JPH02285191A - 避難装置の設置構造 - Google Patents

避難装置の設置構造

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JPH02285191A
JPH02285191A JP10602789A JP10602789A JPH02285191A JP H02285191 A JPH02285191 A JP H02285191A JP 10602789 A JP10602789 A JP 10602789A JP 10602789 A JP10602789 A JP 10602789A JP H02285191 A JPH02285191 A JP H02285191A
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JP
Japan
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storage frame
hole
evacuation device
brackets
bracket
Prior art date
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Pending
Application number
JP10602789A
Other languages
English (en)
Inventor
Chihiro Ichikawa
市川 千尋
Masao Kato
正男 加藤
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Naka Technical Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Naka Technical Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、中高層階の建物のベランダ等の床に埋設する
避難装置の設置構造に関するものである。
【従来の技術】
床埋設式の避難装置としては、例えば本発明の出願人が
出願した特公昭54−23760号公報等がある。 これらの避難装置5は、第7図に示すように、中高層階
の建物lのベランダ等の床3を上下に貫通する孔部4内
にアンカーを介して埋設固定したものである。 この避難装置5を構成する矩形状の収納ケース6は、第
8図に示すように、収納枠7、該収納枠7の上端にスポ
ット溶接等にて一体固着される上縁枠8、該上縁枠8の
上部を開閉する上蓋9および収納枠7の下部を開閉する
下蓋IOによって形成されている。 そして、ベランダがプレキャストコンクリート工法によ
り成形される場合には、予め工場において上蓋9および
下蓋IOを除去した収納ケース6をモルタル打設時その
収納枠7を型枠として埋設し、アンカーを介して固定さ
れる。 上述のように収納ケース6をベランダに固定した避難装
置5は、上蓋9および下蓋lOを取付けるとともに、収
納ケース6内に第8図に示される避難梯子である避難器
具11が折畳まれて収納されている。なお、上縁枠8の
外周7ランジ部8aの外周と床3の上面3aとの間の空
隙にはシール材12で水密状に密閉されている。 さらに、避難装置5は、火災発生時において、上蓋9ま
たは下蓋10の何れか一方をこれらのヒンジ金具13.
14を中心に矢印aまたはb方向に開放すると、上下蓋
9.IOを連動しているリンク機構15によって他方が
開放されて、これと同時に、収納ケース6内の避難器具
11がヒンジ金具16を中心に矢印す方向に回動される
。次に折畳まれた避難器具11の係止を解いて矢印C方
向にテレスコープ状に伸長することによって、階上また
は階下への何れにも素早く安全に避難できる避難通路が
形成される。
【発辺が解決しようとする課題】
しかし、これらの避難装置5は、ベランダ2の床3のよ
うに、建物の外部に露呈されて風雨に晒される場所に設
置され、また各種の構成部材をスチール材から製してい
たため、経年によってこれらの部材に腐食が発生し、雨
水が錆とともに階下に落下したり、腐食の度合によって
は、避難装置5として実際の機能を果すかどうか疑問視
されるものがそのまま設置されている状況にあっt二。 また、設置後長年を経た避難装置5を調査したところ、
上蓋9の外周部A1とくにその外周裏面Bや上縁枠8の
外周部Cが最も腐食されており、さらに、上縁枠8と収
納枠7の上端との境界部りにも腐食が見られた(第7図
参照)。 このように、腐食の著しい避難装置については、その一
部を補修したり、新しい避難装置と取替える必要がある
が、何れの取替え方法を行うにしても、現に上下階とも
人が住んでいる建物内で、避難装置5の収納枠7を床3
の孔部4から撤去する作業は大変であり、また、収納枠
7を床3の孔部4内に再度設置するためには、孔部4付
近のコンクリートを研って配筋を部分的に露出させて、
収納枠取付用のアンカーを溶接しなければならないとい
う非常に煩雑な作業を行う等の問題点があった。 本発明は、このような実情に鑑みなされたものであって
、その設置作業が容易な避難装置の設置構造を提供する
ことを目的としている。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る避難装置の設
置構造は、床の孔部の内壁面側に複数のブラケットをア
ンカーボルトによって略水平状に取付け、この孔部内に
収納枠を上方から嵌合させて、その収納枠の外壁面に形
成されている複数の当接部を上記ブラケットの上面に当
接させた状態で、その収納枠をその内壁面側からブラケ
ットにボルトにより締付は固定して設置されるものであ
る。 この際、上記ブラケットと上記当接部の相互の位置関係
を調節可能に#l成するのが好ましい。
【作     用J 上記のように構成された避難装置の設置構造は、孔部の
内壁面に複数のブラケットをアンカーボルトによって略
水平に取付けて、収納枠を孔部に嵌合することによって
簡単に設置することができ、床の孔部付近のコンクリー
トを研って配筋を露呈させて、それに収納枠取付用のア
ンカーを溶接するような非常に煩雑な作業を一切行わな
くて済む。 しかも、孔部の内壁面に略水平状に取付けられる複数の
ブラケットは、収納枠に設けられた当接部を支承できる
範囲で水平方向に位置調節可能であって、これらブラケ
ットは、その取付位置を精密に設定する必要がなく、ブ
ラケットを水平方向に位置調節しながら、床のコンクリ
ートの配筋を避けた位置にアンカーボルトを打込んで固
定される。 さらに、収納枠にかかる重量を複数の当接部を介して複
数のブラケットによって強固に支持させることができ、
また、当接部の固定ボルトを外すことによって、孔部内
に設置されt;収納ケースを必要に応じて上方に簡単に
撤去することができる。 【実  施  例】 以下、本発明を適用しt;避難装置の設置構造の一実施
例を図面を参照して説明する。 第1図および第2図は、孔部4に固定されていた老朽化
しt;避難装置t5を、錆の発生が比較的少なく、また
錆取りが可能な収納枠7の一部を除いて撤去された孔部
4に、新たな避難装置20を設置する取付状態を示すも
ので、避難装R20を構成する収納ケース21は、上述
の避難装置5と同様に、収納枠22、該収納枠22の上
端にスポット溶接等にて一体に固着される上縁枠23、
該上縁枠23の上部を開閉する上蓋24および収納枠2
2の下部を開閉する下蓋25から構成され、これらの各
部材は、ステンレス等の耐錆性の高い金属から形成され
ている。 なお、この収納枠22の外径寸法は、老朽化された避難
装置5の収納枠7の内径寸法より若干短寸に形成される
。 方形状の収納枠22の外壁面には、砕片につきtiない
し2個の当接部26が設けられている。この当接部26
は、所定の板厚を有するプレート27を収納枠22の外
壁面に溶接やビス止め等にて固着したものが用いられて
いるが、この当接部26は、収納ケース21の成形時プ
レス加工によって収納枠22の外壁面の外方に打刻され
て一体に設けられt;打出し突起や直径の太いビン、ポ
ルト等の突起物であってもよい。 また、プレート27を収納枠22にビス止めする際には
、その高さ方向(第4図の矢印d方向)や水平方向(第
4図の矢印e方向)において取付位置が容易に調節可能
となるように長孔や案内条を介して止着することが可能
である。 なお、上記当接部26は通常工場にて収納枠22に取付
けられるが、現場において位置調節を行ってから取付け
るものでもよい。 次に、新たな避難装置20を老朽化した避難装置5を撤
去して取替える取付方法について説明する。 第6図に示すように、避難装置5の上蓋9、下蓋10お
よび避難器具11等の主要部材を取外したのち、収納ケ
ース6の上縁枠8および収納枠7の上端側7aをガス切
断等によって切断して取外す。同時に、孔部4内に固定
されて残っている収納枠7の下端側7bに取付けられて
いる各種部品類を取外し、その収納枠7の下端側7bの
錆を除き、開口縁の補修等の清掃、下地旭理を行い、残
存している収納枠7に再塗装を施して固定枠として利用
する。 なお、上縁枠8および収納枠7の上端側7aはその腐食
の度合によって残存することは新たな避難装置20の設
置の妨げとならない。 次に、第3図ないし第5図に示すように、床3の孔部4
の内壁に残存固定されている収納枠7の下端側7bの内
壁面に、砕片につきIIないし2個のブラケット28を
各々2本のアンカーボルト29によって略水平状に取付
ける。 上記ブラケット28は、上記収納枠22に形成されてい
る当接部26を構成しているグレート27とほぼ等しい
板厚で、かつプレート27の水平方向の長さより長いプ
レート30によって形成されている。そして、アンカー
ボルト29は、その根元側をブラケット28に設けられ
た穿孔31を挿通し、収納枠7の下端側7bの壁面を貫
通して床3を構成するコンクリート基部に所定深さまで
打込まれ、アンカーポルト29の先端に螺合されるナツ
ト32でブラケット28を締付けて固定される。 上記ブラケット28は、収納枠22の当接部26を支持
できる範囲で水平方向(第5図の矢印e方向)に位置調
節可能とされている。従って、アンカーボルト29を床
3のコンクリート内に打込む際には、ブラケット28を
水平方向に位置調節しながら、コンクリート内の配筋を
避けた位置にアンカーボルト2つが打込まれる。 次に、収納ケース21を構成する収納枠22を収納枠7
の一部が残存する孔部4に上方から嵌合させて、複数の
当接部26を複数のブラケット28の上端面28aに当
接させる。 収納枠22に設けられる水平方向(第5図の矢印e方向
)の長孔33に内側から挿入したポルト34をブラケッ
ト28に設けた雌ねじ孔35に螺合させてワッンヤー3
6を介して締付けることにより、収納枠22をブラケッ
ト28を介して固定枠としての収納枠7に固定される。 この際、収納枠22にかかる重量を各枠片の当接部26
を介して複数のブラケット28により強固に支持させる
ので、収納枠22を内側からブラケット28に固定され
るポルト34には剪断力や曲げモーメントが負荷されず
、これらのポルト34は小径のものでもよい。 このように、当接部26とブラケット28の位置関係を
調節することによって、孔部4内での収納枠22の取付
高さや水平度等の取付姿勢の調整が行われる。 収納ケース21が孔部4に取付けられたのち、第3図に
示すように、上縁枠23の外周7ランジ部23aの下面
と床3の上面3aとの空隙をその外周7ランジ部23a
の全周に互って/−ル材37で水密状に密閉する。この
際、7−ル材37と非接着性を有するバックアツプ材3
8をシール材37の内側の全周に配置することによって
シール材37の耐久性を増大させることが可能である。 最後に、各種部品を収納ケース21に取付けるとともに
、上蓋24および下蓋25を上縁枠23の上部および収
納枠22の下部に取付け、上下蓋24.25をリンク機
構15で連結する等の一連の組立て作業を行う。 以上により、収納ケース21の設置作業が終了し、該収
納ケース21に再度使用に供することができる避難器具
11を取付けることによって、ベランダ等に新たな避難
装置20の設置が完了する。 上記避難装置20の再度の取替えおよび点検や修理等を
行う場合には、収納枠22を固定しているポルト34を
取外して、孔部4に設置されている収納ケース21を必
要に応じて孔部4から撤去するという簡単な作業で行う
ことができる。 なお、上記実施例では、避難装置の収納ケース21を全
面的に取替える方法について説明したが、本発明によれ
ば、孔部4の内壁に残っている収納枠7の下端側7bの
有無に関係なく、収納枠22を孔部4に容易に設置でき
るものであるから、避難装置20を部分的に取替える場
自でも、避難装置t20を新規に設置する場合でも同様
の設置構造を採用することが可能である。 【発明の効果〕 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。 収納枠を床の孔部内に設置する際、該孔部付近のコンク
リートを研って配筋を部分的に露呈させて、それに収納
枠固定用のアンカーを溶接するような非常に繁雑な作業
を一切行う必要がなく、複数のブラケットを孔部の内壁
面において床のコンクリートの配筋を避けた位置でアン
カーボルトにより取付けておくことによって、収納枠を
孔部に簡単に設置できるから、避難装置の取替えおよび
新規な設置の何れにおいても設置作業が非常Iこ容易で
ある。 収納枠にかかる重量をブラケットで強固に支持でき、収
納枠の当接部がブラケット上から脱落する不都合がない
ので、避難装置を強固に設置することができる。 孔部内に設置した収納枠を必要に応じて上方に簡単に撤
去されるので、避難装置の取替えや点検、修理等を容易
に行うことができる。 ブラケットと当接部の相互の位置関係を調節可能に構成
することによって、孔部内での収納枠の取付高さや水平
部の取付姿勢が自由に調節されるため、床の厚さに対す
る収納枠の高さや床の水平度にばらつきがあったとして
も、収納枠を床に対する所定の高さ位置に水平に容易に
取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はベランダに適用された本発明に係る避難装置の
設置構造を示す斜視図、 第2図は同上の取付状態を示す横断面説明図、第3図は
同上要部の断面図、 第4図は当接部とブラケットの係合状態を示す一部切欠
き斜視図、 第5図はブラケットの取付は態様を示す斜視説明図、第
6図は老朽化した避難装置の撤去状態を示す断面説明図
、第7図は避難装置の経年の設置状態を示す断面説明図
、第8図は避難装置を示す斜視図である。 3・・・・床 3a・・・・床の上面 4・・・・孔部 5.20・・・・避難装置 6.21・・・・収納ケース 7.22・・・・収納枠 9.24・・・・上蓋 10.25・・・・下蓋 26・・・・当接部 28・・・・ブラケット 29・・・・アンカーポルト 32・・・・ナツト 34・・・・ポル)・ 第1図 特許出願人 株式会社 ナカ技術研究所第 図 第 図 2ム 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建物の床を貫通する孔部と、その孔部内に設置さ
    れる収納枠と、その収納枠の内部に折畳まれて収納され
    る避難器具と、上記収納枠の上下を開閉する上蓋および
    下蓋を具備する避難装置の設置構造において、複数のブ
    ラケットを上記孔部の内壁面にアンカーボルトによって
    略水平に取付け、これら複数のブラケット上に上方から
    当接される複数の当接部を上記収納枠の外壁面に設け、
    上記収納枠を上記孔部に上方から嵌合させて当接部をブ
    ラケット上に当接させ、かつ収納枠の内壁側からブラケ
    ットにボルトで固定するように構成したことを特徴とす
    る避難装置の設置構造。
  2. (2)上記にブラケットと上記当接部の相互の位置関係
    を調節可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の
    避難装置の設置構造。
JP10602789A 1989-04-27 1989-04-27 避難装置の設置構造 Pending JPH02285191A (ja)

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JP10602789A JPH02285191A (ja) 1989-04-27 1989-04-27 避難装置の設置構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5249252A (en) * 1975-10-16 1977-04-20 Kansai Paint Co Ltd Method for coting powder coating compounds

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5249252A (en) * 1975-10-16 1977-04-20 Kansai Paint Co Ltd Method for coting powder coating compounds

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