JPH0228507Y2 - - Google Patents

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JPH0228507Y2
JPH0228507Y2 JP20388483U JP20388483U JPH0228507Y2 JP H0228507 Y2 JPH0228507 Y2 JP H0228507Y2 JP 20388483 U JP20388483 U JP 20388483U JP 20388483 U JP20388483 U JP 20388483U JP H0228507 Y2 JPH0228507 Y2 JP H0228507Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
lens cover
lens
opening
closing lever
guide
Prior art date
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JP20388483U
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JPS60107928U (ja
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  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、カメラの可動式レンズカバー装置に
関するものである。
(従来技術) 比較的コンパクトなカメラには、撮影レンズの
前方を開閉する可動式レンズカバーを有し、携帯
時にはレンズカバーによりレンズの前方を閉鎖し
てレンズを保護するようにしたものがある。そし
て、可動式レンズカバー装置を有するカメラには
レンズカバーが円弧を描きながら移動するように
したものがある。
一方、可動式レンズカバー装置を有するカメラ
では、レンズカバーに連結された開閉レバーを回
動させることによりレンズカバーを移動させて撮
影レンズの前方を開閉するようになつている。従
つて、上記の如くレンズカバーが円弧を描きなが
ら移動するようにしたカメラの可動式レンズカバ
ー装置においては、レンズカバーの円弧状の動き
を許容するために、開閉レバーが3次元的に動く
必要がある。そのため、従来は、開閉レバーとし
てばね材を用い、その弾性を利用してレンズカバ
ーの円弧状の動きを許容するようになつている。
しかし、このような従来の可動式レンズカバー装
置によれば、耐久性等の要求から、開閉レバーの
軸支部及び開閉レバーとレンズカバーとの中継部
を金属で作る必要があり、コストが高くなると共
に、金属部品であるため、かしめ部品等が必要に
なり、部品数が増えるという問題点がある。
(目的) 本考案の目的は、レンズカバーが円弧状に移動
するレンズカバー装置において、構造及び部品の
製作が簡単で、安価で組立性のよいカメラの可動
式レンズカバー装置を提供することにある。
(構成) 本考案のカメラの可動式レンズカバー装置は、
ガイドに沿い円弧を描きながら動いて撮影レンズ
の前方を開閉するレンズカバーと、このレンズカ
バーに連結され、回動させられることにより上記
レンズカバーをガイドに沿つて動かす開閉レバー
とを有してなるものにおいて、開閉レバーは、球
面に沿つて揺動可能に支持されていることを特徴
とするものである。
以下、図示の実施例を参照しながら本考案を説
明する。
第1図及び第2図において、符号1はバリアと
称するレンズカバー、2は開閉レバーであり、レ
ンズカバー1の下側縁部の内側に突設された突起
3に対して開閉レバー2の先端のフオーク部4が
嵌められている。開閉レバー2の基部には、第3
図にも示されているように、内周面11が球面に
形成されてなる軸支部5があり、この軸支部5に
はレバー2の長手方向の長孔9が形成されてい
る。
上記レンズカバー1は、第4図乃至第7図に示
されているようなレンズカバーガイドによつて保
持され、かつ、移動が案内されるようになつてい
る。第4図乃至第7図において、レンズカバーガ
イド13はカメラの撮影レンズの前方で開口する
レンズ窓16を有すると共に、このレンズ窓16
の両側に、レンズカバー1の裏面が摺接すべきガ
イド部17,18と、レンズカバー1の両側面が
摺接すべきガイド部19,20と、レンズカバー
1の両側縁部を上記ガイド部17,18との間で
挟み込んでレンズカバー1の脱落防止及びレンズ
カバー1の案内をなす複数個の突起21,22を
有している。上記レンズ窓16の下方にも、レン
ズカバー1の裏面が摺接すべきガイド部24が形
成されている。レンズカバー1の左右方向の案内
としてレンズカバー1の裏面側にはピンが複数本
あり、これらのピンが第4図、第5図に示されて
いる構部17′にはめこまれるようになつている。
各ガイド部17,18,24は上下方向に円弧に
沿つて湾曲して形成されると共に、レンズカバー
1も上記ガイド部の円弧に沿つて湾曲して形成さ
れ、レンズカバー1は上記円弧に従い、円弧を描
きながら上下方向に移動するようになつている。
レンズカバーガイド13にはまた、前記開閉レバ
ー2の軸支部5の球面状の内周面11に嵌められ
るべき凸状の軸受部7が一体に形成されている。
この軸受部7の外周面は球面になつており、この
球面には突起15が一体に形成されている。
第1図及び第2図において、上記軸受部7には
開閉レバー2の軸支部5が被せられるようにして
嵌められ、軸受部7の突起15が開閉レバー2の
軸支部5の長孔9を貫いている。上記突起15に
は止めリング10が嵌められ、軸受部7から開閉
レバー2が脱落するのを防止している。このよう
にして取り付けられた開閉レバー2は、軸受部7
の突起15を中心として第1図において紙面と平
行な面内において回動することができると共に、
軸受部7の球面状外周面に沿つて長孔9の範囲内
で第1図において紙面に直角な方向にも回動する
ことができ、結局3次元的に揺動することができ
るようになつている。開閉レバー2は操作部材2
6の突片27によつて押し動かされるようになつ
ている。操作部材26は、図示されない操作ボタ
ンと一体に形成されていて、上記操作ボタンをカ
メラ外から操作することにより上下方向に移動す
るようになつている。開閉レバー2は、比較的弾
力の弱いばね30により第1図において反時計方
向、換言すればレンズカバー1を押し上げてレン
ズカバーガイド13のレンズ窓16を閉鎖する方
向に付勢されている。上記操作部材26は三角形
状の小さな突起28を有すると共に、この突起2
8の形成縁部に沿つて長孔29が形成されること
により上記突起28の形成部に弾力をもたせてあ
る。上記突起28は、操作部材26の移動限界、
特にレンズカバー1がレンズ窓16を解放する方
向への移動限界において図示されないカメラの前
カバー等に形成されたクリツク溝等に落ち込ん
で、レンズカバー1がレンズ窓16を解放した態
位及び閉鎖した態位を保持するようになつてい
る。
本考案の実施例は上記のように構成されている
から、第1図に実線で示されているように、レン
ズカバー1が上方に移動してレンズ窓16を閉鎖
している状態から、レンズ窓16を解放しようと
するときは、図示されない操作ボタンの操作によ
り操作部材26を下方に押し下げてその突片27
により開閉レバー2をばね30の弾力に抗して第
1図に符号2Aで示されているように時計方向に
押し回す。開閉レバー2が押し回されると、その
フオーク部4によりレンズカバー1の突起3が押
し下げられてレンズカバー1が下方に移動する。
レンズカバー1は、その両側面がレンズカバーガ
イド13のガイド部19,20によつて案内され
ると共に、レンズカバー1の裏面がレンズカバー
ガイド13の円弧状ガイド部17,18,24に
よつて案内され、さらにレンズカバー1の両側縁
部がレンズカバーガイド13の突起21,22に
よつて押さえられることにより、上記ガイド部に
沿つて上下方向に円弧を描きながら移動する。こ
のとき、開閉レバー2は、軸受部7の突起15を
中心に回動可能であり、かつ、その軸支部5が軸
受部7の球面に沿つて3次元的に揺動可能である
から、上記レンズカバー1が円弧を描きながら移
動することを許容し、よつて、レンズカバー1は
円滑に移動することができる。こうしてレンズカ
バー1が限界位置まで移動してレンズ窓16を解
放すると、操作部材26の突起28が図示されな
いクリツク溝に落ち込み、ばね30の弾力に打ち
勝つて上記レンズ窓16の解放態位を暫定的に保
持する。再びレンズ窓16を閉鎖しようとすると
きは、図示されない操作ボタンを操作して操作部
材26を第2図において上方に移動させればよ
い。こうすることにより操作部材26の突片27
が開閉レバー2から逃げ、開閉レバー2はばね3
0の弾力により第1図において反時計方向に回動
し、レンズカバー1が押し上げられてレンズ窓1
6を閉鎖することになる。
なお、図示の実施例では、開閉レバー2の軸支
部5と軸受部7とが共に球面状に形成されている
が、何れか一方を球面として他方をこの球面に沿
つて動き得るようにしてもよい。
(効果) 本考案によれば、撮影レンズの前方を開閉する
レンズカバーを、球面に沿つて揺動可能に支持し
た開閉レバーによつて動かすようにしたから、上
記レンズカバーが円弧を描いて移動しても、開閉
レバーはレンズカバーの円弧状の動きに自由に追
随してレンズカバーの円弧状の動きを抵抗なく許
容することができる。従つて、開閉レバーは合成
樹脂の一体成形によつて作ることが可能であり、
従来のように開閉レバーの軸支部或いは開閉レバ
ーとレンズカバーとの連結部等を金属で構成する
必要はないから、構成及び部品の製作が簡単で、
安価で組立性のよいカメラの可動式レンズカバー
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
は同上一部断面側面図、第3図は上記実施例中の
開閉レバーの平面図、第4図は上記実施例中のレ
ンズカバーガイドの正面図、第5図は第4図中の
−線に沿う断面図、第6図は第4図中の−
線に沿う断面図、第7図は第4図中の−線
に沿う断面図である。 1……レンズカバー、2……開閉レバー、5…
…軸支部、13……レンズカバーガイド、14…
…軸受部、16……レンズ窓、17,18,1
9,20,24……ガイド部、21,22……突
起、26……操作部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガイドに沿い円弧を描きながら動いて撮影レン
    ズの前方を開閉するレンズカバーと、このレンズ
    カバーに連結され、揺動させられることにより上
    記レンズカバーをガイドに沿つて動かす開閉レバ
    ーとを有してなるカメラの可動式レンズカバー装
    置において、上記開閉レバーの揺動中心を部分球
    面で支持したことを特徴とするカメラの可動式レ
    ンズカバー装置。
JP20388483U 1983-12-26 1983-12-26 カメラの可動式レンズカバ−装置 Granted JPS60107928U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20388483U JPS60107928U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 カメラの可動式レンズカバ−装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20388483U JPS60107928U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 カメラの可動式レンズカバ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60107928U JPS60107928U (ja) 1985-07-23
JPH0228507Y2 true JPH0228507Y2 (ja) 1990-07-31

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ID=30766289

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20388483U Granted JPS60107928U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 カメラの可動式レンズカバ−装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6137974B2 (ja) * 2013-07-22 2017-05-31 キヤノン株式会社 撮像装置

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JPS60107928U (ja) 1985-07-23

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