JPH02282356A - NiCl↓2またはNiCl↓2・6H↓2Oを出発原料としてのその場で生成された触媒を使用するハロ芳香族化合物のシアノ化 - Google Patents

NiCl↓2またはNiCl↓2・6H↓2Oを出発原料としてのその場で生成された触媒を使用するハロ芳香族化合物のシアノ化

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JPH02282356A
JPH02282356A JP4087590A JP4087590A JPH02282356A JP H02282356 A JPH02282356 A JP H02282356A JP 4087590 A JP4087590 A JP 4087590A JP 4087590 A JP4087590 A JP 4087590A JP H02282356 A JPH02282356 A JP H02282356A
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reaction
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James J Maul
ジェイムズ ジェイ モール
Karl W Seper
カール ダブリュー セイパー
Henry C Lin
ヘンリー シー リン
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Occidental Chemical Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C253/00Preparation of carboxylic acid nitriles
    • C07C253/14Preparation of carboxylic acid nitriles by reaction of cyanides with halogen-containing compounds with replacement of halogen atoms by cyano groups

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、芳香族ハロゲン化物を芳香族ニトリルに変換
することに関し、例えばp−クロロベンゾトリフルオリ
ドを4−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリルに変換
することに関する。生成物は、例えば医薬品及び農業薬
品の製造の化学中間体として有用である。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)デビソ
ン(Davison)らの米国特許節、1,499,0
25号は、p−クロロペンゾトリフルオリドを含む了り
−ルハロゲン化物を、アルコールまたは非プロトン性極
性溶媒であり得る溶媒中で、 Ni(Pφ3)3であり得る0価の■族触媒及びアルカ
リ金属シアン化物であり得るシアン化物イオン源を用い
て相当するニトリルに変換することを教示している。
カサ−(Cassar) らは、触媒がエタノール中で
Ni(Pφ3)2Cβ2、粉末マンガン−鉄合金、及び
トリフェニルホスフィンからその場で生成され、ついで
アリールハロゲン化物(1−クロロナフタレン)が添加
され、ついでNaCNが添加されてニトリル(1−シア
ノナフタレン)を生成する、ワンポット反応を開示して
いる(Advances  inChemistry 
5eries  132巻、252〜273頁(197
4年)を参照のこと)。
上記のNi(Pφ3)3またはNi (Pφ3)2Cβ
2のいずれかを出発原料とする問題は、これらが非常に
高価な材料であり、それ故商業的に実施できる方法に適
さないことである。
本発明の一つの目的は、触媒のコストを下げ、それによ
り商業的に一層魅力のある方法を提供することである。
この分野の別の問題は、芳香族環のハロゲンが水素によ
り置換される、還元生成物の生成(水素化脱ハロゲン(
hydrodehalogenation))を排除す
ること、即ちAr−Xから計−Hへの変換を排除するこ
とである。
反応溶媒としてメタノールの使用は、ニトリルへのわず
かな転化率を与える。上記のカサ−らの文献260頁を
参照のこと。
更に、上記のデビソンら及びカサ−らに開示されている
ように反応溶媒としてのエタノールの使用は、5%より
過剰、通常5〜25%の、その方法に於ける水素化脱ハ
ロゲン生成物を与える(即ち、この場合には、CNより
むしろ水素がハロゲンを置換する)ことがわかった。ま
た、イソプロパノールは、5〜25%の範囲の水素化脱
ハロゲン生成物を与えることがわかった。
本発明の好ましい実施態様に於いて、目的は、メタノー
ルもしくはエタノールまたはプロパツールが使用される
場合に較べて、得られるニトリル生成物の比率(%)を
増大することである。
(課題を解決するだめの手段〉 高コストのNi(Pφ3)3及び Ni(Pφ3)Cβ2により与えられる否定的なことが
、N+Cρ2またはNiCj2z  ・6H20を出発
原料としてその場でNi(Pψ3)3を生成することに
より解消でき、これによりNiCj!2またはNiCA
2 ・6HzOからの触媒生成が単一の反応容器中、即
ちワンポンド系中で行なわれることが、発見された。無
水塩化ニッケルからNi(Pφ3)を調製することが欠
口られており、(C1八、トルマン(Tolman) 
 ら著、J+)ur7al O[t、he  Amer
icanSociety 、 94 : 8.4/19
/72.2669〜2676頁、特に2671頁を参照
のこと)、無水NiCl2(S、K。
サベット (Thabet)  ら著、lnorg、 
 Nucl、  Chemしetters 、8巻2号
、211頁を参照のこと)及びNiCL  ・6H20
(H,イクタ−1−(Itatani)ら著、J、  
Am、  Chem、  Soc、  89 : 7.
3/29/67.1600〜1602頁を参照のこと)
から無水Ni(Pφい、Cβ2を調製することが知られ
ているが、いずれの場合にも、生成物が単離され、シア
ン化に使用されるのと同じ反応器中でそれを調製し、そ
れにより処理コストを下げることが開示されていない。
更に、シアノ化反応に於ける水素化脱ハロゲンの程度が
、使用される反応溶媒に関係し、アルコール反応溶媒が
使用される場合には、鎖長及び分枝に関係すること、及
びアルコール反応溶媒に於いて増大された分枝及び鎖長
が減少された水素化脱ハロゲンへと導くこと、並びに無
水t−ブクノールがシアノ化に好ましい反応溶媒である
ことが、発見された。
更に、実質的に乾燥した非プロトン性の補極溶媒がシア
ノ化反応に非常に好ましい溶媒であることが、発見され
た。これは、これらが使用される場合、水素化脱ハロゲ
ン及びカップリングの如き副反応が最小にされ、且つシ
アン化の反応時間が、アルコール反応溶媒を使用する場
合よりも通常短かいからである。
かくして、本発明は、 触媒としてNi(Pφ3)3を使用して芳香族ハロゲン
化物を芳香族ニトリルに変換する方法であって、前記の
触媒がNlCf12またはNICC・6H20を出発原
料として生成され、NiCA□またはNiCl2・6H
20を出発原料とする前記の触媒の生成及びハロゲン化
物からニトリルへの変換が単一の反応容器中で行なわれ
、 前記の芳香族ハロゲン化物が 式: (式中、XはCf及びBrからなる群から選ばれ、Yは
CHO及びCF、からなる群から選ばれ、mは1〜3の
範囲であり、且つnはO〜2の範囲である) を有し、 前記の方法が (a)(i)  Ni Cjl! 2またはNiCj!
2 ’ 6Hz O及び少なくとも2当量のPφ3を出
発原料として前記の反応容器中で実質的に乾燥した Ni(Pφ3)2CI22をその場で生成し、(ii 
)前記の反応容器中で02〜C,アルコール及び非プロ
トン性極性溶媒からなる群から選ばれた反応溶媒中でニ
ッケルよりも大きい還元電位を有する還元性金属の存在
下で前記の Ni(Pφ3)zCj2zを少なくとも1当量のPφ3
と反応させてNi(Pφ3)3触媒を生成することを含
む工程により前記の触媒を生成する工程、(b)前記の
芳香族ハロゲン化物を前記の反応容器に添加して、前記
の芳香族ハロゲン化物及び前記の触媒から前記の反応溶
媒中に錯体を形成し、NaCN及びKCNからなる群か
ら選ばれたアルカリ金属シアン化物を前記の反応容器に
添加したXをCNに変換しく即ち、存在する全てのXを
CNに変換し、それによりニトリル生成物を生成する工
程を含むことを特徴とする、芳香族ハロゲン化物を芳香
族ニトリルに変換する方法に関する。
好ましい実施態様に於いて、ハロゲン化物はp−クロロ
ヘンゾトリフルオリドであり、生成されるニトリルは4
−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリルである。
好ましい実施態様に於いて、工程(at(ii)及び工
程向の反応溶媒は、C4アルコール、非常に好ましくは
t−ブタノールであり、工程(a)(t)は、前記のア
ルコール中でNiCj22  ・6H20のスラリーを
生成し、加熱して水和物を実質的に乾燥したNiCj!
2に変換し、且つ共沸混合物として存在する水及び水を
蒸留して除くのに充分な前記のアルコールを蒸留して除
くことを含む工程により、NiCn2 ・6H20を出
発原料として実質的に乾燥したNi(Pφz)zcA2
を生成することを伴なう。
更に好ましい実施態様に於いて、工程(a)(ii)及
び工程(blの反応溶媒は、非プロトン性の極性溶媒、
非常に好ましくはアセトニトリルであり、工程(a)(
i)は、アセトニトリル中でNiCl2 ・6H20の
スラリーを生成し、加熱して水和物を実質的に乾燥した
NiCn2に変換し、且つ共沸混合物として存在する水
及び水を蒸発して除くのに充分な前記のアルコールを蒸
発して除くことを含む工程により、NiCjl!2  
・6H20を出発原料として実質的に乾燥した Ni(Pφ5)zcxzを生成することを伴なう。
記号φは、フェニル基、即ちC6H,、−を表わすため
に本明細書中に使用される。
“実質的に乾燥した”という用語は、以下のことを意味
するために本明細書中に使用される。工程(a)(i)
に於いて、実質的に乾燥したNrCβ2は、黄色であり
、約2未満の水和水を含む。工程(a)(i)及び工程
(a)(ii)に於いて、実質的に乾燥したNi (P
φ3)2 C#zは約8重量%未満のH2Oを含む。工
程(blに於いて、実質的に乾燥した反応混合物は、存
在する溶媒に対する重量%で表わして約0.5重量%未
満のH2Oを含む。工程(at(i)、工程(a)(i
i)及び工程(blに於いて、実質的に乾燥した溶媒は
、存在する溶媒に対する重量%として表わして約0.5
重量%未満を含む。
詳細な説明 芳香族ハロゲン化物出発原料は、例えば、好ましい出発
原料であるp−クロロペンゾトリフルオリド、p−プロ
モベンゾトリフルオリド、m−クロロヘンゾトリフルオ
リド、m−プロモベンヅI・リフルオリド、p−クロロ
ベンズアルデヒド、p−プロモヘンズアルデヒド、m−
クロロベンズアルデヒド、m−プロモヘンズアルデヒド
、クロロベンゼン、ブロモベンゼン、■、2−ジクロロ
ヘンゼン、1.3−ジクロロベンゼン、14ジクロロベ
ンゼン、1,2.i)ジクロロベンゼン、1.2.4−
)ジクロロベンゼン、1.3.5−1−ジクロロベンゼ
ン、3.4−ジクロロベンゼン、3.4−ジブロモベン
ズアルデヒド、3.4−ジクロロペンゾトリフルオリド
、3.4.5−トリクロロヘンゾトリフルオリド、■、
2−ジトリフルオロ−メチル−4−クロロベンゼン、L
  3−ジトリフルオロメチル−5−クロロベンゼン、
1.2−ジトリフルオロメチル4−ブロモベンゼン、■
、3−ジトリフルオロメチルー5−ブロモベンゼン、1
2−ジホルミル4−クロロベンセン、■、3−シボルミ
ルー5クロロベンゼン、1.2−ジホルミル−4−ブロ
モベンゼン及び1,3−ジホルミル−5−ブロモベンゼ
ンを含む。
芳香族ニトリル生成物は、1つ以上のハロゲン化物がC
Nで置換された芳香族ハロゲン化物出発原料に相当する
。かくして、例えば、p−クロロベンゾトリフルオリド
は、本発明の方法により4−(トリフルオロメチル)ヘ
ンゾニトリルに変換され、クロロヘンゼンは本発明によ
りベンゾニトリルに変換される。
工程(a)(i)に関して、説明する。これは、無水N
iCl2から出発し、C2〜C,アルコール及び非プロ
トン性の極性溶媒からなる群から選ばれた無水反応溶媒
中で2当量のPφ3と反応させることにより容易に行な
われる。好適なアルコールは、例えば、エタノール、イ
ソプロパノール、イソブタノール、t−ブタノール、1
−ペンタノール、2−ペンタノール及び3−ペンタノー
ルを含む。
好ましいアルコールは、C,アルコール、非常に好まし
くはt−ブタノールであり (その理由は、それが工程
向の好ましい反応溶媒であるからである)、t−ブタノ
ールがこの工程に使用される場合には、それは連続工程
で行なわれることが好ましい。好適な非プロトン性の極
性溶媒は、例えば、アセトニトリル、ジメチルホルムア
ミド、及びテトラヒドロフランを含む。好ましい非プロ
1−ン性の極性溶媒は、110℃より低い沸点の溶媒、
非常に好ましくはアセトニトリルであり、アセトニトリ
ルは工程(a)(ii)及び工程向の好ましい反応溶媒
であり、これらの工程中に持ち越されることが好ましい
。反応は25℃〜還流温度の温度で容易に行なわれる。
アルコール反応溶媒に関して、還流温度が好ましく、還
流温度に於ける反応時間は通常0.5〜3時間である。
非プロトン性の極性溶媒が使用される場合の好ましい温
度範囲は25℃〜60℃であり、これらの温度で反応時
間は通常0.5〜3時間である。
工程(a)(i)はまたNiCIlz  ’ 6 Hz
 Oまたは水分を含むNiCl2 (以下、湿潤NiC
Nzと総称する)から出発して容易に行なわれる。
これらの場合に於いて、湿潤NiCl2は、(1)共沸
混合物を生成し、蒸留して水を除去して実質的に乾燥し
たNiCl2を生成することにより実質的に乾燥される
か、あるいは(2)湿潤NiCl12が2当量のPφ3
と反応させられてNi(Pφ:+)zcI12を生成し
、これが共沸混合物を生成し蒸留して水を除去すること
により、または加熱して実質的に乾燥したNi(Pφ3
)2Cj22を生成するか、あるいは(3)湿潤NiC
l2は、反応溶媒の不在下でPφ3が存在して、または
存在しないで、加熱してPφ3との反応前に水を除去す
ることにより実質的に乾燥される。
工程(a)(i)が湿潤NiCff2から出発し共沸混
合物を生成し蒸留することにより予備乾燥することを伴
なう実施態様に関して、実質的に乾燥したNi(Pφz
)2cj2zは、湿潤NiCl2から出発して、水との
共沸混合物を生成する液体(以下、“共沸混合物生成液
体と称する)であって、最終ニトリル生成物の沸点より
少なくとも10度低い沸点を有する(前記の共沸生成液
体の工程(a)(ii)への持ち越し及びそこから工程
(1))への持ち越しの際の蒸留により容易な分離を可
能にするため)液体中に湿潤NiCl2の混合物を生成
し、ついで加熱して工程(a)(ii>及び工程向中の
反応を著しく妨害しないように充分な水和水を除去しか
つ充分な水及び充分な共沸混合物生成液体を蒸留して除
き、ついで生成された実質的に乾燥したNiCl2をC
2〜C5アルコールまたは非プロトン性の極性反応溶媒
中で2当量のPφ3と反応させて実質的に乾燥したNi
(Pφ3)2Cβ2を生成することを含む工程により生
成される。実質的に乾燥したNiCl2が一旦生成され
ると、実質的に乾燥したNi(Pφ3 ) z Cj2
zを生成する条件は、無水NiCj2zからNi(Pφ
3)2CI22の生成に関して上記された条件と同じ条
件である。
湿潤NiCj2zが2当量のPφ3と反応させられて湿
潤Ni(Pφ3)zcNzを生成し、これが加熱するこ
とにより、または共沸混合物を生成し蒸留することによ
り乾燥される工程(a)(i)の実施態様に関して、反
応は、例えば湿潤NiCj2zを不活性(例えば窒素)
雰囲気下で40〜100℃で0.5〜3時間少間中とも
2当量のPφ3と共に加熱して湿潤Ni(Pφ3)zC
j!□を生成することにより行なわれ、乾燥が溶媒の不
在下で60〜100℃で加熱することにより、あるいは
水と共沸混合物を生成し、且つ最終ニトリル生成物より
少なくとも10℃低い沸点を有する液体と湿潤Ni(P
φ3)zcl12との共沸混合物を加熱して、実質的に
乾燥したNi(Pφ3)2Cρ2を生成し、且つ工程(
a)(ii)及び工程(blの反応を著しく妨害しない
ように充分な水及び充分な共沸混合物生成液体を除去す
ることにより行なわれる。
湿潤NiCl2が共沸混合物生成液体を使用して乾燥さ
れるか、または湿潤Ni(Pφ3)2Cj22が共沸混
合物生成液体を使用して乾燥される場合、共沸混合物生
成液体は02〜C,アルコール(例えば、上記のアルコ
ール)または非プロトン性の極性溶媒(例えば、上記の
溶媒)であることが好ましい。何となれば、これらが重
要である連続工程(a)(ii)及び工程向への前記の
液体の持ち越しがあり得るからである。また、共沸混合
物生成液体は、アルコールではなくキシレンまたはベン
ゼンの如き非プロトン性の極性溶媒である共沸混合物生
成液体であってもよいが、工程(a)(ii)への持ち
越しが所望されないので、工程(a)(ii)の前にこ
のような液体の実質的に全部を藤留して除(ように注意
すべきである。工程(a)(i)の共沸混合物生成液体
はC4アルコール、非常に好ましくはt−ブタノール、
子たは更に好ましくは非プロトン性の極性溶媒、最も好
ましくばアセト二1−リルであることが好ましい。何と
なれば、これらは工程向の好ましい反応溶媒であり、連
続工程への持ち越しが工程(blの反応溶媒を簡単に供
給するからである。
工程(a)(i)がNiCff2から出発し溶媒及びP
φ3の不在下で乾燥する実施態様に関して、前記の乾燥
は40〜85℃の範囲の温度で1〜5時間減圧下で加熱
して実質的に乾燥したNiCl2を生成することにより
容易に行なわれる。実質的に乾燥したN+C(12が一
旦生成され、水が除去されると、実質的に乾燥したNi
(Pφ3)2cNzを生成する条件は、無水NiCAz
からの実質的に乾燥したNi(Pφ、)2Cβ2の生成
に関する上記の条件と同じである。
工程(a)(i)が湿潤NiCl2から出発し溶媒の不
左下で乾燥し反応することを伴なう実施態様に関して、
実質的に乾燥したNi(Pφ3)zcj22は、湿潤N
iCA2から出発し、前記の湿潤Ni C122を溶媒
の不在下で少なくとも2当量のPφ3と共に加熱して水
を蒸発分離し、NiCl2を2当量のPφ3と反応させ
ることを含む工程により生成される。この工程は、80
〜120℃で0.5〜1時間加熱することにより容易に
行なわれる。
工程(a)(ii)に関して説明する。還元性金属は、
粉末形態で使用されることが好ましく、ニッケルより大
きな還元電位を有する金属、例えば、亜鉛、マグネシウ
ム、マンガンまたはマンガン−鉄合金からなる群から選
ばれる。それは、 Ni(Pφ3)2Cり2を生成するのに使用される還元
性金属対NiCl!、2のモル比が1〜4の範囲である
ような量で通常使用される。この工程に於いて、反応溶
媒は、例えば、工程(aH3)に関して上記された反応
溶媒と同じであってもよい。この工程に好ましいアルコ
ール反応溶媒はt−ブタノールである。何となれば、こ
のアルコール反応溶媒は工程(blの好ましい反応溶媒
であり、工程(at(ii>から工程向への反応溶媒の
持ち越しがあるからである。非プロトン性の極性溶媒は
、工程(a)(i)に関して記載されたものと同じであ
る。工程(a)(ii)の好ましい非プロトン性の極性
溶媒はアセトニトリルである。何となれば、この反応溶
媒は工程(blの好ましい反応溶媒であり、工程(a)
(ii)から工程向への反応溶媒の持ち越しがあるから
である。
工程!a)(ii)は、25℃〜還流温度の範囲の温度
で容易に行なわれる。アルコール反応溶媒に関して、還
流温度が好ましく、還流温度に於ける反応時間は通常0
.5〜3時間である。非プロトン性の極性溶媒に関して
、25℃〜60℃の範囲の反応温度が好ましく、これら
の温度で反応時間は通常0.5〜3時間である。Ni(
Pφ3)3の生成は、暗赤色により知らせられる。
実質的に乾燥したNiCj22が一旦存在するとく例え
ば、無水NiCN2が購入され出発原料として使用され
ると)、工程(a)(i)及び(a)(ii)は、単一
工程として行なわてもよく、この場合、実質的に乾燥し
たNiCl2及び少なくとも3当量のPφ3が反応溶媒
(CZ〜C,アルコールまたは非プロトン性の極性反応
溶媒)に添加され、続いて還元性金属が添加され、反応
させられてNiCl2をNi(Pφ3)Cn2の中間体
の生成でもってNi(Pφ3)3に変換する。NiCl
2zからNi(Pφ3)zcj22への変換は、40℃
〜還流の範囲の温度で行なわれ、アルコール溶媒中では
還流温度が好ましい。極性の非プロトン性溶媒中では、
約40℃が好ましい。実質的に乾燥したNiCl22か
らNt (Pφ、)3への変換は、2〜6時間で容易に
得られる。
工程向に関して、工程(an(ii)からの02〜C5
アルコールまたは非プロトン性の極性反応溶媒は持ち越
して、この工程の02〜C5アルコールまたは非プロト
ン性の極性反応溶媒となり、適当と考えられる場合には
、更に多くの溶媒が工程向に添加されてもよい。芳香族
ハロゲン化物は、調製の規模に応じて、例えば5分〜1
時間の期間にわたって添加され、その間溶液の温度は4
0℃〜還流である。ハロゲン化物の添加の際に、反応性
錯体がアルコール反応溶媒または非プロトン性の極性溶
媒中でハロゲン化物及び溶液中のNi(Pφ3)3から
生成され、これは暗赤色から緑色への色の変化により示
される。アルカリ金属シアン化物は、少なくとも化学量
論量で、例えばアルカリ金属シアン化物対有機ハロゲン
化物(mが1である場合)のモル比約1:1で、好まし
くは、上記シアン化物反応体の損失の可能性を軽減する
ため還流より低い反応溶液に添加される。反応は、40
℃〜還流温度の範囲で約5〜約18時間の期間にわたっ
て容易に行なわれる。反応溶媒が非プロトン性の極性溶
媒である場合には、40〜60℃の範囲の温度が通常好
ましい。その他の場合には、温度調節の必要を軽減する
ため、還流温度が好ましい。
この工程の反応混合物は、水素化脱ハロゲン及びニッケ
ル触媒錯体から不活性形態への分解を最小にするため、
実質的に乾燥したものであるべきである。
反応体の化学N論量が、本発明の全ての工程で使用し得
る。Pφ3に関し、約33%の過剰が有利である。化学
量論量の2倍過剰量は、反応体を浪費するので望ましく
ないと考えられる。
本発明の全ての工程に於いて、工程向への水の持ち越し
は水素化脱ハロゲン(即ち、CNよりむしろ11による
ハロゲンの置換)を助長するので、反応系中の水の存在
を最小にすることが、重要である。また、水はNi触媒
錯体の不活性形態への分解を助長する。工程(al (
i )は、最初に存在する水を有してもよい。何となれ
ば、湿潤塩化ニッケルが反応体であり得るからである。
水が湿潤NiCl12出発原料の使用により導入される
、このような場合には、湿潤Nice、は、工程(a)
(i)にために、またはその間に、実質的に乾燥したN
iC7!2または実質的に乾燥したNi(Pφa>zc
Azに変換される。水の存在を最小にするという重要性
にそって、共沸混合物生成液体または反応溶媒が工程(
al(t)の完結時に実質的に乾燥したものであるべき
であること及び全ての反応溶媒が工程(a)(ii)及
び工程(blに関して実質的に乾燥したものであるべき
であることが好ましい。これは、共沸混合物生成液体及
び反応溶媒が約0.5重量%未満の水を含むべきである
ことを意味する。全ての工程は、乾燥した不活性雰囲気
中で、例えば窒素雰囲気下で行なわれるべきである。
ニトリル生成物は、冷却混合物を(例えば、無水炭酸カ
リウムにより室温で)濾過し蒸留することにより反応器
中の混合物から容易に回収される。
蒸留及び85〜95℃の留分の回収は、4−(1−リフ
ルオロメチル)ベンゾニトリルが生成物である場合に好
適な単離を与える。
工程(blの反応溶媒は、C7〜C,アルコールまたは
非プロトン性の極性溶媒であることが重要である。工程
(a)及び工程向の間で反応溶媒を交換する必要をなく
すため、工程(a)(ii)の反応溶媒はCz ”” 
Csアルコールまたは非プロトン性の極性溶媒であるべ
きであり、実質的に乾燥したNiC7!2が系中に一旦
存在すると、触媒生成及びシアノ化反応は同じ反応溶媒
中で行ない得る。02〜C5アルコールよりむしろメタ
ノールの使用は、メタノールが水素化脱ハロゲンを助長
し、水素化脱ハロゲン生成物が主な副生物であることか
ら、工程(a)(ii)及び(blに於いて許容されな
い。加えて、メタノールが溶媒として使用される場合に
は、工程向に於ける触媒寿命は通常、非常に短かい。
C5より大きいアルコールの使用はシアン化に関して満
足であるが、アルコールの沸点がニトリル生成物の沸点
に近似するので、回収上の問題を生じる。また、高沸点
の非プロトン性の極性溶媒の使用は、シアノ化に関し、
満足であるが、それらの沸点はニトリル生成物の沸点以
上であるので、回収上の問題を同様に生じる。かくして
、工程向及びその前の工程の非プロトン性の極性溶媒は
、約110℃より低い沸点であるべきである。
上記の如く、アルコール反応溶媒の高い分子量及び分枝
は、シアノ化を助長し、水素化脱ハロゲン生成物の比率
(%)の減少を大11に助長する。
工程(blに於ける反応溶媒の関数としての水素化脱ハ
ロゲン生成物の比率は、出発原料の芳香族ハロゲン化物
のモル%に関して、以下のとおりであることがわかった
反応溶媒      水素化脱+111し生゛物の比率
エタノール        5〜25%イソプロパノー
ル     5〜25%イブブタノール      3
〜5% t−ブタノール       1〜2%上記の如くも一
ブクノールはアルコール反応溶媒として好ましい。その
使用は、非常に低い水素化脱ハロゲン生成物の比率を与
えると共に、二I・リル生成物からの沸点の差を与えて
、ニトリル生成物の回収の容易を最大にする。本発明者
らは、特別な理論的な説明に縛られることを望まないが
、高度に分枝されたアルコールの改良された性能は高度
に分枝されたアルコールの低い酸性度と広く相関関係が
あり得ると思われる。
非プロトン性の極性溶媒の使用が更に好ましい。
何となれば、それらが使用される場合には、水累化脱ハ
ロゲンが更に最小にされるからである。下記の実施例9
に示されるように、水素化脱ハロゲンの比率は、アセト
ニトリル 1%未満である。これは、非プロトン性の極性溶媒に於
ける酸性プロトンの欠如と一致する。
また、工程tb)が通常非プロトン性の極性溶媒中で一
層早く完結されることが発見されたことから(下記の実
施例1と実施例9を比較のこと)、非プロトン性の極性
溶媒が更に好ましい。
本発明の方法は、比較的に高価な Ni(Pφ:+)zcj2zまたはNi(Pψ3)3よ
りむしろ、安価な材料、即ちNiCj22及びNice
2 ・6H20並びにPφ3から出発すること、及び過
剰の水及び空気がシアノ化工程に入る機会を減少しつつ
、中間体単離工程なしに、前記の安価な材料から進行す
ることを可能にし、それにより芳香族ハロゲン化物を芳
香族ニトリルに変換するだめの商業的に実施できる方法
を始めて提供する。
本発明が、以下の実施例により説明される。
実過坏り−1 還流冷却器、均圧添加ロート、及びゴム隔膜を備えた3
0の5 0 0 rdフラスコに、無水イソプロピルア
ルコール40艷を窒素下に添加した。添加ロートに、p
−クロロヘンゾトリフルオリド(PCBTF) (1 
0.6 g, 6 0ミリモル)を仕込んだ。
ついで、この磁気攪拌された溶液に、無水NiCn2(
0.14g,1.1ミリモル)、トリフェニルホスフィ
ン(1.(15g、4ミリモル)、及び粉末亜鉛(0.
41g,5ミリモル)を順に添加した。窒素下で、撹拌
溶液を2時間の期間にわたって還流させ、この時反応溶
媒の色は暗赤色になった。ついで、この赤色溶液に、p
−クロロペンゾトリフルオリドを約5分間にわたって添
加し、その時間中に溶液は色が緑色になった。混合物を
還流温度より低(冷却し、シアン化ナトリウム(2.9
4g、60ミリモル)を、ゴム栓付人口を通して一度に
添加した。反応を還流させ、ガスクロマトグラフィによ
り監視した。反応は約18時間で完結した。
上記の反応混合物中の水素化脱ハロゲン生成物、即ちト
リフルオロメチルベンゼンの程度は、4(+−リフルオ
ロメチル)ベンゾニトリルに関して80%に対し、反応
したp−クロロペンゾトリフルオリドの約20%であっ
た。反応混合物を無水炭酸カリウムにより濾過し、オレ
ンジ/黄色の溶液を得、これを6インチ(15cn+)
の充填カラムにより蒸留した。所望の4−(トリフルオ
ロメチル)ベンゾニトリルが93〜95℃/30mmで
留出した。
尖施樵−又 上記の実施例1のイソプロピルアルコールをエタノール
に代えた場合、4−(トリフルオロメチル)ベンゾニト
リルが依然として主生成物であったが、水素化脱ハロゲ
ン生成物の量は、反応したp−クロロペンゾトリフルオ
リドの約8%であった。
去1辻ijl  3 上記の実施例1のイソプロピルアルコールをイソブタノ
ールに代えた場合、反応混合物をシアノ化生還流ではな
く80℃に加熱した。4−(トリフルオロメチル)ベン
ゾニトリルが依然として主生成物であったが、トリフル
オロメチルベンゼン水素化脱ハロゲン生成物の量は、反
応したp−クロロペンゾトリフルオリドのわずかに約5
モル%であった。
大茄圀−1 還流冷却器、均圧添加ロート及びゴム隔膜を備えた30
の1βフラスコに、窒素下でi6omcの無水t−ブタ
ノールに添加した。ついで、磁気攪拌しながら、無水N
iCj!z  (0,56g、4.3ミリモル)、トリ
フェニルホスフィン(4,44g、17ミリモル)、及
び粉末亜鉛(0,8g、13ミリモル)を順に添加した
。溶液を還流で2時間攪拌し、この時反応混合物の色は
暗赤色になった。
ついで、その?容f夜にp−クロロベンゾ1〜リフルオ
リド(,4,2,6g、240ミリモル)を約5分間に
わたって添加し、この時溶液は緑色になった。反応混合
物を部分冷却し、ついでシアン化ナトリウム(11,6
g、 240ミリモル)を−度に添加した。反応を還流
し、G L C&こより監視した。約18時間後に、反
応は実質的に完結した。GLCは、反応したp−クロロ
ペンゾトリフルオリドの約1%が水素化脱ハロゲン副反
応を受けたことを示した。混合物を冷却し、炭酸カリウ
ムにより濾過し、実施例1に記載したように蒸留した。
所望の4−(トリフルオロメチル〉ベンゾニトリルの沸
点は、93〜b 上記の実施例4に於いて、NaCNを等モル量のKCN
に代えた場合、4−(1−リフルオロメチル)ベンゾニ
トリルが依然として主生成物であり、水素化脱ハロゲン
が約1%の程度で生じた。
上記の実施例4に於いて、亜鉛を等モル量のマンガンに
代えた場合、4−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリ
ルが依然として主生成物であり、水素化脱塩素が約5%
未満の程度で生じた。
上記の実施例4に於いて、p−クロロベンゾニリルオリ
ドを等モル量のp−プロモヘンゾトリフルオリドに代え
た場合、4.、(1−リフルオロメチル)ベンゾニトリ
ルが主生成物であり、水素化脱ハロゲンが約1%の程度
で生じる。
上記の実施例4に於いて、p−クロロベンゾニトリルを
等モル量のp−クロロベンズアルデヒドに代えた場合、
主生成物は4−シアノヘンズアルデヒドであった。
上記の実施例4に於いて、p−クロロベンゾI・リフル
オリドを等モル量のm−クロロベンゾ1〜リフルオリド
に代えた場合、主生成物は3−(+−リフルオロメチル
)ベンゾニトリルであった。
上記の実施例4に於いて、p−クロロベンゾ1〜リフル
オリドを等モル量のクロロベンゾンに代、tた場合、主
生成物はベンゾニトリルであった。
災隻拠−1 上記の実施例4に於いて、t−ブタノールを等モル量の
アセトニトリルに代え、使用される温度が45℃であり
、シアノ化が5時間にわたって行なわれる場合、4−(
トリフルオロメチル)−・ンゾニトリルが依然として主
生成物であり、1%未満の水素化脱ハロゲンが生じる。
上記の実施例5に於いて、アセI・二I・リルをテトラ
ヒドロフランに代える場合、4−(トリフルア オロメチル)ベンゾニトリルが依然として主生成物であ
り、1%未満の水素化脱ハロゲンが生しる。
尖旋開−■ 還流冷却器、均圧添加ロート、蒸留ヘッド及び窒素保護
系を備えた30フラスコに、無水t−ブタノール20m
1及びNiC12  ・6Hz OO,96g(4,2
ミリモル)を添加した。このスラリーを50℃に加熱し
、この時緑色の水和物が黄色の実質的に乾燥した塩化ニ
ッケルを生成することが観察された。温度を90℃に上
昇させ、湿潤t−ブタノール共沸混合物を蒸留して除い
た。冷却した残渣にトリフェニルホスフィン4.2g、
0.18ミリモル及び乾燥t−ブタノール30艷を添加
した。
2時間加熱して、Ni(Pφ3)zcffzの生成を生
じた。この混合物に、追加の140−の乾燥したt−ブ
タノール及び粉末亜鉛0.56g、8.6ミリモルを添
加した。反応混合物を還流で2時間加熱し、この時Ni
(Pφ3)3が生成したので、反応混合物の色は暗赤色
になった。この反応混合物に、p−クロロペンゾトリフ
ルオリド42.6g。
240ミリモル、続いてシアン化ナトリウム11.5g
、240ミリモルを添加した。反応をGLCにより監視
し、G L Cは、反応が約24時間で完結し、p−ク
ロロヘンゾトリフルオリドの約1%が水素化脱ハロゲン
副生物、即ちl−IJフルオロメチルベンゼンに変換さ
れたことを示した。
冷却した反応混合物を濾過し、分別蒸留して4(トリフ
ルオロメチル)ベンゾニトリル(沸点85〜90℃/2
8mm)を収率81%で得た。
災隻皿−1 上記の実施例に於いて、t−ブタノールを等量のアセト
ニトリルに代え、共沸混合物の蒸留分離温度を調節し、
触媒生成及びシアノ化に使用される温度が45℃であり
、シアノ化が5時間の期間にわたって行なわれる場合、
4−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリルが依然とし
て主生成物であり、1%未満の水素化脱ハロゲンが生じ
る。アセトニトリルをテトラヒドロフランに代える場合
、同様の結果が得られる。
矢1超U 100mlのフラスコに、ディーンースターク(Dea
n−5tark)水分離器及び窒素雰囲気を装備する。
フラスコにNice2 ・6H,00,26g(1,0
8ミリモル)及びトルエン40m1を仕込む。
温度を107℃に上昇させ、湿潤トルエン共沸混合物を
蒸留して除き、ついで水和水の大部分を共沸により除去
する。トルエンの残部を、ポジティブ窒素パージ下で蒸
留して除く。ついで、反応器に、トリフェニルホスフィ
ン(0,98g、 3.74ミリモル)、イソプロピル
アルコール(4,Omf)及び亜鉛粉末(0,84g、
12.8ミリモル)を仕込む。反応を78℃で0.5時
間加熱する。4−クロロベンゾトリフルオリド10.6
g<58.7ミリモル)を添加し、再度、反応を78℃
で0.5時間加熱する。シアン化ナトリウム(2,9g
、59.2ミリモル)を添加し、反応が停止するまで、
再度、反応を78℃で加熱する。反応混合物の濾過、続
いて生成物の85℃/28n+n+に於ける蒸留により
、4−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリルを単離す
る。
実施例 9 250 mRの丸底フラスコに旧CI22  ・6 H
z O(0,96g、4ミリモル)を添加し、フラスコ
の内容物を、水アスピレーター減圧下で80〜100℃
で0.25時間加熱して実質的に乾燥したNiC4z 
0.56 gを得た。フラスコに温度計、均圧添加ロー
ト、及びクライゼン(C1aisen)ヘッドを取り付
けた。クライゼンヘッドに還流冷却器及びゴム栓を取り
付けた。冷却器の上部に取り付けたガス導入管により、
全系を乾燥窒素でフラッジした。フラスコにアセトニト
リル80mβ及びトリフェニルホスフィン(4,2g、
16ミリモル)を仕込んだ。p−クロロヘンゾトリフル
オリド(42,6g、25ミリモル)を添加ロートに仕
込んだ。乾燥窒素を用いてフラスコの内容物を5分間パ
ージし、ついで45℃に温め、この時内容物の色はNi
(Pφ3)2Cβ2の生成を示した。フラスコに亜鉛微
粉(0,8g、8ミリモル)を添加し、内容物を0.2
5時間攪拌し、この時Ni(Pφ3)3を示す赤色が観
察された。p−クロロペンゾトリフルオリド(42,6
g、240ミリモル)をフラスコに5分間にわたって添
加し、続いてシアン化ナトリウム(11,6g、 24
.0ミリモル)を添加した。反応をCCで追跡し、GC
は45℃で5時間後に0.2%の水素化脱ハロゲン副生
物でもって80%の転化率を示した。フラスコの内容物
を冷却し、濾過し、濾液を蒸留して4−(トリフルオロ
メチル)−ベンゾニトリル(沸点85〜90°c/25
)−ル)(収率76%)を得た。
実施例9に於いて、アセトニトリルをテトラヒドロフラ
ンに代える場合、4−(トリフルオロメチル)ベンゾニ
トリルが主生成物であり、水素化脱ハロゲンは1%未満
である。
アセトニトリルをt−ブタノールに代え、還流温度及び
18時間のシアノ化時間を使用する場合、4−(トリフ
ルオロメチル)ベンゾニトリルが主生成物であり、水素
化脱ハロゲンは約1%である。
実1劃[−り隻 蒸留ヘッド、温度計及びゴム栓を取り付けた1βの三ロ
フラスコに、乾燥アセ1−二1−リル(320mB) 
、NtCjl!z  ・6 N20 (0,9’6 g
、4ミリモル)、及びPφ3 (4,2g、16ミリモ
ル)を仕込んだ。フラスコの内容物を加熱し還流させ、
湿潤Ni(Pφ3 )2 C12を生成する反応を得る
ように還流で保ち、留出物/共沸混合物280 mlを
蒸留して除き、実質的に乾燥したNi(Pφ3)zc6
zを得る。フラスコの暗緑色の内容物に乾燥アセトニト
リルを添加した。内容物を窒素で5分間パージし、つい
で亜鉛微粉(0,8g、8ミリモル)を1回で添加した
。40〜45℃で0.25時間攪拌した後、フラスコの
内容物は、その色が暗緑色から暗赤色に変化した。
p−クロロヘンヅ1〜リフルオリト (42,6g、2
40ミリモル)及びシアン化ナトリウム(11,6g、
240ミリモル)を、夫々1度に順に添加した。反応を
GCにより監視し、CCは5時間後、0.4%の水素化
脱ハロゲン生成物でもつて65%の転化率を示した。
実施例10に於いてアセトニトリルをテトラヒドロフラ
ンに代える場合、同様の結果が得られる。
実施例10に於いてアセトニトリルをt−ブタノールに
代え、鎖体生成を還流温度で2時間加熱することにより
行ない、シアノ化を還流温度で18時間行なう場合、4
−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリルが主生成物で
あり、水素化脱ハロゲンは約1%である。
実施例10に於いて、NiCffz  ・6H20及び
Pφ3をアセトニトリルの不在下で反応させて湿潤Ni
(Pφ3)zcnzを生成し、ついでトルエン320m
rRを添加し、還流加熱を行なってトルエン共沸混合物
及び水の大部分を蒸留して除き、実質的に乾燥したNi
(Pφ3)2Cρ2を生成し、ついでトルエンの残部を
蒸留して除き、40m1に代えて80mβのアセトニト
リルを実質的に乾燥したNi、(Pφ5)2cj22に
添加する場合、4(トリフルオロメチル)ベンゾニトリ
ルが主生成物であり、水素化脱ハロゲンは1%未満であ
る。
次m 250 mlの丸底フラスコに、磁気攪拌機及び温度計
を取り付けた。フラスコに、 NiCl2 ・6HzO(0,96g、4ミリモル)及
びPφ3 (4,2g、16ミリモル)を添加した。
反応体を100℃で加熱し、発生ずる水分を乾燥窒素流
中で蒸発分離する。ついで、反応器に還流冷却器を取り
付ける。反応混合物に乾燥したイソプロピルアルコール
80m!を添加し、溶液を窒素で10分間パージした。
粉末亜鉛金属(0,8g、8ミリモル)を添加し、混合
物を77℃で2.25時間加熱し、この時反応混合物が
赤色になった。
ついで、4−クロロヘンゾトリフルオリド(42,6g
、240ミリモル)及びシアン化すトリウム(11,6
g、 24.0ミリモル)を逐次添加し、反応を加熱還
流させた。反応をGLCにより監視し、G L Cは5
時間後に75%の転化率を示した。水素化脱ハロゲン生
成物、即ちトリフルオロメチルベンゼンの程度は、シア
ノ化生成物、即ち4−(トリフルオロメチル)ベンゾニ
トリルに関して76%に対して、反応した4−クロロヘ
ンゾトリフルオリドの7.5%であった。
実施例11に於いてイソプロパノールをt−ブタノール
に代える場合、4− (トリフルオロメチル)−ベンゾ
ニトリルが主生成物であり、水素化脱ハロゲンは約1%
である。
実施例11に於いて、イソプロパノールをアセトニI・
リルに代え、Ni(Pφ、)3を生成する反応及びシア
ノ化の温度が45℃である場合、4(+−リフルオロメ
チル〉ヘンゾニ1−リルが主生成物であり、水素化脱ハ
ロゲンが1%未満である。
止較斑−± 100艷のフラスコに、NiCj22  ・6H20(
0,26g、1.08ミリモル)及びPφ3(0,98
g、3.74ミリモル)を仕込んだ。反応混合物を窒素
パージ下で65℃(96℃の油浴温度)に0.5時間加
熱した。冷却後、イソプロパノール40m1及び亜鉛微
粉(0,84g、12.8ミリモル)を添加し、反応混
合物を78℃で2.25時間加熱した。p−クロロヘン
ゾトリフルオリド(10,6g、58.7ミリモル)を
添加し、反応混合物を55℃で1.25時間加熱した。
シアン化ナトリウムを添加し、反応混合物を56℃で6
時間加熱した。GLCは、反応混合物の上澄液を、p−
クロロペンゾトリフルオリド、53.0%、ペンゾトリ
フルオリド14.6%、及び4−(トリフルオロメチル
)ベンゾニトリル32.8%と分析した。所望のニトリ
ルを濾過、続いて減圧蒸留(沸点85℃/28mm)に
より単離した。p−クロロペンゾトリフルオリドの転化
率は47%であり、4−(トリフルオロメチル)ベンジ
エI・リルは転化物の69%であり、ペンゾトリフルオ
リド水素化脱ハロゲン生成物は転化物の31%であり、
かくして水素化脱ハロゲンの程度は31%であった。
この比較例は、湿潤試薬が使用され、乾燥されない場合
、転化率が低く、水素化脱ハロゲンの比率が増大される
変化が、当業者に明らかである。それ故、本発明の範囲
は、特許請求の範囲により特定されることが意図される
平成 年 月 日 1、事件の表示 平成2年特許願第40875号 3、補正をする者 事件との関係 出 願 人 名 称 オクシデンクル ケミカル コーポレーンヨン 4、代 理 人 5補正命令の日付 自 発

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)触媒としてNi(Pφ_3)_3を使用して芳香
    族ハロゲン化物を芳香族ニトリルに変換する方法であっ
    て、 前記触媒がNiCl_2またはNiCl_2・6H_2
    Oを出発原料として生成され、前記触媒の生成及びハロ
    ゲン化物からニトリルへの変換が単一の反応容器中で行
    なわれ、 前記芳香族ハロゲン化物が 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、XはCl及びBrからなる群から選ばれ、Yは
    CHO及びCF_3からなる群から選ばれ、mは1〜3
    の範囲であり、且つnは0〜2の範囲である) を有し、 前記方法が以下の工程: (a)(i)NiCl_2またはNiCl_2・6H_
    2O及びPφ_3を出発原料として前記反応容器中で実
    質的に乾燥したNi(Pφ_3)_2Cl_2をその場
    で生成し、 (ii)前記反応容器中でC_2−C_5アルコール及
    び非プロトン性極性溶媒からなる群から選ばれた反応溶
    媒中でニッケルよりも大きい還元電位を有する還元性金
    属の存在下で前記Ni(Pφ_3)_2Cl_2を少な
    くとも1当量のPφ_3と反応させてNi(Pφ_3)
    _3触媒を生成することを含む工程により前記触媒を生
    成する工程、 (b)前記芳香族ハロゲン化物を前記反応容器に添加し
    て、前記芳香族ハロゲン化物及び前記触媒から前記反応
    溶媒中に錯体を形成し、 NaCN及びKCNからなる群から選ばれたアルカリ金
    属シアン化物を前記反応容器に添加してXをCNに変換
    し、それによりニトリル生成物を生成する工程、 を含むことを特徴とする、芳香族ハロゲン化物を芳香族
    ニトリルに変換する方法。
  2. (2)前記芳香族ハロゲン化物がp−クロロベンゾトリ
    フルオリドであり、生成されるニトリルが4−(トリフ
    ルオロメチル)ベンゾニトリルである、請求項1記載の
    方法。
  3. (3)前記還元性金属が亜鉛金属である、請求項2記載
    の方法。
  4. (4)工程(a)(i)に於いて、実質的に乾燥したN
    i(Pφ_3)_2Cl_2が、NiCl_2・6H_
    2Oから出発し、水と共沸混合物を生成し、且つ最終ニ
    トリル生成物よりも少なくとも10℃低い沸点を有する
    液体中でNiCl_2・6H_2Oの混合物を形成し、
    ついで工程(a)(ii)及び工程(b)の反応をかな
    り妨害しないように、加熱して水和水を充分除去し、充
    分な水及び充分な前記液体を留去して実質的に乾燥した
    NiCl_2を生成し、ついで生成された実質的に乾燥
    したNiCl_2をC_2〜C_5アルコール及び非プ
    ロトン性極性溶媒からなる群から選ばれた反応溶媒中で
    二当量のPφ_3と反応させることを含む工程により生
    成される、請求項2記載の方法。
  5. (5)工程(a)(i)に於いて、実質的に乾燥したN
    i(Pφ_3)_2Cl_2が、NiCl_2・6H_
    2O及び二当量のPφ3を反応させて湿った Ni(Pφ_3)_2Cl_2を生成し、水と共沸混合
    物を形成し、且つ最終ニトリル生成物よりも少なくとも
    10℃低い沸点を有する液体と湿ったNi(Pφ_3)
    _2Cl_2との混合物を加熱して、工程(a)(ii
    )及び工程(b)の反応をかなり妨害しないように充分
    な水及び充分な前記液体を除去することを含む工程によ
    り生成される、請求項2記載の方法。
  6. (6)工程(a)(i)の前記共沸物生成液体が、C_
    2〜C_5アルコールではなく、非プロトン性溶媒であ
    る、請求項4または5記載の方法。
  7. (7)工程(a)(i)の前記共沸混合物生成液体がC
    _2〜C_5アルコールまたは非プロトン性極性溶媒で
    ある請求項4または5記載の方法。
  8. (8)工程(a)(i)の前記共沸混合物生成液体がt
    −ブタノールである、請求項7記載の方法。
  9. (9)工程(a)(ii)及び工程(b)の前記反応溶
    媒がt−ブタノールである、請求項8記載の方法。
  10. (10)工程(a)(i)の前記共沸混合物生成液体が
    アセニトリルである、請求項7記載の方法。
  11. (11)工程(a)(ii)及び工程(b)の前記反応
    溶媒がアセトニトリルである、請求項10記載の方法。
  12. (12)工程(a)(i)の前記共沸混合物生成液体が
    テトラヒドロフランである、請求項7記載の方法。
  13. (13)工程(a)(ii)及び工程(b)の前記反応
    溶媒がテトラヒドロフランである、請求項12記載の方
    法。
  14. (14)工程(a)(i)に於いて、前記実質的に乾燥
    したNi(Pφ_3)_2Cl_2が前記NiCl_2
    ・6H_2Oから出発し、反応溶媒の不在下で少なくと
    も2当量のPφ_3と共にNiCl_2・6H_2Oを
    加熱する工程により生成され、水が蒸発分離して実質的
    に乾燥したNi(Pφ_3)_2Cl_2が生成される
    、請求項2記載の方法。
  15. (15)工程(a)(ii)及び工程(b)の前記反応
    溶媒がt−ブタノールである、請求項14記載の方法。
  16. (16)工程(a)(ii)及び工程(b)の前記反応
    溶媒がアセトニトリルである、請求項14記載の方法。
  17. (17)工程(a)(i)に於いて、前記実質的に乾燥
    したNi(Pφ_3)_2Cl_2が、無水NiCl_
    2から出発し、これをC_2〜C_5アルコール反応溶
    媒中で2当量のPφ_3と反応させる工程により生成さ
    れる、請求項1記載の方法。
  18. (18)工程(a)(i)、工程(a)(ii)及び工
    程(b)の前記反応溶媒がイソプロパノールである、請
    求項17記載の方法。
  19. (19)B工程(a)(i)、工程(a)(ii)及び
    工程(b)の前記反応溶媒がt−ブタノールである、請
    求項17記載の方法。
  20. (20)工程(a)(i)、工程(a)(ii)及び工
    程(b)の前記反応溶媒が2−ブタノールである、請求
    項17記載の方法。
  21. (21)工程(a)(i)に於いて、前記実質的に乾燥
    したNi(Pφ_3)_2Cl_2が無水NiCl_2
    から出発し、これを非プロトン性極性反応溶媒中に2当
    量のPφ_3と反応させることを含む工程により生成さ
    れる、請求項1記載の方法。
  22. (22)工程(a)(i)、工程(a)(ii)及び工
    程(b)の前記反応溶媒がアセトニトリルである、請求
    項21記載の方法。
  23. (23)工程(a)(i)、工程(a)(ii)及び工
    程向の前記反応溶媒がテトラヒドロフランである、請求
    項21記載の方法。
  24. (24)工程(a)(i)に於いて、前記実質的に乾燥
    したNi(Pφ_3)_2Cl_2が、NiCl_2・
    6H_2Oから出発し、Pφ_3及び反応溶媒の不在下
    に加熱して実質的に乾燥したNiCl_2を生成し、つ
    いで実質的に乾燥したNiCl_2をC_2〜C_5ア
    ルコール及び非プロトン性極性溶媒からなる群から選ば
    れた反応溶媒中で2当量のPφ_3と反応させることを
    含む工程により生成される、請求項1記載の方法。
  25. (25)前記反応溶媒がアセトニトリルである、請求項
    24記載の方法。
  26. (26)前記反応溶媒がt−ブタノールである、請求項
    24記載の方法。
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