JPS61290313A - 立体形状測定装置 - Google Patents

立体形状測定装置

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JPS61290313A
JPS61290313A JP60131760A JP13176085A JPS61290313A JP S61290313 A JPS61290313 A JP S61290313A JP 60131760 A JP60131760 A JP 60131760A JP 13176085 A JP13176085 A JP 13176085A JP S61290313 A JPS61290313 A JP S61290313A
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edge
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height
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Toshiaki Ichinose
敏彰 一ノ瀬
Takanori Ninomiya
隆典 二宮
Yasuo Nakagawa
中川 泰夫
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、測定対象物を破壊または加工することな(、
走査電子顕微鏡(以下、本文ではSEMと略す)の2次
電子像から立体形状を計測する装置に関する。
〔発明の背景〕
従来、半導体ウェハのパターン幅はSEM等を使って測
定され製造プロセス状態の管理が行なわれていた。しか
し、パターンの微細化に伴ない単に平面的な寸法管理だ
けでなく立体的な形状管理が要求されてぎている。
このような微細なパターンの立体形状の非破壊計測法と
しては従来は、SEMの2次電子像を便って、求める方
法があった。それは、「反射基地図に基づき、二次元濃
淡像より三次元形状を再構成する2手法」(電子通信学
会論文誌。
82 / 7.  Vol、J 65− D 、pp8
42〜pp849)と題する論文において論じられてい
るもので、2次電子信号の明るさから面の傾きを求める
方法である。
しかし、この方法を半導体ウェハのパターンのうち鋭い
エツジを持つパターンに適用するには次の2つの点で問
題があった。
矛1には、滑らかな形状のパターンに対しては比較的精
度良く形状を求められるが、鋭いエツジのパターンでは
精度が悪くなる。矛2に、鋭いエツジを持つパターンで
は、SEM特有のエツジ効果と呼ぶ現象、すなわちエツ
ジ近傍での2次電子信の明るさが面の傾き以外の要因に
も左右される現象があり、上記方法ではエツジ近傍での
形状誤差がきわめて大きくなってしまうという点である
〔発明の目的〕
本発明の目的は、このような従来方式の問題点を解決し
、どのようなパターンに対しても高精度に形状を計測す
る@置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、まず対象パターンへの電子ビームの照射角度
を変えて、エツジ効果の有無を2次電子信号波形から検
出し、この結果によりパターンの分類を行なう。そして
、エツジ効果のないものは後述するように滑らかな形状
のパターンであるので、面の傾きと明るさの関係を使っ
て立体形状を求め、エツジ効果のあるものについては後
述する方法によりまずエツジの高さを求め、つぎにエツ
ジ効果を補正したSEM信号から面の傾きと明るさの関
係を使ってエツジ間の形状を求め、エツジ高さと合わせ
て全体の形状を求めるものである。
ここでパターンの分類はエツジ効果の有無により行なう
。第2図fcL1. tb)に示すような形状のパター
ンに真上からビームを照射した場合の2次電子信号から
はエツジ効果の有無を識別することができない。そこで
、第2図(cl 、 fdlに示すように試料を傾ける
、もしくはビーム照射角度を変えることによって第2図
fc1. (dlに見られる波形のピークがエツジ効果
によるものかどうかを識別する。
第2図fclに示すようにエツジ効果がある場合には、
パターンを傾げても波形のピークが2つ存在するが、エ
ツジ効果がない場合にはfdl K示すようにピークは
1つになる。そこでこれを検出することによってエツジ
効果の有無を識別する。
つぎにエツジ効果補正について述べる。エツジ効果はビ
ームの加速電圧、試料の材質、形状などに依存している
。特にライン状パターンの場合には、形状のパラメータ
としてエツジ段差の高さとエツジ斜面の傾きに依存して
いる。そこで、エツジ効果のあるパターンについて、こ
れらのパラメータをSEM信号から計測する。
エツジ段差の高さとエツジ斜面の傾きは、試料と照射ビ
ームのなす角度を変えて得た2つり波形から、それぞれ
エツジ位置を検出して対応をとり、第3図に示す高さ元
、斜面の傾斜角αを次式により求める。
α−jan ’ (L/ t)    −+21計測し
たエツジ段差の高さと斜面の傾きをもとに、あらかじめ
立体形状計測時と同じ加速電圧で、同じ材質のものに関
してエツジ段差の高さと傾きを変えて測定しておいたエ
ツジ効果成分のデ゛−夕の中で最適なものを選択する。
これを使って入力信号のエツジ部分からエツジ効果成分
を補正し、明るさが面の傾きだけの関数になるようにす
る。
〔発明の実施例〕
本発明の一実施例を以下に示す。
第1図は本実施例の全体構成図である。1は、SEMで
あり、試料台の傾きを変える機構2を有することにより
試料に対する電子ビームの照射角度を変えることができ
る。他の方法として、試料台は固定で、電気的に電子ビ
ームの照射角度を変えてもよい。3は偏向信号発生回路
であり、4の偏向信号設定部により設定された範囲を走
査する信号を発生させる。試料から発生した電子は検出
器5により検出され、6へ表示される。また検出信号は
AD変換器等で構成されたSEM信号入力部7で入力す
る。ADi換のタイミングは3から入力する。AD変換
された信号は、試料台の傾き角θ−0とθ−θ。に応じ
てそれぞれ8,9のメモリに格納される。
試料台の傾き角の設定値は、エツジ効果の有無がいちば
ん感度よく検出できる値にすればよいが、その値が未知
またはパターン種類によって特定できない場合は、エツ
ジ効果の有無を検出できるようにいくつでも設定値を設
ければよい。本実施例では、傾き角θ−0とθ−θ。の
2つの波形を入力する。傾き軸とライン状パターンの方
向の関係は、傾き軸とパターンの方向が垂直でなければ
原理的にエツジ効果の有無の検出や三角測量の原理によ
るエツジ高さの計測が6J能である。本実施例では、検
出感度がいちばん高(なるように、傾き軸とパターンの
方向が平行になるようにする。またビームの走査方向は
、パターンと垂直になるようにする。
8.9それぞれから読み出した信号波形は、まず、エツ
ジ検出部10.11で波形のピーク位置および個数を検
出する。エツジ検出部10.11は、たとえば第4図に
示すような構成となっている。
メモリ8(または9)から順次読み出されたデータはシ
フトレジスタ401に送られる。402はエツジ検出オ
ペレータの係数を格納するメモリである。401と40
2のそれぞれの要素は406で乗算され、404で加え
今わせられる。405の出力は、2値化回路406で適
当なしきい値T1以上となる値を1とする2値化をし、
407の極大位置検出回路により406の出力の1の始
まる位置X、と終了する位置X、より極大位置(Xt 
+ Xt )/2を出力する。また極大値の個数はカウ
ントしておき、メモリ8のすべてのデータの処理終了後
、この個数を出力する。一方、2値化回路410で適当
なしきい値T、以下となる値を1とする2値化をし、4
11の極小位置検出回路により410の出力の1の始ま
る位置X、と終了する位置X4より極小位置(X、+ 
X4) / 2を出力する。また極小値の個数はカウン
トしておき、メモリ8のすべてのデータの処理終了後こ
の個数を出力する。
エツジ検出オペレータの例としてはたとえば、mw5と
して A(1)フA(2)フA(4)冒A[5)−−1A(3
)冒4 などとする。ここでは、エツジ検出部をハードウェアで
構成したがソフトウェアで溝底してもよい。
ピークの個数はエツジ効果判定部12で比較される。こ
こでは、極大値の個数をピーク値の個1数とする。
もし、ピークの個数が一致したならば、エツジ効果あり
と判定され、計算機等で構成される高さ演算部13でエ
ツジ段差の高さおよびエツジの傾斜角が計算される。こ
の高さと傾斜角の値をもとにエツジ効果データ15の中
から最適なものを選択し、計算機等で構成されるエツジ
効果補正部14にて、エツジ部に相当する波形位置近傍
からエツジ効果を補正する。補正方法の例としては、た
とえば第5図に示すように、エツジ位置をもとにエツジ
効果成分501を加算または減算して明るさが面の傾き
の関数になるようにする。
補正された信号から、明るさと面の傾きの関係を与える
傾きデータ17を使って、計算機等で構成される形状演
算部16で各点の面の傾きを求める。
一方、エツジ効果判定部12でエツジ効果ありと判定さ
れたならば、パターンは鋭いエツジを持っているので、
この高さを高さ演算部13で求める。エツジ高さは、エ
ツジ位置をもとに(1)式を使って求める。実際の寸法
り及びtは画素数にサンプルクロックの長さに相当する
数値を乗することにより得ることができる。
そして、全体形状演算部1日でパターンの断面形状を求
める。エツジ効果ありと判定され、パターンが鋭いエツ
ジを持つ場合は、エツジ高さを初期値として各点の傾き
を積分し、形状を求める。エツジ効果を持たない場合は
、初期値の高さを0として各点の傾きを積分して全体形
状を求める。
本実施例によれば、エツジ効果を判別するだけでなく高
さやエツジ斜面の傾斜角の異なるパターンに対しても自
動的にこれを識別し最適なエツジ効果補正用データを選
択できるため、高精度な形状検出が可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、自動的にエツジ効果の有無を判定し補
正することにより高精度な立体形状を求めることができ
る。
具体的には、パターン高さ15μmに対し、エツジ効果
補正なしの形状誤差15μmから補正した場合には形状
誤差0.15μmと改善された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体構成図、第2図はパターン断面と
信号波形図、第3図は高さ計測の原理図、第4図はエツ
ジ検出部の構成図、第5図はエツジ効果補正方法を示す
原理図である。 1・・・走査電子顕微鏡、2・・・試料台、3・・・偏
向信号発生部、4・・・偏向信号設定部、5・・・検出
器、6・・・CkLT、7・・・信号入力部、8.9・
・・メモリ、10.11・・・エツジ検出部、12・・
・エツジ効果判定部、16・・・高さ演算部、14・・
・エツジ効果補正部、15・・・エツジ効果補正データ
、16・・・形状演算部、17・・・傾きデータ、18
・・・全体形状演算部、19・・・出力装置、401・
・・シフトレジスタ、402・・・エツジ検出オペレー
タ用メモリ、403・・・乗算回路、404・・・加算
回路、405.409・・・、しきい値、406.41
0・・・2値化回路、407.411・・・エツジ位置
検出回路、501・・・エツジ効果成分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、試料に電子線を照射する手段と、試料と電子線のな
    す角度を変える手段と、電子ビームの走査を制御する偏
    向信号発生手段と、試料から発生する電子を検出する手
    段と、前記検出信号をデジタル値に変換する手段と、変
    換した信号を記憶する手段と、信号波形から少くともパ
    ターンエッジ位置、高さ、傾斜角を含むパターン形状の
    特徴量を抽出する手段と、前記特徴量をもとに最適なデ
    ータを選んで信号強度を補正する手段と、信号強度値か
    ら面の傾きを求め前記特徴量と合わせて全体の形状を求
    める手段とからなる立体形状測定装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の立体形状測定装置にお
    いて、 試料と電子線のなす角度を変えて得た信号 波形のピーク値の個数をパターン形状の特徴量とするこ
    とを特徴とする立体形状測定装置。 3、特許請求の範囲第1項記載の立体形状測定装置にお
    いて、 入力信号強度を面の傾きと明るさの関係に 合うように補正することを特徴とする立体形状測定装置
JP60131760A 1985-06-19 1985-06-19 立体形状測定装置 Granted JPS61290313A (ja)

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JP60131760A JPS61290313A (ja) 1985-06-19 1985-06-19 立体形状測定装置

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JPH0554605B2 JPH0554605B2 (ja) 1993-08-13

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS622116A (ja) * 1985-06-28 1987-01-08 Nec Corp 形状測定方法
JP2002131252A (ja) * 2000-10-13 2002-05-09 Applied Materials Inc 基体検査方法及び装置
WO2010073360A1 (ja) * 2008-12-26 2010-07-01 株式会社アドバンテスト パターン測定装置及びパターン測定方法

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US8330104B2 (en) 2008-12-26 2012-12-11 Advantest Corp. Pattern measurement apparatus and pattern measurement method

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JPH0554605B2 (ja) 1993-08-13

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