JPH02280698A

JPH02280698A - パルスモータ駆動回路

Info

Publication number: JPH02280698A
Application number: JP9749989A
Authority: JP
Inventors: Satoshi Komada; 聡駒田
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1989-04-19
Filing date: 1989-04-19
Publication date: 1990-11-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】概要パルスモータ駆動回路に関し、パルスモータの消費電力の低減をはかることを目的とし
、歩進パルスの入力に応じてインクリメント又はディクリ
メントされるアップダウンカウンタと、該アップダウン
カウンタの出力に応じて複数の出力のうち特定の１つ又
は複数に出力を与えるデコーダと、該デコーダからの出
力に応じてパルスモータの複数相のコイルにｊ順次通電
するドライバを有するパルスモータの駆動回路において
、歩進パルスが入力するごとに、該歩進パルスに同期し
て一４時間だけパルスモータのコイルに通電すべく前記
ドライバを制御する通電時間制御手段を設けて構成する
。

産業上の利用分野本発明はパルスモータ駆動回路に関する。

パルスモータは、固定子極に巻かれた固定子巻き線に、
パルス状に変化する直流電流を与え、それを順次切り替
えることによりモータ構造及び励磁方式で決まる一定の
角度θずつステップ状の回転を続けるものである。従っ
て、固定子巻き線へ流す電流を所定の順序で切り替えて
やる駆動回路が必要である。駆動回路の入力としてパル
ス信号を与えると、入力信号の１パルスに対して回転子
は一定の角度回転して、次のパルスが与えられるまでそ
の位置を保持するするようになっている。

パルスモータは、入カバルス周波数）こ比例した回転速
度が得られるため、定速運転、可変速運転が容易である
こと、始動、停止、正逆転、変速が容易で応答性が良い
こと、停止時に高保持トルクで位置を保てるなどの諸特
徴を有しているた袷、高精度位置決め用サーボシステム
、あるいはダイレクトドライブシステム等の駆動源とし
て適している。

上述したように、パルスモータでは、固定子巻き線へ流
す電流を所定の順序で切り替えてやる駆動回路が必要で
あるが、構造が簡単で消費電力が小さいパルスモータの
駆動回路が要望されている。

従来の技術従来、パルスモータの駆動回路として、第４図に示すよ
うな罵区勤回路が知られている。同図において、１はア
ップダウンカウンタであり、歩進パルスが入力２に入力
されるとインクリメントし、入力３に歩進パルスが入力
されるとディクリメントするようになっている。４は２
入力４出力のデコーダであり、アップダウンカウンタ１
の出力に応じて４つの出力のうち特定の１つにハイレベ
ルの出力“１”を与えるようになっている。５はドライ
バであり、４つのトランジスタ６、〜６４のベースがデ
コーダ４の出力にそれぞれ接続されており、エミッタは
接地されている。各々のトランジスタ６１〜６．のコレ
クタはパルスモータ７のコイル（固定子巻き線）８１〜
８４にそれぞれ接続されている。

然して、歩進パルスが入力２に入力されるごとに、アッ
プダウンカウンタ１は１つずつインクリメントしその出
力線に２ビツトの“００”、“０１”、“１０”、“１
１”、を順次出力する。

方、歩進パルスが入力３に入力されるごとに、アップダ
ウンカウンタ１は１つずつディクリメントする。アップ
ダウンカウンタ１の出力に応じて、デコーダ４の４つの
出力が順次ハイレベルとなり、ドライバ５のトランジス
タ６１〜６．が順次オンとなる。これにより、通電（励
磁）されるパルスモータ７のコイル８１〜８．が１つず
つシフトし、モータは回転する。

発明が解決しようとする課題しかし、このような従来の駆動回路では、モータが回転
トルクを必要とするのは、歩進パルス入力後アップダウ
ンカウンタ１及びデコーダ４の働きで励磁相が切り替わ
り、モータが機械的な回転運動を行って停止するまでの
極僅かの時間だけであるにもかかわらず、歩進パルスの
入力がない場合でも、モータのコイルのうちの少なくと
も１つは常に通電状態にあるため、消費電力が太きくな
るという欠点があった。

本発明はこのような点に謀みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、消費電力の低減をはかるように
したパルスモータ駆動回路を提供することである。

課題を解決するための手段第１図に本発明原理図を示す。

第１図に示されているように、歩進パルスの入力に応じ
てインクリメント又はディクリメントされるアップダウ
ンカウンタ１１と、このアップダウンカウンタ１１の出
力に応じて複数の出力のうち特定の１つに出力を与える
デコーダ１２と、デーゾ１２からの出力に応じてパルス
モータ１４の複数相のコイルに順次通電するドライバ１
３を設ける。さらに、歩進パルスが入力するごとに、こ
の歩進パルスに同期して一定時間だけパルスモータ１４
のコイルに通電すべく前記ドライバ１３を制御する通電
時間制御手段１５を設けて駆動回路を構成する。

作　　　用通電時間制御手段１５を設けたことにより、歩進パルス
が入力するごとにこの歩進パルスに同期して一定時間だ
けドライバ１３が能動状態とされる。その後新たな歩進
パルスが入力されない限り、このドライバ１３は非能動
状態に維持されるた狛、パルスモータ１４への通電が停
止され、効率的省電力のモータ駆動が可能になる。歩進
パルスが連続して入力される場合には、その間はドライ
バ１３が能動状態となり、パルスモータ１４への通電が
維持される。

実　　施　　例以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。

第２図は本発明の駆動回路の実施例回路図であり、第４
図に示した従来例回路図と同一構成部分については同一
符号を付し、その説明の一部を省略することにする。

１６は単安定マルチバイブレータ、特に再トリガ可能な
単安定マルチバイブレータであり、ＯＲゲート１７を介
して歩進パルスが入力され、単安定マルチバイブレーク
１６がトリガされる。この単安定マルチバイブレータ１
６には抵抗１８及びコンデンサ１９が接続されており、
ＣＲで決まる一定時間だけ単安定マルチバイブレータ１
６は“１”を出力する。単安定マルチバイブレータ１６
の出力はＡＮＤゲート２０．〜２０．に入力されており
、デコーダ４の出力もＡＮＤゲー）２０１〜２０．のそ
れぞれ入力される。

以下、第３図に示したタイムチャートを参照しながら本
実施例の動作について説明する。歩進パルスの入力がな
い状態では、単安定マルチバイブレータ１６の出力ｆは
“０′であり、この信号がドライバ５をディスエーブル
するため、パルスモータ７のコイルには電流は流れない
。入力線２に歩進パルスが入力されると、アップダウン
カウンタ１が１つインクリメントされ、デコーダ４の出
力す、ｃ、ｄ、ｅが順次“１″となり、パルスモータの
励磁相がシフトする。それと同時に単安定マルチバイブ
レータ１６がトリガされ、抵抗１８及びコンデンサ１９
の時定数ＣＲで決まる一定時間Ｔだけ、単安定マルチバ
イブレータ１６が“１”を出力する。これによりドライ
バ５がイネーブル状態となり、パルスモータ７のコイル
８．〜８、の１つに駆動電流が流れる。その後、歩進パ
ルスの入力がなければ時間Ｔを経過すると、ドライバ５
はオフ状態となり、パルスモータ７のコイルへの通電は
停止される。時間Ｔの設定は、パルス−［−−４７が１
パルス分の動作をするのに要する時間に対し十分長くと
っておくようにする必要がある。

方、次の歩進パルスが時間Ｔ以内に再び入力された場合
には、再トリガ可能な単安定マルチバイブレータ１６の
出力ｆは第３図のタイムチャートに示すように連続して
“１°となり、ドライバ５が連続して能動状態に維持さ
れるため、パルスモータ７のコイル８１〜８．への通電
が維持される。

尚本実施例においては、モータの複数相のうち、常に特
定の１つを選択するようデコーダを構成したが（−相励
磁方式）、常に隣り合う２つを選択する（二相励磁）、
又は、１つ、２つを交互に選択する（−二相励磁）よう
に構成しても、本発明の目的は達せられることは同様で
ある。

発明の効果本発明のパルスモータ駆動回路は以上詳述したように構
成したので、歩進パルスが連続して入力される場合には
、その間ドライバが能動状態となり、パルスモータへの
通電が維持され、歩進パルスの入力が連続してない状態
では、所定時間後にドライバが非能動状態となりモータ
への通電が停止されるため、モータへの通電が必要最小
限となり、効率的、省電力のパルスモータの駆動が可能
になるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

東１図は本発明原理図、第２図は本発明の実施例回路図、第３図は実施例タイムチャート、第４図は従来例回路図である。１１・・・アップダウンカウンタ、１２・・・デコーダ、１３・・・ドライバ、１４・・・パルスモータ、５・・・通電時間制御手段、６・・・単安定マルチバイブレータ、８・・・抵抗、９・・・コンデンサ。

Claims

【特許請求の範囲】　歩進パルスの入力に応じてインクリメント又はディク
リメントされるアップダウンカウンタ（１１）と、該ア
ップダウンカウンタ（１１）の出力に応じて複数の出力
のうち特定の１つ又は複数に出力を与えるデコーダ（１
２）と、該デコーダ（１２）からの出力に応じてパルス
モータ（１４）の複数相のコイルに順次通電するドライ
バ（１３）を有するパルスモータの駆動回路において、歩進パルスが入力するごとに、該歩進パルスに同期して
一定時間だけパルスモータ（１４）のコイルに通電すべ
く前記ドライバ（１３）を制御する通電時間制御手段（
１５）を設けたことを特徴とするパルスモータ駆動回路
。