JPH02282501A - 側方に変位可能な締め固め装置を備えた軌道締め固め、揚上兼位置合わせ機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、少なくとも２台の下部装置と、駆動部、ブレ
ーキ、動力源および制御系統を支持する機械フレームと
を含み、軌道の長手方向に相互に対をなして運動自在な
振動締め固め具を装備しかつ駆動部の動力下横および縦
方向のガイド上の機械フレームに対し独立的に横断方向
および長手方向に移動するように設計された締め固め装
置と、特に均しおよび位置合わせの基準系に関して揚上
および位置合わせ駆動部の動力下で作動するように設計
され、かつ転轍機および一般軌道上で作業するため駆動
部の動力下で横および縦方向に移動するよう設計された
フランジ付きローラの形態の揚上フックおよび位置合わ
せ具を備えた相互に長い間隔で隔てられた２台の下部装
置間の締め固め装置と共に機械上に配置された軌道揚上
兼位置合わせ装置とを含む自走式の軌道締め固め、均し
兼位置合わせ機械に関する。

（背景技術） 例えば、本出願人あるいは特許権者の米国特許第４，６
２７，３６０号による問題となる形式のいわゆるコンパ
クトな軌道締め固め、均し兼位置合わせ機械は、いわゆ
るオーバーハング式機械に比較して特に成功裏に過去２
０年にわたって使用されてきたが、これは相互に大きな
間隔を隔てて配置された下部装置間の締め固め装置およ
び軌道揚上装置の構成が、軌道の縦および横方向位置の
補正を遥かに正確に行うことに加えて、レールの過大な
撓み応力を避けるため下部装置の比較的広い間隔がレー
ルの緩やかな曲率を許容する故である。米国特許第４，
６２７．３６０号によるこの公知の軌道締め固め機械は
また、下部装置上に支持されて、駆動部の動力下で対応
する縦および横方向のガイド上の独立的な縦および横方
向の移動のため設計され、軌道の長手方向に対をなして
相互に運動自在な振動式締め固め具と、相互に大きな間
隔をおいて配された２台の下部装置間に配置される均し
兼位置合わせ基準系に関連して揚上および位置合わせ駆
動部の動力下で作動可能な軌道揚上および位置合わせ具
を含む軌道揚上系位置合わせ装置とを含む駆動部、ブレ
ーキ、動力源および制御系統を支持する機械フレームを
も含む。駆動部によ、いり縦および横方向の移動のため
設計された揚上フックと、位置合わせ駆動部の動力下で
レールの内側に押圧されるよう設計された１対のフラン
ジ付きローラとが、各レールに対する軌道揚上兼位置合
わせ具として提供される。この機械は、機械フレームに
対して相互に独立的に縦および横方向に移動するように
設計され、かつレールの左右の砂利床内に突き刺さるよ
うに設テ１された対をなす締め固め具が設けられた２台
の締め固め装置を含む。軌道の障害物に対する更なる適
応は、個々にあるいは更に締め固め具毎に対ｑ１位で設
けられた締め固め叉部が駆動部の動力下で側方に枢動す
るよう更に設計されているという事実によって達成され
る。

従って、この公知の軌道締め固め機械は、はとんど道具
を付は替える必要なしに転轍機および一般軌道の双方に
使用することができる。

しかし、米国特許第４，６２７，３６０号による機械は
また、停止しない連続的な使用のため設計され、この目
的のため、１つの駆動部の動力下で機械フレームに対し
て長手方向に変位自在の工具フレームが下部装置間に配
置され、またその前端部において、長手方向に変位しか
つそれ自体の支持兼案内下部装置を介してその後端部に
おいて軌道上に直接枢動して静置するように機械フレー
ム上に支持されている。対をなす締め固め具および軌道
揚上兼位置合わせ装置を備えた、ａｒｔフレームに対し
縦および横方向に移動するよう設計された締め固め装置
は、直接工具フレーム上に配置されている。このような
形式の機械は、特に実施において成功しており、また工
具フレームおよび機械フレームを分離したことが一方で
は連続的に前進を行い他方では周期的な締め固めを行う
故に、新しい締め固め技術を実質的に創成しており、機
械の重量の僅かに約２０乃至３０％しか締め固め作業サ
イクルならびに振動、就中運転者からはほとんど隔離さ
れる作業サイクルにより生じる加速および減速と軌を−
にして加速および減速する必要がない。更に加えて、問
題の形式の機械は、これまで決して達成されなかったレ
ベルの作業時の快適性を提供する。しかし、これらの機
械はまた、機械フレームが主要軌道上に止まる間分岐軌
道の初めの部分に比較的大きな側方への移動を行って、
工具フレームおよび締め固め、揚」二兼位置合わせ装置
と共に、例えば支持用および案内用下部装置により比較
的困難な転＋ｒｆＩＩ３Ｓの広い領域の締め固めを行う
ため使用することも可能である。更に、本機械が停止せ
ず連続的に使用するよう設計されるという事実が今日の
コンパクトな構造を維持し、その結果このコンパクトな
構造が実施において更に有利であることが証拠だてられ
た。

特に高精度が要求される高速軌道上の作業用に意図され
たものを含む過去１０年の実質的に全ての今日の軌道均
し、締め固めおよび位置合わせ機械が、このような構造
を有する。

本出願人あるいは特許権者の米国特許 第４，５７６．０９５号は、各々１つのレールと関連す
る２台の締め固め装置が、コンパクトな締め固め機械の
機械フレームあるいは工具フレーム上に配置され、かつ
個々の駆動部の動力下で相互に独立的に横方向に移動す
るように設計される締め固め装置の構造を記載している
。レールの左右の砂利床内に突き刺すため、これらの締
め固め装置は各々、締め固め具に結合されかつ個々の駆
動部の動力下で相互に独立的に縦方向に移動するよう設
計されるいわゆる二重叉部を有する。このように、一方
あるいは他方のレールの左右の砂利中に突き刺すよう設
計された締め固め具の各々の特に二重締め固め叉部は、
それぞれ軌道」二の存在し得る障害を避けるため縦方向
に変位することができる。

次に、例えば、西独国特許出願公開第 ２０２３９６４号、日本国特公昭６２第４５．３６１号
、英国特許筒２．２０１．１７８Ａ号および米国特許第
３．４２６．６９７号もまた、締め固め装置が機械フレ
ーム上に覆うように配置される以前のコンパクト構造の
締め固め装置を備えた締め固め機械について記載してい
る。一般に、この形式の機械もまた比較的小型であり、
しばしば締め固め装置あるいは締め固め具を含み、即ち
軌道揚上および位置合わせ具を持たず、また均しおよび
位置合わせ基準系をも持たない。軌道の位置は、特に転
轍噐においてこのような機械では正確には補正ができず
、あるいは軌道をこのような正確な設定位置に同時ある
いは直後に固定することはできない。

例えば、本出願人あるいは特許権者の西独国特許出願公
開第２０　２３　９６４号の第１７図に示される軌道締
め固め機械の張り出し型の締め固め装置は、液圧作動振
動駆動部を値え、汎用組立体あるいは締め固め装置とし
て設計されている。

レールの片側に形成され、特に垂直方向に移動するよう
に設計された締め固め具グループあるいは装置は、側方
に、即ちレールあるいは軌道の他の側に形成されたグル
ープあるいは装置に対して相互に独立的に、あるいは更
に一緒に軌道の長手方向軸心を略々横切って変位するよ
うに設計、あるいは取付け、あるいは配置が可能である
。（前記西独国特許出願公開公報、１３および１４ペー
ジ）。締め固め機械用の組立体あるいは締め固め装置の
このような任意の構成においては、軌道の特定の構成要
素、例えばガイド・レール等に対して作業サイクルの中
断あるいは遅れを生じることなく適応するようにされね
ばならない。レールの両側に提供されるこれらの締め固
め装置は相互の離間間隔が様々であり得るが、これはこ
れらが、同公報第１４図および第１５図における記載と
関連して同公報の第１３図にも示される如く、例えばガ
イド・レール上の共通の支持フレーム上で相互に変位す
るように取付けられているためであり、問題の形式のい
くつかの締め固め装置、即ち一方あるいは他方のレール
の左側あるいは右側の砂利中に突き刺さるように設計さ
れる横断方向に相互に密接した４台の締め固め装置を相
互に独立的に横方向に変位するように設計することもで
きる。他の実施態様においては、レールの片側あるいは
両側における砂利に突き刺さるよう設計された締め固め
具は、その工具キャリアと共に、斜めに位置する枕木に
対してさえ適応を容易にするため、本装置の対称面内に
位置する垂直軸の周囲に一体に枢動するように設計する
こともできる。このような構成により、枕木の僅かな傾
斜を補償することが可能であり、その結果枕木に対する
締め固め叉部の平行位置が得られないが、一方あるいは
他方のレールと関連する一方および（または）更に他方
の締め固め装置を回転させることにより枕木に使用され
る。しかし、斜めに位置された枕木に対しては、このよ
うな構成ではいずれも適応することはできない。

日本国特公昭６２第４５．３６１号の特許請求の範囲１
項の前置きに記載された従来技術によれば、同特許出願
による自走式軌道締め固め機械もまた、それぞれレール
の両側に配置するよう設計されかつ駆動部の動力下でガ
イド・フレーム上で軌道に対して独立的に縦および横方
向の変位を生じるように、かつ個々の駆動部の動力下で
個々に縦方向に調整するように設計された４台の締め固
め装置からなっている。このような構成は１．既に米国
特許第２．５８７．３２４号においてその前置きに記載
される如く開示されており、固定された摺動子において
レールを横切って相互に独立的に変位自在の２台の縦方
向に調整可能な締め固め装置が再び各レール上方に提供
される。

一実施態様においては、前記日本国特許公告に記載され
た４台の締め固め装置はそれぞれ１つのレバー装置によ
り機械フレームに結合され、各締め固め装置の横方向の
変位が更に機械の長手方向に伸びる軸心周囲のその枢動
運動と連結されている。しかし、このような構成は比較
的複雑であり、更に重量のある締め固め装置を枢動連動
させるため強力な力を必要とする。

締め固め装置組立体が車両の前方、例えばその前方の下
部装置に配置される英国特許筒２，２０１．１７８Ａ号
により公知の張り出し型の軌道締め固め機械は、既に前
掲の１コ本国特公昭６２第４５．３６１号の特許請求の
範囲１項に記載の如き各自の駆動部の動力下で縦方向に
変位するように設計された４台の締め固め装置を含み、
これら４台の締め固め装置の内の２台は一方のレールと
関連させられ、他の２台は他方のレールと関連させられ
、４台の全ての締め固め装置が各自の駆動部の動力下で
ガイド・フレーム上で相互に独立的に横方向に変位する
ように設計されている。軌道の位置を修正するための揚
上および位置合わせ装置は機械上に設けられていない。

締め固め機械の開発の初期段階においては典型的であり
、かつ揚」二および位置合わせ装置もまたしばしば張り
出し部分に設けられていたこのような張り出し型の構成
は、軌道の揚」二が最小限に過ぎずかつ軌道の均しおよ
び位［η合わせが比較的不正確であるという欠点を伴う
ものである。軌道の位置に対する修正精度に関する要件
が非常に厳しく、従って締め固め、揚上および位置合わ
せ装置が相互に大きな間隔をおいて配置された下部装置
間に置かれた初めに述べたコンパクト形式の機械によっ
てのみ満足され得るのは、正に軌道の揚上が困難である
重量が太き（かつ非常に複雑な転轍噐においてである。

最後に、米国特許第３．４２６．６９７号は、各々１本
のレールと関連した合計２台の縦方向に変位自在な締め
固め装置組立体が相互に独立的に横方向に変位するよう
構成される別の張り出し型の軌道締め固め機械について
記載している。

この締め固め装置組立体は、機械の前方の下部装置に張
り出した工具フレーム上の横方向の変位特許請求の範囲
に沿って縦および横方向に変位するよう取付けられ、ま
た駆動部の動力下で機械フレームに対して縦方向軸心周
囲に枢動するよう設計されて、締め固め具が転轍噐にお
けるレール間の変化する間隔によりよく適応し得るよう
になっている。張り出し型構造の前記の諸欠点はさてお
き、この構成は設計上複雑であり、更に工具フレームの
回転軸が横方向の変位経路の中心から比較的大きな間隔
で配置される故に、締め固めるべき枕木上の締め固め具
の心出しが不正確となる欠点を有する。更に、問題の構
成は、不正確な適応の故に、締め固めプレートを備えた
締め固め具は斜めに位置する枕木に対して決して平行と
ならず、有効な締め固めは不可能であるという欠点を有
する。

（発明の要約） ここで、本発明が対象とする問題は、一般軌道ならびに
最も困難なものを含む如何なる種類の転ｗ１開の双方に
おける汎用機械として使用することができ、かつこれに
よりこのような場所において枕木の締め固めが可能であ
る詐りでな（軌道もまた同時に所定位置に正確に固定可
能である初めに述べた形式の自走式の軌道締め固め、均
しおよび位置合わせ機械の提供にある。

本発明によれば、この問題は、初めに述べた形式の自走
式の軌道締め固め、均しおよび位置合わせ機械により解
決されるが、これにおいては、汎用の均し、締め固めお
よび位置合わせ機械を創成するため、６対の振動し得る
締め固め具が枕木の締め固めのため一方のレールあるい
は他方のレールの左側か右側における砂利内へ突き刺さ
るように設計された２台の下部装置間に置かれた４台の
締め固め装置組立体が、４個の個々の縦方向ガイドおよ
び少なくとも１個の横方向ガイド上で機械フレームに対
して相互に独立的に縦および横方向に変位するための各
自の縦および横方向の液圧作動変位駆動部を備えており
２．４台の締め固め装置組立体が、機械フレーム上で作
業方向において後部下部装置の直前および軌道揚上兼位
置合わせ装置の直後に配置されている。

このような有利な特徴の組合わせは、相互に大きな間隔
をおいて配置された下部装置と許容されたレールの曲率
限界内の軌道の揚上が妨げられない直前の揚上兼位置合
わせ装置との間に設けられた特に設計された締め固め装
置により、軌道の位置を正確に修正するための近代的な
高性能のコンパクトな機械を提供する。相互に独立的に
縦および横方向の変位のため設計された４台の締め固め
装置組立体の構成は、比較的長い枕木を持つ接合用中間
および分岐軌道領域における作業のため、種々の軌道の
障害、特に転轍噐に対する砂利中に突き刺さるよう設計
された締め固め叉部の特に迅速な適応をもたらし、その
結果イニシャル・コストの故に非常に重要である軌道の
これらの部分を、揚上兼位置合わせ装置により正確な位
置に連続的に定置することができると共に、締め固め装
置によりこの正確な位置に締め固め従って固定すること
が可能となる。独立的に変位自在な締め固め装置組立体
が下部装置と隣接する揚上兼位置合わせ装置との間に配
置された本発明によるコンパクトな機械の別の利点は、
この締め固め、均しおよび位置合わせ機械が、如何なる
制約ならびに工具の取り換えの必要もなく、前記の如き
軌道位置、即ち転轍噐および一般軌道における軌道位置
の有効かつ正確な修正のため広く使用ができることであ
る。

本発明の１つの特に有利な実施態様においては、各自の
液圧作動変位駆動部の動力下で、機械フレームに対して
相互に独立的に機械の長手方向で横方向ならびに縦方向
の変位のため設計された４台の締め固め装置組立体が、
１つの駆動部の動力下で機械フレームに対して軌道の長
手方向に変位するように取付けられ、かつ望ましくは機
械フレーム上でその一端部において下部装置により支持
され、かつその池端部において長手方向に変位するよう
取付けられるよう設計された工具フレーム上に配置され
る。このような諸特徴即ち機械設計の組合わせは、下記
の場所で広く使用することができる汎用機械をもたらす
ものである。即ち、 Ｃ９例えば、振動および加速あるいは減速が遮断される
故に運転者にとって非常に快適な作業条件を含む周知の
全ての利点をもって、連続的な（停止しない）前進モー
ドで一般軌道において（本発明の上記の利点は少なくと
も一部が転轍噐の初めおよび終りにおいて可能となる）
、ｂ、特に交差点等、あるいは更に一般軌道における障
害の存在する場所でさえ上記の利点をもって、段階的な
前進モードで一般軌道において、また Ｃ１特に転轍噐で、上記の全ての利点を以て、段階的な
前進モードにおいて使用が可能である。

コンパクトな機械の機械フレームに対して長手方向に変
位するように設計された工具フレーム上の４台の独立的
な締め固め装置組立体の本発明による構成は、締め固め
機械の連続的な前進中、締め固め装置の特に正確かつ有
効な使用をもたらす。４台の締め固め装置組立体はまた
、例えばガイド・レール、ガード・レール等の如き障害
のすぐ上に置かれた締め固め装置が、軌道の障害に側方
に隣接する砂利中に関連する締め固め叉部が自由に突き
刺さることを可能にするだけ僅かに横方向に迅速に変位
され得、る限り、この障害の存在時の妨げられない締め
固め作業を提供する。しかし、この連続的に前進する（
停止しない）締め固め機械はまた、特に段階的な前進モ
ードにおいて、如何なる制約もなくかつ工具の付は替え
作業の必要もなく、段階的な前進モードで転轍噐の締め
固めのため即時使用できる。

本発明の一実施態様においては、機械の長手方向で横方
向に変位するよう、また４台の個々の縦方向ガイド上の
６時の駆動部の動力下で相互に独立的に縦方向に変位す
るように取付けられた４台の締め固め装置組立体、およ
び２個のガイド・ビームからなることが望ましい共通の
横方向ガイドが、機械フレームおよび（または）工具フ
レームに対する軌道面と平行に、機械の長手方向に延長
する機械の長手方向の対称面と、望ましくは液圧作動駆
動部の動力下で相互に側方に隣接して配置された４台の
締め固め装置組立体を経て略々縦方向に延長する横方向
の対称面との交叉線により形成される略々垂直な軸心周
囲で枢動するよう取付けられる中間フレーム」二に取付
けられている１、４台の締め固め装置が中間フレーム上
に取付けられるこのような構造は、その比較的簡単かつ
堅固な設計にも拘わらず、締め固め装置の独立的に縦お
よび横方向に変位できることが制約されることなく、４
台の締め固め装置の全てが一緒に斜めに位置した枕木に
対して適応するように枢動することができるという特有
の利点ならびにこれと関連する利点を有するものである
。このように、一般軌道および転轍噐の双方における斜
めに位置する枕木を、横方向の変位により通過される軌
道の障害が存在する場合でさえ、一般軌道におけると同
様に均一に締め固めることができる。従って、このよう
な汎用機械が、例え長い枕木のある転轍部においても実
質的にその各々において、非常に高いレベルの精度を以
て軌道を有効に作業することを初めて可能にし、斜めに
位置する枕木においては、砂利への突刺中締め固めプレ
ートが常に枕木の縁部に対して平行に配置される故に、
締め固め作業の品質は全く損なわれない。

本発明の別の有利な実施態様は、横方向ガイド偏置ける
変位を行うよう取付けられた各自の装置フレームを介し
て、各自の振動駆動部により操作可能な、レールとそれ
ぞれ関連し相互に独立的に横方向に変位するように設計
された２個の締め固め装置組立体の２対の締め固め具が
、相互に離れた長手方向側における横方向に張り出して
配置されている。個々の、即ち合計４台の締め固め装置
組立体のこのような横方向に張り出す構成が、運転者に
良好な視野を、特にどんな横方向の変位位置においても
斜めに位置する枕木上で正確に中心位置になるように、
有効な監視を行うため締め固め叉部の妨げられない視野
を与える。

特に実用的かつ有効な一実施態様においては、２本のレ
ールの外側の砂利中に突き刺さるように、また相互に独
立的に縦および横方向のに変位するように設計された対
をなす締め固め具あるいは締め固め装置組立体の少なく
とも締め固め具が、望ましくは二重の締め固め叉部であ
る締め固め叉部を含み、これは機械の長手方向に延長す
る軸心の周囲に枢動するように取付けられ、かつそれぞ
れ液Ｆ［作動であることが望ましい各自の側方枢動駆動
部と結合されている。軌道を横切って変位するように、
また相互に独立的に縦方向に調整するよう設計され、締
め固め叉部が駆動部の動力下で相互に側方に独立的に枢
動するよう設計されたこのような４台の締め固め装置の
組合わせは、特に長い枕木を含む転轍間全体の更に有効
な締め固め作業の可能性をもたらす。例えば、主幹軌道
と分岐軌道間の非常に狭い中間の空間もまた、この中間
の空間に降ろすことができない隣接する第２の締め固め
叉部を後退位置へ側方あるいは上方に枢動させるだけで
、１個のみの締め固め叉部により締め固めが可能となる
。

本発明の別の有利な実施態様においては、横方向ガイド
ならびに４台の締め固め装置組立体に結合された中間フ
レームがその端部で、回転自在に支持されたガイド支持
部によりガイド・ベアリングを設けた機械フレームある
いは工具フレーム上に横方向に支持され、また少なくと
も１個の回転駆動部および４個の横方向変位駆動部に対
して結合され、機械フレームあるいは工具フレームの望
ましくはガイド支持部の領域において、心出しのため、
また望ましくは円形のセグメントの形態の案内面に使用
するため、垂直軸心周囲に回転自在な４個のガイド・ロ
ーラが設けられている。機械フレームあるいは工具フレ
ーム上の４個の締め固め装置組立体に結合される中間フ
レームのこのような非常に簡単かつ安全な支持は非常に
堅固であり、既に実施においてほとんど変更せずに済む
ことを証明した機械フレームあるいは工具フレームの設
計を可能にする。４個のガイド・ローラおよびこれと関
連する案内面は、締め固め装置の問題のない枢着および
取付けを提供し、その結果これらは砂利中への締め固め
具の強力な衝撃状の突刺動作により、またこれらの振動
によって生じる特に大きな応力に耐えることができる。

最後に、本発明の別の有利な実施態様は、縦方向の変位
のための垂直ガイドを備えた各々それ自体のユニット・
フレームを有する締め固め装置組立体が、その端部で機
械フレームあるいは工具フレームあるいは中間フレーム
に固定された２個の平行な横方向ガイド上で縦方向に変
位するよう取付けられ、横方向の変位駆動部が関連する
工具フレームおよび機械フレーム、あるいは工具フレー
ム、あるいは独立的に横方向に変位するように中間フレ
ームに固定された２個の平行な横方向ガイド−Ｌで横方
向に変位するよう取付けられることを特徴とする。端部
において機械フレーム、工具フレームあるいは中間フレ
ームに対して結合された２個の横方向ガイドのこのよう
な特に簡単な構成は、各自の駆動部の動力下で４個の締
め固め装置の各々の独立的かつ妨げられない横方向の変
位を生じるように、例え比較的長い変位経路でさえ、正
確かつ迅速な横方向の変位ならびに安全な取付けをもた
らすものである。

本発明の２つの事例について、図面に関して以下に詳細
に記述する。

（実施例） 第１図および第２図に示した軌道締め固め、均し兼位置
合わせ機械１は、相互に大きな間隔をおいて配置された
２台の下部装置２．３により支持され、いずれか一方の
端部に運転室５を含む機械フレーム４を有する。レール
６．７および枕木８からなる軌道９に沿って移動するた
め、前記機械１は、中心部の動力源ＩＯと結合された車
軸駆動部１１が設けられている。矢印１２により示され
る締め固め機械１の作業方向には、中央部制御台１４を
備えた運転室１３が後部下部装置３の前方に設けられて
いる。、締め固め機械１の２台の下部装置２．３間には
、前端部で機械フレーム４上で長手方向に変位するよう
に支持され、かつ後端部で支持兼案内用下部装置１６に
より軌道９上に支持された柱状の二［具フレーム１５が
存在する。汎用の均し、締め固め兼位置合わせ機械１を
形成するため、各自の駆動部の動力下で相互に独立的に
縦方向および横方向に変位するよう設旧された締め固め
装置１７．１８には２台の下部装置２および１６間に圧
搾駆動部【９．２０が配置され、各締め固め装置１７、
ｔ８は枕木８の締め固め作業のため一方あるいは他方の
レール６．７の左側あるいは右側の砂利中に突き刺さる
ように設計された振動可能な締め固め具対２５〜２８を
備えたそれ自体の締め固め装置組立体２１〜２４を有し
ている。２台の締め固め装置１７．１８は、回転可能な
中間フレーム２９と結合され、機械の長手方向に延長す
る横方向ガイド３０上に横方向に変位するように取付け
られている。各締め固め装置組立体２１〜２４は、それ
自体の縦方向ガイド３１上で縦方向に変位するように取
付けられ、それ自体の縦方向変位駆動部３２と結合され
ている。締め固め装置組立体２１〜２４は、駆動部によ
り横方向ならびに縦方向に変位するよう設計された揚−
ヒフツク３４および揚上ローラ３５、またフランジ付き
ローラ３６の形態の位置合わせ具からなる軌道揚上兼位
置合わせ装置３３がその直前にあり、軌道９を揚上する
ためフック３４がレール６．７と係合され、揚上ローラ
３５が持ち上げられている。フランジ付き位置合わせロ
ーラ３６上で軌道９に沿って移動する軌道揚上兼位置合
わせ装置３３は、駆動部３７の動力下で長手方向に変位
するように工具フレーム１５上に支持され、その結果、
段階的モードにおいては、レールの基部の下方に係合し
た揚上フック３４は常に２本の隣接する枕木間に降ろす
ことができる。揚上および位置合わせの作用力が、均し
兼位置合わせ）＆準系３８の助けにより、また工具フレ
ーム１５上に支持された揚上系位置合わせ駆動部３９．
４０によって伝達される。中間フレーム２９を介して機
械フレーム４に対し回転可能な締め固め装置組立体２１
〜２４が、駆動部４１の動力下で機械フレーム４に対し
軌道の長手方向に変位するよう設計され、かつその後端
部で下部装置１６により支持され、前端部で機械フレー
ム４上に長手方向ガイド／１２に沿って長手方向に変位
するよう支持された工具フレーム１５上に配置されてい
る。

第２図に更に詳細に示されるように、中間フレーム２９
は、相互に独立的に横方向に変位するよう設計された４
台の締め固め装置組立体２１〜２４と共に、以降に示す
図面に関して更に詳細に述べるように、略々垂直な軸心
４３の周囲に回転するように取付けられ、締め固め具対
２５〜２８が各自の特定の横方向位置の如何に拘わらず
斜めに位置する枕木８に対して自動的に心出しが可能と
なる。更に、締め固め装置組立体２２．２４がその通常
の位置から横方向に変位させられ、その結果対応する締
め固め具対２６．２８が、左側のレール７側方のガード
・レールおよび右側レール６側方の信号系統のスイッチ
・ボックスの存在にも拘わらず砂利中へ降ろすことがで
きるようになる。従って、一般軌道に沿って、またレー
ルの締め付けが緩みを介する転轍ＩＭにおいて生じる斜
めに位置する枕木さえも、問題なくまた作業の流れを阻
害することなく、締め固め機械１が連続的に（停止せず
に）前進し、かつ同時に工具フレーム１５は締め固め装
置組立体２１〜２４と共に段階的に枕木単位に前進する
場合でも締め固めが可能である。就中、本発明による回
転可能な構成は、締め固め叉部のプレートが斜めに位置
する枕木に対して平行な位置をとることを可能にし、そ
の結果締め固め作業あるいは締め固めの品質のいずれも
影響を受けないようにする。締め固め作業が完了して、
軌道揚上兼位置合わせ装置３３により軌道９が揚上され
正確に整合される適正位置に固定される時、中間フレー
ム２９は、締め固め装置組立体２１〜２４と共に、横方
向ガイド３０が機械の長手方向軸心に対し９０°の角度
で延長する通常の位置へ直ちに戻され、その結果次の通
常位置の軌道もまた、締め固め機械１の連続的な前進中
作業の流れを遮断することなく締め固めが可能となる。

第３図において更に詳細に示されるように、枕木８の締
め固めのため一方または曲方のレール６．７の左側ある
いは右側の砂利中に突き刺さるよう設旧された振動可能
な締め固め具の対２５．２６．２７．２８を備えた４台
の締め固め装置組立体２１〜２４が、斜めに位置する枕
木に適応するように中間フレーム２９上に支持されてい
る。簡潔にするため、締め固め装置１７、■８および４
台全ての締め固め装置組立体２１〜２４は、締め固めら
れる枕木８と共に、機械の長手方向軸心に対して正確に
直角に示されている。２個の駆動部４６の作用下で、中
間フレーム２９は機械フレーム４に対して両方向（図面
における両頭矢印）に、機械の長手方向の対称面４４の
締め固め装置組立体２１〜２４を通って伸びる略々垂直
方向の横断対称面との交差線により形成される略々垂直
な軸心４３の周囲に回転可能である。各々レール６．７
と関連しかつ中間フレーム２９上に支持された締め固め
装置１７．１８は、その各々の圧搾駆動部１９．２０と
共に、２台の下部装置２．１６間に配置されかつその締
め固め具対２５〜２８と共に、縦および横方向の独立的
な変位運動するようにそれ自体の縦方向ならびに横方向
の液圧作動変位駆動部３２．４７乃至５０および共通の
横方向ガイド３０と結合されている。横方向ガイド３０
および４台の締め固め装置組立体２１〜２４と結合され
た中間フレーム２９は、その端部においてガイド支持部
５１により工具フレーム１５上に横方向に支持されるよ
う設計され、また２台の回転駆動部４６ならびに４台の
横方向変位駆動部４７〜５０と結合されている。垂直軸
心５２の周囲に回転可能な４個のガイド・ローラ５３が
、工具フレーム１５の円形セグメントの形態の案内面５
４に対して心出しあるいは使用するため中間フレーム２
９上に設けられている。中間フレーム２９は、機械フレ
ームの全幅にわたって延長する略々矩形状の断面を１丁
し、またその４つの隅部において、工具フレーム１５の
対応するガイド・ベアリング５５上にガイド支持部５１
により回転自在に取付けられている。ガイド支持部５１
およびガイド・ベアリング５５は、少なくともＩＯ乃至
２０’の角度αにわたり、望ましくは１６°程度で中間
フレーム５９の回転のため設計されている。機械の長手
方向軸心を横切って延長しかつ横方向ガイド３０と結合
された２個の平行な横方向ガーダ５６が中央部の長手方
向ガーダ５７と結合され、このガーダが更に工具フレー
ム１５と枢動自在に結合された回転駆動部４６と結合さ
れている。

第４図に更に詳細に示されるように、中間フレーム２９
を支持するガイド・ベアリング５５は略々Ｕ字形であり
、ねじ結合部５８により工具フレーム１５の下側に固定
されている。ガイド支持部５１の形態の端部には、２個
の横方向ガーダ５６がガイド・ベアリング５５上に静置
し、ガイド・ローラ５３はガイド・ベアリング５５の円
形セグメントの形態の案内面５４に対して当接する横方
向ガーダ５６の下側に固定されている。このため、中間
フレーム２９が独立的な横方向の変位のため設計された
４個の締め固め装置組立体２１〜２４と共に、斜めに位
置する枕木の傾斜角度に従って垂直軸心４３の周囲で迅
速に、容易にかつ正確に回転し得ることを保証する。ガ
イド支持部５１の端部が縦方向の結合要素５９により横
方向ガイド３０に対して結合されるため、４個の締め固
め装置組立体２１〜２４を、その各々の横方向変位駆動
部４７〜５０により干渉することなく完全に独立的に横
方向に変位させることができる。中間フレーム２９の最
大回転後の締め固め装置組を体１７の最も左側および右
側位置が点鎖線で示されている。締め固め装置組立体２
１〜２４の横方向ガイド３０は、機械の長手方向軸心を
横切って延長する２本の平行な案内ビーム６０．６１か
らなっている。

第５図に示されるように、締め固め装置組立体２１〜２
４は各々それ自体の装置フレーム６２〜６５上に取付け
られ、また各々の装置フレーム６２〜６５ト結合された
それ自体の縦方向ガイド３■、６６．６７．６８上で相
互に独立的に縦方向に変位するように設計されている。

横方向ガイド３０上に変位するように取付けられた各自
の装置フレーム６２〜６５を介して、それぞれレール６
．７と関連する２個の締め固め装置組立体２１〜２４の
各自の振動駆動部６９により操作可能でありかつ独立的
に横方向に変位するよう設計された締め固め装置の２つ
の対２５．２６および２７．２８が、相互に離れた長手
方向の側で横方向に張り出して配置されている。隣接し
た２対の締め固め装置２５．２６および２７．２８を共
に横方向に変位させるため、対応する２個の装置フレー
ム６２．６３および６４．６５は、鎖線で示した機械的
な継手７０により一緒に接合されるよう設計されている
。横方向の変位駆動部４７〜５０は各々、−Ｑ　部にお
いて４個の装置フレーム６２〜６５の１つと、また他端
部では中間フレーム２９の長手方向ガーダ５７と結合さ
れている。中間フレーム２９の回転運動のための２個の
駆動部４６が、一端部において工具フレーム１５と、ま
たその他端部においては長手方向ガーダ５７の両端部に
対して固定されている。横方向ガイド３（）の２個の案
内ビーム６０．６１は、中間フレーム２９と結合された
支持部７１により中心部で支持される。締め固め具の対
２５〜２８は各々、機械の長手方向に一緒に圧搾される
よう設計された二重締め固め叉部２５′および２５”、
２６°および２６”、２７°および２７“、２８゜およ
び２８”を含む。

例えば、左側のレール７側方のカード・レール、あるい
は右側のレール６等の側方のスイッチ・ボックスの形態
の軌道の障害が締め固め作業中存在する時は常に、この
障害上に置かれた締め固め装置組立体２２．２４は、２
個の関連する二重締め固め叉部２６°および２６”、２
８゜および２８”がこの軌道の１４害の」三方あるいは
側方に隣接して位置されて、このため干渉なく砂利中突
刺作業ができるようになるまで、対応する横方向の変位
駆動部４８．５０の作動により隣接する組立体２１．２
３から独立的に横方向に変位される。更に、もし締め固
めるべき枕木が機械または軌道の長手方向軸心に対して
直角ではない角度で位置するならば、この枕木もまた、
４個の締め固め装置組立体２１〜２４と一緒に、中間フ
レーム２９の対応する回転を生じるように２個の駆動部
４６の作動により軌道の障害とは独立的に問題なく締め
固めることが可能である。

全ての二重締め固め叉部は、均一な締め固め作業のため
このように自動的に枕木の長手方向側と平行に整合され
る。同時に、前記の４個の締め固め装置組立体２１〜２
４の全ての横方向の変位、回転および縦方向の変位が、
対応する駆動部４６．４７〜５０．３２の作用下で相互
に独立的に実施可能である。

第６図および第７図に略図的に示されるコンパクトな軌
道締め固め、均し兼位置合わせ機械７２は、相互に大き
な間隔をおいて配置された２台の下部装置７４を備えた
長い形状の機械フレーム７３を含み、枕木７６およびレ
ール７７からなる軌道７８上を移動するように設計され
ている。このような段階的な締め固め機械の転慟閤にお
ける作動をよく理解できるように、転轍ブレード８０を
有する分岐軌道７９が示されている。１各々１本のレー
ルと関連する、縦方向の変位駆動部８３．８４および軌
道揚上兼位置合わせ装置８５を◆；Ｕえた２個の締め固
め装置８１．８２が、相互に大きな間隔をおいて配置さ
れた下部装置７４間に配置されている。軌道揚上兼位置
合わせ装置８５は、揚」二兼位置合わせ駆動部８６．８
７の作用下で縦および横方向の変位を生じるように設計
され、縦および横方向調整可能揚上フック８８、また揚
上ローラ８９およびフランジ付き位置合わせ車輪を有す
る。締め固め装置８１．８２は共に、相互に独立的に縦
および横方向の変位を生じるように設計された圧搾およ
び振動可能な締め固め具を備えた４個の締め固め装置組
立体９０〜９３を含む。独立的な横方向の変位を行うた
め、締め固め装置組立体９０〜９３は各々、曲端部で中
間フレーム９８に対して固定された各自の横方向変位駆
動部９４〜９７に結合されている。

中間フレーム９８は、いずれか一方の端部で機械フレー
ム７３と結合された円形セグメントの形態のガイド・ベ
アリング９９により支持されている。

中間フレーム９８と結合され、垂直軸心周囲に回転する
ように設計されたガイド・ローラ１００が、中間フレー
ム９８をガイド・ベアリング９９の円形セグメントの案
内面上に取付けるため設けられている。また、中間フレ
ーム９８には、機械の長手方向軸心を横切って延長しか
つその上に４個の締め固め装置組立体９０〜９３の４個
の個別の装置フレーム１０２が横方向に変位するように
載置された２個の平行な変位ガイド１０１が結合されて
いる。中心部の垂直軸心１０３の周囲で機械フレーム７
３に対して中間フレーム９８の回転運動を生じる駆動部
１０３が設けられ、一端部で機械フレーム７３と、また
曲端部で機械の長手方向に延長する中間フレーム９８の
長手方向ガーダと結合されている。機械フレーム７３に
対して回転するように設Ｊ１された縦および横方向に変
位可能な締め固め装置８２、および２個の締め固め装置
組立体９２．９３のの締め固め具には、機械の長手方向
に延長する軸心周囲で側方に枢動するように取付けられ
かつそれぞれ６自の液圧作動の側方に枢動する駆動部１
０７．１口８と結合された二重締め固め叉部１０５．１
０６が装備されている。第７図の左側に示される締め固
め装置組立体９０．９１に帰属する二重締め固め叉部１
０９．１１０は、単に例示的に右側に示した側方に枢動
する締め固め具とは対照的に側方に枢動しないが、その
代わり機械の長手方向に圧搾運動するように締め固め具
に対して固定的に結合されている。

次に、締め固め機械７２が、転轍ブレード８０の形態の
「障害物」が存在する分岐軌道７９上にさしかかる時、
転轍ブレード８０上方に位置する締め固め装置組立体９
１．９３は、特に第６図の左側の鎖線の二重締め固め叉
部１０９．１１０、および１０５．１０６により示され
るように、関連する二重締め固め叉部１１０および１０
６が転轍ブレード８０の他の長手方向側における砂利に
突刺作動ができるまで、横方向に変位させられている。

この側方に枢動する二重締め固め叉部１０５．１０６は
、転轍ブレード８０と隣接レール７７との間の徐々に狭
くなる空間もまた一方の締め固め叉部のみで締め固めが
可能であり、隣接する締め固め叉部は単に対応する側方
に枢動する駆動部１（）７．１０８により後退位置に向
かって側方に枢動させられるという利点を供する。転轍
ブレード８０とレール７７間の空間が単一の二重締め固
め叉部によっても狭すぎる時は、低い作業位置にある両
方の二重締め固め叉部１０６が再び干渉する事なく砂利
中に突刺作動が可能になるまで、締め固め装置組立体９
３全体が側方に変位させられる。このような側方の変位
は、対応する横方向変位駆動部９６の作用下で生じる。

もし締め固められる枕木が斜めに、即ち機械または軌道
の長手方向軸心に対し９０°より大きいかあるいは小さ
な角度で位置されるならば、中間フレーム９８が２ｇＩ
の回転駆動部１０４の作動により垂直軸心１０３の周囲
に回転させられる。このように、４個の締め固め装置組
立体９０〜９３は、二重締め固め叉部［０５および１０
６．１０９および１１０の叉部プレートを軌道の均一な
締め固めおよび位置の固定のため枕木の長手方向側に平
行に整合するように、斜めに位置する枕木の中心線に対
して迅速にかつ非常に正確に自動的に心出しが可能であ
る。

本発明により構成された締め固め機械１．７２は、関連
する二重締め固め叉部が軌道の障害物の側方の砂利へ突
創作業および締め固めが可能になるまで、軌道の障害物
上方に位置した対応する締め固め装置組立体の横方向の
変位により、一般軌道ならびに多数の軌道障害物を有し
、従って砂利に対する突刺作業が不可能な複雑な転轍部
において、他の装置と独立的に工具を取り換える必要も
なく汎用締め固め機械として容易に使用することができ
る。中間の第３軌条を有する軌道もまた、第３軌条に対
処するため相互に基本的位置にあるレール間で使用する
ように設計された一方および（または）両方の締め固め
装置組立体を横方向にずらすことにより、問題もなく締
め固めが可能である。軌道の特に強い曲線、緩和曲線等
においても、締め固め叉部は、締め固め装置組立体の横
方向の変位を軌道の曲率の外側に向けて対応させること
により容易に軌道の曲率に連合し得る。更に、第１図乃
至第５図に示した締め固め機械１は、機械の連続的な（
停止しない）前進ならびに工具フレーム１５の段階的な
前進によって、一般軌道の締め固めを特に効率的に行う
ことができるという利点を有する。更にまた、締め固め
装置の振動および段階的な前進により生じる加速および
減速が隔離される故に、作業台が働く条件は更に快適と
なる。

従って、要約すれば、本発明により構成される軌道締め
固め、均し兼位置合わせ機械は、正当な汎用機械として
著しい利点を以て下記の条件において使用できる機械を
提供するものである。

即ち、 ａｏ例えば、振動、および加速および減速が遮断される
故に運転者にとって非常に快適な作業条件を含む周知の
全ての利点をもって、連続的な（停止しない）前進モー
ドで一般（すＬ道（本発明の上記の利点は少なくとも一
部が転轍部の初めおよび終りにおいて可能となる）、 ｂ、特に交差点等、あるいは更に−・般ｉｆ、Ｉｔ道に
おける障害のび（［する場所でさえに記の利点をもって
、段階的な前進モードで一般軌道、またＣ１特に転轍部
で、上記の全ての利点をもって、段階的な前進モードに
おいてである、。

ｄ、加えて、連続的な（停止しない）前進モードにおい
て、一般軌道あるいは転轍部においても使用可能である
。例えば、 ｄ／１．少なくとも転轍部の一部、 ｄ／２．レール間に使用するため設計された一方あるい
は両方の締め固め装置組立体が、第３軌条に供するため
相互にその基本的な位置において横方向に変位すること
ができる中間の第３軌条を含む軌道、 ｄ／３．特に、軌道の曲率の中間に向けて横方向の変位
が再び必要となる軌道の曲線部、緩和曲線部等。

【図面の簡単な説明】

第１図は連続的な（停止しない）使用のための長手方向
に変位可能なコニ具フレームと、回転可能な中間フレー
ム−Ｌで相互に大きな距離をおいて配置された２台の下
部装置間に配置され、相互に独立的に横方向に変位しか
つ縦方向に調整するように設計された４台の締め固め装
置組立体とからなる本発明による軌道締め固め、均し兼
位置合わせ機械を示す側面図、第２図は中間フレームと
結合され、相互に独立的に横方向に変位するように設計
された締め固め装置組立体が横方向に対し回転されて斜
めに位置する枕木に適応するため機械の長手方向の中心
線に直角をなすよう延長した状態で示した、第１図に示
された本発明による機械の一部を示す平面図、第３図は
第１図に示した中間フレームと結合された４台の締め固
め装置組立体の拡大尺度の平面図、第４図は第３図の矢
印ＩＶ力方向おける締め固め装置組立体と結合された回
転可能な中間フレームの拡大尺度の側面図、第５図は第
３図の線■−■に関する締め固め装置組立体および中間
フレームの拡大断面図、第６図は相互に独立的に横方向
に変位しかつ縦方向に調整するよう中間フレーム上に配
置された４台の回転可能な締め固め装置組立体を含む、
本発明によるコンパクトな段階的作業用締め固め機械の
別の実施態様を示す平面図、および第７図は図面の右半
分が更に側方に枢動する締め固め具を内蔵する締め固め
装置構造を示す第６図の線ｖｒｉ−ｖｒｔに関する締め
固め機械の断面図である。 ■・・・軌道締め固め、均し兼位置合わせ機械、２．３
・・・下部装置、４・・・機械フレーム、５・・・運転
室、６．７・・・レール、８・・・枕木、９・・・軌道
、１ｏ・・・動力源、１１・・・車軸駆動部、１３・・
・運転室、１４・・・中央部制御台、１５・・・工具フ
レーム、１６・・・支持兼案内用下部装置、１７．１８
・・・締め固め装置、１９．２０川圧搾駆動部、２１〜
２４・・・締め固め装置組立体、２５〜２８・・・締め
固め具対、２９・・・中間フレーム、３ｏ・・・横方向
ガイド、３１・・・縦方向ガイド、３２・・・縦方向変
位駆動部、３３・・・軌道揚上兼位置合わせ装置、３４
・・・揚上フック、３５・・・揚上ローラ、３６・・・
フランジ付き位置合わせローラ、３７・・・駆動部１．
４３・・・垂直軸心、４６・・・回転駆動部、４７〜５
０・・・変位駆動部、５１・・・ガイド支持部、５２・
・・垂直軸心、５３・・・ガイド・ローラ、５４・・・
案内面、５５・・・ガイド・ベアリング、５６・・・平
行横方向ガーダ、５７・・・中央部長手方向ガーダ、５
９・・・中間フレーム、６０．６１・・・案内ビーム、
６２〜６５・・・装置フレーム、６９・・・振動駆動部
、７［・・・支持部、７２・・・コンパクトな軌道締め
固め均し兼位置合わせ機械、７３・・・機械フレーム、
７４−・・下部装置、７９・・・分岐軌道、８０・・・
転轍ブレード、８１．８２・・・締め固め装置、８３．
８４・・・縦方向の変位駆動部、８５〜８７・・・揚上
兼位置合わせ駆動部、８８・・・縦および横方向調整可
能揚上フック、８９・・−揚上ローラ、９０〜９３・・
・締め固め装置組立体、９４〜９７・・・横方向変位駆
動部、９８・・・中間フレーム、９９・・・ガイド・ベ
アリング、１００・・・ガイド・ローラ、１０１・・・
変位ガイド、１０２・・・装置フレーム、１０３・・・
駆動部、１０４・・・回転駆動部、１０５．１０６・・
・二重締め固め叉部、１０７．１０８−・・駆動部、１
０９．１１０・・・二重締め固め叉部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも２台の下部装置と、駆動部、ブレーキ、
   動力源および制御系統を載置する機械フレームとからな
   る自走式の軌道締め固め、均し兼位置合わせ機械であっ
   て、軌道の長手方向に相互に対で運動可能な振動締め固
   め具を備えかつ駆動部の動力下で縦および横方向のガイ
   ド上で前記機械フレームに対し独立的に縦および横方向
   に変位するように構成された締め固め装置と、特に均し
   兼位置合わせ基準系に関連して揚上および位置合わせ駆
   動部の動力下で作動するよう構成されかつ相互に大きな
   間隔をおいて配置され、転轍噐および一般軌道における
   作業のため駆動部の動力下で縦および横方向に変位する
   ように構成されたフランジ付きローラ形態の揚上フック
   および位置合わせ具を備えた２台の下部装置間に締め固
   め装置と共に前記機械上に配置された軌道揚上兼位置合
   わせ装置とを含む機械において、汎用の均し、締め固め
   および位置合わせ機械を形成するため、枕木の締め固め
   作業のため一方または他方のレールの左側または右側の
   砂利に突刺するように構成された各対の振動する締め固
   め具を備えた前記２台の下部装置間に配置された４個の
   締め固め装置組立体が、４個の個々の縦方向ガイドおよ
   び少なくとも１個の横方向ガイド上で前記機械フレーム
   に対して相互に独立的に縦および横方向に変位するため
   の各自の液圧作動の縦および横方向の変位駆動部を備え
   、該４個の締め固め装置組立体が、前記機械フレーム上
   で作業方向に対し後部の下部装置の直前かつ軌道揚上兼
   位置合わせ装置の直後に配置されることを特徴とする機
   械。 ２、請求項１記載の機械において、前記機械の長手方向
   で側方に変位するように、かつ各自の液圧作動の変位駆
   動部の動力下で前記機械 フレームに対し相互に独立的に縦方向に変位するように
   構成された前記４個の締め固め装置組立体が、１個の駆
   動部の動力下で機械フレームに対し軌道の長手方向に変
   位するように取付けられ、かつ望ましくは一端部におい
   て１台の下部装置により支持されるよう、また他端部に
   おいて前記機械フレーム上で長手方向に変位するように
   取付けられる工具フレーム上に配置されることを特徴と
   する機械。 ３、請求項１または２に記載の機械において、前記機械
   の長手方向で横方向に変位すると共に、４個の個々の縦
   方向ガイドと望ましくは２個のガイド・ビームからなる
   共通の横方向ガイド上で各自の動力下で相互に独立的に
   縦方向に変位するように取付けられた前記４個の締め固
   め装置組立体が、前記機械フレームおよび（または）工
   具フレームに対し平行に、機械の長手方向に延長する機
   械の縦方向の対称面と望ましくは液圧作動駆動部の動力
   下で相互に側方に隣接して配置された４個の締め固め装
   置組立体を通って実質的に縦方向に延長する横方向の対
   称面の交差線により形成される実質的に垂直の軸心の周
   囲で枢動するよう取付けられた中間フレーム上に取付け
   られることを特徴とする機械。 ４、請求項１または２に記載の機械において、前記横方
   向ガイド上で変位するように取付けられた各自の装置フ
   レームを介して、それぞれ１本のレールと関連しかつ相
   互に独立的に横方向に変位するように構成された２個の
   締め固め装置組立体の各自の振動駆動部により操作可能
   な２対の締め固め具が、相互に離れた長手方向側で横方
   向に張り出して配置されることを特徴とする機械。 ５、請求項１乃至４のいずれかに記載の機械において、
   ２本のレールの外側の砂利に突き刺さるように、また相
   互に独立的に縦および横方向に変位するように構成され
   た対をなす締め固め具または締め固め装置組立体の少な
   くとも締め固め具が、機械の長手方向に延長する軸心の
   周囲に枢動するよう取付けられかつ各自の 望ましくは液圧作動の側方の枢動駆動部とそれぞれ結合
   された望ましくは二重の締め固め叉部である締め固め叉
   部を含むことを特徴とする機械。 ６、請求項２記載の機械において、前記横方向ガイドお
   よび前記４個の締め固め装置組立体に結合された前記中
   間フレームが、端部において回転自在に取付けられたガ
   イド支持部によりガイド・ベアリングが設けられた機械
   フレームまたは工具フレーム上で横方向に支持され、か
   つ少なくとも１個の回転駆動部および前記４個の横方向
   の変位駆動部と結合されること、および垂直軸心の周囲
   に回転可能な４個のガイド・ローラが、望ましくは前記
   ガイド支持部の領域において機械フレームまたは工具フ
   レームの望ましくは円形セグメントの形態の案内面に対
   し、心出しあるいは取付けのため設けられることを特徴
   とする機械。 ７、請求項１乃至３のいずれかに記載の機械において、
   縦方向の変位のための縦方向が備えた各々が各自の装置
   フレームを含む前記締め固め装置組立体が、端部におい
   て機械フレームまたは工具フレームまたは中間フレーム
   に対して固定された２個の平行な横方向ガイド上で横方
   向に変位するように取付けられ、前記横方向変位駆動部
   が、独立的な横方向の変位を生じるように関連する工具
   フレームおよび機械フレーム、あるいは工具フレームに
   対して結合されることを特徴とする機械。