JPH0319589Y2 - - Google Patents

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JPH0319589Y2
JPH0319589Y2 JP14088184U JP14088184U JPH0319589Y2 JP H0319589 Y2 JPH0319589 Y2 JP H0319589Y2 JP 14088184 U JP14088184 U JP 14088184U JP 14088184 U JP14088184 U JP 14088184U JP H0319589 Y2 JPH0319589 Y2 JP H0319589Y2
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rotating arm
use position
recess
operating shaft
shaft
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JP14088184U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車の窓ガラスやサンルーフ等の
開閉操作に用いられる手動式の回転操作ハンドル
装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の回転操作ハンドル装置として
は、操作軸に固着した回転板の一部に凹部を形成
するとともに、該凹部内に、先端部につまみを備
える回動アームの基部を枢着し、不使用時には、
つまみおよび回動アームの大部分が凹部内に没入
するように折り畳んでおき、使用したい場合に
は、つまみが設けられた回動アームの先端部が操
作軸の半径方向に突出するように、回動アームを
凹部より起すようにしたものがある(例えば、実
公昭45−27365号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) このような従来の装置においては、つまみを掴
んで、回動アーム及び回転板を操作軸とともに回
転させている際に、つまみにかける力の方向が、
操作軸を中心とする円周方向から若干狂うと、不
意に回動アームが不使用位置側に回動し、腰砕け
的となつて、操作性が意いという問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、回動アームを、使用位置と不使用位
置とに回動できるだけでなく、使用位置におい
て、先端部が操作軸の円周方向に若干揺動できる
ようにして、回転板に枢設し、かつ回転板の一部
に、回動アームが、使用位置において、操作軸の
円周方向に揺動したときに、回動アームに係合し
て、回動アームの不使用位置の方向への復帰を阻
止する係合部を設けることにより、回動アームを
回転させているときには、回動アームが不使用位
置に復帰しないようにし、もつて上述のような問
題点を解消した回転操作ハンドル装置を提供する
ことを目的とするものである。
(作用) 本考案においては、回動アームを使用位置まで
起して、つまみを操作軸の円周方向に回転させる
と、回転板に対して回動アームが操作軸の円周方
向に若干傾動し、回動アームが回転板の係合部に
係合して、回動アームの不使用位置の方向への回
動が阻止される。
したがつて、つまみの回転操作中に、回動アー
ムが腰折れすることはなくなり、操作性が向上す
る。
(実施例) 以下、添付図面に示す本考案の一実施例につい
て説明する。
1は、自動車のウインドレギユレータ装置にお
ける回転式の操作軸で、その先端は、ドアの内面
におけるドアトリム2に止着された円形の化粧枠
3の中央穴4を貫通して、車内側に突出してい
る。
操作軸1の先端部には、中空円板状をなす回転
板5の後面中央に形成されたボス部5aが固嵌さ
れている。
回転板5の前面中央には、直径方向を向く割溝
状の凹部6が形成されており、この凹部6の中央
より一端寄りの両側壁6a,6bには、凹部6の
長手方向を向く長孔7が穿設されている。
両端を各長孔7に嵌入された軸8には、回動ア
ーム9の基部が枢支されている。
かくして、回動アーム9は、第5図乃至第9図
に示すように、その大部分が凹部6内に収容さ
れ、かつその外表面が回転板5の表面とほぼ整合
する不使用位置と、第1図乃至第4図及び第10
図に示すように、回転板5における凹部6の一端
に形成された前方を向く突縁6cに、中間部が当
接し、かつ先端部が凹部6より操作軸1の半径方
向に突出する使用位置とに、軸8まわりに回動し
得るとともに、第1図に想像線で示すように、軸
8が両長孔7内において傾動することにより、使
用位置において、先端部が操作軸1の円周方向に
若干揺動可能となつている。
回動アーム9の両側面と、凹部6の両側壁6
a,6bとの各間における軸8まわりには、巻き
ばね10が巻設されている。各巻きばね10の一
端10aは、回動アーム9に止着され、かつ同じ
く他端10bは、長孔7と直交する方向を向くよ
うに、各側壁6a,6bに穿設された長孔11に
係止されている。この巻きばね10により、回動
アーム9は、不使用位置に向けて常時付勢される
とともに、第4図に示すように、軸8が各長孔7
内において回転板5の中心から離れる方の端部に
向けて常時押圧されることにより、回動アーム9
は、使用位置において、操作軸1の円周方向に妄
りに揺動しないように、適度の節度が付与されて
いる。
第3図に示すように、回転板5の外周面に開口
する凹部6の一端における両側壁6a,6bの前
縁には、互いに内方に向かつて突出する係合部1
2,12が形成されている。この係合部12は、
回動アーム9が、使用位置において、操作軸1の
円周方向に揺動したときに、回動アーム9の中間
部に係合して、回動アーム1の不使用位置の方向
への復帰を阻止する。
また、凹部6の両側壁6a,6bにおける中間
部には、回動アーム9が、使用位置において、操
作軸1の円周方向に揺動したときに、その基端部
が進入するようにした凹所13がそれぞれ形成さ
れている。
回動アーム9の先端部の裏面に突設された筒軸
14には、ローラ状のつまみ15が枢嵌され、か
つ筒軸14の先端に有頭ねじ16を螺着すること
により、つまみ15は筒軸14から抜け止めされ
ている。
このつまみ15は、第6図に示すように、回動
アーム9が不使用位置にあるときは、凹部6内に
収容され、かつ凹部6の底壁6dに当接して、回
動アーム9を不使用位置に停止させる作用をし、
また第2図に示すように、回動アーム9が使用位
置まで回動されたときは、その回動アーム9の先
端部より前方に突出して、操作し易いようになつ
ている。
6eは、つまみ15に対応する凹部6の一部に
形成された全体として円形の拡幅部である。
この実施例においては、回動アーム9は、巻き
ばね10の作用により、常時は不使用位置に位置
しており、この状態では、回動アーム9と回転板
5とが全体として平滑な円板状をなし、車内にお
ける乗者の妨げとならない。
窓ガラスを昇降させたい場合には、回動アーム
9の先端部を前方に引出し、かつ回動アーム9を
軸8まわりに反転させて使用位置とし、つまみ1
5を掴んで、回動アーム9及び回転板5を操作軸
1を中心として回転させる。
すると、まず、回転板5に対して、回動アーム
9が、軸8とともに、第1図に実線で示す位置か
ら、例えば想像線で示すように、若干傾動し、回
動アーム9の中間部が、第3図における左方の係
合部12に係合する。
これにより、回動アーム9は、不使用位置の方
向への復帰を阻止される。この回動アーム9と係
合部12との係合関係は、つまみ15を操作軸1
を中心として、第1図における反時計方向に回転
させている間中維持されるので同方向への回転中
に、回動アーム9が不使用位置の方向に回動し
て、回転操作が不円滑となるおそれはない。
つまみ15を、操作軸1を中心として、第1図
における時計方向に回転させる場合には、回動ア
ーム9の一部が、他方の、すなわち第3図におけ
る右方の係合部12に係合し、前記同様に、回動
アーム9の不使用位置の方向への復帰が阻止され
るので、この場合にも、回転操作が不円滑となる
おそれはない。
つまみ15の回転操作終了後、つまみ15から
手を離すと、まず巻きばね10による軸8を長孔
7の一端側に押圧する作用により、回動アーム9
は、一旦第1図に実線で示す位置まで復帰させら
れた後、巻きばね10による軸8まわりの回動付
勢力により、もとの不使用位置まで即座に復帰さ
せられる。
(変形例) 上述の実施例においては、回動アーム9を、使
用位置において、操作軸1の円周方向に傾動し得
るようにするため、軸8を、長孔7に傾動可能に
嵌合してあるが、回動アーム9を、例えばユニバ
ーサルジヨイントをもつて、回転板5に枢着した
り、または、回動アーム9に穿設した大径の軸孔
に、回転板5に支持させた小径の軸を遊嵌して実
施してもよい。
(考案の効果) 本考案は、上述のような構成としてあるので、
つまみの回転操作中に、回動アームが腰折れする
ことはなくなり、操作性が向上するという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例において、回動ア
ームが使用位置にあるときの状態を示す一部切欠
正面図、第2図は、第1図の−線に沿う縦断
側面図、第3図は、第1図の−線に沿う横断
平面図、第4図は、第1図の−線に沿う拡大
縦断面図、第5図は、回動アームが不使用位置に
あるときの状態を示す正面図、第6図は、第5図
の−線に沿う縦断側面図、第7図は、第5図
の−線に沿う横断面図、第8図は、第5図の
−線に沿う横断面図、第9図は、第5図の
−線に沿う横断面図、第10図は、回動アーム
を使用位置としたときの、第9図と同様な部分の
横断面図である。 1……操作軸、5……回転板、6……凹部、8
……軸、9……回動アーム、10……巻きばね、
12……係合部、15……つまみ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作軸に固着した回転板の一部に凹部を形成す
    るとともに、該凹部内に、先端部につまみを備え
    る回動アームを、その先端部が前記凹部より操作
    軸の半径方向に突出する使用位置と、同じく大部
    分が前記凹部内に収容される不使用位置とに回動
    可能として、かつ使用位置において、その先端部
    が前記操作軸の円周方向に若干揺動可能として枢
    設し、かつ前記回転板の一部に、前記回動アーム
    が、使用位置において、前記操作軸の円周方向に
    揺動したときに、回動アームに係合して、回動ア
    ームの前記不使用位置の方向への復帰を阻止する
    係合部を設けたことを特徴とする回転操作ハンド
    ル装置。
JP14088184U 1984-09-19 1984-09-19 Expired JPH0319589Y2 (ja)

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JP14088184U JPH0319589Y2 (ja) 1984-09-19 1984-09-19

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JP14088184U JPH0319589Y2 (ja) 1984-09-19 1984-09-19

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Publication Number Publication Date
JPS6156473U JPS6156473U (ja) 1986-04-16
JPH0319589Y2 true JPH0319589Y2 (ja) 1991-04-25

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