JPH022839Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH022839Y2
JPH022839Y2 JP3251083U JP3251083U JPH022839Y2 JP H022839 Y2 JPH022839 Y2 JP H022839Y2 JP 3251083 U JP3251083 U JP 3251083U JP 3251083 U JP3251083 U JP 3251083U JP H022839 Y2 JPH022839 Y2 JP H022839Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pivot shaft
support case
handle member
handle device
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3251083U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59138673U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3251083U priority Critical patent/JPS59138673U/ja
Publication of JPS59138673U publication Critical patent/JPS59138673U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH022839Y2 publication Critical patent/JPH022839Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、容器状の支持ケースの収納部内にハ
ンドル部材が枢支されて成る自動車用ハンドル装
置に関する。
従来の自動車用ハンドル装置としては、例えば
第1図に示すようなものがある。
すなわち、ハンドル装置1は支持ケース2とハ
ンドル部材3とより成り、支持ケース2は収納部
21に飾り枠22が嵌合して形成され、ハンドル
部材3は枢軸11を介して収納部21に枢支さ
れ、収納部21の一端部に形成された開口12を
介してハンドル部材3の作動アーム31が収納部
21の裏側に突出しており、内部パネルA1と表
面パネルA2との間に空間A3が形成されて成る
取付部Aに取り付けられ、空間A3に収納部21
が落し込まれ、飾り窓22が表面パネルA2に当
接しているもので、ドアロツク等に動作を伝える
伝達部材A4の端が作動アーム31の先端部に連
結されているものである。
しかしながら、このような従来の自動車用ドア
ハンドル装置では、取付部Aの空間A3と外部と
が開口12を介して連通され、しかも、開口12
はハンドル部材3の起倒動作を許容する程度の大
きさが必要なので相当に大きなものになり、取付
部Aの空間A3内から開口12を通して塵埃や風
が表面パネルA2からその表へ侵入してしまうと
いう問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、支持ケースの収納部に開設した
作動アーム突出用の開口をなくすことにより上記
問題点を解決することを目的としている。
かかる目的を達成するため、本考案において
は、ハンドル部材に固結された枢支軸の端部が支
持ケースの収納部の側壁に穿設された遊嵌孔を介
して裏側へ突出しており、該端部に作動レバーを
固設したことを特徴とする自動車用ドアハンドル
装置とし、取付部の内部の空間と外部とを連通す
るのは前記枢支軸と支持ケースとの遊嵌間隙のみ
とし、ほとんど密閉構造として取付部の内部空間
の塵埃等が表面パネルの表側へ侵入しないように
したものである。
以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。なお、従来例と同様の部位には同一符号を付
し重複した説明を省略する。
第2図〜第7図は本考案の一実施例を示してお
り、支持ケース2の収納部21は、陥入部23に
開口のない容器状をしており、第2図において右
方を仮に前方とすれば、前後に対称的に同様の構
造をした前部脚24と後部脚25とが裏方に突設
され、夫々に係合孔24a,25aが穿設される
とともに夫々の先端に内部パネルA1への係止爪
24b,25bが形成され、底面部26が内部パ
ネルA1への当接面をなし、側壁27,27に続
く後壁に内部パネルA1へ係合する位置決め突起
27aを有する支持脚27bが夫々に突設され、
陥入部23の開口縁が飾り枠22との当接嵌合面
28をなしている。
支持ケース2の飾り枠22は、外周に飾りフラ
ンジ22aが形成され、内周に収納部21の当接
嵌合面28に対応する当接嵌合面22bが形成さ
れ、収納部21の前部脚24と後部脚25とに対
応してそれらの係合孔24a,25aに挿通係合
する前脚29と後脚20とが前後に突設され、前
脚29および後脚20は同様の構造をしており、
夫々に、内部パネルA1への係止爪29a,20
aが設けられ、収納部21が内部パネルA1に前
部脚24と後部脚25とを係止させて取り付けら
れた上から飾り枠22の前脚29と後脚20とが
同様に係止して取り付けられ、夫々の当接嵌合面
28,22bが当接することにより一体的となつ
て支持ケース2を構成している。
ハンドル部材3は、つまみ部32と基部33と
が枠状をなして収納部21の陥入部23内に収納
されており、一側に突設されたピン状の枢支軸3
4とロツド状の枢支軸4とを介して収納部21の
側壁27,27間に遊嵌枢支され、付勢バネ30
により収納状態に保持されている。
枢支軸4は、支持ケース2の収納部21の一方
の側壁27に穿設された遊嵌孔27cに基端部4
1が遊嵌され、他方の側壁27に穿設された枢支
孔27dに遊嵌したハンドル部材3の枢支軸34
に先端部42が挿通係合されており、先端部42
には割り溝42aと拡頭部42bとが形成され、
割り溝42aが撓んで枢支軸37の挿通孔34a
に挿通してから拡頭部42bが開いて抜けないよ
うに枢支軸34の側面に係合している。
ハンドル部材3の基部33の裏側へ突設された
枢支片35,36には夫々角孔35a,36aが
穿設され、この角孔35a,36aに枢支軸4の
中間部の角軸43が挿通嵌合されることにより、
ハンドル部材3と枢支軸4とは回動伝達可能に連
結されている。
枢支軸4の基端部41側の端部44は側壁27
の裏側へ突出しており、そこに作動レバー45が
一体的に固設されており、作動レバー45の遊端
には、ドアロツク等へ作動を伝達する伝達部材A
4の連結孔46が設けられている。
上記構成を有する自動車用ドアハンドル装置で
は、ドアハンドル装置1は支持ケース2が取付部
Aの空間A3内に落し込まれ、収納部21の底面
部26が内部パネルA1に当接され、収納部21
の前部脚24および後部脚25と飾り枠22の前
脚29および後脚20とが内部パネルA1に係止
され、飾り枠22と収納部21とが当接嵌合面2
8,22bにより密着して当接嵌合され、飾り枠
22の飾りフランジ22aが表面パネルA2に当
接して取り付けられ、空間A3と外部とは支持ケ
ース2により仕切られている。ハンドル部材3を
付勢バネ30の付勢力に抗して回動して起立させ
ると枢支軸4が回動され、作動レバー46が回動
して伝達部材A4を動かし、これによつてハンド
ル部材3の動作がドアロツク等に伝達される。ハ
ンドル部材3を解放して倒せば付勢バネ30によ
りハンドル部材3は元の位置に復帰する。そし
て、空間A3と外部とを連通しているのは、枢支
軸4の基端部41と支持ケース2の遊嵌孔27c
との間隙およびハンドル部材3の枢支軸34と支
持ケース2の枢支孔27dとの間隙のみである。
なお、後者の間隙は枢支孔27dを盲穴とすれば
密閉できるし、枢支軸34を廃して枢支軸4の先
端部42を側壁27に直接遊嵌させればそこに間
隙ができる。
本考案に係る自動車用ドアハンドル装置によれ
ば、取付部の内部の空間と外部とを連通するのは
実質的に枢支軸と支持ケースとの遊嵌間隙のみと
し、ほとんど密閉した構造としたから、空間内の
塵埃等がドアハンドル装置を介して侵入すること
が無く、自動車室内のインサイドハンドル装置と
して用いるような場合に内外をほぼ完全に仕切
り、車室内が清浄に保たれ、不必要な通風も無
く、車室の居住性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のドアハンドル装置の縦断面図、
第2図〜第7図は本考案の一実施例に係るドアハ
ンドル装置を示し、第2図は正面図、第3図は底
面図、第4図は左側面図、第5図は分解斜視図、
第6図は縦断面図、第7図は枢支軸の中心線にお
ける横断面図である。 A…取付部、A1…内部パネル、A2…表面パ
ネル、A3…空間、A4…伝達部材、1…ドアハ
ンドル装置、2…支持ケース、21…収納部、2
2…飾り枠、3…ハンドル部材、4,34…枢支
軸、45…作動レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器状の支持ケースの収納部内にハンドル部材
    が枢支されて成る自動車用ドアハンドル装置にお
    いて、ハンドル部材に固結された枢支軸の端部が
    支持ケースの収納部の側壁に穿設された遊嵌孔を
    介して裏側へ突出しており、該端部に作動レバー
    を固設したことを特徴とする自動車用ドアハンド
    ル装置。
JP3251083U 1983-03-07 1983-03-07 自動車用ドアハンドル装置 Granted JPS59138673U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3251083U JPS59138673U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 自動車用ドアハンドル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3251083U JPS59138673U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 自動車用ドアハンドル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59138673U JPS59138673U (ja) 1984-09-17
JPH022839Y2 true JPH022839Y2 (ja) 1990-01-23

Family

ID=30163327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3251083U Granted JPS59138673U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 自動車用ドアハンドル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59138673U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0635081Y2 (ja) * 1988-04-30 1994-09-14 国産金属工業株式会社 自動車用ドアハンドル装置
JPH0743379Y2 (ja) * 1990-10-31 1995-10-09 株式会社アルファ 自動車用インサイドドアハンドル装置の取付け構造
JP3546329B2 (ja) * 2000-12-04 2004-07-28 一男 中島 車両用ドアハンドル設置スペース

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59138673U (ja) 1984-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH022839Y2 (ja)
JP3054033B2 (ja) 車両ドアの外側開扉ハンドル
JPS6215022U (ja)
JPH0239879Y2 (ja)
JP2535329Y2 (ja) パワーウインド用スイッチベゼルの取付け構造
JPH0248246Y2 (ja)
JPH0446988Y2 (ja)
JPH0343316Y2 (ja)
JPS6131910Y2 (ja)
JPS5924773Y2 (ja) 自動車用ドアの施解錠用ノブロツド
JPS5942459Y2 (ja) 自動車用ドアのハンドル装置
JP2534052Y2 (ja) 自動車のチェンジレバー
JPH0339294Y2 (ja)
JPH01112260U (ja)
JPS5834939Y2 (ja) 自動車のドアラツチ装置
JPH02129559U (ja)
JPS6215024U (ja)
JPH02147568U (ja)
JPH0319589Y2 (ja)
JPH0137945Y2 (ja)
JPH0669009U (ja) 車両用リヤスポイラの可倒式アンテナ支持装置
JPH0158316U (ja)
JPH01142763U (ja)
JPH01179971U (ja)
JPH0295780U (ja)