JPH0674742A - 電子ビーム寸法測定装置 - Google Patents

電子ビーム寸法測定装置

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JPH0674742A
JPH0674742A JP23077792A JP23077792A JPH0674742A JP H0674742 A JPH0674742 A JP H0674742A JP 23077792 A JP23077792 A JP 23077792A JP 23077792 A JP23077792 A JP 23077792A JP H0674742 A JPH0674742 A JP H0674742A
Authority
JP
Japan
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electron beam
edge
scanning
vicinity
fine pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP23077792A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Takeuchi
晋 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被測定物上の微細パターンが徐行し、または
対向していなくとも寸法の測定が可能な電子ビーム寸法
測定装置を提供する。 【構成】 測定領域内に電子ビームを順次走査して検出
される各エッジ近傍の信号波形を順次記憶して各走査線
毎のエッジ近傍の各信号波形を比較し類似のものをグル
ープ化するとともに、このグループ化された各信号波形
の座標位置を基にパターンエッジの直線近似を行うこと
により両直線間の寸法を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば半導体パター
ンのように微細なパターンの加工寸法等を測定するため
の電子ビーム寸法測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5はこの種従来の電子ビーム寸法測定
装置の構成を示す模式図である。図において、1は電子
ビームを発射する電子銃、2はこの電子銃1より発射さ
れた電子ビームを加速する加速電極、3はこの加速電極
2で加速された電子ビームを集束する第1の集束レン
ズ、4はこの第1の集束レンズ3で集束された電子ビー
ムを偏向する偏向コイル、5はこの偏向コイル4で偏向
された電子ビームを再度集束する第2の集束レンズ、6
は駆動装置7で駆動されるステージ8上に載置され第2
の集束コイル5で集束された電子ビームが照射されるウ
エハである。
【0003】9はこのウエハ6上の微細パターンに電子
ビームが照射されて発生する二次電子、10はこの二次
電子9を検出する二次電子検出器、11はこの二次電子
検出器10によって検出された二次電子9に基づいて、
ウエハ6上の微細パターンのパターン像12を表示する
ディスプレイ、12はこのディスプレイ11上に表示さ
れる測長領域を示すカーソル、14は制御用コンピュー
タ、15はこの制御用コンピュータ14によって制御さ
れ偏向コイル4に偏向走査信号を送出するとともに、デ
ィスプレイ11に表示走査信号を送出してパターン像1
2を表示する走査信号発生器、16はディスプレイ18
上のカーソル13内に電子ビームを走査し、得られる信
号波形から線幅を示すエッジを2点検出し、これを繰り
返して平均値を求めることにより両直線間の寸法として
算出する測長値計算器である。
【0004】次に上記のように構成された従来の電子ビ
ーム寸法測定装置の動作について説明する。まず、電子
銃1から発射された電子ビームは加速電極2で加速さ
れ、第1の集束レンズ3で集束された後偏向コイル4で
偏向される。この偏向コイル4への偏向走査信号は制御
コンピュータ14によって制御される走査信号発生器1
5から送出される。その後、電子ビームは第2の集束レ
ンズ5で再集束されてウエハ6上の微細パターン上を走
査される。そして、電子ビームがウエハ6上の微細パタ
ーンに照射されると二次電子9が発生する。この二次電
子9は二次電子検出器10によって検出されディスプレ
イ11の輝度変調に入力される。
【0005】これと同時に、走査信号発生器15からは
表示走査信号がディスプレイ11に送出され、ディスプ
レイ11上にパターン像12が表示される。次に、ディ
スプレイ11上にパターン像12と同時に表示されたカ
ーソル13の情報にしたがって、図6に示すフローに沿
い測長値計算器16により測長が行われる。すなわち、
まず図7(A)に示すようにカーソル13内に電子ビー
ムを走査(ステップS1)する。この走査によって得ら
れる信号波形を一旦格納(ステップS2)し、格納され
た信号波形からパターン像12の線幅を示すエッジ(図
中X印で示す)を2点検出しその間隔を求める(ステッ
プS3)。このようなステップS3の動作をカーソル13
内の全領域にわたって繰り返し、最終走査線であること
が確認(ステップS4)されると、繰り返して得られた
各間隔の平均値を算出(ステップS)し測長を完了す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子ビーム寸法
測定装置は以上のように構成されているので、図7
(A)に示すように、パターン像12の直線が水平、垂
直であり、又、この直線に対してカーソル13が水平、
垂直であれば、走査線17の設定も容易となってエッジ
の検出、すなわち直線間の距離の算出も可能であるが、
半導体パターンが高集積化するに伴って斜行したパター
ンを使用することが多くなってきており、図7(B)に
示すようにパターン像12の直線が斜行して表示される
と、カーソル13の設定が困難となりエッジの検出、す
なわち直線間の寸法を算出することができないという問
題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、被測定物上の微細パターンが斜
行し、または対向していなくとも寸法の測定が可能な電
子ビーム寸法測定装置を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電子ビー
ム寸法測定装置は、測定領域内に電子ビームを順次走査
して検出される各エッジ近傍の信号波形を順次記憶して
各走査線毎のエッジ近傍の各信号波形を比較し類似のも
のをグループ化するとともに、このグループ化された各
信号波形の座標位置を基にパターンエッジの直線近似を
行うことにより両直線間の寸法を算出するようにしたも
のである。
【0009】
【作用】この発明における電子ビーム寸法測定装置は、
電子ビームを順次走査して検出される各エッジ近傍の各
信号波形を、類似のもの毎にグループ化し、このグルー
プ化された各信号波形の座標位置を基にパターンエッジ
の直線近似を行う。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の実施例1における電子ビーム寸法
測定装置の構成を示す模式図である。図において、図5
に示す従来装置と同様な部分は同一符号を付して説明を
省略する。18はディスプレイ18上のカーソル13内
に電子ビームを順次走査し、各走査線で検出されるエッ
ジ近傍の信号波形を比較するとともに、類似の信号波形
をグループ化し、このグループ化された各信号波形の座
標位置を基に、パターンエッジの直線近似を行い、得ら
れたグループ毎の直線式から両直線間の寸法を算出する
測長値計算器である。
【0011】次に上記のように構成された実施例1にお
ける電子ビーム寸法測定装置の動作について説明する。
まず従来装置と同様に、電子銃1から発射された電子ビ
ームは加速電極2で加速され、第1の集束レンズ3で集
束された後偏向コイル4で偏向される。この偏向コイル
4への偏向走査信号は制御コンピュータ14によって制
御される走査信号発生器15から送出される。その後、
電子ビームは第2の集束レンズ5で再集束されてウエハ
6上の微細パターン上を走査される。そして、電子ビー
ムがウエハ6上の微細パターンに照射されると二次電子
9が発生する。この二次電子9は二次電子検出器10に
よって検出されディスプレイ11の輝度変調に入力され
る。
【0012】これと同時に、走査信号発生器15からは
表示走査信号がディスプレイ11に送出され、ディスプ
レイ11上にパターン像12が表示される。次に、ディ
スプレイ11上にパターン像12と同時に表示されたカ
ーソル13の情報にしたがって、図2に示すフローに沿
い測長値計算器18により測長が行われる。すなわち、
まず図3に示すようにカーソル13内に電子ビームを走
査(ステップS11)する。この走査によって走査線1
7に対してエッジ(図中X印で示す)が検出(ステップ
12)される。このようにして検出されたエッジ近傍の
信号波形は一旦格納(ステップS13)される。
【0013】以後、ステップS13の動作をカーソル13
内の全領域にわたって繰り返し、最終走査線であること
が確認(ステップS14)されると、繰り返すことによっ
て得られた各エッジ近傍の信号波形を比較(ステップS
15)し、類似のものを集めて例えば図中G1、G2
3、G4で示すようにグループ化(ステップS16)す
る。次にグループ化されたエッジの位置座標を基にパタ
ーンエッジの直線近似を行う(ステップS17)ことによ
って、例えば図中L1、L2、L3、L4で示すような直線
を決定し、最後に、上記のようにして得られた各グルー
プ毎の各直線L1〜L4間の距離をそれぞれ計算する(ス
テップS18)ことによって測長を完了する。なお、直線
近似の方法は最小二乗法等を用いれば良いし、各直線間
の距離は数学的に求めることができる。
【0014】又、図4はカーソル13内を走査線17を
繰り返し走査することによって得られるエッジ近傍の信
号波形の状況を詳しく示したものである。図4(B)か
ら明らかなように、各走査線17a〜17hにおける各
信号波形の立上がり、立下がり等の特徴的な部分からエ
ッジが検出されるので、これら各エッジ近傍の信号波形
を比較してグループ化すれば良い。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば測定領
域内に電子ビームを順次走査して検出される各エッジ近
傍の信号波形を順次記憶して各走査線毎のエッジ近傍の
各信号波形を比較し類似のものをグループ化するととも
に、このグループ化された各信号波形の座標位置を基に
パターンエッジの直線近似を行うことにより両直線間の
寸法を算出するようにしたので、被測定物上の微細パタ
ーンが斜行し、または対向していなくとも寸法の測定が
可能な電子ビーム寸法測定装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1における電子ビーム寸法測
定装置の構成を示す模式図である。
【図2】図1に示す電子ビーム寸法測定装置の要部を構
成する測長値計算器の動作フローを示す図である。
【図3】ディスプレイ上に表示されたパターン像に電子
ビームを繰り返し操作することによって得られるエッジ
をグループ化した状態を示す図である。
【図4】電子ビームを繰り返し走査することによって得
られるエッジ近傍の信号波形の状況を詳しく説明するた
めの図である。
【図5】従来の電子ビーム寸法測定装置の構成を示す模
式図である。
【図6】図5に示す電子ビーム寸法測定装置の要部を構
成する測長値計算器の動作フローを示す図である。
【図7】ディスプレイ上に表示されたパターン像に電子
ビームを繰り返し走査することによって得られるエッジ
の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 電子銃 2 加速電極 3 第1の集束レンズ 4 偏向コイル 5 第2の集束レンズ 6 ウエハ 8 ステージ 9 二次電子 10 二次電子検出器 11 ディスプレイ 12 パターン像 13 カーソル 14 制御コンピュータ 15 走査信号発生器 16、18 測長値計算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物の微細パターン上に電子ビーム
    を走査し発生する二次電子に基づいてディスプレイ上に
    上記微細パターン像を表示するとともに、上記微細パタ
    ーン像内の測定領域に電子ビームを走査し検出されるエ
    ッジの間隔から両直線間の寸法を算出するようにした電
    子ビーム寸法測定装置において、上記測定領域内に上記
    電子ビームを順次走査して検出される各エッジ近傍の信
    号波形を順次記憶して各走査線毎の上記エッジ近傍の各
    信号波形を比較し類似のものをグループ化するととも
    に、このグループ化された各信号波形の座標位置を基に
    パターンエッジの直線近似を行うことにより両直線間の
    寸法を算出するようにしたことを特徴とする電子ビーム
    寸法測定装置。
JP23077792A 1992-08-31 1992-08-31 電子ビーム寸法測定装置 Pending JPH0674742A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002350127A (ja) * 2001-05-29 2002-12-04 Seiko Instruments Inc ディスプレイ顕微鏡画像を用いたパターン測定方法及び測定システム
JP2009018580A (ja) * 2007-06-14 2009-01-29 Fujifilm Corp ドット計測方法及び装置並びにプログラム
KR101877696B1 (ko) * 2012-09-27 2018-07-12 가부시키가이샤 히다치 하이테크놀로지즈 패턴 계측 장치, 자기 조직화 리소그래피에 사용되는 고분자 화합물의 평가 방법 및 컴퓨터 프로그램

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002350127A (ja) * 2001-05-29 2002-12-04 Seiko Instruments Inc ディスプレイ顕微鏡画像を用いたパターン測定方法及び測定システム
JP2009018580A (ja) * 2007-06-14 2009-01-29 Fujifilm Corp ドット計測方法及び装置並びにプログラム
KR101877696B1 (ko) * 2012-09-27 2018-07-12 가부시키가이샤 히다치 하이테크놀로지즈 패턴 계측 장치, 자기 조직화 리소그래피에 사용되는 고분자 화합물의 평가 방법 및 컴퓨터 프로그램

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