JPS60209377A - 変速操作装置 - Google Patents

変速操作装置

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JPS60209377A
JPS60209377A JP6716384A JP6716384A JPS60209377A JP S60209377 A JPS60209377 A JP S60209377A JP 6716384 A JP6716384 A JP 6716384A JP 6716384 A JP6716384 A JP 6716384A JP S60209377 A JPS60209377 A JP S60209377A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技 術 分 野) 本発明1」、主として自転車に使用する変速操作装置、
詳しくは、固定部材にレバー軸を介して操作レバーを回
動可能に支持し、前記レバーの操作で変速機を作動させ
るごとくした変速操作装置に関する。
(従 米 技 術) 一般に、此種変速操作装置は、操作レバーの回fiIノ
操作で、変速機を所定の変速段位に切換える場合、操作
レバーを、前記変速段位に対応した適正位置に回動操作
する必要があるが、前記操作し□バーに変速機の復帰ば
ねに打勝つ抵抗を与えるようにしたフリクション機構を
設けた変速操作装置においては、前記操作レバーを前記
した適正位置に操作することが難しく、一般にはオーバ
ーシフトを行雇い、チェノが希望するスプロケットに噛
合ったことを、ペダリングを行なう足の感触で感知し、
その後オーバーシフト相当分だけ前記レバーを戻す操作
を行なっているのである。
所が、この操作は熟練を要するのみならず、シフト操作
に多くの神経を使う必要があると共に前記レバーの操作
時間、即ち、前記レバーの操作開始から、オーバーシフ
ト分を戻してOff記レバーから手を離ず°までの時間
が長くなり、換言すると自転車の駆動及び操縦に集中で
きない時間が長くなり、特にロードレース等において、
そのだめの時間ロスが生ずる問題があった。
しかして以」二の問題に対しては、変速操作装置に、前
記変速機の各変速段位に相当する保合部をもつ位1a決
め部材と、前記保合部に切換係合する係合体とから戚2
る前記レバーの位置決め機構を設けて、操作レバーを、
変速段位に対応した適正位置に、常に正しく回動作でき
るようにしたものが提案されている。
このように位置決め機構を変速操作装置に組込んだ場合
、前記レバーの操作は、前記係合体を保合部の一つに切
換えるだけの操作で変速機により前記チェノを希望する
スプロケットに適確に掛換えることができ、前記操作レ
バーの操作時間を短縮できる利点があり、シフト操作に
神経を使う必要がなく、それだけ駆動及び操縦に神経を
集中できるのである。
所が、位置決め機構を組込む場合、多段スプロケット装
置の両組構成及びスプロケット間の間隔が同じものであ
れば問題はないのであるが、前記スプロケット間の間隔
が異なるスプロケット装置に対しては、もともと使用で
きないし、また前記両組構成が異なるスズロケット装置
に対しては、変速操作装置と変速機とを連結する操作ワ
イヤの長さを調整し、前記位置決め機構で設定する位置
と、変速機における変速段位との位置合わせが必要とな
るし、また、前記操作ワイヤが伸びた場合でも、前記同
様位置合わせが必要となるのである0 所で、以上の位置合わせは、特にロードレースに使用す
るレース用自転車においては、レース中に車輪を交換す
る必要があシ、これら車輪に設ける多段スプロケット装
置が変わるような場合、スプロケット間の間隔が同じも
のであっても、前記したごとく多段スプロケット装置の
各スプロケットに対する変速機の位置が合わなくなり、
これらの位置合わせに長時間かかるため、レース用自転
車には適用できない問題があった。
(発[91の1−1的) 本発明の目的は、操作レノ”4対1−、フリクション機
構と位置決め機構とを設けると共に、この位置決め機構
の位1w決め部材と係合体とを保合及び非保合位置に選
択的に変位させる操作機構とを設けて、前記フリクショ
ン機構と位置決め機構とを、必要に応じで選択すること
ができる変速操作装置を提供する点にある。
(発明の構成) 本発明の構成は、固定部材にレバー軸を介して操作レバ
ーを回動可能に支持し、lfl記レバーの操作で変速機
を作動させるごとくした変速操作装置であって、前記レ
バーに、前記変速機の復帰ばねに対抗する回動抵抗を与
え、かつ、この回動抵抗を調節可能としたフリクション
機構と、前記変速機の変速段位に相当する複数の係合部
をもつ位置決め部材と、前記保合部の少なくとも一つに
係合する係合体とから成る前記レバーの位置決め機構と
、該位置決め機構の01f記位置決め部材と保合体との
一方を他方に対し変位させ、前記位置決め部材と係合体
との保合位置と非保合位置とを選択する操作機構とを設
けて、位置決め機構を優先的に使用できながら、この位
置決め機構が機能しない場合、つまり位置合わせが必要
な場合には、フリクション機構を用いて変速操作が行な
えるようにしたのである。
(実 施 例) 以下本発明装置の実施例を図面に基づいて説明する。
図示した変速操作装置は、自転車用フレームCF)(7
)例えばトップチューブに固定する固定部材(1)に、
レバー軸(2)を介して操作レバー(8)を回動可能に
支持し、前記操作レバー(8)の操作で、操作ワイヤー
(W)を介してリヤ変速vA(図示せず)を作動させる
ようにしたものである。
しかして、本発明変速操作装置の基本構造は、前記操作
レバー(8)に、前記リヤ変速機の復帰ばねに対抗する
回動抵抗を与え、かつこの回動抵抗を調節i■能とした
フリクション機構(4)と、前記リヤ変速機の変速段位
に相当する複数の保合部(51)・・・をもつ位置決め
部材(5)と、前記保合部(51)・・・の少なくとも
一つに係合する係合体(6)とから成る前記操作レバー
(8)の位置決め機構(7)と、該位置決め機構(7)
の前記位置決め部材(5)と係合体(6)との一方を他
方に対し変位させ、1i11記位置決め部材(5)と保
合体(6)との保合位置と非保合位置とを選択する操作
機構(8)とを設けたものである。
第1及び第2図に示した実施例において、前記固定部材
(1)は、その中心部に取付孔(la)を設けると共に
、側面には、中心にねじ孔(2a)をもつ筒状の前記レ
バー軸(2)を前記取付孔(la)の軸線と直交する方
向に突設している。そして前記取付孔(la)に押通す
る取付ねじ(B)と、自転車用フレームに溶接により直
付けするねじ筒(lO)とから成る固定手段にょシ前記
固定部材(1)を固定したものである。尚、前記固定部
材(1)は、締付バンドなどの固定手段を用いて固定し
てもよい。
又、前記レバー軸(2)の外周面には、円形軸部(2b
)と非円形軸部(2c)とを設けて、前記円形軸部(2
b)に、前記操作レバー(8)を回転自由に支持し、又
前記非円形軸部(2c)に、筒状部(91)の−側にフ
ランジ状の蓋部(92)をもったキャップ(9)を回転
不能に支持している。
尚、前記レバー軸(2)は、固定部材(1)と別に形成
して、固定部材(−1)に対し回転不能に取付けてもよ
い。
又、前記操作レバー(8)は、そのボス部の中心に設け
る軸孔(31)部分を前記円形軸部(2b)に回動自由
に嵌合すると共に、前記軸孔(81)の一端から、半径
方向外方に拡がる受面(82)及び段部(88)を介し
て内腔部(84)を設けており、この内腔部(84)と
、この内腔部(84)に挿嵌する前記キャップ(9)の
筒状部(9I)との間に前記位置決め機構(7)を組込
み、また前記キャップ(9)の筒状部(91)の端間と
前記受面(82)との間に前記フリクション機構(4)
を設けるように成すのである。
即ち、l1tI記フリクション機構(4)は、前記操作
レバー(8)における内腔部(84)内の受面(82)
に見合う大きさの摩擦部(41a)をもち、前記レバー
軸(2)の非円形軸部(2c)に回転不能で、かつ軸方
向移動可能に嵌挿する摩擦板(41)を形成して、該摩
擦板(41)を1「1記非円形軸部(2c)に嵌挿する
一方、前記キャップ(9)の外側端面に押込圧を加える
頭部(42a)と前記レバー軸(2)のねじ孔(2a)
に進退自由に螺合するねじ部(42b )とをもった調
節ポル1−(42)をバネ座金(4B)を介して前記ネ
じ孔(2a )に螺合して、この調節ボルト(42)の
回動操作で、前記キャップ(9)を介して前記摩擦板(
41)を前記操作レバー(8)の受面(82)に圧接さ
せる押圧力を変えて、前記操作レバー(8)に、前記固
定部材(1)に対し、ひいては071記操作ワイヤー(
W)を介して、前記変速機の復帰ばねに対抗する回動抵
抗を与え、かつこの抵抗を調節できるように成したので
ある。
つぎに、前記位置決め機構(7)は、前記位置決め部材
(5)及び球状の前記係合体(6)と、該保合体(6)
を保持し、がっ、前記位置決め部材(5)の保合部(5
1)に付勢する保持部材(71)とから構成したもので
、前記位置決め部材(5)は、筒状に形成して、前記操
作レバー(8)の内腔部〔84〕内の段部(88)に載
置して相対回転不能に取付けるのであり、この部材(5
)の内周面における上側の対向個所に、それぞれ前記変
速機の変速段位に相当する礼状の前記保合部(51)・
・・を形成し、かっこの部材(5)の内周面における下
側に、前記係合体(6)に対する非保合部(52)を形
成すると共に、前記保合部(51)・・・と非保合部C
52)との間に、前記係合体(6)を乗り越え可能に保
持する内向き凸状の保持壁(5B)を形成するのである
ままた、前記係合体(6)の保持部材(71)は、弾性
板を円弧状とし前記キャップ(9)の筒状部(91)周
りを軸方向に移動可能に形成して、円弧方向の申開部位
両側に、1対の前記係合体(6)、(6)を保持して常
時半径方向外方に付勢する保持部(71a)、(71a
)を形成すると共に、円弧方向の申開部位に、前記キャ
ップ(9)の蓋部(92)に対し、操作レバー(8)の
軸心方向に進退自由で、かつ相対回転不能に係合する保
合片(71b)を形成するのであり、これに伴って、前
記蓋部(92)には、前記保合片(71b)の保合孔(
92a)を形成する。そして、前記保持部材(71)は
、前記キャップ(9)の筒状部(91)と位置決め部材
(5)との間に介装し、かつ保合片(71b)をこの保
合孔(92a)に係合させて、前記保持部(71a)、
(71a)に係合体(6)、(6)を係合した状態で、
該保合体(6)、(6)が、前記位置決め部材(5)に
おける−L側の各保合部(51)・・・に対する保合位
置と、下側の非保合部(52)に刻する非保合位置とに
亘って、操作レバーCB)の軸芯方向に変位可能に成す
のである。
つぎに、前記位置決め機構(7)における位置決め部材
(5)と係合体(6)との保合位置と非保合位置とを選
択する前記操作機構(8)は、第1及び第2図のごとく
前記保持部材(71)と位置決め部材(5)との間に回
転自由に挿入する筒体(81)と、該筒体(81)の−
側に設けて前記キャップ(9)の蓋部(92)と操作レ
バー(8)のホモ部対向面との間に回転自由で、かつ軸
方向移動不能に介装するフランジ部(82)と、該フラ
ンジ部(82)の−側に取付ける操作部(83)とから
構成したもので、前記筒体1(,81)に、前記操作部
(83)の回転操作により、前記係合体(6)を前記位
置決め部材(5)に対する保合位置と非保合位置とに切
換変位させる切換孔(84)を、周方向に沿い、かつ軸
芯方向に傾斜するごとく設けるのである。
しかして、以上の構成において、前記フリクション機構
(4)及び位置決め機構(7)は、それぞれ各別の操作
で互いに独立的に作動状態と不作動状態とに切換えてき
るのである。即ち、フリクション機構(4)は、調節ポ
ル)(42)の回転操作により、0「1記変速機の復帰
ばねに対抗する回転抵抗を調節可能に与える作動状組と
、回転抵抗を零とする不作動状態とに切換えできるので
あり、また前記操作レバー(8)の位16決め機構(7
)は、前記操作機構(8)の操作部(88)の回転操作
により、前記係合体(6)を前記化1a決め部材(5)
に対する保合位置と非保合位置とに変位させて、前記操
作レバー(8)を、前記リヤ変速機を多段スプロケット
の各変速段位に対応する変速操作装置に位置決め作動す
る状態と、位置決め不作動する状態とに切換えできるの
である。
斯くして、前記フリクション機構(4)のみ作動状態と
した場^・には、操作レバー(8)を、変速段位に相当
する回動位置を越えるごとくオーバーシフト気味に操作
した後において、この回動位置に戻し操作することによ
り、前記変速機の切換作動を行なえるのである。
また、前記操作1ツバ−(8)の位置決め機構(7)の
み作動状鵬とした場合には、操作し、<−(8)をオー
バーシフトした後、戻し操作する無駄な操作を行なうこ
となく、常に変速機を正確に所望の変速操作位置に操作
でき、熟練者でなくとも、また、シフト操作に神経を使
うことなく、簡 ′単かつ迅速に変速操作を完了できる
のである1つしかして、以上の構成において、例えば、
レース用自転車に適用する場合、前記位置決め機構(7
)を優先させ、該位置決め機構(7)を用いて簡単かつ
迅速に変速操作を行なうことができると共に、レース途
中で車輌を交換した場合、この車輪に装着する多段スプ
ロケット装置の両組構成などが変わり、前記位置決め機
構(7)及びリヤ変速機における各変速段の変速位置が
合わなくなれば、これらの位置合わせを行なわなくとも
、前記操作機構(8)を操作するだけで、前記位置決め
機構(7)を不作動状態として、前記調節ポル)(42
)の調節操作を行なうことなく、前記フリクション機構
(4)を用いることができるのであり、従って、面倒な
前記位置合わせを行なうことなく、そのままレースを続
けられることになるのである。
尚、曲、−ジした用い方において、前記フリクション機
構(4)を、前記調節ボルト(42)の操作で、作動状
態としたり不作動状餓とするように説明したが、前記フ
リクション機構(7)は、前記位置決め機構(7)を作
動状態に1−でいる場合でも作動状態にすることもでき
る。
所くする場合にt」°、前記位置決め機構(7)の動作
をより確実に打力えることになるL/、また、位置決め
機構(7)を不作動状部に切換えた場合でも、前記調節
ボルト(42’)を操作して前記フリクション機構(4
)を作U+状彰にする必要が−す<、特にロードレース
での車輪交換時に前記位置決め機構(7)を不作vj状
腓にQJ換える場合、前記調節ボルト(42)によるフ
リクション調節作業を不要にできるのである。
次に、第8及び第4図に示しft実施例について説明す
る。この実施例のものと前記した第1及び第2図に示し
たものとの相違点は、前記操作機構(8)を、前記キャ
ップ(9)に設けて、前記調節ポル) 、(42)の操
作だけで、前記フリクション機構(4)と位置決め機構
(7)とを択一的に選択できるように成した点である。
尚、第1乃至第2図のものと基本的に同一の部品につい
ては同一符号を用いた。
即ち、前記位置決め機構(7)は、前記操作レバー(8
)の内腔部(84)に嵌入して相対回転不能に取付ける
前記位置決め部材(5)と、球状の前記係止体(6)の
保持部材(72)とにより構成し、この保持部材(72
)は、円弧状とし拡径状に付勢作動するように形成した
ばね筒(78)に、外向き保持孔(74a)をもった保
持体(74)を取付け、かつこの保持孔(74a)に前
記係止体(6)を保持させて、この係止体(6)t1前
記ばね筒(73)の拡径及び縮径方向の撓みにより、前
記位置決め部材(5)に対する保合位置と非保合位置と
に亘り半径方向に変位できるように成したのである。
そして、前記操作機構(8)は、前記キャップ(9)の
蓋部(92)に、前記ばね筒(78)の対向端部の外周
縁に対1〜、ギャップ(9)の進入操作によりOa記ば
ね筒(78)を縮径させるカム面(85)を設けて、第
8図のごとく前記キャップ(9)を退出位置と1.た前
記フリクション機構(4)の不作動時においては、カム
面(85)を不作動位置に位置させて前記位置決め機構
(7)を作動状態、即ち、球状の係合体(6)と礼状の
保合部(51)とが係合した状態にすべく成し、かつ、
前記キャップ(9)を進出させた011記フリクション
機構(4)の作動時においては、このカム面(85)を
作動位w迄移wノ濾せ、ばね筒(78)を縮径作動させ
て前記位置決め機構(7)を不作動状腓、即ち係合体(
6)と保合部(51)とが離脱した快勝にすべく成すの
である。
従って、この実施例によれば、前記調節ポル)(42)
を操作するだけで、前記フリクション機構(4)及び位
置決め機構(7)を択一的に簡単かつ迅速に選択できる
のである。
次に、第5乃至第7図に示した実施例について説明する
。この実施例のものと前記した第8及び第4図に示した
ものとの相違点は、前記位置決め機構(7)の位置決め
部材(5)及び係合体(6〕として、ラチェット及び該
ラチェット係脱自由に係合する突起を用いるごとくした
点である〇尚、第8乃至第4図のものと基本的に同一の
部品については同一符号を用いた。
即ち、前記位置決め機構(7)の位置決め部材(5)は
、非円形孔をもった筒状に形成して、前記レバー軸(2
)の非円形軸部(2C)に軸方向移動自由で、回転不能
に支持すると共に、上側部位に外向きフランジ(54)
を設けて、該フランジ(54)の下面に複数の前記保合
部(51)・・・をラチェット状に形成し、かつ下側部
位に前記フランジ(51)の下方に対向するごとく止め
輪(55)を支持するのである。
また、前記位置決め機構(7)の係止体(6)は、前記
位置決め部材(5)周りの前記フランジ(54)と止め
輪(55)との間に回動及び軸方向移動自由に配置する
筒体(61)と、該筒体(61)の周りに配設して、前
記操作レバー(8)の内腔部局壁に対し軸方向移動自由
にスプライン嵌合する複数の案内体(62〕・・・とを
備え、前記筒体(61)の上面に前記保合部(51)・
・・に係脱自由に係止する上向き状の突起(68)を形
成するのである。
そして、前記位置決め機構(7)は、前記位置決め部材
(5)に、前記係止体(6)を前記保合部(51)に係
止するごとく挿嵌し、かつこの係止体(6)を係止方向
にf=を勢するスプリング(S)を挿嵌した後、該スプ
リング(S)の後部に前記止め輪(55)を当てがって
取付けることによシ、全体にユニット状に組立てすべく
成したのであり、斯く組立てた位置決め機構(7)は、
前記位置決め部材(5)を前記レバー軸(2)の非円形
軸部(2C)に嵌押して、前記止め輪(55)を、前記
操作レバー(3)における内腔部(84)の受面(32
)に載置すると共に、前記係止体(6)の案内体(62
)・・・を内腔部(84)の周壁にスプライン嵌合させ
るのである。
また一方、前記操作機構(8〕は、前記キャップ(9)
の筒状部(91)外周を非円形にして、前記位置決め部
材(5)の非円形孔に回転不能に挿入すると共に、前記
位置決め部材(5)の上端面に座金(A)を載置して、
前記調節ボルト(42)の回転操作で、前記キャップ(
9)を進入作動させて前記座金(A)を押圧することに
より、座金(A)で前記係止体(6)の各案内体(62
)・・・を抑圧して、前記係止体(6)を前記位置決め
部材(5)の係止部(51)・・・に対する非係止位置
まで移動させ、かつ前記キャップ(9)を退出作動させ
ることにより、前記スプリング(S)の押圧力で、前記
係上体(6)を前記係止部(51)・・・に対する非係
止位置に復帰すべく成すの 1である。
そして、前記操作機構(8)における前記調節ポル)(
42)とキャップ(9)との関係については第7図のご
とく構成するのである。
即ち、前記調節ポル)(42)の頭部裏面における外周
縁の相対向する部位に、1対の円弧状凹部(p)、(p
)を、長さ方向両側に連続する傾斜面(r)を介して形
成すると共に、前記キャップ(9)の表面における前記
凹部(p)、(p)に対応する部位に、該凹部(p)、
(p)に嵌入する1対の円弧状凸部(q)、(q)を、
長さ方向両側に連続する傾斜面(s)を介して形成して
、前記調節ボルト(42)を進入方向に回転操作するこ
とにより、その頭部を前記キャップ(9)に接近作動さ
せて、前記凹部(p)、(p)に前記凸部(q)、(q
)を嵌入させるのであり、この状態における前記調節ボ
ルト(42)の回転操作位置を前記位置決め機構(7)
の作動位置とするのであり、この位置では、0n記凹部
(p)と凸部(q)とが嵌合しているので、調節ボルト
(42)の抜止めを防止できる。
この場合、前記調節ボルト(42)を操作する手におい
て、前記四部(p)、(p)と凸部(q)、(q)とが
嵌合作動したことを触感で判別できるのである。
そして、前記調節ボルト(42)を進入方向にさらに回
転操作すると、前記凹部(p)に嵌入した前記キャップ
(9)の凸部(q)がとの凹部(p)から離脱して、次
々に回動して来る凹部(p)に対し嵌入、離脱する動作
を繰返して前記キャップ(9)を押込むのであり、これ
により、前記位置決め機構(7)が不作動状態になると
共に、前記フリクション機構(4)が作動状急に切換え
られるのである。
また、前記フリクション機構(4)は、前記レバー軸(
2)に対し、底板(46)を介して載置し、01f記調
節ポル1−(42)の回転操作で、前記キャップ(9)
を進入作動させて、前記位置決め機構(7)を不作動状
態にしたとき、前記キャップ(9)による押圧力で、第
6図に示したごとく前記底板(46)と操作レバー(8
)との間、及び前記係止体(6)と座金(A)との間、
及び前記キャップ(9)と前記操作レバー(3)との対
向外周部間で、前記押圧力に見合うフリクションを生じ
させるように成すのである。
従って、この実施例によっても、前記調節ボルト(42
)を操作するだけで、前記フリクショ ・ン機構(4)
及び位置決め機構(7)を択一的に簡単かつ迅速に選択
できるのである。
所で、前記位置決め機構(7)の位置決め部材(5)に
設けたラチェット状の保合部(51)・・・は、操作レ
バー(3)を変速機のリターンばねの押圧力に対抗する
方向に回転操作するときの傾斜角度を、反対方向に回転
操作するときの傾斜角度にくらべて、保合体(6)の離
脱抵抗が小さくなるごとく緩やかに形成するのが好1し
く、斯くすることにより、両方向の操作力の大きさを均
すことができる。
次に、nt+記位置決め機構(7)と操作機構(8)は
、前記した8つの実施例のごとく構成する外、第8乃至
第1O図の各実施例のごとく構成することもできる。
即ち、第8図において、6fl記位1u決め機構(5)
は、前記操作レバー(8)の内腔部(84)内において
、その底部に、周方向に保合部(51)・・・を配設し
た円板状の前記位置決め部材(5)を載置すると共に、
その」二位に、ばね板(75)に保合体(6)の保持体
(76)を取付けた前記保持部材(77)を配置して、
該保持部材(77)のばね板(75)の両側を前記内腔
部(84)の開口縁に相対回転不能に係止する。そして
、前記操作機構(8)は、前記位置決め部材(5)にお
ける前記係止体(6)の内周側に、前記ばね板(75)
方向に突出する突起(56)を設けると共に、前記調節
ボルト(42)の進入操作により6) 非回転状態で進入を動する抑圧体(86)を設けて、該
抑圧体(86)で前記ばね板(75)の中間部を押圧し
て、前記調節ポル)(42)を、第5図のごとく非進入
位置に位置させたとき、前記係合体(6)を前記位置決
め部材(5)に対する保合位置に位置させ、かつ前記調
節ボルト(42)を進入させることにより前記はね板(
75)は、中間部が押込まれ、その周部が前記突起(5
6)に当接して、前記係合体(6)を前記位置決め部材
(5)の保合部(51)から離脱作動させて、非保合位
置に位置させるようにしたものである。そして、この第
7図に示したものは、前記位置決め部材(5)とOrJ
記内腔内腔部4)の底部との間に摩擦部材(44)を設
けて、@記調節ボルト(42)の進入操作で、ばね板(
75)及び突起(56)を介して前記位置決め部材(5
)によりこの摩擦部材(44)を加圧してフリクション
を発生させるフリクション機構(4)を設けて、前記調
節ポル)(42)の非進入及び進入位置への操作により
、前記位置決め機構(7)とフリクション機構(4)ど
を択一的に選択できるように成したのである。
また、第9図に示したものでは、位置決め機構(7)は
、操作レバー(3)の内腔部(34)に嵌入する筒状の
位I■決め部材(5)と、該部材(5)の内周側に配置
して係合体(6)を半径方向外方に付勢するげね筒(7
8)と、係合体(6)の保持部材(94)とから成り、
該保持部材(94)は、前記操作機構(8)を兼ねる1
もので、調節ポル)(42)の進入操作で、非回転状態
で進入作動する押圧体(95)に設けて、該抑圧体(9
5)の非進入及び進入作動により、前記保合体(6)を
、同方向に変位作動させ、前記位置決め部材(5)に対
する保合位置と非保合位置とを選択できるようにしたも
のである。そして、この第8図に示したものは、前記内
腔部(84)の底部において、固定部材(図示せず)に
対し回転不能に摩擦板(45)を設け、前記押圧体(9
5)の進入作動で前記操作レバー(3)に対しフリクシ
ョンを発生させるフリクション機構(4)を設けて、前
記調節ボルト(42)の操作により、前記位置決め機構
(7)とフリクション機構(4)とを択一的に選択でき
るように成したのである。
また、第10図においては、位置決め機構(7)は、礼
状の保合部(51)・・・をもった位置決め部材(5)
と係合体(6)と該保合体(6)を保持して前記保合部
(51)に対し付勢する保持部材(78)とにより形成
すると共に、操作機構(8)は、調節ボルト(図示せず
)の進入操作で、前記位置決め部材(5)の係合体側に
沿って進入作動する作動体(88)を設けて、この作動
体(88)の進入により、前記保合部(51)に対し保
合位置にある係合体(6)を、保持部材(78)の付勢
力に抗して離開させ、この作動体(88)で前記保合部
(51)の開口を蓋状に閉じて、非保合位置に位置させ
るように成したのである尚、前記位置決め部材(5)と
保合体(6)との係合及び非係合位IHを選択する操作
機構(8)については、以上説明したものに限定される
ものでなく、両者の一方を他力に対し変位させ、両者の
保合及び非保合位置を選択させ得る各種の機構を選定で
きる。
また、以」二の説明では、リヤ変速機に対するものにつ
いて説す1したが、フロンI−変速機に対するものにも
適用し得ることは云う迄もない。
(発り1の効果) 以上のごとく末完明け、操作レバーに対し、フリクショ
ン機構と位置決め機構とを設けると共に、この位置決め
機構の位置決め部材と係合体とを保合及び非保合位置に
選択的に変位させる操作機構とを設けだので、nfI記
フリクション機構と位置決め機構とを必要に応じて選択
することが可能となり、ひいては位置決め機構を優先的
に用いることができ、この位置決め機構により、操作レ
バーの操作による変速を簡単にかつ、迅速に行なえなが
ら、操作ワイヤが伸びたり、或いは多段スズロケット装
置の両組構成などが変わって前記位置決め機構が、前記
ワイヤの長さを調節しないと機能しない場合には、フリ
クション機構を用いて変速操作が行なえるのであって、
特にロードレースに用いる自転車に適用する場合、前記
ワイヤの長さ調節のだめのロスタイムをなくし得るので
ある
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図6要部の断
面正面図、第2図は組立前の状態を示す説明図、第8図
は他の実施例の要部断面正面図、第4図は第8図のもの
の組立前の状態を示す説明図、第5図は他の実施例の要
部断面正面図、第6図は第5図のものの組立前の状態を
示す説明図、第7図は第5及び第6図におけるキャップ
と調節ボルトとの具体的関係を示す説り1図、第8乃至
第1O図は他の実施例を示す断面説明図である。 (1)・・・固定部材 (2)・・・レバー軸 (8)・・・操作レバー (4)・・・フリクション機構 (5)・・・位置決め部材 (51)・・・保合部 (6)・・・保合体 (7)・・・位置決め機構 (8)・・・操作機構 第8図 第9図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 固定部祠に17バー?I+を介して操作レバーを回動可
    能に支持し、前記l/バーの操作で変速機を作動させる
    ごとくした変速操作装置であって、前記レバーに、前記
    変速機の復帰ばねに対抗する回動抵抗を与え1.かつ回
    動抵抗を調節可能としたフリクション機構と、ifi記
    変速機の変速段位に相当する複数の保合部をもつ位16
    決め部材と、前記保合部の少なく吉も一つに保合する保
    合体とから成る前記レバーの位11〈l決め機構と、該
    位置決め機構の前記位置決め部材と係合体との一方を他
    方に苅17変位させ、前記位1a決め部伺と係合体との
    保合位置と非保合位置とを選択する操作機構とを備えて
    いることを特徴とする変速操作装置〜。
JP6716384A 1984-04-03 1984-04-03 変速操作装置 Granted JPS60209377A (ja)

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DE8484308002T DE3481505D1 (de) 1984-04-03 1984-11-19 Steuerungseinrichtung fuer eine fahrradgangschaltung.
EP84308002A EP0157983B1 (en) 1984-04-03 1984-11-19 Speed change operating device for a bicycle
US07/079,465 US4815330A (en) 1984-04-03 1987-07-30 Speed change operating device for a bicycle
US07/259,145 US4930368A (en) 1984-04-03 1988-10-18 Speed change operating device for a bicycle
US07/260,058 US4919004A (en) 1984-04-03 1988-10-20 Speed change operating device

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