JPH0228494B2 - - Google Patents
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- JPH0228494B2 JPH0228494B2 JP60043256A JP4325685A JPH0228494B2 JP H0228494 B2 JPH0228494 B2 JP H0228494B2 JP 60043256 A JP60043256 A JP 60043256A JP 4325685 A JP4325685 A JP 4325685A JP H0228494 B2 JPH0228494 B2 JP H0228494B2
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- Japan
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- section
- connector
- wiring
- circuit section
- electrical components
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 12
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 10
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 241001074710 Eucalyptus populnea Species 0.000 description 1
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車の車体に配設される複数のワ
イヤハーネス間に配線集中部を形成するセントラ
ルボツクスを配し、車体各部に装着された電装品
をセントラルボツクスを介して相互結線するよう
にした自動車の配線装置に関する。
イヤハーネス間に配線集中部を形成するセントラ
ルボツクスを配し、車体各部に装着された電装品
をセントラルボツクスを介して相互結線するよう
にした自動車の配線装置に関する。
(従来技術)
近年、自動車においては、その運動性能、安全
性、居住性等の向上に伴つての電装面での発展が
著しく、自動車に装着される各種の電装品(スイ
ツチ、リレー、ヒユーズ等の断続制御部品、ラン
プ、モータ、電子装置等の負荷機器、各種センサ
等の信号部品、負荷機器を制御する負荷制御ユニ
ツト等々)の種類及び数が飛躍的に増大してい
る。斯かる電装品の種類及び数の増大は、車体に
付設される電気配線を極めて多数で、かつ、その
配線経路が著しく複雑になるものとし、それによ
り、車重の増加や配線装置のコストアツプがまね
かれ、さらには、電気配線の点検や補修における
作業が煩雑なものになる等の問題を生じている。
性、居住性等の向上に伴つての電装面での発展が
著しく、自動車に装着される各種の電装品(スイ
ツチ、リレー、ヒユーズ等の断続制御部品、ラン
プ、モータ、電子装置等の負荷機器、各種センサ
等の信号部品、負荷機器を制御する負荷制御ユニ
ツト等々)の種類及び数が飛躍的に増大してい
る。斯かる電装品の種類及び数の増大は、車体に
付設される電気配線を極めて多数で、かつ、その
配線経路が著しく複雑になるものとし、それによ
り、車重の増加や配線装置のコストアツプがまね
かれ、さらには、電気配線の点検や補修における
作業が煩雑なものになる等の問題を生じている。
斯かる自動車の電気配線に関わる問題に対して
の対策の1つとして、例えば、特開昭58−182414
号公報に記載されている如くに、配線経路の異な
る複数のワイヤハーネスの相互接続をブスバーに
よる分岐導電路が形成されたブスバー配線部を用
いて行うとともに、リレー等の機能部品が組込ま
れたプリント配線基板をブスバー配線部に接続す
るようにして、ワイヤハーネスにおける分岐部の
減少及び全体の小型軽量化を図ろうとした配線装
置が提案されている。
の対策の1つとして、例えば、特開昭58−182414
号公報に記載されている如くに、配線経路の異な
る複数のワイヤハーネスの相互接続をブスバーに
よる分岐導電路が形成されたブスバー配線部を用
いて行うとともに、リレー等の機能部品が組込ま
れたプリント配線基板をブスバー配線部に接続す
るようにして、ワイヤハーネスにおける分岐部の
減少及び全体の小型軽量化を図ろうとした配線装
置が提案されている。
しかしながら、上述の如くの従来の自動車の配
線装置にあつては、ブスバー配線部に接続される
プリント配線基板とワイヤハーネスとの直接的接
続はなされず、ワイヤハーネスを介してプリント
配線基板に供給される、あるいは、プリント配線
基板からワイヤハーネスに送出される信号電流も
ブスバー配線部を経由するようにされているた
め、ブスバー配線部の構成が複雑になり、前述の
如くの電装品の種類及び数の増大に対処しきれな
くなる虞がある。
線装置にあつては、ブスバー配線部に接続される
プリント配線基板とワイヤハーネスとの直接的接
続はなされず、ワイヤハーネスを介してプリント
配線基板に供給される、あるいは、プリント配線
基板からワイヤハーネスに送出される信号電流も
ブスバー配線部を経由するようにされているた
め、ブスバー配線部の構成が複雑になり、前述の
如くの電装品の種類及び数の増大に対処しきれな
くなる虞がある。
斯かる不都合を回避すべく、自動車の車体の各
部に装着された電装品が複数のワイヤハーネス及
びこれら複数のワイヤハーネスの夫々の一端が集
められるセントラルボツクスを介して相互に連結
されるようになし、セントラルボツクスを、ブス
バー配線部を含み電装品への電力分配を行う大電
流回路部と制御信号を扱う小電流回路部とが配さ
れて成るものとするとともに両回路部を夫々ワイ
ヤハーネスが連結されるコネクタ部を備えるもの
として、制御信号をブスバー配線部を介すること
なく電装品に供給できるようにされた自動車の配
線装置が考えられる。斯かる自動車の配線装置に
よれば、ワイヤハーネスにおける分岐部を減少せ
しめてワイヤハーネスにより形成される電気配線
を簡素化でき、また、セントラルボツクス内のブ
スバー配線部の構成を簡略化することができる。
部に装着された電装品が複数のワイヤハーネス及
びこれら複数のワイヤハーネスの夫々の一端が集
められるセントラルボツクスを介して相互に連結
されるようになし、セントラルボツクスを、ブス
バー配線部を含み電装品への電力分配を行う大電
流回路部と制御信号を扱う小電流回路部とが配さ
れて成るものとするとともに両回路部を夫々ワイ
ヤハーネスが連結されるコネクタ部を備えるもの
として、制御信号をブスバー配線部を介すること
なく電装品に供給できるようにされた自動車の配
線装置が考えられる。斯かる自動車の配線装置に
よれば、ワイヤハーネスにおける分岐部を減少せ
しめてワイヤハーネスにより形成される電気配線
を簡素化でき、また、セントラルボツクス内のブ
スバー配線部の構成を簡略化することができる。
ところで、上述の如くの自動車の配線装置にあ
つては、比較的大なる電力を消費する電装品に対
するセントラルボツクスからの給電は電磁リレー
等のスイツチング手段を介して行われるようにさ
れるが、このスイツチング手段がセントラルボツ
クスに組込まれ、これを作動させるために必要な
制御信号の形成及び当該スイツチング手段への供
給もセントラルボツクス内でなされるようにされ
ると、制御用部品のセントラルボツクスへの集約
度が高められるとともに電装品を制御するにあた
つて機能的に重複する部分が減少せしめられて好
都合である。
つては、比較的大なる電力を消費する電装品に対
するセントラルボツクスからの給電は電磁リレー
等のスイツチング手段を介して行われるようにさ
れるが、このスイツチング手段がセントラルボツ
クスに組込まれ、これを作動させるために必要な
制御信号の形成及び当該スイツチング手段への供
給もセントラルボツクス内でなされるようにされ
ると、制御用部品のセントラルボツクスへの集約
度が高められるとともに電装品を制御するにあた
つて機能的に重複する部分が減少せしめられて好
都合である。
(発明の目的)
斯かる点に鑑み本発明は、自動車の車体の各部
に装着された電装品が複数のワイヤハーネス及び
これら複数のワイヤハーネスの夫々の一端が集め
られるセントラルボツクスを介して相互に連結さ
れるようになし、セントラルボツクスを、ブスバ
ー配線部を含み電装品への電力分配を行う大電流
取扱回路部と演算処理部を含み制御信号を扱う小
電流取扱回路部とが配されて成るものとして、大
電流取扱回路部及び小電流取扱回路部の夫々と複
数の電装品との接続が配線全体の簡素化が効果的
に図られた状態でなされるようにするとともに、
大電流取扱回路部から特定の電装品への電力供給
を制御するスイツチング手段を大電流取扱回路部
に組込み、これを作動させるために必要な制御信
号の形成及び当該スイツチング手段への供給を小
電流取扱回路部によりなすようにした自動車の配
線装置を提供することを目的とする。
に装着された電装品が複数のワイヤハーネス及び
これら複数のワイヤハーネスの夫々の一端が集め
られるセントラルボツクスを介して相互に連結さ
れるようになし、セントラルボツクスを、ブスバ
ー配線部を含み電装品への電力分配を行う大電流
取扱回路部と演算処理部を含み制御信号を扱う小
電流取扱回路部とが配されて成るものとして、大
電流取扱回路部及び小電流取扱回路部の夫々と複
数の電装品との接続が配線全体の簡素化が効果的
に図られた状態でなされるようにするとともに、
大電流取扱回路部から特定の電装品への電力供給
を制御するスイツチング手段を大電流取扱回路部
に組込み、これを作動させるために必要な制御信
号の形成及び当該スイツチング手段への供給を小
電流取扱回路部によりなすようにした自動車の配
線装置を提供することを目的とする。
(発明の構成)
上述の目的を達成すべく、本発明に係る自動車
の配線装置は、異なる配線経路をもつて自動車の
車体に配設され、車体の各部に装着された電装品
との接続がなされる複数のワイヤハーネスと、こ
れらワイヤハーネスの夫々の一端が連結される少
なくとも信号用及び電力用のコネクタ部を1個ず
つ有して車体に配されたインスツルメントパネル
の近傍に設置されたセントラルボツクスと、セン
トラルボツクスから電装品への電力供給を制御す
るスイツチング手段とを備えるものとされる。そ
して、セントラルボツクスが、信号用のコネクタ
部、入力信号に応じて制御信号を発生する演算処
理部、及び、演算処理部と信号用のコネクタ部と
を分岐接続する分岐接続部を含む小電流を扱う回
路部と、電力用のコネクタ部、この電力用のコネ
クタ部に電装品に供給されるべき電力を配送する
ブスバー配線部、及び、ブスバー配線部に組込ま
れて配され小電流を扱う回路部からの制御信号に
より制御されて、電装品のうちの特定のものに対
する電力供給を断続するスイツチング手段を含む
大電流を扱う回路部とが設けられて形成されるも
のとなされる。
の配線装置は、異なる配線経路をもつて自動車の
車体に配設され、車体の各部に装着された電装品
との接続がなされる複数のワイヤハーネスと、こ
れらワイヤハーネスの夫々の一端が連結される少
なくとも信号用及び電力用のコネクタ部を1個ず
つ有して車体に配されたインスツルメントパネル
の近傍に設置されたセントラルボツクスと、セン
トラルボツクスから電装品への電力供給を制御す
るスイツチング手段とを備えるものとされる。そ
して、セントラルボツクスが、信号用のコネクタ
部、入力信号に応じて制御信号を発生する演算処
理部、及び、演算処理部と信号用のコネクタ部と
を分岐接続する分岐接続部を含む小電流を扱う回
路部と、電力用のコネクタ部、この電力用のコネ
クタ部に電装品に供給されるべき電力を配送する
ブスバー配線部、及び、ブスバー配線部に組込ま
れて配され小電流を扱う回路部からの制御信号に
より制御されて、電装品のうちの特定のものに対
する電力供給を断続するスイツチング手段を含む
大電流を扱う回路部とが設けられて形成されるも
のとなされる。
このように構成されることにより、自動車の車
体に配設された複数のワイヤハーネスの夫々に接
続される電装品をセントラルボツクスを介して相
互に結線することができ、セントラルボツクスに
配されたブスバー配線部を含む大電流取扱回路部
及び演算処理部を含む小電流取扱回路部から各電
装品への電力及び制御信号の供給を、両回路部に
夫々設けられてワイヤハーネスが接続されるコネ
クタ部を通じてなすことができて、配線全体の簡
素化を図れるに加え、大電流取扱回路部から電装
品への電力供給等を制御するための制御部品のセ
ントラルボツクスへの集約度を高めることができ
て、全体の小型化が図れるとともに、各電装品に
対する制御を機能的に重複する部分を減少せしめ
て行うことができるものとなる。
体に配設された複数のワイヤハーネスの夫々に接
続される電装品をセントラルボツクスを介して相
互に結線することができ、セントラルボツクスに
配されたブスバー配線部を含む大電流取扱回路部
及び演算処理部を含む小電流取扱回路部から各電
装品への電力及び制御信号の供給を、両回路部に
夫々設けられてワイヤハーネスが接続されるコネ
クタ部を通じてなすことができて、配線全体の簡
素化を図れるに加え、大電流取扱回路部から電装
品への電力供給等を制御するための制御部品のセ
ントラルボツクスへの集約度を高めることができ
て、全体の小型化が図れるとともに、各電装品に
対する制御を機能的に重複する部分を減少せしめ
て行うことができるものとなる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は、本発明に係る自動車の配線装置の一
例を示すとともに、これが適用された自動車の車
体を一点鎖線で概略的に示す。
例を示すとともに、これが適用された自動車の車
体を一点鎖線で概略的に示す。
第1図において、運転席10のある車室12の
前部にインスツルメントパネル14が設けられて
おり、このインスツルメントパネル14の近傍
に、セントラルボツクス20が設置されている。
このセントラルボツクス20には、インスツルメ
ントパネル14に沿うように配設されたインスツ
ルメントワイヤハーネス16、ダツシユボードに
配設されたダツシユボードワイヤハーネス18、
車体前部に配設されたフロントワイヤハーネス2
2、及び、車体後部に配設されたリアワイヤハー
ネス23の夫々の一端部が独立して連結されてい
る。
前部にインスツルメントパネル14が設けられて
おり、このインスツルメントパネル14の近傍
に、セントラルボツクス20が設置されている。
このセントラルボツクス20には、インスツルメ
ントパネル14に沿うように配設されたインスツ
ルメントワイヤハーネス16、ダツシユボードに
配設されたダツシユボードワイヤハーネス18、
車体前部に配設されたフロントワイヤハーネス2
2、及び、車体後部に配設されたリアワイヤハー
ネス23の夫々の一端部が独立して連結されてい
る。
そして、インスツルメントワイヤハーネス16
の他端部には、車室12のフロアに配設されたフ
ロアワイヤハーネス24がカツプラ30を介して
連結され、さらに、このフロアワイヤハーネス2
4には、各ドアに配設された4個のドアワイヤハ
ーネス26が夫々カツプラ32を介して連結され
ており、このうちセントラルボツクス20に最も
近い位置に配設されたドアワイヤハーネス26は
フロアワイヤハーネス24の他にセントラルボツ
クス20にも連結されている。また、ダツシユボ
ードワイヤハーネス18とフロントワイヤハーネ
ス22とには、エンジンルーム17に配設された
エンジンルームワイヤハーネス28がカツプラ3
4及び36を介して連結されている。
の他端部には、車室12のフロアに配設されたフ
ロアワイヤハーネス24がカツプラ30を介して
連結され、さらに、このフロアワイヤハーネス2
4には、各ドアに配設された4個のドアワイヤハ
ーネス26が夫々カツプラ32を介して連結され
ており、このうちセントラルボツクス20に最も
近い位置に配設されたドアワイヤハーネス26は
フロアワイヤハーネス24の他にセントラルボツ
クス20にも連結されている。また、ダツシユボ
ードワイヤハーネス18とフロントワイヤハーネ
ス22とには、エンジンルーム17に配設された
エンジンルームワイヤハーネス28がカツプラ3
4及び36を介して連結されている。
上述した配線経路の異なる各ワイヤハーネス1
6,18,22,23と、これらに連結されるワ
イヤハーネス24,26及び28とには、夫々、
車体の各部に配置された、ランプ、モータ、電子
装置等の負荷機器、各種センサ等の信号部品等々
の電装品が接続されており、ここでは、これらの
うちのフロントワイヤハーネス22に接続された
バツテリ39のみが図示されていて、他の電装品
は図示が省略されている。
6,18,22,23と、これらに連結されるワ
イヤハーネス24,26及び28とには、夫々、
車体の各部に配置された、ランプ、モータ、電子
装置等の負荷機器、各種センサ等の信号部品等々
の電装品が接続されており、ここでは、これらの
うちのフロントワイヤハーネス22に接続された
バツテリ39のみが図示されていて、他の電装品
は図示が省略されている。
このようにして、車体の各部に装着された各種
電装品の相互接続が、上述の各ワイヤハーネス1
6,18,22,23,24,26及び28とセ
ントラルボツクス20とを介して行われているの
であり、この場合、第2図に示される如く、例え
ば、セントラルボツクス20に連結される各ワイ
ヤハーネス16,18,22,23及び26のセ
ントラルボツクス20側の端部は、信号系のワイ
ヤwと電力系のワイヤWとが夫々別個に結束さ
れ、これらに夫々小電流のコネクタCSと大電流用
のコネクタCLとが装着されたものとされており、
各ワイヤハーネス中のワイヤは斯かるコネクタCS
及びCLを介してセントラルボツクス20に接続
される。
電装品の相互接続が、上述の各ワイヤハーネス1
6,18,22,23,24,26及び28とセ
ントラルボツクス20とを介して行われているの
であり、この場合、第2図に示される如く、例え
ば、セントラルボツクス20に連結される各ワイ
ヤハーネス16,18,22,23及び26のセ
ントラルボツクス20側の端部は、信号系のワイ
ヤwと電力系のワイヤWとが夫々別個に結束さ
れ、これらに夫々小電流のコネクタCSと大電流用
のコネクタCLとが装着されたものとされており、
各ワイヤハーネス中のワイヤは斯かるコネクタCS
及びCLを介してセントラルボツクス20に接続
される。
セントラルボツクス20は、機構的には、その
一例が第3図及び第4図において斜視図をもつて
示され、また、第5図A,B及びCにおいて夫々
上面図、側面図及び底面図をもつて示される如く
に形成される。
一例が第3図及び第4図において斜視図をもつて
示され、また、第5図A,B及びCにおいて夫々
上面図、側面図及び底面図をもつて示される如く
に形成される。
この例は、大電流取扱回路部40と小電流取扱
回路部70とを有し、大電流取扱回路部40に小
電流取扱回路部70が着脱可能に組込まれるよう
にされている。大電流取扱回路部40はアツパー
ケース41及びロアーケース42を有し、アツパ
ーケース41には、第3図及び第5図A及びBに
示される如く、多数のヒユーズ43が装着される
ヒユーズボツクス45、例えばパワーウインド用
のリレー46が装着されるコネクタ部47、小電
流取扱回路部70が装着されるユニツト装着枠部
48、小電流取扱回路部70と大電流取扱回路部
40との接続がなされるコネクタ部50、各ワイ
ヤハーネスとの連結がなされるコネクタ部51等
が設けられており、また、ロアーケース42に
も、第5図B及びCに示される如く、各ワイヤハ
ーネスとの連結がなされるコネクタ部51が設け
られている。
回路部70とを有し、大電流取扱回路部40に小
電流取扱回路部70が着脱可能に組込まれるよう
にされている。大電流取扱回路部40はアツパー
ケース41及びロアーケース42を有し、アツパ
ーケース41には、第3図及び第5図A及びBに
示される如く、多数のヒユーズ43が装着される
ヒユーズボツクス45、例えばパワーウインド用
のリレー46が装着されるコネクタ部47、小電
流取扱回路部70が装着されるユニツト装着枠部
48、小電流取扱回路部70と大電流取扱回路部
40との接続がなされるコネクタ部50、各ワイ
ヤハーネスとの連結がなされるコネクタ部51等
が設けられており、また、ロアーケース42に
も、第5図B及びCに示される如く、各ワイヤハ
ーネスとの連結がなされるコネクタ部51が設け
られている。
上述の如くのアツパーケース41及びロアーケ
ース42の内部には、第5図Aに示される如く、
多数のブスバー59が所定の配置をもつて組込ま
れたブスバー配線部60が配されており、これら
ブスバー59はコネクタ部47,50及び51を
所定の接続関係を形成すべく相互に連結し、ま
た、コネクタ部47,50及び51のうちの所定
のものとヒユーズボツクス45とを連結してい
る。
ース42の内部には、第5図Aに示される如く、
多数のブスバー59が所定の配置をもつて組込ま
れたブスバー配線部60が配されており、これら
ブスバー59はコネクタ部47,50及び51を
所定の接続関係を形成すべく相互に連結し、ま
た、コネクタ部47,50及び51のうちの所定
のものとヒユーズボツクス45とを連結してい
る。
一方、大電流取扱回路部40に装着される小電
流取扱回路部70は、第3図に示される如く、ユ
ニツトケース72を有しており、このユニツトケ
ース72の内部に、第4図に示される如くの、相
互に接続された2枚のプリント配線基板74a及
び74bが配されて構成されるものとされてい
る。プリント配線基板74a及び74bには、各
ワイヤハーネスとの連結がなされるコネクタ部7
6が取り付けられていて、ユニツトケース72の
外部に臨むようにされている。また、プリント配
線基板74a及び74bには、これに加えて、小
電流取扱回路部70の大電流取扱回路部40への
装着がなされるとき大電流取扱回路部40のコネ
クタ部50に係合する接続端子部78、後述する
演算処理部の主要部を構成する集積回路部品8
0、警報用ブザー82、さらには、第4図におい
ては図示されていない種々の部品が取り付けられ
ている。
流取扱回路部70は、第3図に示される如く、ユ
ニツトケース72を有しており、このユニツトケ
ース72の内部に、第4図に示される如くの、相
互に接続された2枚のプリント配線基板74a及
び74bが配されて構成されるものとされてい
る。プリント配線基板74a及び74bには、各
ワイヤハーネスとの連結がなされるコネクタ部7
6が取り付けられていて、ユニツトケース72の
外部に臨むようにされている。また、プリント配
線基板74a及び74bには、これに加えて、小
電流取扱回路部70の大電流取扱回路部40への
装着がなされるとき大電流取扱回路部40のコネ
クタ部50に係合する接続端子部78、後述する
演算処理部の主要部を構成する集積回路部品8
0、警報用ブザー82、さらには、第4図におい
ては図示されていない種々の部品が取り付けられ
ている。
機構的には上述の如くに構成されるセントラル
ボツクス20の一例は、第6図に示される等価回
路によつて表わされる如くの電気的接続構成が形
成されるものとなされる。なお、この第6図に示
される電気的接続構成のみが形成されるのではな
く、さらに他の接続構成も形成されるがここでは
省略されている。
ボツクス20の一例は、第6図に示される等価回
路によつて表わされる如くの電気的接続構成が形
成されるものとなされる。なお、この第6図に示
される電気的接続構成のみが形成されるのではな
く、さらに他の接続構成も形成されるがここでは
省略されている。
ここで、大電流取扱回路部40には、上述のコ
ネクタ部51に含まれるコネクタ部51a,51
b,51c及び51dが設けられており、また、
小電流取扱回路部70には、上述のコネクタ部7
6に含まれるコネクタ部76a,76b及び76
cが設けられている。そして、大電流取扱回路部
40と小電流取扱回路部70とは、上述の大電流
取扱回路部40にコネクタ部50に小電流取扱回
路部70の接続端子部78が係合することにより
形成される接続点78a,78b,78c,78
d及び78eにおいて相互間の電気的接続がなさ
れている。
ネクタ部51に含まれるコネクタ部51a,51
b,51c及び51dが設けられており、また、
小電流取扱回路部70には、上述のコネクタ部7
6に含まれるコネクタ部76a,76b及び76
cが設けられている。そして、大電流取扱回路部
40と小電流取扱回路部70とは、上述の大電流
取扱回路部40にコネクタ部50に小電流取扱回
路部70の接続端子部78が係合することにより
形成される接続点78a,78b,78c,78
d及び78eにおいて相互間の電気的接続がなさ
れている。
これら大電流取扱回路部40及び小電流取扱回
路部70に対して、各種の外部電装品が次の如く
に接続されている。即ち、バツテリ39がコネク
タ部51aを通じて、また、ランプスイツチ52
を介し、コネクタ部51dを通じて接続され、メ
ータ照明ランプ53a及び53bがコネクタ部5
1b,51c及び76aを通じて接続され、テー
ルライト54a及び54bがコネクタ部51cを
通じて接続されている。また、テールライト・ワ
ーニングランプ83及び車速センサ84がコネク
タ部76bを通じて接続され、例えば、ドアロツ
ク装置等を制御する負荷制御ユニツト87がコネ
クタ部76cを通じて接続され、キー照明ランプ
55がコネクタ部51d及びコネクタ部76cを
通じて接続されている。さらに、リアデフオツガ
ー85に電流供給するためのリレー86及びウイ
ンド駆動用モータを含むパワーウインド・ユニツ
ト56がコネクタ部51dを通じて接続されてい
る。これら、外部電装品の接続は、コネクタ部5
1a,51b,51c,51d,76a,76b
及び76cの夫々に連結される各ワイヤハーネス
を通じてなされる。
路部70に対して、各種の外部電装品が次の如く
に接続されている。即ち、バツテリ39がコネク
タ部51aを通じて、また、ランプスイツチ52
を介し、コネクタ部51dを通じて接続され、メ
ータ照明ランプ53a及び53bがコネクタ部5
1b,51c及び76aを通じて接続され、テー
ルライト54a及び54bがコネクタ部51cを
通じて接続されている。また、テールライト・ワ
ーニングランプ83及び車速センサ84がコネク
タ部76bを通じて接続され、例えば、ドアロツ
ク装置等を制御する負荷制御ユニツト87がコネ
クタ部76cを通じて接続され、キー照明ランプ
55がコネクタ部51d及びコネクタ部76cを
通じて接続されている。さらに、リアデフオツガ
ー85に電流供給するためのリレー86及びウイ
ンド駆動用モータを含むパワーウインド・ユニツ
ト56がコネクタ部51dを通じて接続されてい
る。これら、外部電装品の接続は、コネクタ部5
1a,51b,51c,51d,76a,76b
及び76cの夫々に連結される各ワイヤハーネス
を通じてなされる。
大電流取扱回路部40の内部には、ヒユーズ4
3a〜43eを含む前述のヒユーズ43及びリレ
ー46が配されており、これらとコネクタ部51
a〜51d及び接続点78a〜78eが、前述の
ブスバー59が配されたブスバー配線部60によ
り形成される、分岐接続路を含む各接続路によつ
て相互に接続されている。
3a〜43eを含む前述のヒユーズ43及びリレ
ー46が配されており、これらとコネクタ部51
a〜51d及び接続点78a〜78eが、前述の
ブスバー59が配されたブスバー配線部60によ
り形成される、分岐接続路を含む各接続路によつ
て相互に接続されている。
また、小電流取扱回路部70の内部には、前述
の集積回路部品80によつて構成される演算処理
部90と電流検出部91とが配されている。演算
処理部90は入力インターフエイス部90a,
CPU(中央処理部)90b及びトランジスタ等の
スイツチング手段を内蔵する出力バツフア部90
cを備えて構成され、定電圧回路92から動作電
圧が供給されるようになされている。出力バツフ
ア部90cには、前述の警報用ブザー82が接続
されている。また、電流検出部91は電流検出用
抵抗91aと、この電流検出用抵抗91aに得ら
れる電圧を検出するバツフア部91b及びA/D
コンバータ91cとからなり、A/Dコンバータ
91cの出力が演算処理部90のCPU90bに
供給されるようになされている。そして、これら
演算処理部90及び電流検出部91とコネクタ7
6a〜76c及び接続点78a〜78eとが分岐
接続路を含む各接続路によつて相互に接続されて
いる。
の集積回路部品80によつて構成される演算処理
部90と電流検出部91とが配されている。演算
処理部90は入力インターフエイス部90a,
CPU(中央処理部)90b及びトランジスタ等の
スイツチング手段を内蔵する出力バツフア部90
cを備えて構成され、定電圧回路92から動作電
圧が供給されるようになされている。出力バツフ
ア部90cには、前述の警報用ブザー82が接続
されている。また、電流検出部91は電流検出用
抵抗91aと、この電流検出用抵抗91aに得ら
れる電圧を検出するバツフア部91b及びA/D
コンバータ91cとからなり、A/Dコンバータ
91cの出力が演算処理部90のCPU90bに
供給されるようになされている。そして、これら
演算処理部90及び電流検出部91とコネクタ7
6a〜76c及び接続点78a〜78eとが分岐
接続路を含む各接続路によつて相互に接続されて
いる。
斯かる構成のもとに、演算処理部90に設けら
れた定電圧回路92には、バツテリ39からの電
圧が、コネクタ部51a、ヒユーズ43a及び接
続点78aを介して印加され、これにより定電圧
回路92から得られる定電圧がCPU90b、出
力バツフア部90c等に動作電圧として供給され
る。そして、演算処理部90の入力インターフエ
ース部90aには、図示は省略されているが、
種々の電装品を作動させるスイツチの操作等に基
づいて得られる各種指令信号が入力され、それら
に応じた動作が行われる。
れた定電圧回路92には、バツテリ39からの電
圧が、コネクタ部51a、ヒユーズ43a及び接
続点78aを介して印加され、これにより定電圧
回路92から得られる定電圧がCPU90b、出
力バツフア部90c等に動作電圧として供給され
る。そして、演算処理部90の入力インターフエ
ース部90aには、図示は省略されているが、
種々の電装品を作動させるスイツチの操作等に基
づいて得られる各種指令信号が入力され、それら
に応じた動作が行われる。
例えば、入力インターフエース部90aに、メ
ータ照明ランプ53a及び53bとキー照明ラン
プ55とをオンとするための指令信号が入力され
ると、演算処理部90の出力バツフア部90cの
出力端92bに低レベルの電圧出力が得られ、こ
れが、コネクタ部76aを通じてメータ照明ラン
プ53a及び53bの夫々の一端に印加され、ま
た、コネクタ部76cを通じてキー照明ランプ5
5の一端に印加される。従つて、このとき、バツ
テリ39からコネクタ部51a、ヒユーズ43a
及びコネクタ部51bを介してメータ照明ランプ
53aを通じる電流、同じく、バツテリ39から
コネクタ部51a、ヒユーズ43a及びコネクタ
部51cを介してメータ照明ランプ53bを通じ
る電流、及び、バツテリ39からコネクタ部51
a、ヒユーズ43a及びコネクタ部51dを介し
てキー照明ランプ55を通じる電流が夫々流れ、
メータ照明ランプ53a及び53bとキー照明ラ
ンプ55とが点燈状態とされる。
ータ照明ランプ53a及び53bとキー照明ラン
プ55とをオンとするための指令信号が入力され
ると、演算処理部90の出力バツフア部90cの
出力端92bに低レベルの電圧出力が得られ、こ
れが、コネクタ部76aを通じてメータ照明ラン
プ53a及び53bの夫々の一端に印加され、ま
た、コネクタ部76cを通じてキー照明ランプ5
5の一端に印加される。従つて、このとき、バツ
テリ39からコネクタ部51a、ヒユーズ43a
及びコネクタ部51bを介してメータ照明ランプ
53aを通じる電流、同じく、バツテリ39から
コネクタ部51a、ヒユーズ43a及びコネクタ
部51cを介してメータ照明ランプ53bを通じ
る電流、及び、バツテリ39からコネクタ部51
a、ヒユーズ43a及びコネクタ部51dを介し
てキー照明ランプ55を通じる電流が夫々流れ、
メータ照明ランプ53a及び53bとキー照明ラ
ンプ55とが点燈状態とされる。
入力インターフエース部90aに、パワーウイ
ンド・ユニツト56を作動させるための指令信号
が入力されると、出力バツフア部90cの出力端
92dに低レベルの電圧出力が得られ、これが、
接続点78dを介して、大電流取扱回路部40に
設けられたリレー46の駆動コイル46aの一端
に印加される。これにより、バツテリ39からコ
ネクタ部51a及びヒユーズ43cを介してリレ
ー46の駆動コイル46aを通じる電流が流れ、
リレー46のスイツチ46bがオンとされる。従
つて、バツテリ39からコネクタ部51a、ヒユ
ーズ43b、リレー46のスイツチ46b及びコ
ネクタ部51dを介してパワーウインド・ユニツ
ト56を通じる電流が流れ、パワーウインド・ユ
ニツト56が作動状態とされる。
ンド・ユニツト56を作動させるための指令信号
が入力されると、出力バツフア部90cの出力端
92dに低レベルの電圧出力が得られ、これが、
接続点78dを介して、大電流取扱回路部40に
設けられたリレー46の駆動コイル46aの一端
に印加される。これにより、バツテリ39からコ
ネクタ部51a及びヒユーズ43cを介してリレ
ー46の駆動コイル46aを通じる電流が流れ、
リレー46のスイツチ46bがオンとされる。従
つて、バツテリ39からコネクタ部51a、ヒユ
ーズ43b、リレー46のスイツチ46b及びコ
ネクタ部51dを介してパワーウインド・ユニツ
ト56を通じる電流が流れ、パワーウインド・ユ
ニツト56が作動状態とされる。
そして、入力インターフエース部90aに、リ
アデフオツガー85を作動させるための指令信号
が入力されると、出力バツフア部90cの出力端
92cに低レベルの電圧出力が得られ、これが、
接続点78e及び大電流取扱回路部40に設けら
れたコネクタ部51dを介して、リレー86の駆
動コイル86aの一端に印加される。それによ
り、バツテリ39からヒユーズ43d及びコネク
タ部51dを介してリレー86の駆動コイル86
aを通じる電流が流れ、リレー86のスイツチ8
6bがオンとされる。従つて、バツテリ39から
ヒユーズ43d及びコネクタ部51dを介し、さ
らに、リレー86のスイツチ86bを介してリア
デフオツガー85を通じる電流が流れ、リアデフ
オツガー85が作動状態とされる。
アデフオツガー85を作動させるための指令信号
が入力されると、出力バツフア部90cの出力端
92cに低レベルの電圧出力が得られ、これが、
接続点78e及び大電流取扱回路部40に設けら
れたコネクタ部51dを介して、リレー86の駆
動コイル86aの一端に印加される。それによ
り、バツテリ39からヒユーズ43d及びコネク
タ部51dを介してリレー86の駆動コイル86
aを通じる電流が流れ、リレー86のスイツチ8
6bがオンとされる。従つて、バツテリ39から
ヒユーズ43d及びコネクタ部51dを介し、さ
らに、リレー86のスイツチ86bを介してリア
デフオツガー85を通じる電流が流れ、リアデフ
オツガー85が作動状態とされる。
また、これとは別に、大電流取扱回路部40に
接続されたランプスイツチ52がオンとされる
と、バツテリ39、ランプスイツチ52、コネク
タ部51d、ヒユーズ43e、接続点78b、小
電流取扱回路部70に設けられた電流検出部91
の電流検出用抵抗91a、接続点78c及びコネ
クタ部51cを介してテールライト54a及び5
4bの両者を通じる電流が流れ、テールライト5
4a及び54bが点燈状態とされる。このとき、
電流検出部91の電流検出用抵抗91aに、そこ
を流れる電流に応じた電圧が得られ、これがバツ
フア部91bを介してA/Dコンバータ91cに
供給されて、A/Dコンバータ91cからこの電
圧に対応するデイジタル出力が得られて演算処理
部90のCPU90bに供給される。これにより、
ヒユーズ43e及びテールライト54a及び54
bを流れる電流の監視がなされるのである。従つ
て、例えば、テールライト54a及び54bのい
ずれか一方、もしくは、両者が断線してテールラ
イト54a及び54bを流れる電流が半減する状
態、もしくは、零になる状態となると、電流検出
用抵抗91aに得られる電圧が半減し、もしく
は、零となり、この電圧低下に応じたA/Dコン
バータ91cからのデイジタル出力がCPU90
bに供給される。これにより、出力バツフア部9
0cの出力端子92aに低レベルの電圧出力が得
られ、これがコネクタ部76bを介してテールラ
イト・ワーニングランプ83の一端に印加され
る。このため、バツテリ39からの電圧、もしく
は、それに基づいて得られる電圧が供給されてい
る電源ライン+Bからテールライト・ワーニング
ランプ83を通じる電流が流れ、テールライト・
ワーニングランプ83が点燈して、テールライト
54a及び54bの異常が警告される。また、こ
の場合、ヒユーズ43eが溶断された場合にも電
流検出用抵抗91aを流れる電流が零となるの
で、テールライト・ワーニングランプ83による
警告がなされる。
接続されたランプスイツチ52がオンとされる
と、バツテリ39、ランプスイツチ52、コネク
タ部51d、ヒユーズ43e、接続点78b、小
電流取扱回路部70に設けられた電流検出部91
の電流検出用抵抗91a、接続点78c及びコネ
クタ部51cを介してテールライト54a及び5
4bの両者を通じる電流が流れ、テールライト5
4a及び54bが点燈状態とされる。このとき、
電流検出部91の電流検出用抵抗91aに、そこ
を流れる電流に応じた電圧が得られ、これがバツ
フア部91bを介してA/Dコンバータ91cに
供給されて、A/Dコンバータ91cからこの電
圧に対応するデイジタル出力が得られて演算処理
部90のCPU90bに供給される。これにより、
ヒユーズ43e及びテールライト54a及び54
bを流れる電流の監視がなされるのである。従つ
て、例えば、テールライト54a及び54bのい
ずれか一方、もしくは、両者が断線してテールラ
イト54a及び54bを流れる電流が半減する状
態、もしくは、零になる状態となると、電流検出
用抵抗91aに得られる電圧が半減し、もしく
は、零となり、この電圧低下に応じたA/Dコン
バータ91cからのデイジタル出力がCPU90
bに供給される。これにより、出力バツフア部9
0cの出力端子92aに低レベルの電圧出力が得
られ、これがコネクタ部76bを介してテールラ
イト・ワーニングランプ83の一端に印加され
る。このため、バツテリ39からの電圧、もしく
は、それに基づいて得られる電圧が供給されてい
る電源ライン+Bからテールライト・ワーニング
ランプ83を通じる電流が流れ、テールライト・
ワーニングランプ83が点燈して、テールライト
54a及び54bの異常が警告される。また、こ
の場合、ヒユーズ43eが溶断された場合にも電
流検出用抵抗91aを流れる電流が零となるの
で、テールライト・ワーニングランプ83による
警告がなされる。
このようにして、小電流取扱回路部70に設け
られた演算処理部90の出力バツフア部90cか
ら各種の電装品に制御信号が供給され、斯かる制
御信号により制御がなされた電装品に対する大電
流取扱回路部40からの電力供給が行われて、
夫々の電装品の動作制御がなされることになる。
られた演算処理部90の出力バツフア部90cか
ら各種の電装品に制御信号が供給され、斯かる制
御信号により制御がなされた電装品に対する大電
流取扱回路部40からの電力供給が行われて、
夫々の電装品の動作制御がなされることになる。
また、小電流取扱回路部70においては、車速
センサ84からの車速検出信号が、コネクタ部7
6bを通じて供給され、これが、コネクタ部76
cを通じて負荷制御ユニツト87に供給されると
ともに、演算処理部90の入力インターフエース
部90aに供給されるようになされている。そし
て、例えば、入力インターフエース部90aに供
給された車速検出信号が、車速が時速100Km以上
であることを示すときには、演算処理部90の出
力バツフア部90cから警報用ブザー82を作動
せしめる信号が送出され、警報用ブザー82から
警報が発せられる。
センサ84からの車速検出信号が、コネクタ部7
6bを通じて供給され、これが、コネクタ部76
cを通じて負荷制御ユニツト87に供給されると
ともに、演算処理部90の入力インターフエース
部90aに供給されるようになされている。そし
て、例えば、入力インターフエース部90aに供
給された車速検出信号が、車速が時速100Km以上
であることを示すときには、演算処理部90の出
力バツフア部90cから警報用ブザー82を作動
せしめる信号が送出され、警報用ブザー82から
警報が発せられる。
以上の如くに、大電流取扱回路部40及び小電
流取扱回路部70が区分して設けられ、夫々に複
数個のコネクタ部が設けられて、大電流取扱回路
部40においては、バツテリ39からコネクタ部
51aを通じて供給される電力が、ブスバー59
が設けられたブスバー配線部60により複数のコ
ネクタ部51b〜51dに分配供給され、また、
小電流取扱回路部70においては、そこに設けら
れた演算処理部90から得られる制御信号が複数
のコネクタ部76a〜76cを通じて送出される
ようになされるのであり、これにより、配線の簡
素化が効果的になされる。そして、さらに、リア
デフオツガー85及びパワーウインド・ユニツト
56に対する大電流取扱回路部40からの電流供
給を断続するためのリレー46及び86の動作制
御が、小電流取扱回路部70の演算処理部90か
らの制御信号により行われるので、各種電装品の
制御のための機能的に重複する部分が減少され、
また特に、リレー46がブスバー配線部60に組
込まれてセントラルボツクス20内に配されるこ
とにより、制御部品のセントラルボツクス20へ
の集約度が高められることになる。
流取扱回路部70が区分して設けられ、夫々に複
数個のコネクタ部が設けられて、大電流取扱回路
部40においては、バツテリ39からコネクタ部
51aを通じて供給される電力が、ブスバー59
が設けられたブスバー配線部60により複数のコ
ネクタ部51b〜51dに分配供給され、また、
小電流取扱回路部70においては、そこに設けら
れた演算処理部90から得られる制御信号が複数
のコネクタ部76a〜76cを通じて送出される
ようになされるのであり、これにより、配線の簡
素化が効果的になされる。そして、さらに、リア
デフオツガー85及びパワーウインド・ユニツト
56に対する大電流取扱回路部40からの電流供
給を断続するためのリレー46及び86の動作制
御が、小電流取扱回路部70の演算処理部90か
らの制御信号により行われるので、各種電装品の
制御のための機能的に重複する部分が減少され、
また特に、リレー46がブスバー配線部60に組
込まれてセントラルボツクス20内に配されるこ
とにより、制御部品のセントラルボツクス20へ
の集約度が高められることになる。
なお、上述の例においては、リレー86がセン
トラルボツクス20の外部に配されているが、こ
のリレー86もリレー46と同様にブスバー配線
部60に組込まれるようにされてもよい。
トラルボツクス20の外部に配されているが、こ
のリレー86もリレー46と同様にブスバー配線
部60に組込まれるようにされてもよい。
(発明の効果)
以上の説明から明らかな如く、本発明に係る自
動車の配線装置によれば、自動車の車体の各部に
装着された電装品が複数のワイヤハーネス及びこ
れら複数のワイヤハーネスの夫々の一端が集めら
れるセントラルボツクスを介して相互に連結さ
れ、このセントラルボツクスが、ブスバー配線部
を含み電力を扱う大電流取扱回路部と演算処理部
を含み制御信号を扱う小電流取扱回路部とが配さ
れて成るものとされて、大電流取扱回路部からそ
れに設けられたコネクタ部を通じてワイヤハーネ
スに電力が配送されるとともに、小電流取扱回路
部からワイヤハーネスに制御信号が分岐接続部を
介して供給されるようになされるので、電力用及
び信号用のワイヤを分離配線することができ、配
線全体の簡素化を効果的に図ることができるとと
もに、大電流取扱回路部から特定の電装品への電
力供給を制御するスイツチング手段が大電流取扱
回路部に組込まれ、これが小電流取扱回路部から
曝られる制御信号により制御されるようになされ
るので、電装品への電力供給制御をするための制
御用部品のセントラルボツクスへの集約度を高め
ることができて、全体の小型化が図れるととも
に、各種電装品の制御にあたつて機能的に重複す
る部分を減少せしめることができる。
動車の配線装置によれば、自動車の車体の各部に
装着された電装品が複数のワイヤハーネス及びこ
れら複数のワイヤハーネスの夫々の一端が集めら
れるセントラルボツクスを介して相互に連結さ
れ、このセントラルボツクスが、ブスバー配線部
を含み電力を扱う大電流取扱回路部と演算処理部
を含み制御信号を扱う小電流取扱回路部とが配さ
れて成るものとされて、大電流取扱回路部からそ
れに設けられたコネクタ部を通じてワイヤハーネ
スに電力が配送されるとともに、小電流取扱回路
部からワイヤハーネスに制御信号が分岐接続部を
介して供給されるようになされるので、電力用及
び信号用のワイヤを分離配線することができ、配
線全体の簡素化を効果的に図ることができるとと
もに、大電流取扱回路部から特定の電装品への電
力供給を制御するスイツチング手段が大電流取扱
回路部に組込まれ、これが小電流取扱回路部から
曝られる制御信号により制御されるようになされ
るので、電装品への電力供給制御をするための制
御用部品のセントラルボツクスへの集約度を高め
ることができて、全体の小型化が図れるととも
に、各種電装品の制御にあたつて機能的に重複す
る部分を減少せしめることができる。
第1図は本発明に係る自動車の配線装置の一例
を示す概略構成図、第2図は第1図に示される例
に用いられるワイヤハーネスの一例の端部を示す
概略構成図、第3図及び第4図は第1図に示され
る例に用いられるセントラルボツクスの一例を示
す分解斜視図、第5図A,B及びCは第3図に示
されるセントラルボツクスの上面図、側面図及び
底面図、第6図は第1図に示される例に用いられ
るセントラルボツクスの一例の電気的接続構成を
示す等価回路図である。 図中、14はインスツルメントパネル、16は
インスツルメントワイヤハーネス、18はダツシ
ユボードワイヤハーネス、20はセントラルボツ
クス、22はフロントワイヤハーネス、23はリ
アワイヤハーネス、39はバツテリ、40は大電
流取扱回路部、46及び86はリレー、50,5
1,51a〜51d,76,76a〜76cはコ
ネクタ部、60はブスバー配線部、70は小電流
取扱回路部、90は演算処理部である。
を示す概略構成図、第2図は第1図に示される例
に用いられるワイヤハーネスの一例の端部を示す
概略構成図、第3図及び第4図は第1図に示され
る例に用いられるセントラルボツクスの一例を示
す分解斜視図、第5図A,B及びCは第3図に示
されるセントラルボツクスの上面図、側面図及び
底面図、第6図は第1図に示される例に用いられ
るセントラルボツクスの一例の電気的接続構成を
示す等価回路図である。 図中、14はインスツルメントパネル、16は
インスツルメントワイヤハーネス、18はダツシ
ユボードワイヤハーネス、20はセントラルボツ
クス、22はフロントワイヤハーネス、23はリ
アワイヤハーネス、39はバツテリ、40は大電
流取扱回路部、46及び86はリレー、50,5
1,51a〜51d,76,76a〜76cはコ
ネクタ部、60はブスバー配線部、70は小電流
取扱回路部、90は演算処理部である。
Claims (1)
- 1 異なる配線経路をもつて自動車の車体に配設
され、上記車体の各部に装着された電装品との接
続がなされる複数のワイヤハーネスと、該ワイヤ
ハーネスの夫々の一端が連結される少なくとも信
号用及び電力用のコネクタ部を1個ずつ有して車
体に配されたインスツルメントパネルの近傍に設
置されたセントラルボツクスとを備えて成り、上
記セントラルボツクスが、上記信号用のコネクタ
部、入力信号に応じて制御信号を発生する演算処
理部、及び、該演算処理部と上記信号用のコネク
タ部とを分岐接続する分岐接続部を含む小電流を
扱う回路部と、上記電力用のコネクタ部、該電力
用のコネクタ部に上記電装品を供給されるべき電
力を配送するブスバー配線部、及び、該ブスバー
配線部に組込まれて設けられ、上記小電流を扱う
回路部からの制御信号により制御されて、上記電
装品のうちの特定のものに対する電力供給を断続
するスイツチング手段を含む大電流を扱う回路部
とが設けられて構成されたことを特徴とする自動
車の配線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4325685A JPS61202956A (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 自動車の配線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4325685A JPS61202956A (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 自動車の配線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61202956A JPS61202956A (ja) | 1986-09-08 |
JPH0228494B2 true JPH0228494B2 (ja) | 1990-06-25 |
Family
ID=12658779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4325685A Granted JPS61202956A (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 自動車の配線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61202956A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61188247A (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-21 | Mazda Motor Corp | 自動車の配線装置 |
-
1985
- 1985-03-05 JP JP4325685A patent/JPS61202956A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61188247A (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-21 | Mazda Motor Corp | 自動車の配線装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS61202956A (ja) | 1986-09-08 |
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