JPH0228513B2 - - Google Patents
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- JPH0228513B2 JPH0228513B2 JP61031717A JP3171786A JPH0228513B2 JP H0228513 B2 JPH0228513 B2 JP H0228513B2 JP 61031717 A JP61031717 A JP 61031717A JP 3171786 A JP3171786 A JP 3171786A JP H0228513 B2 JPH0228513 B2 JP H0228513B2
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 8
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 19
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 19
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 210000002445 nipple Anatomy 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M25/00—Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles
- B62M25/02—Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles with mechanical transmitting systems, e.g. cables, levers
- B62M25/04—Actuators for gearing speed-change mechanisms specially adapted for cycles with mechanical transmitting systems, e.g. cables, levers hand actuated
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20207—Multiple controlling elements for single controlled element
- Y10T74/20256—Steering and controls assemblies
- Y10T74/20268—Reciprocating control elements
- Y10T74/2028—Handle bar type
- Y10T74/20287—Flexible control element
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20396—Hand operated
- Y10T74/20402—Flexible transmitter [e.g., Bowden cable]
- Y10T74/2042—Flexible transmitter [e.g., Bowden cable] and hand operator
- Y10T74/20438—Single rotatable lever [e.g., for bicycle brake or derailleur]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20576—Elements
- Y10T74/20636—Detents
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
この発明は、複数の異径スプロケツトの選択し
た一つにチエンを掛け換えて変速するように構成
された自転車用変速機を操作するための操作レバ
ー装置に関する。
た一つにチエンを掛け換えて変速するように構成
された自転車用変速機を操作するための操作レバ
ー装置に関する。
たとえば、後変速機(リヤデイレーラ)の場
合、ガイドプーリとテンシヨンプーリとを支持す
る掛け換え枠を、パンタグラフリング機構などの
制御機構を介して多段フリーホイールの幅方向に
移動させるようになつている。チエンは、その正
方向走行時、テンシヨンプーリおよびガイドプー
リを掛け回された後、フリーホイールに掛かつて
ゆくので、上記掛け換え枠を移動させてガイドプ
ーリをフリーホイールの幅方向に移動させると、
チエンは、ガイドプーリの直上にあるスプロケツ
トに掛け換わる。このリヤデイレーラは、これに
対して操作ケーブルで連繋された操作レバーを回
動することによつて操作される。 上記操作レバーは通常、ケーブル巻取り溝をも
つた円板状基部と、この円板状基部からその半径
方向に延びる指掛けアーム部とをもち、フレーム
に対して上記円板状基部の中心において回動可能
に支持される。上記アームを回動させて円板状基
部を回転させると、操作ケーブルが巻取り溝に巻
取られ、または、繰り出されるので、アーム部の
回動量に応じた軸方向動がケーブルに対して与え
られる。そして上記パンタグラフリンク機構など
の制御機構は、この操作ケーブルの軸方向移動量
に応じて変形させられるので、リヤデイレーラの
掛け換え枠は、操作レバーの回動量に応じたフリ
ーホイールの幅方向の位置に誘導されることにな
る。 こうしてレバーを操作すると、掛け換え枠は連
続的な動きをするが、この掛け換え枠を、各スプ
ロケツトに対する最適位置、すなわち、各スプロ
ケツトの直下位置に誘導するようにレバーを操作
するには、きわめて高等な熟練技術を要する。た
とえば、掛け換え枠が隣りあうスプロケツトの中
間位置に位置する場合には、ガイドプーリからフ
リーホイールに向かうチエンが傾斜し、不快なギ
ヤ鳴りが発生する。したがつて乗者は、ギヤ鳴り
の発生具合やこれにともなうチエンの振動が消失
するようにレバーを微調整し、掛け換え枠を所望
のスプロケツトに対して最適な位置に誘導しなけ
ればならない。 このような一般的な自転車用変速レバーでの操
作性の悪さを改善するため、操作レバーを、各変
速段位と対応する回動角度毎に段階係止する、い
わゆるクリツク機構を組み込んだものが提案され
ている。これによると、節度感をもつて係止され
る各回動位置では、必らず掛け換え枠あるいはガ
イドプーリが所定のスプロケツトに対する最適位
置、すなわち、そのスプロケツトの直下位置に誘
導されるので、誰にでも簡単に、正確迅速な変速
操作を行なうことができる。
合、ガイドプーリとテンシヨンプーリとを支持す
る掛け換え枠を、パンタグラフリング機構などの
制御機構を介して多段フリーホイールの幅方向に
移動させるようになつている。チエンは、その正
方向走行時、テンシヨンプーリおよびガイドプー
リを掛け回された後、フリーホイールに掛かつて
ゆくので、上記掛け換え枠を移動させてガイドプ
ーリをフリーホイールの幅方向に移動させると、
チエンは、ガイドプーリの直上にあるスプロケツ
トに掛け換わる。このリヤデイレーラは、これに
対して操作ケーブルで連繋された操作レバーを回
動することによつて操作される。 上記操作レバーは通常、ケーブル巻取り溝をも
つた円板状基部と、この円板状基部からその半径
方向に延びる指掛けアーム部とをもち、フレーム
に対して上記円板状基部の中心において回動可能
に支持される。上記アームを回動させて円板状基
部を回転させると、操作ケーブルが巻取り溝に巻
取られ、または、繰り出されるので、アーム部の
回動量に応じた軸方向動がケーブルに対して与え
られる。そして上記パンタグラフリンク機構など
の制御機構は、この操作ケーブルの軸方向移動量
に応じて変形させられるので、リヤデイレーラの
掛け換え枠は、操作レバーの回動量に応じたフリ
ーホイールの幅方向の位置に誘導されることにな
る。 こうしてレバーを操作すると、掛け換え枠は連
続的な動きをするが、この掛け換え枠を、各スプ
ロケツトに対する最適位置、すなわち、各スプロ
ケツトの直下位置に誘導するようにレバーを操作
するには、きわめて高等な熟練技術を要する。た
とえば、掛け換え枠が隣りあうスプロケツトの中
間位置に位置する場合には、ガイドプーリからフ
リーホイールに向かうチエンが傾斜し、不快なギ
ヤ鳴りが発生する。したがつて乗者は、ギヤ鳴り
の発生具合やこれにともなうチエンの振動が消失
するようにレバーを微調整し、掛け換え枠を所望
のスプロケツトに対して最適な位置に誘導しなけ
ればならない。 このような一般的な自転車用変速レバーでの操
作性の悪さを改善するため、操作レバーを、各変
速段位と対応する回動角度毎に段階係止する、い
わゆるクリツク機構を組み込んだものが提案され
ている。これによると、節度感をもつて係止され
る各回動位置では、必らず掛け換え枠あるいはガ
イドプーリが所定のスプロケツトに対する最適位
置、すなわち、そのスプロケツトの直下位置に誘
導されるので、誰にでも簡単に、正確迅速な変速
操作を行なうことができる。
しかしながら、上記のクリツク機構付きの変速
操作レバーでは、一定の変速機およびそれに対応
するフリーホイールに限り、誰にでも簡単に、正
確な変速操作ができる反面、フリーホイールのタ
イプ、あるいは変速機の特性がかわるとそれに対
応できないという問題がある。 たとえば、5段のフリーホイールと、7段のフ
リーホイールとを場合によつて付け替えるような
場合、5段のクリツク動作しかできないレバー装
置では7段のフリーホイールに対応できない。ま
た、変速機を場合によつて付け替える場合、ケー
ブルの牽引量に対する掛け換え枠の移動量が異な
る変速機に付け替えると、レバーの各クリツク係
止位置で掛け換え枠が各スプロケツトに対応した
位置をとるとは限らない。 この発明は、上記のような事情のもとで考え出
されたもので、レバーの段階係止クリツクパター
ンを2種以上設定し、かつ簡単な操作によつて上
記パターンを選択できるように構成した自転車用
変速操作レバー装置を提供することをその課題と
する。
操作レバーでは、一定の変速機およびそれに対応
するフリーホイールに限り、誰にでも簡単に、正
確な変速操作ができる反面、フリーホイールのタ
イプ、あるいは変速機の特性がかわるとそれに対
応できないという問題がある。 たとえば、5段のフリーホイールと、7段のフ
リーホイールとを場合によつて付け替えるような
場合、5段のクリツク動作しかできないレバー装
置では7段のフリーホイールに対応できない。ま
た、変速機を場合によつて付け替える場合、ケー
ブルの牽引量に対する掛け換え枠の移動量が異な
る変速機に付け替えると、レバーの各クリツク係
止位置で掛け換え枠が各スプロケツトに対応した
位置をとるとは限らない。 この発明は、上記のような事情のもとで考え出
されたもので、レバーの段階係止クリツクパター
ンを2種以上設定し、かつ簡単な操作によつて上
記パターンを選択できるように構成した自転車用
変速操作レバー装置を提供することをその課題と
する。
上記の課題を達成するため、この発明では、次
の技術的手段を講じている。 すなわち、外周部に操作ケーブル止着部および
操作ケーブル巻取り溝をもつ筒状基部と、この筒
状基部からその半径方向に延びるアーム部とを備
えるレバー本体を、上記筒状基部の中心孔をレバ
ー軸に回転可能に嵌め込むことにより支持してな
る自転車用変速操作レバー装置において、 (a) 一側面に複数設定された所定中心角の各領域
に、互いに異なるパターンの係合凹部群が形成
され、かつ、上記筒状基部と共回りするように
設けられたクリツププレートと、 (b) 上記クリツププレートの上記係合凹部群が形
成された面と対向する部位に、レバー軸に対し
て実質的に相対回転不可能に設けられた板状係
合体保持部材と、 (c) 上記係合体保持部材における上記各領域と対
応するように同一円周上において周方向に離れ
た位置に遊装保持され、かつこの係合体保持部
材の厚みより実質的に大きい外径をもつ複数個
の係合体と、 (d) 上記係合体保持部材の上記クリツププレート
と反対側において、レバー軸回りに回転操作可
能に設けられ、かつ、回転位置を選択すること
により、上記各領域と対応する係合部材のう
ち、所望の領域と対応する係合部材を選択的に
バツクアツプしてこの係合部材を上記レバー軸
方向に固定状としうる回転操作体と、を備えて
いる。
の技術的手段を講じている。 すなわち、外周部に操作ケーブル止着部および
操作ケーブル巻取り溝をもつ筒状基部と、この筒
状基部からその半径方向に延びるアーム部とを備
えるレバー本体を、上記筒状基部の中心孔をレバ
ー軸に回転可能に嵌め込むことにより支持してな
る自転車用変速操作レバー装置において、 (a) 一側面に複数設定された所定中心角の各領域
に、互いに異なるパターンの係合凹部群が形成
され、かつ、上記筒状基部と共回りするように
設けられたクリツププレートと、 (b) 上記クリツププレートの上記係合凹部群が形
成された面と対向する部位に、レバー軸に対し
て実質的に相対回転不可能に設けられた板状係
合体保持部材と、 (c) 上記係合体保持部材における上記各領域と対
応するように同一円周上において周方向に離れ
た位置に遊装保持され、かつこの係合体保持部
材の厚みより実質的に大きい外径をもつ複数個
の係合体と、 (d) 上記係合体保持部材の上記クリツププレート
と反対側において、レバー軸回りに回転操作可
能に設けられ、かつ、回転位置を選択すること
により、上記各領域と対応する係合部材のう
ち、所望の領域と対応する係合部材を選択的に
バツクアツプしてこの係合部材を上記レバー軸
方向に固定状としうる回転操作体と、を備えて
いる。
回転操作体を操作して、これが上記複数の係合
体のうちの選択した係合体をバツクアツプするよ
うに位置させると、係合体の外径が係合体保持部
材の厚みより大きいことからこの係合体の一部が
係合体の保持部材の側面からクリツクプレート側
に突出させられる。係合体は、レバー軸に対して
相対回転しない係合体保持部材に遊装保持され、
一方クリツクプレートはレバー本体と共回りする
から、レバーを回動操作すると、上記クリツクプ
レート側に突出させられた転動体に対してクリツ
クプレートが相体回転する。このとき、上記係合
体は、クリツクプレート上の一の領域に形成され
た係合凹部群の各係合凹部に順次係合し、これに
よりレバー本体は、この係合凹部群の各係合凹部
の間隔に対応した回動角度毎に、節度感をもつて
段階係止される。なおこのとき、他の係合体は、
バツクアツプされない遊装状態のままであるの
で、他の領域に形成された係合凹部群に対する係
合作用を行なわない。 そうして、上記回転操作体を操作して、これが
上記の係合体の他の係合体をバツクアツプするよ
うに位置させると、レバーを回動させたときその
係合体は、これと対応してクリツクプレート上の
他の領域に形成された係合凹部群の各係合凹部に
順次係合し、これによりレバー本体は、この各係
合凹部の間隔に対応した回動角度毎に、節度感を
もつて段階係止される。このとき、他の係合体
は、回転操作体の当て面によつてバツクアツプさ
れない遊装状態のままであるので、クリツクプレ
ートに対する段階係合作用を行なわない。 クリツクプレート上の各領域に形成される係合
凹部群のパターンは異なるので、上記のようにし
て回転操作体によつてバツクアツプすべき係合体
を選択することにより、レバー回転時での段階係
止パターンを選択することができる。
体のうちの選択した係合体をバツクアツプするよ
うに位置させると、係合体の外径が係合体保持部
材の厚みより大きいことからこの係合体の一部が
係合体の保持部材の側面からクリツクプレート側
に突出させられる。係合体は、レバー軸に対して
相対回転しない係合体保持部材に遊装保持され、
一方クリツクプレートはレバー本体と共回りする
から、レバーを回動操作すると、上記クリツクプ
レート側に突出させられた転動体に対してクリツ
クプレートが相体回転する。このとき、上記係合
体は、クリツクプレート上の一の領域に形成され
た係合凹部群の各係合凹部に順次係合し、これに
よりレバー本体は、この係合凹部群の各係合凹部
の間隔に対応した回動角度毎に、節度感をもつて
段階係止される。なおこのとき、他の係合体は、
バツクアツプされない遊装状態のままであるの
で、他の領域に形成された係合凹部群に対する係
合作用を行なわない。 そうして、上記回転操作体を操作して、これが
上記の係合体の他の係合体をバツクアツプするよ
うに位置させると、レバーを回動させたときその
係合体は、これと対応してクリツクプレート上の
他の領域に形成された係合凹部群の各係合凹部に
順次係合し、これによりレバー本体は、この各係
合凹部の間隔に対応した回動角度毎に、節度感を
もつて段階係止される。このとき、他の係合体
は、回転操作体の当て面によつてバツクアツプさ
れない遊装状態のままであるので、クリツクプレ
ートに対する段階係合作用を行なわない。 クリツクプレート上の各領域に形成される係合
凹部群のパターンは異なるので、上記のようにし
て回転操作体によつてバツクアツプすべき係合体
を選択することにより、レバー回転時での段階係
止パターンを選択することができる。
以上のように、本考案の自転車用変速操作レバ
ー装置によれば、回転操作体を回転操作するとい
う簡単な操作により、レバーの段階係止パターン
を変更することができる。すなわち、各係止位置
間の間隔を異ならせたり、各係止位置の数を異な
らせた複数の係合凹部群のパターンを準備するこ
とにより、変速操作レバー装置自体を変更するこ
となく、簡単な操作で、各種のフリーホイール
や、各種の特性をもつた変速機に対応して、いわ
ゆるクリツク機構による正確かつ迅速な変速操作
が可能となる。 また、回転操作体の回転位置を、その当て面が
いずれの係合体もバツクアツプしないように選択
することにより、クリツク機能を解除することも
できる。
ー装置によれば、回転操作体を回転操作するとい
う簡単な操作により、レバーの段階係止パターン
を変更することができる。すなわち、各係止位置
間の間隔を異ならせたり、各係止位置の数を異な
らせた複数の係合凹部群のパターンを準備するこ
とにより、変速操作レバー装置自体を変更するこ
となく、簡単な操作で、各種のフリーホイール
や、各種の特性をもつた変速機に対応して、いわ
ゆるクリツク機構による正確かつ迅速な変速操作
が可能となる。 また、回転操作体の回転位置を、その当て面が
いずれの係合体もバツクアツプしないように選択
することにより、クリツク機能を解除することも
できる。
以下、本発明の実施例を図面の参照して具体的
に説明する。 第1図ないし第9図は、本発明の第一の実施例
を示す。なお、本例は、いわゆるラチエツト機構
を内蔵し、ケーブル牽引方向の回動抵抗を軽減し
た形式のレバー装置に本発明を適用した例であ
る。 下パイプなどのフレーム1(ハンドルを含む)
には、ろう付けによつて直接、あるいはクランプ
バンドを介して、固定状のレバー軸2が突設さ
れ、これにレバー本体3が回動可能に支持され
る。 レバー軸2は、基部筒胴部21と、先端部の小
判形断面図22とをもち、かつ先端面には、軸方
向のねじ穴23が開けられている。一方、レバー
本体3は、外周にケーブル巻取り溝31をもち、
かつこの巻取り溝31につながるニツプル収容穴
32とをもつ筒胴状基部33と、この筒胴状基部
からその半径方向外方にのびるアーム部34とを
備える。 上記筒胴状基部33に開けられた中心孔4は、
その軸方向中間部に設けられた内向フランジ41
によつて、内方空洞部42と外方空洞部43に大
略区分され、内方空洞部42に上記ラチエツト機
構5が、外方空洞部43に本発明によつて特徴づ
けられるクリツク機構6が、それぞれ配設され
る。 上記内方空洞部42内に位置するレバー軸2の
基部筒胴部21には、外周部にラチエツト歯71
が周設されたラチエツトローラ7が、両側面を摩
擦板51,52によつて挟圧されながら、回転可
能に套嵌され、一方、上記内方空洞部42の内面
に穿設されたラチエツト爪収容空間53には、バ
ネ54によつて起立方向に付勢され、かつ先端が
上記ラチエツト歯71に係合しうるラチエツト爪
55が支持されることにより、上記ラチエツト機
構5が構成される。これらラチエツトローラ7お
よびラチエツト爪55は、レバー本体3が、ラチ
エツトローラ7に対し、ケーブル巻取り方向、す
なわち、第4図矢印P方向にフリー回転するよう
に配設される。なお、上記ラチエツトローラ7
は、後記するレバー軸カラー8の内端が上記摩擦
板52を軸方向内方に押圧することによりその回
転に一定の摩擦抵抗が付与されるので、変速機側
においてケーブルWに付与される弾性引張力を考
慮しない場合、レバー本体3の第4図矢印P方向
の回動はほとんど無抵抗となり、矢印Q方向の回
動には摩擦抵抗が付与されることになる。すなわ
ち、矢印P方向に回動する場合には上記ラチエツ
ト機構5の作用により、ラチエツトローラ7に対
してレバー本体3がフリー回動する一方、矢印Q
方向に回動する場合にはラチエツト爪65がラチ
エツト歯71に突つ張つて、上記抵抗を付与され
たラチエツトローラ7を回転させることになるか
らである。 上記レバー軸カラー8は、レバー軸2の小判形
断面部22に套嵌されうる同形状の軸方向貫通孔
81と、レバー本体3の中心孔4の上記中間内向
フランジ41の外側部と重なる外向フランジ82
と、その先端方に形成される小判断面軸部83と
を備え、上記軸方向貫通孔81をレバー軸の小判
断面部22に嵌めこむことにより、レバー軸2に
対して相対回転不可能となつている。なお、レバ
ー軸2の小判形断面部22およびこれと対応する
上記軸方向貫通孔81は、レバー軸2に対してこ
のレバー軸カラー8が相対回転しないようにする
ためのものであるから、互いに嵌合して相対回転
が阻止される形状であれば、小判形に限られな
い。また、このレバー軸カラー8の先端方の小判
断面軸部83についても同様である。 そしてこのレバー軸カラー8の外周における上
記外方空洞部43内に、本発明のクリツク機構6
が組み込まれる。 このクリツク機構6は、第5図に詳示するよう
に外面に複数設定された所定中心角の各領域A,
Bに、互いに異なるパターンの係合凹部群91
a,91b,91c…91fおよび92a,92
b,92c…92gが円弧上に並ぶように形成さ
れ、かつ、上記筒胴状基部33と共回りするよう
に設けられたクリツクプレート9と、上記クリツ
クプレート9の上記係合凹部群が形成された面と
対向する部位に、レバー軸2に対して実質的に相
対回転不可能に設けられた係合体保持部材10
と、上記係合体保持部材10における上記各領域
A,Bと対応するように周方向に離れた位置にお
いて遊装保持され、かつこの係合体保持部材10
の厚みより実質的に大きい外径をもつ複数個の係
合体12a,12a,12b,12bと、上記係
合体保持部材10の上記クリツクプレート9と反
対側において、上記係合体12a,12a,12
b,12bの一つを選択してこれをバツクアツプ
できる当て面111をもち、かつレバー軸2回り
に回転操作可能に設けられた回転操作体11とを
備えて構成される。 本例において上記クリツクプレート9は、その
外周に形成した係合突起93…を外方空洞部43
の内周に形成した係合凹溝44…に係合させるこ
とにより、筒胴状基部33に対して共回りするよ
うにしてある。また、周方向に約90度毎の中心角
をもつように区分された領域A,A′およびB,
B′に、領域A,A′については6段用の係合凹部
群91a,91b…91fが、領域B,B′につ
いては7段用の係合凹部群92a,92b…92
gが、円弧状に並ぶように形成されている。ここ
で、このクリツクプレートの直径方向に対向する
上記領域A,A′は、直径方向に対向配置する後
記する2個の係合体12a,12aを同時に係合
させてクリツク機構を営ませるもので、実質的に
同一である。また、上記領域B,B′についても
これと同様である。なお、本例では、各領域A,
B,A′,B′の境界部分の係合凹部を長溝状とし
て、これを隣接する領域のための係合凹部として
共用するようにしている。 また、上記係合体保持部材10は本例では、上
記レバー軸カラー8の小判断面軸部83と対応す
る中心孔101を上記小判断面軸部83に嵌合さ
せることにより、レバー軸2に対して相対回転不
能に構成しており、外周部を90度毎にU字状に切
り欠いて、上記クリツクプレート9の各領域A,
B,A′,B′と対応した4箇所の係合体保持部1
02を形成している。そうして、この各係合体保
持部102には、係合体としての鋼球12a,1
2a,12b,12bがそれぞれ遊装される。な
お、これらの鋼球12a,12a,12b,12
bの外径は、係合体保持部材10の板圧より大き
くなつている。 さらに、上記回転操作体11は、本例では、第
6図ないし第9図に詳示するように、実質的にレ
バー軸回りに回転可能なリング状に形成されてお
り、その内面における直径方向に対向する部位に
は、その他の周方向の部位に対して内方、すなわ
ち上記鋼球12a,12a,12b,12b側に
膨出する2箇所の当て面111,111が形成さ
れている。この2箇所の当て面111,111
は、上記4個の鋼球のうち、選択された2個、す
なわち、12a,12aまたは12b,12bの
みをバツクアツプすることができる。なお、本例
では、この回転操作体11自体、その外面に45度
毎に設けられた係合部112と、これに係合しう
るようにレバー軸2に対して相対回転不能に設け
られた規制部材13の突起131とにより、45度
の回転毎に節度感をもつて係止されるようになつ
ている。 なお、図中符号14は、クリツクプレート9と
レバー軸カラーの外向フランジ82との間に介装
されて上記クリツクプレート9を常時外方に弾性
押圧する皿バネ、符号15は、レバー軸2ないし
レバー軸カラー8上に順次套嵌される上記の各部
材を最終的に押える押え部材、符号16は、レバ
ー軸2のねじ穴23にねじ込まれ、上記押え部材
15をレバー軸内方に押えつけるボルトである。 上記回転操作体11を回転させて、その当て面
111,111が4個の鋼球のうちの符号12
a,12aで示す2個の鋼球をバツクアツプする
ように位置させると、第6図に示すように、この
2個の鋼球12a,12aのレバー軸方向外方の
退避動が上記当て面111,111によつて阻止
されるから、この2個の鋼球12a,12aのみ
がクリツクプレート9の領域A,A′に対して弾
性的に接触することになる。そしてこの2個の鋼
球12a,12aはレバー軸2に対して基本的に
相対回転不可能な保持部材10に保持され、かつ
クリツクプレート9はレバー3と共回りするか
ら、レバー3を回動させると、上記鋼球12a,
12aがクリツクプレート9の領域A,A′の各
係合凹部91a,91b…91fに順次係脱を繰
り返し、所定角度毎に、すなわち6段階の回動角
度位置で節度感をもつて係止される。 一方、上記回転操作体11を上記の位置からい
ずれかに90度回転させると、上記2個の鋼球12
a,12aのバツクアツプが解除され、当て面1
11,111は、その余の2個の鋼球12b,1
2bをバツクアツプする。したがつてこのとき、
これらの2個の鋼球12b,12bのみがクリツ
クプレート9の領域B,B′に対して弾性的に接
触することになる。そしてレバー3を回動させる
と、上記鋼球12b,12bがクリツクプレート
9の領域B,B′の各係合凹部92a,92b…
92gに順次係脱を繰り返し、所定角度毎に、す
なわち、7段階の回動角度位置で節度感をもつて
係止される。 さらに、上記回転操作体11を、その当て面が
いずれかの鋼球12a,12a,12b,12b
をバツクアツプする上記の位置から45度回転させ
ると、第7図に示すようにその当て面111,1
11がいずれの鋼球をもバツクアツプしない状態
となる。この状態では、すべての鋼球12a,1
2a,12b,12bは保持部102で遊動可能
状態となり、したがつてクリツク機能は解除され
る。このとき、レバーは、あらゆる回動角度で摩
擦力をもつて保持される。たとえば、レバー本体
3と変速機をつなぐ操作ケーブルWが伸びるなど
して、上記のようにレバーを段階的に係止しても
掛け換え枠が所定のスプロケツトに対してハブ軸
方向にずれる状態となつたときには、このように
してクリツク機構を解除すると、従来一般のレバ
ー装置と同様に変速操作を行なうことができる。 第10図ないし第12図は、本発明の第二の実
施例を示す。 この実施例では、第一の実施例におけるラチエ
ツト機構5を省略し、かつ回転操作体11の構成
を変更している。 すなわち、上記回転操作体11として、当て面
111としての耳状突起と、内孔に回り止め内向
突起112が設けられたリング状板部材を形成
し、このリング状板部材11を、押え部材15の
内軸外周のスプライン溝151(第12図)に上
記内向突起112が係合するように嵌めこむよう
にしている。上記スプライン溝151は、45度お
きに形成されており、したがつて上記内向突起1
12を係合するスプライン溝151を選択するこ
とにより、その回当て面111の位置をレバー軸
2回りの45度毎に設定できる。また、上記押え部
材15を、ボルト16を弛めることによつて回転
できるようにすることもできる。 本例においても、上記回転操作体11のレバー
軸回りの回転位置を変更して、その当て面111
がどの鋼球をバツクアツプするかを選択すること
により、第一の実施例と同様、2種のクリツクパ
ターンを選択できる。 以上説明したように、本発明の自転車用変速操
作レバー装置によれば、回転操作体のレバー軸回
りの回転位置を変更するという簡単な操作によ
り、複数のクリツクパターンを選択でき、たとえ
ば、フリーホイールの段数を変更する場合、ある
いは、特性の異なる変速機に即座に対応してクリ
ツク機能をもつて変速操作しうるようにすること
などが可能となる。 もちろん、この発明の範囲は、上述した実施例
に限定されない。たとえば、第二の実施例で触れ
たように、ラチエツト機構を組み込むかどうかは
選択事項である。 また、実施例では、クリツクプレート9の直径
方向に対向する部位に同様の係合凹部パターンを
もつ領域を配置し、これらの係合凹部に対向する
2個の鋼球が同時係合し、都合2種のクリツクパ
ターンを選択できるようにしているが、ほぼ90度
ごとに分割される4つの領域に、それぞれ違つた
パターンの係合凹部群を形成し、4種のクリツク
パターンを選択できるようにすることもできる。
この場合、4つの領域に対応する4個の係合体の
うち、いずれか1個の係合体をバツクアツプでき
るように、回転操作体の当て面を構成することが
必要である。 また、上述の例では、レバーの回動角度をほぼ
90度に限定する必要があるが、クリツクプレート
9の領域を120度ごとの3つの領域に分割し、そ
のそれぞれに異なつたパターンの係合凹部群を形
成すれば、操作レバーの回動角度範囲を120度に
拡張しつつも、3種のクイツクパターンが選択で
きるようになる。 さらに、クリツクプレートの裏面にも各領域を
設定して、ここに互いに異なるクリツクパターン
の係合凹部を形成すると、クリツクプレートを裏
がえしにすることを前提として、さらに多様なク
リツクパターンを設定できる。 さらに、実施例では、係合体として、鋼球を選
択しているが、ローラのようなものであつてもよ
い。 さらに、実施例では、クリツクプレート9、係
合体保持部材10ないし回転操作体11をほぼ円
板状とし、組付けたときそれらがレバー軸方向に
重なるように構成しているが、各部材を略筒状に
形成し、これらが互いにレバー軸の半径方向に重
なるように構成することもできる。 さらに、レバー本体とクリツクプレートとを若
干周方向に相対移動可能としたり、あるいは係合
体を係合体保持に対して若干周方向に相対移動可
能とすることにより、あるいはラチエツト機構に
おけるラチエツト爪とこれを収容する空間との間
に若干のあそびを設けることにより、いわゆるオ
ーバシフト操作を可能とすることもできる。
に説明する。 第1図ないし第9図は、本発明の第一の実施例
を示す。なお、本例は、いわゆるラチエツト機構
を内蔵し、ケーブル牽引方向の回動抵抗を軽減し
た形式のレバー装置に本発明を適用した例であ
る。 下パイプなどのフレーム1(ハンドルを含む)
には、ろう付けによつて直接、あるいはクランプ
バンドを介して、固定状のレバー軸2が突設さ
れ、これにレバー本体3が回動可能に支持され
る。 レバー軸2は、基部筒胴部21と、先端部の小
判形断面図22とをもち、かつ先端面には、軸方
向のねじ穴23が開けられている。一方、レバー
本体3は、外周にケーブル巻取り溝31をもち、
かつこの巻取り溝31につながるニツプル収容穴
32とをもつ筒胴状基部33と、この筒胴状基部
からその半径方向外方にのびるアーム部34とを
備える。 上記筒胴状基部33に開けられた中心孔4は、
その軸方向中間部に設けられた内向フランジ41
によつて、内方空洞部42と外方空洞部43に大
略区分され、内方空洞部42に上記ラチエツト機
構5が、外方空洞部43に本発明によつて特徴づ
けられるクリツク機構6が、それぞれ配設され
る。 上記内方空洞部42内に位置するレバー軸2の
基部筒胴部21には、外周部にラチエツト歯71
が周設されたラチエツトローラ7が、両側面を摩
擦板51,52によつて挟圧されながら、回転可
能に套嵌され、一方、上記内方空洞部42の内面
に穿設されたラチエツト爪収容空間53には、バ
ネ54によつて起立方向に付勢され、かつ先端が
上記ラチエツト歯71に係合しうるラチエツト爪
55が支持されることにより、上記ラチエツト機
構5が構成される。これらラチエツトローラ7お
よびラチエツト爪55は、レバー本体3が、ラチ
エツトローラ7に対し、ケーブル巻取り方向、す
なわち、第4図矢印P方向にフリー回転するよう
に配設される。なお、上記ラチエツトローラ7
は、後記するレバー軸カラー8の内端が上記摩擦
板52を軸方向内方に押圧することによりその回
転に一定の摩擦抵抗が付与されるので、変速機側
においてケーブルWに付与される弾性引張力を考
慮しない場合、レバー本体3の第4図矢印P方向
の回動はほとんど無抵抗となり、矢印Q方向の回
動には摩擦抵抗が付与されることになる。すなわ
ち、矢印P方向に回動する場合には上記ラチエツ
ト機構5の作用により、ラチエツトローラ7に対
してレバー本体3がフリー回動する一方、矢印Q
方向に回動する場合にはラチエツト爪65がラチ
エツト歯71に突つ張つて、上記抵抗を付与され
たラチエツトローラ7を回転させることになるか
らである。 上記レバー軸カラー8は、レバー軸2の小判形
断面部22に套嵌されうる同形状の軸方向貫通孔
81と、レバー本体3の中心孔4の上記中間内向
フランジ41の外側部と重なる外向フランジ82
と、その先端方に形成される小判断面軸部83と
を備え、上記軸方向貫通孔81をレバー軸の小判
断面部22に嵌めこむことにより、レバー軸2に
対して相対回転不可能となつている。なお、レバ
ー軸2の小判形断面部22およびこれと対応する
上記軸方向貫通孔81は、レバー軸2に対してこ
のレバー軸カラー8が相対回転しないようにする
ためのものであるから、互いに嵌合して相対回転
が阻止される形状であれば、小判形に限られな
い。また、このレバー軸カラー8の先端方の小判
断面軸部83についても同様である。 そしてこのレバー軸カラー8の外周における上
記外方空洞部43内に、本発明のクリツク機構6
が組み込まれる。 このクリツク機構6は、第5図に詳示するよう
に外面に複数設定された所定中心角の各領域A,
Bに、互いに異なるパターンの係合凹部群91
a,91b,91c…91fおよび92a,92
b,92c…92gが円弧上に並ぶように形成さ
れ、かつ、上記筒胴状基部33と共回りするよう
に設けられたクリツクプレート9と、上記クリツ
クプレート9の上記係合凹部群が形成された面と
対向する部位に、レバー軸2に対して実質的に相
対回転不可能に設けられた係合体保持部材10
と、上記係合体保持部材10における上記各領域
A,Bと対応するように周方向に離れた位置にお
いて遊装保持され、かつこの係合体保持部材10
の厚みより実質的に大きい外径をもつ複数個の係
合体12a,12a,12b,12bと、上記係
合体保持部材10の上記クリツクプレート9と反
対側において、上記係合体12a,12a,12
b,12bの一つを選択してこれをバツクアツプ
できる当て面111をもち、かつレバー軸2回り
に回転操作可能に設けられた回転操作体11とを
備えて構成される。 本例において上記クリツクプレート9は、その
外周に形成した係合突起93…を外方空洞部43
の内周に形成した係合凹溝44…に係合させるこ
とにより、筒胴状基部33に対して共回りするよ
うにしてある。また、周方向に約90度毎の中心角
をもつように区分された領域A,A′およびB,
B′に、領域A,A′については6段用の係合凹部
群91a,91b…91fが、領域B,B′につ
いては7段用の係合凹部群92a,92b…92
gが、円弧状に並ぶように形成されている。ここ
で、このクリツクプレートの直径方向に対向する
上記領域A,A′は、直径方向に対向配置する後
記する2個の係合体12a,12aを同時に係合
させてクリツク機構を営ませるもので、実質的に
同一である。また、上記領域B,B′についても
これと同様である。なお、本例では、各領域A,
B,A′,B′の境界部分の係合凹部を長溝状とし
て、これを隣接する領域のための係合凹部として
共用するようにしている。 また、上記係合体保持部材10は本例では、上
記レバー軸カラー8の小判断面軸部83と対応す
る中心孔101を上記小判断面軸部83に嵌合さ
せることにより、レバー軸2に対して相対回転不
能に構成しており、外周部を90度毎にU字状に切
り欠いて、上記クリツクプレート9の各領域A,
B,A′,B′と対応した4箇所の係合体保持部1
02を形成している。そうして、この各係合体保
持部102には、係合体としての鋼球12a,1
2a,12b,12bがそれぞれ遊装される。な
お、これらの鋼球12a,12a,12b,12
bの外径は、係合体保持部材10の板圧より大き
くなつている。 さらに、上記回転操作体11は、本例では、第
6図ないし第9図に詳示するように、実質的にレ
バー軸回りに回転可能なリング状に形成されてお
り、その内面における直径方向に対向する部位に
は、その他の周方向の部位に対して内方、すなわ
ち上記鋼球12a,12a,12b,12b側に
膨出する2箇所の当て面111,111が形成さ
れている。この2箇所の当て面111,111
は、上記4個の鋼球のうち、選択された2個、す
なわち、12a,12aまたは12b,12bの
みをバツクアツプすることができる。なお、本例
では、この回転操作体11自体、その外面に45度
毎に設けられた係合部112と、これに係合しう
るようにレバー軸2に対して相対回転不能に設け
られた規制部材13の突起131とにより、45度
の回転毎に節度感をもつて係止されるようになつ
ている。 なお、図中符号14は、クリツクプレート9と
レバー軸カラーの外向フランジ82との間に介装
されて上記クリツクプレート9を常時外方に弾性
押圧する皿バネ、符号15は、レバー軸2ないし
レバー軸カラー8上に順次套嵌される上記の各部
材を最終的に押える押え部材、符号16は、レバ
ー軸2のねじ穴23にねじ込まれ、上記押え部材
15をレバー軸内方に押えつけるボルトである。 上記回転操作体11を回転させて、その当て面
111,111が4個の鋼球のうちの符号12
a,12aで示す2個の鋼球をバツクアツプする
ように位置させると、第6図に示すように、この
2個の鋼球12a,12aのレバー軸方向外方の
退避動が上記当て面111,111によつて阻止
されるから、この2個の鋼球12a,12aのみ
がクリツクプレート9の領域A,A′に対して弾
性的に接触することになる。そしてこの2個の鋼
球12a,12aはレバー軸2に対して基本的に
相対回転不可能な保持部材10に保持され、かつ
クリツクプレート9はレバー3と共回りするか
ら、レバー3を回動させると、上記鋼球12a,
12aがクリツクプレート9の領域A,A′の各
係合凹部91a,91b…91fに順次係脱を繰
り返し、所定角度毎に、すなわち6段階の回動角
度位置で節度感をもつて係止される。 一方、上記回転操作体11を上記の位置からい
ずれかに90度回転させると、上記2個の鋼球12
a,12aのバツクアツプが解除され、当て面1
11,111は、その余の2個の鋼球12b,1
2bをバツクアツプする。したがつてこのとき、
これらの2個の鋼球12b,12bのみがクリツ
クプレート9の領域B,B′に対して弾性的に接
触することになる。そしてレバー3を回動させる
と、上記鋼球12b,12bがクリツクプレート
9の領域B,B′の各係合凹部92a,92b…
92gに順次係脱を繰り返し、所定角度毎に、す
なわち、7段階の回動角度位置で節度感をもつて
係止される。 さらに、上記回転操作体11を、その当て面が
いずれかの鋼球12a,12a,12b,12b
をバツクアツプする上記の位置から45度回転させ
ると、第7図に示すようにその当て面111,1
11がいずれの鋼球をもバツクアツプしない状態
となる。この状態では、すべての鋼球12a,1
2a,12b,12bは保持部102で遊動可能
状態となり、したがつてクリツク機能は解除され
る。このとき、レバーは、あらゆる回動角度で摩
擦力をもつて保持される。たとえば、レバー本体
3と変速機をつなぐ操作ケーブルWが伸びるなど
して、上記のようにレバーを段階的に係止しても
掛け換え枠が所定のスプロケツトに対してハブ軸
方向にずれる状態となつたときには、このように
してクリツク機構を解除すると、従来一般のレバ
ー装置と同様に変速操作を行なうことができる。 第10図ないし第12図は、本発明の第二の実
施例を示す。 この実施例では、第一の実施例におけるラチエ
ツト機構5を省略し、かつ回転操作体11の構成
を変更している。 すなわち、上記回転操作体11として、当て面
111としての耳状突起と、内孔に回り止め内向
突起112が設けられたリング状板部材を形成
し、このリング状板部材11を、押え部材15の
内軸外周のスプライン溝151(第12図)に上
記内向突起112が係合するように嵌めこむよう
にしている。上記スプライン溝151は、45度お
きに形成されており、したがつて上記内向突起1
12を係合するスプライン溝151を選択するこ
とにより、その回当て面111の位置をレバー軸
2回りの45度毎に設定できる。また、上記押え部
材15を、ボルト16を弛めることによつて回転
できるようにすることもできる。 本例においても、上記回転操作体11のレバー
軸回りの回転位置を変更して、その当て面111
がどの鋼球をバツクアツプするかを選択すること
により、第一の実施例と同様、2種のクリツクパ
ターンを選択できる。 以上説明したように、本発明の自転車用変速操
作レバー装置によれば、回転操作体のレバー軸回
りの回転位置を変更するという簡単な操作によ
り、複数のクリツクパターンを選択でき、たとえ
ば、フリーホイールの段数を変更する場合、ある
いは、特性の異なる変速機に即座に対応してクリ
ツク機能をもつて変速操作しうるようにすること
などが可能となる。 もちろん、この発明の範囲は、上述した実施例
に限定されない。たとえば、第二の実施例で触れ
たように、ラチエツト機構を組み込むかどうかは
選択事項である。 また、実施例では、クリツクプレート9の直径
方向に対向する部位に同様の係合凹部パターンを
もつ領域を配置し、これらの係合凹部に対向する
2個の鋼球が同時係合し、都合2種のクリツクパ
ターンを選択できるようにしているが、ほぼ90度
ごとに分割される4つの領域に、それぞれ違つた
パターンの係合凹部群を形成し、4種のクリツク
パターンを選択できるようにすることもできる。
この場合、4つの領域に対応する4個の係合体の
うち、いずれか1個の係合体をバツクアツプでき
るように、回転操作体の当て面を構成することが
必要である。 また、上述の例では、レバーの回動角度をほぼ
90度に限定する必要があるが、クリツクプレート
9の領域を120度ごとの3つの領域に分割し、そ
のそれぞれに異なつたパターンの係合凹部群を形
成すれば、操作レバーの回動角度範囲を120度に
拡張しつつも、3種のクイツクパターンが選択で
きるようになる。 さらに、クリツクプレートの裏面にも各領域を
設定して、ここに互いに異なるクリツクパターン
の係合凹部を形成すると、クリツクプレートを裏
がえしにすることを前提として、さらに多様なク
リツクパターンを設定できる。 さらに、実施例では、係合体として、鋼球を選
択しているが、ローラのようなものであつてもよ
い。 さらに、実施例では、クリツクプレート9、係
合体保持部材10ないし回転操作体11をほぼ円
板状とし、組付けたときそれらがレバー軸方向に
重なるように構成しているが、各部材を略筒状に
形成し、これらが互いにレバー軸の半径方向に重
なるように構成することもできる。 さらに、レバー本体とクリツクプレートとを若
干周方向に相対移動可能としたり、あるいは係合
体を係合体保持に対して若干周方向に相対移動可
能とすることにより、あるいはラチエツト機構に
おけるラチエツト爪とこれを収容する空間との間
に若干のあそびを設けることにより、いわゆるオ
ーバシフト操作を可能とすることもできる。
第1図ないし第9図は本発明の第一の実施例を
示し、第1図はその全体外観斜視図、第2図はレ
バー本体を第1図に示す状態からほぼ90度回動さ
せた状態における、第1図の−線断面に相当
する拡大断面図、第3図はその構成部品を軸方向
に分解して示す斜視図、第4図は第2図の−
線断面図、第5図はクリツクプレートの外側面
図、第6図は回転操作体の当て面が係合体をバツ
クアツプした状態での詳細断面図、第7図は回転
操作体の当て面が係合体をバツクアツプしない状
態での詳細断面図、第8図は回転操作体の内側面
図、第9図は第8図の−線拡大断面図であ
る。第10図ないし第12図は本発明の第二の実
施例を示し、第10図は拡大断面図、第11図は
その構成部品を軸方向に分解して示す斜視図、第
12図は回転操作体と押え部材との組みつけ関係
を示す内側面図である。 2……レバー軸、3……レバー本体、31……
操作ケーブル巻取り溝、33……筒状基部、34
……アーム部、4……中心孔、9……クリツクプ
レート、91a〜91f,92a〜92g……係
合凹部群、10……係合体保持部材、11……回
転操作体、111……当て面、12a,12b…
…係合体、A,B……領域、W……操作ケーブ
ル。
示し、第1図はその全体外観斜視図、第2図はレ
バー本体を第1図に示す状態からほぼ90度回動さ
せた状態における、第1図の−線断面に相当
する拡大断面図、第3図はその構成部品を軸方向
に分解して示す斜視図、第4図は第2図の−
線断面図、第5図はクリツクプレートの外側面
図、第6図は回転操作体の当て面が係合体をバツ
クアツプした状態での詳細断面図、第7図は回転
操作体の当て面が係合体をバツクアツプしない状
態での詳細断面図、第8図は回転操作体の内側面
図、第9図は第8図の−線拡大断面図であ
る。第10図ないし第12図は本発明の第二の実
施例を示し、第10図は拡大断面図、第11図は
その構成部品を軸方向に分解して示す斜視図、第
12図は回転操作体と押え部材との組みつけ関係
を示す内側面図である。 2……レバー軸、3……レバー本体、31……
操作ケーブル巻取り溝、33……筒状基部、34
……アーム部、4……中心孔、9……クリツクプ
レート、91a〜91f,92a〜92g……係
合凹部群、10……係合体保持部材、11……回
転操作体、111……当て面、12a,12b…
…係合体、A,B……領域、W……操作ケーブ
ル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外周部に操作ケーブル止着部および操作ケー
ブル巻取り溝をもつ筒状基部と、この筒状基部か
らその半径方向に延びるアーム部とを備えるレバ
ー本体を、上記筒状基部の中心孔をレバー軸に回
転可能に嵌め込むことにより支持してなる自転車
用変速操作レバー装置において、 (a) 一側面に複数設定された所定中心角の各領域
に、互いに異なるパターンの係合凹部群が形成
され、かつ、上記筒状基部と共回りするように
設けられたクリツププレートと、 (b) 上記クリツププレートの上記係合凹部群が形
成された面と対向する部位に、レバー軸に対し
て実質的に相対回転不可能に設けられた板状係
合体保持部材と、 (c) 上記係合体保持部材における、上記各領域と
対応するように同一円周上において周方向に離
れた位置に遊装保持され、かつこの係合体保持
部材の厚みより実質的に大きい外径をもつ複数
個の係合体と、 (d) 上記係合体保持部材の上記クリツププレート
と反対側において、レバー軸回りに回転操作可
能に設けられ、かつ、回転位置を選択すること
により、上記各領域と対応する係合部材のう
ち、所望の領域と対応する係合部材を選択的に
バツクアツプしてこの係合部材を上記レバー軸
方向に固定状としうる回転操作体と、 を備えることを特徴とする、自転車用変速操作レ
バー装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61031717A JPS62191293A (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 自転車用変速操作レバ−装置 |
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