JPH02286584A - エレベータ制御装置 - Google Patents

エレベータ制御装置

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JPH02286584A
JPH02286584A JP10454889A JP10454889A JPH02286584A JP H02286584 A JPH02286584 A JP H02286584A JP 10454889 A JP10454889 A JP 10454889A JP 10454889 A JP10454889 A JP 10454889A JP H02286584 A JPH02286584 A JP H02286584A
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JP
Japan
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fire
temperature
control
temperature sensor
elevator
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Pending
Application number
JP10454889A
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English (en)
Inventor
Yutaka Harada
豊 原田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH02286584A publication Critical patent/JPH02286584A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はエレベータ制御装置に関し、特にエレベータ
駆動機器の火災発生を素早く検知して火災管制運転を行
なう機能を備えたエレベータ制御装置に関する。
(従来の技術) 近年、エレベータ制御装置は半導体化、弱電化により大
電流を通電する部分が減少してきてエレベータ駆動機器
から大電流の通電に起因する発熱により出火する事故は
格段に減少してきているが、それでも完全になくなった
わけではなく、まれに火災に至らないまでも出火事故が
エレベータ駆動制御盤内で生じることがある。なぜなら
ば、火災事故の防止のために制御装置に対してはその出
荷時および据付時に様々なチエツクを行なっているが、
例えば落雷のような不可抗力のために絶縁破壊が発生し
て火災が発生するという事態を避けることはできないか
らである。
エレベータ制御装置はビル屋上のベントハウスやビル内
の機械室に設置されており、特に高層ビルではいくつか
のゾーンに分割して低層、中層ゾーンのエレベータ機械
室をビルの中間階層に設けているため、このような火災
の発生があればビル居住者に大きな危険が及ぶものであ
る。
一方、エレベータ制御装置に使用する部品、用品は近年
可能な限りを自己消火性のある材質のものを使用してい
る。
そこで、もし何かの原因で過熱したり、発火した場合で
も、早めにエネルギー源を断ってしまうことにより事故
を小規模なものに抑えることができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のエレベータ制御装置では、機械室
に温度センサを設置し、あらかじめ決められた温度に達
すると全号機を最寄階に帰着させる温度管制機能を持た
せているだけで、制御装置側に温度や煙を検知して火災
管制運転する機能を備えたものが見られないが、機械室
側で温度上昇や煙検知を行なうのでは、制御装置が相当
高い温度まで上昇し、火災が相当に大きくなるまで温度
上昇や煙検知をすることができず、出火に対する素早い
対応ができない問題点があった。
この発明は、このような従来の問題点に鑑み成されたも
ので、制御盤内に出火が起こった場合に素早く火災を検
知して火災管制運転を行ない、乗客を安全に救出すると
共に主電源を遮断することにより火災の拡大を防ぎ、ビ
ルへの影響を最小限に止めることのできるエレベータ制
御装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) こ9発明のエレベータ制御装置は、主回路電源に接続さ
れ、電源遮断を行なうトリップコイルを備えた遮断器と
、制御盤内に設置され、エレベータ制御機器からの発熱
により上昇する温度を検知する温度センサと、この温度
センサからの温度検知信号により基準値以上の温度上昇
を検出した時に異常発生と判断する異常発生検出手段と
、この異常発生検出手段からの異常発生検出信号を受け
てエレベータかごを最寄階に停止させ、戸開する火災管
制運転手段と、この火災管制運転手段がエレベータかご
を最寄階に停止させた後、前記遮断器のトリップコイル
をトリップさせ、電源を遮断させるトリップコイル駆動
手段とを備えたものである。
また、この発明のエレベータ制御装置は、温度センサに
代えて煙感知器を制御盤内に設置し、制御盤内の出火事
故を素早く検出するようにすることもできる。
(作用) この発明のエレベータ制御装置では、落雷のような事故
により制御電気機器に絶縁破壊が発生したような場合、
制御盤内で過電流が流れて出火事故が引き起こされると
その出火により上昇する制御盤内の温度を温度センサに
より検知し、異常発生検出手段により温度基準値と比較
して異常を検出し、異常な温度上昇が検出された時には
火災発生と判断して火災管制運転手段により火災管制運
転を行ない、乗客を最寄階に降ろし、その後、トリップ
コイル駆動手段によりトリップコイルを駆動して主電源
遮断器により主電源を遮断させ、発火のエネルギー源と
なる主回路の動力電源の供給を停止し、火災の拡大を防
止する。
ま°たこの発明のエレベータ制御装置では、制御盤内に
設置される温度センサに代えて用いられる煙感知器によ
り制御盤内に煙が発生した時にその煙を感知して火災発
生と判断し、火災管制運転により乗客を最寄階に降ろす
と共に主回路電源を遮断して発火のエネルギー源の供給
を断ち、火災の拡大を防止する。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説する。
第1図はこの発明の一実施例を示しており、主回路電源
に接続された主回路遮断器(MCCB)1はトリップコ
イル2を備えており、このトリッブコイル2のトリップ
動作により遮断器1が主回路電源を遮断するようになっ
ている。
主回路遮断器1には主回路変換器3が接続され、主回路
電源の電力変換を行ない、巻上げ機4に供給するように
なっている。
主回路変換器3はドライブ回路5により制御されるもの
で、ドライブ回路5は速度制御回路6からの速度指令に
見合った電力を主回路変換器3が出力するように主回路
変換器3に電力変換制御指令を与える。
速度基準発生回路7は運転制御回路8の出力信号により
速度基準パターンを発生し、速度制御回路6はこの速度
基準パターンと巻上げ機4の回転速度を検出する速度検
出器9からの速度検出信号との比較により速度指令をド
ライブ回路5に与えるものである。
運転制御回路8は、ホール呼びやかご呼びに応答してエ
レベータの運転制御や、着床階に近(41,sた時の減
速、停止指令、その他のエレベータ運転制御に必要な指
令を行う回路である。
温度センサ10は、エレベータ制御装置の制御盤内の上
部のような過電流による出火時に温度上昇がすぐに起こ
るような適宜の位置に設置され、制御盤内の温度を検知
する。
異常発生検出手段としての温度検出器11は、この温度
センサ10からの温度検知信号を受けて基準温度と比較
し、温度異常を判断すると共に、温度異常が検出された
時に運転制御回路8に火災管制運転指令を与える。また
この温度検出器11は、火災管制運転の完了後にトリッ
プコイル2を駆動する制御をも行なうものであり、バッ
テリー12により電源が供されている。
次に、上記の構成のエレベータ制御装置の動作について
説明する。
動力電源が主回路遮断器1を通じて主回路変換器3に与
えられ、主回路変換器3がドライブ回路5の指令に基づ
き電源からの電力を速度制御回路6による速度指令に対
応する電力に変換して巻上げ機4に供給する。
巻上げ機4はこの電力により回転し、エレベータかごの
昇降、停止、加減速動作などを行ない、エレベータかご
を所定の階床に運行し、客の乗降サービスを行なわせる
このエレベータかごの移動速度制御、したがって巻上げ
機4の回転速度制御は、速度検出器9からの速度検出信
号を速度制御回路6において速度基準発生回路7からの
速度基準パターンと比較し、その偏差に応じた速度指令
をドライブ回路5に与えることにより、ドライブ回路5
が主回路変換器3の変換電力出力を制御することによっ
て行なわれる。
温度センサ10は常時、制御装置を収容している制御盤
内部の温度を検知しており、その温度検出信号を温度検
出器11に与えている。
そこで温度検出器11は、第2図のフローチャートおよ
び第3図のグラフに示す動作により火災検出動作を行な
う。つまり、温度センサ10からの温度検出値Cを基準
温度C1と比較しくステップS1.S2)、温度検出値
Cが基準値C1を超える値を出力する時1.に火災が発
生していると判断し、運転制御回路8に対して火災管制
運転指令を出力して最寄階でエレベータかごを停止させ
(ステップS3)、最寄階停止の確認後、戸開指令を与
えてエレベータドアを全開状態に保持し、乗客を安全に
避難させる(ステップ84〜S6)。
こうして火災管制運転が完了すると、直ちにトリップコ
イル2に通電して主回路遮断器1に遮断動作を行なわせ
、主回路への通電を停止し、火災発生のエネルギー源を
断つようにする(ステップS7)。
この主回路電源の遮断により、−旦過電流の通電で制御
装置の電気機器が発火しているような場合でもその過電
流の通電を断つことができるようになり、電流の供給が
断たれたならば制御装置側の材質そのものが自己消火性
のものであるために早期に自然に鎮火することになり、
火災が広がるのを防止することができるようになる。
なお、温度検出器11において温度異常を検出する動作
は、第3図に示すように基準値C1を超える時に初めて
温度異常と判断するのではなく、第4図に示すように所
定の周期ごとに温度センサ10からの温度検出値を記憶
しておき、前回t6における検出値C11−1と今回t
7における検出値C,との変化の割合りが次の式のよう
に一定の値αよりも大きくなった時に火災発生と判断す
るようにしてもよい。
t  、l −t  、l そして、この場合には、温度基準値C1よりも低い温度
の状態で温度異常を検出することができるため、−層安
全度が向上することになる。
なおさらに、火災管制運転時に最寄階でエレベータかご
を停止させた時に確実に乗客を降車させるために、かご
内照明を消灯して降車を促したり、音声合成手段による
アナウンスやかご白表示手段による表示により降車を促
すようにしてもよい。
さらに、上記の実施例では火災発生を検出するために制
御盤内に温度センサ10を設置して温度の異常上昇を検
知するようにしたが、第5図に示すように温度検知に代
えて、あるいは温度検知と共に制御盤内の煙感知を行な
うことにより火災発生を検出するために煙感知器13を
制御盤内に設け、この煙感知器13からの煙感知信号を
受けて煙検出回路14が前記温度検出回路11に代わっ
て運転制御回路8に火災管制運転指令を与え、火災管制
運転により最寄階へのエレベータかごの停止後に戸開動
作し、エレベータドアの全開状態を検出して主回路遮断
器1のトリップコイル2を駆動し、主回路への動力電源
の供給を遮断する構成とすることもできる。なお、この
第5図のエレベータ制御装置における他の部分の回路構
成は第1図と同様であり、同一の符号を付すことにより
説明を省略する。
そしてこのように煙感知器13を用いるエレベータ制御
装置では、制御盤内の制御機器に過電流による発火があ
った場合に温度上昇よりも早い時期に煙の発生によって
発火を検出することができ、−層早く発火エネルギーの
供給を断ち、火災の拡大を効果的に防止できることにな
る。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、制御盤内に温度センサ
または煙感知器を設置し、制御盤内に過電流により発火
事故が起きた場合にその発火を温度上昇検知または煙感
知により検出して火災管制運転を行なうと共に乗客の降
車後すぐに電源遮断を行なうようにしているため、従来
のように機械室に温度センサを設けて火災発生を検知す
るものに比べて過電流通電による発火を早期に検知する
ことができ、発火エネルギーとなる過電流の遮断も早い
時期に行なうことができ、乗客の安全の確保ができると
共に火災の拡大が防止できてビルに与える影響を最小限
に止めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の回路ブロック図、第2図
は上記実施例の動作を説明するフローチャート、第3図
は上記実施例における出火検出動作を説明するグラフ、
第4図は上記実施例における出火検出動作の他の例を示
すグラフ、第5図はこの発明の他の実施例を示す回路ブ
ロック図である。 1・・・主回路遮断器 3・・・主回路変換器 5・・・ドライブ回路 7・・・速度基準発生回路 9・・・速度検出器 11・・・温度検出器 13・・・煙感知器 2・・・トリップコイル 4・・・巻上げ機 6・・・速度制御回路 8・・・運転制御回路 ]0・・・温度センサ 12・・・バッテリー 14・・・煙検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主回路電源に接続され、電源遮断を行なうトリッ
    プコイルを備えた遮断器と、制御盤内に設置され、エレ
    ベータ制御機器からの発熱により上昇する温度を検知す
    る温度センサと、この温度センサからの温度検知信号に
    より基準値以上の温度上昇を検出した時に異常発生と判
    断する異常発生検出手段と、この異常発生検出手段から
    の異常発生検出信号を受けてエレベータかごを最寄階に
    停止させ、戸開する火災管制運転手段と、この火災管制
    運転手段がエレベータかごを最寄階に停止させた後、前
    記遮断器のトリップコイルをトリップさせ、電源を遮断
    させるトリップコイル駆動手段とを備えて成るエレベー
    タ制御装置。
  2. (2)請求項1のエレベータ制御装置において、温度セ
    ンサに代えて煙感知器を制御盤内に設置し、前記異常発
    生検出手段はこの煙感知器からの煙感知信号を受けて異
    常発生と判断して異常発生検出信号を出力するようにし
    たエレベータ制御装置。
JP10454889A 1989-04-26 1989-04-26 エレベータ制御装置 Pending JPH02286584A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7921969B2 (en) * 2007-10-01 2011-04-12 Kone Corporation Restriction of output of electrical drive and protection of an elevator
US11097923B2 (en) 2014-10-14 2021-08-24 Xicore Inc. Systems and methods for actively monitoring and controlling lift devices

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