JPH02284461A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH02284461A JPH02284461A JP1104739A JP10473989A JPH02284461A JP H02284461 A JPH02284461 A JP H02284461A JP 1104739 A JP1104739 A JP 1104739A JP 10473989 A JP10473989 A JP 10473989A JP H02284461 A JPH02284461 A JP H02284461A
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Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
単一の半導体チップ上に第1の厚さのゲート絶縁膜を有
する第1の半導体素子と第1の厚さより厚いゲート絶縁
膜を有する第2の半導体素子とを形成する半導体装置の
製造方法の改良、特に、しきい値電圧を制御するイオン
注入方法の改良に関し、 しきい値電圧を制御するだめの不純物イオン注入に使用
するマスク数を減少し、工程数を低減して経済的利益と
スループットとを向上するように改良することを目的と
し、 チャンネル形成領域にイオン注入をなして、第1の厚さ
のゲート絶縁膜を存する第1の半導体素子と、前記の第
1の厚さより厚いゲート絶縁膜を有する第2の半導体素
子とを有する半導体装置の製造方法において、前記の第
1および第2の半導体素子のチャンネル領域となるべき
部分に不純物を導入するに際し、前記の第1の半導体素
子のゲート絶縁膜をおおい、かつ、前記の第2の半導体
素子のゲート絶縁膜を露出するように形成されたマスク
を介して1til記の第2の半導体素子のナヤンネル領
域となるべき部分に不純物を導入する丁41jijと、
前記の第1お青−び第2の半ノπ体素子のチャンネル領
域となるべき部分に、同時に不純物を導入する工程とを
含む半導体装置の製造方法をもって構成される。
する第1の半導体素子と第1の厚さより厚いゲート絶縁
膜を有する第2の半導体素子とを形成する半導体装置の
製造方法の改良、特に、しきい値電圧を制御するイオン
注入方法の改良に関し、 しきい値電圧を制御するだめの不純物イオン注入に使用
するマスク数を減少し、工程数を低減して経済的利益と
スループットとを向上するように改良することを目的と
し、 チャンネル形成領域にイオン注入をなして、第1の厚さ
のゲート絶縁膜を存する第1の半導体素子と、前記の第
1の厚さより厚いゲート絶縁膜を有する第2の半導体素
子とを有する半導体装置の製造方法において、前記の第
1および第2の半導体素子のチャンネル領域となるべき
部分に不純物を導入するに際し、前記の第1の半導体素
子のゲート絶縁膜をおおい、かつ、前記の第2の半導体
素子のゲート絶縁膜を露出するように形成されたマスク
を介して1til記の第2の半導体素子のナヤンネル領
域となるべき部分に不純物を導入する丁41jijと、
前記の第1お青−び第2の半ノπ体素子のチャンネル領
域となるべき部分に、同時に不純物を導入する工程とを
含む半導体装置の製造方法をもって構成される。
本発明は、単一の半導体チップ1−に第1の厚さのゲー
ト絶縁膜を有する第1の半導体素子と第1の厚さより厚
いゲート絶縁IIりを有する第2の半導体素子とを形成
する半導体装置の製造方法の改良、特に、しきい値電圧
を制?ff1lするイオン注入方法の改良に関する。
ト絶縁膜を有する第1の半導体素子と第1の厚さより厚
いゲート絶縁IIりを有する第2の半導体素子とを形成
する半導体装置の製造方法の改良、特に、しきい値電圧
を制?ff1lするイオン注入方法の改良に関する。
第1のJVさのゲート箱組)1ジをイ1する第1のご1
′導体素子と第1の厚さより厚いゲート絶縁Iジをイ1
する第2の半導体素子とを?1′(−の半導体チップ+
に形成する半導体装置の製造方法において、しきい値電
圧を制御するための従来のイオン注入方法について以下
に説明する。
′導体素子と第1の厚さより厚いゲート絶縁Iジをイ1
する第2の半導体素子とを?1′(−の半導体チップ+
に形成する半導体装置の製造方法において、しきい値電
圧を制御するための従来のイオン注入方法について以下
に説明する。
第8し1参照
第8Mは、半導体層1に周知の方法を使用してフィール
ド絶縁膜2が形成され、第1の厚さのグー1絶縁縁朕を
有する第1の半導体素子形成領域11に第1の厚さのゲ
ート絶縁膜5が形成され、第1の厚さより厚いゲート絶
紅膜を有する第2の半導体素子形成領域12に第]の厚
さより厚いゲート絶縁膜3が形成された状態を示す。
ド絶縁膜2が形成され、第1の厚さのグー1絶縁縁朕を
有する第1の半導体素子形成領域11に第1の厚さのゲ
ート絶縁膜5が形成され、第1の厚さより厚いゲート絶
紅膜を有する第2の半導体素子形成領域12に第]の厚
さより厚いゲート絶縁膜3が形成された状態を示す。
第9図参照
レジスト(模を形成し、第1の半導体素子形成領域11
に開[]を有するマスクを使用して露光・現像し、第1
の半導体素子形成領域1]を除く領域にレジスト股7を
形成し、不純物をイオン注入し゛ζ第1のjVさのゲー
ト絶縁IIりを有する第1の半導体素子のしきい値電圧
を制御する。
に開[]を有するマスクを使用して露光・現像し、第1
の半導体素子形成領域1]を除く領域にレジスト股7を
形成し、不純物をイオン注入し゛ζ第1のjVさのゲー
ト絶縁IIりを有する第1の半導体素子のしきい値電圧
を制御する。
第10図参照
レジスト膜7を除去し、新たにレジスI−膜を形成し、
第2の半導体素子形成領域12に開r−1を有−づるマ
スクを使用して露光・現像し、第2の半導体素子形成領
域12を除く領域にレジスl” 112 Eiを形成し
、不純物をイオン注入し゛ζ第1の厚さより厚いゲート
絶縁膜を有する第2の半導体素子のしきい値電圧を制御
し、レジスト膜6を除去する。
第2の半導体素子形成領域12に開r−1を有−づるマ
スクを使用して露光・現像し、第2の半導体素子形成領
域12を除く領域にレジスl” 112 Eiを形成し
、不純物をイオン注入し゛ζ第1の厚さより厚いゲート
絶縁膜を有する第2の半導体素子のしきい値電圧を制御
し、レジスト膜6を除去する。
なお、しきい値電圧制御工程の順序を逆にし、第1の厚
さより厚いゲート絶縁11りを有する第2の半導体素子
のしきい値電圧制御を先に実行しCもよい。
さより厚いゲート絶縁11りを有する第2の半導体素子
のしきい値電圧制御を先に実行しCもよい。
〔発明が解決しようとする課題]
第1のjVさのゲート絶縁膜を有する第1の半導体素子
のしきい値電圧制御と第1の厚さより厚いゲート絶縁膜
を有する第2の半導体素子のしきい値電圧制御とに、そ
れぞれ異なるマスクを使用しなければならないため、経
済的負(I)か人きくなると−もに、それにともなうレ
ジストの塗布・露光・現像・レシスI・の除去の工程が
必要になり、スループッI・が低下する。
のしきい値電圧制御と第1の厚さより厚いゲート絶縁膜
を有する第2の半導体素子のしきい値電圧制御とに、そ
れぞれ異なるマスクを使用しなければならないため、経
済的負(I)か人きくなると−もに、それにともなうレ
ジストの塗布・露光・現像・レシスI・の除去の工程が
必要になり、スループッI・が低下する。
本発明の目的は、これらの欠点を解消することにあり、
第1の厚さのゲート絶縁膜を有する第1の半導体素子と
第1の厚さより厚いゲーI・絶縁膜を有する第2の半導
体素子とを単一の半導体チップ上に形成する半導体装置
の製造方法において、しきい値電圧を制御するための不
純物イオン注入工程に使用するマスク数を減少し、工程
数を低減して経済的利益とスループットとを向上するよ
うに改良することにある。
第1の厚さのゲート絶縁膜を有する第1の半導体素子と
第1の厚さより厚いゲーI・絶縁膜を有する第2の半導
体素子とを単一の半導体チップ上に形成する半導体装置
の製造方法において、しきい値電圧を制御するための不
純物イオン注入工程に使用するマスク数を減少し、工程
数を低減して経済的利益とスループットとを向上するよ
うに改良することにある。
1課題を解決するだめの手段]
上記の目的は、チャンネル形成領域にイオン注入をなし
て、第]の厚さのデー1−絶縁膜を有する第1の半導体
素子と、前記の第1の厚さより厚いグー1−絶縁膜を有
する第2の半導体素子とを有する半導体装置の製造方法
において、前記の第1および第2の半導体素子のチャン
ネル領域となるべき部分に不純物を導入するに際し、前
記の第1の半導体素子のゲート絶縁膜をおおい、かつ、
前記の第2の半導体素子のゲート絶縁膜を露出するよう
に形成されたマスクを介して前記の第2の半導体素子の
チャンネル領域となるべき部分に不純物を導入する工程
と、前記の第1および第2の半導体素子のチャンネル領
域となるべき部分に、同時に不純物を導入する工程とを
含む゛18導体装置の製造方法によって達成される。
て、第]の厚さのデー1−絶縁膜を有する第1の半導体
素子と、前記の第1の厚さより厚いグー1−絶縁膜を有
する第2の半導体素子とを有する半導体装置の製造方法
において、前記の第1および第2の半導体素子のチャン
ネル領域となるべき部分に不純物を導入するに際し、前
記の第1の半導体素子のゲート絶縁膜をおおい、かつ、
前記の第2の半導体素子のゲート絶縁膜を露出するよう
に形成されたマスクを介して前記の第2の半導体素子の
チャンネル領域となるべき部分に不純物を導入する工程
と、前記の第1および第2の半導体素子のチャンネル領
域となるべき部分に、同時に不純物を導入する工程とを
含む゛18導体装置の製造方法によって達成される。
第5図参照
第5図は、横軸に不純物ホrJンの加速電圧をとり、そ
の加速電圧をもっ゛ζボロンを二酸化シリコン膜中にイ
オン注入した時のイオン注入方向に対応するイオン濃度
分布を測定し、イオン濃度が、最大になるところまでの
二酸化シリコン膜の表面からの厚さを図中に実線をもっ
て示し、イオン濃度かは一〇になるとごろまでの二酸化
シリコン膜の表面からの厚さを図中に一点鎖線をもって
示している。
の加速電圧をもっ゛ζボロンを二酸化シリコン膜中にイ
オン注入した時のイオン注入方向に対応するイオン濃度
分布を測定し、イオン濃度が、最大になるところまでの
二酸化シリコン膜の表面からの厚さを図中に実線をもっ
て示し、イオン濃度かは一〇になるとごろまでの二酸化
シリコン膜の表面からの厚さを図中に一点鎖線をもって
示している。
第6図参照
第6図は、不純物としてリンを使用した場合につい゛C
1第5図と同様に、加速電圧とイオン濃度が最大になる
ところまでの厚さ及びイオン濃度が0になるところまで
の厚さとの関係を示す。
1第5図と同様に、加速電圧とイオン濃度が最大になる
ところまでの厚さ及びイオン濃度が0になるところまで
の厚さとの関係を示す。
第7図参照
第7図は、不純物としてヒ素を使用した場合について、
第5図と同様に、加速電圧とイオン濃度が最大になると
ころまでの厚さ及びイオン濃度が0になるとごろまでの
厚さとの関係を示す。
第5図と同様に、加速電圧とイオン濃度が最大になると
ころまでの厚さ及びイオン濃度が0になるとごろまでの
厚さとの関係を示す。
1例として、しきい値電圧制御にヒ素をイオン注入する
場合について、第7図を使用してその作用を説明する。
場合について、第7図を使用してその作用を説明する。
例えば、第1の厚さのゲート絶縁膜を有する第1の半導
体素子のゲート絶縁膜の厚さが200Aであり、第1の
厚ざより厚いゲート絶縁膜を有する第2の半導体素子の
ゲート絶縁膜の厚さが600人であるとする。イオンの
加速電圧として40〜60KeVを選択すれば、注入さ
れたイオンの濃度分そjが最大になるのは、第7図から
21.0〜300人jソのところとなるので、不純物イ
オンは200人厚のゲート絶縁膜を有する第1の半導体
素子のゲート絶縁膜を貫通して、第■の半導体素子のチ
ャンネル形成領域に注入される。一方、注入されたイオ
ン濃度の分布がOになるのは、第7図から430〜60
0人厚のとごろとなるので、不純物イオンは(i 00
人厚のゲート絶縁膜を有する第2の半導体素子のゲート
絶縁11t;!。
体素子のゲート絶縁膜の厚さが200Aであり、第1の
厚ざより厚いゲート絶縁膜を有する第2の半導体素子の
ゲート絶縁膜の厚さが600人であるとする。イオンの
加速電圧として40〜60KeVを選択すれば、注入さ
れたイオンの濃度分そjが最大になるのは、第7図から
21.0〜300人jソのところとなるので、不純物イ
オンは200人厚のゲート絶縁膜を有する第1の半導体
素子のゲート絶縁膜を貫通して、第■の半導体素子のチ
ャンネル形成領域に注入される。一方、注入されたイオ
ン濃度の分布がOになるのは、第7図から430〜60
0人厚のとごろとなるので、不純物イオンは(i 00
人厚のゲート絶縁膜を有する第2の半導体素子のゲート
絶縁11t;!。
を貫通することができず、第2の半導体素子のチャンネ
ル形成領域には注入されない。
ル形成領域には注入されない。
本発明に係る第1の厚さのチー1−絶縁膜を有する第1
の半導体素子と第1の厚さより厚いゲート絶縁膜を有す
る第2の半導体素子とが単一の半導体チップ上に共存す
る半導体装;〃のしきい値電圧の制御においては、ゲー
I・絶縁膜の厚さと不純物の種類とイオンの加速電圧と
の関係をト記の例に示すように選択するごとによって、
マスクを使用しなくても、第2の半導体素子のしきいイ
■電圧に影響を及ぼすことなく、第1の半導体素子のし
きい仙電圧のみを制御することができるので、しきい値
電圧制御のための不純物イオン注入時に使用するマスク
数を戚少し、工程数を低減することかできる。
の半導体素子と第1の厚さより厚いゲート絶縁膜を有す
る第2の半導体素子とが単一の半導体チップ上に共存す
る半導体装;〃のしきい値電圧の制御においては、ゲー
I・絶縁膜の厚さと不純物の種類とイオンの加速電圧と
の関係をト記の例に示すように選択するごとによって、
マスクを使用しなくても、第2の半導体素子のしきいイ
■電圧に影響を及ぼすことなく、第1の半導体素子のし
きい仙電圧のみを制御することができるので、しきい値
電圧制御のための不純物イオン注入時に使用するマスク
数を戚少し、工程数を低減することかできる。
(実施例]
以下、図面を参照しつ一8本発明に係る第1の厚さのゲ
ート絶縁膜を有する第1の半導体素子と第1の厚さより
j7いゲート絶縁膜を有する第2の半導体素子とが単一
の半導体チップ−ヒに共存する半導体装置のしきい値電
圧制御のための不純物イオン注入方法について説明する
。
ート絶縁膜を有する第1の半導体素子と第1の厚さより
j7いゲート絶縁膜を有する第2の半導体素子とが単一
の半導体チップ−ヒに共存する半導体装置のしきい値電
圧制御のための不純物イオン注入方法について説明する
。
第2図参照
周知の方法を使用して、シリコン基板1の半導体素子形
成領域を囲んでフィールド絶縁膜2を形成し、熱酸化を
なして全面に600λ厚程度の酸化シリコン膜3を形成
する。
成領域を囲んでフィールド絶縁膜2を形成し、熱酸化を
なして全面に600λ厚程度の酸化シリコン膜3を形成
する。
第3図参照
レジスト膜を形成し、第1の厚さのゲート絶縁膜を有す
る第1の半導体素子形成領域11に開口を有するマスク
を使用して露光・現像し、第1の半導体素子形成領域1
1を除く領域にレジスI・膜4を形成する。フッ酸等を
使用して第1の半導体素子形成領域]1の二酸化シリコ
ン膜3を200人厚程度にまでエノナンクして二酸化シ
リコン膜5を形成し、レジスI−JIG! 4を除去す
る。単一の半導体チップ上に約6000厚の第2の半導
体素子用ゲート絶縁膜3と約2000厚の第1の半導体
素子用ゲート絶縁j模5とが形成された半導体基板1が
形成される。
る第1の半導体素子形成領域11に開口を有するマスク
を使用して露光・現像し、第1の半導体素子形成領域1
1を除く領域にレジスI・膜4を形成する。フッ酸等を
使用して第1の半導体素子形成領域]1の二酸化シリコ
ン膜3を200人厚程度にまでエノナンクして二酸化シ
リコン膜5を形成し、レジスI−JIG! 4を除去す
る。単一の半導体チップ上に約6000厚の第2の半導
体素子用ゲート絶縁膜3と約2000厚の第1の半導体
素子用ゲート絶縁j模5とが形成された半導体基板1が
形成される。
第4図参照
レジスト膜を形成し、第2の半導体素子形成領域12に
開口を有するマスクを使用して露光・現像して第2の半
導体素子形成領域12を除く領域にレジスト膜6を形成
し、例えば不純物リンを加速電圧65KeV程度をもっ
てイオン注入する。第6図から明らかなように、リンイ
オンは600人厚0ゲート絶縁膜を有する第2の半導体
素子のゲート絶縁膜3を貫通してチャンネル形成領域に
注入され、第2の半導体素子のしきい値電圧か制御され
る。
開口を有するマスクを使用して露光・現像して第2の半
導体素子形成領域12を除く領域にレジスト膜6を形成
し、例えば不純物リンを加速電圧65KeV程度をもっ
てイオン注入する。第6図から明らかなように、リンイ
オンは600人厚0ゲート絶縁膜を有する第2の半導体
素子のゲート絶縁膜3を貫通してチャンネル形成領域に
注入され、第2の半導体素子のしきい値電圧か制御され
る。
第1図参照
レジスト膜6を除去し、全面に不純物リンを加速電圧2
5KeV程度をもってイオン注入する。
5KeV程度をもってイオン注入する。
第6図から明らかなようにリンイオンは200人1 ]
厚のグー1−絶縁膜を有する第1の半導体素子のゲート
絶縁膜5を切通してチャンネル形成領域に注入され、第
1の半導体素子のしきい値電圧が制御されるが、第2の
半導体素子の600人厚0ゲート絶縁膜3は貫通しない
ので、第2の半導体素子のしきいイIl′I電圧には影
響を与えない。このように、マスクを1個使用するのみ
で第1の厚さのゲート絶縁膜を有する第1の半導体素子
及び第1の厚さより厚いゲート絶縁膜を有する第2の半
導体素子の両方のしきい値電圧を制御することが可能で
ある。
絶縁膜5を切通してチャンネル形成領域に注入され、第
1の半導体素子のしきい値電圧が制御されるが、第2の
半導体素子の600人厚0ゲート絶縁膜3は貫通しない
ので、第2の半導体素子のしきいイIl′I電圧には影
響を与えない。このように、マスクを1個使用するのみ
で第1の厚さのゲート絶縁膜を有する第1の半導体素子
及び第1の厚さより厚いゲート絶縁膜を有する第2の半
導体素子の両方のしきい値電圧を制御することが可能で
ある。
なお、第1のjVさのゲート絶縁膜を有する第]の半導
体素子のしきい値電圧制御と、第1のj¥さより厚いゲ
ート絶縁膜を有する第2の半導体素子のしきい値電圧制
御との順序を逆にしてもよく、また、しきい値電圧を制
御するためにイオン注入する不純物としては、リンに限
らずヒ素、ボロン、2フツ化ホロン等が使用できること
は云うまでもない。
体素子のしきい値電圧制御と、第1のj¥さより厚いゲ
ート絶縁膜を有する第2の半導体素子のしきい値電圧制
御との順序を逆にしてもよく、また、しきい値電圧を制
御するためにイオン注入する不純物としては、リンに限
らずヒ素、ボロン、2フツ化ホロン等が使用できること
は云うまでもない。
〔発明の効果]
以上説明せるとおり、本発明に係る半導体装i6の製造
方法においては、第1のjVさのデーl−絶縁膜を有す
る第1の半導体素子のゲート絶縁膜は貫通ずるが、第]
の厚さより厚いゲーI・絶縁膜を有する第2の半導体素
子のデー1−絶縁膜は貫通しないようにイオンの加速電
圧を選択して不純物をイオン注入することによって、第
1の厚さより厚いゲート絶縁膜を有する第2の半導体素
子のしきい値電圧を制御するイオン注入工程においては
マスクを使用するが、第1の厚さのゲート絶縁)1りを
有する第1の半導体素子のしきい値電圧を制御するイオ
ン注入工程においてはマスクを使用する必要がないので
、マスク数が減少して経済的利益が向」二し、また、そ
れにともなってレジストの塗布・露光・現像・レジスト
の除去の工程を一工程省略することかできるので、スル
ープットを向」−するごとができる。
方法においては、第1のjVさのデーl−絶縁膜を有す
る第1の半導体素子のゲート絶縁膜は貫通ずるが、第]
の厚さより厚いゲーI・絶縁膜を有する第2の半導体素
子のデー1−絶縁膜は貫通しないようにイオンの加速電
圧を選択して不純物をイオン注入することによって、第
1の厚さより厚いゲート絶縁膜を有する第2の半導体素
子のしきい値電圧を制御するイオン注入工程においては
マスクを使用するが、第1の厚さのゲート絶縁)1りを
有する第1の半導体素子のしきい値電圧を制御するイオ
ン注入工程においてはマスクを使用する必要がないので
、マスク数が減少して経済的利益が向」二し、また、そ
れにともなってレジストの塗布・露光・現像・レジスト
の除去の工程を一工程省略することかできるので、スル
ープットを向」−するごとができる。
第1図〜第4図は、本発明の一実施例に係るしきい値電
圧制御の]二程図である。 第5図は、ボロンをイオン注入した時の加速電圧と濃度
分布との関係を示す図である。 第6図は、リンをイオン注入した時の加速電圧と濃度分
布との関係を示す図である。 第7図は、ヒ素をイオン注入した時の加速電圧と濃度分
布との関係を示す図である。 第8図〜第10図は、従来技術に係るしきい値電圧制御
の工程図である。 1・・・シリコン基板、 2・・・フィールド絶縁膜、 3・・・二酸化シリコン膜(第1の厚さより厚いゲート
絶縁膜を有する第2の半導体素子のゲート絶縁膜)、 4.6.7・ ・レジスト膜、 5・・・第1の厚さのゲート絶縁膜を有する第1の゛)
先導体素子のゲート絶縁膜、 11 ・ 12・ ・第1の半導体素子形成領域、 第2の半導体素子形成領域(域。
圧制御の]二程図である。 第5図は、ボロンをイオン注入した時の加速電圧と濃度
分布との関係を示す図である。 第6図は、リンをイオン注入した時の加速電圧と濃度分
布との関係を示す図である。 第7図は、ヒ素をイオン注入した時の加速電圧と濃度分
布との関係を示す図である。 第8図〜第10図は、従来技術に係るしきい値電圧制御
の工程図である。 1・・・シリコン基板、 2・・・フィールド絶縁膜、 3・・・二酸化シリコン膜(第1の厚さより厚いゲート
絶縁膜を有する第2の半導体素子のゲート絶縁膜)、 4.6.7・ ・レジスト膜、 5・・・第1の厚さのゲート絶縁膜を有する第1の゛)
先導体素子のゲート絶縁膜、 11 ・ 12・ ・第1の半導体素子形成領域、 第2の半導体素子形成領域(域。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 チャンネル形成領域にイオン注入をなして、第1の厚さ
のゲート絶縁膜を有する第1の半導体素子と、前記第1
の厚さより厚いゲート絶縁膜を有する第2の半導体素子
とを有する半導体装置の製造方法において、 前記第1および第2の半導体素子のチャンネル領域とな
るべき部分に不純物を導入するに際し、前記第1の半導
体素子のゲート絶縁膜をおおい、かつ、前記第2の半導
体素子のゲート絶縁膜を露出するように形成されたマス
クを介して前記第2の半導体素子のチャンネル領域とな
るべき部分に不純物を導入する工程と、 前記第1および第2の半導体素子のチャンネル領域とな
るべき部分に、同時に不純物を導入する工程とを含む ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1104739A JP2819302B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1104739A JP2819302B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02284461A true JPH02284461A (ja) | 1990-11-21 |
JP2819302B2 JP2819302B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=14388869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1104739A Expired - Fee Related JP2819302B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2819302B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010045448A (ko) * | 1999-11-05 | 2001-06-05 | 박종섭 | 게이트산화막 형성방법 |
KR100336779B1 (ko) * | 1999-12-08 | 2002-05-16 | 박종섭 | 반도체 소자의 게이트 절연막 형성방법 |
KR100561552B1 (ko) * | 1998-09-03 | 2006-03-17 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 반도체 장치의 제조방법 |
KR100723467B1 (ko) * | 2001-01-17 | 2007-05-30 | 삼성전자주식회사 | 부분식각에 의한 게이트 산화막의 형성방법 |
JP2007220736A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Toshiba Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5496383A (en) * | 1977-07-18 | 1979-07-30 | Mostek Corp | High performance ic and method of fabricating same |
JPS60231354A (ja) * | 1984-04-28 | 1985-11-16 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法 |
-
1989
- 1989-04-26 JP JP1104739A patent/JP2819302B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5496383A (en) * | 1977-07-18 | 1979-07-30 | Mostek Corp | High performance ic and method of fabricating same |
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JP2007220736A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Toshiba Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2819302B2 (ja) | 1998-10-30 |
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