可能となつてし
まう。
では、保守、点検のために挿入筒から抜出された
ラツシユアジヤスタを再び挿入筒に挿入する際
に、このラツシユアジヤスタで閉塞された挿入筒
内の空気が外部へ排出されずに残留してしまい、
エンジン運転時にこの残留空気によつてラツシユ
アジヤスタの適正な自動調整が不可能となつてし
まう。
課題を解決するための手段および作用
本発明はこのような難点を克服した発明に係
り、内燃機関の吸排気弁を、機関の回転に同期し
て回転するカムにより、ロツカーアームを介して
開閉制御を行う動弁装置において、該ロツカーア
ームの支持部分に用いられるラツシユアジヤスタ
を嵌装する挿入筒を、ラツシユアジヤスタ支持部
材に下方へ向つて開口させた形状に形成し、該挿
入筒に下方より上方に向つて該ラツシユアジヤス
タを挿入し、該ラツシユアジヤスタへ作動油を供
給する給油通路中に、同ラツシユアジヤスタの外
筒とプランジヤの底部より区画される高圧室より
上方に位置して、所定の容積空間を有するオイル
溜めを設け、前記挿入筒より上方に位置したドレ
ン通路の一端を該挿入筒の頂端に連通させるとと
もに、該ドレン通路の他端を大気に開口させ、前
記オイル溜めの一側上部と前記ドレン通路とを連
通する空気抜き孔を穿設したことを特徴とするも
のである。
り、内燃機関の吸排気弁を、機関の回転に同期し
て回転するカムにより、ロツカーアームを介して
開閉制御を行う動弁装置において、該ロツカーア
ームの支持部分に用いられるラツシユアジヤスタ
を嵌装する挿入筒を、ラツシユアジヤスタ支持部
材に下方へ向つて開口させた形状に形成し、該挿
入筒に下方より上方に向つて該ラツシユアジヤス
タを挿入し、該ラツシユアジヤスタへ作動油を供
給する給油通路中に、同ラツシユアジヤスタの外
筒とプランジヤの底部より区画される高圧室より
上方に位置して、所定の容積空間を有するオイル
溜めを設け、前記挿入筒より上方に位置したドレ
ン通路の一端を該挿入筒の頂端に連通させるとと
もに、該ドレン通路の他端を大気に開口させ、前
記オイル溜めの一側上部と前記ドレン通路とを連
通する空気抜き孔を穿設したことを特徴とするも
のである。
本発明においては、内燃機関の吸排気弁を、機
関の回転に同期して回転するカムにより、ロツカ
ーアームを介して開閉制御を行う動弁装置におい
て、同ロツカーアームの支持部分に用いられるラ
ツシユアジヤスタへ作動オイルを供給する給油通
路中に、同ラツシユアジヤスタの外筒とプランジ
ヤの底部より区画される高圧室より上方に位置し
て、所定の容積空間を有するオイル溜めを設け、
前記挿入筒より上方に位置したドレン通路の一端
を該挿入筒の頂端に連通させるとともに、該ドレ
ン通路の他端を大気に開口させ、前記オイル溜め
の一側上部と前記ドレン通路とを連通する空気抜
き孔を穿設したため、給油通路中を流れる作動油
中に空気が混入しても、前記容積空間内で、作動
油より比重の小さな空気が浮上して分離され、分
離された空気は、前記空気抜き孔より排出され、
油室内のオイルは安定して貯溜され、かくして前
記ラツシユアジヤスタへは空気混入のない作動油
が緩やかに供給される。
関の回転に同期して回転するカムにより、ロツカ
ーアームを介して開閉制御を行う動弁装置におい
て、同ロツカーアームの支持部分に用いられるラ
ツシユアジヤスタへ作動オイルを供給する給油通
路中に、同ラツシユアジヤスタの外筒とプランジ
ヤの底部より区画される高圧室より上方に位置し
て、所定の容積空間を有するオイル溜めを設け、
前記挿入筒より上方に位置したドレン通路の一端
を該挿入筒の頂端に連通させるとともに、該ドレ
ン通路の他端を大気に開口させ、前記オイル溜め
の一側上部と前記ドレン通路とを連通する空気抜
き孔を穿設したため、給油通路中を流れる作動油
中に空気が混入しても、前記容積空間内で、作動
油より比重の小さな空気が浮上して分離され、分
離された空気は、前記空気抜き孔より排出され、
油室内のオイルは安定して貯溜され、かくして前
記ラツシユアジヤスタへは空気混入のない作動油
が緩やかに供給される。
また本発明においては、前記ラツシユアジヤス
タを嵌装する挿入筒を、ラツシユアジヤスタ支持
部材に下方へ向つて開口させた形状に形成し、該
挿入筒に下方より上方に向つて該ラツシユアジヤ
スタを挿入し、前記挿入筒より上方に位置したド
レン通路の一端を該挿入筒の頂面に連通させると
ともに、該ドレン通路の他端を大気に開口させた
ので、保守、点検のために前記挿入筒から抜出さ
れた前記ラツシユアジヤスタを再び該挿入筒に挿
入した場合でも、該ラツシユアジヤスタで密封さ
れた挿入筒上部空間内の空気は前記ドレン通路を
介して確実に大気中に排出される。
タを嵌装する挿入筒を、ラツシユアジヤスタ支持
部材に下方へ向つて開口させた形状に形成し、該
挿入筒に下方より上方に向つて該ラツシユアジヤ
スタを挿入し、前記挿入筒より上方に位置したド
レン通路の一端を該挿入筒の頂面に連通させると
ともに、該ドレン通路の他端を大気に開口させた
ので、保守、点検のために前記挿入筒から抜出さ
れた前記ラツシユアジヤスタを再び該挿入筒に挿
入した場合でも、該ラツシユアジヤスタで密封さ
れた挿入筒上部空間内の空気は前記ドレン通路を
介して確実に大気中に排出される。
実施例
以下図面に図示された本発明の一実施例につい
て説明する。
て説明する。
1は前後面に沿つて傾斜した自動二輪車用四サ
イクルガソリンエンジンのシリンダヘツドで、同
シリンダヘツド1には、吸気ポート2と排気ポー
ト3とが形成され、同吸排気ポート2,3を開閉
自在に閉塞しうるように吸気弁4と排気弁5とが
開閉自在に嵌装されている。
イクルガソリンエンジンのシリンダヘツドで、同
シリンダヘツド1には、吸気ポート2と排気ポー
ト3とが形成され、同吸排気ポート2,3を開閉
自在に閉塞しうるように吸気弁4と排気弁5とが
開閉自在に嵌装されている。
また前記吸排気弁4,5には、前記吸排気ポー
ト2,3を常時閉塞しうる方向に、圧縮コイルス
プリング6がそれぞれ付設されている。
ト2,3を常時閉塞しうる方向に、圧縮コイルス
プリング6がそれぞれ付設されている。
さらに前記吸排気弁4,5の間において、カム
7が枢支され、同カム7は図示されないクランク
シヤフトにチエンおよびスプロケツトを介して連
結されており、クランクシヤフトの回転に同期し
て前記カム7は回転駆動されるようになつてい
る。
7が枢支され、同カム7は図示されないクランク
シヤフトにチエンおよびスプロケツトを介して連
結されており、クランクシヤフトの回転に同期し
て前記カム7は回転駆動されるようになつてい
る。
さらにまた前記吸排気弁4,5、コイルスプリ
ング6およびカム7を掩蔽するようにシリンダヘ
ツドカバー8がシリンダヘツド1に着脱自在に嵌
着されるようになつている。
ング6およびカム7を掩蔽するようにシリンダヘ
ツドカバー8がシリンダヘツド1に着脱自在に嵌
着されるようになつている。
またラツシユアジヤスタ支持部材に相当する前
記シリンダヘツドカバー8内には、前記吸排気弁
4,5とカム7との中間に位置し下方に指向して
ラツシユアジヤスタ挿入筒9が形成され、同挿入
筒9にラツシユアジヤスタ10がそれぞれ出没自
在に嵌装されている。
記シリンダヘツドカバー8内には、前記吸排気弁
4,5とカム7との中間に位置し下方に指向して
ラツシユアジヤスタ挿入筒9が形成され、同挿入
筒9にラツシユアジヤスタ10がそれぞれ出没自
在に嵌装されている。
さらに前記挿入筒9の周壁部中央にはオイル供
給ポート11がそれぞれ開口され、同オイル供給
ポート11はオイル供給路12を介してオイル溜
め13に連通されている。
給ポート11がそれぞれ開口され、同オイル供給
ポート11はオイル供給路12を介してオイル溜
め13に連通されている。
さらにまたオイル溜め13は絞りノズル14、
オイル通路15およびパイプ接手16のオイル通
路17を介して給油パイプ18に接続され、パイ
プ接手16はオイル通路15を貫通して螺着され
たボルト19によりヘツドカバー8に一体に螺着
され、給油パイプ18の一端はパイプ接手16に
ろう接20され、同給油パイプ18の他端は図示
されないオイルポンプに接続されている。
オイル通路15およびパイプ接手16のオイル通
路17を介して給油パイプ18に接続され、パイ
プ接手16はオイル通路15を貫通して螺着され
たボルト19によりヘツドカバー8に一体に螺着
され、給油パイプ18の一端はパイプ接手16に
ろう接20され、同給油パイプ18の他端は図示
されないオイルポンプに接続されている。
またカム7に給油するための給油ノズル21が
当板22でオイル通路15に接続されるように取
付けられており、Oリング23でオイル通路15
と給油ノズル21との接続部の油密が保持される
ようになつている。
当板22でオイル通路15に接続されるように取
付けられており、Oリング23でオイル通路15
と給油ノズル21との接続部の油密が保持される
ようになつている。
さらにシリンダヘツドカバー8には外面から内
面に向つて孔24が設けられ、同孔24にボルト
25が嵌挿されて、その先端螺糸部が当板22に
螺着されている。
面に向つて孔24が設けられ、同孔24にボルト
25が嵌挿されて、その先端螺糸部が当板22に
螺着されている。
さらにラツシユアジヤスタ10を嵌装した挿入
筒9の頂端はドレン孔26,27aを介して孔2
4に連通され、該孔24の下端はシリンダヘツド
カバー8の内部に開口24aされており、これら
ドレン孔26,27aでもつてドレン通路が構成
されている。
筒9の頂端はドレン孔26,27aを介して孔2
4に連通され、該孔24の下端はシリンダヘツド
カバー8の内部に開口24aされており、これら
ドレン孔26,27aでもつてドレン通路が構成
されている。
そしてオイル溜13の頂部と孔24とは空気抜
き孔27bで連通されている。
き孔27bで連通されている。
しかして、前記ラツシユアジヤスタ10は、先
端が半球形で基端が開口された外筒たる中空状の
アジヤスタボデイ28と、同アジヤスタボデイ2
8内に摺動自在に嵌装されたリークダウンプラン
ジヤ29およびプランジヤ30と、プランジヤ3
0を一定長さ以上に突出させないように前記アジ
ヤスタボデイ28の基端に嵌着されたリテイナー
キヤツプ31と、チエツクポールケース32を介
してリークダウンプランジヤ29を上方へ賦勢す
るプランジヤスプリング33と、リークダウンプ
ランジヤ29の先端弁座29aにチエツクポール
34を圧接させるように前記チエツクポールケー
ス32およびチエツクポール34に介装されたチ
エツクポールスプリング35とよりなつている。
端が半球形で基端が開口された外筒たる中空状の
アジヤスタボデイ28と、同アジヤスタボデイ2
8内に摺動自在に嵌装されたリークダウンプラン
ジヤ29およびプランジヤ30と、プランジヤ3
0を一定長さ以上に突出させないように前記アジ
ヤスタボデイ28の基端に嵌着されたリテイナー
キヤツプ31と、チエツクポールケース32を介
してリークダウンプランジヤ29を上方へ賦勢す
るプランジヤスプリング33と、リークダウンプ
ランジヤ29の先端弁座29aにチエツクポール
34を圧接させるように前記チエツクポールケー
ス32およびチエツクポール34に介装されたチ
エツクポールスプリング35とよりなつている。
また前記リークダウンプランジヤ29およびプ
ランジヤ30の外周面とアジヤスタボデイ28の
内周面との間には僅かな間〓が形成されている。
ランジヤ30の外周面とアジヤスタボデイ28の
内周面との間には僅かな間〓が形成されている。
さらに挿入筒9の下端外周面36とアジヤスタ
ボデイ28の括れ部外周面37とに、軟質ゴム製
筒状ブーツ38が嵌装され、ブーツ上下端外周面
に締付けバンド39が強く巻付けられている。
ボデイ28の括れ部外周面37とに、軟質ゴム製
筒状ブーツ38が嵌装され、ブーツ上下端外周面
に締付けバンド39が強く巻付けられている。
さらにまたラツシユアジヤスタ10のアジヤス
タボデイ28の下端にロツカーアーム40が枢支
され、同ロツカーアーム40の両端はそれぞれ吸
排気弁4,5の頂端とカム7とに接触されてい
る。
タボデイ28の下端にロツカーアーム40が枢支
され、同ロツカーアーム40の両端はそれぞれ吸
排気弁4,5の頂端とカム7とに接触されてい
る。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、エンジンが運転状態になると、図示されな
いオイルポンプより給油パイプ18、パイプ接手
16、オイル通路17および絞りノズル14を介
してオイル溜め13にオイルが供給され、同オイ
ル溜め13内のオイルはオイル供給路12、オイ
ル供給ポート11、アジヤスタオイル孔28aお
よびプランジヤ孔30aを介してリザーバ室41
に供給される。リザーバ室41内のオイルはチエ
ツクポール34を介してアジヤスタボデイ28の
先端高圧室28bに送られて、同高圧室28bは
オイルで充満されるとともに、残りのオイルは通
路30bを介して挿入筒9の頂部に送られて、ド
レン孔26および孔24を介して同孔24の下端
開口24aよりシリンダヘツドカバー8内に噴出
される。
ので、エンジンが運転状態になると、図示されな
いオイルポンプより給油パイプ18、パイプ接手
16、オイル通路17および絞りノズル14を介
してオイル溜め13にオイルが供給され、同オイ
ル溜め13内のオイルはオイル供給路12、オイ
ル供給ポート11、アジヤスタオイル孔28aお
よびプランジヤ孔30aを介してリザーバ室41
に供給される。リザーバ室41内のオイルはチエ
ツクポール34を介してアジヤスタボデイ28の
先端高圧室28bに送られて、同高圧室28bは
オイルで充満されるとともに、残りのオイルは通
路30bを介して挿入筒9の頂部に送られて、ド
レン孔26および孔24を介して同孔24の下端
開口24aよりシリンダヘツドカバー8内に噴出
される。
そしてロツカーアーム40と吸排気弁4,5お
よびカム7とにクリアランスが生じた場合には、
プランジヤスプリング33のばね力で前記アジヤ
スタボデイ28が下降されるとともに、高圧室2
8b内の圧力低下によりチエツクポール34がリ
ークダウンプランジヤ29の先端弁座29aより
離れて、リザーバ室41内のオイルが高圧室28
b内に供給される。
よびカム7とにクリアランスが生じた場合には、
プランジヤスプリング33のばね力で前記アジヤ
スタボデイ28が下降されるとともに、高圧室2
8b内の圧力低下によりチエツクポール34がリ
ークダウンプランジヤ29の先端弁座29aより
離れて、リザーバ室41内のオイルが高圧室28
b内に供給される。
またカム7のカム山がロツカーアーム40の他
端に接近して、同ロツカーアーム40の他端がカ
ム山で押上げられると、前記アジヤスタボデイ2
8の下端も上方へ押上げられるので、高圧室28
b内のオイルは高圧に加圧されて、ロツカーアー
ム40の支点部分は剛に支持される。
端に接近して、同ロツカーアーム40の他端がカ
ム山で押上げられると、前記アジヤスタボデイ2
8の下端も上方へ押上げられるので、高圧室28
b内のオイルは高圧に加圧されて、ロツカーアー
ム40の支点部分は剛に支持される。
このような動作の繰返しでアジヤスタボデイ2
8は上下動し、ロツカーアーム40の支点が変化
され、タペツトクリアランスが常時零に保持され
る。
8は上下動し、ロツカーアーム40の支点が変化
され、タペツトクリアランスが常時零に保持され
る。
このようにタペツトクリアランスが自動調整さ
れて、動弁機構の駆音が低くなり、また人による
調整作業が一部不要となり、組立、整備性が向上
する。
れて、動弁機構の駆音が低くなり、また人による
調整作業が一部不要となり、組立、整備性が向上
する。
さらにオイル溜め13に溜められたオイル中の
空気は、同オイル溜め13内で分離されて、空気
抜き孔27bおよび孔24を介してシリンダヘツ
ドカバー8内に排出され、ラツシユアジヤスタ1
0内にはオイル中の空気が排除されているので、
アジヤスタボデイ28が弾性的に出没することが
なく、ロツカーアーム40は適正な位置で確固と
支持される。
空気は、同オイル溜め13内で分離されて、空気
抜き孔27bおよび孔24を介してシリンダヘツ
ドカバー8内に排出され、ラツシユアジヤスタ1
0内にはオイル中の空気が排除されているので、
アジヤスタボデイ28が弾性的に出没することが
なく、ロツカーアーム40は適正な位置で確固と
支持される。
さらにまたオイル供給路12はオイル溜め13
の下端部13aが上方に位置しているため、オイ
ルよりも比重の大きな水、摩耗金属粉等の異物
は、オイル溜め下端部13a内に沈積し、ラツシ
ユアジヤスタ10に流入しない。
の下端部13aが上方に位置しているため、オイ
ルよりも比重の大きな水、摩耗金属粉等の異物
は、オイル溜め下端部13a内に沈積し、ラツシ
ユアジヤスタ10に流入しない。
しかも挿入筒9の下端開口は、アジヤスタボデ
イ28と筒状ブーツ38とで密閉されているの
で、エンジンが長期間に亘り停止されたままの状
態におかれた結果、オイル溜め13中のオイルは
オイル供給路12およびオイル供給ポート11を
介し挿入筒9の内周面およびアジヤスタボデイ2
8の外周面間の間〓を通過しても、前記筒状ブー
ツ38によりオイル溜め13中のオイルの漏洩は
阻止される。このため、エンジンの再始動等が失
敗して、オイル溜め13へのオイルの供給が不足
しても、オイル溜め13中のオイルの残存量が充
分にあるので、ラツシユアジヤスタ10へのオイ
ル供給不足が防止され、ラツシユアジヤスタ10
の機能が保持され、異常音の発生も阻止される。
イ28と筒状ブーツ38とで密閉されているの
で、エンジンが長期間に亘り停止されたままの状
態におかれた結果、オイル溜め13中のオイルは
オイル供給路12およびオイル供給ポート11を
介し挿入筒9の内周面およびアジヤスタボデイ2
8の外周面間の間〓を通過しても、前記筒状ブー
ツ38によりオイル溜め13中のオイルの漏洩は
阻止される。このため、エンジンの再始動等が失
敗して、オイル溜め13へのオイルの供給が不足
しても、オイル溜め13中のオイルの残存量が充
分にあるので、ラツシユアジヤスタ10へのオイ
ル供給不足が防止され、ラツシユアジヤスタ10
の機能が保持され、異常音の発生も阻止される。
発明の効果
このように本発明においては、給油通路中を流
れる作動油中に空気が混入しても、前記容積空間
内で、作動油より比重の小さな空気が浮上して分
離され、分離された空気は、前記空気抜き孔より
排出され、オイル溜め内のオイルは安定して貯溜
され、かくして前記ラツシユアジヤスタへは空気
混入のない作動油が緩やかに供給され、しかも保
守、点検のために前記挿入筒から抜出された前記
ラツシユアジヤスタを再び該挿入筒に挿入した場
合でも、該ラツシユアジヤスタで密封された挿入
筒上部空間内の空気は前記ドレン通路を介して大
気中に排出されるので、ラツシユアジヤスタの剛
性が保持され、ロツカーアームが適切な位置で剛
に支持され、運転時にラツシユアジヤスタが適正
に動作することが可能となる。
れる作動油中に空気が混入しても、前記容積空間
内で、作動油より比重の小さな空気が浮上して分
離され、分離された空気は、前記空気抜き孔より
排出され、オイル溜め内のオイルは安定して貯溜
され、かくして前記ラツシユアジヤスタへは空気
混入のない作動油が緩やかに供給され、しかも保
守、点検のために前記挿入筒から抜出された前記
ラツシユアジヤスタを再び該挿入筒に挿入した場
合でも、該ラツシユアジヤスタで密封された挿入
筒上部空間内の空気は前記ドレン通路を介して大
気中に排出されるので、ラツシユアジヤスタの剛
性が保持され、ロツカーアームが適切な位置で剛
に支持され、運転時にラツシユアジヤスタが適正
に動作することが可能となる。
第1図は本発明に係るラツシユアジヤスタへの
給油通路の一実施例を図示した縦断側面図、第2
図は第1図の−線に沿つて切断した縦断面図
である。 1……シリンダヘツド、2……吸気ポート、3
……排気ポート、4……吸気弁、5……排気弁、
6……圧縮コイルスプリング、7……カム、8…
…シリンダヘツドカバー、9……挿入筒、10…
…ラツシユアジヤスタ、11……オイル供給ポー
ト、12……オイル供給路、13……オイル溜
め、14……絞りノズル、15……オイル通路、
16……パイプ接手、17……オイル通路、18
……給油パイプ、19……ボルト、20……ろう
接部、21……給油ノズル、22……当板、23
……Oリング、24……孔、25……ボルト、2
6……ドレン孔、27……ドレン孔、28……ア
ジヤスタボデイ、29……リークダウンプランジ
ヤ、30……プランジヤ、31……リテイナーキ
ヤツプ、32……チエツクポールケース、33…
…プランジヤスプリング、34……チエツクポー
ル、35……チエツクポールスプリング、36…
…挿入筒下端外周面、37……アジヤスタボデイ
括れ部外周面、38……筒状ブーツ、39……締
付けバンド、40……ロツカーアーム、41……
リザーバ室。
給油通路の一実施例を図示した縦断側面図、第2
図は第1図の−線に沿つて切断した縦断面図
である。 1……シリンダヘツド、2……吸気ポート、3
……排気ポート、4……吸気弁、5……排気弁、
6……圧縮コイルスプリング、7……カム、8…
…シリンダヘツドカバー、9……挿入筒、10…
…ラツシユアジヤスタ、11……オイル供給ポー
ト、12……オイル供給路、13……オイル溜
め、14……絞りノズル、15……オイル通路、
16……パイプ接手、17……オイル通路、18
……給油パイプ、19……ボルト、20……ろう
接部、21……給油ノズル、22……当板、23
……Oリング、24……孔、25……ボルト、2
6……ドレン孔、27……ドレン孔、28……ア
ジヤスタボデイ、29……リークダウンプランジ
ヤ、30……プランジヤ、31……リテイナーキ
ヤツプ、32……チエツクポールケース、33…
…プランジヤスプリング、34……チエツクポー
ル、35……チエツクポールスプリング、36…
…挿入筒下端外周面、37……アジヤスタボデイ
括れ部外周面、38……筒状ブーツ、39……締
付けバンド、40……ロツカーアーム、41……
リザーバ室。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内燃機関の吸排気弁を、機関の回転に同期し
て回転するカムにより、ロツカーアームを介して
開閉制御を行う動弁装置において、該ロツカーア
ームの支持部分に用いられるラツシユアジヤスタ
を嵌装する挿入筒を、ラツシユアジヤスタ支持部
材に下方へ向つて開口させた形状に形成し、該挿
入筒に下方より上方に向つて該ラツシユアジヤス
タを挿入し、該ラツシユアジヤスタへ作動油を供
給する給油通路中に、該ラツシユアジヤスタの外
筒とプランジヤの底部より区画される高圧室より
上方に位置して、所定の容積空間を有するオイル
溜めを設け、前記挿入筒より上方に位置したドレ
ン通路の一端を該挿入筒の頂端に連通させるとと
もに、該ドレン通路の他端を大気に開口させ、前
記オイル溜めの一側上部と前記ドレン通路とを連
通する空気抜き孔を穿設したことを特徴とするラ
ツシユアジヤスタへの給油通路。 2 前記オイル溜めをシリンダヘツドカバー内に
設けたことを特徴とする前記特許請求の範囲第1
項記載のラツシユアジヤスタへの給油通路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4553282A JPS58162707A (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | ラツシユアジヤスタへの給油通路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4553282A JPS58162707A (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | ラツシユアジヤスタへの給油通路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58162707A JPS58162707A (ja) | 1983-09-27 |
JPH0228685B2 true JPH0228685B2 (ja) | 1990-06-26 |
Family
ID=12722004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4553282A Granted JPS58162707A (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | ラツシユアジヤスタへの給油通路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58162707A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2663983B1 (fr) * | 1990-06-27 | 1993-12-24 | Renault Regie Nale Usines | Dispositif de circulation d'huile des butees hydrauliques d'un moteur a combustion. |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58135309A (ja) * | 1982-02-05 | 1983-08-11 | Toyota Motor Corp | 内燃機関動弁系の弁間隙自動調整装置用油圧制御装置 |
-
1982
- 1982-03-24 JP JP4553282A patent/JPS58162707A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58135309A (ja) * | 1982-02-05 | 1983-08-11 | Toyota Motor Corp | 内燃機関動弁系の弁間隙自動調整装置用油圧制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58162707A (ja) | 1983-09-27 |
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