JPH0228379Y2 - - Google Patents

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JPH0228379Y2
JPH0228379Y2 JP7322584U JP7322584U JPH0228379Y2 JP H0228379 Y2 JPH0228379 Y2 JP H0228379Y2 JP 7322584 U JP7322584 U JP 7322584U JP 7322584 U JP7322584 U JP 7322584U JP H0228379 Y2 JPH0228379 Y2 JP H0228379Y2
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JP
Japan
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casing
heat insulating
insulating layer
case
chamber
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JP7322584U
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JPS60185186U (ja
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  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は食品等を収納するための冷蔵シヨーケ
ースに関するものである。
b 従来の技術 従来、この種の冷蔵シヨーケースは、その冷凍
ユニツト室とシヨーケース室とを横に一体に並置
するのが普通であり、縦置きの冷蔵シヨーケース
は出願人の知る限り存在しなかつた。
若し縦置きに構成すると仮定すれば、第2図に
断面で示すように、全体がほぼ箱形をなすケーシ
ング1の上部に断熱層2を水平状態に固定して取
り付け、この断熱層2によつて前記ケーシング1
内をその上部が冷凍ユニツト室3およびその下部
がシヨーケース室4となるように区画して形成さ
れることになろう。そして、冷凍ユニツト室3内
には圧縮機5が設けられ、シヨーケース室4内に
は、断熱層2の下側に、圧縮機5に接続された冷
却器6がケーシング1の前面1a側と後面1b側の
方向に傾斜して配設されることになろう。
上述した仮定上の構成においては、断熱層2を
水平状態にケーシング1に取り付け、その上方に
冷凍ユニツト室3を形成することになるため、冷
蔵シヨーケースの前面1a側を外部から見た場
合、丁度目の高さに冷凍ユニツト室3、即ち機械
室が見えることになり、顧客に対して圧迫感およ
び異和感を与えるだけでなく、商品の購買意欲を
も感じさせることが容易に予測される。
また、傾斜設置を必要とする自然対流式の冷却
器6が水平の断熱層2の下側にあるため、シヨー
ケース室4内は益々容積が小さくなると共に、前
面1a側から商品を見る効果も減じられる。すな
わち、自然対流式の冷却器6の場合、冷却器、露
受皿に高低差が必要となり、傾斜した状態で取り
付けることは必須条件であるため、その分だけ高
さ方向に寸法が必要である。
c 考案が解決しようとする問題点 従つて、機械室の前面側からの見掛けのスペー
スが小さくて商品の見やすい、しかもシヨーケー
ス室の内容積が比較的に大きい冷蔵シヨーケース
の出現が切望されていた。
d 問題点を解決するための手段 本考案の冷蔵シヨーケースにおいては、以上の
問題点を速やかに解決することを目的として、特
に、断熱層は、ケーシング内の前後面方向に傾斜
していて、ケーシングの前面側が高く、その後面
側が低くなるように配設されると共に、冷凍ユニ
ツト室には、ケーシングの後面側に横形圧縮機、
即ち回転軸が水平になるように設置される形式の
圧縮機が配置されており、しかも、断熱層はその
下側にある冷却器とほぼ平行に配設されている。
e 作用 前記断熱層はケーシングの前面側が高く、その
後面側が低くなるように設けられていることによ
り、前記シヨーケース室の前面側の開口部が広
く、かつ、大きく取れ、圧迫感、異和感がなく、
商品が極めて見やすいものである。
f 実施例 以下、図面と共に本考案による冷蔵シヨーケー
スの好適な実施例について詳細に説明する。尚、
図中、同一又は相当部分については同一符号を用
いて説明する。
第1図において符号1で示されるものは、全体
がほぼ箱形をなし金属又は樹脂等よりなるケーシ
ングであり、このケーシング1内の上部位置には
断熱層2がケーシング1の前後面方向に傾斜して
設けられている。すなわち、断熱層2は前記ケー
シング1の前面1a側において高く、その後面1
b側において低くなるように傾斜されており、ケ
ーシング1の前面1a側における断熱層2と底部
断熱層2aとの間には、シヨーガラス1cが固定
して取り付けられている。
ケーシング1の後面1b側における断熱層2と
底部断熱板2aとの間には開閉扉1dが開閉自在
に設けられると共に、商品を載置するための商品
棚1eが配設されている。ケーシング1内は断熱
層2により、その上部に冷凍ユニツト室3および
その下部にシヨーケース室4が各々区画して形成
されており、冷凍ユニツト室3内の後面側には冷
凍機構を構成する小形ロータリー圧縮機5、凝縮
器等(図示せず)が配設されると共に、前記断熱
層2の下部には冷却器6が設けられている。
この圧縮機5はその回転軸(図示せず)が水平
になるように設置される周知の横形のものであ
る。
すなわち、冷凍ユニツト室3は、ケーシング1
の前面1a側の高さが低く、後面1b側が高く構
成された断面くさび形に形成されており、この冷
凍ユニツト室3の高さの高い部分に前記圧縮機5
が設けられている。又、断熱層2の下部に設けら
れた冷却器6は、露受皿7と共に前記断熱層2と
平行な状態で傾斜して設けられており、この冷却
器6と前記圧縮機5とはパイプ8を介して周知の
態様で接続されている。
従つて、ケーシング1の前面1a側は、第3図
にも示されているように、シヨーケース室4の占
める割合が極めて大きく取れ、前面1a側には冷
凍ユニツト室3および冷却器6が殆んど表われな
い状態を現出することが出来る。
以上のような構成において、電源をオンとする
と、冷凍ユニツト室3に設けられた圧縮機5が作
動することにより、冷却器6に冷媒が供給され、
この冷却器6が傾斜して取り付けられているた
め、冷気は自然対流によりシヨーケース室4内を
循環し、シヨーケース室4内全体が一定の低温に
保持され、ケーシング1の後面1b側の開閉扉1
dを開閉して商品棚1e上に商品を出し入れ出来
るものである。
g 考案の効果 本考案による冷蔵シヨーケースは以上のよう
に、冷凍ユニツト室が、前面側が小さく、後面側
が大きい断面くさび形をなしているため、前面側
から見ると、冷凍ユニツト室がほとんど気になら
ず、圧迫感、異和感のない冷蔵シヨーケースを得
ることが出来る。
シヨーケース室の前面側が大きく、高くなつて
いるため、中が非常に見易く、顧客に商品を良く
見てもらうことが出来、商品の展示効果を極めて
大きくすることが出来る。
さらに、傾斜した断熱層を用いることにより、
シヨーケース室の有効容積を極めて大きく取るこ
とが出来る。
従つて、冷凍ユニツト室の前面側のデツドスペ
ースは極めて小さくなり、全体構成上からもスペ
ースの無駄を極めて小さくすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による冷蔵シヨーケースの全体
構成を示すもので第3図のA−A線による断面
図、第2図は仮定上の冷蔵シヨーケースを示す断
面図、第3図は本考案による冷蔵シヨーケースを
示す斜視図である。 1はケーシング、1aは前面、1bは後面、1
cはシヨーガラス、1dは開閉扉、1eは商品
棚、2は断熱層、3は冷凍ユニツト室、5は圧縮
機、6は冷却器、7は露受皿、8はパイプであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱形のケーシング1と、該ケーシング1内の上
    部に設けられ同ケーシング1内を冷凍ユニツト室
    3とシヨーケース室4とに分離するための断熱層
    2と、該断熱層2の下側において同断熱層2に平
    行に配設された冷却器6とを備え、前記断熱層2
    は、前記ケーシング1内の前後面方向に傾斜して
    いて、同ケーシング1の前面1a側が高く、その
    後面1b側が低くなるように配設されると共に、
    前記冷凍ユニツト室には、前記ケーシング1の後
    面1b側に横形圧縮機5が配置されている冷蔵シ
    ヨーケース。
JP7322584U 1984-05-21 1984-05-21 冷蔵シヨ−ケ−ス Granted JPS60185186U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7322584U JPS60185186U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 冷蔵シヨ−ケ−ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7322584U JPS60185186U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 冷蔵シヨ−ケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60185186U JPS60185186U (ja) 1985-12-07
JPH0228379Y2 true JPH0228379Y2 (ja) 1990-07-30

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ID=30612382

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JP7322584U Granted JPS60185186U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 冷蔵シヨ−ケ−ス

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JPS60185186U (ja) 1985-12-07

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