JPH0538224Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0538224Y2 JPH0538224Y2 JP11764687U JP11764687U JPH0538224Y2 JP H0538224 Y2 JPH0538224 Y2 JP H0538224Y2 JP 11764687 U JP11764687 U JP 11764687U JP 11764687 U JP11764687 U JP 11764687U JP H0538224 Y2 JPH0538224 Y2 JP H0538224Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- knob
- window
- regulator handle
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Window Of Vehicle (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、自動車等に設けた窓を開閉するため
のウインドレギユレータハンドル装置に関する。
のウインドレギユレータハンドル装置に関する。
(従来の技術)
従来、自動車等に設けた窓は、搭乗者が、ドア
の内壁に設けられたレギユレータハンドルのノブ
を回して開閉していた。従つて、レギユレータハ
ンドルは操作しやすい高さに取付けられるととも
に、簡単に作動する構造に作られている。
の内壁に設けられたレギユレータハンドルのノブ
を回して開閉していた。従つて、レギユレータハ
ンドルは操作しやすい高さに取付けられるととも
に、簡単に作動する構造に作られている。
第6図は従来の自動車内部を示す図で、21は
ハンドル、22は運転席、23はアクセルペダ
ル、24はドアである。ドア24の内側に取付け
たドアトリム25に、クランク形に形成されたレ
ギユレータハンドル26が取付けられ、レギユレ
ータハンドル26を回転することによつて窓ガラ
ス27を上下動することができる。28はレギユ
レータハンドル26先端に設けたノブである。
ハンドル、22は運転席、23はアクセルペダ
ル、24はドアである。ドア24の内側に取付け
たドアトリム25に、クランク形に形成されたレ
ギユレータハンドル26が取付けられ、レギユレ
ータハンドル26を回転することによつて窓ガラ
ス27を上下動することができる。28はレギユ
レータハンドル26先端に設けたノブである。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、小型自動車などの運転席のスペ
ースは狭くできているので、このレギユレータハ
ンドル26が内側に向つてノブ28等が突き出し
ていると、手Aもしくは足Bがレギユレータハン
ドル26に当たりやすく、ハンドル21の操作、
アクセルペダル23の操作に支障をきたしてい
る。またドア内壁下方にロードマツプ等を入れる
ポケツトが作られていることが多いが、物を出し
入れする際、突き出しているノブが邪魔になる
(実公昭57−27049号公報)。また実公昭47−15130
号公報ではレギユレータハンドルの厚みを利用し
てノブをレギユレータハンドルの高さと面一にな
るようにシーソー構造とすることが提案されてい
るが、ノブを突出させるプレートが突きでている
ため、手足にぶつかり易いという問題は依然とし
てあつた。
ースは狭くできているので、このレギユレータハ
ンドル26が内側に向つてノブ28等が突き出し
ていると、手Aもしくは足Bがレギユレータハン
ドル26に当たりやすく、ハンドル21の操作、
アクセルペダル23の操作に支障をきたしてい
る。またドア内壁下方にロードマツプ等を入れる
ポケツトが作られていることが多いが、物を出し
入れする際、突き出しているノブが邪魔になる
(実公昭57−27049号公報)。また実公昭47−15130
号公報ではレギユレータハンドルの厚みを利用し
てノブをレギユレータハンドルの高さと面一にな
るようにシーソー構造とすることが提案されてい
るが、ノブを突出させるプレートが突きでている
ため、手足にぶつかり易いという問題は依然とし
てあつた。
以上、上述した装置では、窓開閉時もしくはノ
ブ収容時において不合理な面がみられる。
ブ収容時において不合理な面がみられる。
本考案は、上記問題を鑑みて、窓開閉時は操作
しやすく、ノブ収容時には不必要な突起物ができ
ないウインドレギユレータハンドル装置を提供す
ることを目的とする。
しやすく、ノブ収容時には不必要な突起物ができ
ないウインドレギユレータハンドル装置を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上記目的を達成するために、ウイン
ドガラスを昇降させるための部材に連繋してなる
円盤を、その表面が座席側に向う状態で、ドアの
内壁のドアトリムに設けた円形孔の中で回転自在
に取付け、前記円盤に、その回転軸を中心として
対向する位置に一対の孔を穿設し、前記円盤の背
部に位置する連繋部に腕杆を揺動自在に枢着し、
腕杆の一端にノブを回転自在に取付け、腕杆の他
端には凸形状のボタンを取付け、かつ前記ノブお
よびボタンを夫々前記円盤の孔に、一方が孔から
露呈しているときは他方が埋没するようにして、
臨ませたことを特徴とする。
ドガラスを昇降させるための部材に連繋してなる
円盤を、その表面が座席側に向う状態で、ドアの
内壁のドアトリムに設けた円形孔の中で回転自在
に取付け、前記円盤に、その回転軸を中心として
対向する位置に一対の孔を穿設し、前記円盤の背
部に位置する連繋部に腕杆を揺動自在に枢着し、
腕杆の一端にノブを回転自在に取付け、腕杆の他
端には凸形状のボタンを取付け、かつ前記ノブお
よびボタンを夫々前記円盤の孔に、一方が孔から
露呈しているときは他方が埋没するようにして、
臨ませたことを特徴とする。
(作用)
本考案は、上記のように構成するものであるか
ら、ボタンを押すことにより、ノブが孔から露呈
し、ボタンは円盤表面より沈み、この状態が保た
れる。ノブを円盤の軸を中心に回わして窓を所望
の大きさに明ける。次にノブを押すと、ボタンが
円盤上面に浮き上がり、ノブは円盤表面より隠れ
る。また、ノブと共に回わる円盤はこの円盤を取
付けている部材と円盤周面とが摺動して滑らかに
回転する。
ら、ボタンを押すことにより、ノブが孔から露呈
し、ボタンは円盤表面より沈み、この状態が保た
れる。ノブを円盤の軸を中心に回わして窓を所望
の大きさに明ける。次にノブを押すと、ボタンが
円盤上面に浮き上がり、ノブは円盤表面より隠れ
る。また、ノブと共に回わる円盤はこの円盤を取
付けている部材と円盤周面とが摺動して滑らかに
回転する。
(実施例)
本考案の実施例を第1図ないし第5図に基いて
説明する。
説明する。
第1図は自動車内部を示したもので、ハンドル
1、アクセルペダル2、運転席3、ウインドレギ
ユレータハンドル装置4およびウインド5が配置
されている。ウインドレギユレータハンドル装置
4はドアに設けられたドアトリム6に突出するこ
となく取付けられている。
1、アクセルペダル2、運転席3、ウインドレギ
ユレータハンドル装置4およびウインド5が配置
されている。ウインドレギユレータハンドル装置
4はドアに設けられたドアトリム6に突出するこ
となく取付けられている。
第2図、第3図にウインドレギユレータハンド
ル装置4を示す。7はウインド5を昇降する部材
に連繋している円盤で、ドアトリム6に設けられ
た円形孔6aに、円盤7の中心にある回転軸7a
を軸として回転自在に設けられている。この円盤
7には回転軸7aを中心として反対側にも位置す
る一対の窓孔8,9が穿設されている。10はレ
ギユレータハンドル(腕杆)であり、断面くの字
形に成形されており、一端にノブ11を回動自在
に取付け、ノブ11の位置と対向する他端にレギ
ユレータハンドル10の表面より突出した円形状
のボタン12を形成する。レギユレータハンドル
10は、円盤7の背部の回転軸7a(連繋部)に
ピン13を横方向から挿入して、円盤7に対して
揺動自在に取付けられており、そして、レギユレ
ータハンドル10のノブ11、ボタン12は窓孔
8,9に対向して配置されている。また、レギユ
レータハンドル10の一部にはピン14が取付け
られ、円盤7に固定した係合部が二箇所あるW形
状のばね15と係合しており、ボタン12を押す
とばね15とピン14の係合位置が変わり、ノブ
11が窓孔8から円盤表面より突き出る位置と、
ノブ11が引込みボタン12が窓孔9から僅かに
出る位置をとる(第4図、第5図)。
ル装置4を示す。7はウインド5を昇降する部材
に連繋している円盤で、ドアトリム6に設けられ
た円形孔6aに、円盤7の中心にある回転軸7a
を軸として回転自在に設けられている。この円盤
7には回転軸7aを中心として反対側にも位置す
る一対の窓孔8,9が穿設されている。10はレ
ギユレータハンドル(腕杆)であり、断面くの字
形に成形されており、一端にノブ11を回動自在
に取付け、ノブ11の位置と対向する他端にレギ
ユレータハンドル10の表面より突出した円形状
のボタン12を形成する。レギユレータハンドル
10は、円盤7の背部の回転軸7a(連繋部)に
ピン13を横方向から挿入して、円盤7に対して
揺動自在に取付けられており、そして、レギユレ
ータハンドル10のノブ11、ボタン12は窓孔
8,9に対向して配置されている。また、レギユ
レータハンドル10の一部にはピン14が取付け
られ、円盤7に固定した係合部が二箇所あるW形
状のばね15と係合しており、ボタン12を押す
とばね15とピン14の係合位置が変わり、ノブ
11が窓孔8から円盤表面より突き出る位置と、
ノブ11が引込みボタン12が窓孔9から僅かに
出る位置をとる(第4図、第5図)。
以上の構成から、運転者が着席して、窓を開け
るときには、ボタン12を押しノブ11を突出さ
せて、ウインドレギユレータハンドル装置4を回
転することにより窓を開閉する。所望位置に窓を
開閉したならば、ノブ11を押してノブ11自体
を円盤7の中に収容する。このようにすると運転
操作に邪魔にならず、特に軽自動車では巾方向に
ゆとりができ居住性を向上する。また、円盤内の
レギユレータハンドルをくの字状に屈曲させ、円
盤の表面を緩い球面にすると良い。ボタン12の
厚みはボタン12が円盤表面に現われたときに表
面から突出していなければよく、場合によつては
厚みはいらない。
るときには、ボタン12を押しノブ11を突出さ
せて、ウインドレギユレータハンドル装置4を回
転することにより窓を開閉する。所望位置に窓を
開閉したならば、ノブ11を押してノブ11自体
を円盤7の中に収容する。このようにすると運転
操作に邪魔にならず、特に軽自動車では巾方向に
ゆとりができ居住性を向上する。また、円盤内の
レギユレータハンドルをくの字状に屈曲させ、円
盤の表面を緩い球面にすると良い。ボタン12の
厚みはボタン12が円盤表面に現われたときに表
面から突出していなければよく、場合によつては
厚みはいらない。
(考案の効果)
本考案は、以上のように構成したものであるか
ら、ノブ収容時にはドア内壁に手・足に触れる突
起物がなくなるので、運転操作上の不快感が解消
し、車内巾も広く使用でき居住性が向上する。ま
た、外形も円盤状になつたため意匠的にも斬新
で、製品価値を高めることができる等の効果があ
る。
ら、ノブ収容時にはドア内壁に手・足に触れる突
起物がなくなるので、運転操作上の不快感が解消
し、車内巾も広く使用でき居住性が向上する。ま
た、外形も円盤状になつたため意匠的にも斬新
で、製品価値を高めることができる等の効果があ
る。
第1図は本考案の実施例を示す説明図、第2図
はウインドレギユレータハンドル装置の説明図、
第3図は第2図の断面図、第4図はノブ収容時の
説明図、第5図は第4図の断面図、第6図は従来
の技術の説明図である。 7……円盤、8,9……窓孔、10……レギユ
レータハンドル、11……ノブ、12……ボタ
ン。
はウインドレギユレータハンドル装置の説明図、
第3図は第2図の断面図、第4図はノブ収容時の
説明図、第5図は第4図の断面図、第6図は従来
の技術の説明図である。 7……円盤、8,9……窓孔、10……レギユ
レータハンドル、11……ノブ、12……ボタ
ン。
Claims (1)
- ウインドガラスを昇降させるための部材に連繋
してなる円盤を、その表面が座席側に向う状態
で、ドアの内壁の適宜箇所に設けた円形孔の中で
回転自在に取付け、前記円盤に、その回転軸を中
心として対向する位置に一対の孔を穿設し、前記
円盤の背部に位置する連繋部に腕杆を揺動自在に
枢着し、腕杆の一端にノブを回転自在に取付け、
腕杆の他端には押圧部を設け、かつ前記ノブおよ
び押圧部を夫々前記円盤の孔に、一方が孔から露
呈しているときは他方が埋没するようにして、臨
ませたことを特徴とするウインドレギユレータハ
ンドル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11764687U JPH0538224Y2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11764687U JPH0538224Y2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6423579U JPS6423579U (ja) | 1989-02-08 |
JPH0538224Y2 true JPH0538224Y2 (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=31361283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11764687U Expired - Lifetime JPH0538224Y2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0538224Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-07-31 JP JP11764687U patent/JPH0538224Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6423579U (ja) | 1989-02-08 |