JP2551825B2 - モータ制御方法 - Google Patents

モータ制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はモータ制御方法に関し、特に、DCブラシレス
モータに使用する制御方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に、DCブラシレスモータは、ロータ位置検出器に
より各コイルへの通電切換を行なって回転駆動させてい
た。
しかし、従来では、3相の場合、第5図に示す様に、
各コイルへの各通電区間(ハッチングで示す区間)は全
区間で電流を流していた。なお、第5図において、
(I)(II)(III)は、各コイルに流す励磁電流波形
を示し、(IV)(V)(VI)はロータ位置検出器の出力
波形を示す。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来では、従来の技術で述べたように、各通電区間の
全区間で電流を流していたので、相切換部では効率の悪
い電流が流れ、モータ効率低下に影響していた。
そこで、本発明は、効率の良い部分のみ通電して、効
率よくモータを回転させることができるモータ制御方法
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明のモータ制御方法
は、ロータ位置検出手段からの信号に基づいてステータ
コイルを通電し、モータ起動後に前記ステータコイルへ
の通電区間を狭くしてモータの効率を向上させるモータ
制御方法であって;前記ステータコイルは三相通電さ
れ、前記ロータ位置検出手段からの検出信号は、前記検
出信号の中央位置(Ms)と、前記ステータコイルの通常
通電区間(β)の中央位置(Mc)とが合致するよう、移
相器(2)により位相調整され、前記位相調整された検
出信号は、基準電圧(Vs)と比較されるべくコンパレー
タ(3)に入力され、前記コンパレータ(3)から出力
された出力信号は、前記ステータコイルへ通電され、か
かる通電により、前記各ステータコイルへの通電角
(α)は、前記通常通電区間(β)より狭くかつ前記通
常通電区間(β)の中央位置(Mc)を中心とした区間を
なすものである。
[作用] 三相通電される各ステータコイルに対応して、ロータ
位置検出手段からの検出信号は、その波形の中央位置
(Ms)がステータコイルの通常通電区間(β)の波形の
中央位置(Mc)に対し、通常、θだけずれている。その
ため、移相器(2)により、θがゼロとなるよう、即
ち、これら両波形の中央位置が合致するよう位相調整さ
れる。位相調整された検出信号は、コンパレータ(3)
に入力され、ここで基準電圧(Vs)と比較され、比較さ
れた出力信号が各ステータコイルへ通電される。この通
電される出力信号は、基準電圧(Vs)のレベルにより、
通電角(α)が変化するが、ステータコイルへの通常通
電区間(β)よりも狭くなるよう設定され、これにより
ステータコイルへの通電時間が短くなる。しかもその
際、通電角(α)は、前記移相器(2)により位相調整
がなされているため、通常通電区間(β)の中央位置
(Mc)に対して合致しており、従って三相通電において
単に通電区間が狭くなるのみならず、効率の良い区間の
みがステータコイルへ通電され、よって効率の高いモー
タ制御が実現できる。
〔実施例〕
以下、実施例について図面を参照して説明する。
第2図は本発明に係るモータ制御方法に使用される回
路図を示し、この回転は、モータ起動後であってある所
定の回転数に到達した後に、第1図に示す様に、各コイ
ル(図例では3相の場合を示している。)への通電角α
を、通常通電区間βより狭くかつ該通常通電区間βの中
央位置Mcを中心とした区間とするものである。
なお、このモータは、ロータマグネットに近接配置さ
れるロータ位置検出器1…の信号にてステータコイルへ
の通電が切換えられてモータが回転するものである。
しかして、通常従来例で示した第5図の様に、位置検
出器1がONしたときその中央位置Mcと、通電区間(ハッ
チング部で示す区間)の中央位置Mcとはθだけ位相がず
れており、まず、その位相を合わせるために、第3図に
示す様に位置検出器1又はステータコイルからの信号
を、移相器2を通し、そして移相された入力信号に基準
電圧Vsを与えて、その電圧以上の区間で通電するもので
ある。即ち、元の入力信号が第4図(I)に示す様な波
形であれば、移相された入力信号は第4図(II)に示す
波形となり、その際、基準電圧Vsが実線で示す様な電圧
であれば、コンパレータ3からの出力は、第4図(II
I)の実線で示す波形となり、また、基準電圧Vsが破線
で示す様な電圧であれば、コンパレータ3からの出力は
第4図(III)の破線で示す波形となる。従って、基準
電圧Vsのレベルを変更すれば、通電角αを変更すること
ができる。そして、この基準電圧Vsのレベルの変更は、
可変抵抗4(第2図参照)の抵抗値を換えることにより
行なえる。
従って、第1図(I)(II)(III)のハッチング部
で示す様に、通電角αは、通常通電区間βの中央位置Mc
を中心に、効率の良い区間だけ通電させることが可能と
なり、この回路を使用すれば、モータは効率よく回転す
る。
なお、本発明は上述の実施例に限定されず本発明の要
旨を逸脱しない範囲で変更自由であり、例えば、モータ
としては、3相に限らず、2相、4相であってもよい。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したような方法であるので、以下
に記載されるような効果を奏する。
各コイルには、効率の良い部位にのみ電流を流すこと
ができ、相切換部では効率の悪い電流が流れず、効率よ
くモータを回転させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る方法を使用したモータのコイル励
磁波形図、第2図は本発明に使用される回路の一実施例
を示す回路図、第3図は同ブロック図、第4図は説明用
波形図である。第5図は従来の説明用波形図である。 α……通電角、β……通常通電区間、Mc……中央位置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータ位置検出手段からの信号に基づいて
    ステータコイルを通電し、モータ起動後に前記ステータ
    コイルへの通電区間を狭くしてモータの効率を向上させ
    るモータ制御方法であって、 前記ステータコイルは三相通電され、 前記ロータ位置検出手段からの検出信号は、前記検出信
    号の中央位置(Ms)と、前記ステータコイルの通常通電
    区間(β)の中央位置(Mc)とが合致するよう、移相器
    (2)により位相調整され、 前記位相調整された検出信号は、基準電圧(Vs)と比較
    されるべくコンパレータ(3)に入力され、 前記コンパレータ(3)から出力された出力信号は、前
    記ステータコイルへ通電され、 かかる通電により、前記各ステータコイルへの通電角
    (α)は、前記通常通電区間(β)より狭くかつ前記通
    常通電区間(β)の中央位置(Mc)を中心とした区間を
    なす、ことを特徴とするモータ制御方法。
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