JP4689333B2 - イオンビーム照射方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、イオンビームにより被加工物の加工や試料の表面分析を行う技術に関するものである。
一般に、イオンビームは被加工物表面の微小な加工、表面改質、また試料の表面分析等に広く利用されている。このようなイオンビームによる加工装置や分析装置においては、被加工物や試料の表面へのイオンビームの照射位置及びビーム強度プロファイルを特定することは非常に重要な問題である。
特開平7−122212号公報
イオン銃は製作時の機械的精度を上げて製作しても、使用中の熱的変形等により、イオン銃の出口から出射されたイオンビームを狙い通りの正確な位置へ照射することは困難であった。このため、従来はイオン銃と被加工物との相対的位置関係から大体の照射位置に被加工物の位置を調整し、実際にイオンビームを照射することによって被加工物から発生した2次イオン等を検出し、そのデータからイオンビームが被加工物に照射されているか否かの判断を行っていた。しかし、このような方法では、イオンビームが被加工物に当たっているかどうかは分かるとしても正確な照射位置を判定することは困難である。
また、別種の材質からなるアライメントマークを設けておき、イオンビームがアライメントマークに当たったときにアライメントマークから発生する2次イオンを検出し、イオンビームの照射位置を知る方法が既に知られている。しかし、この方法は、異種の材質のアライメントマークが設けられない場合には採用できない。
また、イオンビームが、或る透明体に照射された時に発光することを利用し、目合わせのレベルで位置合わせをすることが特開平7−122212号公報(特許文献1)に開示されている。しかし、この位置合わせ方法は目合せのレベルであり、正確な位置合わせをするには至っていない。
従って、本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、イオンビームの照射位置を正確に求め、イオンビームによる加工時の加工精度、試料の分析の精度等を向上させることができるようにすることである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係わるイオンビーム照射方法は、イオンビームをワークに照射するイオンビーム照射方法において、前記ワークが固定された固定治具に備えられた基準部の位置を基準位置として、該基準位置に対する前記ワークの形状を測定する形状測定工程と、前記ワークを、前記イオンビームを照射するイオン銃に対して前記ワークを移動させるためのステージ上に載置する載置工程と、前記ステージ上に配置された検出器により、前記イオンビームの照射位置を検出する照射位置検出工程と、前記検出器と前記基準部の相対位置を測定する相対位置測定工程と、前記基準位置に対する前記ワークの形状の測定結果と、前記イオンビームの照射位置の検出結果と、前記検出器と前記基準部の相対位置の測定結果とに基づいて、前記イオンビームの照射位置を前記ワークの目標とする位置に位置合せする位置合せ工程と、を具備することを特徴とする。
また、本発明に係わるイオンビーム照射装置は、イオンビームをワークに照射するイオンビーム照射装置において、前記イオンビームを照射するイオン銃と、前記イオン銃に対して前記ワークを移動させるためのステージと、前記ステージ上に載置され、前記ワークを固定するとともに前記ワークの形状を測定する基準位置となる基準部を備える固定治具と、前記ステージ上に配置され、前記イオンビームの照射位置を検出する検出器と、前記基準部に対する前記ワークの形状の測定結果と、前記検出器による前記イオンビームの照射位置の検出結果と、前記検出器と前記基準部の相対位置の測定結果とに基づいて、前記イオンビームの照射位置を前記ワークの目標とする位置に位置合せするように前記ステージを駆動する駆動手段と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、イオンビームの照射位置を正確に求め、イオンビームによる加工時の加工精度、試料の分析の精度等を向上させることが可能となる。
以下、本発明の好適な実施形態について説明する。
まず、本実施形態の概要について図1を参照して説明する。
図1において、1はイオン銃、2はイオン銃1から出射されたイオンビーム、3はイオンビームプロファイルをモニターする検出器(イオンビームプロファイルモニター)のセンサー部(プローブヘッド)である。7はXYZθステージで、図示しないリニアガイド、モーター、ボールネジ等により駆動され、イオンビームプロファイルモニターのセンサー部3が固定されている。XYZθステージ7は、駆動部10により移動駆動される。また、4は被加工物(ワーク)である。被加工物4は、ホルダー(固定治具)6に固定されたままの状態で形状測定器で加工前の正確な形状が測定され、その後にホルダー6ごとXYZθステージ7に固定される。なお、被加工物4の形状測定時は、被加工物4のアライメントマーク5,5’に対する相対位置が精密に測定される。その後、XYZθステージ7に被加工物4が固定されてからセンサー部3とアライメントマーク5,5’の相対位置を測定することにより、XYZθステージ7(言い換えればセンサー部3の位置)と被加工物4の形状データとの相関関係を正確に求めることができる。
次に、概略動作を説明する。
イオン銃1からイオンビーム2を照射し始めると、加速電極、減速電極等が加熱を始める。加熱が飽和するまではビームの方向性やビーム径などが変動するので、安定するまで待つ。安定したら、ビームプロファイルモニター(センサー部3)でイオンビームの径や中心位置を求める。ここで、イオンビームのビーム径が所望の径になるように、またビームの中心強度が所望の強度になるように調整する。調整が終了したら、あらかじめ測定された被加工物の形状データを元に加工を行う。
以下、本発明の実施形態について、具体的に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係わるイオンビーム照射装置の第1の実施形態の構成を示す図である。
図1において、1はイオン銃で、イオンソースはRF励起プラズマである。2はイオンビームでイオン銃1から照射されている。イオンとするガスはアルゴンガスを用いる。3はビームプロファイルモニターのプローブヘッド(センサー部)で、本実施形態では、COLUTRON Research Corp.製のBIS-1-PHを用いている。このプローブヘッド3は空間分解能が約30μmであるのでイオンビーム2の照射位置の位置合わせ精度も同程度が期待できる。4は被加工物である非球面ミラーであり、直径が200mm、厚さが20mmで、材質は石英である。この非球面ミラー4は、あらかじめ別の測定器で固定治具(ホルダー)6に固定した状態でアライメントマーク5,5’を基準に表面形状が測定される。加工はこの測定データを元にして行われる。
非球面ミラー4の表面形状が測定されると、非球面ミラー4、固定治具6、アライメントマーク5、5’を一体のままXYZθステージ7に固定する。このXYZθステージ7は、駆動部10により矢印8で示す方向に1μmの分解能で移動することができる。また、イオンビーム2を非球面ミラー4の加工面に同じ角度及び同じワークディスタンスで当てられるように、ステージ7の駆動部10には、ステージ7を矢印9で示すように傾ける2方向のチルト機構、及びZ方向の移動機構も設けられている。
これらの装置は真空容器内に収められ、その真空圧力を0.02Pa程度にコントロールする。この状態で図示しない付属の顕微鏡を用い、XYZθステージ7を移動させながら、アライメントマーク5,5’とビームプロファイルモニターのプローブヘッド3の相対位置を測定する。これにより、イオンビームプロファイルモニターのプローブヘッド3と被加工物4の測定データの相関関係が検出できる。その後、イオンビームプロファイルモニターのプローブヘッド3でイオンビーム2の位置とビーム強度プロファイルを測定し、所望のプロファイルに調整することにより、イオンビームを正確に被加工物の加工場所に照射し、所望の加工量を得ることが出来る。
本実施形態では、イオンビーム2を、ビーム強度の半値径がφ0.5mmになるようにアインツェルレンズで絞り、加速電圧を3kV、イオン電流密度を0.8mA/cm2にする。
図2はこの時のビーム強度を測定した結果を示すグラフである。このようにして加工した非球面ミラーは形状誤差が0.1nmRMS以下で、空間波長が1〜5mmにおける表面粗さが0.1nmRMS以下であった。
(第2の実施形態)
図3は、本発明に係わるイオンビーム照射装置の第2の実施形態の構成を示す図である。なお、図3においては、図1と同じ機能部分には同じ番号が付されている。
図3において、101はイオン銃で、RF励起プラズマを使用している。102はイオンビームでイオン銃101から照射されている。イオンとするガスはCF4:Ar=1:1の混合ガスを用いている。
11,11’はイオン銃101の方向から見て直交しているように配置された直径0.2mmの導電性のワイヤーであり、支柱12,12’により支えられ外部と電気的に接続されている。また、この支柱12,12’はXYZθステージ7に固定されている。
ワイヤー11,11’はイオンビーム102が当たるとイオン電流が流れるので、イオンビームの強度が分かることになる。またお互いに絶縁されているので、直交した2方向のイオンビーム102の強度がわかる。このワイヤー11,11’はXYZθステージ7に固定されているので、XYZθステージ7をワイヤー11,11’と45°の角度をなす方向に移動すれば、一度に2方向のイオンビーム102のプロファイルが測定できる。ただし、測定器に表れる電流値は各ワイヤー11,11’それぞれの全体に流れる電流値であるので、各点のイオン電流が直ぐに分かる訳ではない。しかし、イオンビーム径の調整や、相対的な電流値の比較はできるので、あらかじめこの測定法による電流値とミリングレートの関係を測定しておけば十分使用可能となる。本実施形態では、数学的に変換し、各点の電流密度を求めることを可能としたシステム構成を用いている。
104は被加工物である球面凹レンズであり、直径が150mm、中央部の厚さが20mmで、材質はガラスである。このレンズ104は、あらかじめ別の測定器で固定治具6に固定した状態でアライメントマーク5、5’を基準に表面形状が測定される。ワイヤー11,11’とアライメントマーク5、5’の相対位置を、図示していない付属の顕微鏡で測定すれば、イオンビーム102の照射位置と被加工物である凹レンズ104の加工すべき位置の相対位置関係を算出することができるので、イオンビーム102の照射位置と被加工物である凹レンズ104の加工すべき位置を一致させることが出来る。また、イオンビーム102が加工面に常に同じ角度及び同じワークディスタンスで当たるように、ステージ7の駆動部10には、ステージ7を矢印9で示すように傾ける2方向のチルト機構、及びZ方向の移動機構も設けられている。
この装置を用いて、イオンビーム102のビーム強度の半値径をφ4mm、加速電圧を7kV、イオン電流密度を1mA/cm2に調整した。この時のイオンビームプロファイルを図4に示す。そして、このイオンビームを用い、あらかじめ測定したレンズの形状データを元に加工を行った。このようにして加工した凹レンズは形状誤差が0.4nmRMS以内であった。
(第3の実施形態)
図5は、本発明に係わるイオンビーム照射装置の第3の実施形態の構成を示す図である。なお、図5においては図1と同じ機能部分には同じ番号が付されている。
図5において、201はイオン銃で、イオン源にマイクロ波励起のプラズマを使用している。イオンとするガスはSF6:Ar=1:1の混合ガスを用いている。202はイオンビームでイオン銃201から照射される。21は超小型のファラデーカップで、図示しない導電線で外部に配線され、イオンビーム202を受ける面にはφ0.1mmの穴が形成されている。22はファラデーカップ21をXYZθステージ7に固定する台である。したがって、ファラデーカップはXYZθステージ7の移動分解能でXY方向に移動することが可能で、イオンビーム202のプロファイルは、XYZθステージ7のXY方向の移動分解能で測定することが可能である。
204は被加工物である球面ミラーであり、直径が150mm、中央部の厚さが20mmで、材質はSiCである。この球面ミラー204の所定の位置及び所定の量を加工することによって非球面ミラーに仕上げる。球面ミラー204は、あらかじめ別の測定器で固定治具6に固定された状態でアライメントマーク5、5’を基準に表面形状が測定される。ファラデーカップ21のイオン取り込み穴とアライメントマーク5、5’の相対位置を図示していない付属の顕微鏡で測定すれば、イオンビーム202の照射位置と被加工物である球面ミラー204の加工すべき位置の相対位置関係を算出することができるので、イオンビーム202の照射位置と被加工物である球面ミラー204の加工すべき位置を一致させることが出来る。
この装置を用いて、イオンビーム202のビーム強度の半値径をφ30mm、最大イオン電流密度を2mA/cm2、加速電圧を10kVに調整した。このときのイオンビームプロファイルを図6に示す。このイオンビーム202を用い、球面ミラー204を非球面ミラーにする加工を行った。なお、イオンビーム202が加工面に常に同じ角度及び同じワークディスタンスで当たるように、ステージ7の駆動部10には、ステージ7を矢印9で示すように傾ける2方向のチルト機構、及びZ方向の移動機構も設けられている。
このようにして加工した非球面ミラーは形状誤差が0.5nmRMS以内であった。
(第4の実施形態))
図7は本発明に係わるイオンビーム照射装置の第4の実施形態の構成を示す図である。なお、図7においては図1と同じ機能部分には同じ番号が付されている。
図7において、301はイオン銃で、イオンソースはRF励起プラズマを使用している。302はイオンビームでイオン銃301から照射される。イオンとするガスはXe:O2=1:1の混合ガスを用いた。31は螺旋状に湾曲させた金属ワイヤー(螺旋状ワイヤー)で、材質はタングステンを用いている。32は螺旋状ワイヤー31を回転させる回転機構である。回転機構32の回転角をワイヤー31の移動距離に換算し、イオンビームの断面電流を求めることが出来る。また、ワイヤー31が1回転する間に、イオンビーム302を2回横切るが、横切る方向により、XとYの2方向のビームプロファイルが得られる。本実施形態ではワイヤー31に流れる電流のプロファイルを数学的計算によりイオン電流密度に換算して用いている。
304は被加工物である非球面ミラーであり、直径が150mm、厚さが20mmで、材質はSiCである。この非球面ミラー304は、あらかじめ別の測定器で固定治具6に固定した状態でアライメントマーク5、5’を基準に表面形状が測定される。加工はこの測定データを元にして行われる。
非球面ミラー304の表面形状が測定された後、非球面ミラー304、固定治具6、アライメントマーク5、5’を一体のままXYZθステージ7に固定する。イオンビームが加工面に常に同じ角度及び同じワークディスタンスで当たるように、ステージ7の駆動部10には、ステージ7を矢印9で示すように傾ける2方向のチルト機構、及びZ方向の移動機構も設けられている。
これらの装置を真空容器内に収め、その真空圧力を0.02Pa程度にコントロールする。この状態で図示しない付属の顕微鏡を用い、XYZθステージ7を移動させながらアライメントマーク5、5’と螺旋状ワイヤ31の相対位置を測定する。これにより、螺旋状ワイヤー31と被加工物である非球面ミラー304の測定データの相関関係を検出することができる。そして、らせん状ワイヤー31でイオンビーム302の位置とビーム強度プロファイルを測定し、所望のプロファイルに調整することにより、イオンビームを正確に被加工物の加工場所に照射し、所望の加工量を得ることが出来る。
本実施形態では、イオンビームを、そのビーム径がビーム強度の半値径でφ1mmになるようにアインツェルレンズで絞り、加速電圧を5kV、イオン電流密度を0.48mA/cm2にしている。図8はこの時のビーム強度を測定した結果を表すグラフである。このようにして加工した非球面ミラーは、形状誤差が0.2nmRMS以下で、空間波長が1〜5mmにおける表面粗さが0.2nmRMS以下であった。
なお、本実施形態では、イオンビーム302がワイヤー31に当たった時の電流を測定したが、イオンビームを中性化したときには電流は測定できない。この場合には、イオン粒子又は中性粒子がワイヤーに当たった時に発生する2次電子を収集し、粒子ビームの強度を測定することが可能である。このためには、ビームが通過するところのみ穴を開けた金属製のカバーを設置し、2次電子を収集すれば良い。
以上説明したように上記の第1乃至第4の実施形態によれば、イオンビームのビーム強度プロファイルを電気的に正確に測定したデータから、イオンビームの照射位置を割り出し、また、被加工物の形状を正確に測定し、加工すべき位置及び加工すべき量を正確に割り出すことにより、被加工物を狙い通りの形状に加工することが可能となる。
本発明は、非常に高精度な平面精度あるいは形状精度を必要とする部品、あるいは製品の加工に利用できる。たとえば、X線露光機用のマスクの平面加工や、光学系のレンズ及びミラーの加工に利用することが可能である。また、イオンビームを用いた分析装置において、分析位置を正確に合わせることが出来るので、被分析試料の一部のみを分析したい場合にあらかじめ位置のデータを取っておけば容易に特定位置の分析が可能である。
本発明に係わるイオンビーム照射装置の第1の実施形態の構成を示す図である。 第1の実施形態で使用したイオンガンのイオンビームプロファイルを示す図である。 本発明に係わるイオンビーム照射装置の第2の実施形態の構成を示す図である。 第2の実施形態で使用したイオンガンのイオンビームプロファイルを示す図である。 本発明に係わるイオンビーム照射装置の第3の実施形態の構成を示す図である。 第3の実施形態で使用したイオンガンのイオンビームプロファイルを示す図である。 本発明に係わるイオンビーム照射装置の第4の実施形態の構成を示す図である。 第4の実施形態で使用したイオンガンのイオンビームプロファイルを示す図である。
符号の説明
1,101,201,301 イオンガン
2,102,202,302 イオンビーム
3 センサー部
4,104,204,304 被加工物
5,5’ アライメントマーク
6 固定治具
7 XYZθステージ
8 ステージの移動方向
9 ステージのチルト方向
11,11’ ワイヤー
12,12’ 支柱
21・・・ファラデーカップ
22 固定台
31 螺旋状ワイヤー
32 ワイヤー回転機構

Claims (12)

  1. イオンビームをワークに照射するイオンビーム照射方法において、
    前記ワークが固定された固定治具に備えられた基準部の位置を基準位置として、該基準位置に対する前記ワークの形状を測定する形状測定工程と、
    前記ワークを、前記イオンビームを照射するイオン銃に対して前記ワークを移動させるためのステージ上に載置する載置工程と、
    前記ステージ上に配置された検出器により、前記イオンビームの照射位置を検出する照射位置検出工程と、
    前記検出器と前記基準部の相対位置を測定する相対位置測定工程と、
    前記基準位置に対する前記ワークの形状の測定結果と、前記イオンビームの照射位置の検出結果と、前記検出器と前記基準部の相対位置の測定結果とに基づいて、前記イオンビームの照射位置を前記ワークの目標とする位置に位置合せする位置合せ工程と、
    を具備することを特徴とするイオンビーム照射方法。
  2. 前記照射位置検出工程では、燐光体に前記イオンビームが当たって発光する光を検出することにより前記イオンビームの照射位置を検出することを特徴とする請求項1に記載のイオンビーム照射方法。
  3. 前記照射位置検出工程では、導電性ワイヤーを移動させながら該導電性ワイヤーに当たるイオンビームを電流として検出することにより前記イオンビームの照射位置を検出することを特徴とする請求項1に記載のイオンビーム照射方法。
  4. 前記照射位置検出工程では、ファラデーカップを用いて前記イオンビームの照射位置を検出することを特徴とする請求項1に記載のイオンビーム照射方法。
  5. 前記照射位置検出工程では、螺旋状に湾曲した導電性の螺旋状ワイヤーを回転させながら、該螺旋状ワイヤーに当たるイオンビームを電流として検出することにより前記イオンビームの照射位置を検出することを特徴とする請求項1に記載のイオンビーム照射方法。
  6. 前記照射位置検出工程では、螺旋状に湾曲した導電性の螺旋状ワイヤーを回転させながら、該螺旋状ワイヤーにイオンビームが当たる時に発生する2次電子を収集することにより前記イオンビームの照射位置を検出することを特徴とする請求項1に記載のイオンビーム照射方法。
  7. イオンビームをワークに照射するイオンビーム照射装置において、
    前記イオンビームを照射するイオン銃と、
    前記イオン銃に対して前記ワークを移動させるためのステージと、
    前記ステージ上に載置され、前記ワークを固定するとともに前記ワークの形状を測定する基準位置となる基準部を備える固定治具と、
    前記ステージ上に配置され、前記イオンビームの照射位置を検出する検出器と、
    前記基準部に対する前記ワークの形状の測定結果と、前記検出器による前記イオンビームの照射位置の検出結果と、前記検出器と前記基準部の相対位置の測定結果とに基づいて、前記イオンビームの照射位置を前記ワークの目標とする位置に位置合せするように前記ステージを駆動する駆動手段と、
    を具備することを特徴とするイオンビーム照射装置。
  8. 前記検出器は、燐光体に前記イオンビームが当たって発光する光を検出することにより前記イオンビームの照射位置を検出することを特徴とする請求項7に記載のイオンビーム照射装置。
  9. 前記検出器は、導電性ワイヤーを移動させながら該導電性ワイヤーに当たるイオンビームを電流として検出することにより前記イオンビームの照射位置を検出することを特徴とする請求項7に記載のイオンビーム照射装置。
  10. 前記検出器は、ファラデーカップを用いて前記イオンビームの照射位置を検出することを特徴とする請求項7に記載のイオンビーム照射装置。
  11. 前記検出器は、螺旋状に湾曲した導電性の螺旋状ワイヤーを回転させながら、該螺旋状ワイヤーに当たるイオンビームを電流として検出することにより前記イオンビームの照射位置を検出することを特徴とする請求項7に記載のイオンビーム照射装置。
  12. 前記検出器は、螺旋状に湾曲した導電性の螺旋状ワイヤーを回転させながら、該螺旋状ワイヤーにイオンビームが当たる時に発生する2次電子を収集することにより前記イオンビームの照射位置を検出することを特徴とする請求項7に記載のイオンビーム照射装置。
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