JPH02280978A - 電子ビーム加工装置 - Google Patents

電子ビーム加工装置

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JPH02280978A
JPH02280978A JP10090589A JP10090589A JPH02280978A JP H02280978 A JPH02280978 A JP H02280978A JP 10090589 A JP10090589 A JP 10090589A JP 10090589 A JP10090589 A JP 10090589A JP H02280978 A JPH02280978 A JP H02280978A
Authority
JP
Japan
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electron beam
marker
sensor
electron
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP10090589A
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English (en)
Inventor
Seiji Kamimura
上村 誠司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子ビーム加工装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
第5図は例えば特公昭50−8697号公報に示された
従来の電子ビーム溶接機における電子ビーム加工装置の
構成を示したもので、図において、パレット6の上に被
加工物5が乗せられており、パレット6は更にテーブル
7の上に固定されている。電子ビーム発生部1から発射
された電子ビーム2は対物レンズ3により集束され、偏
向レンズ4・によって偏向される。テーブル7上にはテ
ーブル7と電子ビーム2の位置関係を検出するためのマ
ーカ19が設けられている。第6図にマーカ24の平面
図を示す。マーカ19は正方形の台状部材の表面に十字
形の溝20が設けられ、その表面は4個の山部21と十
字溝20からなる。−点鎖線で示された軌跡23は電子
ビーム2の軌跡であり、マーカ19を照射している状態
を示している。電子ビーム2が軌跡23に沿って動く時
、電子ビーム2はマーカ19の山部21および溝20に
よって反射され、反射電子センサ24によって検出され
る。
第7図に電子ビーム2の反射状況を示す。図に示すよう
に、山部21に照射された、例えば、電子ビーム2−4
は山部21によって反射され電子ビーム2−5となり、
反射電子センサ24により検出される。また、例えば、
電子ビーム2−2、は溝20により反射され、電子ビー
ム2−3となるが、反射電子センサ24には当たらない
ので検出されない、電子ビーム2が第6図に示すように
、軌跡23に沿って動くときの反射電子センサ24の出
力波形を第8図(a)および(b)に示す。電子ビーム
が第6図の点23aから出発し、矢印Bに示すように反
時計方向に動くとき、山部21と溝20の境界において
出力信号が変化し、第8図(a)に示す波形となる。こ
の波形図において、高いレベルはマーカ19の山部21
に対応し、また低いレベルはマーカ19の溝20に対応
する。
第6図において、点線で示すようにマーカ19がマーカ
19°の位置にずれた場合においては、山部21と溝2
0の各境界の位置はマーカ19のの位置にある場合に比
してずれるので、反射電子センサ24の出力のうち、山
部21に対応する出力(高いレベル)の出力幅が変化し
、反射電子センサ24の検出出力は第8図(b)に示す
波形になる、第8図(a)と(b)の両波形を比較する
と、第8図(a)の周期は一定であるのに対して、第8
図(b)の波形は周期が常に変動している0位置補正処
理部25はこの周期の変動に基づき制御信号を出力し、
テーブル制御部26を介してテーブル7を移動させ、反
射電子センサ19の検出波形が一定の周期になるように
制御し、テーブル7の位置ずれを補正する。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来のものでは、テーブル7の位置補正を高精度に
行おうとすると、マーカの同じ位置に連続して何回も同
じ軌跡を描かせなくてはならず、マーカ上の同じ位置に
対する電子ビーム照射時間が長くなり、加工部の熱によ
る損傷やマーカについたキズ等で位置補正が不正確とな
ったり、マカの寿命が短くなるだけでなく、マーカの形
状に合った軌跡を描かせなければならないという制約が
生じる等の問題があった。
本発明は上記問題を解消するためになされたもので、マ
ーカ上の同じ位置に連続して何回も軌跡を描かせること
な(、また、マーカについた傷等に影響されることなく
マーカと電ビームとの相対位置を正確に検出することが
でき、テーブルのより高精度な位置補正を行うことがで
きる電子ビーム加工装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、電子ビームによりマ
ーカ表面の所定領域を走査させ、位置補正処理部が、上
記反射電子センサの出力を2値化処理して画像データを
作成し、該画像データを基準データと比較演算して上記
位置制御信号を送出する構成としたものである。
〔作用〕
本発明では、位置補正処理部が、反射電子センサの出力
からマーカ表面の画像データを作成するので、この画像
データと基準データの比較から、テーブルの位置を補正
すべき量が演算される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、マーカ8は第3図に拡大して示すよう
に、金属製のブロックの中央に正角柱形の凹部8Aを形
成した形状を有している。反射電子センサ9はマーカ8
からの反射電子を検出し、その出力は位置補正処理部1
0に供給される。この位置補正処理部10は、反射電子
センサ9の検出信号を波形成形したのちクロックパルス
とアンド処理する等して、第4図(C)に示すように、
l、0の2値信号に変換する2値化回路11を有し、こ
の2値化されたデータは画像メモリ12の指定されたア
ドレスに格納される。画像メモリ12に格納された画像
データは画像処理部13に読み出され、ここで、基準デ
ータと比較される。例えば、凹部8Aのエツジ位置を検
出し、基準のエツジデータと比較することによりずれ量
を演算し、このずれ量を零にするための位置制御信号を
テープル制御部26に送出する。他の構成は前記第5図
の構成と同じである。
次に、この実施例の動作について説明する。
電子ビーム2は偏向レンズ4により偏向されて、マーカ
8の表面の限定領域を、走査始点をY軸方向へ移動させ
つつX軸方向へ走査する。14a14b、14c・・・
は走査軌跡を示し、15a1.15b、15c・・・は
走査開始点を示している。走査領域はマーカの全表面で
はなく、凹部8Aを囲む限定領域(X軸方向領域16と
X軸方向領域17で示される領域)である。反射電子セ
ンサ9は、第3図に示すように、電子ビーム2の照射を
受けてマーカ8が放出する二次電子を検出する。同図に
おいて、2a〜2eは二次電子を示している。反射電子
センサ9に対してマーカ他部8Bより遠い距離にある凹
部8Aから放出された二次電子は反射電子センサ9に到
達し難く、他部8Bからの二次電子は容易に到達するか
ら、走査に伴い反射電子センサ9が送出する検知信号の
波形は第4図(a)、Φ)に示すようになる。
第4図(a)において、a−b間、e−i間、g−h間
、i−1間は電子ビーム2が放出されていない状態を示
し、b−c間、d−c間、h−i間は電子ビーム2がマ
ーカ8の表面、c−d間は凹部8Aに照射されている状
態を示す、マーカ8上の軌跡14a−14bと14cm
14dの範囲では第4図(b)に示す波形が得られ、1
4b〜14cの範囲では第4図(a)に示す波形が得ら
れる。
本実施例では、電子ビーム2でマーカ8の表面限定領域
を走査し、反射電子センサ9の出力信号をデジタル信号
に変換して画像メモリ12に格納したのちデータ処理す
るから、電子ビーム2によるマーカ表面の走査は繰り返
す必要は無く、従って、電子ビーム2によるマーカ8表
面の加熱損傷を防止することができる。
また、本実施例では、マーカ8表面の画像データを作成
するので、この画像データを処理することにより、マー
カ8の基準位置に対する位置ずれ量を正確に検出するこ
とができる。更に、マーカ8の凹部8Aの形状や大きさ
も、マーカ8表面のキズの有無や大きさも出することが
できるから、位置ずれデータを、検出した形状データや
キズデータ等の表面データで補正するようにすれば、テ
ーブル7のより精度の高い位置制御を行うことができる
また、上記実施例では、2値化回路11からのデータを
全て画像メモリ12に格納するようにしているが、所要
のデータだけを格納させるようにしてもよい。
本実施例では、マーカ表面の所定領域を電子ビームで走
査するから、マーカ8の凹部8Aの形状は単純形状で済
む。また、電子ビームによる走査方向は実施例のX軸方
向に限定されるものではない。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明した通り、マーカ表面の限定領域を電
子ビームで走査して、上記限定領域の一部もしくは全部
の画像データを作成したのちテーブル位置制御に必要な
制御データを得る構成としタコとにより、電子ビームに
よるマーカ表面の熱損傷を防止してマーカ寿命を長くす
ることができ、テーブル位置制御の精度、信輔性を向上
することができる上、マーカ表面の状態をも検出するこ
とができるから、表面データ利用することにより、テー
ブル位置制御の精度・信鯨性をより一層向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例を示す構成図、第2図は上記
実施例におけるマーカの平面図、第3図は上記実施例に
おける2次電子放出の状態を示す図、第4図(a)と(
b)は上記実施例における反射電子センサの出力波形を
示す図、第4図(C)は上記実施例にける反射電子セン
サ出力のデジタル処理を説明するための図、第5図は従
来の電子ビーム加工装置の構成図、第6図は上記従来例
において用いらたマーカの平面図、第7図は上記従来例
における電子ビームの反射状態を示す図、第8図(a)
と(b)は上記従来例における反射電子センサの出力波
形図である。 図において、1・−電子ビーム発生部、3−集束レンズ
、4−偏向レンズ、7−テーブル、8−・・マーカ、9
−・反射電子センサ、10−位置補正処理部、26−テ
ーブル制御部。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電子ビームを発生して、該電子ビームを集束・偏向して
    可動テーブル上の被加工物に照射する手段、上記テーブ
    ル上に設けられるテーブル位置補正用のマーカ、該マー
    カ表面から反射される電子を検出する反射電子センサ、
    反射電子センサの出力を処理して上記テーブルの位置制
    御信号を送出する位置補正処理部、上記位置制御信号を
    導入して上記テーブルの位置制御を行うテーブル制御部
    を備える電子ビーム加工装置において、上記マーカは表
    面限定領域を電子ビームにより走査され、上記位置補正
    処理部が、上記反射電子センサの出力を2値化処理して
    画像データを作成し、該画像データを基準データと比較
    して上記位置制御信号を送出することを特徴とする電子
    ビーム加工装置。
JP10090589A 1989-04-19 1989-04-19 電子ビーム加工装置 Pending JPH02280978A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006297468A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Canon Inc イオンビーム照射方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006297468A (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Canon Inc イオンビーム照射方法及び装置
JP4689333B2 (ja) * 2005-04-22 2011-05-25 キヤノン株式会社 イオンビーム照射方法及び装置

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