JP5359015B2 - モータの制御装置、制御方法、ロボット及び移動体 - Google Patents
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Description
本発明の第1の形態は、電磁コイルと永久磁石とを有する電動モータを制御する制御装置であって、
前記電磁コイルを駆動するための制御を行う駆動制御部と、
前記電磁コイルから電力を回生するための制御を行う回生制御部と、
を備え、
前記駆動制御部は、前記永久磁石の移動によって前記電磁コイルに誘起される誘起電圧の波形で極性が反転する位置をπ位相点としたときのπ/2位相点を中心とする対称な励磁区間において前記電磁コイルに電圧を印加するとともに、前記誘起電圧の波形の前記π位相点を中心とする対称な非励磁区間において前記電磁コイルに電圧を印加しないように前記励磁区間と前記非励磁区間とを設定する励磁区間設定部を含み、
前記回生制御部は、前記π/2位相点を中心とする対称な回生区間において前記電磁コイルから電力を回生するとともに、前記誘起電圧の波形の前記π位相点を中心とする対称な非回生区間において前記電磁コイルから電力を回生しないように前記回生区間と前記非回生区間とを設定する回生区間設定部を含み、
前記駆動制御部は、さらに、
経時的な変化を示す変化信号の信号値と、所定の範囲で任意に設定可能な指令値と、を乗算することによって乗算値を算出する乗算部と、
前記乗算値に対してPWM制御を行うことによって、前記乗算値に応じたパルス幅を有するPWM信号を生成するPWM信号生成部と、
前記PWM信号を前記非励磁区間においてマスクすることによって前記電動モータの駆動信号を生成するマスク回路と、
前記電動モータに対する出力要求に応じて、前記指令値と、前記励磁区間と前記非励磁区間との間の区分と、の双方を調整する調整部と、
を備える。
この制御装置では、励磁区間をπ/2位相点を中心とする対称な区間に設定し、また、非励磁区間をπ位相点を中心とする対称な区間に設定するので、励磁区間における駆動効率を向上させることができる。また、回生区間をπ/2位相点を中心とする対称な区間に設定し、また、非回生区間をπ位相点を中心とする対称な区間に設定するので、回生区間における回生効率を向上させることができる。また、指令値と、励磁区間と非励磁区間との間の区分と、の両方の値を調整することによって、効率を向上させつつモータの出力要求を満足させることが可能となる。
電磁コイルと永久磁石とを有する電動モータを制御する制御装置であって、
前記電磁コイルを駆動するための制御を行う駆動制御部と、
前記電磁コイルから電力を回生するための制御を行う回生制御部と、
を備え、
前記駆動制御部は、前記永久磁石の移動によって前記電磁コイルに誘起される誘起電圧の波形で極性が反転する位置をπ位相点としたときのπ/2位相点を中心とする対称な励磁区間において前記電磁コイルに電圧を印加するとともに、前記誘起電圧の波形の前記π位相点を中心とする対称な非励磁区間において前記電磁コイルに電圧を印加しないように前記励磁区間と前記非励磁区間とを設定する励磁区間設定部を含み、
前記回生制御部は、前記π/2位相点を中心とする対称な回生区間において前記電磁コイルから電力を回生するとともに、前記誘起電圧の波形の前記π位相点を中心とする対称な非回生区間において前記電磁コイルから電力を回生しないように前記回生区間と前記非回生区間とを設定する回生区間設定部を含む、制御装置。
適用例1記載の制御装置であって、
前記励磁区間設定部と前記回生区間設定部は、前記励磁区間と前記非励磁区間との間の区分、及び、前記回生区間と前記非回生区間との間の区分を互いに独立に変更可能である、制御装置。
適用例1又は2記載の制御装置であって、
前記駆動制御部は、さらに、
経時的な変化を示す変化信号の信号値と、所定の範囲で任意に設定可能な指令値と、を乗算することによって乗算値を算出する乗算部と、
前記乗算値に対してPWM制御を行うことによって、前記乗算値に応じたパルス幅を有するPWM信号を生成するPWM信号生成部と、
前記PWM信号を前記非励磁区間においてマスクすることによって前記電動モータの駆動信号を生成するマスク回路と、
前記電動モータに対する出力要求に応じて、前記指令値と、前記励磁区間と前記非励磁区間との間の区分と、の双方を調整する調整部と、
を備える制御装置。
適用例1〜3のいずれかに記載の制御装置であって、
前記駆動制御部と前記回生制御部は、前記電動モータの駆動と回生のいずれも行わない場合には、前記電磁コイルをハイインピーダンス状態に維持する、制御装置。
A.装置の全体構成:
B.駆動制御部の構成と動作:
C.回生制御部の構成と動作:
D.具体的な適用例1:
E.具体的な適用例2:
F.変形例:
図1は、本発明の一実施例としての電動アクチュエータの構成を示すブロック図である。この電動アクチュエータは、入力部10と、制御部20と、蓄電部30と、電動モータ40と、負荷50とを有している。入力部10は、制御部20への各種の入力を行うための装置であり、例えば操作盤やスイッチなどで構成することが可能である。制御部20は、入力部10からの入力(指令)に従って、電動モータ40の駆動と回生の制御を行う。回生された電力は蓄電部30に蓄電される。蓄電部30としては2次電池やキャパシタを利用することが可能である。負荷50は、駆動力伝達部材42によって電動モータ40に連結されており、電動モータ40によって駆動される。駆動力伝達部材42は、ギヤトレインや回転軸などで構成することが可能である。負荷50の具体例については後述する。
図3は、駆動制御部200の内部構成と動作を示す説明図である。駆動制御部200は、PWM制御部240と、ドライバ回路250とを有している。ドライバ回路250は、複数のスイッチング素子を備えたブリッジ回路である。PWM制御部240は、基本クロック生成回路510と、1/N分周器520と、PWM部530と、正逆方向指示値レジスタ540と、乗算器550,552と、符号化部560,562と、AD変換部570,572と、電圧指令値レジスタ580と、励磁区間設定部590とを備えている。
(1a)デジタル値DSSAが所定値(128)以上の場合:
Xa=DSSA−128
Pa=0(センサ波形が正の範囲であることを示す)
(1b)デジタル値DSSAが所定値(128)未満の場合:
Xa=127−DSSA
Pa=1(センサ波形が負の範囲であることを示す)
(2a)デジタル値DSSAが所定値(128)以上の場合:
Xa=127(一定)
Pa=0(センサ波形が正の範囲であることを示す)
(2b)デジタル値DSSAが所定値(128)未満の場合:
Xa=127(一定)
Pa=1(センサ波形が負の範囲であることを示す)
図13は、回生制御部300の内部構成を示す回路図である。この回生制御部300は、図12(B)の状態において電力を回生する機能を有している。回生制御部300は、整流回路310と、回生区間設定部320とを有している。整流回路310は、A相コイル用の回路として、複数のダイオードを含む全波整流回路330と、2つのゲートトランジスタ341,342と、バッファ回路351と、インバータ回路352(NOT回路)とを有している。なお、B相用にも同じ回路が設けられている。ゲートトランジスタ341,342の出力端子は、蓄電部30に接続されている。回生区間設定部320は、A相用の回生区間信号EGaとB相用の回生区間信号EGbを生成して整流回路310に供給する。A相とB相の回路構成は同じなので、以下では主としてA相用の回路について説明する。
図16は、本発明の実施例における電動アクチュエータを電気自動車に適用した例を示す説明図である。この例では、入力部10(図1)として、3つの入力部11〜13が使用されている。第1の入力部11はアクセルベダルであり、第2の入力部12はシフトレバーであり、第3の入力部13はブレーキペダルである。アクセルベダル11は、その踏込量SPが0〜1.0の範囲で変化する。ブレーキベダル13も同様に、その踏込量BKが0〜1.0の範囲で変化する。シフトレバー12は、トルク変換比TNがP,100%〜20%の値を取る。ここで、値「P」はパーキングを意味している。また、或るシフト位置に対するギア比トルク変換比TNの%値は、最高速用シフト位置のギア比を、そのシフト位置のギア比で除した値を意味している。例えば、1速のギア比が4.0であり、最高速のギア比が0.8である場合には、1速のトルク変換比TNは0.8/4.0=20%である。なお、この例では、電気自動車はオートマチック車であり、シフトレバー12がドライブポジションに設定されていれば運転中にギア比が自動的に変更される。
(1)波形切替信号Ssw(図10)
(2)電圧指令値Y(図3のYa,Yb)
(3)励磁区間信号E(図9)
(4)駆動イネーブル信号Denb(図12)
(5)制動制御信号PK(図12)
(6)回生区間信号EG(図15)
(7)回生イネーブル信号Genb(図14)
ω=ω0−(Rα/KT・KE)T …(1)
ここで、ω0は切片、Rαは巻線抵抗、KTはトルク定数、KEは逆起電力定数である。なお、よく知られているように、トルク定数KTと逆起電力定数KEは、モータ効率が良いほど大きな値を取り、低回転数でより大きなトルクが得られるモータとなる。
図22は、本発明の実施例における電動アクチュエータをプリンタに適用した例を示す説明図である。このプリンタでは、モータ40とプーリ52との間に、無端ベルト51が掛け渡されている。無端ベルト51には、印刷ヘッド53が連結されている。印刷ヘッド53は、位置センサとしてのエンコーダ14に沿って摺動可能に設置されている。モータ40に駆動されて無端ベルト51が回転すると、これに応じて印刷ヘッド53が図の左右方向に移動する。この移動時に、印刷ヘッド53からインクを吐出することによって、印刷媒体上に画像を印刷することが可能である。この適用例では、エンコーダ14が入力部10(図1)として機能している。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施例では、主制御部100が、回転速度とトルクの目標値に応じて以下の信号やパラメータを駆動制御部200と回生制御部300とに供給して、それぞれの動作状態を設定していた。
(1)波形切替信号Ssw(図10)
(2)電圧指令値Y(図3のYa,Yb)
(3)励磁区間信号E(図9)
(4)駆動イネーブル信号Denb(図12)
(5)制動制御信号PK(図12)
(6)回生区間信号EG(図15)
(7)回生イネーブル信号Genb(図14)
しかし、本発明の制御装置としては、1つ以上の入力値に応じてこれらの一部のみを決定するような構成を採用することも可能である。例えば、本発明は、1つ以上の入力値に応じて励磁区間信号Eと回生区間信号EGを決定して駆動や回生に使用し、上記の他の信号を使用しないような回路にも適用可能である。
上記実施例では、2相駆動用の制御回路の構成及び動作を説明したが、本願発明は、単相駆動要の制御回路や3相以上の駆動用の制御回路など、2相以外の任意数の相の駆動用の制御回路も同様に構成することが可能である。また、正逆方向指示値レジスタ540や、励磁区間設定部590などの一部の回路要素は省略することが可能である。なお、本発明による制御部20は、半導体集積回路(IC)として実装されていることが好ましい。
本発明は、電気自動車やプリンタ以外の任意の装置のためのアクチュエータに適用可能である。例えば、本発明によるモータは、移動体やロボット用のモータとしても利用可能である。
20…制御部
30…蓄電部
40…電動モータ
41,42…コイル
42…駆動力伝達部材
43,44…位置センサ
50…負荷
51…無端ベルト
52…プーリ
53…印刷ヘッド
100…主制御部
200…駆動制御部
240…PWM制御部
250…ドライバ回路
251〜254…スイッチングトランジスタ
255,256…レベルシフタ
300…回生制御部
310…整流回路
320…回生区間設定部
330…全波整流回路
341,342…ゲートトランジスタ
351…バッファ回路
352…インバータ回路
400…電源ユニット
510…基本クロック生成回路
520…分周器
530…PWM部
531,532…カウンタ
533,534…EXOR回路
535,536…駆動波形形成部
540…正逆方向指令値レジスタ
550,552…乗算器
560,562…符号化部
564…絶対値変換部
570,572…AD変換部
580…電圧指令値レジスタ
590…励磁区間設定部
592…電子可変抵抗器
594,596…電圧比較器
598…OR回路
599…AND回路
3300…自転車
3310…モータ
3320…制御回路
3330…充電池
3400…ロボット
3410…第1のアーム
3420…第2のアーム
3430…モータ
3500…鉄道車両
3510…モータ
3520…車輪
Claims (6)
- 電磁コイルと永久磁石とを有する電動モータを制御する制御装置であって、
前記電磁コイルを駆動するための制御を行う駆動制御部と、
前記電磁コイルから電力を回生するための制御を行う回生制御部と、
を備え、
前記駆動制御部は、前記永久磁石の移動によって前記電磁コイルに誘起される誘起電圧の波形で極性が反転する位置をπ位相点としたときのπ/2位相点を中心とする対称な励磁区間において前記電磁コイルに電圧を印加するとともに、前記誘起電圧の波形の前記π位相点を中心とする対称な非励磁区間において前記電磁コイルに電圧を印加しないように前記励磁区間と前記非励磁区間とを設定する励磁区間設定部を含み、
前記回生制御部は、前記π/2位相点を中心とする対称な回生区間において前記電磁コイルから電力を回生するとともに、前記誘起電圧の波形の前記π位相点を中心とする対称な非回生区間において前記電磁コイルから電力を回生しないように前記回生区間と前記非回生区間とを設定する回生区間設定部を含み、
前記駆動制御部は、さらに、
経時的な変化を示す変化信号の信号値と、所定の範囲で任意に設定可能な指令値と、を乗算することによって乗算値を算出する乗算部と、
前記乗算値に対してPWM制御を行うことによって、前記乗算値に応じたパルス幅を有するPWM信号を生成するPWM信号生成部と、
前記PWM信号を前記非励磁区間においてマスクすることによって前記電動モータの駆動信号を生成するマスク回路と、
前記電動モータに対する出力要求に応じて、前記指令値と、前記励磁区間と前記非励磁区間との間の区分と、の双方を調整する調整部と、
を備える制御装置。 - 請求項1記載の制御装置であって、
前記励磁区間設定部と前記回生区間設定部は、前記励磁区間と前記非励磁区間との間の区分、及び、前記回生区間と前記非回生区間との間の区分を互いに独立に変更可能である、制御装置。 - 請求項1又は2に記載の制御装置であって、
前記駆動制御部と前記回生制御部は、前記電動モータの駆動と回生のいずれも行わない場合には、前記電磁コイルをハイインピーダンス状態に維持する、制御装置。 - 電磁コイルと永久磁石とを有する電動モータを制御する方法であって、
前記電磁コイルを駆動するための制御を行う駆動工程と、
前記電磁コイルから電力を回生するための制御を行う回生工程と、
を備え、
前記駆動工程は、前記永久磁石の移動によって前記電磁コイルに誘起される誘起電圧の波形で極性が反転する位置をπ位相点としたときのπ/2位相点を中心とする対称な励磁区間において前記電磁コイルに電圧を印加するとともに、前記誘起電圧の波形の前記π位相点を中心とする対称な非励磁区間において前記電磁コイルに電圧を印加しないように前記励磁区間と前記非励磁区間とを設定する工程を含み、
前記回生工程は、前記π/2位相点を中心とする対称な回生区間において前記電磁コイルから電力を回生するとともに、前記誘起電圧の波形の前記π位相点を中心とする対称な非回生区間において前記電磁コイルから電力を回生しないように前記回生区間と前記非回生区間とを設定する工程を含み、
前記駆動工程は、さらに、
経時的な変化を示す変化信号の信号値と、所定の範囲で任意に設定可能な指令値と、を乗算することによって乗算値を算出する工程と、
前記乗算値に対してPWM制御を行うことによって、前記乗算値に応じたパルス幅を有するPWM信号を生成する工程と、
前記PWM信号を前記非励磁区間においてマスクすることによって前記電動モータの駆動信号を生成する工程と、
前記電動モータに対する出力要求に応じて、前記指令値と、前記励磁区間と前記非励磁区間との間の区分と、の双方を調整する工程と、
を含む、制御方法。 - ロボットであって、
電磁コイルと永久磁石とを有する電動モータと、
前記電動モータを制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記電磁コイルを駆動するための制御を行う駆動制御部と、
前記電磁コイルから電力を回生するための制御を行う回生制御部と、
を備え、
前記駆動制御部は、前記永久磁石の移動によって前記電磁コイルに誘起される誘起電圧の波形で極性が反転する位置をπ位相点としたときのπ/2位相点を中心とする対称な励磁区間において前記電磁コイルに電圧を印加するとともに、前記誘起電圧の波形の前記π位相点を中心とする対称な非励磁区間において前記電磁コイルに電圧を印加しないように前記励磁区間と前記非励磁区間とを設定する励磁区間設定部を含み、
前記回生制御部は、前記π/2位相点を中心とする対称な回生区間において前記電磁コイルから電力を回生するとともに、前記誘起電圧の波形の前記π位相点を中心とする対称な非回生区間において前記電磁コイルから電力を回生しないように前記回生区間と前記非回生区間とを設定する回生区間設定部を含み、
前記駆動制御部は、さらに、
経時的な変化を示す変化信号の信号値と、所定の範囲で任意に設定可能な指令値と、を乗算することによって乗算値を算出する乗算部と、
前記乗算値に対してPWM制御を行うことによって、前記乗算値に応じたパルス幅を有するPWM信号を生成するPWM信号生成部と、
前記PWM信号を前記非励磁区間においてマスクすることによって前記電動モータの駆動信号を生成するマスク回路と、
前記電動モータに対する出力要求に応じて、前記指令値と、前記励磁区間と前記非励磁区間との間の区分と、の双方を調整する調整部と、
を備える、ロボット。 - 移動体であって、
電磁コイルと永久磁石とを有する電動モータと、
前記電動モータを制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記電磁コイルを駆動するための制御を行う駆動制御部と、
前記電磁コイルから電力を回生するための制御を行う回生制御部と、
を備え、
前記駆動制御部は、前記永久磁石の移動によって前記電磁コイルに誘起される誘起電圧の波形で極性が反転する位置をπ位相点としたときのπ/2位相点を中心とする対称な励磁区間において前記電磁コイルに電圧を印加するとともに、前記誘起電圧の波形の前記π位相点を中心とする対称な非励磁区間において前記電磁コイルに電圧を印加しないように前記励磁区間と前記非励磁区間とを設定する励磁区間設定部を含み、
前記回生制御部は、前記π/2位相点を中心とする対称な回生区間において前記電磁コイルから電力を回生するとともに、前記誘起電圧の波形の前記π位相点を中心とする対称な非回生区間において前記電磁コイルから電力を回生しないように前記回生区間と前記非回生区間とを設定する回生区間設定部を含み、
前記駆動制御部は、さらに、
経時的な変化を示す変化信号の信号値と、所定の範囲で任意に設定可能な指令値と、を乗算することによって乗算値を算出する乗算部と、
前記乗算値に対してPWM制御を行うことによって、前記乗算値に応じたパルス幅を有するPWM信号を生成するPWM信号生成部と、
前記PWM信号を前記非励磁区間においてマスクすることによって前記電動モータの駆動信号を生成するマスク回路と、
前記電動モータに対する出力要求に応じて、前記指令値と、前記励磁区間と前記非励磁区間との間の区分と、の双方を調整する調整部と、
を備える、移動体。
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